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2013年2月 1日 (金)

フルート、アンブシュアの作り方 [私の場合]

 フルート初心者の方は、色々な悩みを抱えながら、練習に励むものです。初心者の多くが共通して抱えている問題は「フルートの音が出ない/出しづらい」あたりでしょうね。あるいは「音色が安定しない」とか? そこで、その原因をアンブシュア(クチビルの形)に求め、アンブシュアさえ良くなれば、それらの問題が解決すると考えるわけです。そして曰く「どうすれば、良いアンブシュアになるのでしょうか?」と悩むわけです。

 私も、それで悩んだ覚えがあります。

 先生に指導を受けている方は、先生に直接尋ねれば、良いやり方を教えてくれるでしょう。先生に指導を受けていない独学の方や、合奏でフルートを勉強している人は、いったん悩みの迷路に入ってしまうと、なかなか抜け出せないかもしれません。

 そこで、私なりに、良いアンブシュアの作り方について、考えてみました。
 
 
 まず、良くないアンブシュアの条件を考えてみましょう。

 1)硬くなったクチビル
 2)大きすぎるアパチュア(クチビルのすき間)
 3)円形(楕円形含む)にならないアパチュア

 まず、クチビルの硬化を防ぐには、クチビルをリラックスさせて脱力させるのが良いでしょう。また、外気に触れている部分は、硬いわけではなくても、ガサガサに荒れていたりするので、クチビルのちょっと内側の、なめらかな部分を使うのが良いでしょう。

 さらに、アパチュアの大きさや形も適切なモノにしないといけません。アパチュアの大きさは息のスピードに関係するし、形は息の出し方、つまり、一つにまとまった息が出せるか、息が分散してしまうかを決めるでしょう。となると、なるべく小さくて円形あるいは楕円形のアパチュアが望ましいことになります。

 と言うわけで『クチビルはリラックスさせ、小さくて円形(楕円形含む)のアパチュアを作る』事が出来れば、それが良いアンブシュアという事になります。

 目指すモノは見えました。次はそれをどう作るか、ですね。具体的な話になると、大きな問題点が浮上します。それは、クチビルの形が、人それぞれで違うって事です。

 クチビルの形が人それぞれで違うと言う事は、スタート地点が人それぞれで違うって事を意味します。

 ある人は、何もせずとも、すでにクチビルの形が理想的なアンプシュアになっている人もいるでしょう。またある人は、かなり苦労しないと良いアンブシュアを作れないかもしれません。

 本来、アンブシュアは、その人のクチビルの形に合わせて作る、オーダーメイドなオートクチュールのようなものです。ですから、これと言った定番なやり方がなく、フルート初心者の方々は、それで悩んでしまうのだろうと思います。

 もちろん、このブログでも、バシっとした決定的で画期的な事など、何一つ言えませんが、それでも、割と汎用性の高いやり方を考えてみたいと思います。

 まず、クチビルはリラックスさせないといけません。そこで、クチビル自身に力を入れて形を作るのを止めましょう。クチビルを尖らせたりしちゃいけません。

 あくまでもクチビルは“ただそこにあるだけの状態”にし、もしクチビルを変形させる(例えば口角を上げるとか)にしても、それは外部の力(例えば頬の筋肉の力)を利用することにして、クチビル自身の力は最小限にしか使わないことにします。そうすると、クチビルの脱力は守れると思います。

 なので、クチビルは、ひとまず普通に軽くむすんでおきましょう。ポイントは「軽くむすぶ」です。決して、クチビルをかみしめたり、リード楽器を吹く時のように、巻き込んだりしてはいけません。そうする事で、クチビルのちょっと内側の柔らかい部分を使って演奏できると思います。

 で、次はアパチュアの作り方なんだけれど、これは本当にクチビルの形によるのですが……ひとまずアパチュアを意識的に作るのは止めてみましょう。

 そして、上クチビルのくちばし(中央部分のちょっと尖った部分)をうまく使える人は、そこに向かって息を吐く様に、軽くむすんだクチビルの真ん中から、まるで口の中から糸をたぐりよせる様に、息を通してみましょう。クチビルがうまく脱力していれば、息の量に応じた自然なアパチュアがクチビルにできているはずです。

 アパチュアを作って、そこに息を通すのではなく、息を通せば、その通った部分が自然とアパチュアになる…ってわけです。これで、小さくて円形に近いアパチュアが作れると思います。

 クチビルのくちばしがうまく使えない人は、むしろそこは避けて、クチビルの左側(右側でも良し)を使って、そこに息を集めて、小さくて丸いアパチュアを作るといいでしょう。

 肝心なのは、軽く閉じたクチビルに、均一な量とスピードで、息を押し出し続ける事です。この、息を押し出し続けるエネルギーは、お腹を使って作ります。これをクチビルとか頬とかノドや胸の筋肉を使ってしまうと、クチビルが硬くなってしまいますので、注意です。あくまでも息は腹圧を使って出します。その出す際に、うまくクチビルの先端のクチバシのところに導いてやれると、閉じたクチバシのすき間から息が出て行きます。息の分量やスピードでアバチュアの形は変わるでしょう。アパチュアがあまり大きくならないように、腹筋で腹圧の調整をしましょう。

 さて、次はフルートをクチビルにどう当てていくが問題となるでしょう。これも初心の頃は大いに悩むものです。

 色々なやり方があると思いますが、私のやり方は簡単です。軽く口をむすんだら、フルートの歌口が真上を向く様にして、そのまま下クチビルにあてがうだけです。フルートと接するのは、下クチビルの下半分ぐらいのところです。そして、その構えで、息を出すだけでフルートを吹いてます。

 もちろん私も当初は色々と悩んで、色々な事をやりましたが、結局、この一番何もしないやり方に落ち着きました。慣れれば、この程度のアンブシュアで十分みたいです。肝心な事は、フルートをどうクチビルに当てるかとか、クチビルの形がどうなっているかではなく、クチビルから小さくて細い糸のような息が出せて、それがフルートの歌口のスイートスポットにジャストミートする事です。それだけです。

 で、歌口のスイートスポットに息を当てるために、息を出す方向は…と言うと、私の場合、低音の時は下向き、音程が上がるにつけて、前向きにしていきます。これはアゴを前後運動させる事で可能になります。このやり方は音を出しやすい反面、高い音はより高く、低い音はより低くなるので、音程的に考えた場合は、別のやり方の方が良いかもしれません。

 あと、私はクチビルのくちばしを案外うまく使えていますので、これで息の方向性などをコントロールしていますし、息の通り道もクチビルの内側を使えています。くちばしをうまく使えない人は、多少クチビルを外側にめくる事で、くちばしの代用となります。やり方としては、フルートを任意の角度(たとえば90度ほど)内側に向けて、その形でクチビルに当てて、それからフルートを元の向きに戻してあげて、クチビルを引っ張りだします。

 あるいは、フルートの向きは通常のままにして、クチビルにあて、あてたらそのままフルートを下に向かって1cm弱引っ張って吹くというやり方もあります。

 どちらのやり方も、クチビルはフルートで動かすわけで、自分自らクチビルの形を変えるわけでありません。

 アンブシュアの試行錯誤は、ある程度必要でしょうか、私が思うに、あまり意識せずに楽なやり方で自然にやっているのが、一番正しいのではないでしょうか? 作為的なやり方は、つらいですし長続きしませんし、いずれ無理が来ます。
 
 
 とりあえず、私の場合は、こんな感じです。百点満点ではありませんが、ひとまず、これで用が足りています。みなさんは、どうされていらっしゃいますか?

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フルートのエッセイ」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
初心者(一年未満だからいいですよね?)の自分はまさにそんな感じで、安定しません。いい音の時もあるし、カスカスのときもあるし…日々試行錯誤です。
先生には「歌口は真上~やや外で、位置は顎のくぼみよりやや上の下唇に少しかかるくらいの高さ、3点支持で下唇に固定するけど、上唇は残すイメージで…」と前回のレッスンで言われました。

まさに、すとんさんのおっしゃる「くちばし」の感じだと思います。現在、これで安定して音を出せるよ練習中です。

しかし、くちばしだけじゃなく、ハートもチキンで、先生の前だとまともに音が出ません。
3月にはアンサンブル…だそうです。来週末は初合わせです。クワバラクワバラです(汗)

ぼーさん

 まあ、私のやり方は“私はこうやっていますよ”程度の話で、汎用性があるだろうなあ…って勝手に思ってますが、どうなんでしょうね? でも、ほんと、初心者の頃は、アンブシュアで悩むんですよね。フルートって“音をまともに出す”って事が、まず難しい楽器だからね。

 結局、クチビルの形は人それぞれですから、アンブシュアのやり方も、当然、人それぞれになります。色々と試行錯誤して、自分にあったアンブシュアを見付けてください。

リードやマウスピースが無い分、何も取っ掛かりがないフルートは、
やはりアンブシュアがキモになってくるでしょうね。

私も色々悩んでいますが、段々シンプルになっていくというか、
やはり脱力とお腹の支えが肝心で、アンブシュアも口を閉じた状態で
息を出そうとした時に開く感じになっています。

まだまだ脱力はマスター出来てませんが、唇回りに力が入っていると
ホントいい音が出てくれませんよね。
ヘタするといい音どころか全く出せない事もありますし(^_^;)

今の先生に変わってからは本格的に脱力のお腹の支えを
じっくり取り組んで参りましたが、とにかく脱力が難しかったですね。

途中で吹き方を変えたのでホント苦労しました。

あと、先生に良く言われるのが歌口との距離の事で、
私の場合は結構近めだったので、それを矯正するのにも結構時間が掛かりました。

と言うのは・・・近づけるのなら息を入れやすいのですが、
離す方向だと音が出なくなるのでは?と言う不安があってなかなか離せないんですね。

もちろん離れていてもちゃんと音が出せるためにはお腹の支えやスピードが
必要ですから、それが揃ってようやく形になってきた・・・と言う感じでした。


少しずつ出来るようになって満足したのも束の間、今度は指がバタバタするということで、
今は音色の事に加えて指のバタつきに注意して練習しています。

神楽坂さん

>私も色々悩んでいますが、段々シンプルになっていくというか、

 おそらく、大抵の場合、本物って、単純明解でシンプルなんだと思います。フルートの演奏技術にしても、個々の演奏技術は至って単純なものなんだろうと思います。要は、その単純なモノを着実に積み重ねて自分のものにしていく事ができるか…なんだと思います。

 アンブシュアだって、そんなに面倒なものではないはずです。ただし、それを実現するためには、その他の事(お腹の支えとか、脱力とか、素早い運動神経とか、もろもろ)も実現できないと難しいって事なんだろうと思います。だから、一つ解決したら、すぐに次の課題がやってくる…の連続なんだと思ってます。

 指のバタバタは私も苦しんでます。結局、指とキーを離さずに演奏すればいいとは頭では分かってますが、それがなかなか出来ないんですよね。

フルート歴が長くなるにしたがって、アンブシュアってだんだん変わっていくみたいですね。私は、10年ほど前に習い始めた最初のころは「はいっこの形で息の外枠を作るんですねっ」という確認の意識が先行して、とてもリキの入った「さ、笛吹くぞー」という気合の入ったクチでしたが、やっと最近は力が抜けて来たようです。・・・と自分的に思っています。二時間ほど吹いてても疲れなくなりましたし。前は30分もするともう肩は凝る、ほっぺはつっぱってくる・・指はもつれる、で、二時間なんてとても持たなかったんです。脱力脱力ってよくいいますが、ほんと脱力したら音色の芯もなくなって音惚けします。瞬時に必要なところだけに力を入れられる予備の体勢が「脱力状態」のことなんだな、とやっと最近わかるようになりました。10年もたつので、ちょっとは成長してるんでしょうか。成長してる、と思いたいです。

だりあさん

>10年ほど前に習い始めた最初のころは「はいっこの形で息の外枠を作るんですねっ」という確認の意識が先行して、とてもリキの入った「さ、笛吹くぞー」という気合の入ったクチでしたが、やっと最近は力が抜けて来たようです。

 フルートもそうですし、フルートだけに限らないとも言えますが、何事も初心の頃は、カタチから入るものだと思います。で、カタチから入る事は、これはこれで大切なんだと思います。ただ、カタチから入った場合、そのカタチと言うのは、常に『他人が作った、自分とは違うカタチ』なわけで、そのカタチを身に付けた後は、それをいかに自分のカタチにしていくか…って事なんだと思います。

 他人のカタチのままでは、そりゃあ疲れるのは当たり前ですね。なにしろ、他人のベストであって、自分のベストじゃないんですから。

 そうか、脱力って、力を抜くことではなく、自分の(楽で効率的な)カタチにする事か。納得。感謝。

 だりあさん、ありがとう。なんか、目ウロコです。

久々にすとんさんのブログ拝読させていただきました。自分自身、このHNだったかな?と忘れかけてるぐらいです(笑)
フルート買って2年経ちましたが、なかなか上達せず。。一応教室に籍を置いているのですが、最近はほぼ自宅練習です。

今回の記事、とても参考になりました。
力を入れないわけにもいかないし、入れすぎるとダメだし…アンブシュアって奥が深いですよね〜
早速鏡とにらめっこしながら練習したいと思います。

またフルート記事楽しみにしてます♪

マイコさん

 何事も中庸が肝心みたいですよ。力を入れすぎてもダメだし、入れなさ過ぎてもダメ。別にこれは、アンブシュアに限らず、何事でもそうです。難しいですね。

 本当に上手な人は、楽々とフルートを吹きますから、おそらく、正しい奏法では、カラダへの負担はものすごく少ないのでしょうね。

 疲れたり、カラダが痛くなったりするのは、たぶん、どこかが間違っている…んだと思います。私自身も気をつけないといけないなあ(笑)。

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