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2015年1月11日 (日)

すとんが薦める、脱初心者向けのオペラ その9 蝶々夫人

 脱初心者と言う点で考えるならば、プッチーニの『蝶々夫人』は外せないでしょう。

 「『蝶々夫人』って、有名なオペラじゃないの?」 いえいえ、これは日本を舞台にしたオペラなので、日本では比較的有名なオペラとして勘定されますが、実はプッチーニ的には“お客の入らない残念なオペラ”なんです。まあ、アメリカにおける『西部の娘』と同じ扱いの“ご当地オペラ”と言って良いかもしれません。

 さらに言うと、このオペラ、日本のオペラカンパニーが上演しているモノは、まあ見られるものが多いのですが、海外で上演されるモノは、我々日本人には、ちょっと見られないモノが多くて、ゲテモノ感満載なんです。

 だってね、主役の蝶々さんは、15歳の日本の少女という設定だけれど、これを見るからに巨漢の白人のオバサンが演じていたりするとゲンナリするよ。おまけに、なんか登場人物たちの和服の着付けは変だし、大道具小道具は日韓中合同っぽかったり、プッチーニの音楽自身が、なんか無国籍だしね。冷静に見ると、実に紛々ものなんです。

 まあ、このオペラを映像で楽しもうと思ったら、浅利慶太が演出し林康子が蝶々さんを歌ったスカラ座の公演か、八千草薫主演のオペラ映画のどっちかしかないと思います(それでも、細かく言うと、色々と可怪しいんだけれどね)。

 と言うわけで、すでに絶版なのだけれど、もしも中古で手に入るなら、この本はお薦めです。だって、一冊の中に、浅利慶太版と八千草薫版の二つのDVDが字幕入りで封入されているんですよ。いやあ、お得お得。

 ストーリーは簡単。アメリカの将校であるピンカートンは、日本に駐在するにあたって、身の回りと夜の相手をする女性を必要としていた。そこで女衒に口利きを依頼し、紹介されたのが落ちぶれた武家の娘である15歳になったばかりの蝶々さんであった。蝶々さんを身の回りのお世話係として雇うために出された条件は、結婚式をあげる事であった。赴任先での結婚なんて、遊びのようなものと考えていたピンカートンは、何も考えずに蝶々さんと結婚式を挙げて、一緒に暮らし始める。一方、蝶々さんは自分が売られた事など気づかずに、本当にピンカートンに嫁入りをしたのだと信じ、甲斐甲斐しく彼に仕えるのであった。

 幸せに暮らす二人。やがてピンカートンは日本での任期を終える。「駒鳥が巣を作る頃に、君を迎えに来るよ」と、その気もないのに適当な事を言って、ピンカートンはアメリカに戻り、蝶々さんの事を忘れて、アメリカで正式な結婚をする。

 ピンカートンの帰国後、彼の子を産み、彼を待ち続ける蝶々さん。やがて3年が経った。

 ピンカートンの乗る軍艦が、ふたたび蝶々さんの住む長崎に到着したのだ。自分のことなど、とっくに忘れているだろうと、タカをくくっていたピンカートンは、蝶々さんがまだ自分の事を忘れずに待っている事、さらに二人の間に男の子まで生まれていた事を知り、驚いてしまう。蝶々さんの家…かつてピンカートンと蝶々さんの二人で暮らした家であり、今は蝶々さんと、白人ミックスの彼女の息子の二人で暮らしている家に、ピンカートンは訪れる。あいにく蝶々さんは外出していて、彼女の代わりにスズキ(蝶々さんに仕える女中ですね)が出てきたので、ピンカートンは、蝶々さんを迎えに来たのではなく、息子を引き取りに来たのだと言ったところ、猛烈にスズキになじられ、いたたまれなくなって、その場から逃げ出してしまう。

 留守の間にピンカートが訪ねてきた事を知った蝶々さんは、やっとピンカートンと会えると思い、ワクワクしながら、彼の帰宅を待っていた。そこに現れたのは、ピンカートンではなく、彼の代理の妻のケイトであった。すべてを理解した蝶々さんは、おとなしく息子を引き渡す事を誓い、一人にして欲しいと頼み、ハラキリをして自殺してしまうのであった。

 …とまあ、ヒドい話だし、色々とおかしい話だったりします。

 有名な曲は、蝶々さんが歌う『ある晴れた日に』ですね。

 まあ、色々とおかしなところがあるオペラだけれど、このオペラがあるおかげで、日本人ソプラノ歌手が大勢、世界でデビューできたのも事実だから、プッチーニ様様だし、『蝶々夫人』様様なのは、事実。我々、日本のオペラファンは、ほんと、プッチーニには、足を向けて寝られないですよ。

 でも、オペラのテーマそのものは良かったのでしょう。このオペラを原作とした『ミス・サイゴン』という名作ミュージカルが、後に生まれたのですから。

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コメント

前半部分を読んでいて何となくにやにやしてしてしまいました(^。^)。
プッチーニに悪気はまったくないんですけど、異文化理解は難しいですね。
でもトゥーランドットに比べれば大分マシのような気はします。
あちらは人名すらピンポンパンで・・・。日本人が見ても違和感がありすぎまして

スコモロヒさん、いらっしゃいませ。

 うーん、中華人民共和国のは『トゥーランドット』をどう見ているのでしょうね。

 まあ、いわゆる中国って、今までも、あの土地に色々な民族が入れ替わり立ち替わりしながら、自分たちの国を作っては滅ぼされていたわけだし、今だって数多くいる少数民族の人たちが、それぞれの生活スタイルで暮らしているのがあの国で、そういう点では多様性に満ちあふれている国だから、そこのところは、有史以来の統一国家に住んでいる我々とは感覚が違うかも? もっとも、私が見た『トゥーランドット』は、どれもこれも清を思いうかがわせる演出だったかも。清は今の中華人民共和国とは、別の民族、別の国家で、全く別の国でしょ?

>あちらは人名すらピンポンパンで・・・。

 でも蝶々さんでも、ボンゾとか出てくるから、似たようなモノかも(笑)。

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