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2011年2月 7日 (月)

声の再インストールは成功? ファルセットになったとしても、恐れずに歌っていこう

 声楽のレッスンに行きました。今回は仕事がとても忙しかったので、レッスン皆勤賞の私も、いよいよレッスンを休むことになってしまうのかと半ば覚悟していましたが、先生のご好意もあって、遅刻してレッスンを受ける事ができました。やっぱり、レッスンを休むのは、イヤだよねえ~。

 とにかく、ヘトヘトでフラフラな状態のまま、急いでレッスンに駆けつけたわけです。

 先生から、今日は何をやりますか?と尋ねられたけれど、体力の電池切れ直前だったし、ここんところ、忙しくて、ほとんど練習らしい練習ができていないので、アリアも二重唱もコンコーネも、自信をもってお願いしますとは言えませんでした。そこで、予習の不要な“発声”をみてもらうことにしました。

 発声は、前回のレッスンで“グダグダのダラダラ”にするように言われていたし、少しは家で研究してみたので、ちょっとそれを披露してみました。

 一通り歌ったところで「いいじゃない」と褒められました。一生懸命、グダグダのダラダラで歌った甲斐というものがありました。もっとも、私の、そのグダグダのダラダラも良いのだけれど、私自身が疲れ切っていたので、グダグダのダラダラ以上に、ヘロヘロのロレロレになっていたので、そのヘロヘロのロレロレがよかったのかもしれません。

 先生も「疲れている時は、いい声が出るんだよねえ~。ただし、疲れているから、歌になるとダメなんだけれどね」と言われました。…確かに、私、疲れ切っています。きっと、アリアなどを歌いだしたら、ボロボロになるでしょうね。

 とにかく、これくらい非力に歌うのが良いみたいです。それをカラダで確認できただけでも、今回のレッスンは大当たりです。後は、この力の入らなさ振りを、元気になっても、常に再現できれば、バッチグーらしいです。

 ポイントは、声も息も何も(意識的に)支えない。気合は絶対に入れない。ノドを通す息は、最少限の息しか使わないし、それも優しく柔らかに息を通すだけ。積極的にする事は、しっかり声をジラーレする事と、クチを大きく開いていく事と、口の中を可能な限り縦開きにしてゆく事。それだけ。とにかく、慎重に、丁寧に、やさしく、声を出していきます。決して、勢い良く、パワフルに、大胆に歌わないこと。むしろ、繊細にやさしく、たおやかに歌っていく事です。小細工はしない、たとえフェルセットになってしまっても後悔しないくらいの気持ちで、優しく優しく声を出していくのです。

 こんな、弱々しい声でしたが、ひとまず危なげなくAsまで行けたようです。Asまでモノになれば、今回はアリアも二重唱もどうにかなるので、発表会のメドが立つというものです。この弱々しい声で、発声のみならず、歌も歌えれば、OKなのです、…がそれが難しいわけですね。

 それにしても、ヘロヘロのロレロレで歌っているので、声は、これ以上ないくらいに、非力で弱々しい声です。

 こんなグダグダのダラダラでヘロヘロのロレロレの弱々しい発声では、正直、音量が乏しい気がしました。レッスン室ならともかく、この声でホールで歌えるだろうか? かなり不安な気持ちになりました。

 そこで、この気持ちを正直に先生にぶつけてみたところ、先生がおっしゃるには、この程度でも音量的には、全然十分だそうです。いや、むしろ、これだけの声が出ていたら、大ホールもイけるそうです。つまり、音量と言うのは、純粋に響きの問題であって、息の勢いとか、歌手の力み具合とは関係ないので、楽に弱々しく歌っていても、響きが十分にあれば、ホールでもどこでも歌えるのだそうです。…ううむ、自分じゃよく分かりません。

 先生が説明してくださるには、歌声の音量とは、どれだけ頭の中が開いているかで決まるのだそうです。例えて言えば、ピアノのフタの開き具合と音量の関係に似ているのかもしれません。

 今の私は、まだ頭の中がきちんと開いていないから、その開いた分だけの声でしか歌えないのです。それがこの弱々しい声の正体なんです。だから、頭がこれだけしか開いていないのに、それ以上の声で歌おうとして、息を送っても、結局は失敗をするだけで、そんな事をしては、逆にうるさいだけで、全然響いていない声になるだけだったのです。いやむしろ、乱暴なやりかたでは、かえって開いていたところまで閉じてしまって、逆効果なんですよ。今までの私はそんな状態だったのだそうです。

 つまり、声は力付くで出すものではないって事ですね。だから、今はその弱々しい声で良しなんだそうです。やがて段々と頭の中のアッチコッチが開いていけば、やがてもっと立派な声が出るようになるそうです。今は、先生のその言葉を信じていくしかありません。最初っから、何でもかんでも出来るわけじゃあないんです。

 ところで、弱々しい声で高いところを歌っていると、いつのまにかファルセットになってしまいます。なので、自分でも気がつかないまま、かなり高いところまで声が出てしまいます。例えば、自宅で歌っていると、気がつくと、Hi-Cまで歌っている事がありますが、その時の声は、確実にファルセットです。でも、そこに行くまでの間で、いつファルセットになってしまったのかという自覚はありません。ファルセットでしか歌えないというのは、マズイので、どうしましょうか? とも相談してみました。

 とにかく、今の段階では、ファルセットを恐れる必要はないし、ファルセットで歌えることは悪い事ではないのだそうです。もちろん、やがてはファルセットではなく、きちんとした声(いわゆる表声)で歌える事が肝心だけれど、まだ学習途中なのだから、ファルセットであっても、正しい音程できちんと声を当てていく事の方が大切だと言われました。

 ファルセットと表声の違いは、口蓋垂を開いて歌えるか、閉じて歌うかの違いであって、口蓋垂を閉じて口腔内だけの狭い空間で歌っていく(悲鳴がそうじゃないかな?)とファルセットになり、口蓋垂を開いて、声を頭部に響かせて歌うと、ファルセットにならずに、表声のまま高いところが歌えるのです。もっとも、人間は高い声を出そうとすると、緊張して、思わず口蓋垂が閉じてしまうので、意識せずに高いところに行くと、ファルセットで歌ってしまう事になる…という風に私は理解しました。

 なので、ファルセットになってしまう事を恐れてはいけないのです。ファルセットと表声の差は、軟口蓋の上げ下げの差でしかないのです。今はまだ、本能に逆らって、軟口蓋を十分にあげたまま歌う事ができないために、高いところはどうしてもファルセットになってしまうのだけれど、実は軟口蓋の上げ下げ以外の事は、同じ事をやって高音を出しているので、たとえファルセットになってしまったとしても、今のやり方で発声していく事が大切なんです。

 考えてみれば、歌うときに、ノドを縦開きにしていくと結果がいいのは、ノドを縦開きにすることで、間接的に口蓋垂を上げたまま(開いたまま)にできる効果があるのではないかと思ってます(違うかな?)。

 とにかく、一週間の自宅練習の成果は出たというわけで、このやり方でもう少し頑張ってみま~す。

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