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2011年8月 2日 (火)

スタッカートは息を流したまま音を切って歌うこと

 声楽のレッスンに行きました。

 まずは「モデラートの意味って何だか知ってる?」という問いかけからレッスンが始まりした。モデラート…“中庸”って意味ですねよ。速度的に言えば“中くらい速さで”です。そこで先生が、その“中庸”とか“中ぐらい”って、どの程度のものなのか分かってますかって尋ねられたので「モデラートは彼らにとってのモデラートなので、私の中の中庸よりもいくぶんのんびりしています」と答えました。どうやら正解だったようです。

 音楽辞典などを見ると、モデラートの速さは、メトロノームの速さで言えば108~120とありますが、その速さだけが大切なのではなく、気分や雰囲気までも含めて“中庸”を意味する言葉がモデラートなんだそうです。つまり、自分の中でモデラートという言葉をどう捕らえて演奏するかで、演奏する音楽の姿が変わってくる…という話をされました。そういう点では音楽の演奏って哲学の思索のようなものなんだそうです。うん、ちょっと深い話だね。

 さて、発声練習ですが、今回は、歌いだす時に、音程を数えるのを忘れてしまいました。反省。

 コンコーネは、今回は5~7番でした。ひとまず、全部合格。発声に関しては今の発声でOKなので、その方向で精進していくように言われました。ただし、時折、音程がぶら下がっている事があるので、きちんと音程は上から取ること。8~10番が次までの宿題になりました。9番…難しいよね。

 臨時記号のついた音符の音程の取り方について、注意するように言われました。例えば「ソ-ソ♯-ラ」と音が並んでいる時、真ん中の「ソ♯」には、わざわざ♯がついているのだから、きちんと「♯」を強調して歌うことが大切なのだそうです。つまり「ソ-ソ♯」の音の幅と、「ソ♯-ラ」の音の幅は、どちらも半音だけれど、「ソ-ソ♯」は広めに音の幅を取り、「ソ♯-ラ」はむしろ音の幅を狭めに取ると「ソ♯」が生きて聞こえるので、そういう音程の取り方をしてくださいと言われました。決して、ピアノ的に等間隔に半音を区切って歌ってはいけないのだそうです。

 ロッシーニの「約束」も歌ってきました。今回、注意されたのは、スタッカート部分の歌い方です。私はスタッカートでは、声をしっかりと切って歌うために、カラダをしっかり使って息を切って歌っていました。それこそ、腹筋でアタックをつけながら歌っていましたが、そういう歌い方はダメなんだそうです。いくらスタッカートであってもクラシック声楽ですから、どこかにレガートな気分は残していないといけないのだそうです。

 具体的に言えば、たとえスタッカートであっても、息はずっと流していないといけません。息の流れを切って歌ってはいけないのです。だから、息を流したまま、音だけを切っていくのが、正しいスタッカートの歌い方と言うわけです。

 つまり、スタッカートを、強くアクセントをつけるような歌い方で歌わずに、感覚的には、小さな休符が挿入されているような感じで、息を流したまま音だけを切ってスタッカートを歌うのがいいそうです。「それって、とっても難しい事だけれどね」という言葉まで添えてくれました。サンキューです、先生(涙)。

 自己反省。今回は、どの曲も全体的に音がぶら下がり気味でした。カラダが疲れているみたいです。Asなんて、音を当てるだけでいいのに、うまく当たりませんでした。カラダが疲れている上に、どうやら固くもなっているようです。

 ちなみに、今回の記事が短めなのは、実は私のレッスン部分の時間が少なかったからです。今回のレッスンは、妻の特訓がメインだったわけで、私のレッスンでは最低限の事をしただけです。まあ、そんな日があってもいいかな? なにしろ、私は毎週レッスンうけてますが、彼女は月に2回なので、ガツンとやる時はガツンとやらないとね。

 そうそう、来年開催予定のガラコンサートの事を、少し先生と話しました。これの主催は我が歌劇団でして、そこの団長である私が、あれこれ手配をしないといけないので、ボチボチ動き出しますか。まずは、場所取りからだね。

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コメント

すとんさま

昨夜の地震は大丈夫でしたか?
こちらも結構長く揺れていました。船酔い状態です(笑)

>息を流したまま音だけを切ってスタッカートを歌うのがいいそうです。
ってどうやるの???
フルートより難しそうぢゃない?

速度もバロックの本を読んでいると、当時の方がはるかにゆっくりなのね。
メトロノームのない時代だから、自分の脈の回数で測っていたのね。
人それぞれ違うのはわかるんだけれど、ワタクシは思うんだけれど、
最近(?)すべての音楽がテンポアップしているような・・・。
もしくは、やたらとなが~く、おそ~く、おも~くしちゃうとか、
ワタクシには不自然に感じることもあるわ。

かと思うと、こないだ聴きに行ったチョン・ミョンフンが振ったチェコ・フィルのドヴォ9は
緩急が素晴らしくて、感動しまくったわ
お客様がなかなか帰らなくて、指揮者は何回も何回も・・・オケが撤収したあとも
舞台に出てきて、ご挨拶なさっておられたわ。相当長かったわね。

あれ?声楽の話でしたわね・・・。失礼いたしました

プリロゼさん

 昨夜どころか、今さっきも大きな地震がありました…が、そんな地震にビックリしていない自分にビックリしています。あ、昨夜の地震の時は、ガバって起きて、テレビつけて、津波の危険性がない事を確認してから二度寝しました。ウチは海のそばだし、関東大震災の時は、津波にやられた地域なので、津波だけは注意してます。

>ってどうやるの???

 基本的に声って、息は後ろ(腰・背中・ノド奥・後頭部)でコントロールし、言葉は前(口腔・舌・クチビル・アゴ)などでコントロールしているので「息を流したまま音だけ切る」と言うのは、やってやれない事はないのですが、カラダのそれぞれの部位のコントロールが巧みにできないと難しいんですね。私はまだ、そこまで巧みではないので、ちょいと苦労しそうです。

>フルートより難しそうぢゃない?

 フルートは言葉を使わないからね。まあ、あえて言えば、タンギングが、わずかにそれっぽいかな? ソフトタンギングなんて、息を流しながらタンギングするでしょ。あんな感じを想像してもらえると分かりやすいかもね。

 音楽の速度とかピッチの高さって、時代の影響を受けてますよね。速度に関しては、最近のクラシック音楽は、ちょっと早めのテンポを取る事が多いなあと思います。モノラルの時代の演奏録音などを聞くと、今よりもだいぶゆっくりで、ビックリしちゃいます。

 ま、基本テンポの速い遅いは、極端ではない限り、演奏者の好みですから、早めでも遅めでもいいのですが、しっかりメリハリをつけた演奏をしてほしいなあって思います。今の人たちは、基本テンポも速いのですが、メリハリがあまりなくて、クラシックをまるでインテンポのように演奏しちゃう人が増えてきて、私は寂しいです。ポピュラー音楽はインテンポでいいのですが、クラシック音楽はメリハリつけて緩急自在な演奏を望みます。

 ってか、そういう音楽が好きなのね。

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