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2012年7月24日 (火)

ロータリーエンジンで歌おう!

 声楽のレッスンに行きました。一応、前回のレッスンは体験レッスンだったので、今回がY門下としての初レッスンになります。

 で、レッスンですが、ただ今、私の声楽レベルは「1」でございまして、基礎の基本からやり直し…って事になりました。夫婦ともども、ほぼ初心者レベルのレッスンからのやり直しです。なにしろ、基礎の基本が色々と抜けているんだから、初心者レベルに戻っちゃうのは、しゃーないじゃないっすか! でも、そうやって、足りない部分を補ってもらえるのは、感謝でもあります。

 まず、今回やった事……立ち方(笑)。いやあ~、ここからやり直しとは『お天道様でも気がつくめ~!』って感じです(笑涙)。

 利き足を軸足にして足を前後に置いて歌うのは…禁止(笑)。前回「すとんさんは、歌う時には、こういう姿勢でないといけない、という思い込みがあるようですね」と言われたのですが、まずはその思い込みを消して、今までの“歌う姿勢”を壊すところからレッスンは始まりました。

 歌う姿勢は、なるべくニュートラルな姿勢にして歌う事になりました。つまり、何か“歌う姿勢”というのがあるのではなく、ごくごく自然な形で、ボーっと立って歌う、だけです。もっともその“ごくごく自然な形で”歌うのは、意識すると難しいのですが…。でも、練習では、そういうニュートラルな姿勢で練習しておけば、本番の時に、いかなる態勢でも歌える…って寸法なんです。ですから“歌う姿勢”と言うのが決まっていると、その姿勢でないと歌えなくなってしまって、色々と都合が悪いので、なるべくニュートラルな姿勢で歌うように癖付けておくわけです。

 とりあえずニュートラルってわけですから「足は自然な感じで横に開いて、体重は均等にかけてください」ってわけです。『小細工はいらないぜ!』って感じですね。考えてみれば、足は骨盤の横に接続しているわけで、そこから素直に下に伸ばせば、足は肩幅程度に横に開いているのが、骨格的に自然なので、まあそんな感じでいいんでしょうね。

 あとは、あっちこっちに力が入っているので、それらを抜いて、とにかくもっと“不真面目”で“いい加減な態度”な感じの方が良いのだそうです。もちろん、程度の問題はあるんでしょうが『声楽だから、クラシック音楽だから、お勉強します』というモードではなく、『さあ、楽しく歌いましょうよ~』って事です。…その方が、声もよく出るそうです。
 
 
 で、次は“お腹の支え”の確認ですね。前回やったのは、いわば“モード1”でございまして、今回はそれに“モード2”の練習が加わりました。

 まずは“モード1”の確認から。お腹を引いて上げると…背中がツリます(涙)。私はお腹を引くのは、まあまあなんだけれど(これはキング先生のところで散々やったからね)、そこから上に引き上げる力が全然弱いのです。…だってやったことないから、筋肉がそれっぽい動きができないのよ(涙)。とにかく「引いたら上げる」を一回一回丁寧にやります。うまくできると、胸がボコって広がるんですが、なかなか広がりません。ダメだな。

 とにかく、この引き上げる筋肉が弱くて鈍い上に、機敏に動かす事も出来ず、ああダメなのね~。さらに言うと、この引き上げる筋肉の力で声が出るのが理想(つまり、これが声のエンジンになるわけ)なんだけれど、私はここを使わずに声を出している(って、どこに声のエンジンがあるんだろ?)ので、すごくモッタイナイのだそうです。

 なので、このあたりの筋肉を鍛える筋トレの宿題が出ました。名付けて“蒸気機関車”でございます。

 蒸気機関車の『シュッシュッポッボッ』の『シュッシュッ』をやってくるのです。それも最初は小さな声で『シュッシュッ』でも良いけれど、最終的には、とても大きな声で『シューーーー、シューーー』と出来る様にします。もちろん、腹筋を“引いて上げて”の『シュッシュッ』です。やり方は、全身脱力状態にして、お腹を胸の中にグイっと入れて、その息の圧力だけで「シュッ」って言うわけです。つまり、腹筋を鍛えながら、お腹と声の連結を図れるという、一石二鳥な練習です。

 キング先生の頃でも『犬の呼吸』と言うのをやりました。一見似てますか、腹筋の使い方が全然違うので、全くの別物です。だいたい『犬の呼吸』はノドが極端に乾くし、やっていて、目まいや意識喪失がありますが、『蒸気機関車』にはそれが無いので、似て非なるものなんだろうと思います。

 …しかし『蒸気機関車』は難しいです。単純に難しいです(涙)。

 “モード1”は、簡単にできないので、後は自宅でしっかり復習してくる事にし、さらにそこからもう一歩進んで“モード2”の練習もしました。“モード2”は“モード1”で上げた腹筋を、その頂点にある時に、胸の中でクルンと回転させて、今度はゆっくりと前へ向かって下ろしながら、支えていくモノです。いわば“モード1”が後ろを通って、上に向けた方向で支えるなら、“モード2”は、前を通って、下に向かう方向で支えていきます。この二つを組み合わせると、円循環の動きでお腹を支える事が出来ます。

 つまり、支えは、“お腹を引っ込める-緩める”の前後運動ではなく、“お腹を引っ込めたら上に回して、そこでクルンと回転させて、カラダの前面を経由して、ゆっくりと下りながら支える”という円運動で行うのです。ですから「歌手は、ピストンエンジンではなく、ロータリーエンジンで歌うのです」って事になります。

 “モード1”は単純にお腹の動きの練習ですが、この“モード2”は実際に息を吐きながら、声を出しながらでないと、練習できないので、発声しながら何度も練習をしました…が“モード1”ですらマトモにできない私に“モード2”は無理ですね。実際、この“モード2”での支えは、かなり難しい支えなんだそうです。

 しかし、なぜ支えに“モード1”と“2”があるのかと言うと……人間は止まると死んでしまう(?)動物だからだそうです。だから“モード1”と“モード2”を組み合わせる事で、支えの動きを循環させて、動きを止めないようにするわけです。動きが止まってしまうと、声も死んでまうからです。なので、お腹を引いて、固めて歌うのは厳禁なんです。。

 ちなみに“モード1”はソプラノさんが必死に練習しないといけない支えで、テノールにとっては“モード1”は出来て当たり前なんだそうです。逆にテノールさんは“モード2”の方をしっかり練習しないといけないのだそうです。ちなみに、ソプラノさんは“モード2”の方は比較的たやすく習得できるんだそうです。ここらは、男女でカラダと呼吸法が違うので、それぞれの得手不得手とか、練習のポイントなどが変わってくるって事らしいです。

 “モード1”は瞬発力のある支えで、音の跳躍の時に多用される支えなんだそうです。『音を当てる』時は、この“モード1”の支えを使うわけです。一方“モード2”は持続力のある支えで、テノールの迫力ある高音のロングトーンは、こっちの支えを使うのだそうですが…今の私は“モード2”の前に“モード1”の練習からやんないといけないわけです。それくらい、何も出来ていないのです(涙)。

 音程が悪いのも、高音が出ないのも、すべて支えが足りないから…なんだそうです。しっかり支えて、十分なエネルギーを持った息で歌えば、音程はバッチリはまるし、高音もたやすく出るようになるそうです。頑張らないと…。

 しかし、レッスンで、散々“モード1”の練習をやって、脇腹も背筋もツリました。死ぬかと思いました(涙)。とにかく、基礎の基本ですが、結構ハードなんです。

 それにしても、門下が変わると、立ち方や支えのやり方まで変わるんですね。基本の基礎からやり直してもらえるのは、ある意味、とても有り難いです。基礎力がなければ、応用力とか実践力なんて、身につきませんからね。基礎力、大好き。

 レッスンはまだまだ続きますが、長くなったので、続きはまた明日アップします。

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