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2012年3月 7日 (水)

独学って可能?

 独学でフルートが吹けるようになれるかなれないかと問われれば「吹けるようになれるかもしれません」と答えます。と言うのも、先生に教わろうが教わらなかろうが、実際に練習していくのは自分であって、先生につけば自動的にフルートが吹けるようになれるわけではないからです。

 結局は、先生がいてもいなくても、自分が頑張るしかないのです。そういう意味では「独学でもフルートが吹けるようになれるかもしれません」です。

 ではなぜ「吹けます」と断言しないのかと言うと、独学は困難なイバラの道だからです。フルートの学習を、山登りに例えるなら、先生について学ぶとは、親切でベテランの登山者と一緒に山登りをするようなものだし、独学で臨むのは、全くの素人がたった一人で山登りにチャレンジするようなものだからです。

 ベテランの登山者と一緒であっても、たった一人であっても、山を登るのは自分の足でしか登れません。しかし、ベテランさんと一緒なら、より安全に、より楽しく、より体力の負担なく、登山できるでしょう。一人きりなら、遠回りをする事もあるだろうし、遭難だってするだろうし、途中で嫌気がさして下山してしまうかもしれません。

 なんて、書くと「独学は無理」と思いがちですが、ポピュラー、クラシック問わずに、独学でフルートを始めて、プロ奏者になった方はいますから、決して不可能な道ではありません。

 要は、自分が独学に向いている人間か、それとも先生の指導がないと厳しいと感じる人間かというだけの話です。

 ただ、私の個人的な体験から言える事は、最終的に独学の道を選ぶとしても、初歩の初歩、基本の基本だけは、しっかりと先生について習った方がいいと思います。少なくとも、三カ月、できれば一年ほどは先生について、基本を習った上で、独学の道を選ばれるのが、現実的だと思います。それほど、基本の基本と言うのは、大切な事なんです。
 
 
 では独学で歌が歌えるようになれるかどうかと問われれば「カラオケ程度ならOK、問題ない。合唱をやるなら、ちょっと厳しいかもしれない。クラシック声楽をやるなら、たぶん無理」と答えます。つまり、歌の場合は、フルートなどの器楽とはちょっとケースが違うというわけです。

 と言うのも、器楽の場合、楽器をお店で購入すれば、その楽器が手に入ってすぐに練習が出来ます。練習のやり方が分からなければ、教則本や教則DVDだって売ってますから、それらを参考に練習すれば、結構いけます。でも、歌の場合は、そもそも、歌声を楽器屋で購入することはできません。(最近はヴォーカロイドってのがありますが、あれはとりあえず、横においておきます:笑)。歌の場合、楽器とは自分自身の事ですから、まずは“自分という楽器”を作るところから始めないといけません。

 つまり、歌をやるなら、楽器の演奏者である前に、楽器の製造者にならないといけないのです。楽器の演奏なら、苦労はするだろうけれど、独学でもどうにかなるでしょう。しかし、楽器の製造者になるなら、しっかりした師匠の元で数年間学ばなければ、きちんとした楽器が作れるようになりません。歌も同様で、単に歌を歌うだけなら、独学だけでもなんとかなるかもしれませんが、歌声という楽器を作るためには、しっかりした師匠の元で、楽器の作り方を学ばないといけないのです。そういう意味で、声楽の場合、独学はかなり厳しいと言わざるを得ません。

 私はカラオケを馬鹿にするつもりはありませんが、カラオケは話し声の延長線にある日常の声で歌います/歌えます。一流のプロは別として、日常の声で歌えるから、これだけカラオケが私たちの生活に根付けたのだと思います。そして日常の声で歌えるから、歌うことに集中して学んだり、真似たりする事で、カラオケ名人にもなれるのです。

 合唱の場合、多少の発声練習は必要でしょう。ピッチを揃えたり、音色を揃えたり、その団によって求めるレベルは違いますが、そういう事が求められます。合唱では日常の声ではなく、訓練された歌声で歌います。しかし、合唱では、歌手の個性や声の美しさは求められないので、周りをよく見て、周りの声をよく真似て、色々なテクニックを盗んでいくことでも、十分合唱に対応できると思います。

 クラシック声楽の場合は…ちゃんとした楽器を作らないと歌えません。最初のうちはともかく、いずれは先生や声楽コーチについて、美しくて、大きくて、よく通る歌声を手にしないといけないと思います。それはモノマネの声ではなく、本当の自分の声で歌う必要があります。

 結局、歌がなぜ難しいのかと言うと、歌手って、演奏者であると同時に楽器でもあるからです。演奏者である自分と楽器である自分の両立はなかなかに難しいでしょうし、演奏者としての自分は録音録画などの技術を使えば、自分でコントロールしていくこともできましょうが、楽器としての自分をコントロールするのは、かなり難しいと思います。だって、楽器には自分の音なんて、きちんと聞けないでしょうから。

 声楽の場合は、やはり導いてくれる人、歌にダメ出しをしてくれる人がいないと色々と厳しいと思います。つまり、独学はかなり難しいと思います。

 ヴァイオリンの独学は…ただ今私が我が身を削って実験中でございます(笑)。

 社交ダンスの独学は…ありえないですね。だって、パートナー(リーダー)さんが必要でしょう。では、カップル二人きりの独学と言うのは…固定パートナーとだけ楽しく踊れれば良し、というレベルなら、大いにアリですね。二人だけにしか通用しないやり方がたくさんあってもドンマイです。でも、パーティーなどでは、相手を代えて踊るわけでしょ? そうなると、独学で学んだオリジナルスタイルのダンスでは…厳しいでしょうね。誰にでも通じる“普通のダンス”ができないといけません。この“普通のダンス”って奴が、難しいんだよね(笑)。

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コメント

すとんさんの説に概ね賛成ですが、更に付け加えます。
独学で楽器を習得したい方は、体力づくりもせず、ゴム草履に短パンTシャツで登山をするようなとんちんかんなことをやってしまいかねないのが問題ですね。
私、「世界の果てまでイッテQ!」という番組の、イモトアヤコさんが好きですが、彼女がキリマンジャロなどの登山をしたとき、ベテランの登山者の方が必ずついていらっしゃるのですが、それだけでも登れないし、イモトさんもおそらくかなり体力づくりはされているのではと思いました。(彼女体育会系ですから)

声楽についてはまさにそうでしょうね。あれは「楽器が歩いてる」と思ってます。(声楽科のみんなごめんね~。ピアノ科のヤツはそう思ってるんだよ~)
彼ら彼女たちの自分の体に対する気の使い方ってすごいもの。レッスンを受けた経験があるので分かるけど、声楽をやっていたときは私もちょこっとは声楽っぽい体の気遣い方をしていたのですよ。

私、楽器習得に「何でもあり」はないと思うのです。分かっていて崩すのと、てきとーにやってるのというのは、見て分かる人には分かるし、まぁ大方の人が分からないと思っているから独学でいーじゃんと言われるかもしれないんだけど…素人さんでも分かる方がごくたま~~にいらっしゃるので怖いんですよね。

だいたい独学って無駄ありすぎじゃん。老い先短いと思っていらっしゃる方なら、迷わず先生についたほうがいいと思うよ。私も長唄三味線(実はすごくやりたい)とか、クラリネットとかを独学したいとは思わない。なんか時間とかお金とか結局無駄が多そう。高いけどイマイチな楽器買っちゃったとか、練習方法がわからなくてつまったりとか。まぁ世の中には人にモノを教えてもらうのがイヤって方もいるみたいですが。

ことなりままっちさん

>独学で楽器を習得したい方は、体力づくりもせず、ゴム草履に短パンTシャツで登山をするようなとんちんかんなことをやってしまいかねないのが問題ですね。

 ああ、すごく納得。だから、せめて、基本的な装備を身につけ、登山道具の使い方をマスターしてから山に登れっていう意味で“基本の基本”だけでも先生に習ってから独学をしましょうって書きました。でも、おおげさでなく、素人って“体力づくりもせず、ゴム草履に短パンTシャツで登山”って奴をやっちゃうんですよね。私も素人だから、そんな素人の無鉄砲さって分かります。くわばらくわばら。

>声楽についてはまさにそうでしょうね。あれは「楽器が歩いてる」と思ってます。

 おおげさな話でなく、その通りだと思います。歌手って楽器なんですよね。

>だいたい独学って無駄ありすぎじゃん。

 はい、その通りです。老い先の短い私めとしましては、そこんところは効率よく行きたいです。

>人にモノを教えてもらうのがイヤって方もいるみたいですが。

 私の場合、教えてもらうの好きなんですが、ヴァイオリンを独学にしたのは「先生について習うのがツライ」というのがあります。練習ノルマを果たすために、あれこれ時間を調整して、練習してレッスンに行くのがツラかったんですね。声楽とフルートだけで手一杯(笑)。そこにヴァイオリンなんて、明らかにオーバーワークでした。

 現役引退をして、時間が余るようになったら、ヴァイオリンも先生について習ってもいいかなって思ってます。もっとも、年金生活をしながら、そんなに習い事ばかりにお金を出せるかは疑問ですが(爆)。

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