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2011年1月27日 (木)

フルートを吹いてますが、肺活量が足りなくて、酸欠になります

 …なんて悩みも、よくネットで見聞きします。

 でも、それも大きな誤解だと思います。酸欠になる事と、肺活量の多少は、たぶん関係ないと思います。私は肺活量はたっぷりありますが、酸欠にはよくなりました(今は、酸欠になる事が少なくなりました。別に肺活量が増えたわけではありませんが…)。

  酸欠になるのは、単純に呼吸がうまくできなくて、酸素が足りないからです。

 「呼吸がうまくできなくって…」ですが、このケースには二つの原因が考えられます。一つは「腹式呼吸が上手ではない」であり、もう一つは「空気中で溺れているから」です。

 腹式呼吸が上手ではない…これはフルート初級者に多いのですが、息を吸う力が弱くて、体内に取り込む空気(つまり酸素)の量が絶対的に少なくて、単純に酸欠になってしまうパターンです。これにはたいてい、カラダが脆弱な事(有酸素運動に不慣れ、の意味)も同時に起因しているでしょう。これの解決方法は…やはり、走り込んでください。そうすれば、簡単にこの悩みから解放されます。あるいは、腹式呼吸の練習をすると、多少改善するかもしれません。

 空気中で溺れているから…これは、腹式呼吸とは関係ないです。どっちかと言うと、慎重な性格だったり、吝嗇であったりとか、まあそういう事です。つまり、これは吸った息を体内にため込んでしまい、うまく吐けない為に起こります。

 息は吐かないと、新鮮な空気を吸えません。吐かなければ、いつまでたってもカラダの中は二酸化炭素でいっぱいです。息を吐いて二酸化炭素を出し、改めて息を吸って酸素を体内に取り込まないと、酸欠になり、苦しくなります。

 あなたはブレスをする前に、きちんと息を吐ききってますか? まだ体内に息が残っているのに、ブレスしてませんか? そんな、ささいな事の積み重ねが酸素不足を招き、ひいては、どんどん空気が吸えなくなって、やがて「空気中で溺れてしまう」のですよ。怖いですねえ…。

 それを防ぐためには、息を必要以上に吸わない事が肝心です。そして、吸ったら、必ず吐き切るようにするんです。

 実は私も、以前はよく、空気中で溺れていました。そこで、一念発起し、息はなるべく吸わないように、歌でもフルートでも、ほんのちょっと軽く息を吸うだけにしてみました。最初は息が足りなくなるんじゃないかと不安でしたが、やってみると、案外、息はもつものです。つまり、息というものは、たくさん吸ったから足りるものではなく、吸った息を上手に使っていけば、何とかなるものです。

 それに、実際に息が足りなくなったら…息を吸えばいいんですよ。息を吸ったからと言って、誰かの尊い命が犠牲になるわけじゃないし、世界恐慌が勃発するわけでもありません。だから、息が足りなくなったら、堂々と吸えばいいんです。そして、ブレスの位置や量を反省するんです、でしょ?

 なので、フルートを吹くと酸欠になりやすい人は、まず走り込みましょう。カラダを有酸素運動で鍛え、体力をつけ、酸素を取り込みやすい体質にしましょう。演奏の際は、ブレスの前に必ず、息をすべて吐ききってから吸うようにしましょう。それと、己を知り、きちんと考えてブレスをするようにしましょう。そうすると、酸欠から免れる事でできます。

 つまり、カラダをフルート向きに作り直せば、酸欠になることは無くなるって事です。…さあて、私も、やっぱり、走らないといけないかな(汗)。でも膝が心配心配(笑)。

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コメント

確かに、持久力系のスポーツをすることで、心肺機能が向上し、笛を吹くのにも絶対に良いですね。私も普段からサイクリングやカヌーで鍛えるようにしています。
それと、その曲の中で、どこでブレスをとるのかをあらかじめきちんと決め、楽譜の中に書き込むようにしています。初心者でありがちなのは、ブレスをとるポイントが、行き当たりバッタリなこと。苦しくなってから適当な場所で息継ぎをしていますね。で、吹いてみて、もっと手前でブレスしないともたないと思ったら、音楽を壊さないように、適切な場所に変更するようにしています。
それにしても、バッハの無伴奏パルティータ(BWV1013)のように息継ぎする場所が全くない曲ですが、プロの演奏を聴いていると、循環呼吸で演奏している場合があります。あの循環呼吸というのは一体どうやってやっているんでしょうね。

>おざっちさん

 ブレスの位置を自分で決めるというのは、初心者には難しいですね。私は、原則、フレーズの切れ目で取るようにしてます。元歌が歌曲ならば、歌詞を頼りにフレーズの切れ目も分かりますが、最初から器楽曲だと、そのフレーズの切れ目を探すのも一苦労です。オリジナルがヴァイオリン曲やピアノ曲だと、原則的にブレスの位置が無い(ヴァイオリンやピアノはブレスせずとも演奏可能ですから…)ので、つらいですね。

>あの循環呼吸というのは一体どうやってやっているんでしょうね。

 ノドを広げて鼻からブレスをするんです。で、その間、頬の筋肉を使って口腔内の空気をフルートに送るのだそうです。面倒くさいですね(笑)。

こんばんは!
とても勉強になりました。まさに私が思っていたことだから(*μ_μ)

ジョギングか…私は腰にきそうですが(*_*)
やっぱり練習あるのみですね。

>星花さん

 ええと、腰痛もちの方は、水泳が良いのではなかったでしょうか? あ、私のような肥満体にも水泳は良いんだっけ(笑)。水泳はプールに行かないとできないのが難点ですが、逆にプールに行っちゃえば、泳ぐしかないので覚悟が決まります。

こんばんは! 
ええと。。。泳げない私は 水中ウォーキングですかね
体作らなきゃです。

>星花さん

 水中ウォーキングですか! あれはあまく見ちゃいけませんよ。結構バテます(笑)。もちろん、腰に優しい運動ですよ。何にせよ、プールに行くことが先決ですね(爆)。

ももねこの場合、循環呼吸は頬の筋は使わず、舌だけです。
ケーラーの簡単な練習曲の13番だったか、終わりの辺りに、
絶対 循環呼吸を前提としていると思われる所があります。
その為 次のレッスンの1週間後までで 完成しました。
声を出しながらフルートを吹くと 2声の演奏が出来ますが、
循環呼吸を使いながらハミングするのを組み合わせると、
リズムまで独立した2声の演奏が楽しめます。
ところでヴァヨリンのレッスン、鈴木の4巻に入りました。
この終わりの方に、バッハのドッペルあります、楽しみです。

>ももねこさん

 舌…ですか? すごい! 私は舌が小さいのかな? ちょっと想像できません…が、舌は口の中でもかなり自由に動かせる部位ですから、舌を使って循環呼吸ができるなら、それはかなり楽で自由なテクニックになるでしょうね(ちょっとうらやましいです)。

>声を出しながらフルートを吹くと 2声の演奏が出来ますが、

 すごいすごい、私もたまに似たような事をやりますが、私がやると“グロウル”になってしまい、フルートの音色がバッチコ~イになりますが、2声にはなりません。現代奏法も色々あって楽しいですね。

 最近は、遊びで、巻き舌ではなく喉を震わせて[フランス語の“r”ですね]フラッタリングをしてます。これも結構バッチコ~イな音色になります(笑)。

こんにちは
mixiのコミュで歓迎コメントありがとうございます。
WEB上をハンドルネームで検索されたくないという理由から、誰か分かりやすい範囲でmixiとは名前の書き方を変えております。

試奏&楽器選び体験談を散々参考にさせて頂いたので、アルタスが第一候補だった頃、
アルタスを買ったら「私もアルタスを買いました」ってすとんさんにご挨拶に行こう!
と思っていたのですが(笑)。
最終的にはパールにしてしまいました。まぁ巡り合わせですね。


さて日記の件ですが、私が先生に言われたのは、息の使い方自体に無駄な力が入りすぎているということだけではなく、
それ以外の部分でも無駄使いしているということです。
曰く、指に力が入りすぎている、譜面を見るのに頭に余裕がない(暗譜しろというのではなく先を見ましょうとのこと)、というところで酸素を余計に使ってしまっているのだと。

試しに、息を出す以外のことは何もしないで、フルートで音を出す時と同じ息の使い方で息を出してみて。充分長持ちするでしょ?
というようなことを言われ、確かにその通りなんですよねえ・・・。
いらんところの力を抜くって、ほんと難しいですけどね。


p.s.一度投稿したのですがうまく送信できていないのかよく分からなかったので再投稿しています。
もし1回目が入っていてかぶっていたら、削除して下さい。

>kofkofさん、いらっしゃいませ。

 私はアルタス使いですが、なぜかこのブログを訪れる方は、パールユーザーの方が圧倒的に多いんですよ。パールユーザーに人気な、アルタス使いによるブログ、という不思議な立ち位置のブログなんですよ、ここは(爆)。

 パールフルート、とりわけマエスタは私も大好きなフルートです。あれはいい楽器ですよ。

 さて、脱力は肝心なんですが、難しいですね。「指に力が入りすぎる」よく注意されました。「譜面を見るのに頭に余裕がない」これは今でもまだそんな感じです。ほんと、色々ところで、余計な酸素を使っている私です。そういう意味では、まだまだフルート演奏が自然体になっていない証拠なんでしょう。

>一度投稿したのですがうまく送信できていないのかよく分からなかったので再投稿しています。

 一度目の投稿は失敗だったようです。ココログの仕様なので仕様がないのですが、コメント記入欄の下に、「確認」ボタンと「送信」ボタンが並んでいるじゃないですか。あれを「送信」をクリックしたつもりで「確認」をクリックしてしまう人や、「確認」をクリックして画面表示をしたら安心してしまって「送信」をクリックするのを忘れてしまう人(実は私、これを今でもやります:汗)が結構います。そうすると、送信に失敗してしまうので、ご注意くださいませ。

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