ひとこと

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2014年5月18日 (日)

誤嚥は怖い

 えー、今週も体重の記録はございません。まあ、自分的にはゴールデンウィークが続いているような感じで、生活がまだまだ不規則で、体重計測のタイミングを失ってしまったからなんですが…次週はきっちり計測しないとね。

 と言うわけで、いきなりエッセイに入ります。

 先日“ひとこと”にも書きましたが、私、誤嚥をいたしました。今回はその顛末記事でございます。

 それはある日の朝食時の出来事でした。

 私は御飯党なので、朝食は米の飯を食べております。妻が白米を炊いてくれた時は、そのまま食べますが、ヘルシーさを求めて雑穀米などを炊いた時は、遠慮なくネコマンマにして食べます。それは、朝は忙しくて時間がないため、チャッチャッと飯をかき込むためと、雑穀米は美味しくなく、取り立てて味わう必要がないため、ネコマンマにしてもいいや…という考えなんですね。

 ちなみに、ネコマンマとは何か? 直接的な答えは「ネコのエサ」ですが、別にネコ缶の事を指している訳ではありません。この場合「ネコを始めとする動物にエサとしてあたえる残飯。あるいは、それに類する食べ物」の事を指します。もちろん私はいわゆる“ネコを始めとする動物”ではありませんので“それに類する食べ物”の方です。具体的に言えば、飯に味噌汁をぶっかけた“ぶっかけ飯”の事をネコマンマと呼んでいます。

 ネコマンマには、ぶっかけ飯以外にもバリエーションがあります。『飯にカツブシ(鰹節)をかけて、醤油を垂らしたモノ』とか『飯に醤油をドバドバかけただけのモノ』とか『飯に煮干しを混ぜ込んだモノ』とか『飯にシラスを混ぜ込んだモノ』とか『飯にめんつゆかけたモノ』とか『食べ残したラーメンスープに飯を投入したモノ』とか、私は大好きです。

 『飯にマヨネーズをかけたモノ』とか『飯にバター醤油をかけたモノ』とか『飯に味噌を混ぜ込んだモノ』もネコマンマと呼ぶ人がいるそうですが、こういう系統のネコマンマは私の好みではないです。これでも結構、ネコマンマにはうるさい私です。

 ちなみに『飯に野菜スープをかけたモノ』はネコマンマではありません。それはクッパと言います。もちろん『飯にお茶をかけたモノ』はお茶漬けであり『飯に生卵を混ぜ込み醤油をかけたモノ』は卵かけごはんです。念のため(笑)。

 さて、その日の朝食は、雑穀米に味噌汁をぶっかけたネコマンマで、それを食した私でございます。それも結構急いでいた…のかもしれません。“心ここにあらず”状態の上の空で食事をしていました。

 で、食事中に「???」と思いました。で、次の瞬間、思わず咳き込みたくなり、飲み込んだはずのモノが逆流してきました。でも、だからと言って、食べ物がクチに入っている状態で咳をするわけにはいきません。そこはグッと咳を堪えます。行き場を失った食べ物が口腔や鼻腔には入り込みますが、だからと言って、食べかけのモノを吐き出すわけにいきません。必死に戻ってきたモノを飲み込みます。で、どうにか飲み込んだところで咳をします。

 どうやら、誤嚥…うっかりぶっかけ飯を胃袋ではなく、気管の方に入れてしまったようです。それも結構大量に…。で、カラダがそれに気づいて、激しく咳き込んで食べ物を出そうとしたようだけれど、それを堪えているうちに、嘔吐反応まで起こり、今度は胃液が上に昇ってきて…もう何が何だか分からなくなったけれど、ひとまず、力づくで食べ物を飲み込んで、それから咳き込みました。

 もう、七転八倒の苦しみです。全身の筋肉を使って咳き込みます。胸だけでなく、脇腹も臀部も内腿の筋肉まで使って咳き込みます。あまり激しく咳き込んで、一瞬、脳貧血を起こし、意識がブラックアウトして、前後不覚になってしまったほどです。

 やばい、やばい…このまま、咳き込んで、息も吸えないまま、酸欠で死んでしまうんじゃないかと思いました…が、どうやら、一命は取り留めたようです。

 しかし、胃液と食べカスが気管内のあっちこっちに残ったようで、落ち着いてからも、しばらくの間、ずっと咳き込んでいました。咳き込むたびに、面白いように御飯粒が出てくるんです。一体、どれくらいの御飯粒が気管に入り込んだのか分かりません。おまけに、胃液が喉やら気管やら鼻腔やらを荒らしてくれたようで、とにかくヒリヒリします。

 とにかく、咳のしすぎでノドが痛いです。胃液のおかげで鼻腔も口腔も痛いです。横っ腹が筋肉痛になってます。脳貧血のせいでしょうか、頭痛が激しいです。とにかく、大変な目に会いました。

 大変な目にあったけれど、これは一過性の不幸だと思っていました。

 咳き込んだその日は、そんな感じで苦しかったけれど、やがて落ち着くものです。

 翌日になっても、ノドの違和感は残っています。なんか、ノドにダンゴが詰まったような気がします。

 その翌朝の目覚めは極めて悪かったです。最近の私の目覚めは割とよかったんですよ。まあ、寝不足で「もう少し寝ていたい~」と思うことがあっても、ダルくてダルくてたまりませんって事はなかったのですが、その日は、目は覚めたものの、カラダがダルくで起き上がるのに、一苦労しました。その日の晩は、入浴していても、全然カラダが温まらなくて変な感じでした。

 夜、寝つくと、汗をびっしょりかいて、あまりの不快さに目を覚ましてしまいました。そんな事を夜中にやったせいか、翌朝は、しっかり高熱が出ていました。

 さすがに病院に行きましたよ。風邪をひいたんだなって思いました。

 朝一番で病院に行ったせいか、2時間ばかり待ちました。いやあ、病院って、老人たちが朝一番に駆け込むので、本当に具合が悪くて、診療時間30分前にやっとやっとたどり着いた私のような若造は、昼近くまで待ってないといけないんです。

 やっぱり病院って、具合が悪い時に行っちゃダメだな。元気な時にしか行けないなあ(涙)。

 とりあえず、2時間待って5分診察です(笑)。

 私は風邪をひいたものと思って、医者にそう伝えたものの、医者はなにやら解せないようす。私の症状は、風邪は風邪なんだけれど、どうにも典型的な風邪とは違うらしいんですよ。でも、あきらかに細菌やらウィルスやらそっち系の病気みたいなんです。でも、よく分からない。それでここ数日の私の行動を根掘り葉掘り尋ねるわけです。で、何気に誤嚥の話をしたところ「それだ!」と合点がいったようなんです。

 「今はまだ大丈夫だけれど、肺炎の心配があります」と真顔で言われました。

 どうやら、今回の不調は、誤嚥の際に逆流した胃液で、気管の粘膜がやられて弱くなっているところに、吸い込んだ飯粒に付いていた各種雑菌たちが、そこに巣を作って暴れているのが原因のようなんです。で、暴れついでに喘息まで起こしてくれているようなんです。

 今はとりあえず、声帯付近に巣があるようだし、気管や気管支周辺にも巣がありそうなんだそうです。肺は…よく分からないけれど、肺にも入り込んでいて巣を作ったなら、それは肺炎になるので、注意が必要なんだそうです。

 カラダに入り込んでしまった雑菌を退治するための抗生物質とか、腫れ上がったノドと熱を持ったカラダのための消炎解熱剤とか、胃液を抑える薬とか、気管を広げてくれる薬とか、咳止めとか、うがい薬とかトローチとか、説明されれば一つ一つ納得せざるをえなくなる薬を出してくれました。

 薬の束を見て…私は本当に病気になったんだなって思いました。病院に来るまでは、苦しいけれど『体調が不調なだけで元気な私』だと思ってましたが『カラ元気を出しているけれど、実は病人だった私』と思うと、途端にダルくなってしまい、歩くのもイヤな気分になりました。

 まあ、これだけ調子が悪くても、仕事を休むわけにはいきませんから(私がいきなり休んだら、仕事が止まりますからね)、のそのそと仕事に向かいました。

 たかが誤嚥なのに、実におおげさな話になってしまいました。

 とりあえず、ノドが腫れているので、発表会が近いのに歌えなくなりました。さらに、息を大きく吸うと咳き込むので、フルートも吹けません。まあ、カラダ自体がダルくて寝てばかりいるので、音楽の練習ができないのは、良いことなのかもしれません。

 なんか、ついてないなあ…。

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コメント

どうぞ、誤嚥にはお気をつけください。
高齢母と暮らしているので気になってブログを拝見しました。
応援ポチリです。('-'*)♪ 

かなりひどい未体験ゾーンの誤嚥だったようですね。誤嚥ってほんとに怖いんです。お年寄りばかりじゃなくて若い人も、最近の方はのど近辺の筋肉の反射神経の反応が鈍っている方が多くなっているので、うっかりしてると誤嚥しちゃうそうですよ。
http://sky.geocities.jp/turbo60jp/goensei-haien.html

よく「むせる」とかいう現象のひどいのが誤嚥だと思います。侮れませんね。
ぶっかけご飯やお茶漬けは、どうしてもろくに噛まないうちに、っていうか、噛めませんので、直にのみこもうとしちゃうから危険なんですよん。
流動物だか固形物だかわからないものが入ってくると、喉としても処遇に困るのではないでしょうか。食べ物はしっかりカミカミ、気合でゴックン、しましょう。
お大事にしてくださいね。フルートの吹ける歌が歌えるのどが一日も早く戻りますように。

こんばんは。

お体、お大事にしてください。

> 何気に誤嚥の話をしたところ「それだ!」と合点がいったようなんです。
> 「今はまだ大丈夫だけれど、肺炎の心配があります」と真顔で言われました。

問診だけでここまでたどりついて方向付けできるお医者さんのようで、ホントよかったです。

http://www.hakusui-kai.jp/1-4.html
特に90才以上の高齢者では、肺炎は死因の2位、原因は誤嚥が多いらしいです。

誤嚥、の件ではこちらでも先日おふくろの件でググッたことがあり、甘くは見れません。
先日熱出して風邪とおもっていたら、足腰に力がはいらず、まわりのものにつかまりながら歩くのがやっとで、両手も軽く震えて、味噌汁もお椀は持てずお箸で食べられないくらいになってしまい、ビックリでした。
そのとき、素人考えですが、注意するように伝えたことは、
・転んで頭を打つな
・飲み込みがあやしくなったらすぐに病院へ行け

ということでした。
地元のかかりつけと地元のある程度の病院では確かな説明がなくて、大学病院へ紹介状書いてもらっていったら、おふくろが一番心配していた、昔かかった病気の再発ではなくて、風邪で寝ていて体力が落ちただけ、という結論になりました。
かかりつけに大学病院からの手紙を持っていったら、医者はプライドがあるのか特にコメントなしですが、看護婦さんはものすごく喜んでくれたそうです。最近、ようやく元に戻りつつあります。

ところで、「ネコマンマ」もわざわざ説明しないと伝わらない死語となっているのでしょうか。猫を飼ったことはあるので、当時ごく普通に使っていた言葉でした。年寄りですね。

誤嚥は怖い…と知識は持っていますが、ご高齢の方の問題だと思ってしまっていました。
気をつけないといけないのですね。
ついていないかも、とおっしゃいますが、発表会前日とかに見舞われるよりは全然よいですよね! お大事になさってください。

わたしも、ポンジュース大好きです(笑)

お早うございます。

誤嚥は怖いです。
自分が学生時代解剖させていただいた方は50大の筋肉質の男性でしたが、その死因は誤嚥でした。胃内に食物いっぱいだったので、元気だったのかな…と。
ココまででなくても誤嚥性肺炎はよく診ます。50代以降は考慮すべき項目ですね。
脳梗塞の症状であることもあります。よくむせるようならMRI等も考慮すべきかも?

いずれにしましても、御自愛下さい。大事な喉ですし♪
あと…ポンジュースは結構糖分あるはずです。美味しいですが、飲み過ぎにはご注意下さい♪

olivetammyさん、いらっしゃいませ。

 ありがとうございます。今だ、誤嚥から罹患した風邪に苦しんでおります。なるべく安静にして、一日も早く直せるように頑張っています。

だりあさん

>よく「むせる」とかいう現象のひどいのが誤嚥だと思います。

 ああ、なるほど。そうかもしれませんね。実は私、今回のはかなり激しい誤嚥だったのですが、“ちょっとむせる”ってのは、ちょくちょくやってます。無意識でうわの空で食事をするのが良くないんだろうと思ってます。食事をする時は、しっかり食事に集中しないと…ダメかな。なんて、反省をしている最中です。

tetsuさん

 ネコマンマは若い人たちには死語のようですよ。なにしろ、だいぶ前から「ネコにはネコ缶」が常識になっていますからね。今の時代、人間の残飯をネコが食べるのではなく、下手すると(安いので)ネコ缶を人間が食べる時代ですから…。時代も変わったものです。

>問診だけでここまでたどりついて方向付けできるお医者さんのようで、ホントよかったです。

 実は色々あって、20年来お世話になっていたかかりつけのお医者さんを見限って、病院を変えたんです。今度の先生は女医さんなんですが、なかなかに鋭い方のようなんです。まあ、医者には命を預けるわけですから、信頼できる人がいいですね。

椎茸さん

>発表会前日とかに見舞われるよりは全然よいですよね!

 そうかもしれません。こんな事が発表会前日にあったら、絶対に本番で歌えませんから。そういう意味では、不幸中の幸いと思う事にします。

 それにしても、誤嚥、怖いです。

ぼーさん

>50代の筋肉質の男性でしたが、その死因は誤嚥でした。

 うわっ、他人事じゃないですね…。誤嚥による窒息死…だったんでしょうね。窒息は苦しいですし、死に至る窒息なんて…なんかやりきれないですね。

>ココまででなくても誤嚥性肺炎はよく診ます。

 そうなんですか? 私も軽く考えずに、きちんと経過観察してもらわないと…。

>脳梗塞の症状であることもあります。よくむせるようならMRI等も考慮すべきかも?

 ううむ、脳梗塞の自覚症状はないのですが、頭の片隅に留めておきます。

>ポンジュースは結構糖分あるはずです。美味しいですが、飲み過ぎにはご注意下さい

 糖分、そりゃあありますね。ポンジュースは相変わらず美味しいのですが、日々、飲む量が減っています。たぶん、カラダが欲していた時期は、無性に飲みたかったのでしょうが、ひとまず足りてきたら、ポンジュース欲が下がってきたような気がします。

 今は何より、眠りたいです。(なかなかそうはいきませんが…)。

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