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2012年2月14日 (火)

ガラコンサートへの準備が始まりました

 声楽のレッスンに行きました。

 まずは妻が先生に「この人は、昨日も今日も歌っていないんですよ。それどころか、昨日から、補中益気湯と響声破笛丸料を飲んで、レッスンに臨んでいるんですよ~」と、実にありがたい報告をしてくれたので、今回はレッスンの順番を変えて、私の声が消耗する前に、いきなりモーツァルトの「Dalla sua pace la mia dipende/彼女こそ私の宝」を歌うことになりました。ま、それはそれで、うれしい事ですが(笑)。

 一応、今回で“あがり”の予定だったのですが、またまた「また来週ね…」となりました。とりあえず、最後まではヘトヘトになりながらも歌ったものの、やはり途中で撃沈してしまいました。この曲、ページ数で言うと4ページほどあるのですが、3ページ目の3段目(1ページ4段構成です)に出てくる、高いGをつい押してしまい、そこから後はすべて“押した声”で歌ってしまいました。

 「なぜ、そこで声を押したのですか?」

 「そりゃ、そこまででヘトヘトになって、高い声がうまく出るか自信がなくなったので、無理やりGを出すために、おそらく無意識で声を押してしまったようです」

 「そんな事をするから、撃沈するんですよ」

 つまり、ヘトヘトになって、声が出づらいなあと思った時に、無理やり声を出すために、声を引っ張っていく方向が違うのが、失敗の原因だと言うのです。

 声を押す…とは、発声の方向性が“前”なんです。前に向かって声を出そうとすると、声を押してしまうわけです。先生がおっしゃるには、無理やり高い声を出そうとするなら、前に押すのではなく“後ろに引っ張る”ようにして出しなさいって事なんです。

 つまり、やっている事は、真逆だって言うのです。

 歌いながら声を後ろに引っ張る…ううむ、慣れとか訓練とかが必要だよなあ。自宅練習がたっぷり必要だよなあ…。

 さて、モーツァルトの次はコンコーネです。1~5番の通し歌唱です。歌いだす前に、しっかり楽譜を確認し、歌のテンポやフレーズ、ピアノの絡みなどを一つ一つ確認してから、余裕を持って歌ってみました。とりあえず、発声的にOKをいただけたので、この課題はこれで終了し、次回からは6~10番の通し歌唱になりました。一歩、駒を進めたわけですね。うれしいです。

 コンコーネは発声的にOKでしたが、発音的には×だったので、そこは注意されました。どこがダメかと言うと…コンコーネは現在、固定ド唱法による階名唱で歌っていますが、高い“ミ”と“ファ”の発声が、クチが横に開いて声がつぶれてしまう点が×なんだそうですし、それはどの曲にも共通しているので、私の鬼門になっているのではないかと言うことです。

 実は“ファ”の時に声が平べったくなる事は、薄々自覚してました。何とかしようと思っていたものの、なんともできなくて今日に至ってしまったわけです。先生から、口周辺の表情筋を鍛えるように言われました。つまり、どんな方向にも口の筋肉を動かせるようにする事です。それが出来ると“ミ”や“ファ”になっても、クチが横に広がらずに済むというのです。そういう練習は今までしていなかったので、ぜひやりましょう。

 さて、今回のレッスンからガラコンサートの準備が始まります。最初に練習するのは『オペラ座の怪人』の「All I ask of you」です。二重唱です。

 さっそく歌ってみました。先生からいただいたアドヴァイスは以下の通りです。

 ・低音は捨てる。しっかり歌う必要はない。しゃべるくらいのつもりで良い。

 ・文章としてのイントネーションを大切にする事。すべての音符や単語をはっきりと歌う必要はない。聞こえない/聞こえづらい音符や言葉があっても良い。逆に言うと、きちんと伝えるべき言葉はどれかと考えて、その言葉に向かって歌っていく事。

 ・曲の前半は声を抑えて、ささやくように歌う。客に聞こえない程度の音量で歌うのが良い(そこまで抑えても、声は十分ホール中に響くので、何の心配もいらないそうです:笑)。

 ・逆に後半は、カタルシスを開放して、思いっきり歌い上げる事。

 ・ハモリの箇所は三カ所あるが、最初と最後のハモリは、上のハモリパートをラウル(テノール)が、下のメロディーパートをクリスティーヌ(ソプラノ)が歌うこと。実は事前の音取りでは、上をソプラノが、下をテノールが歌うように練習していたのだけれど「音楽的には、それはありえない」と言うわけで、上テナーの下ソプラノに変更しました。

 ・二番目のハモリ箇所は、楽譜ではハモるように書かれているけれど、ここはあえてハモらずに、二人でメロディに行くこと。この箇所はメロディが五線譜の上にある高めのフレーズなので、ハモるよりも二人でメロディを歌った方が面白いから。

 ・ラブソングなのだから、そういう雰囲気を出しながら歌うこと。おそらくプロ歌手が歌う時は、曲中にキスシーンを入れてしまうぐらいの曲。実際、映画版では間奏部分に長い長いキスシーンが挿入されていましたね。なので、そのくらいの気持ちで歌う事…だったら、私たちもステージでキスをしましょうか?

 ・年令設定を忘れずに。クリスティーヌは18歳。ラウルは21歳。実年齢で歌わないように(それじゃあ“老いらくの恋”になってしまうから)。ところで、ファントムの年令はいくつだろ? 30歳くらい?

 まずは音取りから…と思って、今回の歌唱は、正確さを旨に、ある意味、つまらなく歌ってしまいましたが、それではダメで、最初の段階から、ある程度の感情を入れ、演出プランなども考えながら練習をした方がいいですと言われました。なので、ワンフレーズ歌うごとに「そこでは何を歌っているの?」と意味を確認させられました。実は今回、意味まではチェックしていなかったので、その場で訳して説明しました。一度、意味をチェックしたので、だいたい、どの箇所で何を言っているかがつかめましたので、次回は、きちんと感情を入れて歌えるようにしている事…が宿題となりました。

 まあ、ラブソングって、歌っていると、ちょっと照れますね。

 何はともあれ、ガラコンサートに向けての準備が始まりました。

 ちなみに「オペラ座の怪人」って何? 「All I ask of you」って、どんな曲? って人のために、オリジナルキャストによる舞台版の歌唱シーンを貼っておきますね。クリスティーヌを歌っているのは、若き日のサラ・ブライトマンです。ここでは、歌い終わってからキスしてますね。やはり、この曲には、キスシーンが付き物なのか?

 それにしても、上手い歌手が歌うと、なんとも素敵な曲ですね。この曲をググってみると、色々な歌手がこの曲を歌っている画像を見つける事ができます。ミュージカル歌手による歌唱はもちろんの事、オペラ歌手も歌っていますし、二重唱なのに、女性のソロとか男性のソロとかもあるし、三大テノール(これはある意味、すごいですよ)でも歌っていたりします。

 作曲家のロイド・ウェーバーと言うと、その代表作として、私は個人的には、今、横浜でロングランの真っ最中のミュージカル『キャッツ』とか、映画版ではマドンナが主演をつとめた『エビータ』とか、単純に曲が好きな『レクイエム』などが思い浮かびますが、世界的には、この『オペラ座の怪人』が代表作のようです。実際、このミュージカルには捨て曲がないよね。名曲揃いのミュージカルだよなあ…。

 これを機会に『オペラ座の怪人』の曲をレパートリーに入れたい私でした。

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コメント

先日、オペラ座の怪人25周年記念ロンドン公演を録画した映画を見てきました。ストーリーはさておいて見応え・聞き応えがありました。声楽はちょっと私のジャンルと違いますが衝動的にDVD&BlueRayをアマゾンに予約してしまいました~!。

河童さん

 おぉ、25周年ロンドン公演の映画を見ましたか! よかったでしょう、私もあの映画には度肝を抜かれましたよ。2004年のハリウッド版よりもずっといいと私は思ってます。私も先日DVDを購入しました(が、実は時間がなくて、まだ見てないです:涙)。DVD&BlueRay版は、映画版とは色々と編集を変えてあるそうですよ。ああ、楽しみだなあ。

いい曲ですよね。
ご夫婦でなんてうらやましいです。なんかこちらまでわくわくしてきます。
衣装とかは何か雰囲気出してもいい舞台なんですかね。
変な想像してます。
応援しております。

私も発表会(出演未定ですが)用のバッハBWV1035練習開始でがんばるぞ!
ってフルートネタですみません。

わかさん

 ミュージカル曲なので、棒立ちで歌うのは厳禁です。当然、演技をしながら歌います。

 衣装は…すでにファントム用のマスクとマントは用意してます。当日はファントムにコスプレして歌いますよ(笑)。コスプレ衣装として、あと、シルクハットが欲しいなあと思ってます。「燕尾服が来たい」と言ったら「それは予算的に無理!」と言われ、今回はタキシードで歌います。妻は、若い娘用のハデハデでフワフワのドレスを着ると思いますよ。

>私も発表会(出演未定ですが)用のバッハBWV1035練習開始でがんばるぞ!

 いいなあ、バッハ。その曲は楽譜が黒くて私の手に負えません(笑)が、私もそのうちトライしてみたいです。バッハはオペラを書いてませんので、私にとっては“フルートの作曲家”なんですね。

演奏会の模様のUPを(お写真つきだといいですねぇ)楽しみにしております。

わかさん

 音声のアップは…なるべくしたいと思ってます。写真は…撮影しないので、ありません(大笑)。本当は21世紀ですから、動画で残したいのですが、なかなかそういうわけにもいかないんですね。業者さんに頼むと、2時間までなら、そこそこのお値段でやってもらえますが、ガラコンサートは3時間超のコンサートですから、その時間だとかなりの額になってしまうんですね。

 ま、会場まで来ていただけると、生で鑑賞できますよ(爆)。6月24日(日)に、横浜の長浜ホールで行う事まで決まってます。まだ時間とかプログラムとかは決まってません。詳細が決まったら、ブログでお知らせしますので、エブリバデー・カモンでございます(爆)。

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