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2011年5月17日 (火)

2011年 ラ・フォル・ジュルネに行ってきたよ その7…電池切れをおこしました

 マスタークラスを終えた私は、その足で、私にとっての、今年始めて(で最後)の展示ホールで行われる無料コンサートに行きました。例年は、ここに入り浸りなのに、これが最初で最後とは、なんとも変な感じします。

ビオラコンサート リダ・チェン・アルゲリッチ

 完全入れ換え制なので、列を作って並びました。たくさん人が並んでいたような気がしましたが、会場に入ると、会場はガラガラでした。ざっと数えたところ、座席数は1200席程度あったと思いますが、たぶん、観客の数は600名程度かな? だから、ガラガラな印象ですね。会場が大きすぎると、600名入ってもガラガラに感じるものです。

 このコンサート、出演者は当日発表というサプライズコンサートでしたので、一体誰が出てくるのかとワクワクしていたら、出てきたのは、ビオラ奏者のリダ・チェン・アルゲリッチとピアニストの酒井茜氏でした。演奏曲目は以下のとおりです。

ブラームス:インテルメッツォ
ブラームス:ワルツ
マーラー:ピアノ四重奏曲断章

 最初の二曲は、酒井茜氏のピアノ伴奏によるアルゲリッチのビオラ独奏でした。ビオラの独奏なんて、滅多に聞けるものじゃないので、面白かったですよ。

 ビオラ…正直に言って“超地味なヴァイオリン”ですね。渋い…とも言えますが、深みは、それほどあるわけじゃないです。“高音のないヴァイオリン”って感じで、やっぱり、独奏楽器としては、もういいやって感じがしました(ビオラ奏者の皆さん、ごめん)。音域が低くても、音に深みがあれば、チェロのように独奏楽器としてブイブイ言わせられるのでしょうが……私はやはり、ビオラよりもヴァイオリンやチェロの方が好きです。

 ビオラを弾いていたアルゲリッチは、あの世界的に有名なピアニストのマルタ・アルゲリッチの娘さんなんだそうです。ああ、お母さんが有名だから、本人はビオラという地味な楽器でも、ソリストとして演奏できるわけねえ…即座に納得しちゃいました。

 三曲目はプラジャーク弦楽四重奏団から、ヴァイオリンとチェロが助っ人に来てくれてのピアノ四重奏曲の演奏でした。主役のアルゲリッチは一生懸命にリズムを刻んでいましたよ。やはり、ピアノ四重奏となると、ピアノ、ヴァイオリン、チェロには、それぞれの聞かせ所があるけれど、ビオラには…ああ、なんて地味な楽器なんだ。まるで、ビートルズにおける、リンゴ・スターのような存在じゃないか。いないと困るけれど、いても注目されない…ああ、なんて理不尽な扱いなんだ。

 ちなみに、演奏自体はなかなかよかったのですが、ピアノ四重奏曲の途中で、実に大勢の客たちが途中退席を始めました。「一体何が?」と思ったのですが、どうやら、演奏予定時刻の20分が過ぎても、演奏をやめる気配がなかったので、しびれを切らした客たちが退席していったようです。なにしろ、まもなく、ラ・フォル・ジュルネの最終公演の「ルネ・マルタンの“ル・ク・ド・クール”」が始まるわけですから、そりゃあ、皆さん、急ぐわけだ。

 結局、アルゲリッチさん、20分の演奏時間のところを30分もやっちゃったわけだし…。私? もちろん、私は最後まで聞いてましたよ。私が次に行く公演には、多少の時間的な余裕がありましたから。

 ちなみに、妻は、この段階で電池切れを起していたようでした。

トリオ・ヴァンダラー ブラームス:ピアノ三重奏曲

 これが、朝、私がチケットを忘れた公演でございます。すでにボケボケになった妻を引き連れて、会場のガラス棟の会議室に向かいました。

 手書きの仮チケットなので、入場する時に、意味もなくドキドキでした。案の定、妻は係員に捕まってアレコレと質問されていました。私は…係員が何か言いたげでしたが、思いっきりニラみ付けてやったら素通りできました(笑)。はは、こういう時に、強面オヤジは便利だなっと。座席に着いてあたりを見回すと、この公演、完売のはずなのに、結構空席が目立ちます。さて、皆さん、チケットを自宅に忘れてきましたねえ(ナイナイ…)。あ、念のため、演奏曲目は以下のとおりです。

ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番 ロ長調 Op.8
ブラームス:ピアノ三重奏曲第2番 ハ長調 Op.87

 演奏が始まりました。ついさっき、マスタークラスのヴァイオリンを聴いたばかりだったので、彼らの演奏がとてもすばらしく感じられます。ああ、プロの演奏ばかり聞いていちゃあダメだな。たまには学生さんの演奏も聞いて、プロの素晴らしさを感じないといけない、と思いました。

 この曲は、あまり知らない曲だったので、事前にCDで何度も予習をして臨んだのですが、ううむ、CDの演奏と生演奏は全然違いますね。生演奏は、音楽が実に立体的に聞こえます。CDでは、正直、ちょっと退屈な曲だなって思ってましたが、生演奏を聞くと、結構スリリングで全然退屈な曲ではありませんでした。

 …なんて、思いながらも、私もどうやら電池が切れてきたみたいで、演奏を聞きながら、一瞬、意識が飛んでしまったようです。ふと目覚めると、チェリストさんと目が合ってしまいました。「やあ、おはよう、お疲れだね」と目で言われたような気がして、なんとなく照れちゃいました。プログラムを見ると、彼らは今日一日だけでも、この曲を三度も演奏していて、全くご苦労さまなんですよね。

 考えてみると、私が聞いた、今年の有料公演は、すべて、このガラス棟の会議室のコンサートでした。声楽、ヴァイオリン・ソナタ、ピアノ三重奏曲……すべて、いわゆる室内楽というか、サロン音楽ですね。その手の規模の音楽は、いくら音響が良くても、ホールで聞くよりも、デッドな狭い室内で聞いた方がいいような気がします。でも、普通は室内楽でもホール演奏で聞くわけだから、それをこんな会議室で聞けるなんて、それもラ・フォル・ジュルネの魅力かなって思いました。

 ちなみに、公演時間は45分の予定でしたが、彼らも時間超過で65分も演奏してくれました。至福の65分でした。
 
 
 さあ、これで最後のコンサートが終わったので、帰ろうかと言う事になった時に、妻が「あれ? 上着がないよ」と言いだしました。そうです、羽織っていた上着をどこかに忘れてしまったようなんですよ。今日は、一日、あっちこっちを歩いていたので、どこに置き忘れたのか分からないです。

 とにかく、困った時のインフォメーションですね。さっそく、インフォメーションに言ってみました。もう、ラ・フォル・ジュルネ関係のところは締まっていたので、東京国際フォーラムのインフォメーションに話を持って行ったところ、やはり、ラ・フォル・ジュルネの方で尋ねてほしいと言われて、ラ・フォル・ジュルネで空いていた窓口…チケット・サポートに行って相談してみました。チケット・サポートの人は親切で、色々と連絡したり尋ねてみたりして探してくれましたが、見つかりませんでした。そこで、次に案内されたのが、ラ・フォル・ジュルネのインフォメーションセンターです。最初にここに行けばよかったのでしょうが、その存在に気がつかない私たちだったので、三番目になってしまいました。やはりここでも上着は見つからず、東京国際フォーラムの警備室にある遺失物係に相談してくれと言われて、東京国際フォーラムのバックヤードにある、警備室の中の遺失物係の窓口に相談に行きました。

 ありましたね。どうやら、妻は、展示ホールの無料コンサート会場で上着を忘れたのでした。そういえば、あそこですでに電池切れを起していたもんなあ。電源オフのまま、移動したので、忘れ物をしてしまったのでしょう。何にせよ、上着が見つかってよかったです。これも完全入れ替え制のおかげです。ここが例年どおりであったなら、妻の忘れた上着は、まるで席取りのために置かれた上着と思われ、いつまでも会場に放置になっていた思います。で、気付かれるのは、本当の本当の最後で、その時間って、例年なら日付の変わった後でしょう。ううむ、それなら、上着が見つからなかったかもしれない…。

 今年は、ラ・フォル・ジュルネ自体が早仕舞いなので、すでに会場はあちらこちら片づけ始めています。私たちも東京国際フォーラムを後にし、直接東京駅の八重洲方面に向かって歩きだしました。この日の夕食……もまた、天ぷらにしました。へへへ、なんか天ぷらが食べたい気分だったんですね。

 これで、2011年のラ・フォル・ジュルネはお終いです。明日からはレッスン関係の記事に戻り、しばらくしてから、今年のラ・フォル・ジュルネの感想と言うか、まとめ記事をアップします。

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