ひとこと

  •  お相撲さんは格闘家であり、その素手は強力な武器であるわけだから、土俵以外の場所では、たとえ素手であったとしても他人を殴ってはいけないわけだし、ましてやその手に器物を掴んで凶器を使用してしまったら、言い訳はできないし、そもそもやり過ぎだし、卑怯ですらあると、私は思う。今回の件は、日馬富士にも同情すべき点は多々あると思うし、魔が差したのかもしれないが、鉄拳制裁はアウトだと思う。武道や格闘技は、暴力とは違うわけだが、角界の範たる横綱が暴力を行使しちゃあ言い訳できないよなあ。
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2014年7月11日 (金)

かつて喜望峰というフルートメーカーがありました

 ぎっくり腰になってしまって、フルートのレッスンに行けなかったので、今週はフルートの昔話でもして、お茶を濁すことにします(笑)。

 喜望峰。今は亡き、かつては知る人ぞ知る、日本のフルートメーカーでした。メーカー名は“喜望峰”で、ブランド的には“フィナーレ”という名前のフルートを製造していました。いや、正確に言うと、フルートだけでなく、管楽器一般を取り扱っていたし、実際は、ゼロからフルートを製造しているのではなく、余所で作ったものを自社で調整して、それを販売をしていました。

 お店…というか、工房というか…は、とにかくお茶の水の楽器街ではなく、なぜか電気街の秋葉原の端っこにありました。

 当時は、安くて良質なフルートを販売しているメーカーとして、一部の人に有名でした。

 このメーカーは、中国から安い楽器を取り寄せて、それを日本で調整して、まともに使えるようにしてから販売をしていました。元が中国フルートなので、そこに日本スタッフの技術料を上乗せしても、目が眩むばかりに安い価格で販売されていたのですよ。

 どれぐらい安かったかと言えば、国内メーカーで総洋銀フルートの予算があれば、喜望峰なら総銀フルートが買えたんですよ、そりゃあもうビックリですって。頭部管銀の予算があれば、総銀フルートに金メッキを施した楽器が買えました。ね、ビックリでしょ?

 さらに言えば、当時から中国フルートは、国内のあちらこちらで販売されていましたが、その多くは売りっぱなしが基本で、調整などはしてもらえなかったんです。それは私が購入した、チャイナ娘こと、J.MichaelのFL-280CCもそうでした。では、その手の中国フルートが調整が必要になったら、どうしたのかと言えば…捨ててしまったわけです。で、調整済みの新品フルートを購入するんですね。つまり“使い捨て”だったわけです。なぜなら、それらの楽器は、まず普通の楽器店では調整を引き受けてくれないのは、調整するのが大変だから。それを無理やりにお願いすると、どうしても調整料が高くなってしまうのですが、そんな高い調整料を支払うよりも、新品を買った方が安上がりだからなんです。なんか、モッタイナイような話ですが、それくらい中国フルートは安価なわけだし、それくらい中国フルートはガサツに作られているので調整が難しかった…というわけです。

 でも、喜望峰のフルートは、元が中国製でも、喜望峰で調整してから販売されているので、調整が必要になっても、喜望峰で安価に調整を引き受けてもらえるのです。そういった、メンテナンス面での安心さも、喜望峰の人気の一つだったと思います。

 私がこのメーカーのことを知ったのは、前のフルートの先生である笛先生の情報からです。

 当時、クラシック系のフルーティストさんたちは、喜望峰の楽器に目もくれていなかったようですが、ジャズ系やポップス系の管楽器奏者さんたちは、喜望峰に注目していました。彼らは楽器のブランドにはこだわりがなく、良い楽器でありさえすればOKという人が多かったので、当然、ジャズ・フルーティストである笛先生も喜望峰には注目していました。

 なので、私がフルートを購入する時に、一つの選択肢として喜望峰の存在を教えてくれました。

 もっとも、私が喜望峰を教えてもらったのは、喜望峰が消失する1年ほど前の事だったので、かなり品質の方が危うくなっていったようで、もしも喜望峰でフルートを購入したいなら、絶対に一人で決めて来てはダメですよとも言われました。

 というのも、その当時、すでに喜望峰のフルートの品質は、全盛期の頃と比べると、かなり劣化していたそうです。「以前は、安くて良い掘り出し物がたくさんあって、みんなこぞって喜望峰の楽器を購入したものだけれど、今は、安い楽器はたくさんあるけれど、どれもこれも使い物にはならないものばかりで、使えるものは、本当にたまにしか出てこないので、しっかり選ばないとダメなんですよ」との事でした。

 というわけで、私が知っている喜望峰は、ちょうどプロ奏者たちが喜望峰から離れていった頃の喜望峰だったわけです。

 喜望峰のフルートは、取り扱っている店がほとんどなく、直売かネット販売だったのです。まあ、多くの人(とりわけプロ奏者たち)は、秋葉原の店舗に直接出向いて、散々試奏を繰り返して、気に入ったものがあれば、それを購入する、なければ買わない…って感じだったそうです。笛先生も、以前はよく喜望峰詣でをしていたそうです。

 実は私、喜望峰でフルートを試奏しようと思って、お店の前まで行った事があります。でも、なんか、独特のオーラが店頭にあって、ついに私は店内に入ってフルートを試奏することはできませんでした。なんか、入りづらかったんですよねえ…。

 結局、私は、今の愛笛である、アルタスの1307Rを購入したわけです。そして、それからしばらくして、喜望峰は突然消失してまったわけです。

 喜望峰が無くなったという話を笛先生にしたら「ああ、やっぱり」みたいな事をおっしゃっていました。「最近、楽器の質がどんどん悪くなっていったから、あれじゃあ、誰も買わないよね」との事でした。

 喜望峰のフルート。結局、私は直接、その楽器を手にすることはありませんでした。でも、その安価な値段から、サブフルートとしてはいいかな…なんて思っていました。特に、ここの金メッキフルートは、ウェブで見る限り、実に独特な色合いをしていて、良くも悪しくも個性的だったので、一本手元に置いておこうかななんて、思っていたくらいですかね。

 喜望峰は無くなってしまいましたが、その他の中国フルートを取り扱っているメーカーは多数ありますね。たとえ中国フルートであっても、きちんと調整されていて、値段相当の音が出るなら、それはそれでアリだと思いますが、問題は調整をどこでするかですね。楽器を購入する際に、調整について尋ねてみるのが良いでしょうね。どこで誰が調整してくれるのか、費用はいくらなのか、それは他の国産フルートと同じ扱いになるのか…などです。

 私の中国フルートは、購入店では“調整はしない”とはっきり言われています、メーカーに郵送して調整してもらうほど、手間もオカネもかけたくないので、使えなくなったら、捨ててしまうつもりです…が、実はすでに低音は出ませんので、捨ててもいいのですが、なんとなく捨てられずにいます。

 たとえ安物の粗悪品であっても、愛着が生まれてしまうと、捨てられなくなるものです。なので、最初から安物の粗悪品に手を出さないのがイチバンなんですが…楽器って高いですからね、モノがよく分からない初心者ほど、ついつい安い中国楽器を買ってしまうんですね。

 いやはや、なんとも。

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コメント

その喜望峰でB foot用のケースを
買った事がある、通販で。
木製で今も使ってるけど、
かなり安かった記憶がある。

ひょっとこさん

 そうそう、ここはケースだけでも販売してくれたんですよね。私もケースだけ買おうかと思った事あります。ほら、私のチャイナ娘はケースが特殊だったので、普通のケースが欲しかったんですよ。

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