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2015年1月12日 (月)

すとんが薦める、脱初心者向けのオペラ その10 キャッツ

 『すとんが薦める、脱初心者向けのオペラ』最終回の今回、私が薦めるのは、ミュージカルでございます。『ジーザス・クライスト・スーパー・スター』『オペラ座の怪人』『エビータ』などで有名な、ロイド・ウェーバー作品である『キャッツ』はいかがでしょうか?

 「あんな有名なミュージカルの、どこが“脱初心者”なの?」 はい、このミュージカル、ストーリーがありませんし、恋愛ものでもありません。役者たち(ミュージカルの世界では“歌手”ではなく“役者”と呼びます)は、皆、ネコに扮して、ネコになって、歌って踊るんです。そして、このネコたち、実は上演する国で少しずつメンバーが違うのです。当然、ネコが違えば、曲もダンスも違うわけです。(ま、ミュージカルというモノは、必ずローカライズされて上演されるものだから、当然と言えば当然なんですね)

 どうですか? ちょっとワクワクするでしょ?

 日本では劇団四季によって、常にどこかで上演されていますので、チャンスさえあれば、割りと簡単に見に行けるミュージカルなので、一度直接見てみると良いと思います。そんなチャンスが、なかなかない人もDVDは発売されているので、それをご覧になってもいいと思いますよ。DVDの方は、ロンドン上演バージョンのようなので、劇団四季版とは、当然、色々と違います。両方ご覧になって、その違いを味わうのも良いかも…です。

 ストーリーは…本当に無いんです。ただ、色々なキャラクターのネコが登場して、自分たちの事を歌って踊るだけなんです。だから、ストーリーはないけれど、多種多様なネコたちが登場します。オス猫、メス猫、オトナのネコに仔ねこ。長老のネコに、若頭のネコに、その右腕ねこ。泥棒ネコや、魔術師のネコ、役者ネコに娼婦のネコ。ロック歌手のネコもいれば、鉄道ネコや魔女のネコもいる。それらのネコたちが自分語りをしていく、そんなミュージカルなんです。ですから、ストーリーらしいストーリーはありません。ただただ、ネコたちが入れ代わり立ち代わり、歌って踊っていくだけのミュージカルなんです。

 それが面白いのか? 面白いんです(笑)。ストーリーはない代わりに、全編、歌と踊りで満たされていますからね。これぞ、ショービズって感じのミュージカルなんです。

 有名な曲は…当然『メモリー』です。

 それと『キャッツ』の雰囲気がよく分かる画像を見つけたので、これも貼っておきます。そう『キャッツ』って、こんな感じのミュージカルなんですね。

 『キャッツ』を見ていると、同じ歌芝居と言っても、オペラとはだいぶ違うものだなあって思うわけです。

 あ、明日から、通常営業に戻りますです、はい。

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コメント

すてんさんのオペラ解説、大変、楽しかったです!最終ですか~?あら、残念!また、続編期待したいですね!個人的には【清教徒】【ランスへの旅】【コシファントゥッテ】なんかもいいなあ~!宜しくお願いします!

アデーレさん

 実は、このオペラ解説シリーズは、とても不評なんですね(笑)。この連載を初めて以来、ブログランキングがだだ下がりで、今やワタシ的には目も当てられない状態にまで落ち込んでいます。ほんと、オペラって、人気がない…というか、嫌われているんだなあって思いました。なにしろ、途中で挟んだ金魚の記事がなければ、今頃どうなっている事やら…。

 でも、ひとまずやり遂げました。エライぞ>自分。

 そんな風に人気のないオペラですが、私が少しでも紹介&解説する事で、多少でも気になってくれる人がいればいいやという思いで続けました。次は夏…にでもやりますかね? でも、次にやるなら、もう少し何かの工夫が必要だろうとは思いますが…どうしましょうか?

あらま、そうなのですね【悲】
オペラって人気ないんですか?私にしたら、狂乱の場のアリアが毎日のBGMの人だから~(笑)
嘆かわしいですね!オペラって、はまると抜けられないくらい楽しいのに、ね、すとんさん!!

アデーレさん

 オペラって、食わず嫌いの人が多いんですよ。音楽が好きではない方や、音楽が好きでもJ-POPとかロック好きの人では、オペラを敬遠するもの、分からないわけではありませんが、いわゆるクラシックファンであっても「オペラはちょっと…」という人がたくさんいます。ヘタすると、声楽を歌っている人でも「ドイツ歌曲ならともかく、オペラはねえ…」とか言っちゃう人もいるんですよ。これ、ホントです。

 それくらい、人気のない音楽がオペラなんです。でも、きちんと聴けば、オペラぐらい、楽しくて、美しくて、ゴージャスな音楽はないんですけれどね。

 問題は“きちんと聴けば”という条件なんですよ。なにしろ、オペラって“きちんと聴く”のが、実に難しい音楽ですから。

 まず、全編がイタリア語とかフランス語とかドイツ語と言った、普通の日本人には馴染みのない外国語で歌われること。次にストーリーは…やはり日本人にはなじみの無い話ばかりでしょ? おまけに、オペラって音楽の時間に習うようなメジャーな作曲家の作品って、あまりないでしょ? せいぜい、モーツァルトとワーグナーぐらいかな? オペラの世界では大作曲家である、ヴェルディもプッチーニもロッシーニも、世間一般的には無名作家だからね。

 さらに問題なのが、上演時間。普通の規模の作品でも3時間前後でしょ? こんなのが、日頃、5分前後のシングル曲しか聞いていないJ-POPとかロック好きの人には長すぎるというのは分かります。いやいやクラシックファンだって、ショパンのピアノ曲なんて、せいぜい長くても10分程度だよ。モーツァルトやベートーヴェンの交響曲でも小一時間でしょ。あの長くて有名な第九だって、1時間半もあれば余裕で終わる。それなのに、オペラは3時間、ヘタすると、もっともっと長いモノだってあるわけで、そりゃあ“きちんと聴く”のが厳しいのは、よく分かります。

 だからこそ、ちょっとでもいいから興味を持ってもらいたい。食わず嫌いはもったいないよって、言いたかったりする私なんです。

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