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2011年5月18日 (水)

ご準備はお早めに(涙)

 声楽のレッスンに行ってきました。

 先生に、六月(発表会がある月です)は仕事がメッチャ忙しくなりそうで、レッスンには頑張って来ようと思っているけれど、思わずお休みしちゃう事があるかもしれないって事と、自宅練習も頑張るけれど、発表会間近は、ほとんど練習出来なくなる可能性がある事を伝えました。そうしたら「じゃあ、5月のピアノ合わせの日までに一度完成させて、あとは本番の日に“ぶっつけで歌う”つもりで行きましょう」と言われました。ま、正論ですな。問題は、5月のピアノ合わせって…もうすぐじゃん(涙)。

 オトナの趣味ですから、仕事優先だし、仕事が忙しくなれば、当然、趣味に使えるエネルギーも減るわけだ。なにしろ、誰であっても、一日は24時間しかないわけだからね。見事に平等って奴です。

 ただ「忙しいから出来なくて当然」と開き直ったり諦めたりするのは御法度破りでございまして、忙しくても、時間を作って練習する。本番が迫ってきたのに全然間に合ってなくても、諦めずに練習をし続ける気持ちが大切だし、そういう、ある種の諦めの悪さが本番成功への鍵だったりする…という、いい話をしてもらいました。

 私も諦め悪く、土壇場までギリギリとやっていこうっと。

 さて、歌ってみました。アリアにせよ、二重唱にせよ、とにかく、完成度が低いです(涙)。イヤになるほどダメです。なんかもう、気持ちが折れそうなくらいにヘタヘタな状態。ま、発声方法を変えたばかりだから、仕方ないとは言え、かなりな未熟さ加減。

 いつもなら「発表会が待ち遠しい~」って言ってる私ですが、今回はさすがに逃げ出したい気分です。いやマジで、この歌は他人に聞かせられるレベルじゃないね。

 先生と一緒にアリアを歌ってみました(同じ声種だから出来る練習方法ですな)。一緒に歌うと色々と違う事が分かりますが、違いすぎて(笑)どこからやっつけたらいいか分かりません(涙)。

 「準備を早くしましょう」と先生がおっしゃいました。「これから、ピアノ合わせの日まで、イタリア語の意味だとか、感情を込めるだとか、もうそんなものはすべて捨てていいから、ひたすら“準備を早くする”事だけに集中して歌ってきてください」と言われました。

 準備を早くする…“発声的な準備を早くする”という事です。その音を出すためのカラダの準備を、実際に音を出す前に、すでに終えておいて、準備万端の状態で出す…って事なんですが、分かりますかね? 器楽的な表現をするなら「今、演奏している場所でなく、そこよりも常に1~2小節前を考えながら演奏する事」って感じでしょうか? いや、どちらかと言うと、ヴァイオリンで、右手を動かす前に、左手がすでに正しく弦を押さえている、つまり右手に先んじて左手が動いている、と言うのと同じ事…かな?

 とにかく“準備を早く”と言っても、時間にすれば、わずか1秒にも満たない、ほんのちょっとの時間だけ早く行動すれば良いことなんです。

 でも、私はこの“準備”って奴が苦手なんです。基本的に音楽に関しては“行動は常に On time で!”と言う人です。だから、楽器の種類に関係なく“今、ガン見している箇所を誠心誠意込めて、今、音にして演奏する”という、究極のライブ感覚で常にお届けしています。ま、こういうのを、ある人たちは「行き当たりばったり」と表現するんですがね。

 いやあ、常に先々に注意を払い、先読みの先回りの準備をするのが正しいやり方だって事は分かっちゃいるし、音楽以外では結構準備万端な人なんですが、こと、音楽に関しては、この“準備”って奴が苦手なんです。

 でも、準備が遅いから、音程に苦労しているんだよね。

 “楽譜を見る”
   ->“ああ、この音を出すンだなって思う”
     ->“カラダのあっちこっちを準備し始める”
       ->“準備が出来たら、息を声帯に送って声を実際に出す”

 ま、こういう手順で発声するわけなんだけれど、オンタイムで行動しているものだから、最初の“楽譜を見る”と最後の“声を実際に出す”の時間が短すぎて、カラダの準備ができないまま声を出そうとして失敗しているわけです。ま、オートフォーカスのカメラなのに、ピントが合う前にシャッターが切れて、ピントボケボケってのと、同じメカニズムなのかもしれません。

 こういうケースがある事は、自分でも何となく感じていましたが、今回の先生の指摘はまさにそれ。だからこその“その準備不足を解決しましょう”ってことです。

 だいたい、アリアでAsとかGとかに苦労をしてますが、私の場合、別にこれらの音が能力的に出せない訳じゃないんです。発声練習なら、ちゃんと出せるんです。でも、これが歌になると出せないのです。一般的には「発声練習と歌は違うからねえ…」と言われて「もっと歌の練習をしないとねえ…」で話が終わっちゃう事が多いのですが、これってつまり、発声練習は発声だけに集中しているからできるけれど、歌だと発声以外にもたくさんやらなきゃいけない事はあるし、歌いづらいフレーズだったりするし、だから発声練習のような感じで、歌が歌えるわけじゃないよって意味でしょ。

 だったら、発声練習のような気分で、歌が歌えれば、問題は解決するわけです。

 発声練習の時は高い音でもなぜ出せるのかと言うと…次に高い音が来ると予期していて、その音に備えながら歌っているから出せるわけで…ああ、やっぱり、高い音を出すためにきちんと準備をしているわけです。つまり、発声練習だと準備をしているから歌えて、実際の歌だと準備が不足して歌えない。

 これが原因のすべてではないだろうけれど、原因の一つである事は間違いないです。 だから先生は「準備を早くしましょう」って言っているのでしょう。

 では、その準備とは何なのか? 具体的には「声を出す前に、その音に必要なポジションを事前にキープしておく癖を付ける」って事なんです。ざっくり言っちゃえば「ノドの奥を必要なだけ縦開きしておく」って事ですね。まさに“ヴァイオリンの左手は早め早めに動かす”のと一緒です。

 レッスンで何度かトライしてみました。、先生に「もっと早く、もっと早く」と促されながら、やってみましたが、それでもまだまだかなり遅いようです。ううむ、もっともっと早く準備をしないといけないみたいです。とにかく頑張ります。ただ、問題は一つあって、準備を早くしようとするあまり、ノドや声に力が入ってしまいがちなんですよ。力づくで発声しちゃいけないのに、準備を早くと考えると、どこでボタンを掛け違うのか、ついつい力んだ声で歌っちゃうわけで…世の中、そう簡単には参りません(涙)。
 
 
 さて、発表会後のレッスンで歌う曲の話をしました。まずは「発表会ご苦労さま。お楽しみとして、最初は何を歌ってもいいですよ」って事のようです。だから、何を歌いたいか考えておいてと言われました。日頃から歌いたいけれど、なかなか歌えなかった曲がいいなあ。例えば「ネッラ・ファンジア」とか「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」とか「カルーソー」とか「(ウエスト・サイド・ストーリーの)マリア」とか…ああ、歌いたい。どれにしようかな。そう言えば、先日、ドミンゴが(テレビで)歌っていた「グラナダ」もいいよなあ…。ああ、テノールのレパートリーには名曲が多いから、悩む悩む。まだ、日があるので、ゆっくり考えましょう。

 そう言えば、先生から、近隣地区で市民オペラをやるという話を聞きました。合唱パートを歌う人を募集なんだそうですわ。「すとんさんは、もう普通の合唱は無理だろうけど、オペラの合唱ならいいんじゃない?」と、ちょっと解説してもらいたいようなコメント付きで、情報をいただきました。ううむ、興味がないわけじゃないです。いや、むしろ、やりたいです。問題は、練習の日程とか準備期間だよなあ…。先生もあまり詳しい事をご存じではなかったし、ネットで検索しても、何の情報も出てこないです(ま、準備段階なら出てこなくても当然か)。

 ま、オトナの趣味なので、すべては仕事との兼ね合いなのですが、可能なら、やりたいなあ。声楽でイタリア系の歌を学んでいる以上、たとえ合唱でも、本物のオペラの舞台で歌ってみたいじゃない。でしょ、でしょ。それに、余所のアマチュアオペラ合唱団に参加する事で、色々な事を学び、それを自分たちの歌劇団にフィードバックすることもできるしね。

 とりあえず、情報をどこからか入手しないと…ね。

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コメント

私も本番が迫っているのにまったく出来てなくて心が折れそうです。でも良いヒントをいただきました。”準備を早くする”ことだけを考えて臨みます。
頑張ってくださいね。

>Ceciliaさん

 またまた本番ですか、本当に今年は攻めてますね。私も年頭の目標に“攻め”を掲げましたが、私の場合、一体いかほど攻めているのか、甚だ心もとない状態です。ヴァイオリンのレッスンを辞めて独学に切り換えてしまったわけだから、ある意味、“攻め”ではなく“撤退”しているわけで…いけませんね。

 とにかく、私は、折れそうな心を抱えたまま、なんとか発表会に漕ぎ付きたいと思ってます。お互い、頑張っていきましょう。

似たようなことを4月の本番前に師匠に言われました。
私の場合さらに
「アンタ趣味じゃないでしょ?!」
と追い討ちをかけられました(涙)

「せめて”音大出てます”レベルを維持できるようにならないと」
と、発表会後にも言われた・・・。
そうなんだよね~、私のレベルはいまだもって「音大受験の高校生」レベルなんだもん。仕事にしてる身としてはきっついです。

>ことなりままっちさん

 諦めたら、そこで全部止まってしまう…そういう事なのかもしれませんね。音楽なんてものは「ここまで出来ればOK」なんて事は、本来なくて、どこまででも高嶺を目指して精進していくべきもののはずですからね。そういう意味では、本番があろうがなかろうが、諦めるなんて、ありえないはず、なんですが…。

 いやあ、自分が望んでいるレベルまで曲が仕上がらないと、ほんと、心が折れます。こちとら、子どもじゃないですから、ある程度の予測とか見込みとかを持つわけじゃないですか? それで赤信号がピコピコ言い出したら、なんか、投げ出したくなりますわな。

 でも、そこで諦めちゃいけないわけで、野球は9回になるまで勝負の行方は分からないものだし、音楽はステージに上がるまで諦めちゃいけないわけだ。でも、練習で出来なかった事が、いきなり本番で出来るなんて、ありえないよなあ(グヂグヂグヂ…)。

 無責任な、道楽オヤジでも、それなりの矜恃というものは持っているんです。だから、あんまりヒドイ演奏は出来ないよなあ。…まだ諦めずに頑張っていこう。

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