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2011年3月25日 (金)

歌うときの姿勢について[2011年3月現在]

 先生から歌う姿勢が悪いと注意された私は、色々な注意をいただきましたが、それらは注意されて、すぐに直るという類のものではなかったので、その多くをお土産として自宅に持ち帰り、あれこれ考えて試して今の自分に合ったものを、ちょっとばかり探してみました。で、だいたい「こんな感じかな?」と言うのが見つかったような気がするので、今回は、それを備忘録としてここに書いておきます。あくまで私の“備忘録”であって、万人向けと言うわけではないかもしれませんので、この記事を読んで参考にする方は、そのあたりをご注意ください。

 では、2011年3月現在の私が考える“まあまあ良い”歌う姿勢について説明します。

 まず、スクッと立ちます。首の付け根の後ろあたりにフックがあって、そのフックに紐がかかっていて、マリオネットみたいに上から吊るされた様な感覚で、やや上に背伸びしたような感じで立ちます。たぶん、この立ち方は、バレエやソシアルダンスの基本の立ち方と一緒だと思います。

 そうやって、立ったところで、まずかかとをしっかりと床につけます。ただし、重心は左右の足の親指のあたりに保ったままです。重心は親指に置いたまま、しっかりと足の裏で床の反発を感じられる様に立ちます。

 足が決まったら、脚を決めますが、膝は曲げませんし、絶対に緩めません。

 脚を決めたら、その上で臀部を引き絞めます。引き締める方向は後ろから前への方向。これで臀部と内腿をグイグイと絞めていきます。まるで乗馬の際に、鞍を股で締めつける、あの感覚に近いかな? もっと一般的な動作で言うなら、お尻の肉を肛門から中に入れ込んでいくような感じと言った方が汎用性がある表現かも。

 そうやって臀部を絞めていくと、ついつい腹部が前に突き出やすくなるので注意です。臀部を絞めながらも、前に出っ張ってしまった腹部は、しっかりと後ろに引くこと。その時に骨盤を後ろに倒す様にすると、背中とお腹の両立ができます。さらに、骨盤を後ろに倒すことで、背中をしっかりと使っていくスペースができるので、一石二鳥な感じです。

 一方、背中を含めた上半身は、腰の上にちょっこんと乗せた感覚で、その上に、背骨をまっすぐな棒のように上に伸ばしていきます。人間の背中は、楽をするとS字になりますが、そのS字をI字にする感じです。

 そして、腰を起点に、腰より下の下半身は下へ、上半身は基本的に上へ引っ張っていきます。ただし、背中は上と言うよりも、後ろへ引っ張ります。両肩は、しっかりと真下に引っ張ります。

 そこまでできたら、うつむき加減だった顔を正面にします。その際、アゴを突き出さずに自然な形で引いてみます。そして、アゴを脱力して、重力に任せます。少し口が開きますが、それがデフォルトの形です。そして、上アゴをヨイショっと上に持ち上げます。視線は正面向きです。これで姿勢的には完成です。

 この姿勢を作った上で、腹筋、背筋をしっかり使って歌うと、なかなか良い結果になります。

 問題はこの姿勢を作ったら、きちんとキープしていく事。歌っているうちにドンドン崩れてしまうのは…練習不足だからですね。良いと思った事は、しっかり身に付けていかないと、もったいないですね。

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