ひとこと

  •  放送業界&家電業界では、4K、8Kのテレビ放送で盛り上がっているみたいです。皆さん、4Kのテレビって欲しいですか? 私は廉価ならば欲しいですが、高価ならばパスです。だって、ウチのテレビって42型だもの、そんなに大きくないもの。DVDとBlue-rayの画質の違いだって分からないくらいだもの、4Kや8Kの画面を見ても、たぶん、その美しさは分からないんじゃないかな? いや、それ以前に、アニメとかバラエティとかドラマとかを、そんなに美しすぎる画面で私は見たいのか…って話です。もちろん、廉価なら見たいですが、たぶん最初のうちは高価だよね。100万円以上もするようなテレビは、よう買わんですよ、私。私に買って欲しければ、まずは10万円程度にしてください。話はそれからです。

お知らせ

  • ●2018年秋の本番のお知らせです。●門下の発表会は、次の通りです。●2018年11月18日(日) 横浜市神奈川区民文化センター かなっくホール 13時開場 13時30分開演です。●こちらは一番下手っぴなのが私なので、最初から聞いても面白いと思います。全体で2時間程度の発表会です。私の出番は二回に分けてますが、最初の出番は14時前後になる予定です。●レスピーギ作曲「Invito alla danza/舞踏への誘い」●ドナウディ作曲「Amor s'apprende/ 愛は取り付いてしまう」●ヴェルディ作曲「椿姫」より「De'miei Bollenti spiriti/燃える心を」●そういうわけで、一つよろしくお願いします。
2018年11月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

コメントについて

  • コメントは、どの記事に対して付けてくださっても結構です。歓迎します。ただし、以前書いた記事については、現在では多少考え方が変わってしまったものもあります。また、コメントをくださる場合は必ず“名前”の欄にハンドルネームをご記入ください。ココログ的には、コメントの際の名前の記入は任意となっていますが、このブログでは必須としますので、ご了解ください。また、その時に使用されるハンドルネームは、お一人様一つで統一してくださいますようにお願いします。複数ハンドルの同時使用、及び別人への成りすまし発言、捨てハンドルのご使用等は固くご遠慮願います。迷惑コメントやアラシ発言に関しては放置でお願いします。記事とは無関係のものや、プライバシーに触れたコメント、スパムコメント、エロ系コメント、商用コメント及びにネットマナーを無視したコメントに関しては、予告なしに削除する事もあることを御承知置きください。また、度重なる迷惑コメントに関しては、ニフティに「迷惑コメント」として通知し処理してもらうことにしました。

カテゴリー

メールについて

  • 記事の訂正および削除の依頼と、部外者に見られることなく、私(すとん)と連絡を取りたい方は、メールリンク(この下にある「メール送信」)をクリックしてメールでご連絡ください。その際、どの記事でもかまいませんから、コメントに「メールを送りました」と一報いただけると幸いです。私、メールを見る習慣がないので、黙っているといつまでもメールを放置してしまいますので、よろしくお願いします。メールを送ったことをお知らせいただいたコメントは、メール確認後、すみやかに削除させていただきますので、ご安心ください。

« まあ、若いうちは、安く使われるモノ…なんだな | トップページ | エコ発声にも慣れてきました »

2012年11月13日 (火)

オペラ業界もだいぶ厳しいらしいです

 今回の記事は、Y先生との雑談をネタに、私が個人的に知っている事やググって得た知識などを加えて書き上げたものです。文責はすとんにある事を最初に明言して、記事を始めたいと思います。

 話の発端は、Y先生の愚痴から始まりました。

 民主党政権になってから、オペラ業界はかなり厳しくなったそうです。あの有名な“事業仕分け”って奴のおかげで、国からのオペラ関係の補助金も、他のクラシック音楽系の補助金同様、がっつりカットされ、関係各部署の予算が減ってしまったのだそうです。

 新国立劇場のオペラも、見るからに“予算が少ないよぉ”的な残念仕様なものに、あっと言う間になってしまったそうです。自民党政権時代は、世界の名だたる歌劇場に負けないような、日本を代表する歌劇場としての責務を負っていた新国立劇場でしたが、民主党政権になってから「音楽なんて無駄。オペラなんてムダ」ってわけで、ごっそり補助金カットで、なんとも成り立たない状況になったのだそうです。なにしろオペラって、大道具を作るだけでも、何千万円単位の費用がかかるそうだし、それに衣裳や小道具、指揮者や歌手やオーケストラの人件費、裏方さんたちのお給料だって必要だし、おまけに、オペラって、本番だけでなく、その前に数週間から数カ月に渡るリハーサルって奴もしないといけないわけで、もう、お金がかかるかかる…。そこまで含めると、たった1夜のオペラ公演であっても、あっと言う間に億単位の経費がかかってしまうのだそうです。

 それらを運営するには、補助金などが当然必要となるわけですが、それでもまだ足りないため、オペラって、入場料もかなり高額な価格設定がされているわけですが、モノには限度があるわけで、あまりに入場料が高額すぎると、誰も見に来ませんから、そこらのバランスを取って、以前は、一番良い席でも2万円を超えない価格設定になっていたわけです(それでも世界トップレペルの高価格です)が、最近は、やむなく、予算不足のため、2万円を超える価格設定になっているのだそうです。…ってか、演目によっては、ほとんど3万円じゃん。

 ううむ、1公演が約3万円となると…オペラファンの私からみても、かなり高いです。海外の一流歌劇場の日本引越し公演とあまり差のない金額設定じゃないですか? それに普段のオペラ鑑賞に、そこまでの金額が出せる人は、きっともっと出せるから、飛行機に乗って諸外国の歌劇場に出かけちゃうんじゃないの? 一体、どのあたりの階層を狙った価格設定なのかしら?

 ま、どこの国の歌劇場も、赤字経営がデフォルトで、補助金頼みなのは事実だし、それで良いと言うわけではないけれど、オペラって全世界的に黒字経営が無理みたいです。メトロポリタン歌劇場のように、補助金をもらっていない歌劇場もあるけれど、その代わり、篤志家たちの募金が山のようにあるわけで、オペラの世界では、歌劇場の自立的な経営なんて、最初っから無理なんです。それがグローバル・スタンダードなんです。

 とりあえず、日本唯一の歌劇場である、新国立劇場は、経営的にかなり厳しい状況にある事は確かだそうです。でも、新国立劇場よりも、もっともっと経営的に厳しい、オペラ・カンパニーもあるそうで、それらと比べれば、まだかなりマシなんだそうです。

 だって、他のオペラ・カンパニーは自分たちの劇場を持っていないわけで、その都度、貸しホール使用でオペラ公演を行っているわけで…そりゃあ、経営的に大変だよねえ…。

 ってなわけで、民主党政権になって以来、元々大変だったオペラ業界が、さらに大変になり、Y先生の仕事も、一気に半分に減ってしまったのだそうです。それはそれは、先生的には大打撃だったわけです。

 そこで私が「オペラは厳しいですね。ミュージカルのようなわけにはいきませんね。劇団四季のように、オペラもロングランができれば、話は違うのでしょうね…」と言ったところ、話はミュージカルに飛び火しました。

 ミュージカルはミュージカルで、オペラとはまた違った大変さがあるみたいです。

 例えば、私の大好きな劇団四季を例にあげると、ここはミュージカル作品を上演する劇団であって、お客さんは“ミュージカルを見に来るモノ”という前提で運営されている劇団なんだそうです。つまり、その日の出演者が誰であっても『キャッツ』なら『キャッツ』が、『オペラ座の怪人』なら『オペラ座の怪人』が、常に一定水準以上の出来で上演されていればいいわけで、それが出来ているから、ロングランが出来るわけだし、ロングランが出来ているから、経営も安定しているわけです。だから、国からの多額の補助金無しでも運営できるわけです(それでも企業からの献金は受け付けているようです)。

 確かに私も、劇団四季の公演を見に行く時は、キャストが誰かなんて気にもしませんからね…。オペラの時は、誰が何の役を歌うのか、しっかりチェックするのに(笑)。劇団四季の公演内容を信頼しているからこそ、キャストを気にしないって言えるのかもしれません。

 つまり、劇団四季では、大切なのは作品の出来であって、個々の歌手やダンサーは一定以上の力があって、なおかつ、代替可能な存在であれば、それでいいのですよ。

 これって、歌手とかダンサーなどの演者にとっては、キツイ条件ですよね。なにしろ、演者に個性を求められていないわけでしょ? 決められた役を決められた通りにやればいいわけで、個々の演者の表現力(歌唱力とか演技力とかそういうもの)が突出していたら、むしろアウトでしょ? だって、上手すぎたら、その演者だけ目立っちゃうもの。つまり劇団四季のやり方って“スターは不要”っていうシステムなんです。

 でも、演者だって、キャリアを積めば、歌も演技もダンスも上手になってくる。特に才能豊かな人は、すぐにでも周りよりも目立つ存在になってしまう、つまりスターになってしまうのは、必然。多少目立つぐらいなら、主役を張るのにちょうど良いかもしれないけれど、圧倒的に目立つようになってくると、劇団四季にはいられなくなるわけで、そうなると、自分を殺して地味に歌い演じるようにするか、退団して余所のミュージカル・カンパニーに移動するか、芸能事務所に所属して一般芸能人になるか、現役引退して、教える道に行くか、いっそ廃業するかしかないわけで、どちらにしても、うれしい話じゃないみたいです。

 であっても、一定水準以上の実力の演者で揃えている劇団四季は、素晴らしいミュージカル・カンパニーだと思います。だって、余所のミュージカル・カンパニーの上演作品を見ると、演者によって、力量がバラバラ過ぎて、時折、作品が破綻してますもの。特に主役級の役者が大根だった日には…本当に目も当てられません。そういう点では、劇団四季のシステムは一つの完成形だし、理想形と言えるかもしれません。

 スター不要という前提のせいもあるのかもしれませんが、劇団四季そのものは、ロングラン公演によって、経営は順調のようだけれど、ここの劇団員さんたちの出演料は、業界の相場的には、かなり安めに設定されているらしいのです。それは、出演者自体が、いつでも代替可能な存在なわけで、いわば弱い立場なのが、その原因の一つかもしれません。

 とは言え、劇団四季できちんと働けば、業界相場的には安い(休みなく出演し続けると、新卒正社員程度のお給料がもらえるそうです)かもしれないけれど、出演中は、ちゃんと生活出来るだけのモノがいただけるし、その間のお稽古代などは、劇団持ちなんだそうです。収入が不安定な上に、お稽古代は自分持ちがデフォルトなこの業界において、たとえ安値安定であっても、生活が保証され、お稽古もきちんとできる環境があるならば、それはそれで働く人にとっては、魅力があるんじゃないかな?

 「給料の多寡が問題ではない、自分が夢中になれる仕事が出来る事が素晴らしい事なんだ」…という価値観の方には、絶好の職場でしょうが、上昇志向の人には、ちょいと厳しい職場であるとも言えます。

 さらに言えば、劇団四季の経営が成り立つのは、出演者のギャラが安めに設定され、人件費が押さえられている事もあるけれど、それ以外にも、上演演目が限られているので、大道具小道具衣装なども限られたものを使い回せば、それで十分だし、一つの劇場で上演終了しても、それを持って、すぐに別の劇場で上演を開始するので、大道具小道具衣装代があまりかからずに済むわけで、そういう費用が普段はかからないのも、安定した経営が可能な理由の一つとしてあげられます。

 なにしろ、オペラは、常設の新国立劇場を含め、どこのオペラ・カンパニーであっても、一つの作品を上演したら、そこで使った大道具小道具衣装(一式作ると何千万円単位でかかるそうです)は、廃棄する事が多いそうです。と言うのも、一つの作品を上演しても、次に再演するまで、数年かかるのが常だし、その間に、これらの道具を保管する倉庫は無いし、倉庫をレンタルすると、そのレンタル代がかかって仕方ないので、一回ごとに作成しては廃棄して、を繰り返すのだけれど、それらにかかる費用って、一回公演であっても、数カ月に渡るロングランでも同じだから、使い回しが出来ない上に公演回数の少ないオペラ・カンパニーは、これらの費用だけで、制作費をかなり圧迫するみたいです。

 海外では、歌劇場自体には大きな倉庫があるのは当たり前だし、一つのオペラカンパニー(海外の場合、歌劇場と同義)が、大道具小道具衣装を作ったら、それを各地の歌劇場で貸し借りをして、お互い融通し合い、これらにかかる費用を浮かすのが常なんだそうです。でも、それって、ヨーロッパのように、各地方都市ごとに歌劇場があるなら可能な事だけれど、日本のように、常設の歌劇場が国に一つしかない場合は、不可です。もちろん、海外の歌劇場との貸し借りも、ちょっと無理です。だって、海外から、そんな大きなものを大量に運んできたら、新規で作るのと変わらない金額がかかっちゃうからね。

 例外として、神奈川県民ホールとびわ湖ホールが、同じオペラを、同じプロダクションでやって、色々なものを共有化して貸し借りしていますが、こういう例の方が希有なんだそうです。

 オペラ業界もだいぶ厳しいらしいです。

↓拍手の代わりにクリックしていただけたら感謝です。
にほんブログ村 クラシックブログ 声楽へ
にほんブログ村

« まあ、若いうちは、安く使われるモノ…なんだな | トップページ | エコ発声にも慣れてきました »

声楽のエッセイ」カテゴリの記事

コメント

アムスの歌劇場も段々、モダン使用になってきており、ステージがすっきりしているのが
多いのが目立ちます。
オランダのオケも小さな歌劇団も去年から助成金を切られて、大変ですよ。
ところが、昨日のニュースでは、ドイツが文化補助に大金をはたくと言う記事が出て、
オランダ人の友人が羨ましげにFBに出してました。
欧州の中で、ドイツだけが健全に近いです。
メルケルさんってきっと賢いんでしょうね。。。wink

芸術とお金の関係、って、難しいですね。
大昔、それにチャレンジしていたのが、モーツァルトでしたっけ?
大昔の話は置いといて、今、現在。

少しでも安く買うために、近くのコンビニではなく、
遠くのスーパーに行く人がたくさんいる昨今、
オペラという高尚な芸術に、税金を投入していいのか?
オペラがいいとか悪いとはではなく、優先すべき他の芸術は?
いや、そもそも、芸術は、好きな人でお金出しあってください。
それは違う、芸術は人類みんなで守るべき。
などなど、考え始めると、とっても難しい。
すとん様ご自身は、この辺の議論は避けてお書きになっているのかしら?

あと、ミュージカルとオペラの違い、色々あれど、
確かに、ミュージカルは、同じ劇場で同じ演目を延々上演するのに、
オペラ座は、日替わり、週替わりが当たり前ですね。
どちらも良し悪しが当然あって。

オペラを見たこと、うーん、10回未満ですが、
ミュージカルに比べて、一糸乱れぬ統一感、みたいなものはなくて、
なんというか、スターの個人技。
それはそれで素晴らしいのですが、
ミュージカルの、一糸乱れぬ統一感を見ていると、
ああ、人間は、みんなで力を合わせれば、
ここまでできるんだ、という感動。

ま、スポーツでも、個人戦の魅力と団体戦の魅力とは異なりますので、
同じような感じかしら。

そんなことを取り留めもなく書いてしまった私を、
すとん様、どうか、お許しください。

おぷーさん

 不況で景気が悪いのは日本だけじゃないですからねえ…。市民生活における芸術の優先度って、必ずしも高くないし、そうあるべきではないと個人的に思ってますが、だから言って、あまりに邪険にしすぎると、大きなしっぺ返しが来ると思ってます。

 オペラ演出のモダン化は、経費節減の苦肉の策なんだろうと思います。中には良いモノもありますが、中には???なものもあるし、何と言っても、元のテキストから離れすぎて、訳が分からなくなってしまっているものもあります。もちろん、そういうのは論外だと思ってますが、かと言ってテキスト通りに上演すると、金がかかってしょうがないという理屈も分かります。

 ただ、初心者が見るようなものは、オーソドックスな演出の方がいいかなって思ってますが、今はそのオーソドックスな演出のものが少なくてねえ…。以前は、メトが割と保守的でオーソドックスな演出が多かったと思いますが、そのメトも、どんどん演出が奇抜になってきています。

 ドイツの件ですが、貧すれば鈍する…目先の事はとても大切ですが、将来を見据える事も大切です。メルケルさんは、将来を見つめているのでしょうね。政治家として、なかなか出来ることじゃないです。政治家は目先の事を大切にしないと、選挙で痛い目に会いますから、それを承知の上でのメルケルさんの政策は立派なものだと思います。…でも、ドイツだって決して景気が良いわけじゃないのに、そんな事して、大丈夫なのかな? 他人事ながら、ちょっと心配になります。

operazanokaijinnokaijinさん

>すとん様ご自身は、この辺の議論は避けてお書きになっているのかしら?

 避けているんじゃなくて、考えていないだけです。基本“ノンポリのお花畑野郎”ですから(笑)。

 ただ、オペラを始めとする芸術よりも、優先すべき事がたくさんあると思ってますし、限られた予算ならば、生活に必要なところから重点的に配分するべきだと思ってます。その結果、芸術関係の予算が削られたとしても、やむなしと思ってます。それで、芸術家たちの生活が苦しくなるかもしれないけれど、それは芸術家を生業とした時から、ある程度は覚悟しているはずなので、そこはそういうものだと思って受け入れていただくしかないかなって思ってます。

 これが私のスタンスかな。だから言って、芸術関係を放置して良いとは思いません。「貧すれば鈍する」になってはいけないのです。ですから、たとえ細々であっても続けていくべきであって、決して芸術の火は絶やしてはいけません。ただ、芸術の中でも、やはり優先順位はあって、まずは日本固有のもの、日本古来のものを優先すべきであって、オペラや西洋音楽などの輸入文化の優先順位は低くなっても仕方無いです。

 ただ、個人的には、オペラの入場券があまりに高くなると、見に行けなくなるので、もうちょっと、安い方がうれしいとも、考えています。ま、こんな感じで、思考回路に矛盾を色々と抱えているわけです(笑)。

 オペラとミュージカルの違いは、個人と団体と言うよりも、古典か現代かって違いじゃないかな? オペラって、結局、古典芸能なんですよ。古典だから、難しくて、古典だから、色々と決まり事がたくさんあるんです。ミュージカルは現代ものですから、同時代に生きている我々には受け入れやすいって事なんだろうと思います。

文化事業はとかく大変ですな。とりあえず私はちゃんとした歌が聞きたい、道具なんかいらね~~という立場なんで。なんであんなに金かけるんだろと以前よりオペラには思っておりました。
とりあえずちゃんとした歌が聞きたい、ただそれだけです、四季ならば本国のレベルの歌が聞きたいということです、四季はだんだんひどくなる一方でです。

takaakiさん

>なんであんなに金かけるんだろと以前よりオペラには思っておりました。

 しょうがないんですよ、オペラって、王侯貴族の嗜みですから(笑)。質素とか地味とかコストパフォーマンスとかの、対極の存在ですからね。とにかくゴージャスに、とにかく派手に、とにかく贅沢に…がオペラの醍醐味ですから。だから、歌だけじゃダメなんですよ。一流の作曲家たちの曲を、一流の歌手が歌わないとダメだし、一流のダンサーたちの舞踏がないとダメだし、素晴らしい劇場に、豪華な大道具、派手な衣裳を身にまとってくれないとダメなんですよ。

 しょぼいオペラはオペラじゃない…のかもしれません。

 『21世紀に、王侯貴族の嗜みもないものだろう、そんな贅沢なものは無くしてしまえ!』と言うのは簡単だけれど、そんな贅沢品も人類文化の一つなんだし、こういうものを受け継いでいくのも、子孫としての現代人の役目だと思ってます。

 ってか、いくら贅沢でも、楽しいんだから、なんとか受け継いでいきたい…ってところなんじゃないかな?

 なんか、言ってる事がまとまってなくて、ごめんなさい。とりあえず、オペラは贅沢だからオペラなんです。だから、贅沢じゃないとダメなんです。…でも、私は王侯貴族じゃないから、そんなものが好きになってしまって、ホトホト困ってます(汗)。

>四季ならば本国のレベルの歌が聞きたいということです、

 なかなか難しいですね。あちらとこちらでは、ショービズの規模も違えば、そこに従事する人間の数もレベルも違いますからね。それでも、四季は頑張っていると、私は思ってます。

>四季はだんだんひどくなる一方でです。

 そうですか? 私もあまり昔を知っている方ではありませんが、今の団員さんの方が、個々の技量は高まり、アンサンブル能力も良くなっていると思ってます。でも、昔の団員さんの方が、華があった人が多かった事は、私も否定しません。なんか、今の四季って、地味と言えば地味ですよね。

うーん。
劇団○○。
あまり語るほどみているわけではありませんが、昔の方がよかったという意見がもしあれば私も同意見です。
コーラスラインを見たときは、台詞が棒読みに感じられました。
「君たちの本音をききたい」というような台詞がありましたが、見ている私の方こそそういう風に言いたくなりました。表情や台詞の言い方になじめない感じを受けました。

後からきいた話ですが、今は海外から来られて日本人の芸名をつけておられる方が多いそうです。
いろんな意味で残念なのです。

ロシア語講座ネタなんですが(苦笑)…旧ソ連からの習慣でロシア人は娯楽に劇場に行くというのが普通だったそうです。
子供用の劇場もあって小さい頃から日常で劇場に行くというのが自然に身に付いたとか…が…グラスノチ以降、若い人達は映画に行くようになってきてるんですって。
でも考えると旧ソ連は政府の意向に合わない芸術家は弾圧されたり亡命したりしてましたしね…。
調べてませんが、ロシアは今、かつての芸術家でありながら、公務員だった人達って大変なのではなかったでしたっけ?
社会主義でないなら茶道を華美・贅沢にした秀吉とか、ポンパドール夫人みたいな人がウヨウヨいたらいいのかな?と思いますが。日本はバブルの頃は百貨店で絵画展が沢山催されたり、ゴッホの“ひまわり”を企業が買ったりとか。大企業はそれなりに(日本人成金!みたいに非難もありましたが)パトロンだったんだと思います。
大道芸や村祭りの演芸(お祭って寄付した会社や個人名が貼りだされますよね)からオペラの大劇場まで、大なり小なり芸術活動をやるのは人間だけだから、そこが細ると人間やってる意味がなくなってきますよねェ…。
ところで日本は本当は内需でグルグル回ると思うんですが、ダメ?

アリサさん

 おっ、なるほど、セリフ回しとかの演劇的部分ですか? 私はそういうところはあまり着目していなかったので、言われてみると、確かにそうかも。あそこは歌とダンスは素晴らしいけれど、芝居部分はちょっと弱いのかも。たまに、音楽抜きのストレートプレイの公演もあるのだけれど、そういう純粋の演劇は見たいと思わないもんなあ…。

 あそこも最初からミュージカルに特化していたわけではなく、最初の最初は普通の劇団だったそうですから、初期の頃は、演劇畑の人が歌って踊っていたのでしょう。でも、最近は、最初からミュージカルを目指している人が入ってくるので、歌とダンスは得意だけれど、芝居の部分は二の次三の次になっているのかもしれません。

>今は海外から来られて日本人の芸名をつけておられる方が多いそうです。

 これは、芸能界一般に関して、昔から言える事です。「スター誕生」というオーディション番組が出来る前の芸能界は、その多くが日本語名を名乗る外国人の方でした。私が子供の頃に憧れていた、芸能人たちも皆外国人だったのを知った時は、ちょっとショックでした。

 彼らに言わせると、日本には差別があって、外国人では堅気の仕事につけないから、芸能界入りをするんだという話を聞いたことがありますが、本当のところはどうなんでしょうね。ただ、芸能界を支えている色々な人や会社のエラいさんには外国籍の人が多い事は事実だから、外国人にとって芸能界入りをするのは、割と容易なのかもしれませんが。

 ま、あくまで知り合いからの伝聞情報が大半なので、どこまで正確な話かは保証できません。

 今は在日さんだけでなく、ニューカマーさんたちまで我が国にやってきて、日本語名を名乗って芸能活動をしているので、一般の方が思う以上に、芸能界には外国籍の方が多いし…もうそういうモノだと思うしかないと思ってます。

YOSHIEさん

 音楽に限らず、芸術って、生活の不安がなくなって始めて嗜めるものだと思います。だから豊かで安全な時代でないと発達できないし、経済力がないと楽しめないものだと思います。

 昔は、王侯貴族なんていう、半端ない金持ちがいましたから、彼らの富の力で芸術が維持され発展してきたのだと思います。バブル期の日本企業は、王侯貴族と言えるほどではないにせよ、やはりその経済力で芸術に貢献してきたと思います。

 その当時のもので今でも残っているものと言えば、サントリーホールとか、オーチャードホールなんかがそうですね。あの時期のあの富があったから、これだけの素晴らしい音楽ホールが作られたのだと思います。ただ、やはり経済力が伴わないと、カザルスホールのような事になってしまうので、サントリーさんと東急さんには、これからも頑張ってほしいと願ってます。

>ところで日本は本当は内需でグルグル回ると思うんですが、ダメ?

 人口が1億人以上いるのですから、私も内需だけで、本来は、かなり行けると思ってます。ただ、我が国の場合、富や財産の海外への流出がかなりありますから、内需だけでやっていると、やがて衰えてしまいます。それを補うためにも、海外で商売する必要はあるのでしょうが…。

 明治の開国以来、ずいぶん時間もたったので、そろそろ三度の鎖国に入っていいんじゃないかと、個人的には思ってます(笑)。

 とにかく、この不況を脱するためにも、日銀さんにはお札をバンバン印刷してもらって、インフレを起こしてくれないと、ほんともう、厳しいと思います。内需にせよ外需にせよ、今の日本には流通しているお金が少なすぎると思うんですよ。

 日銀がお札を発行してくれないなら、政府が国債をバンバン発行して、お金を廻すしかないんじゃないかな?

すとんさん。。。。

音楽って、いや音楽に限らず芸術とか、文化とかは  情熱とか努力とか、べつにお金とかいう表現でも同じだけど、そこに注ぎこまれた人としてのいとなみの総量の現実的現れだとおもってます。(ドイツっぽい言い方ですが)
 よって一部の特権的団体や個人に対するべんぎはあまり、音楽の振興にはつながらないと思ってます。
 私の学生時代にはいたるところに音楽があふれていた気がします。昼休みのキャンパスでは、いたるところでギターやアコーデオンを囲んで歌をうたってました。デモでもずっと歌を歌ってた気がします。
スカラ座の引っ越し公演などあろうものなら、チケット代はほとんど一カ月の生活費でしたが、(たいへんでしたよあのころはチケット手に入れるの)一泊覚悟でどこへでもいったものです。
 でも今はどうでしょう、音大はたくさんできたし、チケットも簡単に手に入るし、カラオケ屋でもいけば練習はいくらでもできるし、(私一時間160円で練習してます atシダックス)
 でもそれでちゃんとした音楽が拡大している?

takaakiさん

>そこに注ぎこまれた人としてのいとなみの総量の現実的現れだとおもってます。

 同意します。よって、経済的な裏付けがないと、何も出来ないのだと思います。少なくとも“手からクチへ”の生活をしているようではダメですね。

 音楽も含んだ文化の普及には、底辺の広がりと同時に頂点の高みの両方が必要だと思ってます。つまり、アマチュア人口の増大と、プロの技術的向上、この二つがあって、始めて普及するものと考えます。

>音大はたくさんできたし、チケットも簡単に手に入るし、カラオケ屋でもいけば練習はいくらでもできるし、(私一時間160円で練習してます atシダックス)

 アマチュアや趣味人には優しい時代になってきたと思います。プロ及びそのタマゴさんたちも、昔よりも高みを目指していると思いますよ。

>でもそれでちゃんとした音楽が拡大している?

 “ちゃんとした音楽”の定義付けが必要ですが、私は個人的には、日本の音楽シーンは、パソコンとネットの普及のおかげで、かなり良い方向に“ちゃんと”拡大していると思ってます。もちろん、この“日本の音楽シーン”と私が言っている範疇には、クラシック系音楽は入ってません。私が思っているのは、ボカロを中心としたDTM系の音楽の事です。こっちの音楽こそが、21世紀の日本音楽だと思いますし、そこに未来があるし、これからは、そっち系の音楽で世界のテッペンを取ってくれるんじゃないかって思ってます。

 私はクラシック系の音楽が個人的には好きですが、こっちの世界には、なんかうまく表現できないのですが、色々と“どん詰まり感”を感じます。所詮は、西洋文化のコピーですし、借り物の嗜みかなって感じてます。でも、コピーでも借り物でも、好きなんだから、しょうがないって思ってます。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« まあ、若いうちは、安く使われるモノ…なんだな | トップページ | エコ発声にも慣れてきました »

フォト

↓参加しています

  • 人気blogランキングへ にほんブログ村 クラシックブログへ

アマゾンでどうぞ

アマゾンで検索

トラックバックについて

  • 2011年12月1日以降の記事において、トラックバックの受付を止める事にしました。それ以前の記事に関しましては、トラックバックの受付自体は継続いたしますが、承認公開制にさせていただく事にしました。また今までトップページに表示していました「最近のトラックバック」という項目の表示も止めました。よろしくお願いいたします。
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ

このブログは2007年8月14日から始めました

  • Copyright(C) 2007-2018 すとん