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  •  ああ、腰が痛い…。またまた、ぎっくり腰をやっちまいました。今回の原因は不明。先日、何となく腰が痛いなあ…と思って、整体に行ったら「ぎっくりですね」と言われちゃいました。ぎっくりと言われる前は何となく痛かった程度だったのに、ぎっくりと言われた途端にめっちゃ腰が痛くなりました。…言霊って、すごいなあ。
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2013年1月17日 (木)

チェンジ再び

 高いAがうまく出せなくて苦労している私です。

 なんでうまく出せないのだ!…と悩んでおります。まあ、答えは単純に「力量不足」なんでしょうが、それにしても、下から音階を順番に登っていくと、直前のGまではOKで、Aになると、いきなり声が裏返ります。「うへー、難しいよぉ~」と思いながら、この感覚は以前にも味わったような気がするなあ…と記憶の底を漁ってみたら、そうそうありました。私は長らく、FまでOK、F#はダメという日々が続いていたことを思い出しました。

 そうです、チェンジです。世間じゃ“パッサージョ”と言う方が一般的かもしれませんが、そのパッサージョであるチェンジですよ。あの時に苦労した、あの感覚に似ています。

 モノの本によると、男声、とりわけテノールにとって、習得しづらい音が三つあるらしいです。それが(いずれも五線の上の)F#、A、Cなんだそうです。逆にこれらの音をマスターすると、後続の音はその難しかった音と同じ調子ですんなり出せるのだそうです。つまり、これらの音の手前に、高い技術的な壁があり、それを“パッサージョ”という言葉で呼んでいる…と思うのが良いんだろうと思います。

 最初のパッサージョであるF#って、どうやって乗り越えたんだっけかな? 私の遠い過去の記憶とブログの記事をたどると…とにかく、キング先生から、一応、チェンジを乗り越える方法は習ったけれど、上手くできなくて(汗)結果的に、何度もトライ&エラーをして、正面突破で、力付くで乗り越えて行ったんだよね。とりあえず「出来なきゃ出来るまで何度もやる」という頭の悪い戦法を取っちゃったんだよねえ。まあ、途中経過はどうであれ、そのやり方でF#は(時間がかかったけれど)乗り越えたんだ。

 また今度も正面突破? でも、さすがにこのやり方だと、あまりにも効率が悪いので、次はもう少し、頭を使って合理的に習得したいです。

 ちなみにキング先生に習った、チェンジの克服方法は…

 1)背中の(呼吸で使うところよりも)上の方を延ばすこと。
 2)音の上昇に伴って背中を広げてゆく、多少前屈みになっても初心のうちはOK。
 3)肩の力は抜く。ただし初心のうちは多少力が入っても仕方がない。
 4)お腹は引っ込めたまま動かさない。ここはきちんと守ること。
 5)とにかく音色を変えないこと。変えないように努力すること。変えないまま声をちゃんと出すこと。
 6)声の響きを集めて、遠くの一点を細く貫く感じで声を出すこと。
 7)音程に関しては後からレッスンするから、今は気にしないこと。

 …でした。これを基本にして、アレンジを加えた上で試行錯誤をして、今度はクレバーにマスターしてみようかなって思ってます。

 キング式だと、首から上が無頓着なので、その点にも相応の注意が必要でしょう。たとえば、声をかぶせていく(デッキング)とか、軟口蓋を引っ張り上げるとかも、合わせてやらないといけないでしょう。また、2)の「背中を広げていく」と、4)の「お腹は引っ込めたまま動かさない」は、キング式の特殊なやり方なので、ここは見直さないといけないでしょう。また、7)に関しても再考が必要です。

 高い音に行くほど、息の量も増えていくし、それ以上に息のスピードを上げていく必要がありますので、それにふさわしいカラダの使い方を見つけましょう。

 とにかく、力付くとか勢いで歌わない事。叫べば高音は出るかもしれないけれど、それは声楽的な声ではないので、使わないこと。ノドはなるべく鳴らさないようにする事。楽に楽に響きで歌うこと。音程と発声は両輪であって密接に関係しているので、音程は無視しない事。そのために、ファルセットを足掛かりに練習し、ぶら下がった音程で発声しないように心がける事。

 何より、ノド声になったら、絶対にAのパッサージョは乗り越えられないものと、肝に銘じましょう。

 ああ、難しい。難しいけれど、このAのパッサージョを乗り越えると、Hまでの歌が歌えるようになるわけで…そうなると、ほとんどの歌曲とテノール用のアリアが歌えるわけです。それは楽しくて嬉しい事だから、頑張らないといけません。

 でも、焦りは禁物だね。ここはきっと越えられるはず。だって私の声は生粋のテノールだから。テノールの声なんだから、ちょっとしたコツや、足りないモノを補っていけば、高音は、自然と楽に出せるようになるはず。だから、それを信じて、焦らずにゆっくりと、でも頑張って、高音(A以上)を出せるように頑張りたいです。

 たぶん私、すでに高音は持っていると思うんです。問題は、それをどうやって引っ張りだすか…なんだよね。それに関しては、先生は道の行き先を示してくれるけれど、実際に足を運ぶのは自分自身なんだから、それこそ試行錯誤で行かないといけませんね。「Aのパッサージョを越える」が、今年の声楽のテーマの一つになるかもしれませんな。

 焦らずに頑張っていきます。

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コメント

すとんさんこんにちは。

>先生は道の行き先を示してくれるけれど、実際に足を運ぶのは自分自身なんだから、 

ここのところにすごく納得してしまって、今、うんうん、うんうん、そうですよねえ、とうなづき続けています。実際に足を運ぶのろさに、自分自身イライラしながらですが、運ばないことにはどうにもなりませんものね。がんばります。先日の音色のお話もとても感じ入りました。すとんさん、フルートも声楽もよい先生に恵まれてお幸せですね。

だりあさん

 本当に本当の初心者の頃は、あまり自分勝手にやってはいけないとは、思います。しかし、ある程度のレッスン歴を経て、自分なりの練習方法や理想形もあって、色々な事が分かり始めてきた人なら、少しずつ自分の足で歩き始めてもいいんじゃないかなって思います。

 もちろん、歩き始めの頃は、よちよちして危なかっしいし、転んだり、よろけたり、道に迷ったりもするでしょうが、それで少しずつ歩いていって、きちんと定期的に先生のチェックを受けて修正してもらえば、いいんじゃないかって思います。

 でなければ、永遠に一人立ちなんて、無理だしね。

>フルートも声楽もよい先生に恵まれてお幸せですね。

 ありがとうございます。今の先生も、前の先生もそれぞれに素晴らしい方だったと思います。ただ、初心の頃に師事する先生と、少し経験を積んできた時に師事する先生は、違っていてもいいかなって思うようになりました。学校でも、幼稚園を終えたら、小学校に入るように、節目節目で変化があってもいいと思うようになりましたし、今の私の状態に、今の先生方は、なかなかベストマッチしていると思ってます。

 先生との出会いも運ですから、私は運がいい人間なんだと思います。

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