ひとこと

  •  ああ、腰が痛い…。またまた、ぎっくり腰をやっちまいました。今回の原因は不明。先日、何となく腰が痛いなあ…と思って、整体に行ったら「ぎっくりですね」と言われちゃいました。ぎっくりと言われる前は何となく痛かった程度だったのに、ぎっくりと言われた途端にめっちゃ腰が痛くなりました。…言霊って、すごいなあ。
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2011年9月の記事

2011年9月30日 (金)

今年は残暑が厳しいです(涙)[2011年9月の落ち穂拾い]

 確か、九月って秋じゃなかったっけ? なんか、夏が延長戦をしているような…は、さすがに言い過ぎかな? でも、ちょっと動くと汗が吹き出るなんて、残暑厳しすぎ。いや、これは本当に残暑なんですか、あとどれくらい“暑”は“残”っているんですか?

 まあ、この記事を書いているのは九月もオーラスなんだけれど、まだまだ日中はアッチッチです。でも、その分、日が沈むと確実に秋を感じるので、一日の寒暖の差が半端ねえ~状態です。

 それでも一日一日涼しくなっていくんだよねえ~。

 皆さん、お体には十分お気をつけ遊ばせ。
 
 
同じマスコミと言っても…新聞社とテレビ局の違い

 新聞は気に入らなければ買わなきゃいいし、読まなきゃいいんだと思う。

 テレビ局だって、特殊法人である某公共放送局以外は,すべて民間企業なんだから、営利目的での活動をするのは是だし、そのテレビ局の放送が気に入らなきゃ、見なきゃいいんだと言われると、なんかそんな気もするけれど、これって大きな間違いだね。

 新聞社とテレビ局では、置かれた立場が全然違います。

 テレビ局だって、民間企業だから、営利活動するのは全然かまいません。しかし、テレビ局が他の産業と違うのは、限りある公共の共有物である電波を使用して(もちろん、許可は取っているけれど)営業している事です。

 公共の共有物を使っている以上、公共の益となる情報を、公平に放送して欲しいですね。公共物である電波を使って、一部の特定の人々に肩入れするのは、電波の私物化と言われても仕方ないです。そうなると「気に入らなきゃ見なきゃいい」にはなりません。多くの人々に文句をつけられるようなものを、公共物を使って放送している事自体がアウトって事になるんだと思います。
 
 
レガートっぽさ、クラシック音楽とポピュラー音楽の違い?

 レガートっぽさに関しては、私の中では、まずクラシック音楽とポピュラー音楽に分かれ、クラシック音楽が声楽と器楽に分かれているような気がします。

 ジャズフルートやジャズヴァイオリンを習っていた時に、散々注意されたのがリズムです。とにかく“リズムを粒だてて”演奏する事が要求されます。すべての音符が、アクセントやらスタッカートやらが付いているような感覚です。なので、スラーの部分だけがレガートになります。

 それがクラシックフルートの世界に来た途端に、リズムが強すぎると注意され、かなりリズムを控え目に、それこそジャズの世界的に言えば“すべてをレガートで”演奏するような感覚になりました。

 ですから、音楽全体について、レガートを基本において演奏するのがクラシック音楽ならば、リズミックに演奏するのがポピュラー音楽なんだと思ってます。

 で、そのクラシック音楽の中では、器楽と声楽に分かれ、声楽は器楽よりも、よりレガートを意識して演奏するのではないかと思います。

 声楽には言葉が伴います。とりわけ“子音”って奴があります。子音があるからこそ、レガートを強調していかないと、音が横に流れていかないのでは…なんて、今は思ってます。
 
 
音楽と乗馬

 クラシックのリズムって、乗馬のリズムなんだと思います。なにしろ西洋のお貴族の方々はお馬が大好きですからね。

 馬は四本足だけれど、ゆっくり歩くと四拍子で歩き、小走りになると、二拍子で走り、普通に走ると三拍子になります。全速力で走ると…そんな事した事ないので、分かりません(汗)。
 
 
ちょっと心配で無力を感じる事

 福島第一原発1号機配管の水素濃度が100%だった件について。この濃度では配管および水槽に火がつくことはなく、原発は、すぐには爆発しないそうだけれど、確かに水素の真ん中じゃあ火はつかないよねえ。でもそれは「ガソリンの中では火がつかない」ってのと同じ事じゃないかな? 火というのは燃え移るという性質(引火って奴だ)があって、それが怖いわけです。水素100パーセントのところに火が燃え移ったら…そりゃあまた“水素爆発”って奴です。いや水素って、“火”じゃなくて“火花”でも爆発するんだよねえ…。

 「1号機が爆発の危険にさらされてます」なんて報道したら、そりゃあ不安を煽っちゃう内容だよね~。いや、不安どころか、外国から内政干渉をされかねないレベルの話だね。しかし政府がマスコミのクチを封じちゃうなんて、ヘタレにもほどがある。今でさえ事故はバレない限り誤魔化せばいい、としか思ってないフシが見受けられるし…(おまけにバレてるし…)。でも、再び原発が水素爆発を起こし、放射性物質をばらまいてしまったら…それこそ日本って国が、国際社会的に終わる時だねえ。

 ふう~、一市民の立場じゃ、何もできない、無力だな。

 
敬称は正しく使おう

 最近では某民放局を中心に「皇后陛下」を「皇后さま」と呼ぶ習慣?があるみたいですが、私はこの呼び方に感心しません。「~さま」という敬称は我々庶民の間で使うべき敬称であって、皇族や貴族の方々には、それぞれにふさわしい敬称があるわけですから「皇后陛下」は「皇后陛下」であって、それ以外の敬称は、昔なら不敬罪に当たるわけです。ま、今はそれで罪にはしませんが…。でも、罪にならなきゃ何と呼んでもかまわないってわけじゃないと思います。

 「皇后陛下」の事を「皇后さま」と呼ぶにあたり、その局のなりの、放送コードとか、思想信条とか、経営母体(ざっくり言えば有力株主の意向)の思惑とか、色々なオトナの事情って奴があるのだろうけれど、日本国で日本の放送局として営業している以上、皇族の方々に対して正しい呼び名で呼ぶことは、大切なのではないかと思いますし、そういう言葉の使い分けには神経を使って、より正しくて伝統的な日本語をマスコミの方々には、使って欲しいと思います。

 それでもまだ、マスコミの「皇后陛下」の扱いは良い方なのかもしれません。と言うのも「皇后陛下」関しては「皇后陛下」と呼ぶ放送局も、まだあるからです。私がもっとキリキリするのは「皇太子妃殿下」の扱いです。だって、どこのマスコミも、ほぼ例外なく「雅子さま」でしょう。本来は「皇太子妃殿下」または「東宮妃殿下」なのに、マスコミでは誰もそう呼ばない。常に「雅子さま」です。

 マスコミの方々は「皇太子妃殿下」に敬意を払うつもりなど、毛頭ないのでしょう。あるいは、敬意など払うほどの方ではないと思って、見くびっているのでしょう。確かに現在の皇太子妃殿下は、ご病気がちだし、公務もお休みがちだし、ご成婚に至る過程でも色々とあった方だし、何かと批判がある事は、私も分かっていますが、敬意を払うべきなのは、そのお人柄に対してではなく(お人柄に敬意を払ってはいけないという意味じゃないですよ:念のため)、その御立場に対して敬意を払うものなのではないでしょうか? つまり、皇太子妃殿下は皇太子妃殿下であるのだから、敬意をもって「皇太子妃殿下」とお呼びするべきではなかろうかと、私は思います。

 人を呼ぶ時は、その敬称も含めて、正しく呼ぶのが、礼儀ではないでしょう。だから、中国や朝鮮半島の方の名前を、以前はその漢字を日本語読みして呼んでいたのを、なるべく現地語に近い発音で呼びましょうと言うことになり、マスコミが率先して、そう行っているじゃないですか。外国人に対して、そういう配慮ができるなら、私たちの皇族に対しても、正しい敬称をもって、お呼びするのがスジってもんだと思います。

 それが現状としてできていないなら、マスコミの方々は“礼儀知らず”と、日本人を始め、諸外国の礼節を知っている方々から、そしられても仕方ないと思います。
 
 
今月のお気に入り  iPhoneのマップ

 これ、便利ですね…。

 知らない所や行った事がない場所に行く時、私が学生の頃でしたら「ぴあマップ」が必需品でした。パソコン時代になってからは、地図ソフトやグーグルマップをプリントアウトしたものを持ち歩いていました。しかし今では、事前にiPhoneのマップで目的地を探して、そこにピンを打ってブックマークに入れておけば、後は現在地からナビしてもらえるようになりました。いやあ、便利便利、地図を読む必要もなく、iPhoneの指し示すままに移動していけば、勝手に到着してしまいます。

 これなら地図が読めなくても、方向音痴でも、間違いなく目的地につきます。車の人はナビの方が便利でしょうが、私のような歩き人間にとっては、iPhoneのマップがちょっとしたナビのような働きをしてくれます。

 それにしても便利な時代になったものです。
 
 
今月の金魚

2011年9月1日(木) カゲムシャ、退院。
2011年9月2日(金) カゲムシャ、トートに食べられてしまったので、再入院。
2011年9月3日(土) カゲムシャ、星になる
2011年9月4日(日) カンロ、やって来る。緋ドジョウ二匹もやって来る。
2011年9月10日(土) チグサ、転覆。
2011年9月14日(水) チグサ、星になる。
2011年9月19日(月) ニシキ、やって来る

 

今月のひとこと

 キング先生の夏のリサイタルが終了しました。今回は、歌のキング先生とピアニストの先生の、絶妙なコンビネーションが楽しかったです。音楽はナマモノなんだと言う事がよく分かりました。それにしても、渋谷は、人が多い(笑)。(2011年8月28日~9月1日)

 コカリナの演奏会に行ってきた。オカリナじゃなくて、コカリナね。初めて聞いたコカリナは、何だか懐かしい音色だった。この音色の感じに一番近いのは…ケーナかな? でもケーナよりも、鋭角に心に刺さって来る様な音色だった。たぶん、エアリード系の楽器(ステージが遠くて、楽器そのものがちゃんと見れなかった)だと思うんだけれど、フルートとはだいぶ違った印象の楽器でした。これでまた、音楽の経験値がアップしました。(2011年9月1~5日)

 私はヲタクですから、アニメとか特撮は結構好きです。でもね、今度の新しい仮面ライダーの「仮面ライダーフォーゼ」ってどうなんだろ? なんか気をそそらないんだよねえ。これから面白くなればいいんだけれど…。(2011年9月5~8日)

 mixiって、招待制と足跡を辞めちゃったんだよね。それでもまだ、グーグルの検索にひっかからない「日記」があるのが救いだね。ところが、ついにはグーグルで検索されるmixiページってのが始まった。なんだろ? Facebookの後追いをしているつもりで、ただの平凡なブログサービスに成り下がっていると感じているのは、私だけ? クローズドな会員制インターネットサービスだった頃のmixiには、個性があったと思う。時流に乗って、オープンなインターネットサービスを目指すなら、徹底した没個性でいかないと…ねえ。なにごとも中途半端はいけません。飲料も熱いか冷たいかだと美味しいけれど、中途半端な室温の飲料は…マズくていけないねえ。(2011年9月8~11日)

 Ceciliaさんお薦めの「響声破笛丸料」を購入、使用してみた。フラシーボ効果も多少はあるだろうけれど、これはなかなか良いみたい。今回は顆粒材を使用したが、トローチやドロップタイプのあるようなので、次はそっちでも試してみたいなあ。(2011年9月11~15日)

 最近、iPhoneで“Zoo kepper”というゲームにハマってます。ただし、オフラインで対戦はしません。一人で、モツモツとやってます。この手のパズルゲームで、自分との戦いかなって思ってますので、他人と競争したくないんですね。他人に負けるのも悔しいですが、勝つのも後味が悪いですからね。戦うならゲームではなく、リアルに肉弾戦でやりたいです(笑)。それなら、勝っても負けてもスッキリするでしょ。(2011年9月15~21日)

 台風一過! こちらは、大きな被害はありませんでしたが…小さな被害がありました。断続的な停電のおかげで、パソコン君が色々と物忘れをしてしまって…せっかく書いたブログの記事もいくつか飛びました(涙)。だから、停電なんて、嫌いさ~。(2011年9月21~24日)

 マスコミは、日本の総理大臣夫人の事を“ファースト・レディ”と呼ぶのを止めてほしい。だって、日本のファースト・レディって、皇后陛下の事でしょ。皇后陛下を差し置いて“ファースト”って何? 明らかな誤用でしょ。日本は立憲君主国だよ。マスコミは率先して、皇室に敬意を表した報道を心掛けてほしいものです。 (2011年9月24~28日)
 
 
 今月は以上です。よろしくお願いします。

2011年9月29日 (木)

サー・ジェームズ・ゴールウェイのマスタークラスを聴講してきたよ その2

 前半のプログラムが終了し、休憩となりました。(前半部分の記事はこちら

 私はまたもホワイエに行きましたところ、みなさん、お茶やお食事に忙しく(12:00開場で17:00撤収の長丁場ですからね)、試奏コーナーは案外人が少なかったので、たまたまアゲハ(My Flute's name)を持って移動していた事もあり、今度は頭部管の試奏をしてみました。

 吹き比べたのは、リップライザ14Kのシルバー管とリップライザ16Kのシルバー管(現実路線でしょ)と、アゲハのオリジナル頭部管(Ag958)です。フルートをまるまる買い換えるのは、経済的負担が大きいですが、それと比較すれば、頭部管だけ交換するというのもアリですからね。

 たかが、リップライザの材質が変わっただけですが、音色は劇的に変わりますね。私の場合、金の含有量が増えるほど、音色が太くなり、いわゆる“フルートの音色”って奴に近づいていきますね。今回16Kまで試しましたが、18Kがあれば、試してみたかったです。

 以前、フルートを買い換えるなら、次は9Kだと言われた私ですが、あれはフルートを丸々買い換える時の話ですね。頭部管だけを買い換えるなら、リップライザを18Kぐらいの高純度のものにした方が良いかもしれないと思いました。いや、管体全体9Kにするよりも、管体はシルバーのままでリップライザをコールドにした方が、たぶん私の好みの音色に近いような気がします。それにしても、オリジナルのアルタス頭部管の音色って、実にすがすがしい音色ですね。

 売店で自分へのお土産として、シンフォニア社刊、ジェームズ・ゴールウェイ著(吉田雅夫訳)「フルートを語る」を買ってみました。今、普通に入手できるのは2009年の再版本らしいのですが、私が入手したのは1985年の初版本だそうです。貴重本らしいけれど、私は本マニアではないので、特に感慨はありません。でも、この本自体、なかなか書店では見かけないので、このチャンスに買っちゃいました。おもしろそうな本ですよ。問題は、私は老眼なので、なかなかページを開くほどのモチベーションが湧かないって事です。誰か、私のために朗読してくれる人、いないかな(爆)。

 後半は本日のメインプログラムで、若手のフルート奏者を受講生に迎えてのマスタークラス(公開講座)でした。実に充実した講座で、受講生たちとゴールウェイの間に、かなり具体的なやりとりがあったのですが、それをここにそのまま書いても、あまり意味がないので、ゴールウェイのひと言の中から、私の気にかかったモノだけをピックアップして書いてみたいと思います。
 
 
 最初の受講生は、私も大好きな新村理々愛氏です。(いつものように、外人さんは呼び捨てですが、日本人には敬称をつけてます。本来、音楽家は公人なので呼び捨てで良いのでしょうが、どうに日本人演奏家を呼び捨てにする勇気や度胸がない私です:汗)まだ高校二年生なんですね。若さをアピールしているのか、ちょっぴりパンキッシュな衣裳でした。曲は、シューベルト作曲の「アルペジョーネ・ソナタ」でした。新村氏の演奏は、私が聞いていると、ファンの欲目もありますが、感動的で完璧な演奏に感じるのですが、ゴールウェイが聞くと、たくさん改善点があるようで…クラシック音楽って、ほんと難しい音楽なんですね。

 フルート奏者のようにフルートは吹いてはいけない。歌手が歌うようにフルートを吹きなさい。

 高い音ほど優しく吹きましょう。

 いつでも次の音を予想しながら吹きましょう。

 八分音符の間でブレスを取る時は、口を開かずに瞬時にブレスをしましょう。その時は、たくさん息を吸う必要はありません(これに限らず、新村氏はブレスの指導をたくさん受けていました)。

 アーティキュレーションは、なるべく優しく柔らかく。

 元々の楽器であるアルペジョーネは弦楽器ですから、ブレスの事を考えずに作曲されているわけですが、フルートはブレスを避けて通るわけにはいかない楽器ですから、ゴールウェイはブレスにこだわった指導をしたんじゃないかな……なんて、素人の邪推ですね(ポリポリ)。

 「フルート奏者のように~」の部分は、ゴールウェイ自身が解説するには、「一般的なフルート奏者は、全般的に音を短めに、また曲を速い速度で演奏する傾向がある」そうなんだそうです。なので、それはヤメにして、たっぷりフルートを鳴らしましょうって言いたかったんじゃないかな~って、これまた素人の邪推を言っちゃいます(笑)。
 
 
 二番目の受講生は泉真由氏でした。この方の音は深々としたもので、ゴールウェイや新村氏とは全然違っていました。おもしろかったのは、この人のフルートが途中で調子が悪くなってしまい、その修理を舞台上でゴールウェイがしたのですが、その間、ゴールウェイのフルートを泉氏が借りて、レッスンを続行したのです。泉氏がゴールウェイの笛で吹くと、さっきまで自分のフルートから出ていた深い音色が、ゴールウェイの笛からは、もっともっと深い音色になって出てきたんですよ。同じ奏者でも楽器が違うと、かなり音が変わるわけです。で、その笛を持ち主に返してゴールウェイ自身が吹くと、あまり深みを感ぜずに、むしろ深さの中にも明るさが感じられる音で鳴ります。奏者が違うと、同じ楽器から、こんな違う音が出てくるだという事が分かりました。おもしろいでしょ。フルートの音って、楽器と奏者の組み合わせで、こんなにも変わるものなんですね。

 この方が演奏した曲は、クーラウ作曲の「6つのディヴェルティスマンより第6番」です。緩急に富んだ、とてもおもしろい曲です。

 ピアノとの音合わせは単音ではなく、ピアノの和音で合わせなさい。

 この曲はインテンポで吹くのは簡単。でも、そう吹いてはいけない。まるで人がおしゃべりをしているような感じで吹きましょう。

 曲のテンポが速くなっても、急いではいけない。しっかり吹きましょう。

 キーは叩かない事。

 アンブシュアの変化を感じながら吹く事。高音は優しい音色で吹く事。

 スタッカートは「分離する」という意味であって「短く吹く」という意味ではないので、あまり短く演奏してはいけない。

 この「ピアノとの音合わせは和音で~」と言うのは、この方だけでなく、次の竹山氏も言われていましたが、ピアノの和音でフルートを合わせる? 目の前で見ましたが、今ひとつ私にはその詳細が分かりませんでした。
 
 
 最後の受講生は、竹山愛氏で、曲は、プロコフィエフ作曲「フルートソナタ第1&4楽章」でした。この方が準備したのは速い楽章を二つだったのだけれど、ゴールウェイが「ゆっくりした楽章も聞きたい」と言い出して、第4楽章に入る前に、初見で第3楽章も吹かされていました。それでも、きちんと吹くんだから、プロってすごいなあって思いました。ちなみに、当然、ピアニストだって、第3楽章は合わせていないわけなので、ゴールウェイからピアニストに対して「ヤマハピアノのような音で弾いてくれ」と注文を出ていました。「ヤマハピアノの音」と言うのは、「リヒテルのような感じ」で弾いてくれという意味なんだそうです。リヒテルは有名なヤマハ弾きのピアニストですからね。

 常に次の音を想像しながら吹く事。音程をフルートに任せる事なく、歌の音程で、歌手のようにフルートを吹く事。

 ランパルの演奏をよく聞いていると思うけれど、彼の演奏は参考にしてはいけない。ランパルという人は、あまり曲の練習をしないまま録音をする人だから。

 キーは叩かない。指はあげすぎない。

 高音は、無理やりの力付くのような音では吹かないように、必ずアンブシュアを変えて優しく吹いてください。

 途中、ランパルを腐す様な発言をしてますが、これは単純にランパルとゴールウェイでは曲の解釈が違うって事だし、だから(ランパルのコピーでなく)あなたもあなたの解釈でこの曲を吹きなさいって言いたかったのではないかなって思います。ただ、ゴールウェイの経歴を見ると、彼はランパルとは幾分かの接点があったようで、たぶん本当にランパルって人が(練習もせずに)なんでもヒャラヒャラ演奏しちゃうタイプの方だったのではないかって推測できますね。
 
 
 そうそう、マスタークラスでは、スライドで楽譜を大写しにし、聴講生たち(つまり私たち)は、その楽譜を見ながら、レッスンを聞いていたのだけれど、その時私は気がつきました。それはいつのまにか、私、楽譜が読めると言うか、今、楽譜のどの部分を吹いているかが、即座に分かるようになっているって事です。いやあ、長い間、私は自分が楽譜を読めない人間だと思っていたし、今だって、厳密に言えば、楽譜の読めない人間なんだと思うけれど、少なくとも、演奏を聞いて、今、楽譜のどの部分を演奏しているかが分かるようになっていました。そんな自分にビックリです。いやあ、進歩発展上達ですわ。

 しかし、ゴールウェイを含めて、四人のフルーティストの音を聞きましたが、みんなそれぞれ音が違う。そして、ゴールウェイの笛の音は、生で聞くと、ごくごく平凡なフルートの音だった事にビックリ。でも、その平凡で奇をてらった感じのない音が、なんかとても美しいのですよ。これもまた不思議な事です。おもしろかったですよ。

 “万人が思い描くフルートの美しい音色”って、もしかすると、ゴールウェイのフルートの音なのかもしれない…そう思いました。
 
 
 最後は質疑応答のコーナーで、二つの質問が出ました。

 Q1)オーケストラでの演奏と、ソロでの演奏では、どういった点が違いますか?

 A1)どこも違わない

 バッサリでした(笑)。ただ、ソロで演奏する時には、音をより飛ばさないといけないと言ってしました(そのためには、ソノリテをたくさん練習する事とも言ってました)。ただし、ベルリンフィルで吹いていた時は、オーケストラの中にいても、ソロで演奏する時のような感じだったそうです。

 Q2)フルートの組み立て方について。頭部管はどのような向きで組み立てますか?

 A2)気にした事はない。ほぼ中央に揃えて組み立てていると思う。なるべく外向きにならないように気をつけている。

 合わせて、フルートには、上から息をしっかりと吹き込むと言ってました。あまり外向きにすると、上から息を吹き込むのが難しくなるでしょうね。

 質問の挙手はまだあったけれど、三問目に入る前に、ゴールウェイ自らが立ち上がって質問を制し、おもむろに、ドビュッシー作曲の「シランクス」を吹き始めました。今回はマスタークラスだったので、ゴールウェイは部分部分でフルートを吹いてましたが、全曲を通してフルートを吹いてはいなかったわけで、最後の「シランクス」はお客さまサービスの演奏ってところでしょうね。

 最後の最後で、ゴールウェイの短いスピーチがありました。社交辞令かもしれないけれど、また日本にやってきたいと言ってました。そして、次はもっと長い日程でマスタークラスをしたいと言ってました。次に来る時は、エチュードの大切さについて、もっと語りたいとも言ってました。

 ゴールウェイって、その演奏が素晴らしいので、ついつい大きく見えてしまいますが、よく見てみると、彼の身長って、日本女性とほとんど変わりませんでした。つまり、白人男性としては、破格にチビなんでしょうね。でも、そんなオチビさんが、ステージでは大きく見えるわけで…それだけ彼は“フルートの巨人”ってわけなんだと思います。

 それと人柄はとてもフレンドリーのようで、終始、アメリカン・ジョークをチョロッチョロッと挟み込んで話してました。こういうファンキーなジジイって、私は大好きです。ただし、通訳さんは、そのジョークのすべてを拾ってくれたわけではなかったのが残念ですが、それって通訳としては、ごくごく常識的な判断で、あるべき姿なのかもしれません。だって、ジョークを全部いちいち訳してしまうと、客であるこちらは、それを真に受けてしまいますからね。ジョークは取捨選択して訳されていたのは、通訳として正しい判断だと思います。

 どうやら、私は、ゴールウェイのファンになってしまったようです。

 マスタークラスは16:45まで行ってましたが、会場アナウンスでは17:00までに会場から撤収してくれと言っていたので、急いで会場から出ました。あれだけの人数が一度に会場を後にして駅に向かったのですから、当然、帰りの電車の中は、笛吹きだらけでした。

 その中、ムラマツ特製のワンコのフルートバッグを持った女の子がいました。いやあ、ワンコのフルートバッグ、実際に使われているを見るのは始めてですが、カワユシですなあ~、茶色のダックスちゃん、サイコー。思わず、フルートバッグに釣られて、後追いをしそうになっちゃいました(それじゃあ、ただの変態オヤジじゃん)が、そこをグッとガマンして帰りました。

 ああ、楽しかった。

2011年9月28日 (水)

サー・ジェームズ・ゴールウェイのマスタークラスを聴講してきたよ その1

 やっぱり、今週は何を差し置いても、この記事はアップしないといけないでしょうね。それは、サー・ジェームズ・ゴールウェイのマスタークラス[東京会場]を聴講してきた記事ですよぉ~。

 はい、万難を排して、行って参りました。これはやはりフルート界の一大イベント(?)だったのかな~って思います。と言うのも、会場に向かう電車の中で、日頃は見かけない、フルートバックを小脇に抱えた妙齢のご婦人方を実にたくさん見かけました。『まさか…みんな、ゴールウェイに行くの?』 はい、皆さん、私と全く同じ電車に乗って、マスタークラスに行っちゃいました。

 ええ~! ウチの地元に、こんなにたくさん、フルートを吹く淑女たちがいたんだ~。驚き。いや、地元どころか、目的地が近づくにつれ、フルートバックを持った美しい方々がドンドン乗ってくるではありませんか! ええ~! こんなに笛吹きさんがいるんだあ~。驚き、驚き。

 東京会場になったのは、京王線東府中(駅前が東京の割には寂しかったです)の駅から徒歩10分ちょっとのところにある“府中の森芸術会館”の“どりーむホール”です。収容定員が2000名ほどの大ホールでしたが、当日はその約半分の1000人くらいの人が集まったと思います。大きなトランクを転がしていた人も大勢いらっしゃいましたから、泊まり掛けでやってきた人もいたんでしょうね。普段着でフラっと来ちゃった私(笑)は、なんとなく申し訳なかったです。

 皆さん、どれくらい力が入っていたかと言うと、女性の皆さん方は、キチンとオシャレしてましたね。府中はやっぱり東京なわけで、女性のオシャレセンスもなかなか都会的で素晴らしく、とても良い目の保養になりました。いや、オシャレセンスだけでなく、美人な方も多数いらっしゃって、フルートのマスタークラスに来たのか、オシャレなご婦人方を鑑賞に来たのか分からなくなりました。フルートを吹く女性って、やっぱりオシャレ心に富んだお美しい方が多いんでしょうね(この部分は、おべっかや社交辞令でなく、割と本音です)。

 対して、男性は真逆で、普通の“疲れたオッサン系”が八割、残りの二割が“遊び人系”でした。私は…見るからに遊び人っぽい格好で行って、ちょっと浮いてました(笑)。いやあ、湘南の町歩きのファッションそのままだと、府中では浮くね(涙)。府中って…南国じゃないんだね(汗)。

 開場から開演までは約1時間ありましたが、その長い時間はホワイエで、物品販売とフルート試奏のコーナーがあり、それなりに時間がつぶせて楽しかったです。

 フルート試奏は、ナガハラフルートのみでございました。今や、ゴールウェイと言うと、ナガハラフルートですからね。しかし、これだけの笛吹きが集まったんだから、ムラマツさんくらいは来るかなって思っていた私は、甘かったです。

 せっかくだったので、ナガハラフルートの試奏をしてきました。とは言え、会場はホールのホワイエですから、微妙な音色までは分かりませんでした。持った感じとか吹奏感の感想のみです。

 最初に手にしたのは、10Kモデルです。元々、ムラマツさんが来ていたら9Kゴールドを吹こうと思っていたので、それに一番近い感じの10Kを吹いてみました。吹いた感じは……「なんじゃい、これ!」 いやあ、これは手に負えません。すっごい抵抗感。かなり本気を出さないと、音なんか鳴りませんよ。フルート吹いているのか、パワーブリーズをやっているのか分からないくらいです。聞けば、このフルート、10Kと表記されているけれど、ライザ(とリッププレートの一部)はプラチナなんだそうです。おまけに歌口のカットも通常モデルとは違えてあるそうです。

 「なんなんですか? このフルート。やけに吹きづらいですよ」と言ったところ、この10Kモデルの頭部管は、ゴールウェイモデルの頭部管が装着されているのだそうです。…だから、ライザがプラチナで、なおかつ、カットも変えてあるわけね…。とにかく吹奏感が重くて吹きづらかったです。いかにも“プロ奏者用のフルート”って感じでした。

 10Kのモデルが手に負えないと分かった私は、次に950シルバーを試奏しました。あの手に負えなさ具合が、ゴールウェイモデルだからなのか、それともナガハラフルート全般がそうなのか、確かめたくなったからです。

 950シルバーは、10Kと比べると、かなり快適に吹けました。やっぱり、10Kモデルがシンドかったのは、ゴールウェイモデルの頭部管のせいですね。ゴールウェイに憧れて、試奏もせずにこの頭部管付きのフルートを購入すると、エライ目に合うわけだな…。

 いやあ「シルバーは楽だなあ~」なんて思いながら、しばらくピーヒャラやっていましたら、なんか段々シンドクなってきました。ナガハラフルートは通常モデルでも、抵抗感アリアリのようです。まあ、ゴールウェイモデルほどではないですが、こいつも手強いです。しかし、この手強さは、毎日練習しているうちに手なづける事のできる範囲の手強さですから、もしもナガハラフルートを購入する事になっても問題ないです。…と言うよりも、自分の実力よりも、ほんの少し難しいフルートを購入するのが善ですから、そういう意味では、ナガハラフルートは、買い換えフルートの候補に上がりますね(お値段が、お高いですけれど)。

 シルバーの次は、通常モデルの16Kを吹いてみました。吹奏感は950シルバーと大きく変わりませんでした。やはりゴールウェイモデルは特別だったようです。

 しかし、もう少し静かな会場で試奏してみたかったです。ナガハラフルートはなかなかいい感じの音色だったと思いますが、その傾向が分かるほど、音を聞くことはできませんでした。ううむ、残念。

 そうこうしているうちに、1stベルがなったので、会場に入りました。全席自由席だったので、私は前から10列目くらいの良い場所をゲットできました。ただ、席の位置はよかったのですが、問題は、私の隣に座った若い女性二人組です。会場はスカスカなのに、わざわざ大きな私のすぐ隣に座って(私も狭いが、彼女らも狭いでしょ)、そこでペチャクチャ始めました。開演までずっと大きな声でしゃべり続け、開演後も絶える事なくコソコソとしゃべり続け(小声のおしゃべりって、結構、気になるのよ)、フルートの実演には加わらず(ってかフルート奏者ではなかったのかな?)、マスタークラスの後半の半分ぐらいまでいたら、途中で帰っていきました。あの人たちは、なんだったんだろう?(途中で帰った人は、この二人に限らず、そこそこいましたねえ。)

 さてさて、マスタークラスの最初のプログラムは「聴講者のためのスケールとソノリテ」でして、これはゴールウェイ本人が、本日のお客さんたちに向かって1時間ばかりグループレッスン(それも超巨大グループレッスンですね)をしてくれるというものでした。

 内容は「フルートの持ち方、構え方」「アンブシュア」「ソノリテ」「スケール」という四部構成でした。いずれの内容も興味深かったですよ。ごくごく当たり前の事(でもゴールウェイが言うと言葉の重みが違いますね)だったり、初耳の事だったり、実に多くの事を学び/確認できました。とは言え、その大半は、言葉で書き表すのが難しいような事ばかりだったので、例によって、私の独断と偏見でいくつかの内容をかい摘んで、書いてみると…。

  フルートは脚を開いて、上半身が自由に使えるように楽に立つ事。

 指は伸ばさずに、丸めて、モノをつかむような形でフルートをつかんで構える事。

 右手の親指の位置は大切。広げすぎないように。右親指以外の指がすべてフルートから離れてしまっても、しっかりフルートが固定できるように持つ事。

 手首の角度に注意。特に、薬指や小指がキーに届かないと言っている人は、手首を曲げすぎている事があります。

 アンブシュアは口を横に引いて笑顔の形から作る必要はありません。ただし、フルートを吹く事自体はショービズなので、笑顔そのものは絶やさないように。

 下のクチビルをやや外側にめくり、その上から上クチビルをかぶせていくようにしましょう。

 音程でアンブシュアは刻々と変化していきます。常にその音程にふさわしいアンブシュアを作りながら演奏しましょう。アンブシュアのコントロールは下アゴで行います。

 フルートは常に優しく柔らかい音色で吹いてください。決して、力付くで吹いたり、乱暴に吹いてはいけません。

 Don't hit the keys! …フルートのキーは決して叩いてはいけません。指の動きはなるべく少なめにしてください。キーを叩く音は、レコーディングの時に、すべて録音されてしまいます。

 ソノリテの練習では、一音一音を丁寧に吹いてください。ヴァイオリニストが次の音を予測し、弦を押さえる位置を考えるように、フルーティストも次の音の音程を予測しながら吹くようにしてください。

 ヴァイオリンは音程に応じて移弦しながら演奏します。フルートも音程に応じて、アンブシュアを変えてください。音程が跳躍する時は、かならずアンブシュアの調整も同時に行ってください。

 ソノリテの練習はとても大切ですが、だからと言って、こればかりを練習してはいけません。ソノリテは、せいせい、毎日30分程度やれば十分です。

 EbやC#は誰が吹いても、音程が不安定になります。これはフルートに構造上の問題があるからです。だから、この二つの音を吹かなければいけない時は、しっかりと音程に注意し、演奏者が音程をコントロールしてあげないといけません。

 フルーティストは、常に美しい音を求めてください。フルートを乱暴に吹いてはいけません。

 スケールを速く演奏する必要はありません。速く吹くよりも、一つ一つの音をしっかり吹く方がよほど大切です。

 皆さんはすぐに曲の練習をしたがるけれど、曲の練習をしても、フルートは上達しません。それよりも、しっかりとエチュードの練習に励みましょう。エチュードからは、実に多くの事が学べます。

 だいたい、こんな感じかな?

 ゴールウェイはフルートの構え方とアンブシュアにかなりのこだわりがあったようです。笛吹きにも色々な流派のようなものがあり、構えとかアンブシュアとかにも、いくつかのパターンがあるんだと思います。だからこそ「私は、この構え方、このアンブシュアが正しいと思っているだ!」という願いでゴールウェイは、そのあたりを強調していたのだと思います……が、ゴールウェイが言っていた事って、私が初歩の段階で先生から習った事と全く同じだったので、私個人にとっては、新鮮味がありませんでした。なんか、残念です。って言うか、ゴールウェイが言っている事は、日頃から先生に注意されている様な事ばかりでした。やっぱり、自分の先生を大切にして、しっかり学んでいく事が大切なんだなあ…と改めて思いました。

 しかし、ソノリテの練習は一日30分まで、と言うことは、逆に言うと、毎日30分はソノリテ練習をしましょうって事なんでしょうね(嘆)。そんなにできないよぉ~。

 このゴールウェイのグループレッスンまでが、前半の内容で、この後、休憩に入りました。舞台上にいた人たちはほとんど、休憩になるとすぐに楽屋に戻りましたが、ゴールウェイ自身は舞台に残って、しばらくフルートを吹いていました。やがて、裏方の人に呼ばれて、楽屋に戻りましたが、ゴールウェイって、タフだし、ほんとにフルートが好きなんだなあって思いました。

 そうそう、どうもゴールウェイって、気さくなで冗談好きな、アメリカのショービズ人間って印象ですね。いい人のようです。私は今まで「ゴールウェイ?」って感じで、ちょっと斜に構えていましたが、この気さくなジーサマが気に入ってしまいました。ちょっぴりファンになったかも。

 休憩後の話は、こちらです。

2011年9月27日 (火)

しっかりジラーレして、アクートしましょう

 声楽のレッスンに行ってきました。

 まずはじっくりと発声練習をしました。Asまでをしっかりと出せるようにしましょうって感じです。

 そのためには、きちんと舌根を下げる事を注意されました。もちろん、私は決して舌根が上がった、いわゆる“団子声”とは違うと思いますが、ステップアップのために、再確認って感じです。とにかく、舌の中央部を窪ませ、舌を前に出し、その上で舌根を思い切り下げる…正直、ここまでやると、嘔吐しそうになります。その嘔吐寸前のギリギリまで舌根を下げ、口を開く事が今後の課題です。これをマスターするのが、第一段階で、この次の段階では、さらにノドの上の方を開く事になるわけだけれど、今はとにかく舌根を下げる事をカラダに覚えさせます。

 もちろん、レッスンだけで簡単に身に付くはずはないので、自宅練習をしっかりしないといけないのですが、先生から一点注意を受けました。それは「この練習は遅い時間帯にやらないように…」という事です。その理由は…舌根を極限まで下げて発声すると、それこそ、プロ並の音量で声が出てしまうからです。夜更けに住宅街でオペラ歌手が発声練習をしたら…そりゃあ迷惑ですねえ(汗)。なので、この練習はなるべく早い時間帯で練習するように言われました。

 次はコンコーネです。まずは9番。前回よりは、かなり良く歌えていたと思いますが、最後の「レードシドレミファソラーラ」の高いラ(As)がなかなか届きません。意識を高めにもっていき、どうにか音程的に届かせると、今度は声がキレイに発音できずに、ザラついた声になってしまいます。つまり、音質優先で行くと音程的に届かず、音程優先で行くとザラついた声になってしまい、音程と美声の両立が難しいわけなんです。

 どうも原因として考えられるのが「脱力のしすぎ」。以前の私は無駄に力の入った声で歌っていたわけで、そこを回避するために、ここんところは脱力メインで歌っていたわけですが、振り子の振り幅が常に大きい私は、今度は脱力をしすぎているようです。

 脱力は必要ですが、力を抜きすぎて肝心なところまで脱力しちゃいけないんです。今の私は、ノドを楽にしすぎて、声帯も楽をしちゃっているようです。声帯が楽をしたまま、高い声を出そうとするので、声帯がきちんと振動せずにザラついた声になるわけです。ですから、その解決方法は、声帯をピンと張って、発声する事。つまり、脱力ベースのまま、声帯を張る力だけを入れて発声するわけです。声はしっかりアクート(叫び)しましょうって事です。もちろん、そのまんまアクートしては、ただの叫びですから、音楽的に美しい叫びにするために、ジラーレ(音をまわす)事は大切です。これ、結構難しいですよ。

 色々とトライ&エラーをしましたが、結局「Asを出す時に、発声と同時に両手でガッツポーズをとる」とうまく行きました。不思議ですね。このガッツポーズのカラダの使い方で、腰や背中、ノドや声帯の力の入れ具合がいい感じになるようです。しばらくはガッツボーズと一緒にAsを出すことで、カラダの動きを確認し、やがてはポーズなしてでも楽にAsを出せるようにしたいです。とりあえず9番はこれで合格。しかし当分の間、このコンコーネ9番の、このフレーズを使って、ガッツポーズの練習を繰り返したいと思います。

 コンコーネ10番も合格しました。9番を歌って、声の道が開いたので、楽に歌えたのだと思います。次回からは11番と12番です。頑張りましょう。

 イタリア古典歌曲は、下手過ぎる「Tu lo sai/あなたは知っている」です。先日の声楽遊びの時(まだ記事をアップしていませんね:汗。記事は書きましたが、なかなかアップできる余裕がないので、このまま“お蔵入り”してしまうかもしれません)にも、この曲のレッスンを受け、音程と語尾の処理を注意されたので、そのあたりの練習をした上で、この日のレッスンに臨みました。

 歌ったところで…う~ん…って感じだったようです。とりあえず、現時点でできる事はやり尽くしたという判断で、この曲は再度凍結、店晒しとなりました。また、しばらくして私が上達したら、この曲をひっぱり出してみましょうという事になり、「Tu lo sai/あなたは知っている」はこれにて終了です。

 次回からはモンテヴェルディ作曲の「Lasciatemi morire!/私を死なせて」です。しっかりと高いGを歌う練習ですね。ガッツポーズで歌わないと! で、これが終わったらグルック作曲の「ああ、私のやさしい熱情が/O del mio dolce ardor」に行きましょうと言われてます。でも、この曲は高いAがあるんだよ。いくらガッツポーズをしても、今の私に高いAを白玉音符で歌えるかしら?

 とにかく、ゆっくりゆっくりと一歩ずつ前に進んでいきましょう。

2011年9月26日 (月)

初めて? ソロヴァイオリンのコンサートに行ってきました

 実は先日(と言っても、もう二週間くらい前になるかも…。なにしろ、1日1記事だから、ドンドンアップすべき記事が溜まっていってしまう:涙)、たぶん、私の記憶だと、初めての、ヴァンオリンのソロのコンサートに行ってきました。あ、ソロと言っても、ピアノの伴奏付きです。ヴァイオリンと伴奏ピアノのコンサートね。

 若手で留学帰りの演奏家の卵の方のコンサートでした。曲目は、アンコールピースばかりを集めた、初心者向けのチャリティーコンサートだったのですが、そういう曲目だったので、ヴァイオリン初心者の私は、結構楽しめました。

 エルガーの「愛の挨拶」、マスネの「タイスの瞑想曲」、ドヴォルザークの「ユーモレスク」、ドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」、サラサーテの「チゴイネルワイゼン」…ね、楽しそうでしょ。他にもヴィニアフスキーとかショーソンやブルッフの、ちょっと詳しい方向けの曲もやっていましたが、私はこの初心者向けの選曲でもうお腹一杯になりました。

 腕はもちろん良いのだけれど、楽器が良いねえ。渋くて、泣きの似合う楽器でした。

 お恥ずかしい話だけれど、私は「ユーモレスク」にグッと来ちゃいました。実は今まで、私はこの曲の事を、軽薄でノリだけの曲と思って、バカにしてました。オリジナルのピアノ曲にしても、フルート演奏にしても「ケッ!」とか思って聞いていました。

 ところが、ヴァイオリンで演奏すると…泣けるねえ…。この旋律とヴァイオリンの音色がピタッと合って、思わず泣けてくるんだよね。特に、きかせどころに、サラと入る、何とも言えないヴァイオリンの重音の響きが、私のハートをがっちりつかむんだ。ヴァイオリンなんて、フルートと同じ単旋律の楽器なのに、時々、和音が使えるんだよね。この要所要所で奏でる重音(和音)が、まるで隠し味のように効くんだよ。

 こういう、泣きの音楽は、ヴァイオリンじゃなきゃダメだな。

 今までも、オーケストラの中で、あるいはオーケストラとの協奏曲の形で、何度もヴァイオリンソロを聞いてきたのに、今回の演奏は今まではちょっと違って格別なコンサートでした。おそらく、演奏がうんぬんではなく、私の中で、毎日ヴァイオリンの練習をしているために、心の“ヴァイオリンのチャンネル”が開いて、ヴァイオリン音楽がより良く通じるようになったのだと思う。なんて言うのか、ヴァイオリン音楽をちゃんと聞く準備がやっとできた…って感じかな。

 ヴァイオリン…そして、弦楽器って、哀愁があって、いいねえ~~。

 こういう言い方はちょっとおこがましいかもしれないけれど、音楽をちゃんと聞くには、下手でもいいから、楽器ができるといいのかもしれないと思いました。少なくとも、私は歌とフルートとヴァイオリンは、自分でやり始める前とそれ以降では、明らかに聞いていても、その聞き方が変わりました。きっと、ピアノのお稽古をすれば、ピアノ音楽がより深く楽しめるようになるんだろうし、アマオケに入ればオーケストラ曲がもっと身近に感じられるようになるんだろうな。

 身近に……つまり、音楽が自分事のように感じられるようになるって事だね。

 オトナから音楽を始めても、上手な演奏家には、最初から慣れないけれど、もしかすると、上手な観客にはなれるかもしれない…なんか、そんな気持ちになりました。

 しかし、ヴァイオリンって、音色が多彩だねえ、本当に色々な音が出るんだなあ。
 
 
 さて、ヴァイオリン独学練習報告です。今回、篠崎教本はどこまで進んだのかと言うと…。

103番「アンダンティーノ」 OK。難しかったよ。時間がかかったよ。スラーも難しいけれど、緩急の差をつけるのが難しかったけれど、散々やったおかげで、なんとなくpの感覚が分かってきたような気がする。歌でもそうだけれど、fよりもpの方が難しいね。

104番「春の使」 OK。実はこの曲を練習しながら疑問に思ったのは、休符の時の弓の扱い方。休符の時って、弓を弦から離しちゃうのかな? それとも弦の上に載せたまま動かなければいいのかな? 先生が居れば質問すればいいだけの事だけれど、独学だとこういうツマラナイ事が解決できない。どっちだろ? とりあえず、細かいところは目をつぶって練習してみたよ。私的には弦を載せたまま動きを止めた方が楽なのでそうやって練習しておいたけれど、どうなんだろ? とりあえず、休符の扱い以外はまあまあだと思うので良しです。 

 
 二週間という時間があったのに、進んだのはこれだけ。まあ、だんだん課題が難しくなってきたというのもあるけれど、今回は平日がとんでもなく忙しくて、なかなかヴァイオリンに触る時間が作れなかった事と、休日もたくさんあって、休日は忙しく出歩いてしまうので、これまたヴァイオリンに触る時間が作れなかったというダブルパンチでこんなになってしまいました。

 でも、辞めずに続いているんだ。エライもんだよ…と、とりあえず自分で誉めておきます(笑)。いやあ、自分で自分を誉めでもしないと、なかなかモチベーションもキープできなくてね。とにかく、一歩の歩幅は短くても、前に進む事が大切、と今は割り切って考えてます。

 「継続は力なり」という言葉だけを信じて、ガンバってるよ。

2011年9月25日 (日)

憧れる心、飽きない心、諦めない心[2011年9月第4週・通算32週]

体重:103.2kg[+0.6kg:+3.2kg]
体脂肪率:30.6%[-0.1%:+0.5%]
BMI:32.6[+0.4:+0.6]
体脂肪質量:31.6kg[+-0.0kg:+1.3kg]
腹囲:102.0cm[+2.0cm:-9.2cm]
     [先週との差:2011年当初との差]

 オトナが趣味を続けるのって、実は大変な事だと思います。なにしろ、オトナの双肩には“生活”がかかっていますからね。まずは生活ですよ。せ・い・か・つ! 生活を成り立たせた上でないと、オトナは趣味に没頭できません。そして、この“生活”って奴が意外とタフな野郎で、こっちが毎日毎日真剣に取り組んでやらないと、勝手に壊れてしまうという、なかなかキビシイものであったりします。

 そんな強敵である“生活”と戦いながら、趣味に邁進できるオトナは、ある意味、立派な戦士と言えるでしょう。

 オトナが趣味を続けるために必要なもの…それはたくさんあります。例えば金銭的余裕でしょ、例えば自由になる時間でしょ、例えば理解ある家族でしょ…。そう言った外的要素はもちろんですが、音楽を続ける本人にとっても、必要な内的要素と言ったものがあるのではないでしょうか。

 私は音楽が趣味なので、音楽を例に、つらつらと考えてみたところ、オトナが趣味を続けるために、必要な内的要素として、三つほどのモノがあるのではないかという結論に達しました。私自身が満たしているかどうかは別として、これら三つのモノ、つまり“三つの心”が、オトナの趣味を支えている源なのではないでしょうか。

 これら“三つの心”とは「憧れる心」「飽きない心」「諦めない心」の三つです。偶然ですが『三つの“あ”』でございます。

 最初は「憧れる心」 大好きなあの曲を演奏できるようになりたい。あのプレイヤーのように格好良く演奏してみたい。あんな素敵の声で熱唱してみたい。大きなステージでライトを浴びて歌ってみたい。次の教則本に取り掛かりたい。楽団の1stプレイヤーになりたい。コンクールで金賞が欲しい。女の子にモテモテになりたい…。

 こういう野心というか、望みというか、憧れる心がある人は、趣味を続けられると思います。ザックリ言えば「モチベーション」とか「向上心」って奴を持っている人って事ですね。目標によっては、下品にも思えるものもありますが、でもでも、目標を持って、そこを目指しているって、素晴らしい事だと思います。その夢の実現を目指し、あるべき自分の姿に憧れる人、そんな人だけが音楽を続けられるのでしょう。欲のない人では趣味も継続しないかもしれません。

 次は「飽きない心」  趣味を続けていくって、楽しい事ばかりではないですね。特に基礎基本技術を習得している最中は、何度も何度も同じ事ばかりを繰り返していたりします。練習と称して、日々同じ事の繰り返しが延々と続く事だってあるわけです。いや、音楽の趣味なんて、実はそういうものなんです。

 毎日(の余暇の時間)の人生を、音楽にささげ続けていくわけです。端から見れば、その行為は、ある意味、河原で石を積み上げているような、果てのない所業に見えるかもしれません。一見、河原の石積みにも思える事が平気でできる、飽きない心が、音楽を趣味としていくには、必要なのだと思います。

 練習せずに上達する事などありえませんし、上達せずに趣味を楽しむ事などもありえませんからね。

 最後は「諦めない心」 上記で「飽きない心」について書きましたが、それでもやはり、我々は生きた人間ですから、同じ事の繰り返しには、やがて飽きが来ます。

 音楽の上達なんて、最初のうちこそバンバン進むし、上達も目に見えてガンガンするけれど、何事も停滞期と言うか、壁のようなものがあります。最初の初心者の時代を過ぎれば、テクニックなんてものは、実はそんなに大きく上達するわけじゃないんです。そこから先は、それこそ、半年単位、一年単位で少しずつしか上達しないし、オトナの場合、練習時間がままならない事もあって、むしろ下達(笑)することだってあります。

 この前まで出来ていた事が、ちょっと練習できない日々が続いて、久しぶりにやってみたら、全然出来なくなっちゃった~……なんて、オトナの趣味ではよくある事。そこで「ああ、つまんないや~」と放り出してしまったら、それでお終い。それで諦めずに、崩れてしまった河原の石を再び積み始める事ができる人、音楽に愚直にまで取り組んでいける人が、音楽を楽しめるようになるんじゃないでしょうか?

 子どもなら、ちょっとサボっていたら、親とか先生とか先輩とかが、叱ってくれるけれど、オトナの趣味だと、誰も注意してくれないし、叱ってもくれないし、励ましてもくれない。ただただ、自分の心だけが頼りです。どんなに下達しても、ネバー・ギブ・アップで、前に進める心が必要です。

 そんな風に考えると、オトナの趣味として、音楽をやっている人は、ある意味、精神的なエリート、心が強い人なのかもしれません。もちろん、最初に戻りますが、心だけではなく、経済的にも環境的にも恵まれている事が必要ですけれど…。

 …ん? 音楽に限って考えてみたけれど、音楽に限らずに、勉強であれ、スポーツであれ、何にでも通用するのかな? この「三つの心」は。

 オトナになって、遊びながら暮らすには、経済力とか、時間をひねり出す工夫とか、家族の愛とか、たくさんの条件が必要だけれど、本人自身にも「憧れる心」「飽きない心」「諦めない心」という“三つの心”が必要、って事で、まとめていいですか(笑)。

2011年9月24日 (土)

ニシキさんがやって来ました

 久しぶりに東錦(あずまにしき)が我が家にやってきました。東錦という種類は、オランダ獅子頭系の金魚で、ざっくり言えば「三色オランダ」ってところかな? 体型はオランダ獅子頭と同じだけれど、体色がかなり違います。白をベースに、背中は皮膚の下から青色がのぞき、皮膚には赤と黒の模様が個性豊かに描かれ、それを透明なウロコが覆っています。なかなか派手で華麗な金魚です。欠点は…琉金ほどではないけれど、他のオランダ獅子頭たちほどカラダが強くない事かな? まあ、丁寧に飼ってあげましょう。

 ウチに来た東錦の子はニシキと名付けました。妻は「東錦だからニシキ? あなたにしては単純ね~」と言ってましたが、実は私、この子を上から見た時に、三色の錦鯉をイメージしたんですよ。で、ニシキって名付けたんだけれど…「東錦だからニシキ」でもいいや(笑)。ちなみに、1680円でした。

 ですから、ニシキは上から見ると、なかなかの美形金魚です。横からみても、右半身はなかなか美しいですが…左半身を見ると、模様が少なくて、全体にボーっとした感じで、ちょっぴり残念です。まあ、2000円未満の東錦ですから、こんな感じなんでしょうね。動きはまだまだ幼い感じでキャピキャピしてます。

 ニシキは、まだまだ小さい子です。カンロとだいたい同じ大きさです。最初こそは単独行動が目立っていましたが、ここのところはカンロと行動を共にし、色々と水槽のルールをカンロから教わっているようです。なので、今はこの二匹がキャピキャピしていい感じですよ。

 カンロはなかなか察しの良い子で、金魚にしては賢い部類に入ると思いますが、ニシキはどうもあんまり賢くないみたいです。カンロって親切なのかな? あれこれ、カンロがニシキの世話を焼いているんですね。どうも、いいカップルのようです。

 そう言えば、ついこの前までキャピキャピしていたジュナですが、いつの間に、大人びてしまいました。カワイイは可愛いのですが、なんかちょっと落ち着いちゃいました。

 イメージとして…、サクラ(オバチャン)・ジュナ(女子学生)・カンロ(小学校の男子学級委員)・ニシキ(女子小学生)って感じかな? 大きさも、大・中・小・小だしね。

 金魚はしばらく、この組み合わせで落ち着いてくれるといいなあ。

 緋ドジョウのチビが最近体調が悪そうなのが気がかりです。この子も長生きだからねえ。

2011年9月23日 (金)

メトのライブビューイングで「ワルキューレ」を見てきました

 お盆あたりから、築地の東劇で毎日、メトロポリタン歌劇場のライブビューイングをアンコール上映してます。私がやむなく見逃してしまったワーグナー作曲「ワルキューレ」の再上映をしてくれると言うので、さっそく行ってみました。なにしろ、メトでは今年と来年の二年かけて「ニーベルングの指輪」のチクルスをやってくれるわけですし、せっかく「ラインの黄金」を見たのに「ワルキューレ」見逃すわけにはいかないじゃないですか? ってか「ワルキューレ」無しの指輪って考えられないでしょ? 私だって、本当は万難を排して「ワルキューレ」を見に行きたかったけれど、本来の上演日が声楽の発表会だったんだから、行けなくても仕方がないじゃないですか!

 そんな私のような境遇の方が大勢いたのか、東劇はなんとほぼ満員でした。あの、決して大きいとは言えない劇場に、人がミッチリですよ、いやあ、オペラって人気がないとばかり思ってましたが「ワルキューレ」は別格なのかな? 券売所もいつもの場所(一階)だけでは客がさばききれず、臨時の券売所を劇場の入り口(三階)に作って、そっちに客を誘導していたくらいですから。

 とにかく、あの劇場に人があふれていました。なんにせよ、活気があるのは良いことです。

 しかし、私は男性ですから問題ないのですが、ああいう古い施設の弱点って女性トイレなんですよね。これだけ大勢の人が集まり、それも大半は女性でしょ。そこへ持ってきて、オペラ映画って上映時間がやたらと長いわけです。ちなみに「ワルキューレ」の上映時間は5時間14分です(驚)。普通の尺の映画の約三本分なわけで、当然、休憩も二度ほど入ります。で、その休憩時間が10~15分しかないわけで、こんな短い時間でトイレが済ませないといけないので、そこはもう…静かにして過激な女の争いが勃発するわけです。

 劇場内の施設だけで、全員が用を済ませられるわけではないので、かなりの人が劇場を飛び出て、外部のトイレを利用した(ちなみに妻は、近所のコンビニで買い物してトイレを借りました)わけだけれど、それでも休憩終了までトイレの列がハケる事はなく、また、ナマのコンサートとは違って、映画なので休憩時間がバッチリ決まっていて、女性客のトレイが終わるまで、次の幕を待つ…なんて事はありえないので、やむなくトイレの列に並ぶだけ並んだにも関わらず、目的を果たせずに、泣く泣く座席に戻っていった女性の多いこと。ほんと、こういう時は、男に生まれた幸せを感じますね。

 しかし、用を済ませたいのに済ますことができず、問題を抱えたまま、次の休憩まで1時間とか1時間半も我慢していると…オペラに集中できないよね。とてもかわいそうだと思います。実際、二度目の休憩の時は、まだ前の幕が終わりきっていないのに、劇場を飛び出して行った女性客が数名いましたよ。きっと、色々とエマージェンシーだったんでしょうね。

 さて、肝心のオペラの話をします。

 とにかく、ワーグナーの音楽の素晴らしさに脱帽ですよ。もう、これだけの比類なき音楽の前には、演奏の出来不出来なんて問題じゃないですね。ただただ「ワーグナーって天才なんだなあ…」と感じるだけです。圧倒的に『音楽そのものの勝利』を感じるだけです。

 今回「ワルキューレ」を見ていて思ったのは、この物語って、無骨なふりをしているけれど、実はかなり濃厚な“愛の物語”なんだなあって事です。ジークムントとジークリンデの男女の愛(&兄妹の禁断の恋)がストーリーの中心にあるのだけれど、それを多くの愛の物語が何重にも取り囲んで、ストーリーが進んでいきます。ヴェルゼとジークムントの父息子の愛、ヴォータンとブリュンヒルデの父娘の愛、ヴォータンとフリッカの夫婦の愛、フンディングとジークリンデの夫婦愛?、ワルキューレたちの姉妹愛、ジークリンデのお腹の子(ジークフリート)に対する愛…実に様々な愛が錯綜していきます。

 音楽そのものの素晴らしさが突出しているオペラなんですが、出演者もなかなか良かったですよ。さすがはメトロポリタン歌劇場のシーズンのクロージングアクトですよ。ワルキューレたちには、さすがに多少デコボコががあったけれど、後は特に不満無しかな。

 ジークムント役のヨナス・カウフマンの高声は絶品でしたよ。ジークリンデ役のエヴァ=マリア・ヴェストブルックはひたすら美声なソプラノでした。ワルキューレ役のデボラ・ヴォイトとヴォータン役のブリン・ターフェルは歌唱のみならず、演技まで含めてブラボーでした。

 ただ、ちょっとだけ耳の痛い事を書くと、本来のワーグナー歌手である、フリッカ役のステファニー・プライズとか、フンディング役のハンス=ペーター・ケーニヒが、さほど光っていなかった事です。悪かったわけではなく、一生懸命歌っているにも関わらず、映画のスクリーンからは、あまり迫力が感じられなかった事です。おそらく、舞台を生で見ると、この二人が際立っているはずなんですが…生と録音の違い以上の何かがあるのかな? って邪推しちゃいます。

 例のデッカイ舞台装置は、見慣れたせいもあるでしょうし、スタッフも「ラインの黄金」の反省を踏まえたのでしょうか、「ラインの黄金」の時よりも具象化された表現とか、歌の背景説明の影絵の動画などが多用されて、全般的により見やすいものになっていました。悪くないですね。メトのオペラは分かりやすさが信条であって、あまり前衛に傾きすぎるのはいかがなものって私は思うので(前衛っぽいオペラはヨーロッパの歌劇場の奴で見ればいいじゃん)、私は演出がこっちの方向に傾くのは賛成ですよ。

 そうそう、この風変わりな装置ですが、歌手さんたちには評判がいいみたいですね。舞台にこれだけのデカイ板が載っているので、これらがどうやら反響板の役割を果たしているみたいです。ふーん、そうなんだ。

 この「ワルキューレ」ですが、今回のプレゼンテーターは、なんと、プラシド・ドミンゴでした。いつものメトのプレゼンテーターさんも、一流どころの歌手が担当し、舞台で歌っている歌手たちと実にフレンドリーなやりとりを見せてくれますが、今回はドミンゴがホスト役なので、フレンドリーというよりも、皆、ドミンゴに敬意を払って接してるし、それが見ていてよく分かりました。プラシド・ドミンゴって歌手は、あの一流の歌手たちから見ても、別格な存在なんですね。まさに“生ける伝説”なんでしょう。

 今回の幕間のおまけコーナーの中に、指揮者のレヴァインのドキュメント映画の宣伝がありました。そこで、抜粋して流してくれた内容は「ドミンゴとレヴァイン」みたいなノリの箇所で、ドミンゴ出っぱなし(笑)。なんと「ワルキューレ」を見に行ったのに、ドミンゴまで見せてもらって、なんか得した気分。特に若き日のドミンゴの声は…すごいですよ。もう、ギンギンギラギラなんだもん。テノールって、こうじゃないとね。

 そうそう、客席は満席で荷物を置く余裕もないほどでしたが、気の毒なのは、ヴァイオリンケースを持っていた人たち。なんか、知らないけれど、やたらとヴァイオリンケースを持っていた人がたくさんいて、その人たち、映画のあいだ、ずっとヴァイオリンケースを抱きかかえて見ていたわけですよ。ヴァイオリンケースって小さくないよ…。ジャマだろうなあ…でもコインロッカーに入れるのも不安で、肌身離さずもっていたい(ヴァイオリンって一財産するものね)んでしょうね。分かるような、分からないような気がします。

 さて、11月になると、メトも次のシーズンが始まりますね。私は何を見に行こうかな? ひとまず「ジークフリート」と「神々の黄昏」は見に行くつもりです。オープニングの「アンナ・ボレーナ」は某イベントとぶつかるんだよなあ…どっちに行こうかな? クロージングの「椿姫」は東劇では一日三回上映だそうだから…相当な出足が見込まれているんだろうね。ドミンゴが出演する新作オペラの世界初演って奴もあるし、その他にもモーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」のような定番もあれば、グノーの「ファウスト」とかマスネの「マノン」のような有名だけれど、なかなかオペラそのものを見ることが少ない演目もあるし、その他にも新作とかバロックとか通好みのオペラもあるし…。それら全部を見るわけにはいかないから、いくつかを選んで見に行くわけだけれど、さあ、どれを見に行こうかな? 今から楽しみ、楽しみ。

2011年9月22日 (木)

君が次にフルートを買うなら、ムラマツの9Kにしなさい

 仕事がとっても忙しくて忙しくて、本当は今回もフルートのレッスンはお休みしなけれはいけないかな(涙)…と半ば覚悟をしていたのですが、そこんとこの時間をうまくやり繰りして、レッスンに行っちゃいました。ガ~~ッツ!

 お教室に行った所、今回はいつものお姉様はいませんでした。先生がお一人でフルートの練習をして私が来るのを待ってました。そう言えば、キング先生もレッスンの空き時間はご自分の練習をするって言ってましたね。先生方、皆さん、そうなのかしら? 

 と言うわけで、最初のロングトーン練習は、久しぶりには先生と二人だけでやりました。

 さて、言い訳半分、近況報告半分で、最近の私がいかに忙しくて、フルートの練習をするのはおろか、組み立てるところにまで至らないかを、巧みに雑談に交えながら話しました。つまり、レッスンの中味に入る前に、ちゃんと練習できていない事の前フリをしたわけですね。いやあ、実際、先週、レッスンをお休みしたのだから、練習時間はいつもの倍こなしていて不思議はないのに、実際は倍はおろか半分も怪しいくらいだったのですからね。だって、ここんとこ、仕事が山場で、忙しかったんだもん。

 そうしたら先生「いいよ、いいよ、練習できてなかったら、ここで練習していけばいいよ」と言ってくれました。そう言ってもらえると、どんなに忙しくてもレッスンに行こうって思えるんだよね。社会人の大変さをきちんと理解してくれる先生、大好きです。

 で、アルテ15課2章d-mollの8番「d-mollのスケールとアルペジオ」は、例によって、ミの運指を散々注意されながらも、合格をいただきました。やったね。次回までの宿題は、D-durの「ロングトーン」と1番の「音階準備練習」です。頑張ろう。

 それにしても、レとかミとかの運指がいい加減な私です。中音レでは左人指し指を忘れがちだし、高音レは中音レと同じ運指についついしちゃうし、ミは全般に渡って左小指を忘れがちだし…。いずれもアルテの最初の方でマスターしておかないといけないところなのに…ねえ。先生から「ファミレド~」の練習をしっかりやりなさいと念押しをされる始末です。

 さて、ミニヨン・エチュードは6番です。…全然、吹けません(汗)。当然、不合格でした。

 二段目の後半の、高音Eから始まる、跳躍、スラー、テヌートの三つ巴のフレーズで注意を受けました。例によって「アクセントつけすぎ、息切りすぎ」なんだそうです。なので、ここの箇所の練習方法として、まず「全部をスラーで吹いてみる」->「息はスラーのまま、タンギングを付けてみる」 こうやって吹くと、意識せずともテヌートがかかってくるし、フレーズがキレイに流れるので、こうやって練習するように言われました。。

 三段目の五小節めのEのアクセントも強調しすぎ。ここはむしろテヌートのつもりで、次のフレーズにつなげて吹くこと。

 D-durに転調した二小節のBは転調したことをハッキリと表現するために、音程を高めに吹くこと。同様に、再びd-mollに転調する直前の小節にあるHは「これから再びmollに転調しますよ~」と予感させるために、しっかりと音程低めに吹くこと。

 フルートは運指が合っているだけじゃ、正しい音程にはならないので、いつでも調性の事を頭にいれて吹くことが大切だそうです。逆に言うと、フルートって楽器は、奏者の耳と心掛け次第で、平均律から純正調まで、様々な音律で演奏できるすぐれた楽器とも言えますね。

 あとは、ところどころ休符が抜けたり、オクターブ間違えて吹いちゃったところがあったので、一々注意が入りました。

 とりあえず、この曲をどうやって吹いたら良いのか分かりました。あとは…指の練習だけだな(笑)。

 ちなみに、今回のレッスンは…短かったよォ~、わずか15分ほどです。でも、やるべきことはきちんとやり、教えてもらうことはきっちり教えてもらったので、15分でもいいのだ!

 さて、レッスンが終わると「今度の週末はウチに来なさい」と、いきなり言われました。

 「え?」「今度の週末はムラマツがウチに来て、門下生のフルートを無料で調整してくれるから、ぜひ来なさい」だって、おぉ、先生のお宅で無料調整会なんですか? 聞けば、毎年やっている門下の恒例行事なのだそうです。ほぉ、H門下はフルート調整がタダなんだ。しかし残念な事に、私の週末は終日お仕事なんでごわすよ~(涙)。それに私はアルタスのSさんに調整してもらうから、それはそれでいいや。

 そこから話が広がり「門下の皆さんは、やっぱりムラマツを使っている人が多いのですか?」と質問してみました。「ムラマツが一番多いかな? 次がパウエルで、その次がハンミッヒかな?」とサラと答えてくれました。パウエル? ハンミッヒ? ……もしかして、H門下って、ブルジョワジーの集まりですか? 「でも、ヤマハもサンキョウもアルタスもそこそこいるよ~」としっかりフォローしてくれましたけどね。

 先生曰く「フルートって、このメーカーがいいとか、この楽器がいいとかってのは、全然なくって、その人その人に合った楽器を吹くのが一番いいんだね。だから、門下で使っているフルートも、色々なメーカーのフルートになってしまうんだ」と、H先生は特定のメーカーさんを応援しているわけじゃないよって話になりました。ただ、先生ご自身がムラマツの18Kを吹いてらっしゃるので、その縁でムラマツさんがご自宅にやってきて、無料調整会を開いてくれるのだそうです。

 「オケをやっていると、どうしてもボリュームが必要だし、昔はゴールドしか選択肢がなかったしなあ…」というのが、先生がムラマツの18Kを使っている理由なんだそうです。…って事は、今なら別の選択肢を選んだって事なのかな?

 こんな話をしてくれました。ある時、先生のお弟子さんの一人が、長年吹いていたフルートを新しくゴールドフルートに買い換えたいという相談をしてきたそうです。でも先生は、そのお弟子さんの音色を考えた時に、ゴールドは合わないと思い「あなたはゴールドではなく、ハンミッヒか、アルタスの巻き管にしなさい」と言ったのだそうです。で、そのお弟子さんは、さっそく楽器屋に試奏に行って、一発でアルタスの巻き管が気に入り、今でもアルタスの巻き管を吹いているのだそうです。

 私が「アルタスの巻き管っていいですよね。私も憧れます。次はアルタスの巻き管もいいかな~って思ってます」と言ったところ「君の音色は軽いから、銀の笛は止めた方がいいね。君なら9kがいいと思う。君がムラマツの9Kを吹けば、おそらく万人が思い描く“フルートの音色”で吹けると思うよ」と言われました。ええ? 私の次の楽器はムラマツ9Kですか?

 「ムラマツに限らずゴールドは高いですから、今すぐには買えませんよ」と答えたら「まだ次のフルートなんて買っちゃダメだよ。フルート買う金があったら、まず腕をみがきなさい」と即答されました。そりゃあそうだよね(爆)。

2011年9月21日 (水)

歌劇団の練習も休んじゃいました(涙)

 ええと、実は私、仕事で多忙なため、前回の歌劇団の練習をお休みしてしまいました。休んでしまったのですが、だからと言って、歌劇団関係の記事をパスするわけにもいかない(ここのブログは、歌劇団の活動記録ブログも兼ねてます)ので、練習に参加した妻に独占インタビュー(笑)を仕掛けて情報をゲットしたので、今回は、そのインタビューを元に記事を書いてみます。

 まず、今回は見学者がお一人いらっしゃったそうです。先生は歌劇団に入れる気満々だそうです。

 いつもの筋トレは、スクワットが20回の3セット、腹筋も20回の3セット、背筋が20回を1セットだったそうです。ちなみに、今回の筋トレマスターはYテノールさんだったそうです。

 この後、いつもの歩きながらの発声と通常スタイルでの発声練習をして、コンコーネをやったそうです。コンコーネは2番と3番をやったそうで、次回は4番と5番をやるので、よく準備をしておくように言われたそうです。

 新曲の「春に」の練習がここで入りました。まずはいきなり合わせたそうですが[一部の方はしっかり歌えたそうですが]全般的には、あまり出来は良くなかったそうなので(ってか、練習不足でしょうね)次回までに各自できちんと譜読みをして練習をしてくるように言われたそうです。ちなみに、私は今回の練習を休む予定だった事もあり「春に」は全く譜面を見ていません。もしかして…ヤバい??

 で、残りの時間は「赤ずきんチャン」です。最初に全員合唱とお母さんのアリアを歌ったところで、休憩です。

 休憩明けは、子リスと子ウサギの二重唱から始まって、後は「歌いたい人~!」って感じで、それぞれに名乗りを上げて、歌の練習をし、最後は、またまた全員合唱の練習をしたそうです。

 見学者のSさんは、とりあえず“カゲ役”として、主役(赤ずきんと狼)以外の役の歌をすべて歌えるようにしておく事が言い渡されたようです(って、入れる気マンマンですね)。

 「赤ずきんチャン」はひとまず二幕から完成させるそうですので、次回までにある程度は暗譜をし、動けるようにしておくように言われたそうです。え? そうなの?

 以上が簡単ですが、前回の練習内容だそうです。
 
 
 さて、練習内容からちょっと離れますが、私が今心配しているのは、動物たちの衣裳。赤ずきんチャンとかおばあさんとか狩人は、それらしい衣裳を着ればいいけれど、動物たちはどうする? 着ぐるみは…暑いし臭いからパスしたいよねえ。かといって「キャッツ」ばりにメーキャップ?と言っても、そんなに上手にはできないでしょ。お面をカブってしまうと歌いづらいし、かと言って、小学校の学芸会じゃないから、動物の絵を書いて額に張る…わけにはいかないよね。

 今考えているのは、タレントのサカナ君のような、アニマルキャップ、かな? 狼(犬でも可?)、リス、ウサギ、山鳩(鳩でいいでしょう)のキャップをカブって演技するのが、一番いいかな? 問題は、ウサギはあるでしょう。犬もあるかな? リスはどうなの? 鳩は?? まあ、まだ先は長いので色々と考えておきましょう。

 後は、おばあちゃんが寝ているベッドだね。ホンモノのベッドを使うのは、どうなのかな? 代用品にするなら、どんなものがいいのかな? 色々と考えちゃいますよ。

 今回は短いですが、まあ、こんな感じ。たまにはこんな日もあっていいでしょう。

2011年9月20日 (火)

テノールの意地とプライドは、どこへ行った(笑)

 この記事は昨日の続きです。前回の声楽レッスンの後半の様子をアップします。

 いきなり「Vaga luna/優美な月よ」を歌ってしまった私は、やっと、いつものレッスンメニューに戻って、イタリア古典歌曲の「Tu lo sai/あなたは知っている」に取り組んだわけです。

 しかしこの曲、相変わらず下手くそです(汗)。

 前回歌えなかったところは、きちんと練習をして、ひとまず修正かけて、それほど醜い声で歌わずに済む様にしておきましたが、それでもやっぱり下手くそなんです。

 特に気になるのが、音が全体的に微妙にぶら下がっている点。それで余計に下手に聞こえのだそうです。こういう曲は、むしろ音をうわずり気味の高めにとって歌った方がいいくらいなんだそうです。

 そのための練習として、まず、ピアノでメロディを弾いて、音を取って歌うのはやめるように言われました。そうではなく、ベースパートを聞いて歌う練習をしてくるように言われました。ちなみに、先生がその場でベースパートを弾いてくれたので、それを自宅で再生しながら合わせればいいわけです。

 この曲の理想は…、ピアノのハーモニーの上に歌がのって、歌の上に倍音がキレイに鳴る…様に歌うことだそうです。確かに、メロディがぶら下がっていちゃあ、倍音なんて出ないよね。そのためにも、ベースを聞きながら、声がキレイにハマる箇所を探しながら歌う習慣をつける事は、よい練習方法なんだと思います。だって、声がベースにキレイにハマれば、倍音が出るものね。ああ、難しい。

 ちなみに、自宅に帰って、レッスン記録の録音で私が歌っている「Tu lo sai/あなたは知っている」の聞くと、頭を抱えたくなるくらいに下手くそなんです。こりゃ、ヒドイ。

 順番で言えば、次はロッシーニの「Promessa/約束」を歌うはずですが、歌う前に、先生から終了宣言が出ました。もうこの曲はレッスンでは取り上げないし、自宅でも歌わないように、との事です。しばらく、店晒しにして、声が後ろにきれいに引っ張れる様になったら、また取り上げて歌ってみましょうとの事です。なので「Promessa/約束」は、きちんと録音もしないまま、終わっちゃいました。ああ、毎日頑張って練習したんだけどなあ…。
 
 
 さて、ある意味、本日のメインイベントの時間がやってきました。

 実はつい先日決まったのですが、私、ある人の前で歌うことになりました。ちなみに伴奏はキング先生です。三曲ほど歌うのですが、今回はそのための、最初で最後のピアノ合わせだったりします(笑)。

 私が用意した曲は三曲。イタリア古典歌曲からスカルラッティ作曲の「O cessate di piagarmi/私を傷つけるのをやめるか」と、アイルランド民謡の「ロンドンデリーの歌」と、イタリア民謡の「O sole mio/オ・ソレ・ミオ」です。一見、バラバラな組み合わせの曲なのですが、一応、これらを選曲した理由は…あるんですよ(笑)。それは、私の歌を聞く人が、おそらく知っているだろう曲です。だって、知らない外国曲を聞くのって、ツライよね~。そういう観点から選曲してみました。

 ちなみに、この選曲リストを見た先生は「古典歌曲に、ポップスに、カンツォーネねえ…。バラバラだねえ」だそうです(笑)。

 まずは最初の「O cessate di piagarmi/私を傷つけるのをやめるか」を合わせることにしましたが、テンポを決めて、さあ歌いましょうといった時に、いきなり先生が「この曲は止めよう」と言われました。理由は…暗いからです(爆)。1曲目にこの曲はないだろう…とおっしゃるのです。まあ、確かにそうかも。

 で、急遽、曲目変更です。私の持ち歌の中から、すぐに歌える明るい歌は……「Gia il sole dal Gange/陽はすでにガンジス川から」ですね。これなら、いつでも歌えますし、明るい曲ですよ。なにしろ、太陽ギラギラ~って曲ですから(笑)。

 なので、いきなりガンジスに曲目変更です。ま、この曲はすでに完成バージョンがネットにアップされているので、その方に、事前に録音を聞いたもらえば、知らない曲ってわけでもないだろうし、何と言っても、事前に録音を聞いてもらった上で、私のナマ歌を聞いてもらえると、録音とナマ歌の違いも分かるし、ナマ歌ならではの味わいのようなものが楽しめるので、その方がいいでしょうとは、先生のお言葉です。確かにそうですね。歌って、録音とナマでは天と地ほどの違いがありますからね。

 さて、二曲目は「ロンドンデリーの歌」です。実は、この曲は「ダニーボーイ」という曲としても有名です。でも、オリジナルは「ロンドンデリーの歌」の方です。

 「ロンドンデリーの歌」は古いアイルランド民謡で、歌詞は古英語で書かれています。音符に対して、歌詞の密度がかなり高めで、ちょっと歌うのに苦労しそうな曲です。一方「ダニーボーイ」の方は「ロンドンデリーの歌」をポピュラーソングにアレンジしたもので、歌詞も一部を省略した上で現代英語に書き改め、メロディーも歌いやすく改変し、調も下げてあります。

 私は、この曲を歌うならば、やはりきちんとクラシック音楽の体裁を整えている「ロンドンデリーの歌」の楽譜で歌うべきだろうけれど、耳に馴染んだ「ダニーボーイ」の歌詞とメロディを無視するわけにはいないだろうと考えました。そこで「ロンドンデリー」の楽譜でピアノは弾いてもらい、その演奏に合わせて「ダニーボーイ」の歌詞とメロディで歌ってしまおうという折衷案を先生に提案しました。これなら、ピアノは楽譜を見ながら弾けるし、歌詞も簡単だし、メロディも馴染みがあるので、聞いている方もその方が良いでしょう。それに何より「ダニーボーイ」の調は、私に低すぎるので、多少なりとも高い調で書かれている「ロンドンデリー」の伴奏に合わせて歌った方が歌いやすいなあという目論見もありました。

 ちなみに私が持っていった「ダニーボーイ」の楽譜は、実は、フルートのレッスンで使っていたジャズ譜(メロディとコードしか載っていない楽譜。リード譜とも言います)だったのです。なので、これでクラシック系音楽家であるキング先生にピアノを弾いてもらうのは悪いかな…って思って遠慮したという部分も、実はあります(ジャズピアニストさんだったら遠慮なくジャズ譜で伴奏をお願いしちゃいますが:笑)。

 そうしたら先生が、ジャズ譜を見ながらピアノを弾き始めました。

 キング先生って、こういうところがすごいんだよなあ。普通、クラシックの声楽家なんてピアノが弾けないものだよ。それが、この方は、たいていの曲を、そこそこ弾いちゃうし、五線譜見ながら、別の調に移調しながらも弾くのも得意なんです。それだけでもスゴいなあって、いつも思ってますが、その上に、ジャズ譜を見ながら、ジャズっぽいピアノを弾いちゃうんですよ。本職のピアニストさんでも、クラシック系の方なら、まずムリな芸当をサラっとやっちゃうんですよ。この人、どれだけ、音楽性が豊かなんだ~。

 先生がジャズ譜で「ダニーボーイ」を弾き始めたので、その上に乗っかって歌ってみました。いい感じになりましたので、二曲目は「ロンドンデリーの歌」ではなく「ダニーボーイ」で決定。ただし、音は全音あげる事にしました。

 先生が「この曲はどんな風に歌いたいの? クラシック風? ポップス風? それともジャズ風?」と尋ねるので「じゃあ、ジャズ風で」とお願いしました。私はジャズヴォーカルなんて歌ったことはありませんが、ジャズフルートのヴォーカル版をやればいいんだよね。先生も「じゃあ、当日はセクシーなピアノを弾こう」とおっしゃいました。

 私も先生も、ジャズの人ではありませんので、あくまでもジャズ風なんですが、当日は、一期一会的なジャズっぽい歌が歌えるといいかなあって思います。なるべく楽譜から(ほどほどに)離れて、思い切り“遊んで”歌うことにします。だって、音で遊ぶのがジャズだもんね。先生のセクシーのピアノに載って、セクシーに歌えたらいいなあ。

 最後は「O sole mio/オ・ソレ・ミオ」です。これは以前にもレッスンで歌った事があるので、だいたい、要領がつかめてます。以前のレッスンでは歌いきれなかった曲ですが、最近、自宅で歌ってみると、いい感じで歌えるので、今回は思い切って、この曲を取り上げてみたのです。やっぱり、私はテノールなんだから、テノールらしい曲で終わりたいですよね。

 で、さっそく合わせてみました。例によって、あっちこっちで声をひけらかしながら歌いました。そしたら、なんと、最後の最後で撃沈しちゃいました。アレ~?

 「欲張りすぎなんだよ」とは先生のお言葉。歌の途中で、何度も声をひけらかしているうちに、声を使い切っちゃって、最後まで声が持たなかったのです。「でも、この曲は、そうやって遊びながら歌った方がいいしねえ…」 そこで試しに(ダニーボーイとは逆で)全音下げて歌ってみたところ、なんとかOKな感じです。

 「こうなると、テノールの意地とプライドをかけて、原調で歌うか、安全策をとって全音下げて歌うか…」と迫られました。はい、今回はプライドは捨てて、安全策を取ります(ビシッ!)。

 さあ、ピアノ合わせはこれで終了です。あとは当日まで、これらの曲をしっかりと歌い込んでおきましょう。
 
 
 で、今回のレッスンの最後の最後が、ガラコンサートに向けての「ファントム」の打ち合わせです。

 この前、銀座に行って、ファントムの楽譜を買ってきたので、それを先生と妻と私の三人で見ながら、どの曲を歌うか、大雑把に選曲してみました。だって、たった15分しかないのに、全曲歌うのは無理でしょ(笑)。

 ざあっと楽譜を眺めていた先生から、一つの提案がありました。それは、あえて主題歌である「The Phantom of the opera」は外してみたらどうだろうか? という案です。

 理由は『主題歌は、誰もが知っている曲なので、今更じゃない?』『誰もが知っている曲なので、失敗すると恥ずかしいよ』『この曲、実はかなり難しいよ』『この曲、長いけれど、時間大丈夫?』の四点です。

 確かに時間的には厳しいのです。

 まず、パラパラと楽譜をめくって、「All I Ask of You」「The Music of the night」「Think of me」の三曲を歌うといいんじゃないかって、すぐに決まりました。で、この三曲だけで、すでに13分かかります。ちなみに全部二重唱です(笑)。なので、おそらくこの段階で私は燃え尽きているのではないかと予想されるわけですよ。

 で、主題歌の「The Phantom of the opera」は、実は4分もある長い曲だし、この曲を入れて、四曲も歌ってしまうと、17分になります。ガラコンサートの持ち時間は15分ですから、2分ほどはみ出ます。もちろん、曲の一部をカットして、4曲を15分で収めるという手もありますが、どれだけカットできるかは、現段階では分かりません。

 それに、二重唱を三曲も歌った後に、テノール中心の「The Phantom of the opera」を歌えるかという危惧も当然あります。

 なので、まずは最初の三曲を練習をしてみて、それから体力とか演奏時間とか、色々と検討した上で「The Phantom of the opera」を歌うかどうか決めましょうという事になりました。

 まあ、私の体力と、その時までに、私がテクニック的にどれだけ上達しているかが問題なわけです。ちなみにソプラノは全体的にはさほど難しくないのですが、最後の最後に…Hi-Esが出ます(驚)。テノールもAsのロングトーンがあるし…実際、「The Phantom of the opera」という曲は、テクニック的にはかなり厳しいのは事実なんですよ。

 やっぱ無理かな?「The Phantom of the opera」を歌うのは。

 「ファントム」の練習は年が明けたあたりから始める予定なので、それまでにイタリア古典歌曲を勉強して、テクニックの上達をしておかないといけませんね。特に高音を楽に出せる様になっておきたいです。

2011年9月19日 (月)

とにかく声は後ろに引っ張れ[音源付き(Vaga Luna)]

 声楽のレッスンに行ってきました。

 まずは発声練習からです。例によって、発声している最中に、自分が出している音が分からなくなりました。で、先生に注意されました。ああ、こういう時に、絶対音感を持っている人がうらやましいです。

 コンコーネは9番からです。最後のAsが、例によって、うまく出ません。単純に『音に届いていない』のです(涙)。高音に苦手意識がある事ので、ついつい見構えてしまい、カラダが固くなってしまうのでしょうね。

 “音に届かない”以外にも「声が開いてる」という注意を受けました。つまり、アペルトな発声になってますよって事です。そうならないために、Fあたりから声を後ろに引っ張って歌うように言われました。

 実は私、自分の声が開き気味である事には、自覚があります。自覚があるのだけれど、なかなか直せずにいます。歌っているうちに、声が無意識に開いてしまいます。音が高くなるにつれ、どんどんアゴが上に上がり、首が後ろに倒れていきます。合わせて、腹がドンドン前に出て行きます。これって、ダメな発声スタイルの見本だよねえ。理想の姿はむしろ逆で、アゴは大きく下に開き、首はむしろ前に倒し気味にし、腹も後ろに引き続けるのです。分かっちゃいるけれど、もはやこの悪い姿勢が癖になっていて、気付くと、ついついそうなっているのです。分かっちゃいるけど直せないってのは、残念だね。

 さらに言うと、声を後ろに引っ張る感覚は、いわゆるポニーテールをして歌うような感覚なんだけれど、私の場合、その感覚だけではイマイチみたいです。

 先生にOKを出してもらった時のカラダの感覚を思い出すと、口腔内の体積を広げた時、それも前後に広げた感じの時にOKがもらいやすい気がします。口腔内の体積を前後に広げると、自分の感覚的には「声が深くなる」ような気がします。なので「深い声で歌う」ように気をつけた方が、手っとり早いのかもしれません。

 しかし、これには一つ問題があって、自分の中の感覚として「声が深くなる」と高音が出にくくなるような気がするんですね。理性ではそんな事ないと思ってますが、カラダがそういうふうに感じているみたいで、高いところにいくと、無意識に声が浅くなってしまうようです。この浅い声がアペルトなんだよねえ。注意しないと。

 コンコーネの10番では、Fになると声を押している事を指摘されました。Fならば、声を押しても引っくり返らないから、それでも声が出てしまうけれど、本来はそういう声の出し方はいけないのです。F程度ならば、押しても力付くでも声が出せるけれど、それ以上の高さの音では、力付くは通用しません。だから、私は高音が苦手なのです。まずは、力付くで声を出す癖は止めましょう。

 ではどうやって高い声を出すのかと尋ねると…中音あたりの音と何も変えないで、そのまま発声すればいいのだと言われました。つまり、高い音だから何かをしよう(この場合、力付くで解決しよう…ですね)とすると、失敗するのだそうです。高い音も中音と同じように発声すれば、出せるのだそうです。

 あえて、注意をすれば、高い音であっても、声をきちんと後ろに引っ張ってくださいって事です。

 次回もコンコーネの9番&10番です。
 
 
 ここでちょっと休憩になったので、雑談として、メサイア本番の感想を話しました。トラさんの、合唱とソロの歌い分けに大いに感じるところがあったと話したところ「こんな感じでしょ」と先生自ら、お手本を見せてくれました。先生ご自身も合唱のトラに行く時は、合唱とソロでは歌い方のスイッチを切り換えるのだそうです。

 「こういうのは、もっと歌が上達して、色々な声が出せるようになると出来るようになります。今のすとんさんには、まだちょっと難しいでしょう」と言われました。そうですね。「よく分かったでしょう。すとんさんには、合唱に向いていないんですよ。だから、合唱をやるよりも、合唱の前で歌うソロを目指した方がいいですよ。最近は、アマチュアにソロのチャンスをくれるような演奏会もボチボチあるのだから、そういうのを探して参加した方がいいでしょう」とアドヴァイスされちゃいました。

 私は合唱には向かない…って、先生からのお墨付きをいただきました(笑)。
 
 
 さて、休憩後はいきなり、ベッリーニの「Vaga luna/優美な月よ」を歌いましょうと言われました。「え?」って感じです。実は、今回のレッスンでは、あれこれ歌わないといけない曲が多いので、「Vaga luna/優美な月よ」は、この次のレッスンに延期してくださいとお願いして、OKをいただいていたので、まるっきり練習していませんでした。練習どころか、譜読みも音取りも歌詞読みもロクにしてません。すべては今回のレッスンが終わってから着手しようと思っていたので、後回しにしていました。ですから、私自身「この曲ってどんな感じ?」と思って、自宅で2~3度歌った程度しか勉強していません。

 まあ、先生とすれば「まずは様子見」って感じだったのでしょうね。練習してなくてもいいから歌いなさいって感じです。まあ、やれと言われて拒否る権利はありませんので、素直に歌ってみました。ちなみに、この前購入した高声版で歌いました。

 案の定、Gのところは失敗しました。いやあ、このGは難しいよ。

 先生は先生で、私が歌い終わるや否や「これは違う。これじゃあ“月”の歌じゃない、これは“星”の歌だ」と言い始めました。高声用の楽譜では、確かに音楽が全体的にキラキラしちゃいます。そこかお気に召さないようです。「やはり、ベッリーニは原調で歌わないとダメだなあ」と先生がおっしゃったので、いきなり原調で歌うことになりました。もちろん、原調の譜面はないので、高声用の譜面を見ながら、音を探り探り歌ってみました。

 「試しに原調で歌ってみよう」って程度で歌い始めたわけですから、私自身も音がよく分からず(どうやら相対音感なんて便利なものは私には無いようです)、手さぐり状態で音を探りながら歌っているわけだし、先生ご自身も高声用の楽譜を見て頭の中で移調しながらピアノ弾いているわけです。おまけに、これから予習をしようと思っていたわけですから、歌詞があっちこっち間違っているし、感情も十分込められたわけではありません。かなり棒歌いな感じですが、最初の歌唱としては、まあまあかな?って出来でした。

 そうしたら先生が「うん、これでいいんじゃないの? 何ヶ所か間違えているけれど、これでこの曲は終わりにしましょう。アップしちゃってください」とおっしゃいました。

 「え?」 だって、あっちこっち音を間違えてるし、歌詞も間違えているし…。そう言ったら「今のすとんさんが、初見でどれだけ歌えるかってのをアップするのもいいんじゃないの?」って言うんです。なので、ほぼ初見状態で歌った「Vaga luna/優美な月よ」をアップします。

 そんなわけで、歌っている最中は、私も先生もアップするつもりがなかったので、当然、練習レベルの仕上がりです。いつも以上に、仕上がりに期待しちゃダメよ。

 ちなみに、私の場合、ネットに歌をアップするというのは、その曲は仕上がりました~って事になります。つまり「Vaga luna/優美な月よ」はこれでお終いって事です。あれ、あれだけこだわっていた割には、あっけなかったなあ。

 ふう、これだけ書いても、実はまだ、レッスンの半ばだったりします。今回のレッスンは、かなり内容てんこ盛りだったのです。ですから、今回は異例の事だけれど、レッスン記録の記事を前後二回に分けます。申し訳ない。前回レッスンの後半の様子は、次回アップします。

 で、ほぼ初見状態で歌った「Vaga luna/優美な月よ」の音源はこちらです。私も先生もまさか、これをアップするとは思っていなかったので、何かとユルイ歌唱ですが、そこは勘弁してください。

2011年9月18日 (日)

ガセネタに釣られる(涙)[2011年9月第3週・通算31週]

体重:102.0kg[-0.6kg:+2.6kg]
体脂肪率:30.7%[-0.1%:+0.6%]
BMI:32.2[-0.1:+0.2]
体脂肪質量:31.6kg[+-0.0kg:+1.3kg]
腹囲:100.0cm[-1.7cm:-11.2cm]
     [先週との差:2011年当初との差]

 日々、ネットには色々な情報が流れています。正しい情報もあれば、正しくない情報もあります。そういうものを見分けるためのリテラシーが、ネットに住んでいる人間には必要不可欠です。私もネット歴が長い人間なので、そういう点には結構気をつけているつもりだったんですがねえ~。

 今週は、二つのガセネタに釣られてしまいました。ああ、情けない。

 でも、ちょっと言い訳させたください。私が釣られたガセネタは、両方とも、某大手のポータルサイトのニュース欄のトピックスに来たニュースですよ。つまり、新聞で言うところの“一面トップ扱いのニュース”ですよ(それにしちゃあ、内容がアレですが:笑)。決して怪しい情報サイトの情報ではなく、大手ポータルのブランドで配信しているニュース記事です。普通、誰でも信じるよねえー。
 
 
 ちなみに私が騙されたニュースとは…

1)韓国がYouTUBEに遮断される

 Googleによると、同社が運営するYouTubeが、韓国からのアクセスを遮断したと発表。
これにより「韓国」および「韓国」と設定されているユーザーは、YouTubeに動画をアップロードできなくなり、また何度再生しても、その再生数が反映されなくなる。この背景には、韓国が国家ぐるみで自国のK-POPの動画の再生数を、ハッキングツールを使い、不正に水増し捏造している事を防ごうという意図がある。事実、ブリトニー・スピアーズやアヴリル・ラヴィーンといった世界的トップアーティストよりも、K-POPスターの少女時代の再生数の方が多いなど不可思議な現象が起こっている。今回のアクセス遮断は、こういった不正行為に対してのYouTubeの断行処置と思われる。このような不正行為を国家レベルで行うために、韓国には「ブランド委員会」という組織が存在するが、韓国側はこれを表立って認めていない。以前、木村太郎氏が「ブランド委員会」の存在とその業務についてテレビでコメントしたところ、業界から干されてしまった事は記憶に新しい。[要約&補足:すとん]

 ねえ~、これって「あるかも…」って思っちゃう話でしょ。でも事実はちょっと違っていたようです。

 どうやら韓国では現在、ネット上での誹謗中傷を阻止するために、国家レベルでインターネットの実名制を推進していて、YouTubeに対しても、韓国政府が実名制を導入してくれと依頼したのだそうです。ところが個人情報の保護と表現の自由を重んじるYouTubeとしては、韓国の提案をそのまま飲み込む事はできず、そのYouTubeなりのレスポンスとして、実名制を導入しない代わりに、『国の設定を「韓国」にしていると、動画とコメントのアップロードができなくなる』設定にした、というのが事実のようです。

 つまりYouTubeは「オマエさんたちはインターネット実名制って奴をウチにも導入しろって言うけれど、それをやっちゃあ、表現の自由とかネットの独立性とかがヤバイじゃん。だから、ウチは実名制なんて導入しないよ。でも、オマエさんたちにもオマエさんたちの都合があるだろうから、韓国からは動画もコメントもアップロードできないようにしておくから、これでいいだろ? 動画もコメントもアップできなきゃ、オマエさんとこの誹謗中傷厨も手が出せないだろ? このあたりで勘弁してくれよ」って事らしいです。

 まあ、韓国がYouTubeに(アップロードを)遮断されたというのは、あながち間違いではないようだけれど、K-POPが~とか、再生数が~とか、ハッキングツールが~とかいう部分は???だし、それと木村太郎氏やブランド委員会を絡めるのは、ちょっとスジ違いかも。ま~、多少の事実はあるにせよ、これは明らかに“ガセネタ”です。

 しかし、世界中で視聴されているブリトニー・スピアーズのビデオの再生数よりも、韓国一国だけで視聴されている(まさか日本でも?)少女時代のビデオの方が再生数が多いなんて、それはやっぱり変じゃないかな?

 しかし、政府が実名制に踏み切るほど、韓国人って、匿名性の陰で正体隠して悪さばかりするんだねー。日本でも、ネットで他人のブログを荒す糞野郎に某国関係の人が多いけど、根っこは一緒なのかもしれないね。あ、一応書いておくけど、某国関係者さんの全部が糞野郎って言ってる訳じゃないからね、冷静にお願いしますよ。
 
 
2)TBS「世紀のワイドショー! ザ・今夜はヒストリー」の打ち切り

 毎週月曜午後7時より放送中の、TBSのバラエティ番組「世紀のワイドショー! ザ・今夜はヒストリー」が9月一杯で打ち切りとなる。その理由として視聴率不振があげられる。毎回の視聴率が5~8%で、裏番組にフジテレビの「ネプリーグ」とテレビ朝日の「お試しかっ!」の人気番組がある以上、このまま放送を継続しても視聴率の伸びは期待できず、スポットCMも売れないため、打ち切りが決定した。また、視聴率以外の番組打ち切りの理由として、番組制作費の高騰もあげられた。司会の関口宏のギャラが1本150万円と高額の上、歴史考証番組のため、再現ドラマの制作にも費用がかかり、コストパフォーマンスの悪さが指摘された。なお現在、関口宏のもう一本のレギュラー番組である「サンデーモーニング」も番組打ち切りの話があり、もしも二本とも打ち切られてしまうと、関口宏はすべてのレギュラー番組を失うこととなり、芸能界を引退するハメとなる。なお「世紀のワイドショー! ザ・今夜はヒストリー」打ち切り後の、後番組として、吉本興業全面協力の元、今田耕司を司会に据えた「ウハウハ王国(仮題)」の製作が決定されている。(要約&補足:すとん)

 実は私、この不人気と言われている「世紀のワイドショー」が大好きだったりします。毎週、ビデオにとって見てます。私的には、すっごくおもしろくて、お薦め番組なんだけれど……たぶん一般受けはしないだろうなあ…。ちょっと、マニアが入ってないと、つらいよなあ…。それにしても、関口宏は歴史ものが好きだよなあ…。

 いつまでこの番組は続くかなあと不安になりながら毎週見ていたので、この記事が出た時は「ああ、やっぱり」と納得しちゃいました。

 でも事実は、番組打ち切りではなく、放送枠の移動で、10月からは水曜午後8時で放送するようです。出演者やスタッフの変更もなく、司会の関口宏氏も続投のようです。「サンデーモンニング」だって、打ち切りという話は、今のところないみたいですし…。

 ああよかった。…って事は、この記事にはほんの少しの事実もない、ほぼ嘘で固められた情報ってわけです。おい、そんなガセネタをポータルサイトのニュースのトップに持ってきていいんかい?
 
 
 見事にガセネタに釣られた私ですが、きっと釣られたのは私だけじゃないと思います。

 これからは、大手ポータルサイトのニュースと言えども、きちんと自分でウラを取り、眉につばつけて読まないといけない時代になってきたって事でしょうか? なんか情けないというか、すごぶる面倒くさい時代になってきたようです。

 昔は世界も単純で、テレビや新聞で報道されたニュースはすべて真実扱いだったと思います。でも今は、テレビや新聞は平気で嘘をつく事が周知され、マスコミの報道は特定団体のバイアス込みが常識となりました。本当の真実を知りたければ、必ずネットで海外情報を含む各種サイトでウラを取らないといけない時代になりましたが、そのウラを取るためのネットの情報自身の信憑性にも疑問が生ずるのならば、ネット以外の別メディアで、ウラを取らないといけない時代になったと言う事でしょうか? いやあ、面倒くさい。

 結論 「みんな、嘘つき」って事でいいんですか? それはかなり悲しいよね。

2011年9月17日 (土)

チグサが星になりました

 先週、カンロが入槽した話を書きましたが、話はそのすぐ後から始まります。

 今までに何度も書いてますが、金魚って、周りの環境に左右されながら、カラダの大きさを決めていくみたいです。そして、一度大きくなってしまったものは、環境が変わっても小さくなれず、環境不適合を起こすようなのです。

 白鳳様が入院している間に、ジュナがみるみる大きくなった話は、ちょっと書きましたが、大きくなったのはジュナだけではなく、実はチグサも大きくなりました。

 チグサは琉金です。それもかなり姿が立派な琉金です。頭から尾の付け根よりも、背中からお腹の方が長いという“泳ぐ菱形”な金魚ちゃんです。とても立派で美しい琉金です。

 琉金はかわいいし、美しいのですが、飼育をしていく上で、困難な点があります。それは「大きく成長してしまうと、たいてい転覆してしまう」という事です。なにしろ、カラダのバランスは、誰がどうみても悪いですからね~。

 ですから、琉金を育てる場合は、水槽がやたらと広くて、金魚たちが運動するスペースがあるならともかく、そうでない場合は、水槽の広さに応じて、大きさをある程度抑えながら、育てていく事が大切です。運動不足が何よりも天敵のようですから…。

 どうやら、琉金は水槽内で動きが制約され始めると、転覆してしまうようです。

 ウチの金魚水槽は小振りの45cm水槽です。この世界の標準水槽は60cmなのですが、妻の反対があって、我が家は小振りな水槽にしています。で、どうやら、45cm水槽では、大型琉金を飼うには、やや手狭なようなのです。なにしろ、ウチに来た琉金たちの大半は、ある程度の大きさになると、水槽内で身動きが取れなくなり、やがて転覆して死んでしまうからです。

 なので、実はチグサを買った時も、私は散々反対したんです。「いまさら琉金を飼っても、すぐに転覆して死んでしまうのだから、琉金を飼うのは反対だ!」と言ったのですが、妻が強硬に反対し「自分でお金を出すから琉金を飼う(買う)!」と言い張り、彼女が選んだのがチグサだったのです。

 ちなみに、チグサ以外の子は、皆、私のポケットマネーで購入しています。

 私自身も、実は琉金が大好きです。本音で言えば、金魚水槽の中身は、全部琉金にしたいくらいですが、ウチの水槽では琉金を買うには狭いことが分かりましたので、飼育の容易なシシガシラに少しずつシフトしていたのです。でも実は、妻はシシガシラが好きではありません。ちなみに、ランチュウもピンポンパールもデメキンも好きではないんですね。困った事に、琉金ラブなんですよ。

 チグサが最初に転覆したのは、先週の土曜日の事でした。それでも、たまに転覆するようになっただけで、すぐに回復していましたが、週が明けて、月曜日になると、かなり長い時間、転覆したままでいる事が増えました。火曜日になると、転覆したまま、ポンプに吸われていました。そして、水曜日には星になりました。

 今まで転覆で苦しんだ子は、月単位で転覆に苦しんでいましたので、チグサが本格的に転覆を発症した時も「やれやれ、これからしばらく、転覆金魚を毎日見ないといけないのか」というドヨンとした気持ちと「チグサはこれから数カ月、転覆で苦しむのだなあ」という憐憫の気持ちになったものです。しかし、実際に転覆を発症して、わずか数日でチグサは星になってしまいました。

 あっけない最期でした。あまりにあっけなくて、肉食トートもチグサを食べている暇がなかったのでしょうね。とてもきれいなカラダでした。

 チグサの直接の死亡原因は転覆病ですが、おそらく、この夏の猛暑で体力を消耗し尽くしてしまった上に、白鳳様がいなくなったので、うっかり巨大化してしまい、自分のカラダを持て余して、転覆してしまったのだと思います。つまり、白鳳様が入院したので、チグサが転覆したってわけです。

 チグサは金魚のくせにチキンな子で、人間が苦手で、いつも人の目を避けるように生きてきました。エサも絶対にねだらなかったんです。でも、とても美形な金魚でした。

 琉金は転覆するからねえ…。カワイソウだけれど、チグサが琉金の飼い止めかな。

 それにしても、やっぱり夏の暑さは鬼門だね。実は今、サクラも結構ヤバイんですよ。明らかに、体力を消耗しつくして元気ありません、夏バテでバテバテです。一日の大半を水槽に沈んだきり微動だにしません。明らかに巨大化した自分のカラダを持て余しています。チグサもいきなり体調を崩して星になったわけだし、サクラもいきなり…なんてのは、やめてほしいなあって思います。

 早く涼しくなってください、お願いします。

2011年9月16日 (金)

合唱の声とソロの声

 メサイアのミニ本番が終わりました。本番を一つ経験することで、人は多くのことを学び、反省するものです。私も今回の本番で多くの事を学んだつもりです。特に「合唱の歌い方」と言うのかな? とにかく色々と感じましたので、中間報告的な感じで、ちょっとまとめてみたいと思います。

 まず『合唱の声とソロの声』というタイトルにしましたが、音楽ジャンル的にはクラシック系音楽という前提で書きます。ですから、合唱と言ってもポップスコーラスやジャズコーラスは入りませんし、ソロと言ってもクラシック声楽に限ります。あしからず。
 
 
 さて、合唱とソロ。音楽ジャンルが同じクラシック系音楽なら、同じクラシック系の声で歌っていいのでしょうか?

 理想論で言うならば『同じ声で歌ってもかまわない』となるはずですが、現実的には、『合唱の声』『ソロの声』というものがそれぞれにあって、やはり違います。

 “違う”のならば、どれくらい違うのでしょうか、全く違うのでしょうか?

 …音楽ジャンルが同じならば、発声の基本部分は同じだと思います。例えば、腹式呼吸で歌う点。マイクを使わないので、響き豊かな声で歌う点。母音の音色はあくまで深くて太い声を指向する点などです。

 じゃあ、どこが違うのでしょうか?

 それらの基本部分の上で展開される応用部分の、優先順番が違うと思います。
 
 
 まず、合唱では音程が重視されます。音程命です。バッチリと正しい音程で歌えるのが理想です。しかし、人間は生身ですし、市民合唱団体だと、オトナになってから歌を始めた方だって大勢いるわけで、バッチリと正しい音程で歌える人ばかりとは限りません。そこで求められるのが“音程の幅の広い声”で歌うと言うことです。

 “音程の幅の広い声”と言うのは、例えば“ド”を出した時に、チューナーのような機械で検出すると、メーターがかなり右とか左とかに振れてしまうにも関わらず、耳で聞いた時には、なんとなく“ド”に聞こえてしまう声の事です。テニスラケットで言うなら、スイートスポットがやたらと広いラケットのようなものです。とにかくラケットにさえ当たれば、なんとかボールが相手に打ち返せるように“ド”のつもりで声を出せば、多少いい加減であっても、とりあえず、なんとなく“ド”に聞こえてしまう声の事です。

 合唱と言うのは、参加人数が多く、音楽の規模が大きいこともあるし、団員たちが玉石混淆だという事もあって、この“音程の幅の広い声”で歌う事が求められます。

 しかしこの“音程の幅の広い声”っては、ある意味“音程感覚の曖昧な声”とも言えますので、ソロでは嫌われます。ですから、ソリストは“音程の幅の狭い声”、つまり、バッチリクリアな音程で、細かな音程の揺れに感情を込めてながら歌うわけです。また、音程の幅が狭いという事は、声の倍音がミッチリ集まっているという事でもあるので、声そのものが持つエネルギーも集中しています。だから同じ音量で歌っても、遠くまでよく通るし、響きのよいホールなら、ホールの響きを味方につけて歌うこともできます。

 “音程の幅の狭い声”って、テニスラケットで言えば、スイートスポットの狭いラケットのようなもので、スイートスポットにきちんと当てれば、ボールは勢い良く跳ね返りますが、そこをちょっとでも外すと、グダグダになってしまうようなものです。

 ソリストが数人集まって同時に歌う重唱などでは、互いの歌手の歌うパートがきちんとハモるように作曲されていても、重唱では、合唱のような甘美なハモリには決してなりません。もちろん、ソリストがハモれないというわけではなく、お互いに“音程の幅の狭い声”で歌っているため、聞いていて、バッチリハモった感がなかなか得づらいって事です。まあ、ハモリながらも自己主張は辞めない? そんな感じに聞こえるのです。

 ちなみに、本当に上手な合唱団は“音程の幅の広い声”は使用せず、“音程の幅の狭い声”でバッチリ音程を合わせて歌ってきます。やはり、同じハモるなら“音程の幅の狭い声”でハモった方が美しいですからね。もちろん、その時には、合唱団員たちによる声の自己主張は無し…です。そこはソリストとは違いますから(笑)。
 
 
 合唱では群になって一つの音楽を作ります。ですから個性的な声は邪魔です。周囲の声とよく溶け合った声が求められます。理想で言えば、合唱団の音色というのがあって、全員がその同じ音色で歌える事が望ましいのですが、現実的にはそれは難しいので、合唱では“音色に特徴のない声”で歌うことが望まれます。

 “音色に特徴のない声”とは、ニュートラルな音色の声とも言えます。ある意味、能面のような声で、同じ音色で歌っているにも関わらず、歌い方一つで、悲しくも聞こえれば、楽しくも、苦しくも、愉快にも聞こえる、そういう音色です。ある意味、指揮者の腕のふるいがいのある音色とも言えますね。

 一方、ソロには豊かな感情が求められます。声もその感情が反映されたものでなくてはいけません。声そのものだけで感情を表現しないといけないので、様々な音色が駆使できなければいけません。そして、その音色の根本には“美声”であることが求められるので、ソリストたちは、常に声を美しく磨き続けないといけないのです。

 ですから、高音箇所をファルセットで歌う事など、ソロでは、特別な狙いがない限りありえない事です。常に実声(頭声)で歌うことになります。しかし、合唱では声の美しさや豊かな音色は、しばしば音程&ハモリ優先の前では、二の次三の次にせざるをえません。ですから、合唱ではしばしば、ソロでは禁忌とされているファルセットも多用されます。多用どころか、団によっては「五線の上は必ずファルセットで歌うこと」と決めているところすらあるくらいです。
 
 
 また合唱では滑舌の問題があります。多くの人が同時に歌う都合上、皆が滑舌が良くないと何を言っているのか、言葉が観客には聞こえなくなってしまいます。滑舌を優先するために、しばしばレガートが犠牲になったり、声の響きが犠牲になったりしますが、合唱では言葉優先で歌っていかないといけません。しかしソロの場合は、あえて言葉を捨てて、声の美しさを優先してレガートで歌う事もあります。
 
 
 音量の問題もあるでしょう。合唱では周囲の人々と音量を合わせていかなければいけません。少なくとも、周囲の人々よりも大きな声で歌ってはいけません。もしそんな事をすれば、それは合唱ではなく“ソロ+合唱”になってしまいます。大きな声で合唱をぶちこわしてしまうなら、むしろ周囲よりも小さな声で歌うくらいの方が、良いくらいです。

 しかし、ソロではそうはいきません。ソリストの歌声は音楽の主役です。常に、ピアノやオーケストラや合唱団のような伴奏を飛び越して観客に届かないといけません。音量が足りない…などと言った事はあってはならないのです。
 
 
 以上を踏まえるならば、合唱とソロの発声の基本部分は同じだとしても、合唱では、何より音程を優先し、音色や音量は周囲をよく見回して、周囲に合わせて、決して自己主張をしないように心掛けて歌うことが必要ですし、それが可能な声が求められます。

 対して、ソロの方は、個性を前面に押し出して、その存在感を強くアピールしないといけません。多少、音程的に怪しかったり、滑舌が少々悪かったとしても、美声で高らかに歌えないといけません。そういう、美しくて押しの強い声が求められます。
 
 
 プロの歌手たちは、そのほとんどがソリストです。普段はソロの発声で歌っています。しかし、合唱団のトラの仕事をする時は、その辺の切り換えを上手にしているようです。今回のメサイアでも、バスにトラさん(エキストラとして市民団体の中に助っ人として入ってくださるプロの方)が入りましたが、それはそれは見事なものでした。

 プロですから、音程バッチリなのは当然ですが、合唱の中で歌う時と、ソロを歌う時では、発声のスイッチを明らかに変えている点が興味深かったです。

 合唱の時は…言葉悪く言うと、やや側鳴りっぽい、パートの中ではよく聞こえるけれど、ちょっと離れると聞こえなくなる声で歌って、パートを引っ張っていました。しかし、ソロになると、よく通る声で高らかに歌っていました。なので、音量を増減させると言うよりも、声の届く範囲を上手にコントロールして歌っていたと思います。

 そう言えば、ここの団の皆さんは、男性だけでパート練習をすると、部屋中にガンガン聞こえるほどの大きな声で歌うのに、合同練習になって講堂(広い会場です)で歌うと声が全然聞こえなくなるほど、典型的な側鳴りなのですが、この歌い方の方がむしろ合唱では正しいのかもしれません。
 
 
 私は不器用な上に、技量が足りません。普段はソロで歌う勉強をしているので、未熟であるとは言え、私の発声はソリスト寄りの発声です。そうでなくても、元々、声に恵まれているタイプなので、普通に楽に歌ってしまうと、すでにそれだけでホールに響き渡る声が出ちゃいます。そんな声は、ソロならともかく、合唱では“邪魔モノ”でしかありません。金魚の中にカツオが泳いでいるようなものです。

 なので、私も本来ならば、プロの方のように、瞬時に合唱の声とソロの声の切り換えができると良いのですが、そこまで腕前が達者なわけではありません。

 そこで、私の場合は『声の音量そのものを下げる』という戦略で行かざるを得ません。

 では具体的にどこまで下げるかですが、音楽表現的には、終始ppで歌います。楽譜でmfとかfとか書かれているとpぐらいまであげますが、決してmpにはしません。mpでは合唱を壊してしまう可能性があります。もしも、楽譜にpって書かれていたら、クチパクにして歌いません。ppって書かれていたら……作曲家を恨みながら、歯ぎしりします(笑)。

 身体感覚的には、決して声を張りません。ノドを鳴らしません。「息もれ?」と思うくらい、声に息を混ぜ込んで歌います。しかし、その一方で、声はしっかりと支え続けなければいけませんし、声のポジションは終始、高いところに置きますから、決して楽ではありません。特に音が高いところは、その高いところを、脱力したまま狙いにいきます。普段の私は、高いところは勢いとか声の張りとか筋力で到達を目指しちゃいます(いずれもキング先生からダメって言われているやり方です:汗)ので、実は合唱を歌う事で、私は自分の苦手な事にチャレンジしているわけです。

 いやあ、久しぶりの合唱は、とてもいい勉強になりました。

 今後は、音量を下げたまま歌い続けるのはもちろんですが、いかに声の密度を下げて“側鳴りっぽい声”で歌えるかという点で、研究を進めていきたいと思ってます。で、この“側鳴りっぽい声”を習得し、“良く通る声”と“側鳴りっぽい声”の使い分けに熟練すると、音量をさほど下げなくとも合唱が歌えるようになれるわけでしょ。そうすると、合唱を、もっともっと楽しめるようになれるわけだしね。

 頑張ろう~。しかし“側鳴りっぽい声”って、どうやって出すんだろ?

2011年9月15日 (木)

メサイアはミニ本番でした

 メサイアの抜粋版による演奏で、ミニ本番(ってか、ゲスト出演ですね)をしてきました。初めてメサイアを練習している身にとって、この小一時間の抜粋版で一度本番を経験しておくことは、12月の本番(こっちは通常版による演奏)に向けての良い確認になりました。

 ミニ本番は、軍艦とカレーで有名な場所にある、芸術劇場の小ホールの方で行われました。会場に向かう途中、護衛艦と潜水艦の写真をバチバチ取りました(お約束ですね)。リアルな兵器って、かっこいいなあ…。水兵さんたちともすれ違いました。しっかりと心の中で敬礼をしました。軍人さんには敬意を持って接したいものです。

 朝10時に楽屋集合でした。私は15分前に会場入りしました。が、例によって、ここの合唱団はユルユルなので、時間になってもメンバーの点呼を取るわけでもなく、それどころか、10時になっても全員が揃っているわけでもなく(笑)、リハーサル(ゲネプロですね)開始の11時まで、それぞれのメンバーが、特におしゃべりをするでもなく、静かにまったりとノホホーンと時を過ごしていました。ああ、ユルイ…。

 ちなみに、合唱男声メンバーの楽屋は、大部屋でしたが、普通にホールの楽屋が用意されていました。女声メンバーの楽屋は、ホールにはなく、併設する別の会場の会議室でしたから、男声は優遇されていたようです。

 楽屋に入ってからの私は…ひとまず、早めの昼食(おにぎり3個とお茶)を食べ、音取り音源を聞きながら楽譜を眺めておりました。リハの時には本番の衣裳に着替えておけと言われていたので、リハの30分前に着替えを済ませ、後は適当にカラダをほぐしていました。

 やがてリハーサルの時間が近づいてきましたが「さあ、リハーサル会場に行きましょう」なんて声がけはなく、いつの間にか、皆さん、ポツリポツリと舞台袖に移動しはじめました。私は、皆さんがそれぞれで勝手に移動している事に気付かずに、数名のメンバーと楽屋に取り残されていました(笑)。楽屋のモニター画面に、合唱団のメンバーが写っているのを見て『ああ、もうステージに移動しているんだ…』と気付いたくらいです。

 ちなみに、楽屋には鍵もかけないようです。これでは楽屋泥棒さんの天国じゃん。私は、同じフロアにあるコインロッカーに貴重品を預けましたが、他の人たちは…どうしていたんでしょうね?

 さて、リハーサルです。私と数名は(移動開始に気付かなかったため)時間ギリギリに舞台袖に到着しました。先に楽屋を出た人たちのうち、数名は(会場に不慣れなために間違えて)別の会場(大ホールの方らしいです)に行っちゃったようです(笑)。

 時間になっても、すぐにはリハーサルは始まりませんでした。と言うのも、オケの楽器のセッティングに時間がかかったのです。会場が小さくて舞台が狭いのに、大人数が出演するのですから、楽器の配置がなかなか決まらないんですねえ…。

 オケのセッティングが終わった所で、合唱団の入場のリハーサルです。まずはバスの人たちが整然と入場しました。テノールは……並び順、決めてないじゃん、え? どーするの?……と思っているうちに、会場のあちらこちらからバラバラと舞台の上に集合して、適当に立ちました。例によって、私と数名が取り残されました。「私たちはどこで歌えばいいんですか?」「あー、その辺に入っておいて」とパートリーダーからアバウトな指示が出たので、私は舞台中央の雛壇の最上段という、何ともベストな立ち位置をキープしました(オレ様炸裂な立ち位置ですね)。その後、女声が実に整然と入場しました。ユルユルなのは、テノールだけじゃん(笑)。

 全員舞台に揃ったところで、本日のトラさんの紹介がありました。1stヴァイオリンと2ndヴァイオリンとビオラとチェロとコントラバスとトランペット…つまり全パートに一人ずつトラさんが入りました。それも全員首席奏者です。あ、ティンパニーさんもトラさんがやってきました。プロの方が首席を勤めると…オケが見違えるように、別物になりました。トラさんの威力ってすごいなあ…。

 通しで歌ってみました。私が個人的に注意したのは、1)ホールで本番だけれど、興奮せずに(いつもの事だけれど)冷静に小さな声で抑えて歌う事。2)他のパートをしっかりと聞きながら歌うこと(ホールがそこそこ広いので、無駄な反響がなく、いつもの練習場所と違って、他のパートやオケの音がよく聞こえる)のです。そう、ホールは、ちょっとばかりデッドな環境でした。私は、こういうデッドな場所は好きなんですが(だって音がクリアに聞こえるでしょ?)他のメンバーたちは、結構文句を言ってましたねえ…。

 ちなみに舞台の上は、照明が当たって、まぶしい上に暑かったです。おまけに立ちっぱなしでした。すっかり脱水症になってしまいました(笑)。

 リハーサルが無事に終わり、私は楽屋に戻って、スポーツ飲料をがぶ飲みして、水分不足を補い、後はモニター画面を見てボケーと過ごしていました。

 実はこの時間に、妻は団の幹部の方々に呼び出されて「お宅のご主人の声が大きすぎます。どうにかしてください」と言われて、平謝りをしていたのだそうです。私に文句があるなら、妻じゃなくて、直接私に言えばいいのに(笑)。聞けば、その苦情はオケの方々からのモノらしい(ホント?)のですが、だったらそれって、リハの時に指揮者が直接言うべき注意だよね。なのに、リハーサルが終わってから、団の幹部経由で妻を呼び出して、小言を伝言するなんて…女社会ってややこしいねえ…まあ、いいけど。

 私の声が大きすぎる件(つまり声が通りすぎる件)に関しては、私も妻も自覚しているし、合唱を壊すつもりもないので…ご注意を受ければ喜んで音量を下げようではなイカ! とにかく、全曲をmp程度の声で歌っても、まだまだ声が大きいと言うなら、いっそ全部p~ppで歌ってあげようではなイカ! これも合唱で歌うための、大切な勉強じゃなイカ! 私は喜んで音量を落として差し上げちゃうぞ~!

 さて、本番です。さすがのテノールも本番の時は、舞台袖に整列して、他のパート同様に整然と入場しました(笑)。

 本番のステージには私物の持ち込みは禁止で、腕時計も外してくれという指示が事前に出てましたが、男声の皆さん、腕時計はおろか、携帯電話とかお財布とか色々なものを舞台に持ち込んでました(汗)。どなたもポケットがパンパンです。ああ、だから楽屋に鍵をかけないのねえ……実に実にマイペースだなあ…。ちなみに、妻の話では、女声の方は楽屋に鍵をかけたそうです。女声は割としっかりしているのね。

 本番の演奏そのものは…良かったと思いますよ。オケはトラさんたちの活躍で、リハーサルも良かったけれど、それ以上に良くなりました。プロは本番以外は本気を出さないんですねえ(笑)。ソリストさんたちも、本番では本気になってました。合唱は私以外はリハーサルから本気でしたが、声が無くなる事もなく、大きな破綻もなく、きちんと歌ってましたよ。私ですか? そりゃあもう、きちんと“p~ppの範囲”で歌いましたとも!

 指揮者の先生の歌い振りの件ですが…リハでは音域をところどころ1オクターブ下げて指揮をしながら歌っていました(つまり、高音を回避したわけです)が、本番では、しっかり会場の方を向いて、指揮はせずに、その曲だけは歌手として歌っていました。どうやら、やっぱり、本番での歌い振りってのは、出来ないようですね。たぶん、テノールが高い声を出して歌うって、それだけ色々なものを捨てて、発声だけに集中しないと歌えないって事なんでしょうね。それは私にも分かります。歌いながら、とても指揮なんてできる余裕はありませんって事なんだと思います。

 そうそう、衣裳の話をしておきましょう。衣裳は「黒々なら何でもいい」という話だったし、テノールのパートリーダーさんも「黒ならタキシードでもいいんですよ」と私にわざわざ念押していたので、これはてっきり“タキシードを着てこい”というフリだと思ったので、私、ちゃんとタキシードを着ましたよ(笑)。私以外の合唱メンバーは皆、普通にお葬式で着るような喪服(ブラックスーツ)を来てきました。ま、それは想定の範囲内の事なのでかまいません。で、当然、指揮者とソリストは燕尾服を来てくるだろうから、合唱団員の私がタキシードでもいいだろうと思っていたら、なんと、指揮者さんはタキシードでした。それどころか、ソリストさんは喪服でした。ははは、ソリストさんよりもいいカッコで舞台に立っちゃいました(爆)。

 本番の演奏が終わりました。本番中は基本的に微動だにせず歌っていました(合唱じゃあ当たり前)ので、立ったまま脚がしびれてしまいました(笑)。演奏が終わって退場する時、舞台の上では堂々と歩きましたが、舞台そでにハケた瞬間、生まれたばかりの子馬状態になりました(笑)。ああ、鍛え方が足りません。

 それと、歌ってモノは、最初っから最後まで“p~ppの範囲”で歌い続けるものじゃあないですよ。こんな小さな声で、ずっと歌い続けていると、普通の数倍も疲れてしまいます。なにしろ、小さな声で歌うってのは、本当に真剣に声を支えて続けていないと、声が破綻してしまいますからね…。とにかく、体力がメキメキと消耗していまいます。

 本番終了近くになると、背中が疲れきって、高い声はもうファルセットに逃げるしかなくなっていました。ああ、ファルセットを使って歌うなんて…こりゃあ、負けも同然だな。力量不足も甚だしい(涙)。そして、ずっと背中で声を支え続けたため、本番終了直後に背中がつってしまいました(涙)。背中の痛い子馬なんて……いやほんと、こりゃマジで“pp地獄”ですよ、

 本番前に、あるメンバーが(もう十分お年を召されている方なんですが)「年をとって声が出なくなったら、合唱を辞めて、ギターでも習おうかなって思っているんだよ」なんて世間話を舞台袖でしていました。私も「年をとって声が出なくなったら、真面目に合唱に取り組もうかな」って、その時は思いましたが、訂正します。こんな“pp地獄”があるなら、合唱なんて若いうちじゃないと出来ないと分かりました。だって、年をとったら“声が出なくなる前”に“声のコントロールができなくなる”でしょう。合唱は、声のコントロールができるうちにやっておかないとダメだなって思いました。

 本番終了後、皆さん、疲れ切って楽屋に戻りました。さすがに小一時間とは言え、ステージに立ちっぱなしで歌っていたわけだし、男声メンバーは皆さん、還暦をとうに過ぎているような方々ですから、もう疲労困憊で無口でした。

 衣裳を着替えて……着替え終わると、一人二人と楽屋から出て行き、そのまま流れ解散になりました。あれ? 『お疲れさま~』とか『ご苦労さまでした~』とか、ないの? それ以前に「今日はこれで終了です。解散しましょう」って言葉がけもなかったよ。

 ふと気付くと、またも楽屋には、私を含め、ほんの数名だけになってしまいました。ありゃ、ヤバい(笑)。

 急いで楽屋を出て、会場入り口に行ってみたら、妻が私を待っていました。なんでも女声は男声以上に解散が速かったそうです(笑)。なにしろ、男声は全部着替えますが、女声は本番衣裳に多少のアレンジを加えるだけで普段着になれる(妻もそんな感じの衣裳だったし…)ので、解散が速いんですね。それと、女声の方には、急遽、他の出演者の演奏を無料で見てもいいですよという許可(おふれ)が出たので、多くの人が、最初から演奏を聞こうと思って、急いで客席に移動したらしいのです。

 …男声の方には、そんなお知らせはまわってこなかったぞ…。私たちの次の団体はジャズの人たちだったので、ちょっと聞きたかったぞぉ。

 とにかく、ミニ本番が終了しました。お疲れさま~。すっごく疲れました(笑)。

 今回の本番は、とにかく“pp地獄”ですね。カラダがヘトヘトになりました。その割には、精神的には何も解放されないので、色々とたまっちゃいました。でも、いい勉強になりましたよ。合唱では私の声はここまで抑えないとダメなんだなあ~。

 妻に「本番ではどうだった?」と尋ねたら、きちんとppで歌っていたにも関わらず、しっかりと私の声が聞こえていたそうです。ただ、さすがに音量は押さえていたので、合唱を邪魔するほどではなかったけれど、決して声は合唱には溶けていなかったそうです。つまり『合唱の中にソリストが混ざって歌っている』って感じになっていたそうです。

 あちゃ~、まだまだダメだね~。今の私は、合唱団員として合唱を歌う勉強をしているわけだけれど、まだまだ課題は満載のようです。

 でもまあ、あそこまで(“pp地獄”のことね)声を抑えれば、音量的にはOKなわけですね。あとは、声質とか発声の問題だね。妻曰く「声がピンとしているので、いくら小さな声で歌っても、合唱の中に声が紛れないんだよねえ」なんだそうです。声が“硬い”とか“強い”とも言ってましたよ。これでも私の声は(キング先生曰く)レジェーロなんですがねえ…。あ、レジェーロってのは、かなり甘くて柔らかい声なんですよ(笑)。そんなレジェーロな私でも、もっともっと柔らかく優しく歌わないと合唱に声が溶けないってわけで、一体、どれだけ柔らかく発声しないといけないんだい?

 とにかく、合唱をするなら、もっともっとソフトな声で歌う必要があるってわけだ。いやあ、合唱は『pp+ソフトヴォイス』で歌うのですね。よ~し、やってやろうじゃないかい!

 団としての打ち上げが無かったので、妻と二人で海軍さんのカレーを食べて、勝手に打ち上げをしました。やっぱり、カレーライスは日本人のソフルフードだよね~。

 そうそう、カレー屋さんに行く途中、軍の放出物を扱っているお店をのぞきました。なんか、心がワクワクしました。いい年してても、やっぱ男の子なんだなーと、自分で自分に感心しちゃいました。私は平和を愛好する人間けれど、軍の装備って、少年の心に共鳴するものがあるよね~。

 さて、12月の本番に向けて、今回歌わなかった曲を、ドンドン音取りして予習していかないとね。頑張ろう、頑張ろう。

2011年9月14日 (水)

実はすでに五年目に突入していました!

 先月の落ち穂拾いのところで「実は、8月はヘマした事が一つある」と書きましたが、そのヘマのリカバーにやって参りました。

 実は…老犬ブログのお誕生日である、8月14日に、そのお祝い記事をアップするのを、すっかり忘れていました(汗)。いや、正確にいえば、「アップするのを忘れていた」のではなく「記事を書くこと自体、忘れていた」という状況で、つまり人に例えると「大切な妻/恋人の誕生日を忘れていた~」にも匹敵する、大ポカだったのです。

 なので、一カ月遅れの本日、『老犬ブログ、おめでとう、五年目に突入!』の記事をあアップします。あ、そうそう、恒例なので、派手な文字列もアップしておきましょ。
 
 
   ★★★ 祝! 老犬ブログ、五年目、すでに突入~! ★★★
 
 
 はい、何だかんだ言っても、毎日、コツコツと一つずつ記事をアップしてきて、五年がたちました。自分で言うのもなんだけど、エラいな~。

 おめでとう、五年と言ったら、一つの節目だね。自分で書いちゃうけれど、立派なものだ。雨にも風にも変態にもストーカーにも負けず、よく続けたー! 頑張りました。

 ちなみに、そんなめでたいのにも関わらず、すっかり忘れていて、アニバーサリー当日の8月14日は、どんな記事をアップしちゃったのかと言うと…これです。「音楽レイトスターターさんに100の質問 その4」でした。おお、お盆休み進行の最中だったんですね。

 てなわけで、やせても枯れても遅れても、五周年てなわけで、まとめの意味も込めて、去年同様、この一年間(+1カ月)の月間トップ3の記事を発表します。どの記事に皆さん方の注目は集まったのか、一目瞭然ですよお。それではスタート!
 
 
2010年8月
 第1位 「楽しくないなら、練習はやらない方がいいです
 第2位 「三年目も、よく頑張りました(いよいよ四年目に突入だ~)」
 第3位 「帝国劇場に行って、ミュージカル『エリザベート』を見てきました
 
 
2010年9月
 第1位 「フルートワールド2010に行ってきました その2 頭部管で楽器は変わる
 第2位 「フルートワールド2010に行ってきました その1 ソルダードがフルートの標準です
 第3位 「百万円あったら、何に使う?[音楽限定]」
 
 
2010年10月
 第1位 「アマチュア演奏家の皆さんは注意しましょう
 第2位 「フルートの選び方(私の提案)」
 第3位 「初心者は安い洋銀フルートで十分?」
 
 
2010年11月
 第1位 「帝国劇場で『モーツァルト!』を見てきました
 第2位 「2010秋・アルタスフルートフェアに行ってきたよ その2 音量豊かにフルートを演奏するためには…」
 第3位 「子どものリコーダー演奏みたい(笑)」
 
 
2010年12月
 第1位 「フルートアンサンブルをやるなら、フルートは総銀にするべき?」
 第2位 「フルート発表会でした その1 チューニングなんてしないのよ[Bach編:音源付き]」
 第3位 「初心者は安い洋銀フルートで十分?」
 
 
2011年1月
 第1位 「“タイガーマスク運動”と“子ども手当て”」
 第2位 「ヴァイオリンを学ぶって、つくづく“金持ちの道楽”だと思う
 第3位 「頭が悪いので、暗譜できないんです…」
 
 
2011年2月
 第1位 「楽器を育てていく
 第2位 「洋銀系フルートは、安すぎるのが問題です
 第3位 「習い事にいくら使った?」
 
 
2011年3月
 第1位 「花粉症とヤクルト
 第2位 「フルートのレッスンに行けなかったので、色々と考えました
 第3位 「アルタスという会社の、その姿勢が悲しい(涙)」
 
 
2011年4月
 第1位 「フルートとヴァイオリンを辞めました
 第2位 「新しいフルートの先生との“面談”って奴をやってきた
 第3位 「アルタスという会社の、その姿勢が悲しい(涙)」
 
 
2011年5月
 第1位 「アルタスという会社の、その姿勢が悲しい(涙)」
 第2位 「初心者は安い洋銀フルートで十分?」
 第3位 「セーム革(とフルート)のお手入れ方法
 
 
2011年6月
 第1位 「アルタスという会社の、その姿勢が悲しい(涙)」
 第2位 「息はあんまり強く吹き込まない事
 第3位 「ソノリテとタファゴベ
 
 
2011年7月
 第1位 「練習場所の見つけ方
 第2位 「フルート購入するなら『安物買いの銭失い』は避けたいですね
 第3位 「ピアニストさんとは、どうやって、知り合いになればいいの?」
 
 
2011年8月
 第1位 「ランパル式のタンギングという奴を習ってきたよ
 第2位 「人の数だけ正義はある
 第3位 「声楽の先生の探し方
 
 
 しかし「アルタスという会社の、その姿勢が悲しい(涙)」という記事、大人気だな。この記事は、実は古い記事で、2008年12月29日 (月)の記事ですよ。内容は「アルタスはウェブが充実していないから、もっと頑張ってほしい」って奴です。追記に書きましたが、記事を書いた当時よりは、頑張っていますね。その姿勢をみんなで評価しましょう。ただ、まだまだ他のメーカーさんの比ではないのが残念です。きっと、そのうち、きっと、どこよりも充実したサイトを作ってくれるのではないかって期待しています。

 「初心者は安い洋銀フルートで十分?」という記事も人気ですね。これも古い記事(2009年3月27日 (金))なんですよ。こちらは、使用する楽器の値段と、奏者としての腕前とかランクとかは関係ないし、人それぞれ、自分にあった楽器を使っていけばいいじゃんって趣旨の記事ですね。

 それにしても、ざっと見渡す限り、やはりフルート系の記事が上位を占めてますね。フルートの選び方とか、洋銀系フルートに関する記事とかに人気があるみたいですね。やはり、フルートの購入を考えているような方が検索で、ここにたどり着くのでしょうね。

 また、声楽系の記事は人気ないですが、ミュージカルの鑑賞記を書くと読まれるみたいです。オペラだと反応薄いのですが、ミュージカルだと反応いいですね。もっとミュージカルを見に行って、鑑賞記をアップするといいのかな?

 それと、エッセイ系の記事もボチボチと読まれているみたいです。

 ブログの当初からやっている、声楽系、合唱系、金魚系の記事って、ほんと、人気ないですね。声楽系はとにかく、合唱系は歌唱人口が多いのですから、もっと読まれていいような気がしますが、私の記事は、合唱の人には面白くないのでしょうね。なにしろ、事あるごとに「合唱やると、ストレスたまる~」なんて書いてますから(笑)。合唱命の人が見ると「フン!」って思うのかもしれません。でも、これは私の正直な気持ちなんです。やっぱ、私はオレ様ですからね。他人と同じことをするのがイヤだし、人のいいなりになるのもイヤなんです。

 だから、フルートを吹いても、吹奏楽に行かないのは、たぶん、そういう理由。私には協調性とか従順な心というのが欠けているんですよ。基本「チームプレイよりも個人プレイ」な人ですから(笑)。

 ブログが始まった当初は、習い事は声楽だけ。それも月二回のグループレッスンでしたから、レッスンの内容も、数回に分けてアップしていたり、レッスン以外の音楽エッセイも多かった老犬ブログですが、今は、習い事そのものが、声楽とフルートの二本立てになり、さらにそれぞれが毎週レッスンがあるわけです。それに加えて、月一回の歌劇団の練習と月二回のヴァイオリン独学報告もあるし、期間限定だけれど、月二回のメサイアの練習もあるわけです。練習やレッスンの報告をしているだけで、ブログ記事が埋まってしまうのが、最近の老犬ブログです。おかげさまで、ネタ切れはありえませんが、積みネタが貯まって貯まって(笑)。あんまり、貯まり過ぎて困ってます。

 ブログネタって、オークションで売れるかな?(爆)

 こんなグダグダなノリで、まだもうしばらく、頑張りますよ~。

2011年9月13日 (火)

息は円循環で吐き続ける

 ああ、眠い。最近、仕事が多忙なので、さほどタフでない私は、ヘトヘトでございます。帰宅して、レッスンに行くまでのわずかな時間にブログをしようと思ってパソコンに向かったら、そのまま居眠りをしちゃいました。妻に「そろそろレッスンに遅れるよ~」と声をかけてもらわなかったら、きっとそのまま朝まで熟睡しちゃっていたかもしれない私です。

 しかし、睡魔って奴は、音もなく、すっと訪れ、こちらが気が付かないうちに魔法をかけていくね。だって、私、目覚めるまで、自分が寝ていたことに気付かなかったもん(当たり前か?)。

 さて、声楽のレッスンに行ってきました。

 冒頭の二重唱は、今回は時間の都合でパスです。

 さっそく、軽く発声練習してから、コンコーネに取りかかりました。

 コンコーネの8番は、だいぶ歌えるようになってきたので、OKという事になりました。9番と10番は、まだ残念なところがあるので、次回に持ち越しです。

 9番を歌う時の最大のポイントは、最後の最後に登場する高いAsですね。このAsをしっかりと歌うためには、Fでしっかりと声を上に持っていってジラーレをする事が大切だと言われました。

 と言うのも、Asをキレイに出すためには、通過点であるGをキレイに出さないといけません。そのGをキレイに出すためには、その手前のFでしっかりと声を上にあげてジラーレしないといけない…と言うことで、今回はジラーレの練習をしました。

 ジラーレと言うのは、息は後ろに、声は後ろから前に曲げて出す歌い方です…って、歌わない人には何だか分からんチンプンカンプンな説明ですね、ごめん。とにかく、そのジラーレの練習をしてきましたし、家でもしてきて下さいと言われました。

 ちなみに、自分が歌っている音がどの音なのかが、常に分かっていないといけないと先生はおっしゃいます。それは、音高によって歌い方が変わるからです。特にテノールの場合、五線の上のEまでと、その上のFとかFisとかでは、声の出し方がちょっと変わってくるからです。いわゆる、パッサージョって奴ですね。

 とにかくEまでの声を、Fになった途端(たった半音しか上がってませんが)に、頭の中の声を当てる場所を、もう一段階上にあげて、あげたついでにグルンとジラーレして回して上げるのが、正しい発声なんです。そのためには、今自分が歌っているのがEより低いのか、Fなのかが分かっていないといけないのだそうです。ただ、闇雲に歌っているだけでは、すぐに高音は出せなくなります。出したい音の音高に合わせて、声の出し方をガラっと変えないといけないので、今どの音を出しているのかが大切なんだそうです。
 
 
 さて、イタリア古典歌曲です。「Tu lo sai/あなたは知る」です。歌いましたよ。自分でも、よく分かるくらいに下手ですね(涙)。なんでしょ、とにかく、ちゃんと歌えない。

 今ですら,こんなに下手なんだから、以前はよっぽどひどかったんだなあ(シミジミ…)。しかし、今が下手と言うことは、未来はと~っても明るいよね。だって、上達する一方なんだもん。さあ、ガンバロ。

 この曲は先生がおっしゃるには「本当は、とっても簡単な曲」なんだそうです(実際、初学者のみなさんがバンバン歌っちゃう歌だもんね~)。それがこうも歌えないのは、ただ単純に“私がブレスコントロールが下手”だからだそうです。そう言われれば、最近、ブレスの練習、サボってたなあ…。

 とにかく細く長い息をずっと吐き続けながら歌う事。その息の吐き方も直線ではなく、円を描くように吐き続ける事。これが大切。つまり円循環で息を吐き続ける事が大切で、円循環と言う事は、前進しつづけると言うことで、決して元に戻るとか、リセットするとかの行為はナシです。

 具体的に言うと、カラダを固めてはいけないけれど、特に何かを変えわけではなく、ずっとお腹をひき続けたままで歌う事。それこそ「息は後ろに、声は前に曲げて…」で、楽に楽に歌う事。ここがポイント、難しいね。

 言われて気付いたけれど、私の息は確かに円循環していないかも。息が口先で止まっているような感じ。声だけで歌っている…ような感じ? 声をもっとしっかり息に乗せて歌うことが必要かも。

 特にブレスの時に、息を吸いながらも、息が前進していけるようにするためには、ブレスの前後で口腔のカタチが変らないように、しっかり形状を保ったまま歌えると良いのでないかと…今、ひらめいた(笑)。

 しかし、この曲、私の弱点を見事にあぶり出して、白日の元にさらけだされる曲です。…ってことは、これを乗り越えると、私の歌が一段階上手になれるってわけで…よし、がんばるぞ。

 今回も「Tu lo sai/あなたは知る」に全力集中しているので、ロッシーニの「約束」は無しでした。

 以前から、歌いたい歌いたいと言い続けている、懸案のベッリーニの歌曲ですが、実は先日、BEEさんから「良い譜面(リコルディの高声用のベッリーニ歌曲集)があるよ」って教えてもらったので、それを購入して、先生に見せたところ、じゃあ、軽くやってみますか?と 言うことで「Vaga luna/優雅な月よ」を次回以降、チョロッとやる事になりました。よし、やるぞ。頑張るぞ。

2011年9月12日 (月)

フルートのレッスンは休んじゃったので、代わりに、私の日々のスケジュールの話などを(照)。

 実は、仕事が忙しくて、時間が作れずに、フルートのレッスンをお休みしちゃいました。たぶん、これで二度目? 笛先生の時は、一度もお休みしなかったので、H先生になってからは、まだ半年もしていないのに、二度もお休みしちゃってます。来週こそ、レッスンに行けたらいいなあって思ってます。

 さて、それで話が終わっては老犬ブログではないので、今回も別の話をしましょう。

 先日「ヴァイオリンは安物に限る(爆)」という記事のコメント欄に、ブログ友達のおざっちさんから「すとんさんのスケジュールを教えて」という要望があったので、今回は、その話をします。

 2011年現在の、私の日々のスケジュールですが…まず、普通の勤め人の方とはまるっきり違うと思うんですよ。なので、参考にはならないと思いますし、おもしろくもないと思うのですが…?

 まず、朝の起床は…日によってまちまちなのですが、とりあえず、朝の6時のテレビのニュースは毎日見てます。なので、だいたい、そのくらいには起床しています。で、朝起きて、トップニュースをチェックしたら、パソコンでメールをチェックしたり、ニッチなニュースを入手したり、ちょいと皆さん方のブログをチェックした後、ヴァイオリンの練習をします。で、朝御飯を食べて、出勤です。

 職場は家の近所にありますので、すぐに到着です。仕事は…いわゆる研究職です。勤務時間はあってないようなもので、かなりフリーダムでフレキシブルな時間で働いております。労働時間ではなく、仕事の成果をきちんと出せばいいので、休憩時間も割と多めで、普段はのんびりとのんきにやっています。ただ、期日までにちゃんとしたクオリティーのレポートを提出し続けないといけないので、たまにやたらと忙しい時もあります(今がそんな感じ?)。

 とは言え、妻に「今日は仕事に行くの?」と尋ねられるような、そんな程度にユルユルと働いています(笑)。

 で、帰宅。徒歩でテレテレ歩いて帰ります。帰宅時間は日々マチマチ(笑)。午後4時ぐらいに帰っている時もあれば、9時過ぎの時もあります。時間給ではないので、長時間働くのは負け(笑)です。なるべく早く帰宅できるように日々務めています。

 帰宅すると、まずはブログの時間で、次の日のブログ記事をアップ予約をしたり、ブログ記事の書き貯めなどをしています。

 ブログが一段落すると、書斎で音楽の練習(声楽&フルート)を、午後10時過ぎまでしています。音楽の練習の合間に、休憩代わりに、皆さんのブログを訪問させていただいてます。

 ただし、レッスンのある日は、音楽の練習の途中でレッスンに行きます。コンサートがある日は、コンサートに出かけます。

 フルートも声楽も徒歩10分くらいのところにお教室があるので、これまた歩いて通ってます。レッスンは、ともに週1回ずつ。フルートは毎回30分前後? 声楽は30分の日と1時間の日が交互にあります。

 10時過ぎまで、音楽の練習をしたら、それから入浴をして、軽食を食べて、テレビやビデオを見てくつろいで、ベッドに入るのが午前1時過ぎです。で、翌日の6時前には起床しているわけです。

 これが平日の私のスケジュールです。

 休日は…その日によって、過ごし方が違うので、あまりパターン化されていません。歌劇団の練習がある日は、そのように動くし、合唱の練習がある日もそれなりに活動しています。コンサートや映画にもよく行くし、友人と会うのも休日ですね。何も予定がない日は、一日ボケーとしているか、近所を散歩に出かけますが、そんな日はあまりなく、休日も結構予定がビッチリな人です。

 ちなみに休日は起床時間も就寝時間も適当だし、昼寝もバンバンするし、朝寝も夕寝もすれば、真夜中に起きて、ガチャガチャと活動もしています(笑)。

 ほら、あんまり参考にならないでしょ(笑)。

蛇足。 最近はiPhoneで外出先でもネットをするという癖が付きました。もう、ほんと、どうしましょう(爆)。

2011年9月11日 (日)

老眼と私[2011年9月第2週・通算30週]

体重:102.6kg[-0.2kg:+2.0kg]
体脂肪率:30.8%[+0.7%:+0.7%]
BMI:31.7[-0.7:+0.3]
体脂肪質量:31.6kg[+0.7kg:+1.3kg]
腹囲:100.7cm[+0.4cm:-10.5cm]
     [先週との差:2011年当初との差]

 若い時の私は実に目が良かったのです。近くも遠くもよく見えたし、細かいものだってルーペなど必要ないくらい、よく見えたし、暗いところも(真の暗闇でなければ)結構普通に行動できるほど、よく見えていました。検査をすると、若干の乱視が入っていたけれど、おそらく脳内でうまく補正されていたのでしょう、乱視で困った事もありませんでした。

 そんな事もあり、30代前半までの私は、読書の虫であり、活字中毒でした。毎日毎日、イヤになるほど本を読み、知識を蓄えていきました。

 そんな私が読書と決別したのは、30代の後半に入った頃です。実は、急に目がかすむようになり、活字がロクに見えなくなったのです。どれくらい活字が見えなくなったのかと言うと、当時の私は小学校のセンセをしていたのだけれど、その小学生用の教科書の活字が判読できないほど、目がかすむようになり、普通の本が読めないのはもちろん、教科書や絵本の類もアウト。字どころか、絵もよく見えなくなりました。

 私の視界から“輪郭”というものがなくなり、世界は単なる“色の染み”になりました。

 当時の私は、新人の重篤な糖尿病患者さんだったので、世界から輪郭がなくなった途端「こりゃ、ヤバイ。糖尿病による網膜症じゃないか?」と思い、主治医に相談の上、眼科にGo!しました。

 検査の結果、いくら重篤な糖尿病患者とは言え、若いし、糖尿病になりたてだったので、まだ網膜はキレイで、全然、網膜症の気配もなかったそうです。「あれ?」って感じですよね。そこで、さらに検査をして判明したのが…“老眼”。そう、ちょっと拍子抜けだけど、私は40歳になる前に老眼になってしまったのです。

 医者の説明によると、私はずっと「目がいい」と思ってましたが、それは大きな間違いで、実は遠視だったのだそうです。つまり、遠視&乱視で、子どもの頃からメガネなどで矯正しないといけない人だったのだそうです。それをこの年まで放置してきたので、使い減りというのでしょうか、水晶体(レンズ)が年令の割に早めに劣化してしまい、結果として他人よりも早い年令で老眼になってしまったという事なんです。

 若い時の私は、遠視だったのです。本来は近いところや細かいモノなどが見えないはずの人だったのです。普通の遠視者は、手元が見えなくて困るという自覚症状から遠視が発覚し、メガネで矯正し、過度にカラダに負担をかけないようにするそうです。しかし、私の場合、見えないはずの手元はおろか、かなり細かいモノですら、持ち前の筋力(笑)で、無理やりに水晶体を引き延ばしたり押しつぶしたりして、ピントを無自覚に無理やり合わせて生きてきたようです。ですから、遠視だったけれど、遠視が発覚することもなく、生活に支障も生じることなく、これまで平穏無事に過ごせてきたわけのです。しかし、さすがに水晶体に無理をかけすぎたためでしょうか、普通ならば40代に入ってから劣化するはずの水晶体が、使いすぎのため、40歳前に劣化してしまったのだそうです。

 これは別に私に限った話ではなく、割と多くいる類型パターンの一つなんだそうです。つまり「目が良い人は、早く老眼になる」という都市伝説は、まんざらの嘘っぱちではなかったようです。

 糖尿病網膜症は大病ですし、失明の危険もありますが、老眼となると、これは加齢現象だし、視力が劣化するだけで、失明するわけじゃありません。とりあえずの危機は脱した感じです。

 さっそく、お医者さんに処方箋を書いてもらって、老眼鏡を作りました。キツい乱視が入っているので、レンズは特注になりました。

 最初のメガネは5年くらい使ったと思います。必要があって急いで作ったせいもあって、実はフレームのデザインが、とっても気にくわなかったのですが、仕方なく我慢して使っていました。

 5年もすると、老眼鏡をかけていても、手元が見えづらくなってきました。そろそろ、メガネの替え時かなって思い始めました。

 そんなある日、ふと眼鏡屋に行ったところ、私のハートをわしづかみするメガネフレームと遭遇しました。ブランド物でちょっとお高かったけれど「渡りに舟とはこの事だ~!」というので、エイヤーとメガネを作り替えました。

 それから、さらに5年です。とりあえず、老眼ライフにも慣れてきました。時期的には、次のメガネに切り換える頃なんだと思います。実際、普通の字はまだまだいけますが、細かい字はちょっと、かすみ始めるようになりました。

 本当に小さな字はルーペを使って見れば問題ないし、メガネのフレームも気に入っているので、まだしばらくは、このまま行こうかなって思ってます。しかしその一方で、老眼は着実に進行しているわけで、それなのに、合わないメガネを無理に使って、カラダに負担をかけるのは、良くないだろうなあと感じる時もあります。いっそ、四の五の言わずに、再び老眼鏡を新調したほうがいいのではないとも思います。

 老眼鏡と言っても、安いものがいくらでもあるご時世、私の場合、レンズを乱視入りの遠近両用薄型タイプにしたいので、どうしてもお高くなってしまうのが、悩み所なんですよね。

 老眼が、かすみ目用の目薬で治ったら、素晴らしいのになあ…。

2011年9月10日 (土)

カンロさんがお供を連れてやってきました

 先週、白鳳様が星になってしまいました。ここでうっかり日を過ごしてしまうと、残った金魚たちがドンドンと巨大化してしまいます。実際、白鳳様が水槽を留守にしていた十日ほどで、ジュナがみるみる大きくなってしまいました。今では、チグサとほぼ同じ大きさにまで成長しました。

 この子たちは、成長の余地さえあれば、無限にデカくなるみたいです。

 そこで「金魚の数は三匹でいいや」と覚悟が決まれば、これはこれでいいのですが、今、水槽にいる金魚は、サクラ(ほぼ白)、チグサ(紅白)、ジュナ(ほぼ赤)で、なんか色使いが単調と言うか、アクセントがないと言うか。今まではスズネ(ほぼ黒)が水槽の色調をピリっとしめていたので、やっぱり四匹目が欲しい、という事になり、さっそく金魚屋に出かけてきました。

 いやあ、金魚の世界にも、流行の色とか、今年の新色、みたいなものがあるんでしょうか? 金魚屋に行ったら、なんと、フナ色の子がワンサカいました。

 フナ色…私も始めて見ました。金魚図鑑なんかでも見かけたことありません。

 フナ色と言うと、まるで「鮒(ふな)のような色」と思われるかもしれませんが、全然違います。琥珀色というか、ベッコウ飴のちょっと薄い色っていうか、水割りのウィスキーの色と言うか、黄色と緑とオレンジを混ぜ合わせたような色と言うか、ひと言で言うと「渋い金色」なんですよ。そんなフナ色の金魚たちがワンサカいました。

 最初は黒い子か、さもなければ茶色い子にしようと想ってましたが、フナ色の子を見て、一目惚れ。たくさんいるフナ色の子から一匹選んで連れて帰る事にしました。

 フナ色の琉金、フナ色のランチュウ、フナ色のデメキン、フナ色のシシガシラ…。やっぱり飼育のしやすさから考えれば、シシガシラだよね。元気が余っている、フナ色のオランダシシガシラを一匹選んで家に連れ帰りました。

 フナ色ですし、私はこの子の体色から「飴」を想像したので、カンロ(甘露)と名づける事にしました。1280円です。体型から見ると、たぶんオスじゃないかなって思います(確証なし)。今、我が家の水槽には女の子しかいないので、オスも必要でしょう。ですから、たぶんオスじゃないかなって思われるカンロにしました。

 金魚の雌雄の区別って、本当は見分けるの、難しいんだよねえ…。

 カンロを連れ帰る時、ついでと言ってはなんだけれど、緋ドジョウも二匹、連れて帰りました。こっちも、元気が有り余っている子を選んできました。一匹580円です。ドジョウ界もカゲムシャが星になったので、そろそろ新入りが入ってもいい時期でしょう。

 いつもの事ですが、どの子もウチに来た当初は、小さいんです。カンロも小さいですよ。どれくらい小さいかと言うと、サクラの頭部よりも小さい(笑)。もちろん、重量比ですが、絶対にサクラの頭部の方がカンロ全体よりも大きいです。下手すると、カンロはジュナの頭部よりも小さいかもって感じです。

 新入りのドジョウも小さいですよ。今まで一番小さかった縞ドジョウよりも小さいです。こんなに小さな子が、半年もすれば、ズデーンって感じに育ってしまうのです。金魚って、成長がはやいです。何をそんなに生き急いでいるのでしょうか?

2011年9月 9日 (金)

ヴァイオリンは安物に限る(爆)

 ヴァイオリン独学練習報告です。

 九月に入り、まだまだ残暑厳しいですが、それでも風は秋風になってまいりました。みなさん、愛器は無事に夏を乗り越えられましたでしょうか? 夏のわけわからない温度で、ニスがべたついたり、溶けたりしませんでしたでしょうか?

 私ですか? ミヤマは、夏の間は、暑い部屋に放置です。ニスが溶ける? なんですか、それ? ミヤマのニスは、日曜大工用の化学合成のニスなので、高温多湿にはバッチリ対応しております。

 実はミヤマを作る時、ニスは本物のヴァイオリン用のニスにしようかと悩みましたが、結局、入手のしやすさから、日曜大工用のニスを採用しちゃった軟弱な私だけれど、結果オーライで、それが正解だったようです。普通のヴァイオリンをお持ちの方は、夏の暑さでヴァイオリンのニスが溶けないように、色々と苦労された方もいらっしゃるようで…。

 ま、ミヤマに限らず、低価格のヴァイオリンでは、天然のニスではなく、化学合成のラッカーなどを使用しているそうですから、そういう楽器も高温多湿には強いですね。

 ビバ! 安い楽器! 安い楽器はヒドイ状況に強い、ニスが溶けないぞ(笑)!
 
 
 さて、今回、篠崎教本はどこまで進んだのかと言うと…。

100番「毎日の練習」 OKだけど…苦労したなあ。スラーは難しい。まあ、丹念に練習していくことだけで、乗り越えられるものなんだろうけれど、やっぱりスラーは難しい。この課題には、本当に時間が掛かりました。

101番「速い全弓と遅い全弓」 OK。これは簡単。スラーがなければ、こっちのモンだな(笑)。

102番 OK。やっている事は、基本的に101番と似たようなものなのに、白玉音符(二分音符の事)とスラーの違いだけで、私にとって、これだけ難易度が上がるとは…。おそるべし、スラー(爆)。
 
 
 今回はこんだけです。少ないですね。ま、それだけスラーに手こずったと言うか、100番に時間がかかったと言うか。103番「アンダンティーノ」には、スラーがたっぷりあるので、手こずってますよ。

 教則本が進むに連れて、進度が遅くなるのは仕方ないですね。進度が遅くなると、ついつい嫌気が差してしまうのが、悲しい人間のサガです。先生についていれば、先生がそのあたりを一生懸命ケアして「教則本は進みが遅くなったけれど、とても上達してますよ」とかなんとか言って、励ますのだろうけれど、私の場合、誰も励ましてくれない(笑)。だから、教則本の進みが遅くなって、嫌気がさしてヴァイオリンがイヤになって挫折しないように、自分自身を鼓舞していかないとね。

 がんばれ~、えらいぞ~、自分。誰も認めなくても、とにかく、よくやっているぞぉ~。

 ああ、ご褒美が欲しい(爆)。

2011年9月 8日 (木)

ミニヨン・エチュードは6番をいただきました

 フルートのレッスンに行ってきました。今週は一応、日々、普通にフルートの練習をして、レッスンに行ってきました(笑)。

 アルテ15課2章の、F-durの4番の「スケールとアルペジオ」は……合格! 頑張ったもん。とにかく、ゆっくりと、しかしブレスは指定どおりに、腹式呼吸でたっぷりと吹いてやったさ。

 d-mollの6番の「クロマチック」も合格。最初からブリチアルディ・キィーを使わないって覚悟決めて練習しておけば、なんて事ないさ~。

 d-mollの7番の「スケール」も合格。実は最初、なぜか息が足りなくて??でしたが、途中で、全部にスラーをかけて吹いていたことに気づきました。そこでスラーをやめて、タンギングをつけて吹いたら、息が余りました(笑)。

 d-mollの8番の「d-mollのスケールとアルペジオ」は…不合格、残念。やっぱり、アルペジオは苦手だな。

 ミニヨン・エチュードの5番は…あっちこっちにある小さな間違いを潰しきれなかったけれど、とりあえず、合格にしていただきました。「いつまでも、この曲ばかり、やってられない」と言うのが、先生の弁です。すいません。「あとは、家で練習しておいてね」と言われたけれど、きっと“やらない”(笑)。

 次回からは6番なので、先生が模範演奏をしてくれました。もちろん、録音しました。この曲は、最初から好きになれそう。最初から譜読みをきちんとやってきてねと言われました。

 この曲のポイントの一つは、中音でラ-bシ-シとクロマチックに動く部分の吹き方です。ブリチアルディ・キーの使い方に注意なんだそうです。

 やりがちなのが「“bシ”->(ブリチアルディ・キーを外す)->“シ”」という吹き方ですが、このやり方ではNGだそうです。正しくは「“ラ”->(ブリチアルディ・キーを外す)->“(正式な運指で)bシ”->(正式な運指で)“シ”」なんだそうです。この点について何度も念を押されました。

 とにかく、便利だからと言って、なんでもかんでもブリチアルディ・キーに頼らないこと…なんだそうです。そして原則として「クロマチック進行の時はブリチアルディ・キーを使わない事」なんだそうです。あと「第三オクターブではブリチアルディ・キーは使わない」ってのもあります。

 とにかくミニヨン・エチュードが6番に入れてよかったです。

 実は9月は(も)仕事が忙しくて、今のところ、どれくらいフルートレッスンに行けるか分からないのですよ。下手すると、今月のレッスンはこれっきりかもしれないし。

 御月謝の事もある(ウチはレッスンを欠席しても受講料は発生するし、振り替えレッスンもないので、欠席はするだけ“損”なのです)ので、まあ、なるべくレッスンに行こうとは思っているけれど、仕事とレッスンでは、仕事優先なのは仕方なしです。

 ま、新曲がもらえたので、たとえレッスンに行けなくても、新曲の練習に励むことにします。新曲は、毎週レッスンに通っていても、簡単には合格いただけないので、ちょうどよいです。

 今回はブリチアルディ・キーの注意を受けていたので、雑談は無しでした。

 先週、お話があったフルート・アンサンブルは、色々と考えた結果、パスする事にしました。理由は…普段から忙しく“リア充”な生活をしている私ですが、今年は、臨時活動としてメサイアを抱えているので、特に忙しいんです。その上、フルート・アンサンブルまで付け加わってしまうなら、そりゃあオーバーワークってモンです。

 実際、アンサンブルは、10月に楽譜をいただいて、2回程合同練習に行って、11月の初旬に本番。ちなみにメサイアの本当の本番が12月。アンサンブルの練習はすべてメサイアの練習と丸カブり。私は「先約主義」なので、ブッキングしたら先に予定に入っていた方を優先する事にしていますので、そうすると、アンサンブルは一度も練習に出ないまま本番? ありえないでしょう。…と言うわけで、フルート・アンサンブルは見送りになりました。ちょっと残念です。縁がなかったのだと思う事にしました。

2011年9月 7日 (水)

メサイアの練習はオケ合わせでした

 メサイアの練習に行ってきました。次回が本番なので、今回の練習はオケ合わせでした。オケ合わせと言うのは、出演者全員が練習場に集まって、通し練習をする事で、特にオーケストラが参加する練習の事を“オケ合わせ”と言います。これがオーケストラでなく、ピアノだと“ピアノ合わせ”とか“伴奏合わせ”って言います。

 今回のオケは、第一ヴァイオリン3名、第二ヴァイオリン4名、ビオラ4名、チェロ1名、コントラバス3名、チェンバロ1名、トランペット1名、オーボエ・ファゴット・ティンパニは0名と言う、素晴らしくバランスの悪いオケでした。聞けば、このオーケストラはアマチュアさんで、その構成員は、教職員と父母有志なんだそうです。以前にも書きましたが、私が今、参加させてもらっている合唱団は、某学園の関係者と友人のみで構成されている団体なのですが、オーケストラの方も同じような感じの団体でした。そういう意味では、我々合唱団とは、姉妹関係にあるオーケストラさんなのでした。

 オケの腕前ですか? そりゃあプロとは比較できません。おそらく市民団体としてブイブイ言わせているようなアマオケさんと比べても、色々と困難な部分をたくさんかかえている団体さんですが、なんか憎めなくてねえ…。

 以前の私なら、この演奏レベルだと「オケが歌の足、引っ張るな!」って調子で、プリプリ怒っちゃうのですが、それが今回はなんとも“まったり”とした気持ちで、すべてを受け入れちゃいました。なんでだろ? お仲間意識って奴かな? それとも急に老成して人間が丸くなった(わけないか!)のかな? おそらく正解は、私自身がヴァイオリンのまねごとを始めたせいか、アマチュアの弦楽奏者たちに寛大になっているからなのかもしれません。いやあ、だって、私には、あんなふうにヴァイオリン弾くのは、ムリムリムリだもん。

 今回の練習は、時間的にはいつもの倍でしたが、本番直前って事もあって、細かい部分のチェックは無しで、とにかく“合わせ”がメインでした。「事故があっても、通す!」みたいな練習でした。いや、実際、本番直前なのに、あっちこっちで事故が多発してたし(涙)。

 しかし、木管楽器がいないので、オケが丸まる落ちている箇所が数ヶ所ありました。事故ではなく、木管だけで演奏する箇所が無音になるんですね。歌っていて、ちょっと心臓に悪いです。

 とにかく、本番の順番で全部を通しました。今回は、抜粋演奏なので、全部で45分のミニ・メサイアです。

 ちなみに演奏曲目は以下のとおりです。

01  Symphony
04  And the glory of the Lord
11  For unto us a Child is born
19  Behold the Lamb of God
21  Surely He hath borne our griefs
22  And with His stripes
23  All we like sheep
38a Thou shalt break them
39  Hallelujah
42  Behold, I tell you a mystery
43  The trumpet shall sound
47a Worthy is the Lamb
47b Amen

 抜粋版の演奏とは言え、合唱ばかりでは飽きちゃうので、1番のSymphony(オケのみ演奏)以外にも、バスのソリストさん(兼“トラ”ですね)が42番と43番で見事な独唱を、オケのトランペットさんも、トランペットが主役の曲(43番)を頑張ってくれます。あと、指揮者で指導者のY先生が、なんと38a番で“歌い振り”をします。ビックリです。

 “弾き振り”というのは、たまに見かけますが“歌い振り”というのを見るのは、私、初めてです。本番でも歌うそうですが、その時は、観客の方を見て歌うのかな? それともオケの方を向いたまま歌うのかな? ちょっと興味シンシンです。ちなみに、残りの9曲が合唱メインの曲です。

 オケの伴奏だと、本当に歌いやすいですね。ピアノだと、伴奏がサウンドになって固まって聞こえる(ホモフォニー)のですが、オケだと複数のメロディーがたくさん鳴っていて(ポリフォニー)、例えば合唱のテノールの旋律を、ビオラとかチェロとかが、その骨組みだけであっても、奏でてくれるので、いかにも歌を支えてもらっている感じがして良いです。

 しかし、トゥッティは危険だね。ついつい、周りがガーッて鳴っている時は、自分の声が聞きたくなってしまいます。しかし、そんな事をしてしまうと、声が浮き上がってしまい、合唱としては(個人の声が浮き上がって聞こえるのは)ダメなので、じっと自分を抑えて、歌っていました。ああ、ストレスがたまる~。

 ところが、練習が終わってから妻に「もっと、ちゃんと歌いなよ。合唱だと思って、いい加減に歌っているでしょ。テノールはあなたの歌声しか聞こえないんだから、もっと真面目に歌いなさい」って言われちゃいました。

 おぉ、私は皆さんの声に隠れて、小さめに小さめに歌っているつもりだし、実際、テノールパートの中で歌っていると、周りの方々の声がビンビンに響いてバンバンと聞こえて、私の声なんか、いい感じに隠れていると思っていたのだけれど……離れて聞くと、私の声ばかりになっちゃうんのかな? まあ、私は、他の人とは、持っている声も発声方法も違うからなあ…、ある程度は予想していたけれど、まだまだ聞こえちゃうんだねえ。。

 しかし「…いい加減に歌っているでしょ」とは図星だな(笑)。実際、結構、いい加減に歌ってます。だって、合唱だもん、楽させてもらってます。

 歌っていても、迷子になれば、堂々と落ちるし、カンニング・ブレスと言うか、結構ブレスの位置も好きにやらせてもらっているし、長い音符も割と短めに切り上げて歌っているし、ダイナミックスだって、fと書いてあってもmp程度しか出さないし(笑)…。ほら、合唱って、私個人が頑張ってもダメじゃん、チームプレイだもん。それに個人が頑張りすぎるのも良くないでしょって思って、なるべく頑張んないように頑張ってます。

 いやあ、私が頑張っちゃうと、絶対に、合唱を壊しちゃうからね。次からは、もっともっと、声を絞って歌わないとダメだな。

 「他山の石」じゃないけれど、団の運営に関しては、色々と感じることがありました。本番に関する連絡を、直前練習の時に、それも口頭で伝えるってのは、いかがなもんでしょう。この直前練習を休んでいる人もいるのに、そういう人にはどうやって連絡するんだろ? また、口頭だけで連絡していたけれど、メモを取っている人なんて(私はメモったけど)あまりいなかったよ。大丈夫? ドレスコードにしても、尋ねる人によって微妙に違うのはどうなの? 「男性は黒々(上着とズボンが黒って意味)なら、背広でもタキシードでもなんでも良し。ネクタイは蝶ネクタイ」なのは分かったけれど、その蝶ネクタイの色が「黒」と言う人もいれば「銀」という人もいて、幹部の人に聞いても要領をえないのは、新人さんとしては困ります。とりあえず「銀」は持っていないので「黒」で行きます。当日ネクタイの色が「銀」になったら、今回の本番はパスだな。別にコーラスが一人いなくても、舞台は問題ないだろうし。

 昼食もお弁当が出るって言う人もいれば、各自で用意って言う人もいるし…どっちを信じればいいの(とりあえず、自分の分は自分で用意しておくか)。拘束時間についても、何度か尋ねてから、やっと返事がもらえたし…。今回の練習の後に、ステージでの並び順を決めましょうって、号令がかかったにも関わらず、ずーっと放置されて、あげく「今日は無し。本番のステージで決めます」でテノールは解散になったけれど…他のパートさんたちは、しっかり決めていたよ。当日の舞台袖で、テノールがガヤガヤバタバタやって、迷惑かけたりしないかねえー?

 ユルイ運営ってのは、私は嫌いじゃないけれど、それでもやばり、ポイントはしっかり押さえてくれないと、新人さんは不安になります。

 歌劇団では、新人さんにも旧人さんにも、親切で丁寧な運営をしていこうって、心の底から思いましたよ。いや、ほんと、マジでね。

 おまけ。 メサイアのチケットは、すでに立ち見も含めて、完売なんだってサ。

2011年9月 6日 (火)

スラーとそれ以外の箇所の歌い方の違いについて

 声楽のレッスンに行ってきました。

 まずはバーンスタインの「サムホエア」から。カレンダーの都合で、最近は妻とのレッスンが続いていたので、Mさんとは久しぶりのデュエットです。この曲は、多少なりとも歌い慣れてきた事もあって、少しずつ自分なりに余裕を持って歌えるようになってきた…つもりだけれど、まだパートナーのMさんの歌を、ちゃんと聞けていないのかもしれないです。先生に「トゥッティの部分が下手くそだ」って言われちゃいました。

 二人とも、一人一人を見れば、それなりに歌えているのだけれど“1+1”が、必ずしも“2”にならないのが、デュエットの難しさ。うまくいければ“2”どころか“3”にも“4”にもなるけれど、うまくいかなきゃ“1”以下になってしまう事だってあるわけだ。

 まだ、歌の寄り添い方が足りないんだろうなあ。もっと心情的に、ズバッと寄り添って歌っていけると、色々とビタッと合わせてキレイな歌になっていくんだろうと思います。「サムホエア」は美しいラブ・バラードだからねえ、お耽美な雰囲気で歌いたいものです。

 私が個人的に注意されたのは…英語の発音かな? 子音を発音するたびにポジションが下がるので、イタリア語の歌を歌うときと同じように、英語でも子音を高い位置で発音するように言われました。

 あと、私が普段使っている英語は、基本的に、庶民的な(笑)アメリカ英語っぽい雰囲気を取り入れたジャパニーズ・イングリッシュです。なので、発音なんか、あまり美しくはなく、やたらと訛まくっています。例えば、語尾の子音って、飲み込む事が多いし、リエゾンだってしまくっちゃうし“r”も巻かない。それでも英米人とはコミニュケーションが取れているので、良しとしていますが、先生からは「そういう(汚い発音の英語)は無しで、もっとちゃんとした(上品な)英語で、それぞれの子音も母音も、はっきり発音しましょう」って言われました。ううむ、そのイメージってイギリス英語っぽい奴だよね。いわゆるステージ・イングリッシュって奴かな?

 私の場合、なまじソコソコ話せちゃうし、英語はロケンロールで覚えた人なので、今更「ちゃんとした(上品な)英語」って言われると、すっごく難しいです。ってか、そんな言葉じゃ歌えないかも(汗)。

 Mさんから「サムホエア」だけでなく「トゥナイト」も一緒に歌いたいと言われました。もちろん、二重唱の方ね。ううむ、あれって音が高いし、お芝居部分もたくさんあるんじゃないかな? さて、どうしましょうか?

 さて、二重唱の時間は終わって、私の個人レッスンになりました。(時間がなくなってしまったので)発声練習代わりにコンコーネをやりました。

 まず最初に、スラーとスラーじゃないところの歌いわけについて尋ねました。と言うのも、例えばフルートなら、スラーの部分は息を出しっぱなしのレガートで、スラーじゃない部分はしっかりタンギングを入れて吹き分けるでしょう。ヴァイオリンなら、スラーの部分は一弓で、そうでないところでは弓を返して演奏するわけで、スラーとスラーじゃない部分の奏法が明らかに違うわけです。それを歌の場合では、どうするかって事を(今更ですが)悩むようになったので、質問してみました。

 先生の解説を要約すると…。歌ではスラーがあろうがなかろうが、ブレス記号や休符があるまでは、ずっとレガートで息を流し続けて歌います。なので、別にスラーとスラーじゃない部分の歌い方で、テクニック的な違いはありません。と言うのも、スラーとスラーじゃない箇所に明確な違いをつけて歌っちゃうと、やりすぎな感じがして、いやらしく聞こえてしまうからです。声楽の場合、スラーはあくまで「ここの音列は絶対に切っちゃダメ」というシルシであるけれど、スラーではないところだって、切っちゃダメなのは同様なんです。ただ、あえて言うと、気持ちの上で「絶対切っちゃダメ」と「切っちゃダメ」程度の差がスラーとスラー以外の箇所にはあるそうです。つまり、テクニックというよりも、気持ちの上でのスラーとスラー以外の箇所の差をつけて歌いましょうという事です。

 結論で言えば、声楽では「スラーの有無に関わらず、全部レガートで歌う」が前提で、スラーがある場所は「特にレガートを意識して歌う」ようです。

 さて、コンコーネの8番は、五段目の三小節以降の、音が上がる部分がヘタって言われました。また、9番は、最後の「レド/シドレミファソ/ラ~」の高いラ(As)で押していると注意を受けました。どちらの曲であっても、上への跳躍が苦手な私です。高いところは、声を張らずに、しっかり声を後ろに引っ張って歌えるようになりたいものです。

 曲は、イタリア古典歌曲を歌いました。何を持ってきたのかと尋ねられたので、練習に時間があまり取れなかった事もあったので、全くの新曲ではなく、リベンジ組の曲の中から「あなたは知っている/Tu lo sai」を歌ってみました。「久しぶりに…ヘタだねえ」と言われました。「以前とあまり変わっていない」とも言われました。私的には、だいぶマシに歌えるようになったつもりでしたが、先生的には、相変わらずダメなところが出来ていないのだそうです。

 ま、この曲は苦手だし、苦手だから、未完成のまま保留で後回しにされたんですよね。この曲は「時間がないので、譜読みが完了している曲を歌っちゃえ~」というノリでチョイスしたわけですが、もう一度、最初の音取りからやり直してきます。

 以前にも言われたけれど、とにかくこの曲は、サラっと歌う事。楽に歌う事。これがポイント。私の場合は、ついつい歌いすぎてしまって、後半バテバテになるので、歌いすぎず、気合を入れすぎに、体力温存してサラっと歌う事。サラっと歌うためにも、まずはテンポを勝手に揺らさないこと。声を決して張りあげない事、声を押さない事。声を温存する事。…いずれも苦手だな。

 …すとんさんは声に関しては十分なんだから、それを如何にコントロールするかを勉強しないとね…なんだそうです。

 音程も全体的に甘くて、ポジションも低めになりがち。最後の「Tu lo sai, lo sai crudel」の部分は音程が低くても、高いポジションで歌うことと、二度目の「sai」は四分音符なので、その直前の「lo」の倍の長さで歌うことです。それと、楽譜に書き込まれているブレス記号が少なくて、歌うのが大変なんだけれど、歌詞の切れ目で適宜ブレスをとってもいいと言われました。これで多少は楽になります。

 今回のレッスンでは、ロッシーニの「約束」は歌いませんでした。暗譜が宿題だったのですが、実はまだ暗譜が完璧でないので、助かりました。

2011年9月 5日 (月)

検索ワードから…ここはフルートブログなのか?

 まずは以下のデータを見てください。

01 フルート  21.1%
02 バイオリン  3.8%
03 老いた犬  3.3%
04 声楽  2.6%
05 アルタスフルート  2.5%
06 金魚  2.3%
07 アルタス  1.7%
08 ヴァイオリン  1.6%
09 初心者  1.4%
10 ピアノ  1.3%
11 発表会  1.2%
12 ムラマツ  1.1%
13 ソノリテ  1.1%
14 老いた犬に芸は仕込めない  1.1%
15 評判  1.0%
16 ミュージカル  0.9%
17 エリザベート  0.9%
18 メーカー  0.9%
19 ムラマツフルート  0.8%
19 手入れ  0.8%
21 セーム革  0.8%
22 ブログ  0.8%
23 痛い人  0.8%
24 すとん  0.8%
25 合唱  0.8%

 この順位は何かと言うと、記事のタイトルにあるとおり、このブログの検索ワードの順位です。つまり、どういう言葉で検索して、このブログにたどり着いたかという事です。

 ひとまず25位まで取り出してみました。このうち、フルート関係の用語が「フルート」「アルタスフルート」「アルタス」「ムラマツ」「ソノリテ」「ムラマツフルート」「セーム革」の7つ、歌関係が「声楽」「ミュージカル」「エリザベート」「合唱」の4つ、ヴァイオリン関係が「バイオリン」「ヴァイオリン」で2つ、残りの12は特に音楽ジャンルとは関係ない用語です。

 さらに用語の次に書かれている「%」は、検索ワード全体の使用回数に対する、当該ワードの使用回数の割合って奴です。つまり、この数値が大きければ大きいほど、その用語で検索されているってわけです。これに着目すると、1位の「フルート」が21.1%でダントツ。2位以下の数値を大きく引き離しています。ってか、1位の数値と、2~10位までの数値の合計数がほぼ一緒って、それだけ「フルート」という用語でこのブログは検索されているって事です。

 つまり、検索からこのブログにやってくる人は、圧倒的にフルート関係者だと言うことです。

 ううむ、ちょっと複雑。

 フルートブログとして認知されているのはうれしいけれど、ここは元々声楽ブログだし、今でも、このブログのイチオシは声楽なんだけれど、そうやって押している声楽ではなく、二番手のフルートの方が需要があるというのは、うれしいやななんやらで複雑複雑。

 いや、もうちょっと言うと、フルートの次に来ているのが、実は「バイオリン」。

 え、フルートの次がバイオリンなの??? ……まさにそんな感じ。ヴァイオリンは「バイオリン」と「ヴァイオリン」の二つの表記になっていますが、これ、合わせると5.4%。フルートとヴァイオリンを合わせると、それだけで26.5%で全体の約1/4になります。

 一方、歌の方(「エリザベート」はミュージカルの演目なので外します)は、「声楽」「ミュージカル」「合唱」の三つを合わせても4.3%。消費税にも負けてます。

 声楽ブログとして始まったこの『老犬ブログ』ですが、今や、フルートブログ、ヴァイオリンブログとしての方が認知度が高いというわけなのでしょうか?

 いやあ、実に複雑、ほんと、気分は複雑です。

 まあ、読まれる傾向としては、この通りですが、書く側としては、このブログは“私の習い事の備忘録”という側面があるので、たぶん、今後のも、このスタンスは大きく変わることはないと思います。

 というわけで、今後とも、老犬ブログをよろしくお願いします。

2011年9月 4日 (日)

好きな野菜、嫌いな野菜[2011年9月第1週・通算29週]

体重:102.8kg[+1.0kg:2.2kg]
体脂肪率:30.1%[+0.3%:+-0.0%]
BMI:32.4[+0.3:+1.0]
体脂肪質量:30.9kg[+0.6kg:+0.6kg]
腹囲:100.3cm[+0.3cm:-10.9cm]
     [先週との差:2011年当初との差]

 ううむ、いかんですね。例年、夏の間に運動三昧をして、体重を落とす私です。今年の夏は、実に仕事が忙しかったです。たまの休みに運動をガーっとして、瞬間的に体重を落としてましたが、そんな休みは本当に“たま”にしかなく、今年の夏は、仕事仕事仕事仕事仕事仕事…で運動する暇がありませんでした。9月でこの状態だと、これからの事がとても心配になります。

 やっべーなー。

 さて、カゴメ株式会社さんが今年の8月に「子どもの野菜の好き嫌いに関する調査報告書」という、ちょっと興味深い研究レポートを発表されていますので、今回は、そのレポートのご紹介と、それに関する私の感想などを書きます。

 まず、現物は、こちらにございますので、オリジナルで読みたい方は、クリックしてGO! です。

 この調査によると、子どもの約六割に何らかの野菜の好き嫌いがあるのだそうです。

 ちなみに「子どもが食べてくれない野菜(10位まで)は以下の通りだそうです。回答は複数回答可で、右端の数字は、その野菜を選んだ人が全体に絞める割合を表しています。

01 なす     32.5
02 ピーマン   26.0
02 しいたけ   26.0
04 水菜     22.9
05 オクラ    21.8
06 ニラ     20.8
07 エリンギ   19.4
08 ねぎ     18.6
09 トマト    18.5
10 アスパラガス 17.5

 “なす”は実に不人気ですね。三割強の子どもが食べないのですか…。“ピーマン”とか“ニラ”や“ねぎ”“トマト”という香りの強い野菜が嫌われるのは、何となく分かるのですが“なす”が苦手ですか? ううむ、なぜでしょ? 

 そうそう、私の事も話しておかないといけませんね。私は、子どもの頃も、オトナになってから、野菜は大丈夫な人です。野菜なら、どれでも大丈夫で、美味しくいただきます。ただ、体調が良くない時に“しいたけ”を食べるとリバースします(笑)。“しいたけ”は好きなんですが、カラダがどうも受け付けないみたいです。…ってか“しいたけ”とか“えりんぎ”って、野菜かあ? ありゃあ、キノコだろ!

 ちなみに、キノコも大好きな私です。リバースしちゃうのは“しいたけ”だけです…って“しいたけ”でリバースするなんて、私のカラダは犬並だな(笑)。

 閑話休題。このように、野菜に苦手意識のない私は、子どもたちが、野菜のどういったところが嫌いなのか、よく分かりませんし、その理由について興味津々です。それについても調査報告がありました。「食べてくれない野菜がある理由」です。

01 食感    31.2
02 味(苦味) 28.4
03 その他   12.9
04 におい   11.5
05 色・見た目  8.6
06 味(酸味)  3.9
07 味(甘味)  3.5

 ふーん「食感」と「味(苦味)」が、野菜嫌いのツートップな理由なわけね。“なす”は苦くないから食感で嫌われているってわけだ。また、私の“しいたけ”のような「カラダが受け付けない」という理由は、単独項目になっていない事から、ほとんど無いと考えてよさそうですね。

 しかし「食感」「味」「におい」と言うのは、野菜を嫌う理由として理解できるけれど「色・見た目」がイヤだから食べないってのは、一体何? サカナ嫌いの人の中に「サカナの“目”が苦手」という人がいますが、それは分かります。だって調理されたサカナって、すでに死んでいるわけで、死んでしまった動物の目が苦手というのも分かります。しかし野菜には目がないし、だいだい、その見かけで生死を感じることもできないわけで…野菜の「色や見た目」がイヤで食べられないって、どういう理由づけなんだろ???。
 
 
 このレポートを読んでいると、興味深い報告項目がありました。それは「子どもの野菜の好き嫌いと、母親の野菜の好き嫌いとの関係」といった項目です。

 当然、母親が野菜OKな人だと、子どもに野菜嫌いが少ないのは理解できます。母親が野菜嫌いな人だと、子どももその影響を受けて野菜嫌いになってしまうと言うのも理解できます。

 問題は、母親が「子どもの頃は野菜ぎらいだったけれど、オトナになって野菜嫌いを克服した」場合と「子どもの頃は野菜OKだったのに、オトナになってから野菜嫌いになりました」という場合では、どちらのパターンの親の子どもに野菜嫌いが多いかと言うと………意外な事に、野菜嫌いを克服した親の子の方が、オトナになってから野菜嫌いになった親の子よりも、10パーセントほど数値が高いんですよ。

 そして、野菜OKな母親の子の六割以上が野菜OKなのに対し、子どもの頃、野菜ダメな母親の子の七割強が野菜ダメなんだって。

 これって、もしかすると、野菜嫌いって、単なる嗜好の問題じゃなくて、遺伝的な要素が絡んでいるンじゃないの? 遺伝的な要素が絡んでいるなら、直そうと思っても、簡単に直るモンじゃないよなあ…。
 
 
 しかし、野菜って嫌われているんだな~。

 最近、人々を「肉食系」とか「草食系」とかで分けて語るのが流行っています。

 この分類が使われる時、たいてい「肉食系」がアグレッシブでエネルギッシュで好意的な書かれ方がされる一方、「草食系」がダメっぽい書かれ方をされるケースが多いです。私的には、それにはずいぶんと納得いかなかったのですが、世の中にこれほど“野菜嫌い”な人がいるんじゃ「草食系」が蔑まれるのも仕方ないのかなって、ちょっと残念な気がします。

 私自身は、食の好みも行動様式も、おそらくは“草食系”なんだろうと思いますが、“草食系”も捨てたもんじゃないと思いますよ。

 ちなみに本家“草食系”である草食動物たちって、本当はすごいと思いますよ。

 カラダの大きなゾウやサイやウシは草食動物です。パワフルなゴリラも草食ですね。ウマやシカやリスなどのスピード系の動物たちも草食です。そして……好色で有名なウサギも草食でしょ。ビバ、草食系。草食動物に幸あれ! って感じです。

 最後に「子どもの好きな野菜」をご紹介します。

01 とうもろこし 77.3
02 じゃがいも  71.8
03 えだまめ   70.6
04 さつまいも  69.3
05 きゅうり   66.5
06 トマト    62.9
07 ブロッコリー 59.0
08 にんじん   58.8
09 かぼちゃ   56.5
10 だいこん   53.3

 子どもが好きな野菜のトップ4が“とうもろこし”に“じゃがいも”に“えだまめ”に“さつまいも”って………これ全部、穀類じゃん。野菜ちゃうヤン。ええんか、こんな分類で!

 どうにも、子どもさんの野菜嫌いって、根深い問題みたいですね。

 野菜が嫌いだと、食生活の幅が広がらず、色々と困ることはあるでしょうが、人間って、野菜を食べないと病気になったりするのかな? 素朴な疑問です。案外、子どもの頃から野菜嫌いで、オトナになっても野菜嫌いで、ずっと野菜を回避して生きてきて、それで健康で天寿を全うしちゃう人って、少なからずいるような気がしますが、いかがでしょうか?

 まあ、でも、野菜が嫌いだと、料理の楽しみが減るよね。料理の楽しみってのは、人間だけに許された、最高の贅沢の一つだし、人類にのみ許された文化の一つだから、料理の楽しみを味わえないなんて、ほんと、かわいそうだと思います。

2011年9月 3日 (土)

白鳳様(スズネ)が星になりました & カゲムシャの自殺未遂

 白鳳様が星になりました。11日間、入院していました。星になる日の朝まで元気でしたが、昼に見た時には、すでに星になってました。金魚って、星になる直前まで元気なんだよねえ…。

 夏バテから松かさ病になって入院していましたが、実は松かさ病は、入院一週間の時点で、ほぼ回復しておりました。ですから、当初の夏バテ&松かさ病だけならば、この時点で退院になっていたはずですが、入院6日目の転落事故の怪我が思わぬ大怪我となり、今度はそっちの回復を待ってからでないと、退院できなくなりました。

 なにしろ、大怪我をしたまま、水槽に戻すと、あっと言う間にトートに食べられてしまいますからねえ…。少なくとも、体液の滲出が収まるまでは戻せません。それで様子を見ていたところ、星になってしまいました。

 白鳳様くらいの大きな金魚になると、たった1mの落下でも大怪我になります。右半身を下にして落ちたのですが、右半身のウロコが激しく飛び散り、大きなアザができました。頭部は激しく打ちつけて、肉瘤のカタチが変わるほどでした。当然、肉瘤の中は内出血をし、瘤内はまっ赤になってしまいました。落ちた時に暴れる事なく、グターとしていたのは、おそらく脳震盪を起こしていたからでしょう。

 転落事故さえなければ、白鳳様は水槽に戻れていて、おそらく今頃は、元気に泳いでいたに違いないと思うと、事故が残念で仕方ありません。松かさ病も良くなり、体力も回復してきたので、暴れたのだと思うと、皮肉です。残念です。
 
 
 白鳳様が星になり、入院水槽を乾燥していた、その翌日の話です。

 夏休み中だった息子が、お昼の時間に、自室から居間(ここに金魚水槽があります)にノコノコと降りてきたところ、なにやら床に不気味な動きをする不思議な物体が転がっていたそうです。良く見ると、ほこりまみれになって、半ば乾燥しかかっているドジョウが一匹…。

 その状態から察するに、水槽から飛び出したドジョウが、床に落ち、暴れて、床のホコリで我が身をコーティングした模様。息子が発見した段階で、おそらく1時間以上の時間が経過していた模様。

 とりあえず、放置してあった入院水槽に水を張り、ホコリの固まりとなったドジョウを拾い上げ、クチのまわりのホコリを乱雑にとって入院水槽の中へ…。

 転がっていたドジョウはカゲムシャでした。この日、選出された新総理が、ドジョウ、ドジョウと連呼していたので、思わず水槽から飛び出してしまったのでしょう。しかし、水槽はきちんとフタがしてあって、エサやり用にほんの少しのクチしか空いていないのに、そこをめがけて飛び出したとは、なかなか勇気のある奴です。それこそ、水槽の中から上にジャンプして床に落ちたのですから、その落下の高さは白鳳様の比ではありません。

 もっとも、いくら大きいドジョウと言っても、ドジョウはドジョウです。体重は大したことありません。怪我は数カ所していますが、おそらく完治にはそれほどの時間もかからないでしょう。不幸中の幸いなのは、ドジョウって魚類だけれど、空気中でも呼吸ができるので、水槽の外にいても全然平気なんですよね。怖いのは、皮膚の乾燥だけれど、ホコリでカラダをコーティングしたのが、不幸中の幸いとなって、ホコリが保湿剤の役割を果たしていたのではないかと推測されます。

 とりあえず、カゲムシャは元気でした。二日ほど入院をして、打ち身で血行が良くない箇所が尾びれ付近を中心にありましたが、体液の滲出が止まった事を確認して、水槽に戻しました。

 ああ、良かった。白鳳様が星になった翌日に、カゲムシャが自殺して星になったら、私、そうとう凹むからねえ。一匹だけでも元気で良かった。…と一端、安堵したのですが、一晩明けてみたら、カゲムシャが明らかにトートに食べられていました。背びれと尾びれと、左体側の下半身部分のウロコ、皮膚と多少の筋肉が食べられ、部分的に背骨が見えていました。ううむ、体液の滲出はなかったはずだけれど、やはり弱ってはいたからねえ…肉食獣はそういうのも見逃さないんだねえ。

 それにしても、トートの食欲もワンダフルだな…。

 一応、弱肉強食が我が家の水槽のルールであって、通常は、病気や怪我の子は治療しますが、トートに食べられている子はセルフガードをしてもらう事になってますが…さすがに激しく食べられてしまったので、カゲムシャをトートから隔離し、再入院させることにしました。

 生きたまま半身を食べられてしまうとは…カゲムシャの飛び出し自殺のツケは、かなり高かったようです。

追記。 カゲムシャは翌日(今日)の昼前に星になってしまいました。病気に負けずに事故で星になってしまったのが白鳳様で、事故に負けずに肉食獣のエサになって星になってしまったのがカゲムシャでした。ちょっと連続なので、凹んでます。

2011年9月 2日 (金)

フルートの選び方(初心者編)

 今回はお値段ではなく、品定めの話をします。

 誰だって良い楽器を予算の範囲内で購入したいですよね。今回はそんな人のための記事です。

 まず初心者の方が、いきなり一人でフラフラ~とお財布握って“フルート買いたい”オーラ全開で、楽器屋に突入するのは、止めましょう。楽器屋とて商売ですから、そんな“鴨ネギ”状態でお買い物に行ったら、ムシられちゃいますよ。…って、ムシられている現場を何度も見ました(汗)。

 5~7月の楽器店に行くと、女子中高生とその母親という組み合わせのお客さんが、店員さんの営業トークのままに買い物をさせられているのを、よく見かけますね~。「ああ、店員さんの言っている事は嘘じゃないけれど、でも、その選択はありえないだろー」って、心の中で叫ぶ私ですが、楽器屋の商売の邪魔は決してしない私でした。

 商売の世界は、弱肉強食でございます。手玉にとられる方が悪いんだよね~。

 というわけで、初心者の方にとって、楽器を購入するというのは、実は、かなり高いハードルだったりします。安すぎる楽器を購入してはいけませんが、じゃあ、高ければいいのかと言うと、それもまた違います。要は「自分と自分のお財布に合った楽器を購入すればいい」のですが、それを探すのが難しいんですよね~。

 何事にも先達は必要です。フルート購入もそうです。その道の先輩(プロならなお良し)のアドヴァイスは欠かせません。

 一番手近なのは、自分が今習っている先生。先生に「新しいフルートが欲しいのですが…」と相談するのが、一番確実な方法です。独学の方は、友人の中にフルーティストさんはいませんか? アマチュアでもそれなり吹ける人ならそれで十分です。とにかく、フルートの事が分かっている方をアドヴァイザーに迎えて、お買い物に行きましょう。

 もしも、フルートに詳しい方が身近にいなくて、それでもフルートを買いに行くのなら、せめて一人で行くのは止めましょう。素人が一人で行ったら、ムシられますよ。必ず、同伴者を連れて行きましょう。できれば、その方にはブレーキ役になってもらって、フルートに夢中になっている自分が冷静になれるように、そばでチャチャを入れてもらいましょう。それは衝動買いをする自分を押さえるためであると同時に、楽器屋の店員さんの営業トークに対する牽制球でもあるのです。クールな同伴者は必要ですよ。

 それと、その場で、お買い上げは絶対にしちゃダメですよ。どんなに欲しい楽器が見つかっても、かならず「お取り置き」にしてもらって、一週間は我慢しましょう。夢中になってボーとした頭を冷やすためです。一週間たっても、まだ欲しかったら、その時に買えばいいと思いますよ。

 では次に、実際のフルート選択の話をします。目の前にたくさんのフルートがある中から、どれを選んだら良いでしょうかって話です。つまり、実際に店に行った時のフルートのチェックポイントについて書きます。

 もちろん「フルートが欲しいのだけれど…」と店員さんに声をかけるのですが、漠然と「フルートが欲しい…」では店員さんも困ってしまいます。

 やはり予算が肝心ですね。店員さんに予算を伝えましょう。「○○万円の予算でフルートが欲しいのですが…」と言った方がいいですね。予算を言うと、店員さんは必ず、予算内の楽器と、それよりもワンランク上の楽器を出してきます。買い物を、きっちり予算内におさめたいなら、予算は少なめに伝えましょう。逆に多少は予算オーバーでもかまわないなら、正直に予算額を言ってもいいかもしれません。

 メーカーやリングの種類や材質など、好みがあるなら、それも最初に伝えちゃった方がいいですね。

 しばらくすると、店員さんが、こちらの要望に合致したフルートを何本か持ってきてくれると思いますので、試奏をします。きちんと試奏室に案内してくれるお店ならいいのですが、店内で他のお客さんもたくさんいるのに「さあ、おもいっきり吹くが良い!」というお店もあります。ここでビビってはいけません。たとえ「これは、もしかしてイジメ? もしかして、試されている?」と思っても、新しいプレイだと思って、覚悟を決めて試奏をしましょう。

 絶対に試奏をせずにフルートを購入しちゃあいけませんよ(お約束だよ)。

 さあ、まずは端から、順番に吹いてみましょう。この段階では、曲を吹かなくてもいいのです。単純に「ドレミファソ~」と吹くだけでいいですから、吹いてみましょう。下の音域から上の音域まで、満遍なく吹いてみてください。一音一音を少し長めのゆっくりめで吹くとよりいいでしょうね。

 吹いた感じ…どうですか? よく分かりませんか? 何も感じませんか? ならば、その楽器は、あなたのお相手ではありません。音を出す事自体が大変とか、吹けば吹くほど悲しくなるとか、そういう楽器も、あなたのお相手ではありません。

 吹いていると、うれしくなったり、ピンと来たり、何か幸せのようなものを感じられるなら、その楽器は、ひとまず候補に残しておきましょう。そうやって、何本かフルートを吹いてみて、粗く選定しちゃいます。

 おそらく、この段階で、幸せを感じられる楽器が数本残りますから、その中から選ぶ事になります。

 万が一、ピンと来る楽器が一本も残らなかったら、予算を下げて、少しグレードを下げてみるのも手です。実はどのメーカーも、比較的手の出しやすい価格帯の楽器は、コントロールがしやすい設計になっているものです。そちらの方が向いている事だってあります。また、リング式のフルートならば、遠慮せずにプラグを入れて吹いてみるといいかもしれません。プラグはいずれは抜かないといけませんが、購入の段階では無理に外さなくてもいいと思います。それでも見つからなければ、いっそ、そのお店をやめて、別の店に行きましょう。

 さて、残った楽器の中から、自分のパートナーを見つけましょう。

 それぞれのフルートを再び手にとって構えてください。その時にどんな感じがしますか? その時に、なんか違和感を感じたら、その楽器はやめましょう。持った感じがしっくり来る楽器だけを選択肢に残しましょう。

 さて、本日の最終判断です。もう一回、吹いてみましょう。もしも何か曲が吹けるなら、曲を吹くといいでょう。吹けなければ、再びハ長調のスケールでも結構です。今度は、耳をきちんと澄ませて、フルートの音色を味わいましょう。太い音、キラキラした音、透き通るような音、味わい深い音、フルートは楽器と奏者の組み合わせで、音色が変わります。そこをしっかり確認して、選んでください。おそらく、ここまでで一本のフルートに絞れたと思いますので、そのフルートをお取り置きにしてもらってください。そして、一度家に帰って、頭を冷やしてよく考えて、それでもそのフルートが欲しかったら、購入されるといいですね。

 万が一、この段階でも一本に絞れなかったら…その時はどちらでも良いので、お好きな方を選んでください。ただ、将来的な事を考えるなら、多少なりとも、ツンデレな楽器を選んだ方が良いと思いますよ。ツンデレな楽器は、攻略する楽しみというのがありますからね(笑)。

 こんな感じで自分のフルートを選ぶと良いですよ。

 最後に大切な事を書いておきます。それは、情報に振り回されない事と、他人の判断に惑わされない事です。使うのは自分なんですから、自分が良ければそれでよいのです。高価な楽器が良いわけではありません。みんなが使っている楽器が素晴らしいわけでもありません。どこかの雑誌やブログで誉めている楽器が絶品とは限りません。要は“自分にとって”どうなのかって事です。

 いや~、色々とみてみたけれど、やっぱり分からないよ。でも、フルートは欲しいんだと言う人は…ひとまず、ヤマハのスタンダードシリーズのフルートを入手するのはいかがでしょうか? それも安価なモデルでいいと思います。

 それらのフルートは、フルートとして、とても安価ですが、それでも10万円前後はします。工業製品ですから、製品の個体差が比較的少ないですし、奏者との相性もさほどシビアではありませんし、何より初心者向けに作られているので、楽器自体がタフですし、扱いやすいと思います。“良い楽器”とは言えないかもしれませんが“悪くない楽器”である事は確かです。これなら、本格的なフルートに買い換えるまでの数年は、使えると思いますよ。

 楽器って永く使うものです。だからこそ、ちゃんと選びたいものですね。

2011年9月 1日 (木)

全滅したのは、自業自得って奴です

 フルートのレッスンに行ってきました。

 最近の不調から、ようやく立ち直ってきた私です。しかし、ずっと不調だったので、実は前回のレッスンのあと、今回のレッスンの日まで、全く楽譜を開かず、フルートを組み立てる事もしない、怠惰な一週間を過ごしてしまいました(そこで“アタシと同じだー!”と言っているのは誰ですか?:笑)。

 …私としては、練習もせずにレッスン当日を迎えるなんて、すごく珍しい事です。

 さすがに「楽譜を開かず、フルートも組み立てないまま、レッスンに行くのは、どうよ?」と思ったので、レッスンに行く前の二時間ほどの時間を都合して、付け焼き刃の二時間自主練を敢行した後にレッスンに向かいました。

 レッスンに行ったところ、いつものお上手なお姉様のレッスンでした。他人のレッスンですから、どーでもいいっちゃあ、どーでもいいのですが、そのレッスンの中で、先生が12拍子のフレーズを、3拍子や4拍子のノリで吹いてみて、12拍子と3拍子と4拍子の違いを感じさせてくれました。いやあ、音符の並びは全く同じでも、アクセントの置き方の違いで、耳で聞いた感じが全然違うじゃん。そうやって、全然違って聞こえるように演奏できないといけないのだそうです。

 難しいね。

 さて、ロングトーンを三人でやって、私のレッスンになりました。

 今回の課題ですが…アルテ15課2章の、F-durの4番の「スケールとアルペジオ」は不合格。D-mollの6番の「クロマチック」も不合格。7番の「スケール」も不合格。8番の「D-mollのスケールとアルペジオ」も不合格。つまり、アルテは全部、不合格でした。

 いや~、レッスン直前の二時間程度の自主練じゃあ、全く歯が立ちませんでした(泣笑)。音楽趣味人生も厳しいね。

 F-durの4番の「スケールとアルペジオ」に関して言うと、お腹の支えが弱くて息が最後までもたないので、それをしっかり注意されました。「あなたは息が最後まで持つはずだから…」と言われたら、やるしかないですね。あと、ブリチアルディ・キーの使用の有無も注意されました。H先生は、アルテの指示とは、ブリチアルディ・キーの使用箇所がちょっと違うので、そこのところをしっかりと把握して演奏しないといけません。

 D-mollの6番の「クロマチック」は、ついうっかりブリチアルディ・キーを使って練習してしまいましたが、この課題はブリチアルディ・キーを使わないで演奏しないといけない課題なのだそうで、そこでちょっとズブズブになってしまって不合格ですね。

 7番の「スケール」もブリチアルディ・キーの切り換えでアウト。

 8番の「D-mollのスケールとアルペジオ」に至っては、ブリチアルディ・キーのみならず、中音のレやミまで注意を受ける始末。いやあ、なかなか難しいです。

 先生から特別練習のメニューが言い渡されました。それは中音のファから、ファ・ミ・レ・ド・bシと下がったら、bシ・ド・レ・ミ・ファと上がり、またファから下っていくというフレーズを、一日最低5回ずつ繰り返しなさいと言われました。もちろん、何気にやるのではなく、正式運指でしっかりと自覚しながらやって、中音レとミの指使いをカラダにしみこませるというわけです。ははは、ガンバロ。

 ミニヨン・エチュードは5番ですが、こっちも不合格(汗)。やっぱり、練習は毎日コツコツやらないとダメだな。

 この曲は、大きなヘマはなく、単純に吹き込み不足で、小さなミスがあっちこっちあるのがダメなんです。練習不足が不合格の原因…ってわけです。

 さて、今回の雑談は、某イベントに出演するフルート・アンサンブルに参加しなさいよ~って話です。有名音楽ホールで30分ほど演奏するのだそうです。どーしよーかなー。ギャラは出ない(当たり前か:笑)代わりに、その某イベントの入場券がいただけます。そのイベントの入場料って、安くないから、ちょっと魅力かも…。

 本番の他に2回のリハーサルに参加する事が条件なんだそうだけれど、その時期って仕事が忙しいんだよねえ。スケジュールの調整がつくかしら? 一応、フルート界の重鎮の先生と、そのお弟子さんたちの指導を受けて本番に臨むので、そんなに心配しなくてもいいよとは言われているのだけれど…やっぱり仕事のスケジュール次第かな。

 どうも、フルート・アンサンブルって音楽演奏形態が、正直、今一つ熱心になれないところなんだな。でも、参加したこともないのに、批判をするのもいかがなものなので、色々と考えちゃいます。うーむ。

 それ以前に、自宅でアンサンブルの曲の練習する時間が捻り出せるのかも、心配。やっぱ、辞めといた方が安全かな?

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