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2014年12月10日 (水)

なぜ女性は裏声で歌うのか?

 ま、クラシック系音楽限定の話ですね。ポピュラー音楽の場合、女性でも男性同様に、裏声を使わずに、あくまでも、地声と言うか、胸声で歌います。かなりの高音でも、拡張された胸声(ベルティングと言うそうです。典型的なベルティング発声は、スウェーデンのABBAの歌声なんだそうです)を使います。

 まあ、特殊効果として裏声を使うことはあるけれど、基本的には胸声で歌い切るのがポピュラー音楽の女性歌手であり、高音どころか低音までも裏声(正確には純粋な裏声ではなく“頭声”になります)で歌うのがクラシック系女性歌手の特徴でしょう。

 この違いは大きいですね。

 我々男性は、ポピュラーであれ、クラシックであれ、基本的に裏声は使いません。あくまでも地声(胸声)で押し切ります。でも女性は、ポピュラーなら男性同様に地声で、クラシックなら裏声で歌うわけです。

 なぜ、クラシック系の音楽では、女性は裏声で歌うのでしょうか?

 ちょっと考えてみれば、裏声で歌うのって、不自然じゃありませんか? だって、裏声って、本来の生活では使わない声…だから“裏声”って言うわけでしょ? 話し声では使わない声だから“裏声”なわけでしょ? 児童合唱と言う名の女児合唱を聞いてみても、多くの子たちは地声で歌っています。まあ、やがて上達してくると、きれいな裏声(頭声だね)で歌うようになりますが、あくまでも幼い時は地声で歌っているわけです。

 たぶん、女性にとっても、地声で歌うのが、本来的と言うか、楽で自然な発声なんだろうと思います。少なくとも、わざわざ話し声とは違う発声で歌うのは、ある種のテクニックが必要な特殊な歌い方なんだと思います。

 ではなぜ女性は裏声で歌うのか?

 ザックリ言っちゃえば「学校の音楽の時間で歌っているうちに、裏声で歌うようになりました」あたりが、正解なのかもしれません。では、なぜ学校の音楽の時間で歌っていると裏声発声になるのか…と言えば、学校の音楽の時間に教えてもらうのは、クラシック系の歌だからでしょう。

 じゃあ、なんで、クラシック系の音楽では、女性は裏声で歌うのか?

 一つはヨーロッパ人の好み(笑)。元々、クラシックなんて、ヨーロッパの民族音楽だからね。ヨーロッパ人は、キリスト教なわけで、クリスチャンって奴は、常に高みを目指して生きているわけだから、それを音楽的に表現しようとすると、女性(とりわけソプラノ)は人間の限界まで高い音を要求されるわけで、そんな高い声は裏声じゃないと出せません…って事じゃないかな?

 二つ目の理由は…女性歌手は、あくまでも少年の歌の代替だから。大人である女性が、子どもである少年と同じ音域で歌おうとした場合、どうしても地声では無理があるから、そこは頑張って裏声を使うようになるわけです。

 三つ目は、女性性のアピール…かな? 女性とは、男性と対になる存在だから、男性の歌声が低いなら、女性はその違いを際立たせるために、あえて逆の方向、つまり高い音域にいくのです。

 あと、高い声の方がかわいいとか、上品だとかいう意識もあるかもね?

 もちろん、当然の事だけれど、母や姉などが裏声で歌っているから、自然とそういうふうになったというのもあるだろうし、日本の場合、ヨーロッパ人がそう歌うから、クラシック音楽とは、そういうものだから、裏声で歌ってみました…という理由もあるでしょう。

 まあ、だいたい、女性の場合、裏声を使わないと、クラシックの曲は歌えないし、学校教育の音楽も、クラシックがベースにあるから、女性は裏声で歌うようになるわけだ。

 そうやって「女性は裏声で歌う」事が半ば常識化しているけれど、冷静に考えてみるなら、これって実はかなり希有なことではないのか? 違うかな? 私としては、女性たちからの意見が欲しいところであります。

蛇足 最近、子どもたちの音域が下がっているとよく言われますが、これは裏声で歌わない/歌えない子どもが増えてきたので、平均値としての音域が下がっているのだそうです。

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コメント

ふと思ったんですが、いわゆる女性歌手の「透き通った声」っていう声質?音質?ってのは、もともとのその方の声の波形の問題なのか、裏声とか表声、地声の問題なのか、どっちなんでしょうか・・・・。

声を裏にしたり表にしたりするときに、声帯はどんな働き・・・っていうか、声帯の薄い筋肉の緩み具合とか、ひっぱられ方向とか、空気の通り道周辺の部分の振動範囲とか、いろいろどこがどう変わるんでしょうね。
・・・・と思って検索してみたら、このお医者さまのページに当たりました。すとんさんのお近く、といっても歩いていける範囲ではなさそうですが・・・のようですよ。
この先生は、テノールの歌い手さんをめざされたこともあるそうで、女性の私も読ませていただいてとても勉強になりました。
http://www.good-voice.co.jp/index.htm

こんばんは。詳しいことはわかりませんが地声と裏声では周波数とゆうかフェルマント?が違うのでは~。詳しくはどうなんでしょうか?
オペラにおいてソプラノの歌詞が聞き取りにくいのはそうなのかな~と。
地声で歌う歌で、例えば【ありのままの~】とか私は全く歌える能力がないけれど地声がどこまでも高く出るかたもいますよね…。松田聖子さんのなんの歌だったか、ピアノでさらったらハイツェーの半音低いだけだったりして、えらいびっくりしました~!私は昔から何を歌っても合唱風になります!昔なら天地真里みたいな?
本当に声って不思議ですね。余談ですが、声楽の先生で一部、裏声のような声で普段も話す方がたまにいらっしゃっいますね!軟口蓋を上げた声のほうが声帯には負担が少ないから、ということらしいですよ!
これは淡谷のり子さん風?かしらね…。
出てくる歌手が古すぎですね【笑】

裏声って、ファルセット含みます?www
たぶん女性は地声が強くないから、響きを求めるとどうしてもファルセット=裏声になるのかもしれませんね。
どちらにしろ喉声ってよほど強くないと長時間持たないわけですしw
わたしはポピュラーとかでここから裏声!ってきれいに分かれて聞こえてしまう歌手さん、嫌いです。
もっと滑らかにわからないくらいにつなげようよ、って思っちゃう。
ファルセットでも胸声と同じ色で歌えるはずだから、ポピュラー歌手さんにはもっとがんばってほしいと思うこと、あります。

だりあさん

>いわゆる女性歌手の「透き通った声」

 すごく細いところを通して出している声なので、裏声なんじゃないかって私は思います(が、実際はどうでしょうね)。

>声を裏にしたり表にしたりするときに、声帯はどんな働き

 地声は声帯を全部使って振動させて出す声で、裏声は声帯の一部を閉じて、残りの部分だけを振動させて出す声…だって音響学の授業で学びました(昔の話ですね)。

>このお医者さまのページに当たりました。

 その先生は、なかなかの名医ですよ。クラシック系の歌手の方々を、アマプロ問わず診ている先生で、妻の主治医でもあります。妻は、キング先生のレッスンで声が壊れちゃった時、その先生のところに通って、投薬+ポイストレーニングで、声を直したんです。私も、キング先生のところを辞める頃は、声が壊れかかっていたので、この先生に診てもらおうと真剣に悩みました。

 結局、Y先生に習うようになって、声が健康になったので、病院通いをせずに済みました。

アデーレさん

 地声と裏声は、声帯の使い方が違うんですよ。

 よくテノールが高音を出そうとして“声が裏返ってしまう”現場が目撃されますが、あのメカニズムは、目的の音を出す際に、声帯全部を使って発声するつもりだったのに、思わずカラダが無意識に声帯を閉じて発声してしまったので、ああなるのです。だって、高音は、声帯全部を使って発声するよりも、声帯を半分とか1/3だけを使って発声した方がら、絶対に楽だもの。

 これは弦楽器で考えれば分かる事。高い音を出すなら、開放弦ではなく、ネックを抑えた方が高い音になるでしょう。開放弦のまま高い音を出したいのなら、弦の太さを細めのものに取り替えるか、より強く引っ張って張力を増せば、開放弦のまま高い音が出ます。
>オペラにおいてソプラノの歌詞が聞き取りにくいのはそうなのかな~と。

 単純に音程が高すぎて、よく聞き取れないからだと学びました。これはパスの超低音の歌唱についても同様でしょう? あんまり高すぎたり、低すぎたりすると、人間の耳では細かい違いが分からなくなるのだそうです。

>地声がどこまでも高く出るかたもいますよね

 ベルティングと呼ばれる特殊な発声方法があるんですよ。女性で地声のまま高音を歌う人は、だいたいベルティング唱法を使うそうです(最近は、ミュージカルの人が、よくベルティングで歌ってますよ)。

 ちなみに、ベルティングはノドの消耗がとっても激しいので、マイク歌唱でないと、きびしいと聞きました。ですから、クラシック系では、ベルティング唱法は使い物にはならないのだそうです。ちなみに、裏声って、ノドをあんまり消耗しないそうです(ほんと?)。

すとんさん、こんばんわ!
興味深い話題なので、出てきてみました。

日本の普通の女性の場合、地声で歌うとどうしても喉声になってしまい、喉声だと他の音(ピアノとかオケとか)と共鳴しないし、なにより響きが美しくないですよね~
地声でも喉に来ない発声って、裏声で歌うことより、習得が難しいのか、できない人は全然できないし。
それで音楽の時間とか、市民合唱団とか、初心者の声楽とかでは、まず裏声で・・という指導になるんじゃないですかね?
あんまりそっちの方向ばかりで進むと、高音域は悲鳴のようで、中音域はスカスカというソプラノ歌手が出来上がってしまうのですがね・・・

声域によらず、クラシックかポピュラーかによらず、ある程度の技術のある人は話す声と全然違う声とか、声域によって音質が違うとか、ないように思います。
あえて、表現として変えて歌う場合はあっても・・

男声でも、テノールの高音を弱く出す場合にファルセットを混ぜるのは難しいみたいだし、ポピュラーの歌手でも声の裏返りがはっきり分かる人が日本人には多いですよね。

地声と裏声(というか歌声)の音質の差が大きいのは、軟口蓋を全然開けないで発語できる日本語に問題があるんじゃないかと思っている昨今です。

ミルテさん

>裏声って、ファルセット含みます?www

 この記事の中では、厳密に分けていないので、当然含んじゃってください(笑)。

>わたしはポピュラーとかでここから裏声!ってきれいに分かれて聞こえてしまう歌手さん、嫌いです。

 私も嫌いです。よく「この下手くそ!」とテレビに向かって罵ってます(笑)。あと、私が嫌いなのは、男性歌手なのに、裏声で歌う人。なんか、ふにゃふにゃした声で、ちっとも男性的じゃなくって、歌を聞いていて、背中がかゆくなります。

 ただし、最近の若い歌手(バンド)で“凛として時雨”というのがいるのですが、ここの男性ヴォーカルの歌声は明らかに裏声なのですが、すごく飛び抜けて力強いファルセットで、ここまでぶっ飛んでいれば、男性の裏声歌唱もいいものだなって思いました。

>ファルセットでも胸声と同じ色で歌えるはずだから、

 ポピュラー歌手にも、すごく上手な方もいますが、一方で、下手くそさを個性として昇華させている歌手もいます。まあ、ポピュラーって何でもありだからねえ。「下手じゃないんです、個性なんです」って言われちゃうと「へえ、そうですか」としか言えませんが、それが個性であれなんであれ、やっぱり下手くそなのは下手くそだと思ってます。

EKさん

>軟口蓋を全然開けないで発語できる日本語に問題があるんじゃないかと思っている昨今です。

 ううむ、結局は日本語の音韻の問題になってしまうのですね。でも、なんか納得です。

 たぶん、日本語って、ヨーロッパ的な音楽には不向きな言葉なんだと思います。それは、邦楽の発声とベルカントが、全く違うことから分かります。

 もっと言っちゃうと、日本人のカラダって、声楽とか合唱とかには向かないんだと思います。響きを豊かに発声すると、詩吟とかお経とか義太夫とか浪花節とか…ああいう方向に行くのが、たぶん、日本語的には自然なんだろうなあって思います。

 元々不向きな事を努力と訓練で乗り越えようとするから、色々と大変なんだと思います。で、結局…

>音楽の時間とか、市民合唱団とか、初心者の声楽とかでは、まず裏声で・・という指導になるんじゃないですかね?

 …なんでしょうね。

 それでも若いオペラ歌手さんたちは、西洋人歌手と遜色ないレベルで歌える方が増えてきましたから、日本人の努力と訓練は、捨てたものじゃないって思います…が、そうではないアマチュア歌手にとっては、クラシック発声は、なかなかに大変で難しいのだと思います。

昔昔、高校の音楽の歌のテストで、「野ばら」をドイツ語で歌うと言うのがありました。
歌い方が分からないので、ウイーン少年合唱団風に歌おう!と思いたちました。褒められてクラスの皆の前で独唱しました。友人に「裏声で歌えるようになると、もっと綺麗に歌えるかも」と言われガックリ!だって思いっきり地声を偽って、作ったつもりでしたので。笑。
所で、少年合唱団は裏声では無いのですか?あれは地声?天使の声?
私は裏声だと思っていました。

うさぎさん

 まあ、個々の団員ごとに違うとは言うものの、少年合唱団の子たちの大半は、地声で歌ってますよ。一応、彼らも男ですし、男声ですから…。なので、変声期を迎えると退団するわけです。単純に高い声なら、裏声使えばいいのですが、やはり少年の声と、変声後のオトナの裏声は違いますからね。

 まあ、地声と言っても、彼らの場合、話声ではなく、もっと響きを豊かにし、ポジションも高くした声ですが。

 録音で聞く、ウィーン少年合唱団の天使の歌声は…いわゆる地声だと思いますよ。裏声ならば、もっと高い音域でキンキンした声になるはずですから。

>だって思いっきり地声を偽って、作ったつもりでしたので。

 偽らなくても、歌う音域をを高くすれば、嫌でも裏声になりますよ(笑)。たぶん、1オクターブ高く歌えば良かったんだと思います。

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