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  •  お相撲さんは格闘家であり、その素手は強力な武器であるわけだから、土俵以外の場所では、たとえ素手であったとしても他人を殴ってはいけないわけだし、ましてやその手に器物を掴んで凶器を使用してしまったら、言い訳はできないし、そもそもやり過ぎだし、卑怯ですらあると、私は思う。今回の件は、日馬富士にも同情すべき点は多々あると思うし、魔が差したのかもしれないが、鉄拳制裁はアウトだと思う。武道や格闘技は、暴力とは違うわけだが、角界の範たる横綱が暴力を行使しちゃあ言い訳できないよなあ。
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2013年5月 3日 (金)

フルートの、楽器としての難しさとは

 結局、今回は仕事が忙しくて、フルートのレッスンに行けませんでした。あ~あ。連休もあって、レッスンが無くなってしまうので、レッスンがある日は、ぜひレッスンに行きたかったのですが…。

 それで終わってしまっては、ブログとしてはなんなので、今回もフルート関連の事を書いて、お茶を濁したいと思います(笑)。
 
 
 フルートの試奏を繰り返していると「この楽器は難しい」とか「これは比較的簡単」という表現をしがちですが、ここで言う『難しさ』とは何かと、考えてみました。

 色々なフルートを試奏して「これは難しい…」と感じるのは…音の出しやすさ(出しづらさ?)かな? ごく普通に軽く息を入れただけで音が鳴る楽器もあれば、そんな軽い息では反応すらしない楽器もあります。

 そういう難しい楽器に共通する点として、決まったポイントに、細くて速いスピードの息で吹かないと楽器が鳴らないという事実があります。

 それも単に、細くて速いスピードの息であれば良いというのではなく、その息が、演奏者によって、しっかりと腹圧をかけてた息でないと、ちっとも鳴らないと言う難しさもあります。つまり、口先だけの息ではちっとも鳴ってくれない楽器ってわけです。

 それ以外にも、アンブシュアの問題もあるかもしれません。緊張感のないクチビルから出る息では鳴りませんし、力の入りすぎたカチンコチンなクチビルでも鳴らせません。適度に緊張しつつも柔らかいクチビルから絹糸のように紡ぎだされる息でないと鳴らないのです。

 そして、その息がライザーの特定の箇所に、どのような角度で当たるかで、鳴ったり鳴らなかったりもするわけです。

 そりゃあ、難しいよね。

 一般的には、楽器の難しさは、その材質と関係すると言います。そして、材質はその楽器の値段と関係しますから、ざっくり言っちゃえば『安いフルートは簡単で、高いフルートは難しい』と言えます。確かに、高いフルートには難しい楽器が多いと思います。だから「初心者のうちは、安価な洋銀フルートから始めて、上達するにつれ、フルートを買替えると良いですよ」というアドヴァイスが有効だったりするわけです。

 でも、本当に材質が、その楽器の難しさを決めるのかな?

 確かに、高級な材質ほど、比重が重くなるのは事実なので、比重が重い材質で作られたフルートは難しくなる…のかもしれませんが、それなら、同じ材質で作られたフルートは、みな、同じような難しさになるはずだけれど、現実には、例えば同じ総銀フルートであっても、比較的鳴らしやすいフルートもあれば、演奏者を選ぶタイプのフルートもあるところを見ると、材質だけが、そのフルートの難しさを決めるわけではないと思います。

 材質は、難しさの大きな要因かもしれないけれど、それ以外の要因、例えば、リッププレートの形状や、ライザーの角度。歌口の大きさやカタチ。そんな事も関係するのかもしれない。

 もし、そうなら『難しいフルート』と言うよりも『難しい頭部管のフルート』と言うべきなのかもしれません。そして『自分に合うフルート』『合わないフルート』と言いますが、実は『自分に合う(頭部管の)フルート』『合わない(頭部管のフルート)』と言うべきなのかもしれません。

 結局、フルートの難しさ(吹きやすさ?)を決めるのは、“材質も含めた頭部管の作り”って事になりますが、たぶん、そうなんだろうね。

 だから“頭部管コレクター”というべきフルーティストさんがいるわけなんだと思います。

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フルートのエッセイ」カテゴリの記事

コメント

楽器のむずかしさ、などという、私好みのお題を、
わざわざ私のために、ありがとうございます、
すとん様。

ピアノとバイオリン、どっちが難しいか、なんて不毛ですが、
フルートとサックス、どっちが難しいか、と言えば、
両方をやる私としては、フルートの方が難しいと断言します。
(ああ、異論、異見の方、すみません。)

指使いは、ほぼ、同じ。
問題、やはり、マウスピース、あるいは、口、唇。
フルートは、口をすぼめて唇に小さな穴を作って、
リッププレートの、これまた、小さな穴に、
息を微妙、絶妙な角度であてて、音を出すのですが、
いやあ、難しい。

そこいくと、サックスは、ガブっとくわえて、
フーっと吹けば、もう音が出る。

出てくる音も、フルートはいかにも繊細で、
ビブラートをかける時も、横隔膜?でハアハアと、

一方、サックスの音は、フルートに比べれば野太く、
ビブラートも、横隔膜法のみならず、下あご法もあって、
下あご法は、結構簡単かも。

フルートとサックスとの、難しさの違いの最大原因は、
マウスピースにある、となると、同じフルート同士で、
リッププレートの微妙な違いが難しさに影響するのも、
もち、の、ろん、←もちろん、ですよね。

というわけで、ああ、また、つらつらと長くなりましたが、
すとん様の結論、
フルートの難しさ(吹きやすさ?)を決めるのは、“材質も含めた頭部管の作り”
大正解だと思います。

なお、私、大昔、ロックバンドでサックスとフルートをやっていた時、
個人練習の時は、サックスパートも全てフルートで音楽づくりをしていて、
全体練習の時に、サックスを持って、フルートで練習した曲を吹いていました。
逆は、絶対無理、でした。

おしまい

operazanokaijinnokaijinさん

 現実問題として、フルートとサックスのどちらが難しいかは、サックスを吹かない私には分からない問題なんですが、ただ、ポピュラー畑のフルーティストさんは大抵サックスを吹きますが、サックスさんはフルートを吹くとは限りません。もちろん、フルートよりもサックスの方が需要があると言う事実もあるけれど、operazanokaijinnokaijinさんのおっしゃるような事も関係するかもしれませんね。

 サックスも吹けるようになると、カッコいいだろうな。でも、ただでさえ時間がなくて、フルートの練習がまともに出来ない今、サックスに手を出すのは、自殺行為だから、止めておきます(笑)。

 でも、ちょっとやりたいのは本音です(笑)。

まさに相性ですよね。
ところが相性が良くても好みの音色でないと気に入らないわけでして。

ラ・フォル・ジュルネに行きましたか?

河童さん

>ところが相性が良くても好みの音色でないと気に入らないわけでして。

 そうそう、そこはマッチングの妙と言うやつでして『相性が良いものは好きになれず、好きなモノは相性が合わない』となると、苦労する事になりますね。

 男女の仲も似たようなものかもしれません。大切なのは、自分の身の丈に合った中から、一番のお気に入りを探す事が大切で、最初にお気に入りを決めてしまうと、その方が自分の身の丈に合わなかった時は…添う事が難しくなるかもしれませんね。

 ラ・フォル・ジュルネ、行きましたよ。明日から、例年通り、連載を開始します(笑)。

頭部管かえてみたらどうでしょう?
アリスタとか??? 
好きなフルーティスとさんの楽器がわかれば傾向がわかりますよ。
すとんさん、アゲハちゃんがふきにくいのでしょうか?
アルタスさんは骨太に感じられてませんか?
試奏する大きな場所だと具合がいいと思います。
部屋が狭いとかなり分厚く感じるのでは、ないかなあ。
あとミヤザワでキラキラ感、知ってしまった?
好みって変わりますもんね。

su_zanさん

 頭部管をかえる? 今は全くその気はありませんが、いずれはやるかもしれません。アリスタ? なんか、良さそうですね。

 アゲハは難しい事を折り込み済みで購入しているからいいんです。だって、簡単なフルートじゃ練習にならないでしょ? とは言え、もう少し年をとって、意気地がなくなったら、簡単な笛に乗り換えるつもりです。

>あとミヤザワでキラキラ感、知ってしまった?

 ないない(笑)。私とミヤザワはたぶん合わないんだと思います。音色は、ミヤザワよりもアルタスの方が(私が吹くと)数段上です。でも、ミヤザワ…と言うよりも、ギブーが簡単だったんですよ。それで感動しちゃいました。

>アルタスさんは骨太に感じられてませんか?

 感じますね。同時にキラキラも感じてます。そこがいいんですよ。

>好みって変わりますもんね。

 そうなんですよ、だから私、今、ブランネンに首ったけなんですよ(爆)。

>今、ブランネンに首ったけなんですよ(爆)。
アア、そうなんだあ!! 納得。

昨日、ベーカーのごしきひわ聴いていて、うまいなあとは思ったんです。
アメリカンもおもしろそう!
バーカートどうかしらねえ。

su_zanさん

 バーカートねえ…名前しか知らないのよ。実物を試奏したことがないので、何とも言えません。

 でもね、私、高級アメリカンフルートが好きなんだと思います。だって、高級アメリカンって、音色と音量の二つが矛盾無く同時に満たされているでしょ? そこがいいんです。おまけに、吹きやすいフルートが多いしね。

 単純に言っちゃうと、高級アメリカンフルートは、高いけれど、品がいいので、憧れちゃうんです。世界の一級品は、どんなモノでも、庶民の持ち物とは違うんですよ。

アメリカン、残念ながらわたくしではいい音がでません。泣
パウエルもきれいよねえ。
メナートやルイロットだと鳴るんだけどなあ。高いです。

su_zan

 ううむ、メナート吹いたことない。ルイロも吹いた事ないです。なかなかチャンスがない事もそうだけれど、チャンスがあっても、気が引けてねえ(笑)。だって、舶来品なんですもの(舶来品には弱い私です)。

 でもなぜか、ブランネンとパウエルは、銀も金も吹いた事あります。よかったなあ。次は何かチャンスがあったら、高級アメリカンフルートの試奏をしてみようと思ってます。

 やっぱ、一流品は、佇まいからして、違うのよ。

>一流品は、佇まいからして、違うのよ。
そうなのよねえ。でも音でないといらんしなあ。

メナートはマイゼンが昔使っていたそう。
深い音がします。

su_zanさん

>でも音でないといらんしなあ。

 そうなんですよ、そこが楽器の難しいところ。よく「ルイロは最高!」という記述をネットで見かけますが、ああいう古楽器は鳴らすのが難しいですからね。鳴らせなければ、最高も何もないわけです。あくまでも、自分が鳴らせる楽器の中で考えないといけません。そういう意味では、アルタスは私にとって、かなり高い地位になるわけなんです。

 でも、メナートを始めとした、世界の銘記って奴を、片っ端から吹いてみたい気がします。でも、いい物を知ってしまうと、返って不幸になりそうな気もして、怖いです。

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