ひとこと

  •  ああ、楽しい。楽しすぎる。8月に入って以降の私のプライベートライフが楽しすぎる。楽しすぎて楽しすぎて、ちゃんと社会生活に戻れるかどうか、とっても不安。ああ、本当に楽しすぎて、人間、ダメになりそう…。

お知らせ

  • ●F門下&Y門下合同発表会は、2017年9月9日(土)に行われます。●13時開場、13時30分開演です。●場所は、神奈川県の鶴見区民文化センターサルビアホールの音楽ホールです。JR京浜東北線鶴見駅、あるいは京急鶴見駅のすぐそばのホールです。●私は、後半(第2部)の2番目に二重唱「私は貞淑な人妻」を歌い、9番目で「おお祖国よ(ダニロ登場の歌)」[マキシムの歌です]を歌って、11番目に二重唱「愛のワルツ」[メリー・ウィドウ・ワルツです]を歌う予定です。●私自身は発表会の後半~終盤にかけて歌いますが、今回のホールは小さい(100席程度)のため、ゆっくり来られると、立ち見、あるいは入場制限がかかる怖れがあります。一応、入場には整理券が必要という建前になっていますが、出演者の知り合いなら、整理券がなくても入場できますので「メリーウィドウの人を応援に来ました」と言えば、よっぽど混雑していない限り入場できるはずです。●なお、リアルに私の知り合いの方は、おっしゃっていただければ、入場整理券を差し上げますので、ご連絡ください。●どなた様も応援よろしくお願いします。
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2013年8月 1日 (木)

今年は第九に参加しない

 …と決めました。

 理由は……“忙しいから”が一番大きな理由。だって、第九は、別に、私が参加していなくても、その実演に何の支障もないわけで、私が参加しても参加しなくても“この世界に、たった一つのキズアトもつけられないなら”、そりゃあもう、自分の都合優先でいいんじゃないかって思ったわけです。

 で、その“自分の都合”ってのが『休みの日は、休みたい』という、少し前の私なら「それは無いだろ?」というような、どーしよーもない理由。ああ、あの活発なすとんさんは、今どこに?

 とにかく、休みたいんですよ、私。

 第九の練習って、結構、バカにできないんですよ。練習は、基本的に毎週あるし、一回3時間ぐらいやるし、往復にだって時間はかかるし、なんだかんだ言って、半日つぶれちゃうし…。だったら、その間、自宅でボケーとしている方が、うれしい…と思っちゃったわけです。

 ああ、自堕落だなあ…。

 とにかく、今年の第九は妻だけ参加。私は参加しない…そう決めたわけです。まあ、たまには、第九を客席から見るのも、悪くはないでしょう。
 
 

 それともう一つ、第九に参加しない…というか、したくない、小さな理由があります。

 それは“今は合唱そのものをやりたくない”という気持ちです。

 なんだろうなあ…歌うなら、マイペースで、一歩一歩、自分の足の踏みしめを確認しながら、丁寧に前に進みたい…と言うと、ご理解いただけるかな? とにかく、今はそういう気分なんですよ。

 合唱って、どうしても“歌わされる”って部分があるじゃないですか? 指揮者に“歌わされる”、音楽に“歌わされる”、周囲の流れで“歌わされる”…。“歌わされる”事自体は、本来的には嫌いじゃないし、それはそれで“歯車の悦楽”って奴もあって、そういう楽しみも好きなんですが、今はその“歌わされる”のは、ちょっとパスしたい気分なんです。

 今は“自分で(意識的に)歌う”事に集中したいんですよ。もう少し厳密にいうと“歌う”と言うよりも『意図的な発声』って部分にこだわりたいんです。つまり--自分の声と正面切って向き合いたい--って気分なんですよ。

 今の私は、周囲とのアンサンブルではなく、極々私的な発声に、時間と気持ちを思い切り注ぎ込む時期なんじゃないかって思ってます。Y先生に師事して約1年。気持ちもカラダもテクニックも、色々と変化の手応えを感じているところです。いい方向に転がっているんじゃないかって思ってます。そういう、いい感じに転がり始めたところで、合唱をして“歌わされて”しまうと、せっかくいい感じに転がり始めた発声が、違った方向に行ってしまいそうで、ちょっと怖いんですよね。

 やっぱり合唱をやれば、楽譜通りに歌おうとするじゃないですか? 指揮者の師事通りに歌おうとするじゃないですか? 周囲の歌声に合わせようとするじゃないですか? その結果、自分を押さえ、無理をして、バランスを崩したりするの、怖いんですよ。

 実際、自分を押さえずに合唱するなんて…まだまだ無理というか、むしろ無理度が上がっているというか…とにかく、いわゆる“合唱声”とは、逆の方向に自分を伸ばしたい、そのためにも今は“合唱声”から距離を置きたいというのも、本音の部分にあります。

 と言うのも、今、おそらく合唱を始めてしまうと、無意識に“合唱声”を体内に取り込んでしまうんじゃないかって思いますが…今は、合唱声はいらない私です。まず、ソリストとしての声を磨きたい。自己主張をする声で歌いたい。

 そういう気分なんですね。だから、今年の第九には参加しない…と決めました。

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合唱」カテゴリの記事

コメント

第9なら、みんなが大声張り上げるので、自分も一緒に張りあげてもOKな気がしますが、すとんさんは声量があるお方ですもんね(^^;)
知人で声楽やってるテノールさんは、合唱する場合はオペラ向けの合唱団でしか歌わないと言ってますよ。
すとんさんもいかがでしょうか(^0^)!?

わかります。そう思うぶんだけ、声楽の方が充実されているのですね。私も、声楽に手応えを感じつつある時期に母校合唱部のOB会の練習にお邪魔したとき、歌いにくく感じました。そういうときは離れているのが良いです。
休めるときに、ゆっくりしていただいて、声楽のほうに磨きをかけていかれますように(^O^)

すずめおばさん

>第9なら、みんなが大声張り上げるので、自分も一緒に張りあげてもOKな気がしますが

 音量だけなら…ね。音質的な問題は、また別なんですよ。音量を下げながらも、音質も周囲の声と合わせていかないと、いくら第九でもダメなんですよ。市民合唱団には市民合唱団としての“音質”って奴がありますから、周囲とあまりに違う声を出しては、合唱にならないので、不可なんです。

>知人で声楽やってるテノールさんは、合唱する場合はオペラ向けの合唱団でしか歌わないと言ってますよ。

 それ、正解です。基本、オペラの合唱は、ソリストたちによる合唱ですから、声楽をやっている人にとっては、一番楽な合唱なんですよ。…本来は合唱そのものが、ソリストたちによる合唱であるべきなんでしょうが、日本の合唱は、ヨーロッパ的なクラシック音楽の流れとは違う方向に発展しているので、ソリスト声(って合唱の人たちは言いますね)と合唱声は、明確に区別されるんですね。

 器用な人なら、その二つを巧みに使い分けできるんでしょうが、私は、そこまでには至らないもので(不器用なんですね)。

 オペラ合唱か…いいかもね。ただ、オペラの舞台に行ったら、私の事だから、合唱ではなく、端役でいいので、ソリストをやりたがるでしょうけれどね(爆)。

椎茸さん

 まあ、何と言っても“忙しい”が第一義的な理由なんですが、声楽の方に手応えを感じているのも確かです。

 声楽を学んでいる過程で、一時期合唱から離れる事は、どうも必要な事のようです。その時期を過ぎれば、また合唱を楽しめるようになれるはずなので、それまでの辛抱って感じなんだろうと思ってます。

声楽でも、ほかの楽器でもきっとストンさんと同じ考えをお持ちの方、たくさんいらっしゃるんではないでしょうか。

少し意味が違うかも知れないのですが、何年か前から参加してきた吹奏楽団を、今年は長期休団してます。

もともとの理由は多忙で土日に身動き出来ないからでしたが、行かなくなってから気付きました。

いま、平日の隙間時間に1人で練習したり、弦の方や木管の方とアンサンブルしたりしてるんですが、自分に向き合って練習する(自分の音をしっかり聞ける)と、こんなふうに吹きたかったんだと思うことが多いです。

と言っても、私が他の人より出来てるとかではなく、
何人もいるフルートさんと一緒にガーっと吹いてしまうと、荒いと言うか、工夫しなくなる自分もいるし、自分の音も聞こえにくく、また考えが違う人と合わせるストレスがあっこんだ、と今さらながら気付きました。

長らくフルートパートは少人数だったので意図も伝わりやすかったのですが、昨年くらいから人数が増え、こんな感じで、と思ってもなかなか伝わらないのもストレスの原因なのかなぁと思ってます。

はじめまして すとんさん
ブログは読むのが専門で 今までにどのブログにも御返事したことはないのですが ずっと私が悩んできたことと すとんさんのそれとが あまりにも共通するものがあり、何だかうれしくなってしまいました。

そう、私も声がでかいんです・・・でも歌うことが大好きなんです・・・
子育てが一段落したら合唱をしたいなあと考えていたのが8年前。でもその前に少しくらい歌えるようにしておかないと 迷惑かけちゃうな・・・と先生探して声楽レッスンを始めました。
で 合唱団入団して5年くらいになりますが ずっとずうっとなんか違和感感じていました。

でかい声で迷惑なんじゃ・・・とか みんなと一体感感じられないなあ
とか。。。
「お上手ですね」 とか言われても素直には受け取れず

(・・私にもっと小さな声で歌ってという意味かな・・)
としか思えませんでした。
でも 素人の私がオーケストラと共演できるのは合唱団に所属するしかありません。合唱そのものを楽しめずに そう自分に言い聞かせてきたんですが、やっぱり人に迷惑かけてまでやってはいけないんじゃないかな  とある決心をしました。

とある合唱団のオーディションを受けよう そして落ちたら合唱から離れよう と。

結果は やっぱり落ちました。
私は(自分で言うのもなんですが)音程は正確だし高音も出ます
実感していた違和感は正しかったんです

実はもうすぐ所属している合唱団の公演があります。かなり難しいんですが練習する気になれません。でも最後なので 何とか少しでも迷惑かけないように小さな声で やろうと思います。

私も今年は第九歌いません しばらく合唱からは離れて考えてみます 声楽レッスンは続けてがんばりまーす

ちなみに 私も仕事めちゃくちゃ忙しいです!大好きな歌があるから 仕事もがんばれます(^^♪

長文失礼いたしました

はるさん

>自分に向き合って練習する(自分の音をしっかり聞ける)と、こんなふうに吹きたかったんだと思うことが多いです。

 うむ、私もそんな感じかな? とにかく、今はしっかり自分と向かい合いたいんですよ。そういう意味では、私とはるさんは同じなのかもしれません。

 まずは自分がしっかりする事。その上で、アンサンブルなり何なりを楽しめればいいと思います。合う合わないは、音楽をやる上で、あります。ビジネスなら、そこでオトナの対応をすればいいんでしょうが、趣味ですから、ある意味、わがままでもいいかなって思ってます。合わせていて楽しい人たちと、楽しく音楽をする…でいいんだろうと思います。また、どうしても合わない人たちであってもやりたいなら、自分を押さえて合わせる事もする…うむ、オトナだね。

たまさん、いらっしゃいませ。

 声って、一人一人違うわけで、だから、声の小さな人がどんなに頑張っても、ある一定以上の音量が出せないのと同様に、声の大きな人はどんなに押さえても限界はあります。声の大小だけじゃないです、声の通る通らないもそうだし、響く響かないもそう。音域だってそうだし、みんな違って、みんな素晴らしいんです。だから、ある人は合唱をすればいいし、ある人はソロを歌えばいいし、ある人は歌わずに舞台の裏方をすればいい…本当はそれだけの話なんです。みんながみんな、同じことができなくてもいい。でもそれぞれがそれぞれの個性を発揮して調和すれば良い。それが音楽の世界だと思います。

 分かりやすい例が、オーケストラね。それぞれに違う楽器が寄り集まって、一つの音楽を奏でるわけです。

 まずは自分のできることを一生懸命にやる。自分の長所を伸ばす。話はそこからかなって、自分でも思いますよ。

 声楽のレッスンをきちんと受けて、自分の発声を確立したら、きっと合唱でもなんでも歌えるようになれる…と思います(私もね)。まだ、道の途中で、未完成だから、そんなに器用な立ち回りができないだけ…って思ってます。本来の自分とは違う姿でいることって、難しい事だものね。

 とにかく、今は自分の歌、そして自分の発声をある程度確立することを優先したいです。それに、仕事優先、趣味は二番ですが、趣味があるから仕事を頑張れる…は私も一緒です。

 お互いに頑張っていきましょう。

こんばんは。

> 合唱って、どうしても“歌わされる”って部分があるじゃないですか?

ベートーベンが生前当時からどのように評価されてきたかというのは、残念ながら全くわかりません。wikiの記述ではワーグナーにより第九が復活演奏され、バイロイトでワーグナーの歌劇・楽劇以外で演奏される唯一の曲となっている、らしいです。wikiも別途確認は必要ですがわかりやすくまとまっているので、参考になります。
以前紹介した渡辺裕の「歌う国民」では、
「国民」が共有できる「国民音楽」を作り上げ、それを皆で歌うことによって帰属意識や連帯意識を高めてゆくことが、近代的国民国家を作り上げてゆく上で大きな役割を果たしました。

とあります。唱歌から始まり、その延長線上で、最近の流行は「第九」ということかもしれません。特に「第九」の流行を否定しているわけではありませんので、失礼しました。
「第九」の第4楽章は歓喜のテーマのあと突然トルコ行進曲、二重フーガとなる進行は凡人には理解できません。アマオケでも何回か演奏したことはありますが、とんでもない曲ですね。


tetsuさん

>「第九」の第4楽章は歓喜のテーマのあと突然トルコ行進曲、二重フーガとなる進行は凡人には理解できません。

 そうですか? たぶん、ベートーヴェンの中にはストーリーがあったんだと思いますよ。おそらく、音楽的なコラージュなんでしょうね。まあ、相手は音楽ですし、こちとら指揮者でもなんでもないですから、理解をする必要はないと思います。ただただ音楽に身をゆだねていればOKっと私は考えてます。

 交響曲の演奏では、頭脳は指揮者、演奏者は指揮者のカラダですからね。指揮者の意図は分からずとも、あっち向けと言われれば、あっちを向き、向こうを見ろと言われれば、向こうを見る。それでいいんじゃないかと私は思ってます。

>最近の流行は「第九」ということかもしれません。

 なるほど、アカデミックな考察ですね。それもあるかもしれません。

 私は単純に、第九の演奏会がたくさんあるのは、音楽業界の方々の年越し費用を捻出するための年中行事と理解しています。とにかく、第九の演奏って、儲かるんですよ。これがあると無いとでは、オケの方々の収入が大きく異なるってモンです。とにかく、第九演奏会は、年末の虎の子なんですね。

今の日本の「合唱」では、すとんさんがつらいんだろうなぁ、って思って読んでます。
ヨーロッパの合唱はうまい人がどんどん歌って、声の大小、歌い手としての優劣をこえてみんなで1つのハーモニーを作る感じだけれど
日本はひたすら「揃える」んだもんね。
それも歌えない方にあわせろとくる。。。
ただでさえ、自分の発声を見失いやすいのに、抑えて歌えと言われたら発声崩れる確率高くなりますものね。
今はいい発声に力を注ぐのもいいと思いますよ。
アンサンブルは重唱って手もありますからいい決断だと思います。
そういうわたしはアンサンブルに加わりたくてしょうがないんですがw
ガンガンソロ行っちゃってくださいね♪

ミルテさん

 そう、日本の合唱は、原則的に「揃える」なんですね。それも「上手じゃない方に揃える」。揃えられる人には楽しいだろうけれど、どうやっても揃えられない人間には居心地悪いったらありゃしません。

 私、合唱音楽そのものは大好きなんですね。でも、まだ、今は無理かもって思ってます。

>アンサンブルは重唱って手もありますからいい決断だと思います。

 重唱…いいですよ。私は妻がいますから、二重唱はよく歌います。門下で親しい人ができれば、三重唱四重唱もいずれやりたいですよ。リゴレットの四重唱なんて、ほんと、歌ってみたいものです。

>ガンガンソロ行っちゃってくださいね♪

 はい、目下、そのつもりで前向きに頑張ってます。

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