ひとこと

  •  理解できない事。昨今の中国では「脚臭塩」と呼ばれる、足の臭いのする食塩が蔓延しているそうだ。分析してみると、亜硝酸塩という毒物さえ混入しているそうだ。また逆に健康に良いとされている短鎖脂肪酸が入っているケースもあったそうだ。どちらにせよ、食塩というものは、ほぼ純粋な“NaCl”じゃないの? 国際食品規格委員会で定められた食塩の品質に照らし合わせても、亜硝酸塩とか短鎖脂肪酸などが入り込む余地は無いんだけれどなあ。食塩というのは、人間が生きていく上で必要不可欠なものなのに、その食塩の品質すら危ういなんて、ああ理解できない。ちなみに、足の臭いのする食塩とか言うけれど、足の臭いって…どんなんだろ? 足って、そんなに臭いか?
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2015年1月20日 (火)

新春浅草歌舞伎に行ってきました

 先日…と言っても、まだまだお正月気分が抜けなかった頃の話ですが『新春浅草歌舞伎』を見に、浅草の公会堂に行ってきました。

 夜の部だったので、演目は『仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)[五段目&六段目]』『猩々(しょうじょう)』『俄獅子(にわかじし)』の三本立てでした。主な出演者は、尾上松也さん、坂東巳之助さん、中村米吉さん、中村児太郎さん、中村隼人さん、中村種之助さん、中村歌昇さんでした。

 この『新春浅草歌舞伎』というのは、若手メンバーだけで上演するものなんです。若者たちによる一生懸命な舞台はいいですね。お一人を除いて、皆さん、平成生まれだそうですから、ほんと、青年たちが一生懸命に頑張っていたわけです。

 もっとも、平成生まれの若者揃いとは言え、彼らは皆、梨園の御曹司たちですから、ほぼ“年齢=芸歴”なわけですか、皆さんどなたも芸歴20年超えなんですよ。そう考えると、色々とすごいなあって思うわけですよ。私が彼らぐらいの年齢の時は、やっと学校を卒業したばかりの、社会人的には単なる“ペーペー”だった事を考えると、いやはや、頭が下がります。

 『仮名手本忠臣蔵[五段目&六段目]』とは、忠臣蔵の一部ですが、いわゆる私たちがよく知っている“忠臣蔵”のお話ではありません。いわゆる“おかると勘平”の物語です。詳しくは、ネットでググってみてください。

 今回、座席はあまり良くなく、2階席だったのですが、芝居を見るには、特に不自由はありませんでした。ただ、舞台から遠いせいか、観劇の緊張感も薄くて、休養たっぷりで臨んだはずなのに、時折意識が消失してしまったのは、失敗です。

 しかし、これだけ遠くから舞台を見ていると、女形が全く自然に見えるから不思議です。平土間の、比較的舞台から近い席で歌舞伎を見ると、女形がどうしても不自然と言うか、男が女を演じている事を意識してしまう私なのですが、2階席という、遠くの席から見ていると、女形の役者が、女性に感じられるのだから不思議です。骨格だって、声だって、男丸出しなんだけれど、それらが距離があると気にならず、誇張された女らしい動作がよく伝わり、なかなかに艶っぽい女性に見えるんだから不思議です。

 歌舞伎は、あまり舞台近くで見るものではないのかもしれません。考えてみれば、昔の舞台小屋なんて、薄暗かったわけで、舞台がよく見えなくて当然という環境で生まれた女形という役者なんだから、遠くの客席からよく見えないくらいの距離で見る方が良いのかもしれません。

 それと、遠方からだと舞台の全景が見えるのも面白いかもしれません。

 歌舞伎って、実にリアルからは離れた、夢々しい芝居なんだなって思いました。歌舞伎では、演じている人(と言うか、セリフを言っていたり踊っていたりする人)以外は、皆、止まっているんですね。舞台の近くとか、テレビ中継やDVDだと、演じている人しか見えないから、他の人が何をやっているかなんて気にしませんが、舞台の全景を見ていると、演じていない人は、演じている人の芝居を邪魔しないように、皆さん、石のように固まって止まっているんですね。なかなか、面白いです。

 で、演じている人の動作も、実に全然リアルではなく、動きそのものは、かなりの誇張があるし、いちいち見得を切る(決めポーズを取る、あるいは、ストップモーションを入れる)わけだし、なんか芝居と言うよりも、アニメでも見ているような気分になります。

 実際、歌舞伎の成立を考えるならば、人形浄瑠璃(人形劇の一種)を人間が演じるようになったのが歌舞伎という説(異説も、もちろんありますよ)もあるくらいですから、役者の動きがどこか非人間的(それゆえにアニメを連想させるわけだけれど)なのも納得です。

 とにかく、役者の動き一つ取っても、型とか様式美というものをヒシヒシと感じますね。若い時は、そのファンタジーっぽいところが苦手でしたが、年を取ってくると、そういう型や様式美ってヤツに心惹かれるようになってくるのだから、年を取るのは楽しいのです。

 それにしても、今回は『仮名手本忠臣蔵』の中間部だけを見たわけだけれど、ぜひ通し狂言(ストーリーを最初から最後まで連続して見せる事)で見てみたくなりました。でも、それはなかなか難しいですね。歌舞伎って、なかなか通し狂言の上演をしてくれませんからね。

 それと、今回は見ていて「歌舞伎ってオペラに似ているなあ…」とも思いました。もちろん、違いもありますよ。一番の違いは、女形の有無。次は、オペラでは役者は歌手であって歌いますが、歌舞伎では役者はダンサーなので踊るという違いです。

 ですから、オペラでは役者は踊りません。踊りは、専門のバレエダンサーが行います。歌舞伎では役者は歌いません。歌は、専門の太夫(歌手の事です)が担当します。でも、大きな違いはそれくらいで、音楽で劇が進行する点や、芝居が歌とダンスで成り立っている点や、恋愛モノ、それも悲恋モノがレパートリーの中心である点。大衆に愛されて現代まで生き残っている伝統演芸ある点などが共通しています。

 それに発生した時代もほぼ一緒なんだよ。大きなユーラシア大陸の西の端で生まれたのがオペラで、東の果て生まれたのが歌舞伎なんだと思います。

 『猩々』と『俄獅子』はダンスでした。『猩々』は、種之助さんと隼人さんの二人で踊るデュエット・ダンスだったのですが、これがまあ、実に見事なものです。バレエが飛んだり跳ねたりするダンスなら、歌舞伎のダンス(日本舞踊ですね)は、なめらかな動きと見得を切るダンスなんだなって思いました。飛んだり跳ねたりするのも大変ですが、なめらかに動くのも大変だなあって思いましたよ。あんな動き、私には到底出来ないもの。さらに見得ですが、これもまた不思議なポージングで止まるものですね。まるで“ジョジョ立ち”みたい…と言うか、ジョジョ立ちって、一種の見得なんでしょうね。それを言い出すと、魔法少女や変身ヒーローたちの(変身とか必殺技とかの)バンクシーンも、ありゃあ、見得だね。『俄獅子』の方は、その他の方々総出の、実に派手派手で賑々しい、いかにもお正月っぽい群舞でした。しかし、女形って下駄はいたまま踊るんだね。すごいなあ。

 この歌舞伎、実は妻がチョイスした観劇であって、私はさほど乗り気では無かったのですが、いやいや、見て驚いた。実に楽しかったですよ。

蛇足 しかし、息子くんには難しかったらしくて、アイツは最初から最後までつまらなそうにしてました。実際、感想を聞くと、やっぱり「つまらなかった。何を言っているのか、ちっとも分からないだよ」だそうです。そう言えば、彼が物心ついた時には、すでに時代劇ってジャンルは死滅した後で、彼には江戸言葉やそれに類するような言葉に親しみがないんですね。彼には外人並にイヤホンガイドが必要だったのかもしれません。

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コメント

歌舞伎、オペラより敷居高い?!私も一度しか見たことないけど、面白み、及び見方がわかりませんsign05

アデーレさん

 本当は歌舞伎の方がオペラよりも親しみやすいはずなんですが、21世紀にもなると、そうとも言ってられないのかもしれませんね。

 歌舞伎って、江戸時代の文化なんですよ。だから、江戸時代の言葉とか、江戸時代の風習とか、江戸時代の美学とかがベースにあるわけで、そんな江戸時代っぽいモノが、ちょっと昔の人間なら、自然とテレビや映画の時代劇を通して学んでいたので、あんまり違和感が無かったんですが…今の人は(ウチの息子君同様)時代劇の素養もないからねえ。確かに厳しいのかも。

 最近の高校の国語の教科書では、森鴎外とか樋口一葉は、言葉が難しいって理由で、現代語訳付きで載っていたりするものもあります。たかが、明治の小説。ほんの100年ほど前の日本語なのに、若者は、それすら読めないのだそうです。時代って変わるものなんですね。

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