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  •  やっとネット社会に復帰します。今後は日帰りで遊びに行く事はありますが、家を空ける事はないので、ネットでの反応も普通どおりに行けるんじゃないかと思ってます。とりあえず、外泊で使ってしまった体力の復活を目標に、しばらく大人しくしているつもりです。
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2011年5月14日 (土)

2011年 ラ・フォル・ジュルネに行ってきたよ その4…チケット、忘れた!

 寄る年波には勝てず、たった三日間のラ・フォル・ジュルネですが、全日参加は体力的に無理なので、今年も昨年同様に、初日と最終日に出陣しました。本当は毎日行きたいのですが…ね。やがて、それも体力的に無理になって、一日でギブアップするようになってしまうのでしょうか? ああ、年月は逆さまに流れないものなんですね。

 で、最終日のラ・フォル・ジュルネに向かったわけですが、実は私、大失敗をしでかしました。その事に、東京国際フォーラムの到着直前に気がついたのですが…

 実は……今日のコンサートのチケットを家に忘れてきました!

 いやあ、自分でもビックリ。私、その手の忘れものって、今までした事がない人なんですよ。人生始まって初の、チケットの忘れ物が、ラ・フォル・ジュルネとなったわけです。ううむ、2011年5月5日は“チケット忘れ記念日”になっちゃいました。

 チケットを忘れたので、今から家にチケットを取りに戻る? いやいや、我が家は東京国際フォーラムから、そんなに近くはないですよ。ここから、自宅まで往復すると、何だかんだ言って3時間程度はロスしてしまいます。昼間の三時間って大きいよね、ほぼ半日分の時間に相当するわけで、これは困りました。とは言え、幸い、チケットが必要な公演は今日の夜のプログラムだから、無料公演のいくつかを諦めれば、ありえない選択肢ではないのです。ううむ…。

 そこで私が考えた打開策は三つ。

 1)朝一番のマスタークラスを見たら、泣く泣く自宅にチケットを取りに戻る。 これなら、昼間の時間帯のいくつかの無料公演を諦めれば済む話なので、一番普通の解決策かな? とは言え、無料公演と言っても、なかなかよさげなプログラムなんだよね…。

 2)有料公演は諦めて、本日は無料公演だけを楽しむ。 これもありうる選択肢です。実際、ラ・フォル・ジュルネって、無料公演だけでもかなり楽しめますしね。私一人だったら、きっとこの選択肢をチョイスしたでしょう。しかし、今日は妻も一緒で、私がチケット忘れた~と言ったら「ええ~!(涙)」とかなりガッカリしていたので、有料公演を諦めるわけにはいかないでしょうね…。

 3)なにか当日券を購入する。 もちろん、当初行くはずだった公演のチケットが発売されていたら、それを買うし、もしそれが無くても、まだいくつか有料公演のチケットが販売されているはずだから、それを改めて購入して、ラ・フォル・ジュルネを満喫する事にするというのも一つの手です。と言うのも、自宅にチケットを取りに戻ると、その往復分の交通費が、ラ・フォル・ジュルネの当日券の値段と同じか、それよりも高くなっちゃうんですよ。だったら、時間とオカネの両方を浪費するよりも、オカネだけを浪費するパターンもアリかなって思ったわけです。

 で、この三つの選択肢を妻に提示したところ、即座に却下。で、妻が改めて出した選択肢は次の二つ。

 1)インフォメーションに行って、チケットの再発行をお願いする。 妻に言わせると「チケットを忘れたら、普通、再発行でしょ。それが常識と言うものです」なんだそうです。ううむ、そう言われても、チケット忘れたのは、これが人生初の経験なもんで…。この手のアクシデントには不慣れなんです。

 2)チケットを取りに妻が一人で往復する。 これはチケットの再発行が出来なかった時の選択肢です。何も二人で自宅まで往復する必要はないでしょう、と言うのが妻の言い分。一人が往復すれば、オカネも半額で済むし、残った一人はラ・フォル・ジュルネを楽しめるでしょと言うわけです。本来、自宅に戻るのはどちらでもいいのですが、そこは妻の優しさで「私が家に戻る!」と宣言したわけです。

 とりあえず、東京国際フォーラムに行って、チケットの再発行をお願いする事にしました。

 インフォメーションは地下一階にあるわけで、そこに向かって歩いて行ったところ、ふと目を横にやると“チケット・サポート”という窓口があります。ううむ、インフォメーションよりも、そっちの方が窓口的に正解じゃないかな? ってわけで、そのチケット・サポートに直接向かいました。

 チケット・サポートに着いて、係のお兄さんに「すいません、チケットを自宅に忘れてきちゃったので、再発行お願いできませんか?」とお願いしたところ「何か証明できるものはありますか?」と言われたので、チケット購入した時にチケピでもらった携帯メールを見せたところ「分かりました」と言うわけで、後は会場のコンピューターで照会してもらって、チケットを再発行してもらいました。もっとも、再発行と言っても、プリンタでチケットを打ち出すわけではなく、未記入のチケット用紙に、お兄さんが手書き(笑)で必要事項を記入するという、いかにもハンドメイドっぽい、贋作くさいチケットでしたけれど…。なんか、子どもが“ままごと”で使うチケットみたい…。

 「チケットの再発行はしますが、正規のチケットをお持ちの方がいらっしゃったら、ご退出となりますが、いいですか?」と確認されましたが、正規のチケットは自宅にあるので、絶対に他の人と座席が被る心配はないので「はい、分かりました」と返事をして、新チケットをいただきました。所要時間は約15分程度でした。

 うむ、チケットを忘れても、簡単にあきらめずに、まずはインフォメーション(今回はチケット・サポートだったけれど)に行く事が大切ですね。いい勉強になりました。

 と言うわけで、チケットを再発行してもらって、後顧の憂いも無くなったので、本日の一番最初のプログラムであるマスタークラスの会場に向かいました。
 
 
マスタークラス(ヴァイオリン:テディ・パパヴラミ)

 今回の課題曲は、ブラームス作曲「ヴァイオリン協奏曲」でした。もちろん、伴奏はオケではなく、ピアノでしたけれど。

 某音大の大学院の学生さんが生徒さんでした。会場は結構混んでいて立ち見も出るほどでしたが、私は早めに会場に到着したので、真ん中より少し後ろの席に座れましたが、その席で聞いていると、生徒さんのヴァイオリンの音があまりちゃんとは聞こえませんでした。はっきり言っちゃえば、ピアノに負けているような気がします。会場は本来会議室なのでデッドですし、ヴァイオリンって楽器は、元々音量の少なめな楽器だし、演奏しているのは学生さんなので、一流のプロが使うような高価な楽器を所有しているはずはないので「まあこんなものかな」って気で演奏を聞いていました。

 生徒さんの演奏が終わるやいなや、先生が言うには「ブラームスとバッハじゃ音楽が違う。今のあなたの演奏は、バッハならありうるかもしれないが、ブラームスではありえません。そんな音では、分厚いオーケスラの演奏に、ヴァイオリンの音がかき消されてしまいます」と言いました。うん、私が感じたのと、同じ事を先生も感じていたんですね。

 ただし先生は、音量うんぬんとは言いませんでした。言ったのは“ヴァイオリンの音の密度が薄い”と言うことと“楽器の響きが全然足りない”と言う事の二つです。つまり、絶対的な音量が問題なのではなく、演奏音の倍音に不満があるって事なんでしょうね。

 「音の問題の原因は、楽器にある事も多いのです」と先生が言いました。それで、しばし生徒さんとヴァイオリン職人の話をして、生徒さんの楽器を手にして色々と(調整具合などを)見て、おもむろに先生が弾き始めたら…あら、ビックリ。すごい大音量で、それもかなりの美音で鳴り響きました。「楽器に問題はないみたいですね。もちろん、限界がある楽器だけれど、オーケストラをバックにブラームスを弾くのに支障はないと思いますよ」と言って、楽器を返されました。

 つまり、音の密度とか響きの多少と言うのは、楽器固有のものではなく、奏者がどれだけ楽器から引き出せるかって事なんですね。ううむ、奏者が違うと同じ楽器でも、これだけ鳴りが違うんだ…。

 この後のレッスンでは、曲の解釈はほどほどにして、専ら、楽器をちゃんと鳴らすためのアレコレのテクニックを一生懸命教えてました。その中で私の心に残った言葉を以下に列記しておきますね。

 ・大きな音を出そうとして、弓を強く弦に当てると、音がつぶれてしまいます。だから、弓を強く弦に当てるのではなく、楽器が良く鳴るポイントを探して、そこに腕の重さだけをかけて、正確に弓を引く事が大切です。

 ・演奏フォームを大きくしましょう。フォームを大きくし、カラダをたっぷり使って、動きそのものを大きくすると良いです(これは、生徒さんの演奏姿勢があまり良くないと言っているわけですね)。

 ・弓は素早くたっぷりと使ってください。あなたは弓を半分ぐらいしか使わずに演奏していますが、しっかり弓元まで使って演奏しましょう。

 ・たしかに楽器の能力に限界はあります。あなたはその限界の中で演奏していますが、そうではなく、常に楽器の限界を越えていこうという気持ちで演奏しないといけません。

 ・大切な事はそんなに多くありません。「楽器がよく鳴るポイントを見つけて、そこで演奏する事」「腕の重さをしっかり楽器にかける事」「弓は素早く大きく動かす事」 これらが出来れば、楽器はしっかり豊かな音で鳴ってくれるものです。

 ・ヴァイオリンとカラダの位置関係を固定してはいけません。むしろ、楽器は移弦するたびに動かしてください。演奏する弦に応じて、左手で楽器を旋回させ、常に弓と楽器の関係を一番いい状態にしてください。練習の時も、常にこれを気にして、その良い場所を脳に刻み込んでください。

 ・ヴァイオリンは右肘(の関節)で弾くものです。絶対に右肩(の関節)を動かしてはいけません。

 ・ヴァイオリンは、弦と床が並行(水平)になるように持ってください。この構えだと、楽器を高く持っているように見えますが、これでいいのです。あなたのように構え(ヴァイオリンのヘッドがやや下向きになっている構え)では、弓が弦の上を滑ってしまい、いい音が弾けませんよ。

 ・右手を動かす時は、引力を巧みに利用してください。力を込めて弓を動かしてはいけませんよ。

 これで一時間経っちゃいました。それほど、楽器の構え方とか右手の動かし方って難しいんですね。この生徒さんだって下手ではないけれど、かなり上級者になっても、右手で苦労するんですね。

 ちなみに、この生徒さんは、左手はかなり上手なようで、すごく達者に動きますし、音程もバシッとしていて、先生からも左手の注意は特になかったです。こういう人は、ソリストではなく、オーケストラのメンバーを目指すといいんだろうなあって思いました。

 とにかく、ヴァイオリンのマスタークラスは、右手の使い方とか姿勢とか、初心な私にもタメになる事がたくさんあったので、かなり満足したマスタークラスでした。
 
 
 長くなったので、今回はこれくらいにして、続きはまた明日、アップしますね。

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コメント

チケット忘れ、、、、一体どうされるのか、ハラハラして成り行きを見守りましたが、インフォメーションで柔軟に対応してもらえたようでよかったですね。奥さんだけ家まで取りに帰るというのは、かなり可愛そうな選択肢でしたので、やめてよかったと思います。ヘタしたら後々まで借りを作ることになりかねませんし(笑)。
すとんさんのお歳は存じあげませんが、おそらく40台前半かと勝手に推測しています(違ったらごめんなさい)。もしそうなら、ボチボチ、物忘れの兆候が出てきてもおかしくはないですが、今回のケースは、歳のせいじゃなくて、ラ・フォル・ジュルネへの期待感が先にあって、その高揚感と言いますか、ワクワクした気持からついうっかり、といった感じじゃないでしょうかね?
しかし一度、「フルート吹きさんに100の質問」ならぬ、「物忘れさんに100の質問」を作り、それに答えてみる、というのもいいかも(笑)。私は先日61歳になったのですが、物忘れなんて日常茶飯事でして、用事で2階の自分の部屋へ上がったのはいいけど、「ハテ、なにを取りにきたのかいな?」ってことがしょっちゅうです。人の名前もすぐ忘れてしまうし、よほど変わった名前の人以外は、覚えることができません。いわゆる「老人力」がついたのかなと開き直っておりますが、、。

それにしても、すとんさんの場合、私と違って、ラ・フォル・ジュルネについて、これだけしっかりと文章にできるだけの記憶があるとはすごいです。まだまだ「老人力」にほど遠いのではと思いますよ。
では、続編を楽しみにしております。

>おざっちさん

 年齢ですか、40台前半だといいですねえ…。私の場合、限りなく50に近い40台ってやつです(笑)。ベビーフェイスだし、オツムが軽いので、年齢相当に見られずに、30台の人間にタメグチきかれちゃくらい、貫祿のない私です(大抵、後で平謝りされますが、それもかなり居心地悪いです)。でも、中身はしっかりと年齢相当で、老眼鏡をかけないと本は読めないし、人の名前も顔も覚えられなくなりました。曜日感覚も不確かになり、時々「今日は何曜日だっけ?」と悩む事があります。ちなみに「今日は何日だっけ?」という疑問は若い時から常に持っておりました(笑)。あ、時々「今月は何月だっけ?」と悩んでますね(汗)。

 幸い、聴力の方は、若い時のレベルを維持できているので、音楽を楽しむ事は、まだまだ出来ます。

>これだけしっかりと文章にできるだけの記憶があるとはすごいです

 いや、自信を持って言いますが、記憶力はないですよ。ブログの記事は、ほぼすべてメモに頼っています。ラ・フォル・ジュルネはメモ片手に楽しみました。レッスンもメモを取りながら受けてます。ブログに載せる載せないに関わらず、聞きにいくコンサートは、ほぼメモを取りながら聞いています。つまり、メモ魔…なのかな? 昔は全部、自分の頭に入れていたのですが、30台後半で老眼が始まったあたりから、記憶力に自信がなくなり、いつしかメモを持ち歩くようになりました。

 最近は、友達と遊んでいても、メモ取っている時があります(笑)。でないと、なんでもかんでも忘れちゃうんですよ。

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