ひとこと

  •  来年(2019年)10月から消費税が増税されます(8%->10%)。それに伴って、軽減税率というのが導入され、外食と酒を除いた飲食物の税率が8%に据え置かれます。で、外食をどこで線引するかで混乱しているようです。スーパーで購入したおにぎりを、イートインコーナーで食べたら外食扱いで税率は10%になるのに、お店の片隅に設置されたベンチで食べたら持ち帰り扱いで税率が8%になるのは、なんか変。外食と言うのは、高級レストランや料亭だけでなく、ファミレスもあれば、スーパーのイートインコーナーもあるわけだけれど、きっと軽減税率を考えたお役人さんの頭の中には、庶民感覚がすっぱり抜け落ちていて“外食=ぜいたくな食事”って考えたんだろうね。だから外食は軽減税率の対象にはしなかったわけだ。でもね、実は安い外食って、自炊するよりも安価なんだよね。だから、そこそこお金に苦労している人は、案外、外食が多かったりするんだよ。なので、庶民の生活の事を考えたら、外食も軽減税率の対象にするか、あるいは安価な支払いの外食(例えば、一回の支払いが1万円以下とか…)は軽減税率の対象にするとか…の方が、いいんじゃないの?

お知らせ

  • ●2018年秋の本番のお知らせです。●門下の発表会は、次の通りです。●2018年11月18日(日) 横浜市神奈川区民文化センター かなっくホール 13時開場 13時30分開演です。●こちらは一番下手っぴなのが私なので、最初から聞いても面白いと思います。全体で2時間程度の発表会です。私の出番は二回に分けてますが、最初の出番は14時前後になる予定です。●レスピーギ作曲「Invito alla danza/舞踏への誘い」●ドナウディ作曲「Amor s'apprende/ 愛は取り付いてしまう」●ヴェルディ作曲「椿姫」より「De'miei Bollenti spiriti/燃える心を」●そういうわけで、一つよろしくお願いします。
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2011年9月 2日 (金)

フルートの選び方(初心者編)

 今回はお値段ではなく、品定めの話をします。

 誰だって良い楽器を予算の範囲内で購入したいですよね。今回はそんな人のための記事です。

 まず初心者の方が、いきなり一人でフラフラ~とお財布握って“フルート買いたい”オーラ全開で、楽器屋に突入するのは、止めましょう。楽器屋とて商売ですから、そんな“鴨ネギ”状態でお買い物に行ったら、ムシられちゃいますよ。…って、ムシられている現場を何度も見ました(汗)。

 5~7月の楽器店に行くと、女子中高生とその母親という組み合わせのお客さんが、店員さんの営業トークのままに買い物をさせられているのを、よく見かけますね~。「ああ、店員さんの言っている事は嘘じゃないけれど、でも、その選択はありえないだろー」って、心の中で叫ぶ私ですが、楽器屋の商売の邪魔は決してしない私でした。

 商売の世界は、弱肉強食でございます。手玉にとられる方が悪いんだよね~。

 というわけで、初心者の方にとって、楽器を購入するというのは、実は、かなり高いハードルだったりします。安すぎる楽器を購入してはいけませんが、じゃあ、高ければいいのかと言うと、それもまた違います。要は「自分と自分のお財布に合った楽器を購入すればいい」のですが、それを探すのが難しいんですよね~。

 何事にも先達は必要です。フルート購入もそうです。その道の先輩(プロならなお良し)のアドヴァイスは欠かせません。

 一番手近なのは、自分が今習っている先生。先生に「新しいフルートが欲しいのですが…」と相談するのが、一番確実な方法です。独学の方は、友人の中にフルーティストさんはいませんか? アマチュアでもそれなり吹ける人ならそれで十分です。とにかく、フルートの事が分かっている方をアドヴァイザーに迎えて、お買い物に行きましょう。

 もしも、フルートに詳しい方が身近にいなくて、それでもフルートを買いに行くのなら、せめて一人で行くのは止めましょう。素人が一人で行ったら、ムシられますよ。必ず、同伴者を連れて行きましょう。できれば、その方にはブレーキ役になってもらって、フルートに夢中になっている自分が冷静になれるように、そばでチャチャを入れてもらいましょう。それは衝動買いをする自分を押さえるためであると同時に、楽器屋の店員さんの営業トークに対する牽制球でもあるのです。クールな同伴者は必要ですよ。

 それと、その場で、お買い上げは絶対にしちゃダメですよ。どんなに欲しい楽器が見つかっても、かならず「お取り置き」にしてもらって、一週間は我慢しましょう。夢中になってボーとした頭を冷やすためです。一週間たっても、まだ欲しかったら、その時に買えばいいと思いますよ。

 では次に、実際のフルート選択の話をします。目の前にたくさんのフルートがある中から、どれを選んだら良いでしょうかって話です。つまり、実際に店に行った時のフルートのチェックポイントについて書きます。

 もちろん「フルートが欲しいのだけれど…」と店員さんに声をかけるのですが、漠然と「フルートが欲しい…」では店員さんも困ってしまいます。

 やはり予算が肝心ですね。店員さんに予算を伝えましょう。「○○万円の予算でフルートが欲しいのですが…」と言った方がいいですね。予算を言うと、店員さんは必ず、予算内の楽器と、それよりもワンランク上の楽器を出してきます。買い物を、きっちり予算内におさめたいなら、予算は少なめに伝えましょう。逆に多少は予算オーバーでもかまわないなら、正直に予算額を言ってもいいかもしれません。

 メーカーやリングの種類や材質など、好みがあるなら、それも最初に伝えちゃった方がいいですね。

 しばらくすると、店員さんが、こちらの要望に合致したフルートを何本か持ってきてくれると思いますので、試奏をします。きちんと試奏室に案内してくれるお店ならいいのですが、店内で他のお客さんもたくさんいるのに「さあ、おもいっきり吹くが良い!」というお店もあります。ここでビビってはいけません。たとえ「これは、もしかしてイジメ? もしかして、試されている?」と思っても、新しいプレイだと思って、覚悟を決めて試奏をしましょう。

 絶対に試奏をせずにフルートを購入しちゃあいけませんよ(お約束だよ)。

 さあ、まずは端から、順番に吹いてみましょう。この段階では、曲を吹かなくてもいいのです。単純に「ドレミファソ~」と吹くだけでいいですから、吹いてみましょう。下の音域から上の音域まで、満遍なく吹いてみてください。一音一音を少し長めのゆっくりめで吹くとよりいいでしょうね。

 吹いた感じ…どうですか? よく分かりませんか? 何も感じませんか? ならば、その楽器は、あなたのお相手ではありません。音を出す事自体が大変とか、吹けば吹くほど悲しくなるとか、そういう楽器も、あなたのお相手ではありません。

 吹いていると、うれしくなったり、ピンと来たり、何か幸せのようなものを感じられるなら、その楽器は、ひとまず候補に残しておきましょう。そうやって、何本かフルートを吹いてみて、粗く選定しちゃいます。

 おそらく、この段階で、幸せを感じられる楽器が数本残りますから、その中から選ぶ事になります。

 万が一、ピンと来る楽器が一本も残らなかったら、予算を下げて、少しグレードを下げてみるのも手です。実はどのメーカーも、比較的手の出しやすい価格帯の楽器は、コントロールがしやすい設計になっているものです。そちらの方が向いている事だってあります。また、リング式のフルートならば、遠慮せずにプラグを入れて吹いてみるといいかもしれません。プラグはいずれは抜かないといけませんが、購入の段階では無理に外さなくてもいいと思います。それでも見つからなければ、いっそ、そのお店をやめて、別の店に行きましょう。

 さて、残った楽器の中から、自分のパートナーを見つけましょう。

 それぞれのフルートを再び手にとって構えてください。その時にどんな感じがしますか? その時に、なんか違和感を感じたら、その楽器はやめましょう。持った感じがしっくり来る楽器だけを選択肢に残しましょう。

 さて、本日の最終判断です。もう一回、吹いてみましょう。もしも何か曲が吹けるなら、曲を吹くといいでょう。吹けなければ、再びハ長調のスケールでも結構です。今度は、耳をきちんと澄ませて、フルートの音色を味わいましょう。太い音、キラキラした音、透き通るような音、味わい深い音、フルートは楽器と奏者の組み合わせで、音色が変わります。そこをしっかり確認して、選んでください。おそらく、ここまでで一本のフルートに絞れたと思いますので、そのフルートをお取り置きにしてもらってください。そして、一度家に帰って、頭を冷やしてよく考えて、それでもそのフルートが欲しかったら、購入されるといいですね。

 万が一、この段階でも一本に絞れなかったら…その時はどちらでも良いので、お好きな方を選んでください。ただ、将来的な事を考えるなら、多少なりとも、ツンデレな楽器を選んだ方が良いと思いますよ。ツンデレな楽器は、攻略する楽しみというのがありますからね(笑)。

 こんな感じで自分のフルートを選ぶと良いですよ。

 最後に大切な事を書いておきます。それは、情報に振り回されない事と、他人の判断に惑わされない事です。使うのは自分なんですから、自分が良ければそれでよいのです。高価な楽器が良いわけではありません。みんなが使っている楽器が素晴らしいわけでもありません。どこかの雑誌やブログで誉めている楽器が絶品とは限りません。要は“自分にとって”どうなのかって事です。

 いや~、色々とみてみたけれど、やっぱり分からないよ。でも、フルートは欲しいんだと言う人は…ひとまず、ヤマハのスタンダードシリーズのフルートを入手するのはいかがでしょうか? それも安価なモデルでいいと思います。

 それらのフルートは、フルートとして、とても安価ですが、それでも10万円前後はします。工業製品ですから、製品の個体差が比較的少ないですし、奏者との相性もさほどシビアではありませんし、何より初心者向けに作られているので、楽器自体がタフですし、扱いやすいと思います。“良い楽器”とは言えないかもしれませんが“悪くない楽器”である事は確かです。これなら、本格的なフルートに買い換えるまでの数年は、使えると思いますよ。

 楽器って永く使うものです。だからこそ、ちゃんと選びたいものですね。

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フルートのエッセイ」カテゴリの記事

コメント

私の後輩に、なんでも楽器を買いたがる人がいますが、その後輩にこの記事を読んで欲しいってすごく思いました
なんでも、親が買いたがりの人だそうで、この間も「高校でピッコロやることになったんですけど、買った方が良いですか?」なんてメールが来て、本気でやる気なら買うもよし、取り敢えず高校の間なら買うのは勿体ない(楽器にとっても)と言ったところです。フルートも試奏しないで店員さんに良いって言われたから買ったと言っていて…
サックスを買うと言って相談してきた友人にはきつく「試奏しなさい」と言いましたし、私の助言通りにして良かったと言ってくれました。他にも試奏して決めなさい、楽器に精通してる人と行きなさいと言った人はちゃんと良い楽器に巡り逢えたそうです。初心者じゃなくとも試奏は必要なことだと思います
この記事がたくさんの方に読まれることを切に願います

フルートを買うわけではありませんが とても参考になりました

音羽響さん

>この記事がたくさんの方に読まれることを切に願います

 ありがとうございます。そう言ってももらえると、作者冥利につきます。

 楽器って、個体差が激しいし、奏者との相性もあるので、ほんのちょっとの手間を惜しむか惜しまないかで、素晴らしい楽器が手に入ったり入らなかったりします。私は、楽器を始めようとしている、すべての人が、自分に合った楽器と出会って、楽しい音楽人生を歩んでいけたらいいなあと思っただけです。

 ほんと、どんな楽器も、みかけ以上、お値段以上に、違うんですよ。

グレッチェンさん

 自分で書いててアレですが、この記事って、フルートに限らず、高額商品を購入する時に応用できますね。車とか、不動産とか、宝飾品とかね。

 つまり、買い物は、慎重に、納得がいくまで吟味しましょうって事です。

試奏しまくって買わない人は、お店の人からすれば悪魔だねぇ(笑)

納得いくまで吟味って大切ですわねflair

出した値段に満足しちゃう方が多いんだもんsmile
いいわねぇ、お金持ちって・・・。

姫さま

>試奏しまくって買わない人は、お店の人からすれば悪魔だねぇ(笑)

 ははは…(汗)。ま、私の場合は、なるべくフェアなどのイベントの時に試奏するように心掛けています(わざわざ店の奥から出してもらってまで、冷やかしをする事はありません)。

 最初から買う意志が全くない場合は横において、遠い将来であれ、楽器を買うつもりがあるなら、堂々と試奏していいんじゃないかな? これだけの高額商品ですから、店の方だって、右から左へとポンポンと売れるわけじゃない事ぐらい知ってますから。

 私など、店の方から「新商品が入ったので、試奏しますか?」って尋ねられるようになったので、最近はなるべくフルート売り場に近寄らないようにしてます(なんか、悪くてね…)。あ、でも、アルタスの新頭部管と、ヤマハの新フルートは試奏したいなあ。

>出した値段に満足しちゃう方が多いんだもん。いいわねぇ、お金持ちって・・・。

 楽器の善し悪しとそのお値段には、大した関係はないのだけれどね(苦笑)。楽器って、どんな楽器であれ、演奏者を選びますからね。高価な楽器だって自分に合ってなければ、ただのオブジェですからね。意味ありません。

 高価な楽器よりも、愛着のわいた楽器の方が、良いんです、私。

ずっーーとAの音叉を買わなきゃ…と思ってたのに毎回忘れて昨日やっと買いました(700円)
そしてお店にあったティンホィッスル(練習セットもあった)「やはり欲しいなあ」と思ったけれどまた我慢しました。

試奏している人がいるのって
お店の人にとってはある意味敷居が低くなっていいんじゃないかな?と思います。

YOSHIEさん

>試奏している人がいるのって、お店の人にとっては、ある意味敷居が低くなっていいんじゃないかな?と思います。

 あ、なるほど、思ったことないけれど、確かにそうかも。誰かが試奏していると、ついつい、そっちに行っちゃいたくなるし、上手い人が吹いていたら、ホケ~っと聞き惚れちゃうし、たいしたことない人(ごめん)が吹いていたら、ふふ~んって感じで鼻高々でひやかしちゃうからね。どっちにしても、良いサクラだね。

 「私はこの店のサクラとして役立っているかも…」と思いながら試奏すれば、多少の後ろめたさも和らぐかな?

はじめまして。 いつも興味深く読ませていただいています。
7月にフルートを購入しましたが、その際すとんさんのフルート購入顛末記は大変参考になり、助けられました。ありがとうございましたhappy02


>情報に振り回されない事と、他人の判断に惑わされない事です。

私は大いに惑わされてしまいましたbearing
ネットを含めると情報量が多すぎ、長~い寄り道の結果原点に戻るのに半年かかりました。
時間がかかっても原点に戻れて良かったです。もし惑わされたまま購入してたと思うと恐ろしすぎる・・・

この先もその楽器と自信を持って楽しく付き合っていくためには"自分にとって"というのが本当に大事だと思いました。

春さん、いらっしゃいませ。

 フルート購入に限らず、何か、特に自分にとっての高額商品を購入しようと思った時に、色々と情報を集めて調べるのは、当たり前の事です。今の時代の問題は、何かについて情報を集めようとすると、膨大な量の情報が集まってしまう事。そして、その集まった情報が必ずしも公平でなかったり、正しくなかったり、偏っていたりする事。

 だから、ともすると、それらの情報に踊らされて、そのミスリードに従って、うっかり誤った選択をしてしまいがちな事…なんだろうと思います。昔のように、必要な情報が入らなくて困っていた時代も不幸な時代ですが、今のように情報に溺れて自分を見失ってしまうのも、別な意味で不幸な時代なんだと思います。

 でも、春さんはご自分にとってベストなフルートを入手されたようで、よかったです。フルートは一度購入したら、簡単には買い換えられませんからね。きちんと納得できるものを購入できて、ほんと、よかったです。後は練習して、腕を上げるだけですね。お互い、頑張っていきましょう。

すとんさん、こんにちは。
相変わらず興味深いお話で、引き込まれてしまいますね。

私は楽器を買い換えようと考え始めて約半年間、まず本当に買い替え(実際は買い足しですが)が必要か迷いました。

その後3カ月かけて3~4回試奏を繰り返しました。最初見に行ったときに、「試奏させて」と言う前に、ショーケースを物色していたら「試奏しますか?」と言ってもらえたので、先に「買い替えを考えているけど、安い買い物じゃないから、すぐには決めないよ」と予防線を張っちゃいました。ま、考えてたランクがそれなりだったのも幸いして、快くオッケーしてもらいましたが。

各メーカー吹き比べて、3本に絞り、2本に絞り、最後先生と一緒に行って選定してもらいましたが、結局迷っていたどっちでもなく、その日にあった同モデルの別個体にしました。先生の選定という名の下、選んでもらっていません(笑)唯一選定らしき行為は…吹いた瞬間の“笑顔”でしたね。私が“これ!”と思った瞬間にあの笑顔は、もう間違いないでしょう!

先日、知人がコーチに行っている高校の吹奏楽部のフルート吹きさんとお話した時、私もとりあえず試奏しに行きなさい、と言っておきました。今はそんなに高くない20万クラスで十分だろうし(本人は25~30くらいでと言っていましたが)、将来金銭的に余裕ができたときに、それでもやっぱり欲しいと思ったときに買いかえた方が、本当の価値やありがたみがわかると思うよ、とも。中途半端にいい楽器買っちゃうと、買い替えもますます迷いますしね。

楽器選びはホント難しいですね。私は十分すぎる楽器に出会ってしまったので、他の楽器には興味がなくなりました。後はひたすら練習するのみです(汗)

すみません、めっちゃ長文になってしまいました…。

きょんさん

>…吹いた瞬間の“笑顔”でしたね。私が“これ!”と思った瞬間にあの笑顔は、もう間違いないでしょう!

 ああ、それは一番正しい選び方ですね。笑顔、これが一番の判断材料ですよ。吹いた瞬間に笑顔が出たなら、それが一番の最高の楽器ですって。いい楽器と出会えましたね。

>中途半端にいい楽器買っちゃうと、買い替えもますます迷いますしね。

 確かに、そういう人の話はよく聞きますね。安い買い物でないだけに、いつ、どのタイミングで大枚をはたくかは、大切な決断だと思います。それに相手が学生さんだと、卒業と同時に音楽そのものを辞めてしまうケースも多々あるので、お金の価値や音楽の楽しみを知ってから、きちんとした楽器を買ってもいいんだろうと思います。

 とにかく、すねかじりのうちは、贅沢言っちゃあいけません(笑)。

いろいろ知ったかぶり
するのはやめましょう。

はじめまして。
体験レッスンを3か所&レッスンはまだ1回=計4回しか吹いたことがない超ビギナーです。

今、買うフルートを選定中なんですが、
直営ではないヤマハ教室で習っていて、そこではヤマハのフルートしか触れない・買えない状態です。
他のメーカーのフルートを見たくても置いている楽器店は1~2か所しかない感じで。。。
それなら東京の楽器店に見に行く、と先生へ言ったところストップがかかりました。

すとんさんのアドバイスと同じことも言ってたほかに、
新品と言っても中には状態が悪いものだったり、中古品の一部を新品に変えて「新品」と言ってることもあるからこればかりは本当にわからなくて、出来れば型番より番号がわかるといいんだけど、と言われました。

行くと伝えたのは新宿のY野楽器なんですけどね。。
そこでもどんなものを買わされるかわからないものなんでしょうか??
ちゃんとした楽器店でもそういうことってあるんですかね?

その番号というのは、やたらフルートの型番ではなく5ケタの番号(製造番号?)で呼んでいて、(吹き比べてる時、型番ではなく5ケタ数字で呼んでました)コレは大事なことなんですか?

レッスンで、ヤマハの514と614を試奏しましたがあまりピンときません。というか ソ・ラ・シしか吹けないし(笑)
でも落ち着いたしっとりした音が好きなので、2者選択しかないなら、614が好み。
試しに先生の超高級ムラマツを吹かせてもらったら、まったく違う感触・音に感動。(でも買えないのでこれは除外。PTでしたから)

今は情報だけを頼りに、ここら辺と目星をつけ、別の楽器店で来週試奏をしてきます。仲間もいないので一人で行くしかないのもつらいところです。

番号のこと、何かご存知ですか?
できれば、人生も折り返し地点を過ぎたし(笑)、半一生ものを買うつもりでいます。


シャロンさん、いらっしゃいませ。

>新宿のY野楽器なんですけどね。

 新宿ならドルチェ楽器の方がいいですし、山野楽器なら新宿ではなく、銀座に行くべきです。山野の新宿店って、フルート置いてあったかな?

>新品と言っても中には状態が悪いものだったり、中古品の一部を新品に変えて「新品」と言ってることもあるからこればかりは本当にわからなくて、出来れば型番より番号がわかるといいんだけど、と言われました。

 先生が危惧する事はよく分かります。

 フルートの製造番号は大切ですね。フルートの頭部管と胴部管の接合部分の胴部管側(タルって言います)にブランド名(とメーカー名や生産国名)と製造番号が刻印されています。この製造番号は、そのメーカーが今までに作ってきたフルートの通し番号なので、番号が小さいものは古い時期に作られた楽器であり、番号が大きいほど最近の楽器となります。

 私が使っているアルタスなどは、比較的最近立ち上がったメーカー(それでも二十年。他のフルートメーカーは四十年程度のところが多いですね)ですから、私の楽器の製造番号は五桁ではなく、まだ四桁です(笑)。

 小さな楽器店では、フルートの在庫が少なくて、選択の余地がありません。それはそれで困りものですが、大きな楽器店ではフルートの在庫が多く選択の余地かある一方、多くの人がやってきて試奏をするので、楽器によっては、確かに(まだ誰にも買われた事はないと言う意味で)新品ではあるけれど、すでに多くの人によって息を吹き込まれてしまっている(半ば新古品のような)ものもあります。色々な人に試奏されているうちにメカもヘタッてしまっているかもしれませんし、吹き癖のようなものがついてしまっているかもしれません。おそらく先生はそのあたりを心配して、製造番号をチェックしなさいって言っているのでしょう。

 私も自分の楽器を買う時に、最終段階では、お店にある同じモデルのフルートを数本並べて、それを吹き比べました。で、選んだのは、一番、製造番号が大きなモデルでした。つまり、その時点での最新製作楽器ですね。実際、私が買った楽器は、最近、メーカーからお店に運ばれてきたものだったそうですしね。

 私は自分が気に入ったのならば、どの時期に作られたのかは気にしなくてもいいと思いますが、少しでも状態のいい楽器を手に入れてもらいたいという先生なりの親心が「製造番号をチェックしなさい」って言っているのだと思いますよ。

>半一生ものを買うつもりでいます。

 ならば、出費が痛いのは覚悟して、最初からハンドメイドの総銀フルートの購入をお薦めします。ただし、まだほんの数回しかフルートを吹いた事がない人には、その選択はあまりにハードルが高いかもしれません。

 できれば、最初の数カ月はレンタル楽器などでフルートに慣れてみて、それからマイフルートの購入を検討するのも、悪くないかもしれません。ただ、今すぐにマイフルートを購入しなければいけないなら、ひとまず頭部管銀のフルート(ヤマハなら311でも十分ですよ)をつなぎとして購入し、五年後ぐらいに(その頃には最初に購入したフルートをオーバーホールをしないといけないので)ハンドメイドの総銀フルートに買い換えるつもりも良いかもしれません。

 どちらにせよ、先生のご意見をよく聞いて、先生のアドヴァイスに従った方が、良いと思いますよ。

 ちなみに、私は最初は中国製の1万円フルート(楽器というよりも、楽器のカタチをしたオモチャ)を三カ月だけ使って、その後は今のハンドメイドの総銀フルートに買い換えました。

すとん様、こんにちは。

古い記事へのコメントで申し訳ないのですが、先週フルートを試奏したのでここにコメントを付けさせてください。

先週、休暇で帰国したついでに地元の楽器屋さんにフラッと入って「25万円以下で買える頭部管銀、できれば管体銀のフルートを試奏させて」とお願いしました。その場で買うつもりは無いけれど、もし気に入った物があれば買うかも、という程度の軽い気持ちでした(3か月前にYFL-211を買ったばかりだし、その211に不満は無い…というか、まだ使いこなせないので)。


出てきたのが
・アルタスA907
・アルタスA1007
・ヤマハYFL-517
の3本。

ミヤザワやムラマツもあったけど出てこなかった…ということは、それ以上のお値段なんですね(型番まではチェックせず)。


結論から言うと、517を買ってしまいました。

アルタスの2本は、鳴るポイントが、かなり内吹きというか唇を吹き口の上に覆い被せるような位置関係だったので最初は戸惑いましたが、とてもクリーミーでなめらかな音色でした。上品で繊細な癒し系ですね。ただ、自分の実力では頭部管銀と管体銀の差は判りませんでした。

続けて517を吹くと、微妙に雑味がある…というか音の輪郭がアルタスの2本と比べてはっきりと感じられました。その雑味はスイカに掛ける塩のようなもので、そのおかげで音に存在感があると感じました。

また、所有している211に比べてはるかに少ない息で楽器が鳴ってくれるのに驚きました。その2点が決め手となり、お買い上げ、です。

買った後で判った事ですが、私が買った517は前田綾子さんの選定品でした。たぶん、私がその517を選んだ理由は、アルタスの2本が劣っていたからではなく、517が選定品だったからだと思います。

っていうか、プロの選定に頼らず自分で選んだのだから選定料を取られたのは納得いかねー(笑)。

一昨年、同じ店でクラリネットを試奏したときも、自分で選んだ1本が三界秀実さんの選定品だったということが後で判明しました(家に帰ってケースを開けたら、中に選定証が入っていた)。ふつう、ちょっとでも高い品物を売るために「これは○○先生の選定品ですよ」って客に説明するでしょ?この店の管理体制、どうなってるんだか…商売っ気の無いお店です。

多分私、木管楽器のブラインドテストをやったらどれが選定品か的中させられる自信、あります(笑)。現在2発2中、100%の的中率です。

さて、家に帰って211と517を吹き比べると、211の方が(ちょっと野卑な感じですが)野太くてさらに存在感のある音がするのでまたびっくり。「安いから悪い物」ではなく「性格が異なる」のだと認識しました。517に乗り換えるのではなく、ポップス系を吹くときは211、クラシック系は517、というように使い分けようと思いました。

Hiro.MTBさん

 ヤマハのフルートは、どのフルートも良い楽器です。まあ、確かに一部の小生意気なクラシック奏者(当然アマチュア)の中には、ヤマハの楽器の良さが分からずに、あれこれケチをつける人もいますが、そんな人の意見に耳を貸す必要はありません。

 ヤマハのフルートの特徴は、演奏が容易で、その分、奏者は音楽に集中できる…という点です。それゆえ、吹奏楽とか、ポピュラー管楽器奏者さんからは、絶大なる支持を集めているんですよ。実際、海外も含めたジャズフルーティストさんたちの相当数は、ヤマハフルートを吹いてます。Hiro.MTBさんのように、色々な管楽器を吹き分ける人にとっては、ヤマハフルートは良い選択だと思います。

 アルタスは、演奏が難しい楽器で、フルートしか吹かない人ならともかく、あれこれ色々な楽器も吹かなきゃいけない人には、向かないかもしれません。難しい分、音色にはアドヴァンテージがあるわけで、クラシック奏者には愛されますが…ポピュラー系の人には…正直ヤマハの後塵を仰いでいるわけです。

 同じアルタス系でも、下位ブランドであるアズミフルートならば、お値段がもっと安くなるだけなく、演奏も容易なモデルばかりなので、今回のHiro.MTBさんの目的に沿ったフルートが選べたと思いますが、お店の人が出してくれなきゃ、話にはならないですね。

 それにしても、無意識にプロ奏者の選定品を選んでしまうとは、よい耳をお持ちで、うらやましいです。

アルタスの音色は優しくて耳に心地よいですね。
もし517が選定品で無かったら、A1007を買っていたかもしれません。音の「綺麗さ」なら断然アルタスだと思いました。

ではなぜヤマハを選んだのかというと、試奏した3本のなかで517がいちばん音の粒立ちが良かったからです…そして、思うにそれがプロ選定の理由ではないかと。
あと、音が出しやすかったです←ここ重要(笑)。

アズミも10万円のモデルなら店のショーケースに入っていたのですが、出してくれませんでした。「25万円以下で管体銀製」というと、ちょうどアズミの上位機種(20万円クラス)が相当すると思うのですが、もしかしたら在庫が無かったのかも知れません。

Hiro.MTBさん

>あと、音が出しやすかったです←ここ重要(笑)。

 いや、それは良い買い物でしたね。音が出しやすいのは、音楽に集中するための絶対条件ですって。どんなに良い音でも、音が出しづらいのは、即戦力にはなりませんよ。Hiro.MTBさんが、フルート専科ならば、多少音が出しづらくても良い音の楽器を選ぶべきですが、そうではないのですから、音の出しやすさを優先したチョイスは大正解だと思います。

 あと、フルートは楽器の音よりも、奏者の音を優先する楽器ですから、Hiro.MTBさん自身の精進次第で、楽器の音色はどんどん良くなりますよ。

>ヤマハの楽器の良さが分からずに、あれこれケチをつける人もいますが

いわゆる「ヤマハ臭」ですね。私もそれはあると思います。

ヤマハの楽器は「個性」や「物語性」に乏しいと言われています。どちらかというと没個性で、セルマーのような存在感も、クランポンのような華やかさもない(あ、これはサックスの話です。フルートの場合、セルマーやクランポンをムラマツやサンキョウに置き換えて頂ければと思います)。その没個性で華やかさの無い音を、アンチヤマハな人は総じて「ヤマハ臭」と呼んで、嫌っていますね。

しかし、その「ヤマハ臭」は、一発の華やかさが無い代わりにどの音も平均して鳴ってくれます。これは良く考えると凄い事だと思います。

木管楽器は、倍音制御で音階を出すその構造上、必ずどこかにヴォルフと呼ばれる「欠点」があります。例えば、フルートなら第3オクターブのミ、クラリネットならスロート音のラ、サックスだと真ん中のレ、などなど。通常、そういう音は奏者の努力で克服します。ところがヤマハの楽器はそういう欠点も気にすることなく、上から下まで平均的に鳴らせるんですね。実にユーザーフレンドリーです。

なので、私は「ヤマハ臭」は確かにある、しかしそれは弱点では無く企業としての姿勢(個性)なのだ、と考えています。

Hiro.MTBさん

 ヤマハ臭…ですか。その言葉は始めてだけれど、確かにそう言った雰囲気やムードは、ヤマハ製品に一貫してありますし、Hiro.MTBさんのおっしゃるような長所でもあると思います。

 私自身は、あまりヤマハ製品は使いませんが、ヤマハの製品をとても高く評価しています。そして、吹奏楽の世界では、ヤマハ無しでは音楽ジャンルそのものが成り立たないというか、もしもヤマハが日本になければ、ここまでの吹奏楽の発展は無かった…とすら思ってます。

 吹奏楽の世界では、ヤマハさまさまだと思いますよ。

 ただ、ヤマハって、日本の楽器界では、あまりにビッグネーム過ぎて、そこが嫌われるのかもしれません。だいたい、音楽を志す人って、大なり小なり“心はレジスタンス”ですからね。ヤマハのような世界企業は、深い考え無く、とりあえず嫌っておけ!って感覚になるのだと思います。

わはは。

ヤマハはトヨタや巨人みたいなものかも知れません。

スバル・インプレッサやマツダ・ロードスターを褒める人はトヨタ車なんか見向きもしませんし、阪神や広島ファンはアンチ巨人ですし(笑)。

投稿の本筋から離れてきたので、このへんで…

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  • 2011年12月1日以降の記事において、トラックバックの受付を止める事にしました。それ以前の記事に関しましては、トラックバックの受付自体は継続いたしますが、承認公開制にさせていただく事にしました。また今までトップページに表示していました「最近のトラックバック」という項目の表示も止めました。よろしくお願いいたします。
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