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2013年9月17日 (火)

で、フルートデュエットは本番を迎えたわけです

 本番を迎えました…と言っても、本来の予定では、前日にやるはずだったのですが、主催者側の都合で日をズラして出演することになりました。この出演日がズレたと言うのは、何気に痛手でした。

 本番当日も、ギリギリまで忙しく働いておりましたので、後輩君と顔を合わせたのは、本当に本番の数分前って感じでした。顔を合わせて、すぐに楽器を組み立てて、チューニングと簡単な合わせをやりました

 直前の合わせは、場所も無かったので、屋外でやりました。屋外での演奏って…解放感があって、いいですね。一通り合わせて、会場入りしました。主催者に挨拶をして、楽屋代わりのスペースに案内され「次の次に出演だから…」と言われました。つまり、本番ギリギリの会場入りって奴です(汗)。

 会場は、いわゆる体育館です。すべての窓を塞いで真っ暗にしてあります。当然、換気も良くないので、中はムンムンです。この日の外気温が約30度でしたから、室内は…考えたくもないですね。

 楽屋代わりのスペースとは言え、別に特別なスペースはなく、舞台のすぐそばに衝立で仕切られているだけの場所。当然、真っ暗です。舞台の明かり(それも結構暗いです。イメージとしては…ライブハウスみたいな感じ)しか照明が無いって感じの、実に実にクラシック音楽とは異質な会場です。

 昨日だったら、演奏会場はホールだったし、生音演奏だったし、他の出演者もジャズやクラシック系だったので、本当はそっちでやりたかったのですが、なぜかこっちに回されてしまいました。すっごい、場違いな感じを受けました。でも、ここでやれってわけですから、仕方ないです。

 やがて、我々の出演順になりました。

 いやあ、ライトは下からしか、あててもらえないだね。上からの光が無いため、舞台の上はほんと真っ暗です。楽譜と譜面台を持ち込んだものの、何も見えません(涙)。観客はギャーギャー騒いで、すごく興奮状態で、とても賑やかです。フルートの音も、もちろん、生ではなくマイクを通しての演奏となります。

 始めろ、という合図が来たので、自己紹介をしつつ、軽いギャグ(寒いギャグ?)をちょっと言ってから演奏に入りました。最初は「メリー・ウィドウ・ワルツ」でした。

 案の定、舞台では、それまでパンクロックだったり、デスメタルなどをやっていたわけで、そこにフルートでクラシックですから…案の定、客席から失笑されました。「つまんねー」とか大きな声で言ってくれる人もいます。…凹みますね。そんなに大きなミスはしなかったつもりだけれど、観客のウケは極めて悪かったです、そりゃあそうだよね。

 間にMCを入れて、二曲目の「恋するフォーチュン・クッキー」をやりました。ちなみに、MCは私がやりました。まあ、亀の甲より年の功って奴です。

 さすがに、AKBはクラシックなんかよりも、ずっとずっとウケが良かったです。私のフルートに合わせて、手拍子、足拍子が生まれ、歌ってくれる人たちもいましたが、当然、一方では「つまんねーぞー」という正直な感想を大きな声でわざわざ叫んでくれる客もいました。…凹むなあ。

 なんかもう、頭の中がグルグルするは、明らかに会場から浮いていることを感じるし、歓迎されていないのは歴然としているし…本当は2コーラスやる予定だったけれど、1コーラスで止めちゃったよ。はい、演奏中に心が折れたわけです。

 演奏を終えて、満面の笑みを浮かべて「ここまで聞いてくれて、ありがとう~」と叫んで、舞台から降りました。

 「…絶対に、来年はリベンジだ! 倍返しだ!…」 そう、後輩君と誓いました。後輩君は「彼らを見返すために、来年は難曲に挑みましょう」と言ってたけれど「いやいや、難曲よりも、簡単な曲を完璧に仕上げる方向で頑張ろうよ」と言っておきました。どっちにしても、来年の話だけれどね。

 ああ、悔しい。

 それにしても、あれが本当の“アウェー”って奴だね。ライブハウスでワルツを演奏したら、そりゃあ浮くよねえ…。

 来年もまた体育館でのライブハウス状態の中での演奏かもしれないけれど、こうなったら、ライブハウスでのクラシックって事で、こっちも意地を張ってやる…なんてね。

 ああ、悔しい。やはり、クラシック系の音楽は、落ち着いた客前でのホール演奏がいいですよ。ライブハウスのような、汗にまみれて興奮状態の場では、似合わないって。

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コメント

予定通りの前日であれば、冷房の効いたホールで、
クラシックもOKのお客様相手の、デュオデビューのはずが、
翌日に回されて、冷房の効かぬ体育館で、
クラシックは、あんまり、のお客様相手のデビューの悲劇、
ということでしょうか?
ご事情は、よくわかりませんが、残念でした。

つまんねー、などと声高にいうお客様はよろしくありませんが、
そういう客層の前で演奏することを強いた主催者さんに対して、
恨み、嫌味を言うのではなく、
そういうお客様に対しても、
次回はご納得いただけるような演奏をしよう、
という前向きなお気持ちでいらっしゃる、すとん様と後輩様、ですね。

operazanokaijinnokaijinさん

 とにかくリベンジなんですね。主催者さんには文句ないですよ。たとえなんであれ、演奏のチャンスを与えてくれたわけですから、感謝な事です。まあ、もちろん、前日に演奏できれば良かったのですが、それはそれで色々と都合と言うのがあったのでしょうね。仕方ない事です。

 それよりも、あの観客たちの鼻をあかしてやりたいんですよ。今年凹まされた分、次回は感動させたいんです。

 そのためには、各自の力量アップはもちろんですが、選曲とかMCとかにも力を入れてないとなあって思っているわけです。

 人生は、常にチャレンジです。七転び八起きでございます。

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