ひとこと

  •  お相撲さんは格闘家であり、その素手は強力な武器であるわけだから、土俵以外の場所では、たとえ素手であったとしても他人を殴ってはいけないわけだし、ましてやその手に器物を掴んで凶器を使用してしまったら、言い訳はできないし、そもそもやり過ぎだし、卑怯ですらあると、私は思う。今回の件は、日馬富士にも同情すべき点は多々あると思うし、魔が差したのかもしれないが、鉄拳制裁はアウトだと思う。武道や格闘技は、暴力とは違うわけだが、角界の範たる横綱が暴力を行使しちゃあ言い訳できないよなあ。
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2011年10月の記事

2011年10月31日 (月)

ようやく秋になってきたような気がします[2011年10月の落ち穂拾い]

 衣替えは一カ月も前に行っているはずなのに、つい最近まで、上着を着ずに、ワイシャツ一枚でどこにでも行っていた私ですが、ようやく上着を羽織る事もやり始めました。空気もひんやりとしていて、窓際にさえ行かなければ、秋を満喫できるかもしれません…ってか、窓際はまだまだ真夏の暑さだよぉ~(窓際族のうめき~)。

 さて、今月の落ち穂拾いです。
 
 
アンティーク楽器を現代のピッチで演奏する事って可能でしょうか?

 私には、なんとも言えません。演奏できるとも言えるし、できないと言えます。と言うのも、フルートという楽器は、もともと音程がシビアな楽器ではないので、その程度の違いは誤差として調整できるからです。

 モノにもよりますが、頭部管を根本までしっかり入れれば、どうにかなる楽器もあるでしょう。それでもまだ低いようなら、外吹きにすればピッチが上がって音が合わせられますし、それでもまだ低いようなら、頭部管の端を切ってしまうという荒技もありますし、実際に、そうしている人もいます。実際、アンティーク楽器のうち、かなりの数の楽器の頭部管がすでに切られているという話を聞いた事があります。

 だから、アンティーク楽器を現代のピッチで演奏できるかといえば…できると思います。

 でも、プロは、ほんの一握りの人を除いて、古楽を演奏するのでなければ、まずアンティーク楽器を現代のピッチで演奏する事はしません。現代のピッチでもアンティーク楽器を使うのは、好事家のアマチュア奏者ばかりです。それはプロにとって、現代のピッチで音楽を演奏するならば、わざわざアンティーク楽器を使う利点が、あまりないからです。

 まず、アンティークはモダン楽器ほどタフではありません。メカ部分の信頼性は劣ります。音量も足りないし、遠鳴りもしづらいものばかりです。頭部管のカットが旧式で、管体の鳴りも良くないものがほとんどです。スケール設計も旧式ですから、モダン楽器よりも、元々音痴な上に、ピッチを無理やりに合わせているので、耳の良い人には違和感バリバリな音程になってしまいます。さらに、むりやりピッチをあげて演奏するため、本来の音色がかなり損なわれてしまいます。

 そういう意味では、現代のピッチで演奏する事が多い、我々アマチュアフルート奏者にとって、アンティーク楽器は、実用的な楽器とは言えません。つまり、442の現代のピッチで演奏したいなら、アンティーク楽器ではなく、442のスケールで設計された楽器を使うべきだと思います。餅は餅屋って事です。
 
 
私は名人でないので合奏には加われません?

 フルートオーケストラに限らず、吹奏楽であっても、合唱であっても、いわゆる“合奏もの”と言うのは、各パートが出来上がっていれば良いわけで、個々の奏者が出来上がっているかどうかは、実は問題ではありません。もちろん、理想は“すべての奏者が完璧な演奏をする事”なんだけれど、合奏奏者はソリストではありませんから、どんな団体でも、パート全体が仕上がっていれば、個々の奏者がどんな演奏をしていても無問題なんですよ[ま、個々の奏者に対して、完璧である事を、一応/建前として、求めますが…]。

 分かりやすく言うと「自分が自信を持って吹けるところだけ吹いてみる」「楽譜の黒いところは自主休憩」「とりあえず拍頭の音だけ吹いてみる」でもOKだし、そのくらいの力量の奏者の方がたくさん合奏にはいます。逆に言うと、そのくらいの力量でも楽しめるのが、合奏なんです。

 ただし、同じ合奏ものでも、オーケストラは違います。オーケストラは個々の奏者が完璧でないといけません。つまり、オーケストラの奏者はソリストと同様なレベルでないと勤まりません。でも、これは例外ね。

 だから、初級を卒業した程度の腕前があれば、合奏を楽しむ事は、とりあえずOKです。

 逆に言うと、合奏に参加できない人って、演奏技術がないとか、キャリアが少ないとかではなく、別の要因を抱えているために、合奏には参加できないのです。それは…

 「使っている楽器が極めて音痴」「使っている楽器がやたらと大音量/超美音」「チャレンジ精神が豊富で、自分には吹けないフレーズも頑張ってトライして、結局グダグダにしちゃう」「指揮が読めない/リズム感がダメ」「出たがり/でしゃばり/ソリスト指向な人」…なんか、書いてて胸が痛いです(涙)。

 ええと、まとめて言えば、合奏に参加できない人ってのは「フルートが下手」なのではなく「ハモリの邪魔」になる人です。
 
 
今月のお気に入り 改源のど飴 羅漢果入り

 最近、私は飴が好きになりました。以前はそうでもなかったのですが、今は、ちょっと口寂しくなった時など、迷わずに飴玉をクチの中に放り込んでいます。おそらくタバコ飲みの方がタバコをくわえるのと同じ感覚かもしれません。今なら、大阪のオバチャンたちに、しっかり餌付けされちゃうのじゃないかって気がします。

 飴玉が好き…ですが、甘ったるいのは、さすがに好きではありません。やはり、ノンカロリーあるはい低カロリー系で、のど飴系のものが好みです。普段はコンビニで飴を買っている私ですが、先日、何気に薬局に入って飴のコーナーを見たところ『改源のど飴 羅漢果入り』なんて言うのを見つけちゃいました。なんか、風邪薬のブランドののど飴なんて、効果がありそうじゃない。

 さっそくナメてみました。ううむ、ファーマシ~。何とも薬っぽい風味がたまらなく好きです。これ好きかも。問題は、個包装ではない事だけれど、結構バカバカ舐めているので、問題ないかな?

 
今月の金魚

 金魚たちは今月はとっても元気でした。
 
 
今月のひとこと

 2011年9月27日に韓国の全州で行われた、サッカーのアジア・チャンピオンリーグの準々決勝第2戦の“セレッソ大阪(日本)対全北現代(韓国)”の試合で、韓国側のサポーターが「日本の大地震をお祝いします」という横断幕を下げてサッカーの応援をしていたそうです。「東日本大震災でたくさんの日本人が死んでザマアミロ!」とか「フクシマの原発が爆破して、日本中放射能汚染でウレシイなあ~」って事なんだろうか? いくら反日が国是の国とは言え、あそこの国のサッカーファンには人間としての温情ってのは無いのかね? 応援のやり方が斜め上過ぎて、私には分からない。 ちなみに、試合はセレッソ大阪のボロ負けだったそうです。おまけにセレッソのMFのキム・ポギョン(韓国人だし韓国の代表選手だけど日本のクラブチーム所属)は相手選手との接触プレーで顔面骨折となり全治二カ月の重傷を負ったそうです。国を侮辱され、被災者は辱められ、試合に負けて、主力選手を潰されて……私はサッカーファンでも何でもないけれど、言葉がないです。…韓国、イヤだな…。(2011年9月28日~10月1日)

 エアコン、復活~! この前の台風のおかげで、居間のエアコンの室外機が壊れて、ここしばらく、食事をしたりテレビを見たりする時は、エアコン無しで汗ダラダラな日々(湘南はまだまだ暑い…)を過ごしておりましたが、ようやく室外機を修理してもらって完全復活です。故障したのは、本体と室外機の通信回路部分だそうです。パソコン的に言えば、モデムとかLANボードとかに相当する部分ね。で、その修理方法は…「基板交換っす!」だって。簡単でいいね。ちなみに修理費は(よく分からないけれど)無料。得した気分です。(2011年10月1~4日)

 やっと涼しくなってきたかな? 研究室のお茶を、冷たい烏龍茶をやめて、今日から温かい緑茶(たまにコーヒー紅茶)に切り換えました。(2011年10月4~8日)

 スティーブ・ジョブズ氏が2011年10月5日に亡くなられました。ご冥福を祈ります。アップル社を設立し、世界初のパソコンであるアップルを製作し、今のウィンドウズにつながるGUIを採用したOSを搭載したマッキントッシュを製作し、今や世界のアニメのトップランナーであるピクサーアニメーションスタジオを立ち上げ、iPodで携帯音楽市場に革命を起こし、iPhoneで携帯電話市場を席捲し、iPadを作り上げたわけだ。今後iPadが世界をどう変えていくのか、楽しみだなあ。それにしても56才で亡くなるとは、残念だし「天才は早死にする」の文言どおりの早死だなあ。(2011年10月8~10日)

 カラオケに行って、タケカワユキヒデの「レナ」を歌って、採点マシーンさんから91点をいただきました。90点台の点数なんて初めてなので、うれしかったです。妻は97点を取ってました。…いつまでたっても勝てません。「婦唱夫随」ですね。(2011年10月10~12日)

 心臓が止まるかと思った…研究室のパソコンが起動完了せずに、すぐに落ちてブザーがビービー状態になりました。ああ、やっべ~。こりゃあハードウェアかWindowsそのものの故障か? OSの再インストール、ないしは工場直行を覚悟しましたが…ううむ、数々の機密データや重要データが消えてしまうことは阻止したい(普段、面倒くさがってバックアップしておかないから、こういう時に困る:涙)。 結局、古典的な手法だけれどSAFEモードで立ち上げて、あやしいメールデータを削除して、事なきを得ましたが、パソコン立ち上げと同時にメールを読み込む今の環境は見直した方が良いかな?(2011年10月12~13日)

 ああ…結局、研究室のマイパソコンは壊れちまったよぉ~。起動しません(涙)。とりあえず開腹手術をして、ハードディスクを取り出して、サブマシンの中に突っ込んで、強制データバックアップの術を施して、ただいま、そのサブマシンで運用しております。ううむ、遅い…。おまけに、こんなことで午前中の仕事が丸々つぶれちまったい! ああ、悲しい。(2011年10月13~15日)

 むふむふ…。注文してた本番用のステージシューズが届いた。さすがあつらえただけあって、バッチリっす。むふむふ。さて、この靴はいつ下ろそうかな? 直近の本番はメサイアだけれど、あそこで履くのは、ちょっともったいないカンジがします(だって、学校の礼拝堂で歌うわけだから、普通の紳士靴で十分でしょ)。となると…来年の6月のガラコンサートまでお預けかな? ずいぶん、先の話になりますね。(2011年10月15~17日)
 プロ歌手の皆さんが入れ代わり立ち代わりで歌う、いわゆる“ガラ・コンサート”に行ってきました。疲れていたせいもあるけれど、歌が始まると…いつのまにかマブタが重くなり、遠のく意識の中で歌を聞き、歌い終わると、見事に覚醒し、次の歌が始まるとまたまたマブタが重くなる…を繰り返してきました。見事な子守歌効果だったなあ…、やっぱり安定した歌声には、催眠効果があるのだろうか? それにしても、いわゆる日本歌曲っていいなあ。ちょっぴり歌ってみたくなりました。(2011年10月17~20日)

 いつものホームドクターのところに行ったら「インフルエンザの注射できるけれど、やる?」って言われたので、とりあえずブチュってやってもらいました。インフルエンザかぁ~、この前まで、暑い!って叫んでいたのに、もうそんな時期になったんですね。しかし、予防注射で季節を感じるってのも、なんかなぁ~。(2011年10月20~22日)

 救急車に乗った。警察に行った。治療費もらった。レストランで食事をおごってもらった。交渉上手な私(うふっ)。(2011年10月22~26日)

 体調がいい! すごぶるいい! 昨今、まれに見るほど体調がいい! 自分でもビックリするくらいの調子の良さ。“健康”が服を着て歩いているような気分すらします。この調子の良さが、ずっと続くといいのだけれど…。やっぱり、私は気温が暑いくらいの方が体調が良いみたいです。ああ、寒くなると、体調が悪くなるんだよね~。(2011年10月26~30日)
 
 
 今月は以上です。よろしくお願いします。

2011年10月30日 (日)

寒さ&乾燥対策、どうされますか?[2011年10月第5週・通算37週]

体重:100.5kg[-0.5kg:+0.5kg]
体脂肪率:30.5%[-0.2%:+0.4%]
BMI:31.7[-0.2:-0.3]
体脂肪質量:30.6kg[-0.4kg:+0.3kg]
腹囲:99.3cm[-0.7cm:-7.9cm]
     [先週との差:2011年当初との差]

 暑い暑いと言ってた夏はとっくに過ぎ去り、もうすぐ11月だと言うのに、残暑でグタ~となってしまう日もあります。それでも冬は確実に迫ってきてます。冬というと…寒いですねえ。それと乾燥。地域によって違うのかもしれませんが、湘南…というか、関東地方の冬はカラカラに乾燥しちゃいます。寒さと乾燥のダブルパンチ、イヤですねえ。皆さんは、どんな対策を取ってますか?

 まずは寒さ対策と言えば…服装でしょ。

 湘南地方に住んでいる私は、寒いと言っても、たかが知れてます。

 外出する時は、下着とシャツの間にジジシャツ代わりのTシャツを着ます。ズボンは特に冬のものは持っていない(オールシーズン用ばかりです)ので、あんまり寒い日はタイツをはきます(幼稚園児みたいだね)。靴下を二枚はく事もあります。

 で、上着を着ます。仕事の時はスーツなので、膝まであるビジネスコートを羽織って、毛糸の帽子を被って、フリーズ地の手袋をして、手編みのマフラーをグルグル巻いて終了。休みの日は、ビジネスコートが、カジュアルなコートかジャンパーに変わるくらいかな?

 室内では、例年は軽装(だいたいジャージ上下+ちゃんちゃんこ、です)にして、部屋を暖めるという方向で過ごしていましたが、今年は節電なんだよね~。エアコンの設定温度は低めにしないといけないでしょう。ウチの中でも、多少は着込まないといけないか? ちなみに、ウチにはコタツもなければ、石油ストーブもガスストーブもありません。エアコンとオイルヒーターだけ。だから、電気がないと暖房が無くなるんだよねえ…。節電なんて大嫌いさ。

 こんな感じのユルユルの寒さ対策です。北国の人から見たら「なにやっとんじゃい!」って怒られそうだけれど、こんな感じなんです、ごめんなさい。あんまり着込むと、逆に暑くて汗だくになって参ってしまいます。

 次は疾病(?)関係です。

 空気が乾燥すると、ヒビ・アカギレ・シモヤケなどに悩まされる人が多いですよね。これら、言葉は違いますが、すべてシモヤケなんだそうです。シモヤケの一つの症状にヒビとかアカギレがあるそうです。いやー、知らなかったな。

 シモヤケと言うのは、寒くて血行が悪くなってカラダのあっちこっちが炎症を起こす病気の事です。シモヤケになった上に、空気が乾燥すると、皮膚の表面が乾いて割れてしまうので、それをヒビと言い、そのヒビがひどくなったものをアカギレと呼ぶそうです。

 私は乾燥肌なのに、幸い、上記のいずれにもなった事はない(つまり血行がいいんでしょうね)ので、よく分かりませんが、子どもの頃は、よく弟がこれで悩んでいました。血行が悪いのが、すべての源なら、血行を良くするのが一番なので、有酸素運動をするとか、丁寧に入浴し、じっくりカラダを暖めるなどが効果的なのではないでしょうか? ちなみに弟はよく足湯をやってましたね(足がシモヤケになるんですよ)。あと、手袋と靴下は大切なアイテムでした。

 私は、乾燥肌なので、冬場はより肌の乾燥に磨きがかかります。そこでハンドクリームを常用してます。特に銘柄や製品にこだわりはないので、もっぱら薬局でいただいた試供品ばかりを使ってます(笑)。

 そうそう、冷え症というのもありますね。一般的には女性の病気と思われがちですが、私もやせるとなります(笑)。体重が標準体重の域になると、途端に冷え症を発症します。肥満体の時は、寒さに強くなるのに、普通体になると、寒さでふるえるってのも不思議な話です。

 冷え症も血行が悪い事が原因のようです。あと、最近では筋肉量が少ないと冷え症になるという説もあります。おかしいなあ…私、筋肉ならたくさんあるんだけど(笑)。

 冷え症の原因が血行不良ならば、その基本的な対策はシモヤケと同じなんでしょうね。しかし、カラダの中が冷たいというのは、つらいね。とにかくカラダを冷やさない事が肝心なので、冷えが激しくなると、生姜湯とかくず湯とか飲みますし、入浴も半身浴メインに切り換えて、しっかりカラダを中から暖めるように気をつけます。

 音楽をやる人間として深刻なのは、肌荒れ。指先が肌荒れになったら、ヴァイオリンが弾けなくなっちゃうもの。つらいよね。

 クチビルの肌荒れもイヤですね。私、ちょっとの乾燥ですぐにクチビルが肌荒れ状態になってしまい、油断すると、本当にすぐ、クチビルが割れてしまいます。これはつらいね~。血を流しながら、歌ったり、フルート吹いたりしないといけません。それは本人も痛くてつらいですが、見ている方もスプラッタで気分がよろしくないでしょうから、なるべくそうならないように、気をつけています。

 私の気の使い方は…もっぱら、リップクリームです。少しでも「あれ、空気が乾燥しているかな?」って思ったら、すかさずリップクリームをヌリヌリです。すぐにリップクリームを塗れるようにする為には、リップクリームを常に所持していないといけません。私のカバンや主な棲息場所には、必ずリップクリームが常備されています。つまり私は何本ものリップクリームを所持しているって事になります。

 あと、冬場は空気が乾燥している事が多く、知らないうちにカラダが乾燥して、体内の水分がなくなってしまうので、こまめに水分補給をしています。普段は、水かお茶かスポーツ飲料のいずれかのペットポトルを肌身離さず持っています。

 これは私だけかもしれませんが、冬になると、口内炎が発生しやすくなりませんか? おそらく寒くて寒くて、体内のビタミンBが多量に消費され、その結果、口内炎になりやすくなるのではないでしょうかと、個人的に考えています。私はこれを防ぐために、冬場はサプリのビタミンBを少し大目に飲むように心掛けています。

 私の場合は、こんな感じでしょうか? 皆さんの寒さ&乾燥対策は、いかがでしょうか?

2011年10月29日 (土)

瞳のキレイな君にラブ!

 最近、妻と話すのは「ジュナッチはかわいいねえ。それに引き換え、サクラは下品だねえ」という話。あ、ジュナッチとはジュナの事ね。最近、ジュナはジュナッチと呼ばれる事が多いです。

 「なんでジュナッチはかわいいんだろうねえ。やっぱり大きさがサクラほど大きくないからかな?」

 「でも、サクラがジュナほどの大きさの時から、サクラは下品だったよ。それに小さいほどかわいいなら、ジュナより、カンロやニシキの方が小さいんだから、この子たちの方がかわいいはず。なのに、ウチの水槽で一番かわいいのはジュナでしょ。」

 「大きさが可愛らしさの決め手じゃないなら…種類のせいかな? ジュナは真っ赤な金魚で可愛らしいよね」

 「真っ赤な金魚がかわいいなら、ブニョだって真っ赤な金魚だったから(ジュナもブニョも同じ、素赤オランダです)、同じくらいかわいいはずだけれど、ジュナはかわいいけれど、ブニョはドテッとしていただけじゃない」

 「…となると、やっぱり行動かな? ジュナの行動ってかわいいかな?」

 「ジュナの行動が特別かわいい…って事はないよね。人に媚びを売るという点では、カンロの方が直接的で、むしろジュナは控え目な方でしょ。だから、人間へのアピール度で可愛らしさが判断されるなら、カンロの方がかわいらしく思われるはずだけれど、そうじゃないでしょ。カンロはかわいいと言うよりも、むしろヤンチャなタイプだし…。もっとも、サクラが下品なのは、その行動が原因であるのは明らかだけど(笑)」

 確かにサクラの行動はイチイチ下品なんです。特に汚いのがエサの食べ方。一度、口に入れたものを、必ず吐き出すんです。それも勢い良くパッっと吐き出すのではなくし、開いたクチから、だらしなくデロデロデロ~って感じで出してるんです。ああ、汚らしい。ああ、下品な子!

 「そう言えば、ブニョは肉瘤で目が隠れていたよね。金魚でも、目が可愛らしさの基準になるんじゃないかな? 今の子たちで言うと、サクラはロンパリだし、ニシキは目の色が左右で違うし、カンロはどっちかと言うと白目がちだし、程良い間隔で左右の目が離れていて、黒目勝ちで、白目の部分が金色で色気があって、いつも人の事をじっと見ているジュナは、可愛らしく見えるんじゃないかな?」

 「そうかもしれないね」

 と言うわけで、金魚もやはり、瞳のキレイな子がかわいいという結論になりました。人も金魚も、目って大切なんですね。

2011年10月28日 (金)

アルタスフルートフェア2011秋、に行ってきたよ

 例年行っている、アルタスフルートフェアに今年も行ってきました。ってか、無料調整会に行ってきました(笑)。

 会場に着いて、まずはフルートの調整をお願いしました。

 私のフルート(アゲハ)も、だんだんと古びてきて、今ではとても新品には見えなくなりました。。でも状態はとても良い(つまり扱いが丁寧)と言う事で、調整をしてくださったフルート職人さん(今回調整をしてくださったのは、いつものSさんではありません)に褒められました。

 「青いフルートっていいですね」って言われました。…青いフルート??? 頭部管の中が酸化して、暗色に変わる事を“青”と表現しているようです。私は今まで「黒くなる」と言ってましたが、職人さんたちの世界では「青くなる」って言うみたいです。確かに良く見ると、青黒いです(笑)。この青は薄い皮膜なんだそうです。だから、硬いものでこすると簡単に取れちゃうそうだし、勢い良く息を吹き込んでも剥がれしまうのだそうです。ここまで青くしたのだから、大切にしてくださいって言われました。と言うのも、この青い皮膜は音に良い影響を与えるものらしいのです。そう言われれば、アゲハの音色がドンドン、キラキラになってきたのは、この青い皮膜のおかげかもしれません。

 タンポの状態はとても良いそうなので、タンポ調整は不要というわけで、分解してもらって、パーツごとにお掃除して、オイルを刺して、組み立て直してもらいました。隅から隅までキレイにしてもらいましたよ。

 調整が終わって、アゲハを吹いてみたら、うんうん、良い状態になってました。調整が終わったところで、ちょうど、隣にいらっしゃったSさんも手が空いたので、ひとしきり昨今の湘南情報をお伝えしました。

 フルート職人さんから聞いた豆知識。フルート、とりわけ総銀フルートはキイパイプがひずんだりゆがんだりしやすいのだそうです。なにしろ銀って素材は柔らかいですからね。そこでアルタスは硬い銀(メタライズド・シルバー)を作って、それをキイパイプの材質として採用し、安定したキーメカを提供しているのだそうです。で、せっかく作った硬くて曲がりにくいメタライズド・シルバーをキイパイプだけでなく、フルート管体に使ってみたらどうなんだろ?と思って作ってみたのが、現在のPSモデルなんだそうです。なので、PSモデルって、材料ありきで作ったフルートなので、他のアルタスフルートとは、色々とコンセプトが違うのは、そういうわけだったのですね。

 調整が終わったので、今度は営業さんのところに行って、展示されたフルートを吹いてきました。

 私は9Kのフルートに興味シンシンなので、営業さんに「アルタスの9Kってどんな感じなんですか?」と質問してみました(ブツが無かったんです)そうしたら、アルタスでは9Kは作ってません。現在は注文生産も受け付けていません、という答えでした。アルタスのゴールドフルートは、14Kと18Kだけなんだそうです。さすが、シルバーに特化したフルートメーカーだけあって、ゴールドのモデルが実に充実していない(笑)ようです。

 ううむ、ならば、私の次のフルートは、9Kしばりなので、アルタスではなくなってしまいます。ちょっと残念。

 悔しいから…と言うわけではないですが、展示されていた14Kと18Kのフルートを吹いてきました。

 14Kはいい感じでした。とっても吹きやすい。音色もかなりおちついた感じ。ただし、あくまでもアルタスの音色です。でも、金のおかげが音の密度がかなり濃い印象です。私なら、このアルタスの14Kでもいいんじゃないの?って思いました。あ、でも、お値段的には、キビシイかな?

 18Kは、見た目がモロに金です。まごう事なき、金のフルートです。これは所有欲を満足させる一品ですね。さらに言うと、これも実に吹きやすいです。14Kをさらに飼い馴らしたって感じの音です。ただ、ちょっと音が落ち着きすぎかも。それと、笛自体が、少し重いかも。ま、自分を鍛えるつもりならば、18Kもアリだなって思いました(お値段的にはありえません:笑)。

 ついでと言ってはなんですが、他の銀のフルートも吹いてきました。

 PSはパリっとした音で、いかにもモダン楽器って感じがします。1307との併用を考えるなら、これくらい音色が違う方がおもしろいかもしれません。

 ALは…この楽器の購入は、私の場合、まず無いです。と言うのも、アゲハ(1307)の方が、明らかに良い音がします。音色の方向性がほぼ同じなのですが、アゲハの方が、ずっとキラキラして透明感がある音がします。

 新品の1307も吹いてみました。ありゃ? これなら、今さっき、ダメを出したALの方が音色が深くて良いです。どうやら、ここにある新品の1307と、私の手元にある1307(アゲハ)は全く違う楽器と言ってもいいくらい、音色が違います。これは個体差でしょうか、それとも経年変化でしょうか? とにかく、勝負にならないくらい、アゲハの方が音色も深ければ、キラキラ度も高いですし、何といっても、アゲハの方が、遠くまで音が飛んでます。ここは、やはり、店晒しの新品楽器と、毎日吹き込まれている楽器の違いでしょうか。もしかすると「青いフルート」の方が、銀ピカの新品楽器よりも良いのかもしれません。

 つまり、1307(青) > AL > 1307(新品) って感じかな?

 TSというスチューデントモデルの総銀フルートも吹いてみました(たぶん、始めて)。これは総銀フルートなのですが、銀メッキ処理がされているフルートです。メッキっておもしろいね。明らかに、他の銀無垢のフルートとは手触りが違います。メッキのおかげで、すごく表面がピカピカになるのでしょうね、持っていると、楽器が皮膚に指に貼り付いてくる感じがします。私、最初はこの楽器がメッキは知らずに、その感触に違和感を感じていたところ、営業さんから「それは銀メッキですね」と説明されて合点しました。おそらく、手作業で磨き上げた楽器よりも、メッキでドボンと表面加工した方が、滑らかに仕上がるのかもしれない。あと、見た目も銀無垢よりも、ちょっとだけ、キラキラ度が増しているかもしれません。

 アルタスはTSまで(スクールモデル)と、1207以上(ハンドメイドモデル)では頭部管のカットを変えています。つまり、TSはスクールモデルの頭部管の総銀フルートなんです。

 吹いた印象ですが、TSは第一オクターブの時に本領をはっきするカットのようで、低い音域は楽々出せるし美しいですが、高い音域になってくると、発声も段々と難しくなってくるし、何といっても音色が別の楽器のように違ってしまいます。私? ううむ、第三オクターブのTSの音色は、私の趣味とはだいぶ違います。

 ちなみに、最低価格品の870も吹いてきました。この値段でこれだけ吹けるなら立派立派って思っちゃいますね。コストパフォーマンスが抜群です。やっぱりサブフルートを買うなら、870がいいかな?

 おぉっ! うっかりしてた! 巻き管(1607)を吹き忘れてきたよ。残念残念。それと、春に引き続き、今回もブリヤコフモデルの頭部管は無しです。ああ、ブリヤコフモデルの試奏、したかったな。なんでも、ブリヤコフモデルの特徴って、息が当たる吹きグチのエッヂぶりが高くなっているのだそうです。つまりあっち側の壁が高くなっているそうなのです。…それってどうなのよ? 抵抗感アリアリのパワフル系の頭部感って事なのかしら? ああ、ますます吹いてみたくなりました。ブリヤコフモデルの頭部管。

 帰りは、銀座一丁目の沖縄のアンテナショップに行って、シークワーサー醤油を買って帰りました。じゃんじゃん。

2011年10月27日 (木)

ネット内における、各楽器の勢力分布について(笑)

 フルートのレッスンに行けませんでした(涙)。

 なんか、仕事が忙しかったのよねえ~。笛先生の時は、毎回欠かさずレッスンに行ってた私ですが、H先生になってから、コンスタントに月に一回の割合でレッスンに行けなくなってしまいました。なんか残念。でも、お休みしても、きちんとレッスン代は先生の手元に渡るシステムになっているので、ちょっとだけ気が楽です。生徒が休むと、その分のレッスン代が先生に支払われないシステムだと、休むのも気が引けるというものです。

 レッスンに行けなかったので、今回も、毛色の違う記事でお茶を濁します(笑)。

 楽器は数あれど、どんな楽器が習い事として人気があると思いますか? 興味あるでしょ。私もあります。どこかにそんなアンケート結果は転がっていなかなと思いましたが、ある日、ふと思いつきました。ネット内限定になるけれど、その楽器について書かれているブログの数で調べれば、だいたいの傾向はつかめるんじゃないのかな?って事です。

 そこで、ある日の「にほんブログ村」のクラシックブログに登録されているブログの楽器/音楽ジャンルを見てみました(最新のものは、こちらです)。

 見やすいように私が取捨選択をして並び替えたものが以下のものです。( )の中は開設されているブログの数ですね。

01. ピアノ(603)
02. ヴァイオリン(233)
03. 合唱・コーラス(134)
04. フルート(130)
05. 声楽(112)
06. チェロ(89)
07. クラリネット(48)
08. サックス(37)
09. トランペット(36)
10. ホルン(34)
11. トロンボーン(27)
11. ヴィオラ(27)
13. エレクトーン(25)
14. コントラバス(18)
15. チューバ(18)
16. 指揮者(17)
17. 電子ピアノ(15)
18. ファゴット(14)
19. マンドリン(13)
20. オーボエ(13)
21. ユーフォニアム(5)

 やっぱりピアノは圧倒的ですね。二位のヴァイオリンの約3倍です。すごいすごい。ピアノ人口ってたくさんいるんですね。

 二位はなんと、ヴァイオリン。私はてっきり二位はフルートかと思っていましたが、フルートとは倍近い差をつけて、ヴァイオリン、圧勝。ヴァイオリンを甘く見てはいけません。

 三位と四位は、ほぼ同数と見なしていいでしょう。ここに、合唱とフルートが来ます。「合唱? 楽器じゃないじゃん?」…なにか文句ありますか? 人の声だって立派な楽器だよ。合唱が人気あるのは、町中にある合唱団の数を見れば分かるし、フルートの人気も分かる。まあ、この辺がやっぱり順当なところなのかな?

 ここで意外なのは、声楽の人気。声楽がなんと第五位にランクインです。ええ、声楽ってそんなに人気なの? へえ、知らなかったなあ。

 ここ老犬ブログは、フルートネタの時はアクセス増えて、声楽ネタの時はアクセスが減りますが、これは単純にフルート人口と声楽人口の違いだとばかり思っていましたが、実はそうとは言えないかも…。だって、この順位を見れば、声楽人口は、フルート人口に若干負けているものの、そんなに大きな違いはないじゃないですか? だとしたら、声楽記事になるとアクセスが減る理由は??? ううう~~む?

 六位のチェロも検討していると思います。チェロって意外と人気あるんですね。

 ここから下は、またちょっと毛色が変わっていそうです。七位のクラリネットから11位のトロンボーンまでは、おそらく吹奏楽関係のものです。いわば、吹奏楽人気です。吹奏楽も人気あるんですよ。

01. ピアノ(603)
02. 吹奏楽(257)
03. オーケストラ(146)
04. 合唱・コーラス(134)
05. オペラ(123)
06. 声楽(112)
07. 室内楽・アンサンブル(61)
08. 現代音楽(15)
09. 古楽・バロック音楽(10)

 今度は音楽ジャンルという視点で並べてみました。ピアノがダントツなのは仕方ないにせよ、吹奏楽はいい線に来てますね。それに比べると、オーケストラの開設ブログ数が私が思ったほどは伸びていないのが???です。

 しかし、ネットでは吹奏楽は大人気なんですね。やっぱり、若年層や若者がネットに多いので、学校の部活動から流れてくるのでしょうね。合唱・オペラ・声楽などの歌系もそれなりに健闘しているのがうれしいですね。特にオペラは、もっと順位的に下の方に来るのかと思いましたが、よく頑張った。

まとめ
 1)ピアノ人気は半端ない。
 2)吹奏楽も人気ある。
 3)ヴァイオリンは習い事の女王さまだね。
 4)歌系(合唱・声楽・オペラ)も捨てたものじゃないみたい
 5)フルートは人気の割に、ネットでは意外に苦戦している?

 こんな感じかな? 皆さんは、この順位を見て、どんな感想を持ちましたでしょうか?

2011年10月26日 (水)

ふりむけば松脂

 ヴァイオリン独学練習報告です。

 ヴァイオリンを弾いていて、なんか、音が出しづらいとか、音色が変とか、弓が滑るとか、そういうトラブルが、私の場合よく起こります。たいてい、原因が分からずに、悩んでしまいます。フォームが悪いのかな? 右腕の動かし方が悪いのかな? やっぱり安い楽器の限界って奴なのかな?

 独学だし、弦のお友達もいないので、相談相手もいなくて、一人でモンモンとするわけです。

 で、解決できなくて「まあー、しょうがないか。現実に目をつぶって、とりあえず前に進もう!」とか思うわけです。で、「そう言えば、しばらく、弓に松脂を塗っていなかったなあ。久しぶりにたっぷり塗るか」ってんで、ヌリヌリすると、ヴァイオリンの音が出しやすくなるし、音もヴァイオリンっぽくなるし、弓もとっても動かしやすくなります。

 原因はよく分からないけれど、松脂を塗ると、たいていの悩みが解決します。松脂って偉大だな。
 
 
 さて、今回、篠崎教本はどこまで進んだのかと言うと…。

106番「毎日の練習」 OKです。スラーって、そんなに難しくはないものの、なんか頭の切り換えがうまくいかなくて、ワヤクチャになってしまいます。これってヴァイオリンの演奏時間の絶対値が足りないために起こるんだよなあ…と思います。もっと、ヴァイオリンの練習がしたいなあ…。でも、そんな時間があったら、もっと歌の練習もしたいし、フルートの練習もしたいし…。睡眠時間はこれ以上削れないから、一日があと2~3時間増えるといいのに。

107番「スタカート練習A」  OKです。弓の圧力をかけるというのが、実は難しかったです。普段は、弓に圧力がかかりすぎてしまうので「軽く軽く」とか「脱力!」なんて思いながら弾いているので、その逆なので、楽ですわ。問題は、普段と違う事をやろうとすると、やっぱり弓が暴れてしまうので、そこのコントロールだけですね。

108番「スタカート練習B」 OKです。いやあ、弓が暴れる暴れる。問題は、弓の真ん中付近でヴァイオリンを弾くわけだけれど、スタッカートかけるたびに、弦が弓(の棒の部分)にぶつかる事。弓のテンションが低いんだろうなあ…。少し弓のテンションを高めにする事にしました。

109番「スタカート練習C」 OKです。無問題です。日課練習で、1弦のドは練習しているので、なんて事はないです。

110番「子供マーチ」 OKです。これも特に問題なし。

111番「アマリリス」 OKです。この曲は時間がかかりました。移弦の時にバタバタしてしまうことと、スタッカートの部分で苦労しました。で、ある程度、自分で頑張ってから、お手本CDを聞いてみたら…私はどうやら、難しく考えていたみたいです。もっと、あっさりやればよかったのね。

 今回はこんな感じです。ちょっとずつですが、前進しているので、うれしいです。

2011年10月25日 (火)

夫婦ゲンカの最中にレッスンに行きました

 私は“ことなかれ主義”だし、夫婦ともに“争いごとを好まない性質”なので、お互い不平不満があっても、ぐっと胸に飲み込むタイプだし…。なので、私たち夫婦は“夫婦ゲンカ”というものを、滅多にしないのですが、それでもまったくしないわけではありません。

 もう、原因をとやかく書けるほどの立派なモノはなく、実につまらない、後から考えれば、本当にどーでもいいような事で、ヒートアップをして、夫婦ゲンカをしてしまいました。

 で、そんな宴たけなわの真っ最中に、レッスンに行かなきゃいけない時間になったので、一時的に休戦して、声楽のレッスンに行ってきました。

 今回も二重唱の練習は無し。簡単に発声練習をしたら、すぐにマノン・レスコーの「美しい人の中で/Tra voi, bello, brune e bionde」を歌いました。

 いやあ、この曲、譜読みの段階から、心が折れます。だって、難しいんだもん。まずは、テンポがあまり一定ではないし(短い曲なのに)実にたくさんの音楽用語が並んでます。例えば、ポコ・メノ、リテネンド、ラッレンタメント、ア・テンポ、ピウ・モッソ・マ・ポコ、リタルダンド、コメ・プリマ、ストリング…こんなのが、楽譜のあっちこっちに散りばめられている。もちろん、要所要所では、メトロノーム記号でその部分のテンポが直接数値指定されていたりするし、クレシェンドやデクレシェンドはあっちこっちにあるし。ほんと、心が折れちゃいそうです。

 なので、前回のレッスンから約一週間、毎日毎日楽譜を見てました。なんとか、ドレミでたどたどしく歌えるようになったので、そのメロディに歌詞を載せて歌い始めたのが、やっと前日の話です。いやあ、大変でした。

 とにかく、歌ってみました。…当然、舌が回らない。時々、落ちます。ひどい状態だけれど、レッスン初回としては、こんなんでもアリでしょ。

 私が浮かない顔をしていたからでしょうか? 先生曰く「プッチーニという名前を意識しすぎ。この曲は“オペラアリア”として歌ってもらうために与えた課題ではありません。これは“発声のメソッド”として与えましたので、発声の事だけを考えて歌ってください。ちなみに、この曲には、すとんさんの苦手がたっぷりと詰まってますよ…」ですって。

 まあ、浮かない顔をしていたのは、曲のプレッシャーに負け気味というのもあるけれど、心理的に夫婦ゲンカの最中なので、気もそぞろで、音楽に集中できないって事実もありました。

 まずは、今回のレッスンで見て貰ったのは、転調する前の10小節分だけです。(ちなみに、この部分を、次回までにしっかり練習しておくように言われました)。

 真っ先に注意するべき事は、ポジションです。私はガッツポーズでムリヤリに声を出すやり方が何となく分かりかけてきましたが、このガッツポーズ発声は万能ではなく、あくまでそのポジションでの上限の声をヒャーーって出す時のテクニックであって、大切なのは、その声が出せるポジションで歌っている事なんです。

 まずはポジションありき…なんですよ。で、この「美しい人の中で」は最初から最後までポジションを高くしたまま歌う曲なんだそうです(確かに私はそういう曲が苦手です)。

 「この曲、誰かプロのの歌で聞きましたか?」と尋ねられたので、正直に、ドミンゴとモナコとパヴァロッティで聞いた事を言いました。

 私的にはベストはやっぱりドミンゴ。楽譜が見えるような歌い方をするので、とても勉強になります(先生曰く「どんな曲でも遅く歌うから、ドミンゴはダメ」…学ぶ側としてはゆっくり歌って貰った方が良いのですが…)。モナコは、声は好きなんだけれど、一本調子? 善くも悪しくもモナコ節でございます。パヴァロッティは…声がキンキンしてウルサイ(笑)。

 聞いてみたところ、三者三様で、ちょっとも参考になりませんでした。こんな短い曲だけれど、それぞれの個性がにじみ出た歌い方なので、私は私なりに歌うしかないというのが、結論かな?

 この曲はポジションを高くしたまま歌う曲なんだけれど、それがよく分かるのはパヴァロッティの歌い方。とにかく、声がキンキンで、いかにも「ポジション高めだよね~」って歌い方です。でも、聞きやすさで言えば、モナコが一番聞きやすくて好き。

 「モナコの地声はすごく太いのです。だから、実はかなり高いポジションで歌っていても、我々の耳には低いポジションで楽に歌っているように聞こえてしまうのです。だから、モナコのマネしちゃダメだよ。モナコのマネをして、声を壊した人はたくさんいるからね…。マネするなら、パヴァロッティの方がいいよ」と言われました。確かにパヴァロッティは聞きやすくないけれど、いかにも高いポジションで歌ってますって感じだものね。

 それにしても、未だに「高いポジション」って奴で悩んでます。何となく分かるんだけれど、すっきり分からないと言うのかな? 何かをツカミかけているような気はするんだけれど、それでいいのか、分かりません。ああ、難しい。

 ポジション以外の注意としては…歌詞をきちんとイタリア語として発音する事を言われました。

 プッチーニは歌詞に合わせてメロディを書いているので、歌詞を正しく発音していくと、自然と正しい発声になり、メロディも楽に歌えるけれど、歌詞を正しく発音できないと、発声もおかしくなり、かえって難しくなってしまうのだそうです。

 “Tra voi, belle,”の“belle”は“bel-”と“-le”で、ファ・ドとなっているけれど、ここは“ll”をしっかり発音する事で、ポジションを下げずに、楽に“-le(ド)”が歌えようになります。また、“dal labbrorosa”の“labbrorosa”は“lab-”と“-bro-”と“-ro-”と“-sa”で、ミ・ファ・ソ・レとなっていて、高音ソの“-ro-”が美しく歌えないのは、そのソでポジションがきちんと上がっていないから。それは“-ro-”の“r”の時にポジションを上げようとするから、間に合わず失敗するのであって、むしろ“labbro-”の“-bb-”を発音する時に“-bb-”と一緒にポジジョンを上げてしまうと良いし、“-bb-”ならポジションを上げやすいでしょ。…こんな感じで、子音を頼りにポジションの維持や切り換えがうまくできる様に作られているので、それを最大限に利用する事なんだそうです。。

 と言うわけで、この曲は“歌う”曲ではなく、むしろ“音を当てる”曲と考えましょうと言われました。朗々と歌い上げるのではなく、声をポンポンと軽く当てながら歌っていくタイプの曲として歌うのです。ああ、苦手だ~。

 最後に先生が模範歌唱をしてくれました。「次回までに今歌ったとおりにコピーしてきて!」 おぉ、耳コピの完コピですか。それって難しいよね。

 今回のレッスンは、これだけでした。ご苦労さまでした。

 で、家に戻ってから、ケンカの続きをしました。ひとしきりガンガン言い合って(言い合うだけです。ウチの夫婦ゲンカは基本的に“クチゲンカ”なんですよ。妻も私も絶対に手を出しません)、言いたい事を言って、せいせいしたら、後はなんとなく“仲直り”です。

 ほんと「夫婦ゲンカは犬喰わない」って真実だね。実際、しょーもないんです。でも、その、しょーもない事に、心が乱されたりするんです。だから人生っておもしろいというか、シンドイっていうか(笑)。

2011年10月24日 (月)

今度は「音楽に対して無責任ですね」って言われました

 無責任? そりゃあ、アマチュアですから無責任です(笑)。有料コンサートでも開くなら、その演奏に対して、少なくともチケット代程度の責任は感じますが、そんな甲斐性もなく、ただただ自分の楽しみのためだけに歌っている私は、基本、音楽に対して無責任ですが、それが何か?

 では逆に「音楽に対して責任を持つ」ってどういう事でしょうか?

 『ミスもなければキズもない、きちんとした仕上がりの演奏を聞かせる』って事かな? 『お客が支払ったチケット代以上の満足を与える演奏をする』って事かな? あるいは『作曲家が求めた本来の音楽の姿になるように、当時の様式や価値観に従った演奏をする』って事かな? どうなんでしょ??

 でも、わたしゃ、プロでもなければ、ハイアマチュアでもない、ただの“オトナの趣味”のアマチュア音楽家だからね。いわば、落語『寝床』の旦那様の義太夫と一緒。一応、ミスもキズも無い演奏ができるように最善は尽くすけれど、どうしてもミスもキズも多発するよ。せっかく遠くから足を運んでくださった方々のために「来てよかったね~」と言ってもらえるようにサービス満点な演奏をしたいと思うけれど、だからと言っても必ず満足させられる保証なんてないよ。“作曲家の求めた本来の音楽の姿”?……なんすか、それ?

 まあ、だいたい、オッサンになってから音楽始めた人が、仮に200パーセントの力を発揮したからと言って、マトモな演奏が出来ると思う方がおかしいでしょ。いや、開き直って、はっきり書いちゃえば「どうひいき目に見ても、下手くそな演奏です。ごめんなさい」の世界です。ほんと、申し訳ない。
 
 
 以前、笛先生のバンドの人に「すとんさんは、出来ないのにやっちゃうよね」って言われた事がありますが、あれって「すとんさんは(ちゃんと)出来ないのに(ムリヤリ)やっちゃうよね」と読み替える事ができます。ちゃんと出来なければ、やってはいけないのなら、アマチュア音楽家は、一部の人/団体を除いて皆、人前で演奏しちゃダメよ。いや、プロであっても、一人前のプロ奏者以外は演奏しちゃダメでしょう。

 そりゃあ、最初から「ちゃんと演奏」できた方がいいに決まってます。でも、人間って、いきなりそのレベルになれるわけではなく、その前段階で「出来ないのにやっちゃう」という段階があります。その段階をこえて、始めて「責任もって出来る」レベルに到達するんだろうと思います。

 私はアマチュアです。基本的に自分の楽しみのために音楽やってます。上達はしたいけれど、年齢的にも才能的にも、その到達するところに限界がある事は分かってます。それゆえ、上達を望みながらも、楽しみのために音楽をやっています。今、持っている技量を使って、今、出来る範囲の事を、全力で行って楽しむ。当然、きちんと出来ないかもしれないし、グダグダになってしまうかもしれない。そういう点では、確かに、ある意味、無責任かもしれません。

 でも、経験を積んでいく事は大切な事だし、演奏のチャンスがあれば、自分の力量を度外視してでも、可能な限り、ステージに上がります。撃沈することも、もちろんあるけれど、撃沈ですら、勉強になるわけだし、なにより楽しいからOKです。

 そういう姿勢が無責任ならば、アマチュア音楽家って、ある意味、みんな無責任だよね。

 私はむしろ、無責任がダメなのではなく、無責任になれる事自体に、アマチュア音楽家の良さがあるんじゃないかって思います。案外、お客さんも、そんなアマチュア音楽家のムチャぶりを微笑ましく見ている…という部分があるんじゃないかな?

 その点、プロはちょっとカワイソウ。だってプロの演奏には、常に代価が発生しますからね、その分だけはきっちりと責任を持って演奏しないといけないわけです。アマだって、代価が発生すれば、プロと同じ事なのかもしれない。

 幸いな事に、私はそういう代価が発生するような演奏とは縁がありません。ならば、まだしばらく、無責任な演奏をしていきたいと思います。

2011年10月23日 (日)

口腔内の衛生について[2011年10月第4週・通算36週]

体重:101.0kg[-0.9kg:+1.0kg]
体脂肪率:30.7%[-0.3%:+0.6%]
BMI:31.9[-0.3:-0.1]
体脂肪質量:31.0kg[-0.6kg:+0.7kg]
腹囲:100.0cm[-1.0cm:-7.2cm]
     [先週との差:2011年当初との差]

 最近、体重が減少傾向で、ちょっとうれしい私です。例年、秋は太る私ですが、今年は反対のベクトルなので、うれしいうれしい。でも、夏にやせられなかったツケは大きいなあ…。

 さて、口腔内、つまり、クチの中は大切です。クチが健康でないと、歌も歌えなければ、フルートも吹けません(ヴァイオリンは弾けるかもしれません:笑)。とにかく、歌う人である私としては、クチの中は大事大事です。歯は大切です。舌も大切です。口腔内にキズなど、もっての他です。

 まずは、歯です。歯は本当に大切です。きちんと歯を磨いてますか? 歯がないと、きちんとしゃべれないし、歌えないし、フルートも吹けない。入れ歯はしたことがないので、よく分からないけれど、たぶん色々と不便があるでしょうね。

 生まれつきの歯がすべて揃っている事に感謝しながら、歯を大切にしていきたいです。

 あ、“生まれつきの歯がすべて揃っている私”と書いたけれど、実は親不知は、一本も生えていません。これはきっと、まだ、私の親が健在だからなんでしょうね。きっと、両親が天国に行たら、生えてくるんだろうね。なにしろ「おやしらず」って言うくらいだから(笑)。

 それはともかく、私、虫歯はございません。なった事がない、とは言いません。子どもの頃は、人並みに虫歯に苦しみ、その頃の歯はすでに治療済みです。オトナになってからは、たまに虫歯になるみたいですが、すぐに治療して完治させてしまいますので、ずっと虫歯でいることはありません。とにかく、虫歯は良くないです。

 歯並びは…残念ながら完璧ではありません。左上の八重歯がちょっと変な方向に生えてますが、まあ許容範囲です。発声発音には特に不自由はありません。

 歯槽膿漏は…20代の頃はよく苦しみました。ありゃあ、つらいね。色々と試して、歯磨き粉を塩系にしたら、ピタリと治まり、それ以来、ずっと歯槽膿漏知らずでございます。塩は偉大ですよ。

 おそらく、今一番苦しむのは、口内炎です。ただし、私の場合、栄養バランスを崩しての口内炎とか、風邪をこじらせの口内炎(これはつらいですよぉ~)とかではなく、うっかり口の中を噛んじゃって、それが治る過程で口内炎になる事が大半です。そういう時は、塩系ではなく、普通の歯磨き粉を患部に擦り込むことにしています。そうすると、あらふしぎ、キズ部分に不思議な膜が貼られて、痛くなくなります、お試しあれ。ただし、うっかり塩系の歯磨き粉をキズグチにすりこむと、泣きを見ますので、ご注意ください。

 あ、私は普通の歯磨き粉を使いますが、本式には、ルゴール液を塗るのが正しいみたいです。

 クチの臭いだけれど…普段は臭くないと思います。少なくとも、クチの臭いで女性からクレームをいただいた事はありませんので、なんとか我慢できる程度の臭いなのだと思います。ただ私は、ニンニクとかタマネギとかニラとか納豆とかチーズとか、そういう香り高い食品が大好きなので、そういうものはデートの時や、人前に出る時は、なるべく食べないようにしてます。

 ちなみに、クチが臭う人って、たまにいますが、あれって、一生懸命歯磨きをしても、臭さは変わらないのですよ。と言うのも、あの臭いのは、クチではなく、胃から来る匂いなんだそうですね。つまり、胃が悪いので、クチが臭くなるのです。胃も大切にしないといけません。

 そうそう、歌う人は舌もきれいにしていないとね。舌がカビだらけになっている人たまにいますが、そういう人が歌っていると、いくら声が美しくても、ちょっと見苦しいです。

 私の場合、歯医者には、市の健康診断(補助が出るので診察代が500円なんです)の時に行って、見てもらってます。たいてい虫歯も何もなく、その代わりに、歯石取りをしてもらってます。歯石って不思議だね、きちんと歯を磨いていても、なぜか歯につくものなのね。不思議不思議。まあ、歯石はあっても、歌も歌えるし、笛も吹けるので、気にしたことありません。

 私の口腔内の衛生なんて、こんなものです。皆さんはいかがですか?

2011年10月22日 (土)

金魚すくいの金魚をうまく飼う秘訣 飼いはじめてから編 その1 水替えの必要性

 何のネタも思いつかない時に書いていた「金魚すくいの金魚をうまく飼う秘訣」シリーズが久々のアップです。なんと、前回の記事が2009年10月03日ですから、約2年ぶりになります。いやあ、めでたい。パフパフ~。

 このシリーズ、金魚すくいで金魚をすくってきたので、うまく飼いたいけれど、どうすればいいのかな? という疑問に答えていこうってシリーズです。

 ちなみに、今までの記事は、こんな感じです。

金魚すくいの金魚って、どんな金魚
 
 
金魚すくいの金魚をうまく飼う秘訣 エサやり編
 
 
金魚すくいの金魚をうまく飼う秘訣 水作り編
 
 
金魚すくいの金魚をうまく飼う秘訣 水槽環境編

 さて、今回から「飼い始めてから編」を不定期連載していきます。(さて、次回はいつでしょうか?:笑)

 フルートだって、いい音で鳴らし続けるためにはメンテが必要です。金魚もいつまでも元気に飼い続ける為にはメンテのようなものが必要です。そこで今回は、そんな「飼い始めて」からのお話の第1回目です。

 まずは水替え。これって面倒ですよね。特に水槽が大きくなればなるほど大変。理想は、水替えをしないこと。これは全くの不可能ではないのですが、現実的には、そんなシステムを作るのはなかなかに難しいです。でも、回数をゼロにするのは難しくても、回数を減らす事は可能です。

 さて、なぜ水替えが必要かと言うと、清潔を保つためです。金魚は当然ですが、水槽の中で糞尿をたれます。糞尿を放置しておくと、水槽内の水が不潔となり、悪い病気が流行って、金魚の健康を損ね、最終的には死に至らしめます。それを防ぐ為に、糞尿を取り去り、水槽の水は常に清潔に保たないといけません。

 水槽の水を清潔に保つために、一番最初に思いつくのが、濾過装置です。いわゆる「金魚フィルター」という奴です。これは実に有効な装置ですし、水槽には必ず用意したいものです。この濾過装置によって、目に見える糞尿は除去されます。

 ならば、この濾過装置のメンテ(具体的にはフィルターの交換)をきちんとすればいいわけで、何も水替えはいらないだろうと思われますが、それは実は違います。糞尿のすべてが濾過器のフィルターにキャッチされればいいのですが、実際は相当量が水に溶け込んでしまって、フィルター素通り状態になってしまいます。ま、アンモニアはフィルターじゃキャッチできませんからね。

 なので、水槽の水のアンモニア濃度を下げる、一番手っとり早い方法が、水替えなんです。

 じゃあ、ジャカスカ水替えすれば、金魚はいつも衛生的な環境で暮らせる? って思うと、これは実は間違い。水替えで使うキレイな真水は、実は金魚のカラダには負担がかかります。なので、水替えをすれば、アンモニア濃度が下がって水の毒性が下がりますが、真水の率が高くなると、金魚は暮らしづらくなります。

 一番良いのは、水を替えずにアンモニア濃度を下げる事です。これが可能なら、金魚は天国です。

 そんな良い方法はある? …残念ながらありません。ですから、水替えをしないといけません。しかし、水替えの頻度を減らしたり、水替えの量を減らす事で、金魚の負担を減らす事は考えないといけません。

 そこで登場するのが、バクテリアという奴なんだそうです。「…なんだそうです」と言うのは、こいつは目で存在が確認できないので、素人的には断言できない存在なのです。なので、ここから先は私も聞きかじりの知識で話をします。間違ってたらごめんね。

 水槽の中にバクテリアという奴がいると、バクテリアがアンモニアを分解して、金魚に無害なものに変えてくれるのだそうです。それはすごいね、バイオの力だね。ですから、理屈で言えば、十分な数のバクテリアがいれば、金魚の水替えなど不要なのです。

 というわけで、次回はこの“バクテリア”の話をします(さて、次回はいつになることやら)。

2011年10月21日 (金)

やっぱり、メサイアが終わったら、しばらく合唱からは遠ざかろう…

 9月の本番以来、約一ヶ月ぶりにメサイアの練習に行ってきました。なぜこんなに間が空いてしまったのか言うと、1)私が練習を一回休んだ 2)団の都合で練習が一回無くなった。そのため、連続二回分の練習がなくなってしまったからです(練習は月に2回)。12月早々に本番があるし、本番が近くなると、オケ合わせとか通し練習になってしまうので、メサイアの、いわゆる“練習”って、あと何回あるのかな? それにしては,一度も練習していない曲も、まだまだたくさんあります。…大丈夫かな?

 今回は歌う時の姿勢(立ち方)って奴を指導者のY先生に習ったよ。しかし、歌う時の立ち方ってのは、ほんと、指導者の数だけあるものですね。

 Y先生流の立ち方は、上から決めていきます。まずは肩です。(Y先生は肩甲骨命なので)両肩を後ろにひっぱって、胸を張ります。腕は、その肩の位置から、ダラ~ンとぶら下げます。そのままの状態では、骨盤が立っているので、これをゆっくり倒して、倒した骨盤の上に自分の上体を乗せるようにします。脚は、膝を必ず緩める事。あたかも、車のサスペンションのようにバネでビョンビョンの状態にしておきます。この状態で、声は前に、息は後ろに飛ばす感じで歌うのだそうです。顔は正面を向いて、絶対に下を向かない事だそうです。

 キング先生ご推奨の姿勢とは、全くと言っていいくらい、違いますね。おもしろい、おもしろい。

 さて、練習はパート練習から始まりました。

 まずは25番「He trusted in God that He would deliver Him」を歌いました。いやあ、私、この曲を歌うのは始めてです。初見大会で歌いました。

 「え? 初見大会?」 はい、そうです、初見大会です。そりゃあ、私も事前に譜読みぐらいしておきたいよ。でも、練習に行くまで、その日に歌う曲が分からないんです。まだメサイアが小曲ならば、私も手の打ちようがあるのですが、メサイアって大曲でしょ? やたらとたくさん曲があるから、とても事前にすべての曲をさらっておくなんて事は不可能なので、できれば「次回の練習では○○番と○○番をやります」って事前に教えてくれればいいのだけれど、特にそういうシステムはありません。いつも行き当たりばったりです。たぶん、指導の先生と幹部たちの間ではきちんと練習カリキュラムが出来ているのだろうけれど、それが末端の私のような人間にまでは伝わってこないのです。

 まあ「音取り? メサイアは毎年歌っているんだから、全曲、完璧でしょ」って前提があるんだと思います。でなきゃ出来ない芸当です。

 私もファイト(と時間)があれば、頑張って、メサイア全曲の音取りを事前に終了させておくんだけれど、現実の私は忙しいのよ。これでも現役社会人だからね、隠居ジイサンでもなければ、有閑マダムでもないんだもん。おまけに、声楽とフルートと歌劇団もやっているし…。だから、理想は「全曲音取り終了」だけれど、現実はそういうはずもなく、だからと言って、ヤマを張って練習しておいて、それを外すとショックが大きいので、結局「練習に行って、そこで音取りするか…」という結論になっちゃうわけです。

 そう言えば、昔々、まだ楽譜も読めなければ、音源テープの使い方すらよく分からなかった若かった頃は、音取りを練習の中でやっていました。それを思い出して、なんか懐かしい気分になりました。あの頃は、40分程度の曲(それも半分はソロなので歌わない)を1年半かけて、毎週毎週練習していたっけ。あのペースなら「練習で音取り」も可能なんだよね。

 さて、この25番の鬼門は、案外、歌詞だったりします。“deliver”と“delight”が頻出して、紛らわしいんですよ。だって、単語の出だしの“deli-”までスペルは一緒なのに“i”を『イー』と発音する“deliver”と『アイ』と発音する“delight”には手を焼きました。とりあえず“delight”の方にシルシを付けて、歌い間違えないようにしました。

 そうそう、今回はY先生の発声指導にも注意していたのだけれど、Y先生は、声をはっきりくっきり出させたいみたいで「レガートに歌ってください」と要求するものの、実際に要求する歌声は、一つ一つの音符にアクセントを付けて、クッキリと歌って始めてOKを出します。つまり、そういう音をブチブチ切って歌うのが好みのようです。…ちっともレガートじゃないじゃん。

 おまけに必ず「声に息をたっぷり混ぜてください」とお願いしております。最初は、究極なまでの“脱力系発声”を求めているのか思っていましたが、実はそうではなく、文字通り“息まじりの歌声”を求めていました。ええ? そう言えば以前、キング先生も「合唱? 声に息を混ぜて歌えばいいんだよ~」って仰っていたけれど、アレってコレの事かい? でもでも「声に息をたっぷり混ぜる」って…どうやりゃあいいの? 私は省エネならぬ、省ブレス(省息)で歌う方向で頑張っている人だから、意図的に“息ダダ漏れ”状態で歌うのなんて、できないよぉ~。

 それと、この曲に限らないのだけれど、Y先生が団員の皆さんに「CDを聞いて、その演奏(歌唱)を真似しないように」と、何度もおっしゃっていました。その理由として…今、普通にCDで売っているような演奏は、古楽のスタイルで歌っているものが多いけれど、我々はモダンの楽器を使って、モダンの歌い方をするので、古楽のスタイルは取り入れないように…と、何度も釘をさしておられました。

 古楽のスタイルとは、どういう状態を指している気かと言うと、音にスタッカートを付けまくって歌うやりかたで、まさに“チェンバロのような響きで歌う”というと分かりやすいでしょうか? 一方、モダンの歌い方と言うのは、音価いっぱいに声を響かせて歌うやりかたで、楽器で言うと“ヴァイオリンのような響きで歌う”ってイメージ感じかな? つまり、チェンバロっぽい歌いかたはダメで、ヴァイオリンのように歌え(なんて、先生は仰ってません。私の勝手なイメージ解釈です)って事なんでしょうね。
 
 
 パート練習を小一時間やったら、全体で通し練習をしました。

19番「Behold the Lamb of God」
21番「Surely」
22番「and with His stripes we are healed.」
23番「All we like sheep 」
25番「He trusted in God 」
39番「Hallelujah」

 これらの曲を通して歌ってみました。

 印象に残った注意は…二つかな? 一つ目は、フレーズの切れ目に注意しながら歌うこと。これはつまり、ブレス問題だね。メサイアの楽譜にはブレス記号が書かれていないので、歌詞をよく読んで、コンマやピリオドの時にブレスをするようにしましょうって事です。これは、コンマやピリオド以外のところでブレスをするな(と言っても合唱なので、カンニングブレスは当然アリですね)という事と同時に、コンマやピリオドでは必ずブレスをしろ(あるいは、息を切れ)って事です。ソロでは当たり前の事だけれど、合唱ではブレスっていい加減に扱われがちだから、わざわざこういう注意をするのでしょうね。

 二つ目は、四分音符をいいかげんに歌わない事。具体的にどういう事かと言うと、八分音符以下は短い音符なので、特に目立たないので良し。二分音符以上は長い音符なので、みなさん、それなりに長く伸ばして歌うので、これも問題なし。しかし四分音符をいいかげん…つまりかなり短めにして歌う…のはダメって事です。これは、CDの歌唱を耳コピで覚えてきちゃうと、そう成りがちなんだそうです。つまり、下手に古楽スタイルは取り入れですに、四分音符もしっかり歌ってくださいって事なんです。

 今回の練習も、先日の本番での経験を踏まえて、かなり小さめの声で歌ってきたけれど、妻からは「まだまだ声が聴こえる」と言われました。まあ、そうだろうね…。ほんと、この人たちの中に混じって、聞こえない程度の音量で歌うのって、とっても難しいです(涙)。メサイアという曲は好きだけれど、合唱って音楽ジャンルは、日々嫌いになっているかもしれない。

 合唱系の人のブログを読んでいると「今日は練習だった。思いっきり大きな声を出せて、うれしい~」なんて、よく書かれているよね。あの気持ち、よ~く分かります。ああ、私も思いっきり声を出して歌ってみたい…。でも私が思いっきり声を出したら…ホール中が私の声だけでいっぱいになっちゃう(涙)。…でもね~、声を抑えて歌っていると、色々と、溜まるんだよねえ…。どんどん、気分が邪悪になっていくんだよね~。

 誰もがガンガン楽しく歌ってもOKっていう合唱団ってのがあれば、いいんだけれどね、なかなか、そういう団体って見つけられなくってね。…だから私は、合唱団ではなく、歌劇団とか声楽アンサンブル団体に行くべきなんだよなあ…。

 ああ、大きな声で元気よく開放的な気分で歌いたいです。自分を押し殺して、ノドを締めつけ、体をこわばらせながら、他人にその存在を気づかれないような、小さな声で歌い続けるのは、やっぱりシンドイです。

 気持ち折れるし、心が壊れそう…。メサイアが終わったら、しばらく合唱から遠ざからないと、メンヘルになってしまいそうだ…。

2011年10月20日 (木)

アーティキュレーション・ブレスって奴を習ってきたよ

 フルートのレッスンを受けてきました。

 今回は別に遅刻をしたわけでもなんでもないのですが、おそらく前の姉様のレッスンが早く終わって、私が来るのが待ち遠しかったのでしょう。先生が教室のある建物の入り口の自動ドアの前で、私が来るのを今か今かと待っていました。私がやってきたら「やれやれ、やっと来たか…」みたいな顔をされてしまいました。…なんか罪悪感。

 なので受付手続きもせず(受付のお姉さんも「いいから、早く入って…」という信号を送ってくるし…)、汗まみれの雨まみれ(この日は大雨の日でした)でビショビショのグシャグシャで、本来なら一息ついてからお教室に入りたい気分でしたが、それも雰囲気的に許されずに、さっそくお教室に入ったところ、姉様が待ち受けておりました。あちゃー。

 部屋に入るなり「ロングトーンの練習やって」と先生がおっしゃるので、体中から汗が吹き出てくるのを我慢しながら、姉様とロングトーンをやりました。いやあ、気が散る気が散る。体中から、ダラダラと汗ががにじみ出るんですよ。でも、こちとらロングトーンをしている最中だから、汗を拭く事もできずに「ああ、汗が気持ち悪~い」って思いながらのロングトーンです。いやあ、何の罰ゲームだろ?

 で、ロングトーンが終わると、さっそく「お疲れさまでした~」って感じで、姉様がご帰宅です。重ねて言うけれど、私、別に、遅刻とか、そんなのしてないからね~(ドギマギ…)。

 さて、アルテです。15課2章のD-durのロングトーン練習をサラッと流して(もちろん、前回教わったように、フルートを響かせながらやったよ)、第2番の「アルペジオ基本練習」です。この課題はちょっと自信がなかったので、すこしゆっくりめのテンポで丁寧にやったところ、なぜかうまくできたので、合格です。やったね。続く第3番も合格。ふふ~んだ。

 ところがその次の第4番「D-durのスケールとアルペジオ」って奴ですが、こいつも最初はゆっくり丁寧にやったところ、きちんと出来た…つもりでしたが、先生が「(中音)レの指が上がっていなかったから、もう一回」って言って、もう一度やったところから、突然ボロボロに崩れちゃいました。まだまだメンタルが弱い私です。正直に言うと、まだ「響かせる」演奏に慣れていなく、高いところを鳴らし損なってしまうケースがあり、自宅練習でもまだきちんと克服できていなかったので、練習でできないものが、先生の前でできるわけがなく…当然、次回に持ち越しになりました。

 その心の動揺を引きずったまま突入した第5番「D-durのクロマチック」がうまくできるはずもありません。これも次回に持ち越しです。「クロマチックは寝ててもできるぐらいにやっておかないとダメだよ」って言われました。たっぷり練習して来いって意味ですね、ラジャー。

 ミニヨン・エチュードは7番ですが、自宅練習ではボロボロでしたので、なんか申し訳ない気分で吹きました。当然、まだまだあっちこっち引っ掛かります。当然、次回に持ち越しになったのです。もっと頑張って、吹き込んでおこうっと。

 さて、今回はこの7番の後半の八分音符のところを徹底的に直されました。例えば“レドシララ”と八分音符で下ってくるところの最後の“ラ”の吹き方がダメってわけで、何度も何度も直されました。

 どこがダメかと言うと、1)“ラ”を置くように吹いている。ここはしっかりと吹きながらも、全体は短めで、音の終わりは自然に消えるように吹く事。2)“ラ”を吹き終えたところで息を吸っている(ブレスを取っている)けれど、それはダメ。ここは息を吸わずにブレスをする事。つまり“ラ”を吹き終えると同時に息がカラダに入ってくるようにやらないとダメなんだそうです。

 こういう吹き方を「アーティキュレーション・ブレス」と言うのだそうです。アーティキュレーションの中で自然とブレスを取るテクニックだそうで、これを使うと、観客にどこでブレスをしたのか、気付かれないうちにブレスが取れるスグレ技なんですが「こんなの、基本テクニックだよ」ってサラって言われちゃいました。でも、確かに先生がアーティキュレーション・ブレスをして演奏すると、ブレスをしている事が(かなり気をつけて観察していない限り)分かりませんね。これは巧みなブレス方法です。

 何度も何度もやり直しをさせられました。どうにも“ラ”の吹き方が下手くそなんですよ。この“ラ”はかなりしっかりと吹かないといけないのです。しっかりと短めに吹きながら、音をフルートから離す様に、すこし音を前に飛ばし気味に吹きます。でも、これだけじゃアーティキュレーション・ブレスは出来ません。その“ラ”を吹いた時に、すでに腹圧に陰圧がかかっている事が肝心です。陰圧がかかっているから“ラ”を吹き終えた時に、口を少し開くと、自然と息がカラダに入ってくるわけです。

 どうやら最後の“ラ”はしっかりとお腹で息を吹き飛ばし、それで陰圧を作っておく事が肝心なようです。

 「アーティキュレーション・ブレスはしっかりと腹筋使ってフルート吹いてないと、出来ないよ」と先生がおっしゃっていたのも、おそらくそういう事なんでしょう。

 前回、フルートを響かせるためには、ノドやクチビルや頬ではなく、腹筋でフルートを吹く事を注意されましたが、今回は、そこから一歩前進して、腹筋でアーティキュレーションを作って、自然な感じで(気付かれない様に)ブレスをしましょうって事のようです。ううむ、確実にテクニック的に前に進んでいますね、ちょびっとうれしいです。

 結局、今回は、アーティキューション・ブレスに散々苦労し、手取り足取りのレッスンだったので、これだけの内容なのに、たっぷり時間を使っちゃいました。ああ、しかしまだ出来る気がしない~~~(涙)。

 さて今回の雑談はブレスの話です。アーティキュレーション・ブレスに限らず、フルート演奏の要は、ブレスコントロールなんだそうです。とにかく、ブレスブレスブレスで、ブレスをきちんとできる事が上手なフルート演奏なんだそうです。確かにブレスは難しいよね。

 とにかくブレスは上手に目立たない様にしっかりと取る事が肝心で、そのためのブレステクニックをしっかりと磨きましょうってわけです。

 「フルートは吹きながら、息のほとんどを捨てているんだから、ブレスコントロールがきちんと出来ないと、いつまでたっても、フルートなんて、吹けるようにはならないよ」って事らしいです。しごく当然の話ですね。

 ブレスが難しいなら、ブレスをせずに吹いちゃうって手段(つまり循環呼吸ですね)もあるわけですが「循環呼吸ってのがあるけれど、あれは不自然だから、使っちゃダメだ」 って事らしいです。

 「おおぉっ!」って顔をしていたら「だって不自然でしょ、どの世界にブレスをしないで歌い続けられる歌手がいますか? いないでしょ?」ってきました。

 ますます「???」って顔をしていたら「フルートって歌なんですよ。フルートは歌う楽器なんです。ブレスをしないで歌ったらおかしいでしょ。ブレスも音楽のうち。どこでどうやって息を吸うのかってのは、とても大切な事。ブレスせずに演奏しつづけるなんて、おかしいでしょ」

 そりゃあまあそうですが…って顔をしていたら「もちろん、一息で長い時間フルートが吹ける事は大切だよ。私は1分間ならブレスせずにフルート吹けるよ、もちろんその時はppだけどサ」って、先生、それってつまり『ロングトーンなら一息で1分はいけるよ』って事ですよね。

 私は歌う人で、ロングトーンはかなり得意な人だけれど、それでも1分は、かなりの無理です。さすがは先生はプロ奏者です。正確に言うと、私の場合、40秒を過ぎたあたりでアウトです。いや、40秒程度なら、まだまだカラダの中に息が残っていますのでロングトーンそのものは出来るのですが、体内の酸素濃度が下がりすぎてしまって、カラダに息は残っていても、息苦しくて新しい酸素をすぐさま取り入れないとエマージェンシー状態になってしまいます。きっと1分間、ロングトーンしつづけたら(体内の息の量だけ考えたら可能なんだけれど、体内の酸素濃度的にはかなりアウトなので)きっと、意識消失でブラックアウトしてしまうでしょう。ああ、ロングトーンも突き詰めれば、かなりデインジャラスです。

 だからこそ、色々なブレスのテクニックを習得し、音楽的にブレスをする事で、音楽の流れを妨げないような演奏ができるってわけなんです。

 がんばろうっと。

2011年10月19日 (水)

合唱曲を取り上げても、歌劇団が歌えば、そりゃあすべて重唱曲になっちゃいます

 歌劇団の練習に行ってきました。練習を一回休んだだけなのに、なぜか浦島太郎気分。だって、知らないうちに筋トレの回数が増えていたりするんだも~ん。

 さて、とりあえず、そんなわけで、いつものように筋トレから(笑)。

 ヒンズースクワット30回×3セット。腹筋30回×3セット。背筋20回+10回。やっぱり、筋トレの回数、増えているよな…。なんでも、この回数は私すとんの体力に合わせているのだそうで(ホント? 私、前回いなかったんだけれど…)、だから、先生は他の団員の皆さんには「無理しなくていいよぉ~」と言っております。

 「全体でやる時に、体力の無い人に合わせてやっちゃうと、体力のある人の練習にならないので、筋トレなどは、体力がある人に合わせてやってます。体力の無い人は、無理しなければ、それでいいんだし…、体力のある人はキッチリやってくれれば、それでいいし」と言うのが、先生の理屈のようで、なぜか私が一番体力がある…という事に認定されているみたいですが、筋トレの後に、呼吸を乱して、ヘトヘトになっているのは…気のせいか、私一人だけ? 皆さん、案外涼しい顔をしていたりします。

 ヒンズースクワットは下肢の筋肉を、腹筋・背筋はそれぞれの筋肉を鍛えるためにやっていますが、すべては“歌”のためにやってます。特に、背筋は歌うためには絶対に鍛えないといけない箇所なので、歌劇団の練習の時だけでなく、普段から意識して鍛えるようにしましょう、と先生がおっしゃってました。

 発声練習です。最初は歩きながらの発声。この時の注意は、歩くからと言って、声をセーブするのではなく、立ち止まって発声している時と全く同じようにカラダを使って、同じような声で、歩きながら歌うことが大切なんです。声は普通に出せて、その上で歩くという動作が出来ることが大切なんです。オペラやミュージカルは動きながら歌う事が多いのですが、動くからと言って、声を犠牲にしてはいけないわけで、いつもどおりの発声をしながら、いつもどおりに歌えるようにするのが主眼の練習なんです。

 そうそう、歩きながらの発声の時の、ワンポイントアドヴァイス。手はブラブラにして、自然に振れる様になっているのがベスト。腕が動かないのは、肩が固まっている証拠なので、腕や肩は脱力しましょう。

 立ち止まっての発声練習もしました。この時は、声をしっかり遠くに飛ばす事を意識して歌うこと。壁に跳ね返ってくる音を聞くようにし、自分の周りで聞こえる自分の声は決して聞かない事。これを聞いちゃうと、いわゆる“側鳴り”の声になってしまうので、十分気をつける事(念を押すけど、側鳴りはダメですよ)。

 コンコーネは…まず5番から。この曲は特に音程に気をつけて歌ってください。その音程と言うのも、自分一人で「これでOK」と感じる音程ではなく、他のパートを聞いて、そのパートとうまくハモれる音程で歌うこと。特に内声の人は上下のパートを聞いて、本来の音程よりも高めや低めに調整しながら歌うことが肝心。臨時記号がついているような音なら特に、その臨時記号の効果を顕著にして歌うとキレイなハーモニーになるので、十分、気をつけること。

 4番もやりました。ここでの注意としては…フレーズの最後を、クチを閉じて音を切るのは無しにする事。フレーズが終わっても、最後は息だけで歌うことで、音がブチ切れるカンジを無くす事です。これは、先日フルートで習った「アーティキュレーション・ブレス」の要領と同じかもしれないと思いました。

 コンコーネは合唱版の楽譜を使って練習しています。合唱版の楽譜を使っているけれど、これを合唱ではなく、重唱曲と考えて歌うようにしましょう。…というわけで、例によって、さっそく1人1パートで重唱曲として歌いました(ソプラノは人数が多いので、二人一組のところもありました)。

 次回からは、コンコーネの5番までの曲をまた歌うわけだけれど、現在のように、パートごとに並んで歌うのではなく、次回からはパートをごちゃ混ぜにして歌うので、そのつもりでお願いします。つまり、同じパート同士が固まって歌って、お互いに助け合いながら歌うのではなく、他のパートと隣り合って、お互いのパートの音を聞きながら歌うようにするわけです。

 合唱曲「春に」です。今回は、間違っても何をしてもいいので、ひとまず最初から最後まで通して歌って、曲の雰囲気をつかみましょうという事でした。実際には、あっちこっちで小さな事故はありましたが、音楽が止まらずに最後までいけました。よしよし。この曲も合唱曲だけれど、あくまで重唱曲として練習をしますので、次回は25小節まで(転調する前の部分です)の自分のパートをしっかりと練習してきて、団員の皆さんには、重唱曲として歌ってもらう予定です。

 ここで休憩です。休憩では、ガラコンサートの詳細に関する告知と、新年会の打ち合わせをしました。ガラコンサートは、一組15分の枠以外に、一人一曲の枠も新設(もちろん、参加費は若干お安くなってます)し、一曲しか歌えませんって人でも参加できるようにしましたので、キング門下の方は、なるべくガラコンサートに参加しましょう(笑)。

 新年会は…通常の練習日だと、先生のコンサートの直前になってしまって、ゆっくりと宴会が楽しめないので、1月は練習日を変えて、みんなでゆっくりと新年会ができるように決めました。幹事は新人のSさんをメインに宴会部長のMサンがサポートするカタチになりました。ちなみに…先生の希望で、新年会の一次会は鍋料理の店になりました(笑)。…きっと二次会はまた地ビールの店でしょう(笑)。

 休憩後は「赤ずきんちゃん」の練習です。今回は第二幕を(時々止めましたが)通してやってみました。もちろん、まだ本を持ったままですが、動きながら演技をしながらです。例によって、狼はまだ役作りが固まりません…。こういうベタな悪役はなかなか難しいです。そこへ行くと、赤ずきんちゃんを始め、皆さんはそれぞれの役をそれなりにつかめているので、ちょっと焦ります。

 そうそう、新人のSさんは、色々と達者な人なので“すべての役の影役”をやる事になってます。今回はおばあちゃん役の団員が体調不良でお休みだったので、さっそく、おばあちゃん役をやってもらいました。

 一幕と二幕にそれぞれ一曲ずつある“木々の合唱”は、新人のSさんを中心に、その幕であまり活躍する場面のない人が歌うことになりました(私は主役なので、合唱は免除)。

 今回も色々な動きや演技をやりましたが、それは誰も記録を取っていないし、一カ月たつと忘れてしまうので、次回からは、それらの動きをメモする人を決めました(新人のSさんです。それにしても彼女は大活躍だなあ)。で、動きのメモを見ながら、少しずつ演技を固めていくという方向でいきます。

 そうそう、実はこのミュージカルには、器楽曲があります。それぞれの幕の冒頭の曲とか、狼と赤ずきんちゃんのダンスシーンの演奏なのですが、これらの演奏曲は、ウチの団のメンバーでは演奏は無理(だってみんな歌手だから:笑)なので、どなたかボランティア演奏できる方を募集しています。三重奏曲とかもあるので、アンサンブル団体だとうれしいです。演奏してやってもいいぞという方がいらっしゃいましたら、メールでご連絡ください。相談の上、お願いしちゃかもしれません。一緒にステージをつくりましょう。団にはアレンジのできる人間もいますので、オリジナルの調にはこだわらず、演奏してくれる団体の楽器編成に合わせて、若干の編曲をすることも考えています。

 そうそう「赤ずきんちゃん」の上演日ですが、現在のところ、2012年11月下旬の日曜日を考えています。まだ、一年以上先ですが、なにしろ、練習は月1回なので、頑張りますよ。

 我々は出演者ですが、同時にスタッフでもあるわけで、今回は、衣裳係・小道具係・記録係・大道具係を決めました。総務は私と妻だし、会計は通常の団の会計さんに任せます。

 で、次回の「赤ずきんちゃん」の練習では、今度は第一幕をやりますので、第一幕をだいたい暗譜して、楽譜にかじりつきでなくても、歌えるようにしておいてください。

 ミュージカルが少しずつカタチになってきたので、楽しいです。

2011年10月18日 (火)

いよいよプッチーニにチャレンジです

 声楽のレッスンを受けてきました。

 いつも、レッスンの冒頭は発声練習なんだけれど、今回は発声練習は無し。その代わりに“初見大会”をしました。課題は「コールユーブンゲンの36番b)~e)」の課題。なぜ、これに? 理由は簡単、コールユーブンゲンを先生がペラペラとめくっているところに私が「ストップ!」と声をかけたら、たまたまそのページだったからです。ちなみに「六度の音程練習」なんだそうです。

 初見でサラっと歌ってみました。まあ、初見と言っても、ピアノの伴奏は付くし、隣で妻(音感持ってます)も歌っているので、それらを頼りに歌えたので、色々と手助けがある中での“初見大会”だったので、まあ何とかカタチにはなっていたと思います。もちろん、細かく見ると色々と怪しいところもあっただろうけれど……それにしても“初見大会”は面白かったよ。この手の課題は、少し前なら、全然歯がたたなかったろうけれど、今は怪しいながらもカタチになるんだから、一応それなりに、上達はしているのだと思います。

 さて、コンコーネは12番です。“初見大会”をしている時から、なんとなく発声に違和感があって気が散っていたので、最初はついつい複符点が甘いまま歌ってしまいました。

 しかし、なぜ“発声に違和感”を感じていたのかな? まあ、一つは『発声練習していないため』はあるだろうけれど、単純にそれだけではないような気がします。やっぱり、疲れていたのかな? それとも歌う場所がお教室(よく響くんですよ、ここ)だから、ついつい省エネで歌ってしまうのか? 毎日アクートの練習をして、ノドがワニャワニャになっていたのか……おそらく、それらすべてが少しずつ関係しての違和感なんだろうなあ。

 とにかく、発声がノリノリではないので、12番は、高い音のポジション取りとか発声に違和感があって、なんかうまく歌えませんでした。高い音がうまく出ないと、ついつい無理やりになってしまうのは私の悪い癖なんですが、特に高いGはガッツポーズで力付くで出そうとしましたが、それでもなんかうまく出せません。イマイチは、やっぱりイマイチなんです。先生からは「ガッツポーズではなく、ポジション取りをきちんとして、高めに音を取って歌うことが肝心です」と言われました。この曲は。もう1回となりました。

 コンコーネ13番は、ブレスに注意して、決められた場所以外ではブレスは取らないようにして歌いました。

 2ページ目2段目の最初の小節の八分休符に注意です。こんな感じの似たようなカタチのフレーズが何度か続くけれど(コンコーネは練習曲なのであっちこっちに罠があるので)それぞれのカタチが微妙に違うので、注意注意です。ま、それでも、この曲はとりあえずOKとなりました。なので、次回のコンコーネは12番と14番です。

 次回から歌う曲をいただきました。なんと、オペラアリアです。プッチーニの歌劇「マノン・レスコー」のテ・グリューのアリア「美しい人の中で/Tra voi, bello, brune e bionde」です。「マノン・レスコー」には、テノールのアリアが二曲ありますが、短くて地味な方(笑)を歌います。

 しかし、いきなりプッチーニのオペラアリアですか? てっきり、イタリア古典歌曲かトスティの歌曲から選択してもらえるとばかり思っていましたが…。

 「今のすとんさんなら、この曲がギリギリ歌えると思う…」と先生がおっしゃっていましたが、本当ですか? ギリギリで向こう側に落っこちてませんか? だって、譜面が真っ黒で、リズムがすごく難しいんですけれど…おまけに私の音域外の高音Aもありますし…。あ、表情記号もたくさんあるし、テンポもユレユレだよ、この曲。それにテ・グリューってスピント系テノールの持ち役じゃなかったっけ? 

 なので、歌えるか歌えないかで言ったら、ちょっと自信がないですよ。

 でもまあ、勉強の一環ですから、頑張って譜読みをしてみます。でも、一週間で譜が読みきれるかな?

 まだ時間があったので、「なにか他に曲は準備してないの?」と聞かれたので「『私は心に感じる/Sento nel core』を家で譜読みしてますが…」と答えたところ「じゃあ、それ行こう」って事になって、ひとまず歌ってみました。

 「私は心に感じる/Sento nel core」を(途中まで)歌ってみました。さっそく、一部、譜面の書き換えです。「他の人たちはよく分からないけれど、我々(キング門下)では、このように歌います」と言うわけで、1番の歌詞を一部変更しました。変更と言っても、いわゆる譜割りの変更です。

 「この曲は真剣に歌うと、とても難しい曲なので、すとんさんは難しい事は考えないで、単純に“発声練習の曲”として割り切って歌ってみてください」と言われました。なので、言葉どおりに、発声練習の曲として、この曲は次回もやります。

 ただし、あくまでメインは「マノン・レスコー」の方なので、そっちを重点的に練習して来ること。『私は心に感じる/Sento nel core』はあくまで、お・ま・け?…扱いです。

 前回のレッスンでは見事にアクートを決めた私でしたが、今回のレッスンではことごとく不発に終わりました。「あれが百発百中にならないとね」とは先生のお言葉です。道はまだまだ険しいです。

 Sento nel coreやマノン・レスコーの曲が歌えるようになると、音大受験可能レベルの歌唱力なんだそうです(ただし男子限定。女子はもっともっとレベルが高いそうです)。…とは言っても、ピアノも弾けなきゃ、聴音もソルフェもできない、人生五十年なオッチャンには関係ないですが(笑)。でも、それって、一つの区切り…って感じなのかな? 私が高校生なら「音大に行くか、一般大学に行くか」で悩むところに来たって事でしょ。

 ああ、感謝だな。

 …しかし、いいのか? この程度の実力で音大受験しても(笑)! あ、そうか“音大受験可能レベル”であって“音楽合格レベル”ではないわな(爆)。「受験してもいいですよ~」レベルであって「受験すると合格しますよ~」レベルではないわけで…。ちょっと安心しました。

 人生、初プッチーニだ。がんばろ。

2011年10月17日 (月)

「おはなしオペラ」を聞いてきました

 当ブログは一日一記事アップをルールとしていますので、時折、他に優先すべき記事(特にレッスン関係など)があると、後回しになってしまったり、お蔵に入ってしまう記事が、実はいくつかあります。今回の記事は、そんな『お蔵にしちゃおうかな…』と思いながら、やっぱり遅れたけれどアップしておこう、と思いなおした話をします。

 当地の美術館では現在「川上音二郎・貞奴展」というのをやっています。その関連イベントとして、ソプラノ歌手の塩田美奈子氏を招いて「おはなしオペラ『蝶々夫人』と大正ロマン」という特別演奏会を、先日、無料でやっていたので、テクテク出かけて見てきました。演奏曲目は以下の通りです。

 恋はやさし野辺の花よ
 宵待草
 パイのパイのパイ
 おはなしオペラ「蝶々夫人」
 私のお父さん(アンコール)

 無料のミニコンサートでしたので、コンサート自体は約1時間程度の短いものでした。会場がホールではなく、美術館のエントランスだったので、本当に手の届くような近さで塩田氏の歌声を聞くことができました。

 それにしても、塩田氏のナマ歌を聞くのは…ううむ、約二十年ぶりかな? まだ彼女が売り出し中の新人歌手の頃にパイジェッロ作曲の「奥様女中」を聞いて以来…じゃないかな? 久しぶりに聞く塩田氏の歌声は、若い時よりもむしろ良い感じになっていました。以前よりも力強さが増し、安定した感じの声になったのに、若い時同様にキラキラした部分もあって、いい具合に声が熟成してきたなあと思いました。年を取って、声をダメにする歌手も多い中、キャリアを積みながら、声も磨いてきたわけで、そういう点では、まさにホンモノのプロ歌手なんだなあって思いました。

 ちなみに、歌はナマ歌でしたが、おしゃべりはマイクを使っていました。また、ピアノは(美術館ですから)エレピ[カシオのプリビア]を使ってました。プリビアの音色は、それほどナマピアノっぽい音ではなく、どう聞いても“エレピ”って音でしたが、ピアノソロならともかく、歌の伴奏ならば、音色的に歌のジャマをする事もなく、きちんと歌をひき立てる音で奏でられていました。演奏者的にはどうかは分かりませんが、観客的には、エレビでオペラアリアの伴奏ってのも、アリかもしれませんね。

 プログラムの前半は、大正時代の浅草オペラの曲でした。浅草オペラの曲…ま、ずばり言っちゃえば、当時の流行歌ですね。もっとも、今でも、こうしたカタチで歌われる昔の流行歌なんですから、すでに“日本のスタンダード曲”って言ってもいい曲たちかもしれません。しかし、こういう曲をクラシック風に歌うのって、人を選ぶのですが、塩田氏は、この手の曲が得意な方なんだと思いました。ググッてみたら、塩田氏、浅草オペラの曲でCDを吹き込んだ事があるんですね。そりゃあ上手なはずです。すでに廃盤になってますが、現役盤だったら購入していたと思います。

 さて、メインプログラムは後半に控えている「おはなしオペラ『蝶々夫人』」です。「おはなしオペラ」? 興味津々ですよね。

 これは何かと言うと、塩田氏一人(とピアニスト一人)で、抜粋版の「蝶々夫人」をやっちゃおうという試みです。

 塩田氏のお子さんがまだ小さかった時に、彼女は母親として、お子さんが寝る時に、毎晩、絵本を読んであげていたそうです。絵本を読みながら、歌手のサガなのでしょうか、ついついストーリーの合間合間に歌を歌いながら、絵本を読み進めていたのだそうです。

 そんな感じでお子さんに絵本を読んであげるのと同じ手法で、オペラを、まるで絵本を読んでいるかのように、オペラのストーリーを説明しながら、その合間合間に歌(原語歌唱)を入れてみたら、どうだろうかというアイデアを実現してみたのが、この「おはなしオペラ」というものなのだそうです。

 現在のところ、持ちネタ的には『蝶々夫人』の他に『椿姫』と『まほうのふえ(魔笛)』の三つがあるそうですが、今回は『蝶々夫人』をやってくださったわけです。

 あの長い長いオペラである「蝶々夫人」を、スズキを語り部役にし、彼女が語るという体裁で、オペラ「蝶々夫人」を約30分の“歌語り”にしてしまいました。アリアも途中に5曲ほど入っていました。もちろん原語歌唱なのですが、歌う前に歌の意味を説明してくれていますので、おはなしはおはなしとして、歌は歌として、結構楽しめました。

「おはなしオペラ」って、意外におもしろいかもしれません。私は気に入りました。他の二つもぜひ聞きたいです。

 この「おはなしオペラ」って企画は、塩田氏とピアニストさんだけで演奏可能ですから、学校巡業や老人ホームの慰問演奏会などに最適なプログラムかもしれません。塩田氏は、良い演奏プログラムを見いだした…って感じです。

 それにしても、蝶々夫人って、15才でピンカートンのところに嫁に行って、16才で捨てられて、17才で出産して、19才で切腹自刃ですか? 私は今まで、そんな彼女の年齢など気にせずにオペラを聞いていましたが、この人、20才前に死んでいるんですね。なんか、それを思うと、虚構の世界の登場人物とは言え、なんかカワイソウです。

 そうそう、最後の「私のお父様」はアンコール曲でしたが、この曲、すごく良かったです。

 私がこの曲をナマで聞く時って、たいていアマチュアの方の歌唱なんですよ。それも割と初歩の方が歌うケースが多いのですが、アマチュアの方が歌えば、歌の出来は…やはり、それなりな感じになります。そんな、いつもいつも“それなりな感じ”の仕上がりでこの曲で聞いていたのですから、そこへプロである塩田氏のきちんとした歌唱でこの曲を聞いたら、そりゃあゾクっとしますよね。…この曲、こんなにいい曲なんだな。そして、プロはやっぱりすごいな。分かっちゃいるけれど、やっぱプロはすごいです。

 短いコンサートでしたが、なんか、これを無料で聞いては申し訳ない気がしました。

 コンサートが終わったあと、私はそのまま美術館の展示を見ていましたが、そこに私服に着替えた塩田氏がやってきました。すでにプライベートモードに入っていたので、声はかけませんでしたが、塩田氏のソプラノオーラって、すごかったですよ。とにかく、塩田氏がそばに近づくだけで、彼女が視界に入っていなくても「え、もしかしたら…」って分かるくらい、なにやら凄まじいエネルギーを発散していました。…やっぱり、スターなんだなあ…。ちなみに、プライベートの塩田氏も、当然ですが、すごい美人でナイスバディでした。やはり人目にさらされる職業の方は、色々と違いますね。妻に「声をかけてあげれば、きっと喜ぶよ」って言われましたが、あれだけの美人に声をかけるのって、そりゃあ勇気がいりますよ(汗)。

 昔からファンでしたが、年を取った今、改めていい歌手になられたと思います。

蛇足 でもやっぱり「おはなしオペラ」の抜粋版じゃあ、物足りないです(笑)。その日の晩は、やっぱりDVDを取り出して、きちんと全曲聞きました。私が聞いたのは、ちょっと古い演奏だけれど、ミラノ・スカラ座で行われた、浅利慶太演出、林康子主演の“チーム・ジャパンに”よる「蝶々夫人」。このオペラって、我々日本人が見ると、目を覆わんばかりのひどい演出のものばかりなのですが、そこへ行くと、この浅利慶太氏の演出は「こういう時代劇もあるよね~」程度の奇異さに抑えられていて、我々日本人が見ても、なんとか受け入れられる範囲の、エキゾチック・ジャパンな仕上がりの演出です。蝶々夫人をDVDで見るなら、この演出が一番いいかなって思います。ただ、演出はお薦めですが、画質はビデオ程度なのが、ハイビジョン時代の今となっては、残念ですね。

2011年10月16日 (日)

お前の願いをかなえてやろう[2011年10月第3週・通算35週]

体重:101.9kg[-0.3kg:+1.9kg]
体脂肪率:31.0%[+-0.0%:+1.9%]
BMI:32.2[-0.1:+0.2]
体脂肪質量:31.6kg[-0.1kg:+1.3kg]
腹囲:101.0cm[-0.5cm:-6.2cm]
     [先週との差:2011年当初との差]

 おとぎ話じゃないですが「お前の望みを言え! 何でもかなえてやろう」なんて言われたら、どーしますか? まあ、そんな事を言われたら、うれしい反面「何を交換条件に言われるんだろう」と怪訝に思うし「そんな美味しい事を言って、人を騙すつもりなの?」とか疑っちゃいます。

 はい、私、心の汚れたオトナですからね、仕方ないです。それに、いつの時代でも、メフィストフェレスのような奴はいますからね。

 今回は、そういう、オトナの猜疑心って奴は横において(笑)、ランプの精(あるいはドラゴンボールの神龍)あたりに、単純に「お前の願いをかなえてやろう!」と言われたと仮定して、色々と妄想してみたいと思います。

 あ、一応、ここは音楽ブログなので、音楽関係の願い事って事で限定しておきます。それと「お金が欲しい~」は禁忌って奴でよろしく。

 さあ~て、何が欲しいかな? 努力したり、貯金すれば、手に入るものは後回しでいいかな? 例えば、新しい楽器はもちろん欲しいです。だって私のヴァイオリンなんて、7000円だよ。もう少し、普通のヴァイオリンが欲しいよね。フルートだって、せっかくだから9Kのフルートが欲しいですよ。でも、どうしても今すぐに手に入れないと困るってものじゃないし、貯金をしておけば、いずれは買えるだろうから、ランプの精の世話になる必要はないよね。

 となると、やはり、お金では買えなくて、なおかつ無くて困っているもの…が欲しいねえ。………音感? それも絶対音感って奴が欲しいかな? だって私は絶対音感なんて持っていないし、持っている人を見ると、うらやましいので、もらえるなら、絶対音感が欲しいかな?

 絶対音感を持っている人に「絶対音感を持っていて、うらやましいですね」なんて話しても「別に~」なんてスルーされちゃうくらい、絶対音感を持っている人にとっては、絶対音感なんて、どーでもいい能力のようですが、持っていない人から見れば、持っている事がうらやましい能力の一つです。

 ただ、どうせ手に入れるなら、かなり精密な絶対音感が欲しいなあ。身の回りの音を単純に12種類にカテゴライズする能力ではなく、かなり細かい周波数やセントの違いまで把握でき、音質や音色に左右されずに音高が分かるくらいの絶対音感が欲しいです。もちろん、移調音楽にも対応できるように、同時に相対音感も欲しいです。

 だから「願い事を一つだけかなえてやろう」と言われたら「精密な絶対音感(+相対音感)が欲しいです」と言う事にいたしましょう。

 しかしまあ、私は欲深いし、ランプの精だって、願い事は三つまでだし、神龍だって、最初は一つだったけれど、途中から三つに増えたわけだし、当ブログでのお願いごとも三つって事にしましょう(笑)。

 さて、あと二つは、何にしようかな?

 最初の“絶対音感”の関連能力だけれど、すぐれた“聴音”の能力が欲しいかな? そして、その能力を駆使して、一度聞いた曲を簡単に耳コピして楽譜に書いちゃう能力が欲しいです。もちろん、旋律だけでなく、バックに流れている伴奏も聞くだけでピピピと分かっちゃうほどの聴音の能力が欲しいです。もちろん、伴奏を聴くだけで、コードネームが即座にひらめくほどの能力ってやつです。

 これがあると、気になった曲の楽譜をわざわざ探さずとも、自分でチャッチャカチャッチャカ譜面にしちゃえばいいわけで、なんか便利じゃない? きっとアドリブなんかも、チョチョイのチョイになるんだろうなあ…。もちろん、本格的にやるなら、それに加えてアレンジの能力も必要だろうなあ。「聴音(+採譜+アレンジ)の能力を下さい」では、欲張りすぎかな?

 さて、絶対音感と聴音の能力を得た私が三つ目に願う事は…やっぱりピアノの演奏力かな? ピアノ弾けるようになりた~い、です。

 ピアノ弾けるといいよね。音取りの時にミスタッチをせずに済むし、歌い弾きとかできると便利でいいね。ま、フルートとピアノの同時演奏は無理だけれど、ピアノ伴奏を自分で録音して、それに合わせて演奏してみるというのも、なかなかオツでいいよね。だから「ピアノが弾けるようになりたいです」

 …ピアノが弾けるようになりたいのなら、なぜ、歌やフルートの上達を願わないの?

 そう思われる方もいらっしゃるでしょうが、それは別にいいんです。歌もフルートもこれから上手になるつもりですから、魔法の力はいらないのです。それに歌もフルートも、上手になる途中の過程を楽しんでいるのです。いきなり上手になるのではなく、少しずつ上手になって、途中の状態を楽しんでいるのです。だから、歌やフルートは自力で上達したいんですよ。

 私の三つの願いは…
   1)絶対音感が欲しい
   2)聴音の能力が欲しい。
   3)ピアノが弾けるようになりたい。

 …です。なんか、平凡ですか? この三つの能力を持っている人(たくさんいるよね)から見れば「これでいいの?」って程度の願いかもしれませんが、私はこの三つの能力が欲しいです。

2011年10月15日 (土)

カンロのお腹がプックリしてきた件について

 カンロはフナ色(金色)の金魚です。種類は一応、オランダ獅子頭ですが、カタチ的には、さほど立派な金魚というわけではありません。頭の肉腫はほぼ無く、カラダもスッとした感じで横長で、尾びれが蝶々のようにヒラヒラしている以外は、割と平凡な普通の魚っぽいカタチをしています。私は、カンロのそういうスマートな体型が気に入って購入したのですが…。

 横から見ると、さほどではないのですが、この前、水替えの時に、上から金魚たちを見ていたところ、カンロの下っ腹がプクっとし始めた事に気が付きました。ううむ、

 まあ、下っ腹がプクっとしているのは、金魚として当たり前…と言うか、金魚のチャームポイントであるのですが、あのスマートだったカンロがプクっとしちゃうと…なんか残念です。

 「ウチに来ると、どんな子でも太るから(笑)」とは妻の言葉ですが、おお、カンロよ、お前もか。

 太ると言っても…そんなにむやみにエサを与えているわけじゃないんだよね。ただ、金魚たちは時折、必死に水草を食べているので、それが太る原因なのかな? 

 太ると言うと、先日、トートが巨大化している事を書きました(こちらです)が、トートはまだまだ巨大化するつもりのようです。…というのも、先日ですが、トートがなにやら不思議ものを抱え込んで美味しそうに食べているのですよ。一体、何を食べているかな? と思って、よくよく観察していたところ、どうやら、脱皮した自分のカラを食べている様子なんです。って、事は、またまた脱皮したわけなんですよ。

 しかし、スジエビってどれだけ脱皮するんでしょうね。昆虫みたいに脱皮の数って決まっていないのかしら? 大きさにも限度ってものはないのかしらねえ? トートは肉食なので、あんまり巨大化して狂暴化されても困るので、そこそこの大きさで留まってくれないと、水槽内のパワーバランスって奴が不均衡になってしまうのだよねえ~。

2011年10月14日 (金)

芸術の秋ですね(アマチュアさんの合同発表会に行ってきました)

 あの暑かった夏も、ようやく遠ざかり、日陰に入れば、空気もひんやりとする秋が、ようやくやってきました。秋と言いますと、皆さんは何を思い浮かべますか? 「読書の秋」、「食欲の秋」…でしょうか? 私は月並みですが「芸術の秋」、とりわけ「音楽の秋」を感じます。

 いやあ、実際、秋になると、プロアマ問わず、演奏会がメジロ押しじゃないですか? 私は秋になると、毎週ごとに、何かしらのコンサートに出かける事になっています。さらに、私は冬に本番を迎える事が多い(第九とかメサイアとかフルートの発表会とか)ので、やはり秋は追い込みのシーズンだったりします。やっぱり、秋は音楽な私です。

 さて、そんな中で、今年の秋、一発目に取り上げるのが、いわゆる“市民音楽祭”って奴には付き物の“アマチュア音楽家合同発表会”って奴ですね。ウチの方では「クラシック・コンサート」と呼んでいます。このコンサートに今年も観客として出かけてきました。

 ちなみにこのコンサート、妻の知り合いや友人たちが大勢参加していたのですが、妻は友人たちから「あなたは歌わないの?」とか「旦那さんと二重唱しないの?」とか散々言われたそうです。

 なんなら、来年のコンサートには、出場してやってもいいんだぜえ~。後悔しても知らないぞぉ~(笑)。
 
 
 さて、当地のアマチュア音楽家合同発表会は、二部構成になってまして、第一部の方は、幼児から高校生までの子どもたちのピアノ演奏会になってますので、そちらはパスして、第二部のオトナの部の方だけを見てきました。開演時間は午後3時半から7時過ぎまでの約3時間半。出演者は、ピアノ関係が13組、フルート関係が4組、声楽関係が8組の、合計25組の方々でした。出演者の約半分を占めるピアノ関係はブログ的には華麗にスルーして、フルート関係と声楽関係に関してだけ感想を述べたいと思います。

 フルート関係では次の曲が演奏されました(演奏曲数が演奏者の数が一致しないのは、1団体で数曲演奏している方もいらっしゃるからです)。

 シュターミッツ作曲「フルート協奏曲第1楽章」
 フォーレ作曲「ファンタジー」
 リャードフ作曲「プレリュードop11-1」
 エネスコ作曲「カンタービレとプレスト」
 テレマン作曲「ソナタ」
 バッハ作曲「G線上のアリア」
 七瀬あゆこ作曲「オールド・ローズ」

 実は、タクタキシヴィリの「ソナタ」も演奏されるはずでしたが、奏者の方がお休みされてしまったので、この曲は無しでした、残念。

 まず感想ですが、演奏者はほとんど女性でした。それも美人ばかり、やっぱり“フルーティスト美人説”はまだまだ有効でした。そんな中、高校生ぐらいの男子が頑張っていました。ちょっと背伸びした曲をやっていましたが、その努力の跡をオジサンは認めたい! 男子学生がフルートを吹いていると、何かと肩身の狭い思いをするかもしれないけれど、ぜひぜひ頑張ってほしいです。そして、美人な彼女をゲットしてもらいたいです(本当にね)。

 昨年もこのコンサートを聞きましたが、あれから一年、どうやら私のフルート耳も成長してきたようで、今年は割とはっきりと、演奏者による音色の違い、特にキレイな音色と汚い音色の違いがよく分かるようになりました。

 どうやら、アマチュアフルーティストには、二種類のタイプの方がいらっしゃるようです。一つのタイプは丹念にしっかりとフルートを鳴らしてくるタイプの奏者。もう一つは巧みな指さばきで動きの多いフレーズを吹いてくるタイプです。

 アマチュア奏者はアマチュアだから、あまり完璧ではなく、一つを取れば、もう一つはイマイチだったりします。

 しっかりとフルートを鳴らしてくるタイプの方は、だいたい美しい音色で曲を奏でます。おそらく使用している楽器もいい楽器なんじゃないかな? ただ、音の美しさばかりが目立ち、技巧的には難しい箇所も、苦労して演奏している割りには、さほど難しそうには聞こえず、曲も地味な感じに仕上がっています。なんか、努力が報われない…って感じで、ちょっと残念です。

 一方、巧みな指さばきの方は、実に細かい動きのフレーズの曲を吹いてきます。派手です。「どう? アタシってフルート上手でしょ」と言わんばかりの演奏です。

 昨年までの私なら「すっげー、上手いな~」と感心した事でしょうが、今年の私は「確かに指は動いているけれど、音が汚くてイヤだな。なんかオーバーブロー気味だし、音色が飽和している感じで、聞いていてツライナア…」と思いました。おまけにだいたい、その手の人の演奏って、ちょっと音痴で、ピアノとケンカしているんですよね。

 フルートは音量や運動性ももちろん大切だけれど、それはまず、美しい音色があってこそのものだなって思いました。なので、こっちの方向は、私が目指している方向とは違うなあって感じました。

 他山の石ではないですが、私は、二兎は追わずに、まずは美しい音色でフルートを奏でられるようになろうと思いました。

 な~んて、エラそうに書いたところで、じゃあ、私がその曲を吹けるのかと言われれば、全然、吹けないので~す。ごめんね、エラそうに書いて。でも、聞いていて「もういいや」って気分になっちゃった事は確かなんです。

 フルーティストさんもたくさん出演しましたが、当然、それらの伴奏を担当するピアニストさんも、たくさんいました。そこで私が改めて思った事は「フルートって、やっぱり繊細な楽器だな」って事です。

 会場のピアノのフタが開いていたって事もありますが、多くのフルートの方が、音量的にピアノに負けていました。ってか、ピアニストさんがフルートに合わせてくれなかったというべきかな? フルートなんて、大きな音が出ないのだから、その小さな音世界にピアノの方が合わせてあげればいいのに…と思いましたが、おそらくピアノはピアノで、精一杯だったんでしょうね。だから、アマチュアのコンサートって、スリリングなんです。

 奥様がフルートで、旦那様がピアノ伴奏というカップルが一組いらっしゃいました。そこは、演奏の息もバッチリだし、音量バランスもよかったです。何よりも、演奏中、常に相手を思いやっている感じがよく伝わってきました。演奏も破綻がなく、聞いていて、夫婦で同じ舞台で演奏するって、本当にいいものだなあ…って思いました。このカップルが私の中での、ベスト・フルート賞です。
 
 
 さて、声楽の方です。演奏された曲は以下の通りです。(演奏曲数が演奏者の数が一致しないのは、フルート同様、1団体で数曲演奏している方がいらっしゃるからです)

 ワーグナー作曲「イゾルデの愛の死」
 グルック作曲「あぁ、私のやさしい熱情が」
 木下牧子作曲「さびしいカシの木」
 ガルダーラ作曲「たとえ、つれなくても」
 スカルラッティ作曲「貴女が私の死の栄光を」
 モーツァルト作曲「ぶってよ、マゼット」~オペラ「ドン・ジョバンニ」より
 越谷達之助作曲「初恋」
 カッチーニ作曲「アマリッリ」
 トスティ作曲「セレナータ」
 新実徳英作曲「アルデバラン」
 レオンカバッロ作曲「マッティナータ」
 團伊玖磨作曲「ひぐらし」
 磯部俶作曲「松の花」
 ハイジェッロ作曲「いとしい人が来る時」

 ここに妻の友人たちが多数出演していました。ちなみに声楽には男声歌手の方は一人もいませんでした。実に残念です。

 曲目を見れば、容易に想像できますが、やはりワーグナーを歌った方は別格でした。なんか、この歌唱を無料で聞いてはいけないような気がするほどに、見事な歌でした。まあ、人前でワーグナーを歌おうなんて、そりゃあ、ハンパな力量で出来るはずないのですが…。本当に素晴らしかったです。

 妻の友人たちは、普段は某合唱団で歌っている方々で、今回はソロにチャレンジしましょうって事で、このコンサートに参加したらしいです。普段、合唱でしか歌っていない人たちですから、一人で舞台に上がって歌うというのは、本当にチャレンジだったようです。なにしろ、舞台で聞こえるのは自分の声と伴奏ピアノだけですからね。裸になって人前に立つ様な気分だったかもしれません。でも、皆さん、そんな状況をなんとか克服して頑張っていました。

 それにしても皆さん、合唱の人ですから、歌い方が実に丁寧できちんとしてます。イタリア歌曲なんだから、もっと遊び心を優先して、声を堂々とひけらかして、自己を思いっきり解放して歌えばいいのに…なんて思っちゃう私は、声楽バカなんでしょうね(笑)。それと、長いこと合唱をやっているせいか、たいていの人が“合唱サイズ”の声で歌っていました(そりゃあそうだね)が、中には、ちょっとサイズ的にはみだしている人もいました。また、そういう人に限って美しい声だったりするんです。「ああ、合唱をやるにはもったいない声だなあ…」と数名の方に関しては思いましたが、それは余計なお世話ってモンでしょうね。

 しかし、日本語の歌を、声楽的に美しい声で歌うのは、アマチュアにとって、本当に難しいですね。声を美しくすると、日本語の発音が不明瞭に感じられ、日本語の明瞭さを優先していくと、声が平べったくなります。やはり、プロはすごいです。声の美しさと日本語の明瞭さを両立させた歌い方をするんですからね…。アマチュアの演奏を聞くと、改めてプロのすごさを感じます。

 それと、声って(実年齢はともかく、見かけが老いている人ほど)確実に老化しますね。上手い下手ではなく、老化してしまった声って、特徴的だなって思いました。また、実年齢は相当いっているはずなのに、見かけが若い人は、声も若々しくて、全然老化していなんですね。これも不思議と言えば不思議。どういうメカニズムになっているんでしょうね。

 しかし、フルートも歌もピアノも、最初の1音を聞くだけで、その人の力量が分かるって、なぜでしょうね。

 来年、私がこの発表会に出るとしたら、声楽で出ようかな? それともフルートの方がいいかな? それとも両方(笑:そりゃあムリポだな)。その前に、伴奏者を探さないと…ね。この発表会は伴奏者持参なんですよ(何気にハードルが高いんです)。

2011年10月13日 (木)

フルートをもっともっと響かせよう

 フルートのレッスンに行ってきました。今回は姉様がいなかったので、私が教室に入った時には、先生がご自身の練習なさっていました。準備をしながら、先生の生練習を聞きました。

 いつもレッスンに行くと、姉様の演奏とか、先生の練習とか、先生と姉様の二重唱とかを聴かせていただいてます。こうやって、上手な方の演奏を、生で聞く事ができるって、実はかなりの勉強になっているんじゃないかな?って思うようになりました。耳学問?ってわけじゃないけれど、この準備の時間に聞く演奏が、とてもよい勉強になっていると思います。

 さて、ロングトーン練習です。今回はお相手は先生です。先生とロングトーン練習をすると、実に気持ちいいです。音がピタッと調和して濁らないんです。…おそらく先生の方が色々とやってくださっているのでしょうが、実に気持ちよくロングトーンができます。

 で、いつものようにメトロノームに合わせて、アルテ15課2章のD-durのロングトーン練習ですが、今回は最初の音「レ」を一つ出しただけで、早くもダメが出ました。

 「君はしっかりとフルートを鳴らしていて、良いのだけれど、君の楽器は良く響く楽器なんだから、もっと楽器を響かせるようにしよう。世の中には、よく鳴るけれど、全然響かない楽器もたくさんあるんだ。そういう楽器を吹いている人はカワイソウだけれど、君は違うのだから、しっかり楽器を響かせるようにしなさい」と言われました。先生が“楽器を鳴らして吹く(派手で大きな音量になります)”のと“楽器を響かせて吹く(芯のあるしっとりした音になります)”の二通りのお手本を示してくれました。「君の吹き方だとコレ[フルートを鳴らす]。フルートはそう吹いちゃダメだよ。[フルートを響かせる]こうやって吹かないとダメなんだ」

 理屈はよく分からないけれど、先生がやったのをマネして吹いてみました。「そうそう、その通り!」って感じで、一音一音、誉められながら吹きました。

 「分かりましたか? クチビルに力を入れずに吹くと、楽器が良く響くようになります。もちろんクチビルの力を抜くと音が出づらくなるけれど、その分はしっかりお腹で息を支えてあげればいいからね」なんだそうです。ああそうか、クチビルを脱力して、しっかりお腹で息を支えて吹いていたんだ(知らずにやってました:笑)。

 歌でもノドに力が入っていると美しい声にはなりません。ノドは脱力し、お腹とか腰とかで息を支えると美しい声になるのですが、フルートでも、どうやら似たような感じで、クチビルは脱力し、お腹とか腰とかで息を支えてやると良いみたいです。

 誉められながらロングトーンを気持ちよく終えた私は、1番の「音階準備練習」をメトロノーム72の速度で吹きました。はい、楽器をよく響かせながらです。途中何度も「レ!」と言われながら吹きました。

 「レ!」って言われるのは、中音「レ」です。その時に左手の人指し指を上げ忘れると「レ!」って言われます。それくらい、すぐに人指し指を忘れてしまう私です。

 「いいかげん“レ”の響きを覚えなさい。人指し指を上げた時と上げない時の音の響きは全然違うでしょう。指を間違えるのは仕方ないけれど、間違えたら、その間違いに気づきなさい。音の響きを聞いて『しまった!』と思うように…」と言われましたが、実は私、人指し指の上げる/上げないの響きの違いがよく分からないです。いや、単音で比べれば何となくは分かるけれど、曲とかフレーズの途中だと分からない。ううむ、まだまだ私のフルート耳は未完成です。

 1番の「音階準備練習」は、中音「レ」で時たま注意されるくらいで、他はできているので、これはひとまず合格になりました(ありがとうございます)。次回は2番の「アルペジオ基本練習」から、5番の「D-durのクロマティック」までが宿題になりました。「うう、いっぱいある…」と弱音を吐いたら「大変だったら、ここ(3番)まででもいいよ」と宿題を減らしてくれました。…とりあえず、2番と3番を集中的に練習してこようぉと。

 ミニヨン・エチュードは6番です。これは最初の2音でダメが出ました。「音をいちいち押さない事」と言って、音を“いちいち押した演奏”と“押さない演奏”の二通りのお手本を示してくれました。こうやって目の前で実演してもらえると、よく分かるんだよね…。

 なるべく音を押さないように吹いてみました。どうやら音を“鳴らそう”とすると、音を押してしまうようです。なので、音を“鳴らす”欲を横において(笑)、響かせるように吹くと良いみたいです。しかし、フルートの音って、響かせるように吹くと、奏者自身にはフニャフニャで頼りなげに聞こえるけれど…これでいいんだよね。

 例によって「レ!」と何度か言われながら吹いてみました。前回、吹けなかった、あの難しい二ヶ所もちゃんと吹きましたよ。転調のところで、多少ドタバタしてしまいましたが「まあまあの出来…」という事で、6番が合格になりました。ありがとうございます。

 次回までの宿題は、当然7番です。先生がお手本を吹いてくださったのですが、…結構速いじゃん、この曲。八分音符のところなんか、指が廻らないかも(涙)。そんな感じで呆気に取られていたら、先生が「ゆっくりでいいんですよ。ゆっくりでいいから、その代わり、しっかり吹いてきてください」と言ってくださいました。はい、アレグロって書いてあるけれど、モデラートぐらいまで速度を落としますけれど、その代わり、一つの音符もオロソカにせずに吹いてきます。

 本日のレッスンはここまで。レッスンが終わると、楽器は片づけます。

 今回は先生ご自身がたっぷり練習なさったのでしょうね。先生、ティッシュペーパーを取り出して、ご自分のフルートのタンポの水分を取ってます。

 「タンポの水分取りは、ティッシュでいいんですか?」って尋ねたら「タンポがベシャベシャにならなければ、水分取りは、やらなくていいんだよ。どっちかと言うと、なるべくやらない方がいいんだよ」 へーって顔をして「でも、ティッシュだと紙のコシが弱くてやりづらくないですか? 私は最近はタンポの水分取りはしなくなりましたが、以前はよくやってました。その時は、某メーカーのペーパーを使って…」と言ったら「ああ~、アレね。アレは、水分と一緒にタンポの油も取ってしまうんだ。だから、タンポの水分取りに使わない方がいいな。ティッシュにしなさい、ティッシュに!」と言われました。

 「そうですか、良かれと思ってやっていたのですが…知らないって損ですね」

 「ところで君、グリス、使っている?」「いいえ」「それはよかった。アレを使うと、却って接合部にホコリが付いて、フルートが傷んでしまうよ。アレは木管フルートやピッコロで使うものだから、普通のフルートでは使わない方がいいよ」 …グリスに関しては、所有していないので、絶対に大丈夫です。

 「そうそう、フルートを楽器拭きで拭くのも注意しないとね。楽器拭きの中には、フルートの表面を削ってしまうのもあって、メッキの楽器なんかは、そういうので拭くと、早くダメになってしまうんだよ。楽器はそんなにピカピカに拭く必要はないよ。(私が自分のフルートをゴシゴシ拭いているのを見て)まあ、銀の楽器なら、磨きがいもあるだろうけれど…でも、楽器を磨く暇があったら、自分の腕を磨きなさい」と言われました。へへへへ。

 「メッキって、意外にすぐに剥がれるからねえ」…とは先生です。「先生、楽器が古くなりましたって言って持ってくると、たいていはメッキが剥がれただけなんだよ。楽器自体はまだまだ使えそうだけれど、やっぱりメッキが剥がれたらダメだよね」との事です。どうやら先生はアンチ・メッキ派のようです。

 そこで「先生、最近は、金の楽器が欲しいけれど、予算の都合で金が買えなくて金メッキのフルートを使う人もボチボチいるみたいですが…」と尋ねてみたら「金メッキ? 剥がれるよ。いずれ剥がれしまうものにお金をかけちゃダメだよ。金メッキだって安くはないだろ? 金のフルートが欲しいなら(君は)9Kを買いなさいよ」 やっぱり先生はアンチ・メッキ派のようです。

 「プラチナメッキ…と言うのもありますね」「ああ(楽器が)重いよ」「重いですか?」「重いね。(君には)お薦めじゃないよ」なんだそうです。

 「フルートの音に関して言うと、金も9Kあたりが一番いい音かもしれない。14Kだと、ちょっと音がしっかりしすぎてしまう。そういう点では、むしろ18Kの方が柔らかくていい感じだよ。どっちにしても、アマチュアの人だと、まず14Kや18Kは吹きこなせないから、考えなくていいよ」なんだそうです。

 「それにしても、最近は誰も彼も金のフルートを持ちたがるね。私の弟子でも金を欲しがる人がいるけれど、だいたい相談されたら『君には金は無理だよ』って言ってるよ。音大生だと14Kあたりを持っている子も多いけれど、実はちゃんと吹きこなしている子は少ないんだよ」って言ってましたね。

 そして最後に「君の楽器はとてもいい楽器だから、まずは、その楽器をしっかり吹くことだけを考えなさい。腕を磨けば磨くほど、いい音で鳴ってくれるから、がんばりなさい」と言われました。

 …ううむ、つまり『お前はまだまだ、その楽器の良さを十分に引き出せていない。さっさと腕を磨いて、その楽器にふさわしい腕前になれ!』って事ですね。……腕に見合わない楽器を使ってて、ごめんなさいです。ま、とにかく、四の五の言うヒマがあったら、まずは腕を磨きましょうって事です。

 それにしても、もしも私が先生に「楽器を買い換えたいでーす」なんて相談したら、「まだ早い!」の一言で終わりだろうなあ…。

2011年10月12日 (水)

最近の日課練習[2011年 ヴァイオリン編]

 ヴァイオリンの独学練習の報告です。

 最近のヴァイオリンの練習は…そうですね、だいたい一日置きにやっている感じです。やっていますが、ちょっと時間が取れないケースも多くて、日課練習だけをやって、それでお終いって日が多くなってきましたので、今回は、そんな私のヴァイオリンの日課練習について書いてみたいと思います。

 「そんな練習じゃダメ」とか「同じ効果を求めるならこんな方法があるよ」とかアドヴァイスがございましたら、ひとつよろしく。

1)チューニング

 チューナーを使って、まずは各解放弦の音程が合っているかを確認。本当は耳で分かればいいのですが…。

2)重音の練習

 4弦と3弦、3弦と2弦、2弦と1弦を同時に鳴らす重音の練習から始めます。と言っても、練習の目的は、重音そのものではなく、弓を真っ直ぐに動かす事です。ホラ、弓が真っ直ぐに動かせないと、同時に二つの弦を鳴らすことなんて無理でしょ。

3)移弦の練習

 解放弦で、4弦から順番に4弦・3弦・2弦・1弦・1弦・2弦・3弦・4弦の順で、弓のアップダウンを交互にして弾いていきます。それが終わると“一つ飛ばしの要領”で、4弦・2弦・3弦・1弦・1弦・3弦・2弦・4弦と同じことを繰り返します。それぞれの弦をきちんと単独でキレイに弾くことを目指しています。どの弦を弾くかは、右手の肘の位置で確認しているつもりです。

4)各弦の練習

 各弦ごとに、解放弦をドに見立てて、ドレミファソファミレド~と弾いていきます。一通り終わったら、次は解放弦をラに見立てて、ラシドレミレドシラ~と弾きます。次が解放弦をミに見立てて、ミファソラシラソファミ~と弾きます。ただし、1弦だけは、ミファソラシドシラソファミレ~と小指を伸ばしたドを入れてやります。最後に解放弦をシに見立てて、シドレミファミレドシ~をやります。例によって1弦だけは、小指伸ばしのソを入れて、シドレミファソファミレドシ~とやります。

5)ハ長調の音階練習

 最後は、ハ長調でドレミファソラシド~って感じで丹念にすべての弦に渡るように音階練習をします。
 
 
 これだけの練習ですが、だいたい15分コースですね。最近は、これだけしか練習できないケースもあり、なかなか篠崎教本が進まなかったりします。
 
 
 と言うわけで、今回、篠崎教本はどこまで進んだのかと言うと…。

105番「田園舞曲」 OKです。いやあ、それにしても、この曲のテンポは速い。最初は自分なりに優雅な速度で練習してみたのに、お手本CDを聞いてみたら、倍速以上の速さじゃない。一度仕上がったものをテンポアップするわけだから、簡単かと思いきや、さすがに倍速では弓が暴れる暴れる(汗)。それを落ち着かせるのに、結構、練習時間が必要になりました。また、速いと思うだけで、左手もミスるものです。テンポの速さはそれだけで演奏の難易度を上げるものですね。

 終了したのは、たったのこれだけでゲソ(涙)。いや~、一応、真面目にヴァイオリンに取り組んでいますよ。ただ、朝が眠いと、朝練の時間が削られてしまって…、まことに申し訳ないです。

2011年10月11日 (火)

キレイにアクートで歌えました(ごくろうさま)[音源付き]

 ちょっとヘトヘトでしたが、頑張って声楽のレッスンに行ってきました。

 今回のレッスンも二重唱はなし(残念)。さっそく発声練習です。今回の発声練習は『背中とか腰とかを使ってきちんと発声してみよう』というテーマでした。

 前回のレッスンで“ガッツポーズ”で高い声の出し方が何となく見えてきたので、そこからもう一歩踏み出してみましょうって事です。もちろん、基本は“ガッツポーズ”なんですが、単なる“ガッツポーズ”ではなく、もう少し筋肉の動かす方向を考えてみましょうってわけです。

 とにかく、息は腰から出し、声はアタマから後ろの方向に出すわけです。トライ&エラーの連続です。一声出してはダメが出て修正し、また一声出しては修正し、の繰り返しです。

 ・脚や内股を緩めない事。
 ・胸は開かない。
 ・アゴは引く。うなじは伸ばす。
 ・背中に一本太い管を通す。
 ・声は後ろに向かって出す
 ・背中や肩は下向きに引っ張る。
 ・腰は地面と水平に後ろに引っ張る。
 ・思いっきり息のエネルギーを使って叫ぶ。

 なんですが…これを読んでも分からないよね(笑)。でも、この通りなんです。この通りにやって、やっと先生からOKが出た時の身体感覚は「鳥人になって、背中の翼を広げて、その翼で風を自分の前に向かって思いっきり起こす感覚」で、その広げた翼を前に合わせる感覚で高い声をウォ~リャ~って出していきます。

 …はっきり言って、かなり力まかせです。ノドにキマス。最初にやった時は、声帯がぶっちぎれるかと思いました(マジで)。

 先生に「これはノドに負担がかかり過ぎます」と言ったら「我々が楽に高音を出していると思ったら大間違いだよ。みんな涼しい顔をしているけれど、実はかなりキているんだよ。ただ、筋肉量がある事と、出し慣れているだけの話で、テノールはみんなキツいんだよ。だから、高音なんて、ポンポン出せるものじゃないんだ」と言われました。つまり「そのキツさに早く慣れろ」って事ですね。ラジャーです、ゲホゲホ(涙目)。

 ここまでのレッスン時間は、約10分です。先生が「今日のレッスンはこれで終わりにしてもいいくらいの内容をやったけれど、どうする?」と尋ねられました。確かに、かなりカラダにキてます。この日は寒い日でしたが、確実に発熱してカラダはポカポカで汗ばんでいるし、あきらかに血圧もかなり高くなっています。ノドはヒリヒリしているし、目も充血気味。確かに、今回はこれで終わりにしてもいいんだけれど……やっぱり歌いたいよねえ~(笑)。「では、コンコーネは止めて、歌いましょう!」と言っちゃいました。レッスンに来て歌わないで帰るなんて選択肢はないよね~(バカなテノールです:呆)。

 と言うわけで、おもむろに「Lasciatemi morire!/私を死なせて」を歌ってみました。この時の録音は、この記事の最後にありますので、よかったら聞いてみてください。歌う前に先生から「Pとか強弱とかは一切気にしなくていいから。sempre forte(常に全力で、ぶっとばしていこー!)のつもりで歌ってください」と言われたので、思い切って「最初からクライマックス!」のつもりで歌いました。

 歌ってみてビックリ! 高いGが実にスコーンと出るじゃないですか? もちろん代償(ノドが痛いです)は支払ってますが…。いやあ、自分でもホレボレとするくらい見事なG。こりゃあ“アクート”って奴だね。音楽的な叫びだね。うん、やっとここまで来れました(涙)。前半のキビシイ発声練習の成果が早くも現れましたね。こういう声で歌いたかったんだよぉ~。

 一度、スコーンと出せたわけだから、この感覚を何度も思い出して、確実に自分のものにしていきましょう。そういう意味では「Lasciatemi morire!/私を死なせて」は毎日歌って、その度にスコーンとしたGを出していきましょう。この曲も私の日々のレパートリー曲に決定です。うむうむ。

 この歌がこれだけ歌えれば、今の段階ではOKなので、これで合格です。本来は、強弱やら感情移入やらをしていかないといけないのすが、それはまた今度って事で、Gがスコーンと歌えたので良しです。

 で、もう一曲「Nel cor piu non mi sento/うつろの心」も歌いましたよ。こっちも気持ち良いくらい声が出て、一発OKです。いきなり二曲合格になりました。

 次の曲は…未定です。先生の中に、今の私に歌わせたい曲があるそうですが、どれにしようか悩んでしまうのだそうです。なので、次回はコンコーネの12~14番(1曲増えてます)だけが宿題となり、曲はひとまずお預けとなりました。コンコーネ、がんばるぞ。

 「Lasciatemi morire!/私を死なせて」の音源はこちらです。

2011年10月10日 (月)

ヘ音記号なんて、大嫌いだ! 合唱なんて○○くらえー!

 この記事は単なる私の八つ当たりなんです。ええ、自覚してますよ。ムチャクチャな言いがかりだと思ってます。でもでも…

 私はへ音記号で書かれた楽譜が大嫌いです! ト音記号で書かれた楽譜だって、やっとの思い(涙)で読んでいるのに、へ音記号なんて、何をどうすればいいんですか!

 大概、私の怒りの対象になるのは、合唱譜。それも邦人作曲家による合唱曲で、混声四部合唱あるいは混声三部合唱曲。その手の曲って、ソプラノとアルトはト音記号で表記されますが、テノールとバス(あるいは男声)はヘ音記号で表記される事が多いです。確かにこういう表記にすると、四部のコーラスを大譜表一つで表現できるわけで、ピアニスト目線で言えば、サイコーでしょうね。

 でも中央ドって、テノール的にはほぼ音域のど真ん中であって、実音で言っても、ト音記号の世界の音域が結構ありますし、へ音記号の世界と言っても、そんなに下の方までは使いません。洋モノの譜面(合唱曲、声楽曲、オペラ、宗教曲問わず)がそうなように、テノールはト音記号表記にして、ト音記号の下に小さく「8」と書いて「実音はこの表記よりも1オクターブ下ですよぉ」ってやってくれた方が良いのに、なかなかそうはしてくれず、ヘ音記号でテノールを表記してくれたりします。

 だから邦人作曲家の合唱曲なんて、歌いたくもないんだよ。

 ピアニスト目線で、歌手の、とりわけテノール歌手の繊細な気持ちなんて、これっぽっちも理解しようとしない作曲家の作品なんて、歌いたくもないんだよ。

 ヘンっっっだっ!
 
 
 
 
 
 だいたい、私のような未熟な人間は、へ音記号なんて読めないよ。学校で習ったのはト音記号だけだし、フルートもヴァイオリンもト音記号だし、声楽曲はたいていト音記号だし、合唱と言っても本格的な洋モノしかやった事ないから、常にト音記号の世界にいたんだよ。それが、なんの因果か、某所で邦人作曲家の曲をやるようになってから、ヘ音記号による楽譜を強要されるようになってきたと思います。

 こちとら、テノールであって、バリトンじゃあねえーんだぞー。へ音記号の押しつけ、反対ーーー!

 へ音記号だと(ト音記号ですら怪しいのに、ますます)楽譜表記とピアノの鍵盤がつながらないから、ピアノで音が取れない。MIDIか何かに演奏させて、楽譜を見ながら耳コピでいこうと思っても、楽譜上の音の高さと実際の音の高さのイメージがなんか合わなくて気持ち悪い。ほんと、一向に練習が進まない。ああ、ヘ音記号なんてキライだ~。

 テノール用の楽譜にヘ音記号を使った作曲家なんて、みんな○○しちゃえばいいのに。

 ぶーーーーっだ!

2011年10月 9日 (日)

あの頃の未来って、いったい、どこへ行ってしまったのでしょうね[2011年10月第2週・通算34週]

体重:102.2kg[+0.8kg:+2.2kg]
体脂肪率:31.0%[-0.6%:+0.9%]
BMI:32.3[-0.2:+0.3]
体脂肪質量:31.7kg[-0.8kg:+1.4kg]
腹囲:101.5cm[+1.5cm:-5.7cm]
     [先週との差:2011年当初との差]

 まずは次の年表をご覧ください。

1974年 原子力による超小型電子計算機発明
1978年 アパッチ族出身のC・ワークッチャア博士、最初の電子脳を発明
1982年 日本の猿間根博士 電子脳を改良し、初めて人間型のロボットに搭載
1987年 ジェームズ・ダルトン博士 ブラスチックから人造皮膚を発明し、それをロボットに取り付ける(ロボットが人並みのカラダになる)
2003年 ロボット法が出来上がる

 いきなり「???」と思ったでしょ? これ、実は、鉄腕アトムの単行本の冒頭部に書かれている“アトムの世界”での科学史です。20世紀の中頃に書かれた、空想未来漫画(笑)である「鉄腕アトム」では、20世紀後半はこんな感じで科学が進歩し、やがて2003年になると、科学省でアトムが天馬博士によって作られ、あのマンガの世界が始まるわけです。

 そうなんです。つまり、鉄腕アトムの時代って、21世紀の初頭。まさに我々が生活している、今という時代なんです。

 最近の若い人はどうか知りませんが、私が子どもの頃は、手塚治虫と言えば“マンガの神様”でした。もう、当たり前のように、子どもたちは手塚のマンガを読んで、アニメを楽しんだものです。いわば、当時の子どもたちの必須教養だったわけです。

 ブラック・ジャック、鉄腕アトム、火の鳥、ジャングル大帝、りぼんの騎士、どろろ、ワンダースリー、三つ目が通る…。私は、講談社から発刊された「手塚治虫マンガ全集」も買い揃えましたよ(結婚して実家にマンガを置きっぱなしにしていたら、いつのまにみんな処分されちゃったけれど…ね)。ああ、懐かしい。

 手塚治虫と言うと、色々なジャンルのマンガを書いたけれど、やっぱり真骨頂はSFだし、代表作と言えば「鉄腕アトム」だよね。私がアトムに夢中になったのは、1970年代に発売された朝日ソノラマ版のアトム全集からです。その頃は、アトムに書かれていた未来は、まだ私にとっても未来だったので、胸をワクワクさせながら、マンガに書かれた未来に期待していました。

 アトムを始めとしたロボットが人間たちと平等に楽しく暮らす世の中。車輪が無くて地面から浮き上がって滑るように走っていく車。チューブになっている高速道路。キノコのような形をした未来型のビル。犬型のパトカー。大型のテレビ電話(ただし庶民は黒電話:笑)。科学万能で人々が豊かに幸せに暮らしている社会…。

 やがて、その未来のはずだった時間に我々は追いつき、すでに今年で2011年。アトムがもし現実に作られていたら、製作から8年も経っているわけで、すでに旧型ロボットじゃん(笑)。とは言え、2001年に発売されたWindowsXPをまだまだ現役で使っている人々も多い(私もその一人)ので、案外、アトムもまだまだ現役バリバリかもね。

 しかし、アトムに描かれた未来と現代の我々の生活って…全然違うよね~。

 人型ロボットは、まだまだ普及していないし、アトムのような空を飛ぶロボットは皆無だし、車にはしっかり車輪が付いているし、高速道路は雨ざらしのままだし、ビルは四角四面で、パトカーは今だに白黒のデザインだし(笑)。まあ、大型テレビ電話は、スカイプとかメッセンジャーとして実現できたかもしれません。しかし、科学万能?…なんですか? それ? 人々が豊かで幸せ……まあ世界レベルで考えると、我々はまだまだ豊かで幸せなんでしょうが、若年労働者層の賃金の低さは目を覆わんばかりの低さだし、失業者もたくさんいます。

 我々の現在は、手塚の予想した未来とは、だいぶ違った方向に来てしまいました。

 人型ロボットは確かに試作段階でしかないけれど、コンピュータ(アトム的には“電子頭脳”)そのものは、我々の生活の一部となっています。もはやパソコン無しの生活って、ちょっと想像できないでしょ。電話は一人一台持っているし、まさかその電話(特にスマホ)にコンピューターが搭載され、カメラとかビデオとかGPS機能とか録音機能に音楽再生機能などが付いているなんて、アトムの世界にはなかったよ。テレビだって薄くなっちゃったしね。

 確かに科学の進歩発展のおかげで我々の生活は豊かになったけれど、科学は決して万能なものではなく、その使い方を間違えたり、管理の仕方を間違えると大変なことになることも知りました。その科学の力による原子力発電所の事故で、我々の生活は色々と振り回されています。もうアトムの世界のように「原子力、バンザイ」なんて言えません。

 子どもの頃に夢見た未来とは違うけれど、これが今の時代です。手塚が見せてくれた、あの頃の未来って、どこに行ってしまったのでしょうね。
 
 
 おまけ そうそう、アトムは2003年の誕生ですが、ドラえもんは2112年の誕生らしいです。約100年ほど先ですね。100年後の人類は、セワシ君のように全身タイツ姿で生活するようになるのでしょうか? ちなみに宇宙戦艦ヤマトがイスカンダルに向けて発進するのは2199年、今から約200年後です。ああ、200年経つと、地球は壊滅状態になってしまうのです。くわばらくわばら。

 もっとも、エヴァンゲリオンによれば、セカンドインパクトは2000年9月に起こってますので、すでに東京は壊滅状態になり、箱根が新東京市になっているはずです。あれ?

2011年10月 8日 (土)

まさか、水槽にヤゴがいる?

 …って、マジで思いました。でも、ヤゴなんて、水槽にいるはずもないもんなあ~と思って、よく見てみたら、ヤゴではなく、トートでした。そう言えば、ここんところ、金魚たちに色々とあったので、エビの観察を怠っていましたが、私が観察を行っていた間、またまた、より一層巨大化してしまったトートのようです。

 実際、トートと(ヤンマ系の)ヤゴは、色とか形とか大きさとかが、似たような感じなんですね。違いはトートの方が頭が尖っている事と、触角が長い事かな?

 で、なんで急にトートの事が目についたのかと言うと、ここ最近のトートは、エビの自覚が出てきたのか、水草の中に埋もれて一日を過ごすというライフスタイルを取るようになってきたのです。ですから水草が繁っていれば、トートは目立たずにひっそりと暮らしているわけです。

 ところが、秋になったにも関わらず、金魚たちは、急に水草の美味しさに目覚めたみたいで、やたらと水草を食べてしまい、ついに水草を全滅させてしまったのです。で、居場所を失ったトートは仕方がないので、人前に出てくるようになったと言うわけです。

 はい、さっそくマツモグサを購入してきました。やっぱり水槽に水草がないのは、殺風景ですよ。金魚の紅白に水草の緑色があって、水槽が華やぐとういものです。それに、水草は金魚たちの“サラダバー”の役割もあります。エサが足りなきゃ、水草喰って飢えをしのいでおいてね(笑)。

2011年10月 7日 (金)

誤解はされたくないし、するのもどうかと思う[ピアノって実に難しい楽器なんだな…]

 よく誤解される事。それは「歌を習っている」と言うと“歌が上手だ”と誤解される事です。下手すると“テレビに出てくる歌手のように歌える”と思われる事があります。

 「フルートを習っている」と言うと、やっぱり“フルートが上手だ”と誤解されます。フルートの名曲がバンバン吹けると思われたりします。

 んなわけ、ねーだろー! だいたい、下手くそだから先生に習っているわけで、上手だったら、習うはずないじゃん。

 なので、口が避けても「ヴァイオリンを(独学で)勉強してます」なんて言わない事にしてます。私の場合、ヴァイオリンなんて、弾けるどころか、ロクに構えることだって、覚束ないのだから…。

 「歌にせよ、フルートにせよ、いずれもオトナの趣味だし、始めてほんの3~4年だし…」って説明すると「あぁあ~~?」って感じで納得してもらえるのですが、すべての人にイチイチ説明するのも面倒だし、私の知らないところで勝手に誤解されている事だってあるし、音楽を趣味にしている事を公言するのは、実にデインジャラスな事です(笑)。

 ブログで時々私が音源をアップしているのも「私はこの程度の歌やフルート演奏しかできないんだよ」という事をアピールし、ブログ読者の誤解を解くためという目標が実はあります。ブログの記述なんて、一人歩きしやすいですから、それを良い方に誤解して、私がお上手なアマチュア音楽家だと誤解されるのを防ぐための予防線ってわけですね。

 さて、そうやって自分が誤解される事をうっとおしく思い、そのための予防線すら張っているのに、その私自身が、割と平気で他人のことを誤解をしていたりするんですよ。そういう点では、私も世間一般のごく普通の人なんです。
 
 
 私はピアノが弾けません。だから、ピアノが弾ける人を無条件に尊敬し、崇め奉ります。そして人類を「ピアノが弾ける/弾けない」の二分割で分けて考えたりします(笑)。

 だから、子どもの頃は、クラスメートなどでピアノを習っている子がいたら、その子は、私から見れば「ピアノが弾ける人(つまり“あっち側の人間”)」になりますので、ピアノならどんな曲でも弾けると思ってました(もろちん、練習くらいはしないとダメかも…程度の認識はありましたが…)。

 でも、息子にピアノを習わせてみて分かったのは、ピアノって習っているだけじゃ弾けるようにならないって事です。それとピアノ発表会ってのは、弾ける子が出演するわけで、実はあの陰には、ピアノを習っているけれど、ピアノなんて難しくて弾けない子が、たくさんいるって事も知りました。

 ピアノって、どうやら、難しい楽器のようです。

 ピアノ演奏って難しい事だし、ピアノ学習者にも、ピンからキリまでいる事は分かるようになりました。しかし、偏見はそれでぬぐい去られたわけではありません。
 
 
 私は「音大卒業生なら、誰でもピアノがジャカジャカ弾ける」と思ってました。ピアノ科卒業の方はもちろんですが、声楽科であろうと、器楽科であろうと、教育科であろうと、音大さえ無事に卒業していれば、入試の段階でピアノの試験があったわけだし、入学後だってピアノの授業はあったわけだし、ピアノが弾けないはずはない。みんな、イッパシ以上のピアニストで、それこそ、テレビに出てくるピアニストさんのように、モーツァルトでもショパンでもなんでもかんでも、初見でジャカジャカ弾けるもの…そう思ってました。だから時々「私はピアノがそんなに得意ではないんだよね~」なんて言っている音大卒業生の人を見ると「なんて謙虚な人なんだ!」と思ってました。

 確かに謙虚な人もいたと思うけれど、正直に告白していた人も多数いたんだよなあ。

 音大を卒業したからと言って、みんながみんな、ピアノを初見でジャカジャカ弾けるわけじゃないんです。初見どころか、練習してきてもジャカジャカ弾くのが難しい人もいれば、ジャカジャカどころか、むしろピアノが苦手な人もいるんだよねえ~。下手をすると、ピアノ科卒業と言っているのに、かなりピアノが怪しい人だって、少なからずいるんだよねえ。

 つまり、音大卒業生と言っても、人によって、ピアノ演奏能力には天と地ほどの隔たりがあって、音大卒業生なら誰でもピアノがジャカジャカ弾けると思うのは、大きな勘違いなんです。

 考えてみれば、教育大学を卒業したばかりのペーペーが凄腕の教育者であるはずはないし、法学部を卒業したばかりのルーキーが敏腕弁護士なわけないし、医学部を卒業したばかりの修行中の医者さんにブラックジャック並の腕前を要求する方がおかしいのです。

 音大卒業生だって、状況は同じなんですよ。音大卒業したからと言って、全員が凄腕ピアニストなわけはないのです。もちろん、在学中からプロのピアニストとして仕事をしちゃう人もいるでしょ。ピアノ科以外の方なら、自分の専門楽器の腕前は素晴らしいけれど、その分、ピアノはからっきしって人もいるでしょう。かと思えば、青色吐息でやっとの思いで単位を修得して卒業にたどり着けた…という人だっているわけです。実技の点がいつもギリギリで…なんて人だっているわけです。音大に入ってから「しまった!」と思った人だって、たくさんいるでしょう。人生色々ってわけです。

 どんな職業であれ、大学を卒業したからと言って、すぐにプロになれるわけではありません。それは、教育大学を卒業した学生全員が教師になれるわけじゃないし、法学部を卒業しても全員が法曹界で働けるわけじゃないし、医学部を卒業した人間のすべてが医者になるわけじゃないのと同じ事。だから、音大出たって、みんながプロの演奏家になれるわけじゃないんです。

 学校を卒業して、現場に出て、そこで鍛えられ育てられて、それから人はプロになるわけです。 ピアノを弾くって、本当はすごく難しい事のようです。それを(見た目)サラっと弾きこなすには、プロ、もしくはプロ並の力量が必要なんです。そしてそれは、現場(つまり本番)を数多く経験して、鍛えられ、叩き上げられて、始めて手にする事ができる能力なんですね。

 モノを知らないって、怖い事です。人を誤解するって、良くない事です。自分だって、誤解されたらイヤだし迷惑だし、過分な期待はプレッシャーです。なので私も、音大卒業生と聞いたら「ピアノ、完璧~!」と勝手に思い込むのは止める様にします。まずは、その人と、思い込み抜きで付き合うことから始めたいです。

 ピアノを弾くって、ほんと、曲芸の様に難しい事のようですね。だからやっぱり、私はピアノを弾ける人を尊敬します。

2011年10月 6日 (木)

次からメトロノームに合わせるからね

 フルートのレッスンに行ってきました。今回は、私の前に、いつものお上手な姉様がいらして、先生と見事なフルートデュエット(それも丸々一曲!)を演奏してくれました(って、別に私に聴かせるために吹いたわけではないけれど…)。いいものを無料で聴かせてもらって感謝です。しかし、私から見ればブラボーな姉様の演奏なんですが、先生からは「もっと歌ってよ、きちんと吹きすぎですよ」って注意されてました。受けてる注意のレベルが高いなあ…。私はまず“きちんと”フルート吹けないモン(笑)。

 なわけで、ロングトーンは姉様と二人でやりました。

 アルテ15課2章のD-durのロングトーンをメトロノーム72の速度でやり、次は1番の「音階準備練習」なんですが、先生、メトロノームを切らずにそのままなので「あの~」って言うと「あれ、まだこの速さでできない?」って来ました。今まで、ずっとフリーテンポで、私がちょっと早めに吹くと「もっと、ゆっくり!」とおっしゃっていたのに…? 「じゃあ、今日はいいよ、ゆっくりで。次からはメトロノームに合わせて来てね」とおっしゃいました。ん? 72の速度で音階準備練習をしてくるわけですね。ラジャー。

 と言うわけで、フリーテンポで音階準備練習をしましたが、立て板に水…のようにはできず、途中、数ヶ所ひっかかっちゃいました。ま、次回メトロノームで合わせるので、また次回もやるんですけれどね。

 先生からの注意は「高い音(第三オクターブの事ね)はしっかり出ているけれど、指に力が入りすぎじゃない? そんなに指に力が入ったら、指が動かなくなるよ。もっと楽に、指先から力を抜いて練習してきてごらん」です。ううむ、実は第三オクターブの運指が今一つ、まだ、マスターしきれてなくて(汗)「次はどんな指使いだっけ?」と悩みながら、気を張りながらやっているので、ちょいと力が入っているのかもしれません。おっしゃるとおり、練習の時から気をつけるようにします。

 ミニヨン・エチュードは6番。あの難しい二ヶ所はまだ吹けないので、当然不合格です。この二ヶ所は練習してくる事にして、それ以外にもいくつかの注意を受けました。

 この前も言われましたが「何気に吹き始めない事。しっかり息を吸って、気持ちを高めてからフルートを吹く事。フルートを持って、息吸って、すぐに吹くなんてダメだよ。しっかり気持ちもカラダも準備してから吹いてください」ですって。で、そんなに言われているにも関わらず、何気に吹き始めて、出だしでトチってます。ダメだねえ~。

 「高音Eはもっと優しく吹いてください」 はい、ちょっと乱暴ですね。
 「メロディーに余計なアクセントはつけない事。意味なく音を伸ばさない事」

 いやあ、メロディーを吹いていると気持ちよくなって、ついついニュアンスって奴を付け加えたくなったりしませんか? で、ちょっと気持ち音を伸ばし気味にしたり、ちょっとアクセントつけたりテンポの変化を加えてみたりすると、注意されます。まあ“ちゃんと吹けない奴はまずちゃんと吹け!”って事なんだと思う。そりゃあそうだよね。テンポが緩むのは、テンポを緩めたいから緩めたのか、テクニック不足で緩めたのか、分かんないって言われればその通りだもんね。まずは楽譜どおり、きちんと再現しないとね(それがなかなか難しい。自分勝手に吹くのが好きなもんで…)。

 そうそう、私はレの音の運指がいい加減です。何度も注意されていますし、気をつけていますが、それでもうっかり低音レの運指で、中音も高音も出しちゃうし、中音レの運指で高音も出しちゃう(逆は無理です:笑)。音程的に、低音レで中音や高音出しても、問題ないというか、良く分かんないんじゃないかって思うけれど、H先生はこっちを見てなくても「指! 指違うよ~!」って指摘します。このあたり、見てなくても音を聞いているだけで運指の違いが分かるそうなんです。ベテランプロの耳を侮っちゃいけませんね。私に分からない音の違いが先生によく分かるようです(当たり前か)。

 今回の雑談は、前回のフルートコンサートの感想会です。フルートの姉様が素晴らしかったですと伝えると、先生、すっごくニコニコしてました。本当に可愛い弟子なんだろうね。「彼女がドイツに留学に行くまでの17~27歳まで、私が教えていたんだよ」っておっしゃってましたから、本当の愛弟子なんでしょうね。

 それにしても姉様は美しい音で音楽を奏でていました。笛というよりも小鳥の歌声のようでした。気になった私は、使っている楽器を尋ねてみたところ「あれは、ムラマツのSRのプラチナプレートだよ」って教えてくれました。つまりムラマツPTPなんですね。しかし、私が今まで聞いた、どのPTPとも違った、澄みきったキレイな音色でした。「あの音が、ムラマツのフルートとは思いませんでした」って答えたところ「楽器なんて関係ないよ。どの楽器を吹いても、自分の音しかしないもん」だそうです。ああ、確かにある一定以上の腕前になると、楽器の違いなんて関係ないって、よく言いますね。厳密に言えば、楽器の違いによる影響が皆無であるはずはないけれど、フルートの腕が上がり、自分の音がしっかりしてくると、楽器の違いよりも奏者の違いの方が、音色に与える影響が大きいんでしょうね。

 そう言えば、ゴールウェイもフルートを選ぶ時は、その音色にこだわらず、キーシステムがタフな事を重要視しているそうだけれど、それも同じような事なのかな?

 となると、キレイなフルートの音が欲しければ、楽器を買い換えるのではなく、ロングトーンをバンバンやって、自分の腕を磨けって事なんでしょうね。

 でも、あれだけキレイな音が出せたら、いいよなあ…。

 私のアゲハもいい音で鳴るけれど、試奏で他の楽器を私が吹くと、必ずしも、いつもそんないい音がするわけじゃないから、私の場合は、まだまだ自分の音と言うのが確立せず、もっぱらフルート自身の持っている美しい音色で吹いているだと思う。そういう意味では、初級者がいい音でフルートを吹こうと思ったら、楽器のチョイスって、大切なんだと思う。

2011年10月 5日 (水)

フルートのコンサートに行ってきました

 この記事の話は、ちょっと前の話になります。

 私はH先生には不義理ばかりをしてきました。

 「夏合宿には来ませんか」「仕事が忙しいのでいけません」
 「フルートオーケストラに参加して下さいよ」「ちょっと遠慮しておきます」
 「今度ウチに来てフルートの調整しませんか?」「その日も仕事が忙しくて…」

 こんな事ばかりで、全く申し訳なく思ってました。だから「今度、ボクの弟子がドイツ留学から帰って来てコンサートを開くんだけれど、君、聞きに来ませんか?」と言われたら、そりゃあ「行きます」って即答するしかないよね。

 会場は某市民会館でした。ちょっと古いけれど、いい感じのホールです。

 最寄り駅は、やけに空が広く、周りの建物も平屋ばかりで、遠くにあるはずの大学病院のビルがまるで摩天楼のようにそびえ立つ…そんなところでした。どこも道が広くてスカスカで、どこの店も駐車場が広くて、自家用車前提の街づくりなので、徒歩人間の私には、珍しい光景ばかりでした。

 昼食を食べて近所を散歩してから会場に入りました。入り口で、地元の合唱団の人でしょうか? 「今度第九を歌うので聞きに来てください」と言ってチラシを配っていました。全員に配っているわけでもなく、当然、私なんかはスルーされたのですが、妻にはしっかりと手渡されていました。あれは一体、どういった基準でチラシを配布していたのかな? 音楽に興味のありそうな人だけに配ったとか? 第九を歌いそうな人(第九を歌う人って、余所の第九を結構聞きに行くんですね)だけに配ったとか? つまり、私は、音楽好きでなければ、第九好きでもないと、思われたのかな? まあ、いいけど。妻はチラシを見ながら「ここの第九を聞きに来る?」と私に尋ねたので「行かない」って即答しちゃいました。いや、別に他意はないです。

 ホールの入り口でH先生に挨拶をしてホールに入ると、まもなく演奏が始まりました。演奏会は、姉様のソロコンサートではなく、最初がピアノソロ、次がピアノ伴奏による姉様のソロ。休憩が入って弦楽四重奏があって、最後は姉様と弦楽合奏の演奏。最後が演奏者全員によるアンコールって構成になってました。

 最初のピアノソロは、シューマン作曲の「ウィーンの謝肉祭の道化」という曲。ピアノ曲に疎い私には馴染みのない曲でした。曲はよく知らなくても、クラシック音楽がいいなあと思うのは、音が楽しめる事。ピアニストさんの音が、いわゆる“ポロン”ではなく“コロン”って感じで「ピアノって打楽器なんだよぉ~」って主張されているような音だったので、音を聞いているだけで楽しめました。なんか、鐘っぽい感じで、グーッでしたよ。しかし、シューマンの音楽の美しさってのは、回りくどい美しさだね(笑)。ちなみに、このピアニストさん、H先生のお弟子さん的な立場の方なんだそうです。

 次は姉様が主役の、タクタキシヴィリ作曲「フルートとピアノのためのソナタ」という曲でした。タクタキシヴィリって誰? ですよね~。20世紀のグルジアの作曲家の方で、いわゆる現代曲って奴です。なんかもう『こんなに難しい曲を吹けるフルーティストはいるのかな?』って、あの世で作曲家がほくそ笑んでいるような、なんとも技巧的な曲でした。でも基本のメロディは民謡調なので、まったく楽しめないわけではありませんでした。いやあ、色々なフルートの技法を聞くことができました。

 姉様の音色は、フルートにしては、ちょっと変わった音色で、私のファースト・インプレッションでは“ひばりの鳴き声”です。和風な音色って感じでしょうか? 私が好きな系統の音色でしたが、妻は「これ、本当にフルートで吹いているの?」と懐疑的でした(目の前で実際に吹いていんだけど…)。どこのメーカーの楽器を使っているのでしょうか? ちょっと興味津々な私です。ああ、尋ねたいなあ…。

 休憩後の弦楽合奏は、ロッシーニの「弦楽ソナタ第四番」を演奏してくれました。コントラバスがとってもいい感じでした。普段は弦楽合奏を聞いても、コントラバスなんて耳に入らないのに、この団体のコントラバスさんは、なかなか魅惑な演奏をする人で、私はメロディそっちのけでコンバスばかり聞いていました。ロッシーニさん、ごめんね(笑)。

 この弦楽合奏団とゲストのヴィオラ奏者さんと姉様が加わって演奏したのが、ワルキエ作曲の「フルート、二つのヴァイオリン、ビオラ、チェロのための五重奏」という曲。…ワルキエって誰?

 ワルキエって人は、19世紀前半のフランスで活躍したフルート奏者兼作曲家の方で、ロッシーニのお弟子さんの一人だったそうです。フルート曲だけで100曲以上の作品があるとか(知ってる?)。一応、ロマン派の曲なので、知らない曲でしたが、それなりに楽しめました。コントラバスさんもよかったのですが、ヴィオラさんも魅力的な演奏をする方で、フルート、コントラバス、ヴィオラの三つの音を中心に聞きました。それにしても、フルートと弦楽合奏ってのは、合うねえ…。弦の上にフルートの音を乗せると、まるでチーズケーキの上にマシュマロを乗せた様な感じです(誰? 悪趣味って言ったのは:笑)。

 最後のアンコールは全員参加で、レハールの「メリー・ウィドウ・ワルツ」でした。いい感じの演奏でしたが、最初のテーマだけを演奏してお終い。「え? その続きは!」と思ってしまうのは、悲しきペラキチのサガって奴ですね。

 今回のコンサートは、おそらく動員をかけられなければ行かないタイプのコンサートだったと思います。だって、ウチからは遠くだし、知らない曲ばかりだもん。タクタキシヴィリとかワルキエなんて作曲家の作品には興味無いし…。しかし、フルートの悲しいところは、そこなんですよ。だってね、ピアノはシューマン、弦楽合奏はロッシーニだよ。いかにフルートという楽器が、当時の一流の作曲家たち(とりわけロマン派の作曲家たち)から、軽くシカトされていたのかって事でしょう。なんか悲しいねえ。シューマンとかブラームスあたりがフルートのオリジナル曲を書いていてくれたら、フルートの世界もグッと違っていただろうなあって思います。

 コンサートの終わりに、ガラコンサート会場の候補に上がっている音楽ホールの下見に行きました。楽屋周りに若干の問題がありますが、それ以外は色々な意味でOKです。歌いやすそうだし、門下の皆さんたちのお住まいの場所から、交通の便もそんなに悪くないし。要検討物件ですわ(笑)。

2011年10月 4日 (火)

今後の方針は、しっかりと高いGを自分のものにする事

 実は今回、レッスンの二日前ぐらいから体調が悪くなり、ちょっと寝込んでました。なので、レッスン間際の練習が全然足りないまま、それでもレッスンを休むよりはいいだろうくらいの気持ちで、声楽のレッスンに行ってきました。

 レッスンでは、久しぶりに呼吸練習をしました。ポイントは「いちいちカラダを緩めない」で呼吸する事です。

 息を吸っても、息を吸っている事が、外から見て分かるような乱暴な吸い方をしてはいけないのです。しかし、だからと言って、力を入れて、ガチガチにカラダを固めるのも不可です。まずは、最初からカラダが開いていて、息を吐き終えても、カラダは息を吸い込んだ時のカタチをキープをしておく事。これは難しいですし、それなりの筋力も必要です。

 それを確実に行うためにも、息をたくさん吸わない事(必要な分を必要なだけ吸う事)と(可能な範囲で)ゆっくり息を吸う事がポイントとなります。

 そして息は、吐き出す直前(つまり、歌う直前)に吸い“息を吸って、止めて、準備してから歌う”なんて事はしない事。つまり、絶対に息を止めない事。[息を吸ったら即座に吐き始める(歌い始める)、で行く]

 特に息を吸い込む量には気をつける事。息を必要以上に吸っても、それをキープするだけで疲れるし、使い切れなきゃ、汚いまま体内に残るわけだし、ならば潔く「ちょっとだけ吸って、すぐに使い切る」の精神で行く方が結果オーライなんです。

 今までは、短時間で大量の息を吸うことに重点を置いて呼吸をしていましたので、カラダが緩んだり、吸い込む時にカラダがボンと動いたりしていましたが、これからは、短時間で必要な量だけの息を、他人に気取られないように、サッと吸うように方向転換をしてみたいと思います。

 で、発声練習をサクっとやったら、コンコーネは11番です。今まで何度も言われてきたけれど、歌いながら譜の先読みを[必ず]する事(涙)。特に高い音がいつ、どんな形で出てくるかを先に見て、心の準備をしながら歌うこと。できれば、歌い始める前に、最高音がどこで出てくるかをチェックするくらいの気持ちが必要。と色々と注意を受けましたが、とりあえず合格になりました。

 コンコーネ12番は……譜読みが決定的に足りないです。複符点のリズムがタルくてカッコ悪くなりました。しっかり複符点のリズムをキレよく歌う事が必要です。ただし、複符点のリズムを強調するあまり、後の方の十六分音に力を入れ過ぎてはいけません、この音符はサラっと歌う事。ここに力を入れてしっかり歌うと、むしろカッコ悪くなるので気をつける事。まだまだ音取りがあっちこっち甘いので、再度音をしっかり取って来る事。頑張りましょう

 次回はコンコーネの12番と13番をやるように言われました。。

 曲はイタリア古典歌曲から「Lasciatemi morire!/私を死なせて」です。はい、譜読み不足でした(涙)。高いポジションに入りきれていないし、ポジションに入る箇所を間違っている。つまり「準備はお早めに」と言うこと。この曲で出て来る高いGは、しっかりとガッツポーズを取りながら(ここ、ポイント!)しっかり出す事。三段目のmartireの箇所は、しっかり声をひけらかして歌う事(楽譜から外れて歌って良し)。レッスン中に尋ねられて答えられなかった“dolente”とは「痛ましげに/悲しげに」という意味。

 この曲は次回もう一回歌う事になりました。

 次回はこの曲だけでなく「Nel cor piu non mi sento/うつろの心」も歌うので、譜読みをしてくるように言われました。「Nel cor piu non mi sento/うつろの心」は以前、グループレッスンの時(2008年夏)にみんなで歌った歌だけど、一人で歌うのは始めてです。ついこの前歌ったような気がしますが、もう3年も前になるんですね。

 この曲に出てくる高いGは「Lasciatemi morire!/私を死なせて」のGと違って、逆にしっかり歌ってはいけないGなんだそうです。しっかり出すのではなく、軽く当てるGなんです。同じGでも歌い方が違うので、そのあたりをしっかりと分けて練習してくる事です。

 私の歌の当面の目標は、高いGをしっかりと自分のものにするために、色々な曲で色々なGを歌って見る事なんだそうです。

 ガラコンサートの方の準備にちょっとばかり進展あり、です。いよいよピアニストさんの押えに入ります。詳細を決め次第、先生の許可をもらって門下の方々にお伝えせねば。色々と忙しくなります。

2011年10月 3日 (月)

遊びで「ダニーボーイ」を歌ってみたよ[音源付き]

 ちょっと前の話になりますが、実はプリロゼさんと二人で、キング先生のお宅にお邪魔して“声楽遊び”をしてきました。元々は二人で“フルート遊び”をしましょうって事だったのですが、キング先生が「ウチに二人で遊びに来ない?」って誘ってくださったので「渡りに船」とばかりに、二人でお邪魔しちゃったわけです。

 内容は「すとんファーストコンサート」と「プリロゼ始めての声楽レッスン」の豪華二本立てでした。で、今回の記事は「ファーストコンサート」の方を書きます(笑)。

 前々回のレッスン記事(こちら)で、ある人の前で歌うことになりました…ってのは、実はこれの事でした。“声楽遊び”とは言え、声楽をやりたいなあと志しているプリロゼさんの前で、ナマ歌を聴かせるわけですから、変なモノを聴かせるわけにはいかないじゃないですか? それなりに準備をして、先生にも協力してもらった、というわけです。

 一曲目は「Gia il sole dal Gange/陽はすでにガンジス川から」です。この曲は、実は最近の私の十八番でして、毎日自宅練習の時に歌ってます。練習の最初に、この曲を歌うことで、声のポジションをしっかり上にあげて、声の道を開きます。ま、そのための曲って感じです。発声練習とかリハーサルとかがありえない、この状況での第一曲としては、まさにグーっな曲なんです。

 自宅では余裕をかましながら歌ってますが、やっぱり人前だと色々ありますね。特に呼吸が浅くなりがちなのは、自覚しました。呼吸が浅いと、ロクに歌えませんね。あれこれ誤魔化しながら歌いきっちゃいました。その誤魔化しは、プリロゼさんには分からなくても、伴奏のキング先生にはモロバレですから、歌い終わった時に、先生は色々と言いたそうでしたが、今回は伴奏者に徹するという約束なので、そこは軽くスルーしていただきました(笑)。

 二曲目は「ダニーボーイ」です。これは当日の音源を、この記事の最後に用意しましたので、よかったら聞いてみてください。

 いやあ、しかし、英語だと、噛んじゃったところとか、丸分かりですね(汗)。よく知っている言語で歌うって、結構危険だなあ…って思いました。

 一応、ジャズ風(ジャズではありません、念のため)を狙ってみましたので、色々と(クラシック的には)風変わりな事をやってますが、まあ、こんなもんです。私の歌は、ジャズヴォーカルに聞こえるかな? どうしても楽譜から離れて歌うってのは…難しいですね。なんか中途半端な感じがします。ポップスも難しいですね。もちろん、ポップスを歌うときもマイク無しで~す。先生もジャズ風を狙って色々とやってますが、うまく決まっているでしょうか?

 三曲目は「O sole mio/オ・ソレ・ミオ」でした。テノールの意地もプライドもかなぐり捨てて、原調から全音下げて歌ってみました。はい、おかげさまで大きな事故もなく歌い終えました。

 これで全曲終了です。アンコールはありませんが「ちなみにこの曲を下げずにオリジナルキーで歌うとどうなるかな?」と先生の言葉があったので、もう一度、今度はオリジナルキーで「オ・ソレ・ミオ」を歌ってみました。ある意味、このオリジナルの「オ・ソレ・ミオ」がアンコールって言えなくもないかな? 

 はい、オリジナルキーで歌ってみたところ、最後のカデンツァの最高音が高いAですし、散々歌った後だったので、声がAまで届かずにAsになっちゃいました。「最後は…短調になっちゃいましたねえ…。これでは曇り空の太陽ですね」という、先生からの暖かいお言葉をいただきました。まあ、失うもののないアマチュアの特権ですね。

 まあ、こんな感じで、たった一人のお客さま相手でしたが「すとんファーストコンサート」は終了しました。

 この後、プリロゼさんのレッスンがあって、私もついでだから「Tu lo sai」を見てもらいました。例によってヘタヘタでしたが、今回は、音程と語尾処理のマズさを指摘されました。音程は…この曲は♯系の曲ですから、かなり高くとっていかないとダメなンです。語尾処理は…ブレスに余裕がないので、ついついいい加減になりがちですが、最後がキレイでないと、曲全体がキレイに聞こえないわけで、反省ですね。まあ、私のレッスンの中でキング先生が「Tu lo sai」の模範歌唱をしてくださったので、プリロゼさんはキング先生の歌まで聞けたわけで…ラッキーでした。

 プリロゼさんの声は、鈴の音のようなリンとした声なんですよ。この人は、きっちり声楽をやったら、絶対バケますね。それもいい方に。

 さ~て、ダニーボーイはこちらです。あまり多くは期待せずに聞いてみてやってください。

2011年10月 2日 (日)

私の愛薬(笑)[2011年10月第1週・通算33週]

体重:103.0kg[-0.2kg:+3.0kg]
体脂肪率:31.6%[+1.0%:+1.5%]
BMI:32.5[-0.1:+0.5]
体脂肪質量:32.5kg[-0.1kg:+2.2kg]
腹囲:100.0cm[-2.0cm:-7.2cm]
     [先週との差:2011年当初との差]

 “薬”と言っても、今回の記事は、いわゆる“サプリメント”の話です。

 若い時の私が、半病人の不健康人でヘロヘロな人生をおくっていた事は、以前書きました(こちらの記事です)。毎日毎日がヘロヘロで元気がなく、病気で体調が悪いのか、それとも単純にカラダが良いのか、自分でもよく分かんなかった時代があります。

 なにしろ20代の頃は、体重も今の半分ぐらいで(驚!)で、いつも青い顔して、目の下に隈なんかつけて、ボヤ~と生きてましたから。半病人というか、推定病人というか、モロ病人というか、とにかく“体調悪い”が服を着て歩いているような感じでした。

 今思うと、その頃の私は、肝臓がほとんど機能していなかったんだと思います。いわば、バッテリーが逝っちゃってる携帯電話のようなモンだったんですね。そりゃあ、元気も出ないわな。

 そんな私を見かねて、家庭教師先の親御さんが「朝鮮人参茶」をくれて、それを飲んだのが、私のサプリメント人生の始まりだったと記憶しています。「先生、元気ないから、これを毎日寝る前に飲むといいよ」って桐の箱一ついただきました(高級品っぽかったです)。効果は…よく分かんなかったけれど、気持ちは楽になりました。

 いただいたものが無くなってからは、自分で中華系の薬局に行って朝鮮人参茶を買ってました。やがて、朝鮮人参茶を買いに行ってたお店で「なんでそんなものばかり買うんだ」と聞かれて「肝臓が悪くて毎日がシンドイからです」と答えたら、だったらこっちの方が良いと言われて、漢方薬系の“肝臓エキス”を薦められました。あの“肝臓エキス”の材料って、なんだったんだろ? こっちの方は、かなり高価でしたが、目に見えた効果がなかったため、いつしかサプリを飲むのを止めてしまいました。

 そんなわけで、私とサプリメントの最初の出会いは、こんな感じで、当初はあまり深い関係にはなりませんでした。おそらく、私の状態を改善するには、サプリ程度の軽微な薬効のものでは、足りなかったのだろうと思います。

 それからはしばらくの間、医者の薬だけで暮らしていました。しかし、医者の薬は病気の治療とか症状の悪化を防ぐにはいいのだけれど、ダルいカラダを元気にするとか、そういう働きはありません。

 で、ある日。思い切って「毎日がダルいんで、元気になりたいんです」と主治医に相談したところ「だったらビタミンB剤でも飲みますか?」って言われました。「お願いします。処方箋を書いてください」って言ったら「処方箋を書くほどのものじゃないよ。薬局に行ってポポンSでも買って飲みなさい」って言われちゃいました。

 「(医者の処方箋無しでそんなを買ってしまって)いいんですか?」と尋ねたところ、「サプリなんて、食事みたいなものだから、効果があるものを好きなように飲むといいね」と教えてくれました。ま、私の主治医はそういう人なんです。

 私は、それまではサプリなんて薬屋で売っているわけだし、薬ではないにせよ、薬みたいなものだと思ってましたし、素人が安易に手を出していいものではないと思っていましたから“食事みたいなもの”と聞かされて、ちょっと意外な気がしました。

 そこでチャレンジ精神あふれる私は“食事みたいなもの”と聞かされて、ポポンSから始めて、色々なサプリを試し、効果が感じられれば続け、そうでもなければ、止めると言った、try&errorを始めて、本格的なサプリ人生に突入しました。

 色々なサプリメントを試したなあ。覚えているだけでも、クロレラ・養命酒・グルコサミン・ギムネマ・ウコン・フコイダン・ブルーベリー・ガルシニア・クルクミン・コエンザイムQ10…他にも何かあったような気がします。

 この中では養命酒はかなり効果がありました。花粉症の症状がかなり軽減し、体重が激減しました。でも、2年ほど飲んでいたら、だんだん効果は薄れ、そのうち飲んでもあまり変化がなくなってしまったので、いつしかやめちゃいました。

 なんだかんだ言って、かなり長い間、飲み続けているのは、次の二種類。それは「ビール酵母」と「鮫肝油」 たぶん、これらのサプリは私の体質にあっているんだと思います。これらを飲み続けている間は、ひとまず元気です。で、止めると次第に元気がなくなるみたいです。あと、これはサプリに入るかどうか微妙だけれど「ヤクルト」と「トマトジュース」と「黒酢飲料」は、毎朝飲んでるよ。

 最近、主治医とは別の漢方系のドクターが、私の血液検査のデータを見て、薦めてくれたサプリがあるので、それらも合わせて飲んでます。

 ドクターが薦めてくれたのが「防風通聖散」と「ミヤリサン」、「ビオチン」、「ビタミンB」、「ビタミンC」、「ビタミンE」です。うわあ、書き出すと、たくさんあるなあ。実際、毎日飲むとき、山のような錠剤を飲んでます。その姿だけを見ると、まるで重病人のようです(笑)。

 さて、今現在飲んでいるサプリの、それぞれの薬効と感想を覚書として書いておきます。
 
 
 ビール酵母 各種ビタミン・ミネラル・アミノ酸の補給用のアプリ。ま、マルチビタミンみたいなもんです。本来は食事が充実していたら不要なアプリでしょうが、万年ダイエッターな私の食事は、この手のものが不足気味なんだと思います。

 鮫肝油 肝臓を強化し血液を良い状態にするためのもの、らしいです(汗)。しかし、サメが私の体質に合うとは…私は魚類ですか(笑)。

 防風通聖散 漢方系のやせ薬。お腹が出っ張っているデブ用の薬らしい。毎日キチンと飲めるわけではない(食間に飲むのでついつい忘れがち:汗)ので、その効果は今のところ不明。

 ミヤリサン いわゆる、乳酸菌です。ただし、乳酸菌にも色々あって、ドクターの見立てでは、この乳酸菌が私にはピッタリなんだそうです。確かにこれを飲むようになってから、お腹はいつも元気です。
 
 ビオチン 免疫系の栄養補助剤のようです。これを飲み始めてから、私のお肌がすごくキレイになりました。オッサンの肌がキレイになっても、誰も得しませんが(笑)。

 ビタミンB 体内の栄養をうまくエネルギー変換するための栄養補助剤のようです。定番サプリですね。過剰に摂取するつもりで取りなさいって言われてます。

 ビタミンC 体内に取り込んだ酸素を上手に還元してくれるための栄養補助剤のようです。これも定番サプリです。これも過剰に摂取するくらい積極的に取りましょうって言われてます。

 ビタミンE 血管を柔らかくしてくれる栄養補助剤のようです。高血圧系の人間は、血圧が高い事が問題なのではなく、血管の弾力性が失われるのが問題なんだから、血管を柔らかくしてくれる栄養補助剤は必要なのだと思います。

 ヤクルト メンドインジャパンの乳酸菌であるガゼイシロタ菌の飲料。花粉症対策のつもりで通年で飲んでます。

 トマトジュース 野菜不足を補うために毎日飲んでます。これは薬効うんぬんではなく、生活習慣として飲んでいる感じかな? そうそう、花粉症の時期は、トマトをニンジンに変えてます。なんか、花粉症の薬とトマトって、相性が悪いと聞いたので、万が一の用心のためです。

 黒酢飲料 トマトジュースと同じで生活習慣として飲んでます。「お酢はカラダにいい」と言いますよね。どう良いのかは知りませんが(笑)。

 まあ、本当は、こんなサプリメントに頼らずに、栄養は食事から取ればいいのでしょう。しかし、フラシーボ効果もあるのでしょうが、とりあえず、サプリを飲んでいなかった時期と比べ、これだけのサプリを飲んでいる現在、ひとまず、私は健康なので、これらのサプリが無駄とは思いません。

 ただ、長年、色々なサプリを試してきて思うのは、ある一つのサプリが万人に効果があるかどうかは疑問だなあ…って事です。人によって、サプリによって、相性問題ってあるみたいです。テレビなどですごく宣伝していて、人からも薦められたけれど、飲んでみてもその効果が今一つだったり、あまり耳にしないサプリだけれど、飲んでみると体調が素晴らしく好転しちゃったものとか、色々です。

 私には、サプリメントを人に薦めるつもりはありませんが、健康維持の一つの方法としてはアリだし、私自身、時期によって飲んでいるサプリが変わっていきますので、2011年秋では、このようなサプリを飲んでますって事を、後の自分のために記録しておきます。

2011年10月 1日 (土)

金魚のシャックリ

 金魚には(たぶん)横隔膜はないと思う。だから本来はシャックリなんかしないはずなんだけれど、どう考えてもシャックリとしか思えない動作をする事があります。

 まさに「ヒック……ヒック……ヒック……」って全身でやるんだよねえ。おまけに、この動作は自分で抑える事が難しいみたいで、一度「ヒック……ヒック…」って始めると、しばらくその状態が続き、そんな状態を止めることもできずに、本人もちょっとばかりうろたえているようだし…。

 最近は、オデブになったサクラ(最大期のブニョよりもおデブかも…)がたまにシャックリをしています。…なにか変な病気でなければいいのですが…。

 しかし、金魚のシャックリって、本人的には大変みたいですが、端で見ていると、案外カワイイんです。…ヒック…ブルルル~ン、…ヒック…ブルルル~ン、って感じです。この「ブルルル~ン」ってのが可愛いんですよ。

 しかし、横隔膜もないのにシャックリをするって変ですよね。変と言うと、マブタもないのに、ウィンクをしたり、目をパチクリするのも、不思議と言えば不思議です。まさに、金魚の七不思議です(後の五つは何でしょ?:笑)。

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