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2013年9月20日 (金)

[生徒・客の立場から見た]講師演奏について

 私の前の声楽の先生であるキング先生は、発表会などでの講師演奏を、本当にイヤがっていたが、でもそれが教室宣伝のために必要な事だと理解し、また発表会に集まってくれる先生のファンのためを考えて、毎回、最高の演奏をしてくれたものでした。

 一方、前のフルートの先生である笛先生は、発表会などでの講師演奏と言うのはしなかった…というか、そもそもそういう雰囲気の発表会ではなく、何となく始まって何となく終わる。そういうルーズな雰囲気の発表会だったから、講師演奏なんていう畏まった事なんて似合わなかったんだと思うし、笛先生自身、毎日のようにステージで演奏していたので、彼女の演奏を聞きたければ、彼女のライブステージに行けばいいだけの話だったので、講師演奏なんて想像だにしなかったのだと思う。

 また、今の声楽のY先生の場合、笛先生ほどの頻度ではないにせよ、彼も頻発に演奏会を開いているので、彼の歌唱を聞きたければ、彼の門下の発表会ではなく、彼自身が出演する演奏会に聞きに行くべきだろうし、今のフルートの先生であるH先生は、演奏の仕事自体を厳選しているくらいだから、講師演奏なんてありえない話である。

 このように、音楽教室の先生、たった四人であっても、講師演奏の是非なんてものに、決まりがない事がよく分かる。

 分かるけれど、やはり生徒であるとか、お客であるとか、そういう立場からすれば、発表会での講師演奏ってのは、刺身のツマのようなもので、無いからと言って文句は言わないけれど、できれば有った方がありがたいものである。

 だから、最後の最後に講師演奏が行なわれる発表会に出くわすと、ほんと、ホッとします。
 
 
 音楽教室の先生と言っても、千差万別なのは百も承知の上での話です。

 先生ご自身が現役の演奏家ならば、講師演奏にも期待が持てるが、別に演奏家でなくても音楽教室の講師はできるわけで、演奏家ではない先生に演奏を求めるのは、ちょっと求めすぎだろうとも思います。

 しかし、生徒の立場であれば、先生という存在の方に対して、尊敬の気持ちを持っていたいし、できれば憧れたいものです。だから、発表会の最後に、生徒の誰よりもかっこよい演奏で、バシっと決めてほしいのは本音であります。

 英会話の出来ない英語教室の先生なんて居ないでしょ? 同様に、演奏のできない音楽家なんているわけないんです…と生徒は信じてます。

 それに生徒からすれば「私は発表会なんて大嫌いで、それを先生に無理やり言われて、いやいや参加しているんですよぉ(涙)。私に無理強いをさせているんだから、言動一致です。生徒に出演をうながしているんだから、先生だって、まず“隗より始めよ”でしょ。当然、講師演奏、やるよね。「私についてこい~!」くらいのノリでやってくれますよね。

 …なんて事、結構マジメに思っているもんなんです、生徒って奴は。それを知ったら、先生たる者、そりゃあ後には引けませんよね。

 でもでも、先生と言えども、ヒトの子。日頃から演奏活動をしているわけでなければ、レパートリーなんて無いだろうし、そのためだけに演奏の準備をするなんて、そりゃあ準備が大変すぎます。それに、なんであれ音楽のプロであるならば、タダで演奏を聞かせるべきじゃないとも言えます。それも生徒の発表会のツイデに自分の演奏を聞かせる? そこまで安売りして良いわけがない…とも言えます。プロなら自分を安売りするな、です。

 でも、ある意味、講師演奏は、最大のコマーシャルであるとも言えます。発表会に来た人たちの中から「あんな素敵な演奏をする先生に習ってみたい/ウチの子を習わせたい」と思う人がいないとは限りません(いや、結構いると思います)。

 だからこそ、バッチリした演奏ができるならともかく、演奏に自信がないなら、そんな無様な姿を見せない方がいいとも言えます。

 でもね、そうなると、客って奴は、勘繰るわけです。

 「なぜ、ここの先生は演奏しないの?」

 忘れがちな事だけれど、実は、発表会に来てくれる客と、コンサートの客って、客層が全然違います。特に子ども相手の音楽教室の場合は、顕著に違います。

 発表会の客ってのは、我が子だけにしか興味ない親と、義理でやってきた客が大半。演奏の善し悪しなど、実はよく分からないし、先生の演奏を、生徒と比べるから、たいていの演奏は神業にしか聞こえない。だから、講師自身が「あちゃー、やっちゃったよ(涙)」と思っていても、心の底から「あの先生、素晴らしい!」なんて思っていたりもします。

 まあ、発表会では、先生は先生の役割を果たしていれば、それでいいんだとも言えます。…で、発表会における先生の役割って、何?

 ステージマネージャー? ステージマネージャーだったら、ベテランの生徒さんや、事務職員に任せてもOKでしょ?

 音楽監督? それは事前の仕事だね。

 舞台袖でヤキモキするのが先生の仕事? んなわけないよね。

 じゃあ、発表会における先生の役割って、なんでしょうね?
 
 
 私なりの結論、発表会運営はビジネスです。講師演奏は良い宣伝です。宣伝チャンスをどう生かすかは、その教室の運営方針で決めるべきです。

P.S. 観客の立場からすれば、最後の最後にラスボスが登場してくれない事には、なんともカタルシスが解消されないものであります。そういう意味では、講師演奏が最後にないのは、なんとも始末に負えないものなんですよ。

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コメント

講師演奏、必要だと思ってます。

生徒の立場からすると、来てくれた友達などに「どやー、先生すごいんだぞー」と自慢? できますし(?)、それに、純粋に、先生の演奏が好きなので聴きたいと思います。
でも、教える側からすると、ベストの状態でないのに歌うのに抵抗があったりするという話も聞いたことがあります。むずかしいですね。

椎茸さん

 そうそう友人知人たちに対して「私の先生、すごいでしょ?」って、言いたい気持ちありますよね。言いたい…と言うよりも、誇らしいというか、自分が尊敬する先生をみんなに紹介したい…とか、そういう気持ちです。

 たぶん、生徒の側から『講師演奏は不必要』とか『講師演奏なんてジャマ』とか、そういう意見は、絶対に、出ないと思います。発表会などで講師演奏がないのは、単純に先生が回避しているからですね。

 色々な理由はあるにせよ、生徒の立場では、我が師を誇りたいんですよね。うんうん。

講師の演奏、私も楽しみにしてます。

教えていただいてるところでは発表会と言う形をとらず、
カフェ2階とか教会で、一応関係者のみの生徒同士の交流の場と言う形で年に一度あるのです。

お子さんもいれば、私のような大人になってからの生徒もいます。
参加費は500円なので、
先生の持ち出し費用がありそうです。
お茶目な先生で、こんなの見つけました、とほうきの笛を吹いてくださったりします。
もちろん、真面目に演奏してくださいますので、どちらもワクワクします。

今年は、デュオしてくださらないかな…なんて。

先日までの曲は背伸びし過ぎて暗譜まで到達できなくて、一旦、終わりましょうかとなってしまいました。

次回のレッスンまでにやりたい曲を決めてね、と言われ迷い中です。

はるさん

 はるさんのところは、発表会ではなく、いわゆる勉強会って奴なんでしょうね。

 私のH先生のところも、発表会は(たぶん)やらず、代わりに夏合宿の中で互いにソロ曲を演奏し合ったり、デュオやフルートアンサンブルをやったりしているようなので、勉強会に近いカタチでやっているみたいです。

 …みたいです、なんて他人事のような書き方をしたのは、今のところ、私には他人事だからです。門下の夏合宿、参加したいのですが、一度も参加したことがないからです。だって、私は仕事があるから…その夏合宿には参加したくても参加できないからです。カタギな社会人としては、趣味のための夏合宿に参加するってのは、厳しいのです。手続き的には有給でも何でも取れば、合宿に参加できるのですが、仕事の都合上、それが許されないタイミングで合宿が組まれるので、どうしても合宿はパスせざるをえないわけです。

 残念ですが、仕方ないのです。

>次回のレッスンまでにやりたい曲を決めてね、と言われ迷い中です。

 やりたい曲ならたくさんあるけれど…って悩みですね。私もやりたい曲なら、いくらでもあるので、そんな事を言われたら、ほんと、悩んでしまいます。

 

講師演奏する派の先生です。

しない派の先生も多いですからね。

ちなみに、私の講師演奏はプログラムの最後じゃありません。最後はうちの場合、全員での発表というやつなんです。

では、なぜ私が講師演奏をするか?
演奏でメシを食ってはいません。まぁでも、ボランティアですが演奏する機会はちょこちょこ、あります。
私が演奏するのは、「先生だって、頑張ってんだからね!!あんたたちもがんばんなさいよ!」と激を飛ばすのにちょうどいいからです(なんじゃそりゃ)

「やってみせる」ことほど影響を与えることはありません。

ベストの状態ではなくても。
怖いですよ。
だけど、生徒はもっと怖い思いをしてるかもしれませんからね。


ちなみに発表会での指導者の役割は、やっぱり、音楽監督だと私は思います。プロデューサーです。それは、うちの発表会の目的からきているもので、「発表」会ではなくコンサート、だからです。
ビジネスであることはいうまでもないから、いちいち意識しませんけどね。

ことなりままっちさん

 発表会って、もちろん生徒さんたちの日頃の成果を発表する場ですが、同時に教室や指導者の宣伝の場でもあります。特に教室探しをしている人にとっては、発表会って、その教室の事を知る絶好のチャンスだったりします。

>「やってみせる」ことほど影響を与えることはありません。

 先生の背中を見て生徒は育つ…んだと思います。だから、しっかり背中を見せてくれる先生って、生徒からは頼もしいと思います。

 だからと言って、しない派の先生をするつもりはありませんが、客の立場で言えば、講師演奏に代わる、ラスボス的な存在が欲しいです。全員での発表ってのは、ラスボス…と言うよりも、ラストシーンとしてふさわしいですね。

 声楽のY門下は、ラスボス的な存在も、ラストシーンとしてふさわしい場面もなく、淡々と発表会が終了しちゃうんですね。機会があったら、そのあたりの事、言わないとダメかなって思ってます。とは言え、先生は門下を縮小するつもりらしいので、あえての所業かもしれないとも思ってます。

 教室を大きくするなら、ぜひ、講師演奏か、それに代わる何か宣伝的なモノが欲しいですね。

なるほど。

そう考えたら、うちの全体発表は何らかの宣伝になっていると思われます。(これを目当てに、ではないですが、楽しみにしてくださっているお客様もいらっしゃるし)
先生のところの発表会は楽しそうだからぜひ出たい、ということでご入会された方もいますし。

うちの師匠が最近、門下が減って困っていらっしゃるらしいんですが、多分講師演奏を提案したら「俺をコロす気か!」とおっしゃるのが予想できるのですよ。
とはいえ、ラスボス的な方もいるのですが(一応後輩)お客さんとして純粋に聴きに来る人がいないっていうのが、門下の発表会のネックなのかもしれないなぁ。

師匠がそういうのを望んでいるかどうかもわかんないですけど。
子どもたちは弾いたら帰っちゃうし、お土産もありませんからね。いやな話だけど、子どもは多少お土産なんかを期待するので。

ことなりままっちさん

 先生の腕前が確かなら、生徒が集まるってモンじゃないんですよね。“良き師”である事と“敏腕経営者”である事は、基本的に違う素質が要求されますからね。むしろ部分的に両立しない箇所だってあるかもしれません。

 たぶん、ままっちさんのお師匠さんに必要なのは、敏腕マネージャーなんだと思いますよ(でしょ?)。お師匠さんのスケジュールにも、教室経営にも目を配ってくれる、敏腕マネージャーが必要なんですって。

いいなぁ〜
私もY先生に習ってみたいなぁ

佐藤きびさん、いらっしゃいませ。

 Y先生は、残念な事に、現在、生徒さんを募集していないんですよ。むしろ門下縮小中で、以前からの生徒さんが辞めても、新しい生徒さんは取ってません。それだけ、歌の仕事が忙しいみたいです。今月など、ずっとオペラの地方巡業をしていて、全然、当地に戻ってこないので、なかなかレッスンしてもらえないくらいです。

 私の前の声楽の先生であるキング先生なら、生徒さんのアキがあるようなので、ご紹介できないわけじゃないですが…。あの方も、相性さえ合えば、なかなか親切で良い先生ですよ。

確かに、師匠には敏腕マネージャーが必要だと思われます…。
断りたいけど義理があって断れない仕事とかも受けちゃうし。
たまにお疲れの時もあります。(そんな時に限って私のヘタクソな演奏を聴かせることになってしまってごめんなさいですが)
音大の教授なんて職業も、精神的に「クル」みたいですし。

指導と経営は確かに別のなにかが必要ですね。
零細個人教室の場合、両方の素質を少しずつ持っていないと教室がつぶれちゃいますので、なかなか難しいところです。

ことなりままっちさん

>音大の教授なんて職業も、精神的に「クル」みたいですし。

 そう言えば、H先生も似たような事を言ってた事あります。「教えるってのは、身を削る行為なんだけれど、みんな、その自覚がなさすぎるよなあ」って、ボソっとおっしゃってました。まあ、それは私も肌で理解します。教えるって、身を削る行為だから、その一方で、身を肥やしていかないと、持たないんだよね。

 休憩/休息って大切だよね。

>指導と経営は確かに別のなにかが必要ですね。

 音大って、音楽は教えても、経営については何も教えてくれないんでしょ? 演奏家って、個人事業主なんだし、ピアノの先生もそう。音楽で食べるって事は、個人事業者になる事とほぼ同じなのに、音大で経営を教えないなんて、マヌケなカリキュラム…って言われても仕方ないよね。

 私は敏腕マネージャーはいらないけれど、美人秘書なら欲しいかも(笑)。

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