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2013年12月 5日 (木)

新曲をいただきました

 さらに声楽のレッスンの続きです。

 一通り、レッスンが終わったので、ちょっと気を抜いていたら、先生がやおら聞き慣れない(でも聞き覚えのある)曲をピアノで弾き始めて「最初の部分だけでも聞かせてください」とおっしゃいました。

 「えっ? えっ?」と思ったものの、まだ「O del mio dolce ardor/ああ私のやさしい熱情が」のレッスンの続きかと思った私は『この曲は元々、AとかBとかのバージョン違いがあるし、レッスンでやっているのとは別バージョンの伴奏なのかな?』と思って歌いだそうとしましたが、どうにもうまく入れないし、そんな私を見て、先生もピアノを止めちゃうし…。

 で、改めて「どこを歌えばいいんですか?」と尋ねたら、先生が「あれ? まだやっていなかったっけ?」とおっしゃるので「どれですか?」と私がピアノ側に廻って、先生の楽譜をチラ見したら、全然別の曲の譜面が置かれているじゃないですか?

 「アリアは渡していなかったけ?」

 「今歌っているのは、イタリア古典歌曲の2曲だけです」

 「それで、この曲は、次からやりましょう。準備しておいてください」と言ってピアノを弾き始めます。

 「この曲、知ってますか?」

 「それ、トスカでしょ? トスカの一幕のテノールのアリアですね」

 「正解。楽譜はどれを使いますか? アリア集で行きますか、スコアで歌いますか?」

 「トスカはスコアを持っていないので、アリア集で行きます」

 「アリア集なら、ぜんぶあるので、どのアリア集で勉強してきてもいいですよ」

 という事になったので、次回から、プッチーニ作曲「トスカ」より 「Recondita armonia/妙なる調和」もレッスンしていただける事になりました。ちなみに、音楽之友社のアリア集で勉強してきます。

 新曲がもらえて、うれしいけれど、ちょっと複雑な気分です。だって、この曲、私には歌えない事が明々白々としているからね…。

 ちなみにこの曲の事を知らない人のために、YouTube画像を貼っておきます。

 歌っているのはドミンゴですが、この曲は、元々、ドミンゴのような重い声のテノールが歌う曲であって、私が歌うには曲が重すぎる…ような気がします。まあ、それはカヴァラドッシになりきって歌うならば…という条件付きならば、って事ですが…。

 おそらく先生は、単純に、この曲をエチュードか練習曲の代わりに、私に提示したのだと思います。決して歌劇「トスカ」の中のアリアとして歌うことは要求していない…のだろうと思われます。ですから、今回は役になりきって歌うのではなく、純粋に発声に注意をして、自分の声で自分なりに、この曲を歌えばいいんだろうなあと理解しています(でないと、とても歌えるとは思えないからです)。

 で『この曲はオペラアリアである』という事を忘れて歌うにしても、それでもまだ気は重いです。

 だって、この曲、高いんだもん(涙)。高いGやAなんて、普通に使っているもんな。つまり、GやらAやらをサラと歌わないとメロディが歌えないわけだし、最後のキメには高いBがあります。へへへっ、そんな音、今まで歌で出したこと無い…どころかトライした事すらありません。まあ、先生との発声練習では「Hにはまだ届かないね、Bまでかな」って言われているので、発声練習ならBも(無自覚に)出しているのでしょうが、意識的に曲の中で出すのは…無理ナンと違う?

 まあ、今回は発表会のように、人前で完成した姿で披露する前提もなく、単にレッスンの中だけで歌うのですから、歌えなかったら、それはそれで良しですし、案外、先生的には最後のBなど、どうでも良くて、途中のGやらAやらの方をレッスンしたいのかもしれないし、それで最後の最後でBが出せれば御の字と考えて、こういう冒険もアリって事になったのかもしれません。

 そこらへんは先生に確認してみないと分かりませんが、まあ、そんなところでしょう。

 それにしても、今まで歌ってきた曲の中でも、この曲は、明らかに最難曲だなあ…。テンポは例によって揺れまくっているし、コード進行も不協和音が連続している(実際、MIDIでカラオケを作ってみましたが、とても聞くに堪えない伴奏になりました)し…。ほんと、私に歌えるんだろうか?

 最初から弱気では、歌えるものも歌えなくなってしまうので、そういう不安は横において、一つ一つ音を取って、発声の事だけを考えて、自宅予習をしていきたいと思います。

 とりあえず、撃沈上等の気分で、前向きに取り組みたいと思います。頑張るよ。

蛇足 そう言えば、ピアノの上に、来年のNHKニューイヤーオペラコンサートの台本が無造作に置いてありました。先生、また新年も、仕事始めはNHKホールみたいですね。では私は昨年に引き続き、テレビを見ながら先生を探すという「ウォーリーを探せ!」みたいな遊びに興じますか(笑)。

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コメント

今朝はドミンゴの素晴らしい歌声で始まりそう~

レッスン風景も良いですね。
すとんさんの先生はこれ迄も理屈も説明されてますね・・・
一度トライアルしてみたい~(笑)


wasabinさん

 ドミンゴ、いいですよね。私、世界中のどの歌手よりもドミンゴが好きなんです。この方の1/10程度でもいいから、それなりに歌えたら最高なんですが…。

 トライアルか~、まあ、Y先生は生徒募集はしていないけれど、トライアルなら、時間の都合さえつけばOKかもね。彼は、歌をうまく歌いたいという人への応援は惜しまないタイプの先生(って言い方、変ですけれど、そんな感じの人です)なので、面白いかもしれませんね。それに、先生って、やっぱり声種によって教えるポイントって奴が違うかもなあ…って最近思います。バリトンの先生に歌を教わると、いかに中音域が大切なのか、中音域をキレイに歌うのが難しいのかって、シミジミと学びますよ。

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