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2012年10月29日 (月)

Y先生のレッスンは、声楽と言うよりも、体操のレッスンのようです

 声楽のレッスンに行ってきました。

 まず最初に…クラシックコンサートのダメ出しから(涙)。前回のレッスンの時に、先生に私的音源盤を差し上げたので、まずはその感想からレッスンに入りました。

 とりあえず、妻の歌唱は素晴らしいと誉められました。本番では、ノドの調子がよさそうで、とても楽に歌っている様子が分かりますと言われていましたが…私は、まあ、色々とダメ出しされました。ま、本番、撃沈しているし…ねえ。

 まず、当日の直前の声出しの段階で失敗しているんじゃないかと指摘されました。「ちゃんと、フクチョクキンは刺激しましたか?」 …なんですか? そのフクチョクキンって? 初耳な単語ですよ。

 フクチョクキンは腹直筋の事で、簡単に言っちゃうと“腹筋”の事。これを歌う前にしっかりと刺激してあげましたか? と先生は尋ねているみたいなんです。

 「歌はここ(お腹を叩く)ですよ。ああ、マズイなあと思ったら、ここ(首を叩く)ではなく、ここ(お腹)で頑張るんです」 私の歌声は、完全なノド声で、お腹なんて、ほとんど使っていないとの事です。それじゃあ、歌える歌も歌えないし、音程だって下がるしかないわけで、高音なんて、夢のまた夢って事なのです。そうならないために、声出しの時に、しっかりと、疲れるほど、腹直筋を刺激してあげると、本番ではいい感じに腹直筋が動いてくれるそうなんです。とにかく、お腹が足りない!って事らしいです。

 要反省です。

 さて、レッスンです。まずは発声です。レッスンの時は、着ているモノを脱いで、ピチっと体型にフィットした伸縮素材のTシャツ一枚になります。というのも、カラダの動きを先生に見えるようにするためです。これで、私がどうカラダを使っているか、先生には一目瞭然となるわけです。

 とにかく、Y先生のレッスンは、音楽のレッスンと言うよりも体操のレッスンです。それも結構キツいです。今までやったことのないことばかりを要求されます。とにかく、アゴ関節、表情筋、腹筋を中心に鍛えます。

 まずはハミングからですが、今回は「鼻から暖かい息を出しながらハミングをしてください」と言われました。実はこれをすると、高いポジションに響きが集まるのだそうです。散々やりましたが…本人的にはよく分かりませんが、響きが鼻のあたりに集まっているそうです。「響きが額に集まってくるといいですね」って言われました。どうしましょ?

 「もっと支えをしっかりすると、高いところに響きが集まってきます。もっとしっかり支えましょう」なんだそうです。そのために、支えのスタートの位置をもっと高くする必要があります。腹筋を後に引くだけでは全然足りなくて、後にひいた腹筋をそのまま胸腔にしまい込んでしまうつもりになる事(モード2)が大切で、そこがスタートライン。そこからさらに腹筋を胸の中にグイグイと入れるつもりでハミングをするのです。

 ああ、ほとんど書いている事が、オカルトだ(笑)。

 発声では、実際に声を出す前に、カラダに息を通しておくことが大切で、これも発声の準備の一つなんだそうです。私の場合、声と息が同時に出ているからダメであって、まずは息、それから声が出るようにするのが良いのだそうです。そして、その息も、単に出ていればいいのではなく、次の音の音程に相応しい息(つまり、息にも音程があるわけです)をイメージして、息がそこに到達してから声を出すのが、発声の準備なんだそうです。ああ、言葉で書くと、難しいね。

 そして、声を出したら、口腔をガバって開いて、響きを付加するのです。『支える(腹筋を体内にしまう) -> 息が体内を上がっていく -> 声を出す -> 響きを付加する(口腔をガバっと開く)』って、手順ね。特に『息が体内を上がっていく』という行程はとても大切で、高い音程の音ほど、息を高くあげないといけないのだそうです。息が上がりきらないうちに歌いだすと、声がぶら下がってしまうわけです。クワバラクワバラ。

 一般的に、男らしい声で歌おうとすると、ノド声になってしまうケースが多いので、ナヨナヨしたオカマさんになったつもりで歌うといいそうですが…それはたとえ気分の問題であっても、なかなか私には難しいです。だって、私は女性が大好きなオッサンだから、ナヨナヨって難しいんです。

 でも、オカマさんの声って、あくまでもイメージだけれど、ふわっとした優しい感じの話し方だし、声の高い響きでしゃべっている感じなんですよね。確かに、そういう感じの声で歌えたら、とてもいいんだろうなあ…。

 とりあえず、そんなこんなで発声練習をしていきました。先生がおっしゃるには、As(高いラのフラット)まではOK。A(高いラ)は、ちょっと届いていないって感じなんだそうです。うむ、私の実感と一緒です。だから。『マリンコニーア/ Malinconia, Ninfa gentile』は、そのAが出てくるので、今のところ歌えないんだな。頑張んないと…。

 とにかく、発声で大切なのは、支え。支えに大切なのが腹筋。歌手にとって、何よりも大切なのは腹筋なんだそうです。だから、病気になって、手術が必要になって、お腹を切らないといけなくなった場合、歌手は必ず「筋繊維の方向に沿って切って下さい」とお願いするんだそうです。腹筋を横にブチブチブチと切るのではなく、なるべく筋肉を切らないように、筋繊維の方向に沿って切ってもらうのだそうです。でないと、術後の回復とか、歌える歌えないとか、そんな事になってしまのだそうです。命の瀬戸際にあっても、色々と注文をつけてしまうくらい、腹筋って大切なんだそうですよ。

 発声練習の様子は以上です。曲のレッスンの様子は、また明日アップします。

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コメント

大切なことをききました!
将来、おなかを切ることになっても、横には切らないようにお願いしますね!

…でも、普通に考えても、縦に切った方が回復が早そうな気がしますー

椎茸さん

 私は医者ではありませんから、よくわかりませんが、確かにお腹って、縦に切るよりも、横に切っている例の方が多いかな? 色々な人の切腹(?)のあとを見ても、たいていは横に切ってますよね。縦にだって切れるんでしょうが、横に切るのが多いのは、たぶん、それが標準的手技だからじゃないでしょうか? だから、黙っていると、お腹は横に着られちゃうので「縦に切ってください」ってお願いするんでしょうね。

>縦に切った方が回復が早そうな気がしますー

 私もそう思うけれど、たぶん、素人には分からない理由があって、横に切る事が標準とされているんでしょうね。

 ま、切らずに済むのが一番ですね。健康第一ですよ。

遅コメですが、ひとことだけ。
人の切腹を生業としております。

ほとんどの場合、真ん中を縦に開腹します。
左右の腹直筋の間を開けて、筋肉は全くいじりません。
肝臓、膵臓等の広い視野を要する場合は横切りもします。
回復性、低疼痛性、易閉腹性(笑)を考えれば正中切開がベストです。

ちなみに腹筋が割れているのは、そのほうが収縮力が上がるためで(一本の筋肉だと弱い…分業がよいってことで)、その観点からだと横切開も悪くないのですが、神経的にはよくないのでしょうね。

ぼーさん

 なるほど、縦切りの方が標準なんですね。私はたまたま、例外ばかりを多く見てきた、あるいは、例外だからこそ、傷口が目立つので印象に残っていたのか…。まあ、素人の感覚的な感想は、いかに当てにならないかってことですね。

 でも、うっかり横に切られても嫌なので、お腹を切る時は「縦に切ってください」と念のためにお願いすることにしておきます。

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