ひとこと

  •  理解できない事。昨今の中国では「脚臭塩」と呼ばれる、足の臭いのする食塩が蔓延しているそうだ。分析してみると、亜硝酸塩という毒物さえ混入しているそうだ。また逆に健康に良いとされている短鎖脂肪酸が入っているケースもあったそうだ。どちらにせよ、食塩というものは、ほぼ純粋な“NaCl”じゃないの? 国際食品規格委員会で定められた食塩の品質に照らし合わせても、亜硝酸塩とか短鎖脂肪酸などが入り込む余地は無いんだけれどなあ。食塩というのは、人間が生きていく上で必要不可欠なものなのに、その食塩の品質すら危ういなんて、ああ理解できない。ちなみに、足の臭いのする食塩とか言うけれど、足の臭いって…どんなんだろ? 足って、そんなに臭いか?
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2010年9月 3日 (金)

フルートワールド2010に行ってきました その2 頭部管で楽器は変わる

 イベント参加の次は、奥の試奏コーナーに行きました。ちゃんと、入り口の警備の方には御挨拶をしましたよ(笑)。

 まず行ったのは、何かと私とは縁の薄いサンキョウフルート(笑)。今回のこの試奏で、サンキョウさんとも親しくなろうと試みたわけです。

 ズラーとフルートが並んでいましたよ。とりあえず、定番のアーチストを吹かせてもらいましたが、全然ダメです。ろくに鳴りません。クチがアルタスになっている私には、サンキョウは難しいです(汗)。

 私が苦労したアーチストについていた頭部管はST-2というタイプで、サンキョウの標準頭部管です。ポイントが狭く、ポイントさえ見つけられれば、すごくキレイに鳴るんですよとは、メーカーの人の話ですが、私はそのポイントが見つけられないんですよ。この頭部管は、リッププレートが凹んでいて、ライザが高くなっているのが特徴なんだそうです。

 私がST-2で苦労していたので「今イチオシの頭部管はコレなんですよ」と言って、別の頭部管をアーチストに差してくれました。RT-1という頭部管です。ST-2と比べれば、多少は楽かな?って感じですが、正直な話、この頭部管も私にはやっぱり難しいです。音は出せるんだけれど、ちゃんと鳴っているのかな? 音出しに必死で、とても音楽までは気がまわりそうにないです。この頭部管はリッププレートが凸っていて、息を上から入れるタイプの頭部管なんだそうです。ちなみに、この頭部管は、きちんと鳴らすと、低音がよく響いてかっこいいのだそうです。

 とにかく、ST-2もRT-1も、満足に音が出ないので、善し悪しも好き嫌いも言えません。やっぱり、私はサンキョウさんとは縁が薄いのかな…と半ば諦めていましたら、三つ目の頭部管が出ました。FTというタイプです。最新型なんだそうです。

 ラクラク吹けました。うん、これなら使えるし、鳴らせる。聞けば、この頭部管、リッププレートが平坦になっていて、特別な事は何もしていないタイプなんだそうです。私がサンキョウフルートを使うなら、このタイプの頭部管じゃなきゃダメみたいです。これなら音楽に集中できそうです。ただ、音色的には、あまりサンキョウっぽくないかも。

 とかく“難しい”というイメージのあるサンキョウですが、頭部管のバラエティがありますので、まずは、これだけある頭部管のいくつかを試してみて、その中から自分にピッタリのものを選ぶといいかもしれませんね。ただ、それぞれの頭部管ごとに、どうやら音色の特徴も違うようですから、そこは注意です。


 さて、サンキョウのアーチストを堪能したので、次はパウエルに行って、銀のハンドメイドを試奏しました。

 「頭部管はどれにしますか?」と尋ねられたので「全部!」と即答した私でした。

 現在、パウエルには、5つの頭部管のパターンがあるそうです。一つはシグネチャー専用の頭部管ですが、他の4パターンの頭部管はシグネチャー以外のフルートで選ぶ事ができるそうです。それらの名称と特徴は以下のとおりです。

 フィジョーネ…最新の頭部管で、当初は「フュージョン(融合)」という名称も検討された頭部管だそうです。現代的なリッププレートにオールドパウエルのライザを組み合わせた頭部管だそうです。リッププレートが比較的小さく、奏者が音色や音程の微調整がしやすく作られているそうです。音色はクリーミーですが、私にはちょっと難しいというか、私ではパワー不足な感じがします。かなり馬力のある方向けの頭部管じゃないかな?

 ソロイスト…パウエルの中で一番現代的な特徴を持つ頭部管で、モダンアメリカンな頭部管だと思います。リッププレートはフィジョーネと同じだそうです。抵抗感は多少あるけれど、慣れれば克服できる程度だと思います。反応が速いし、遠鳴りしそうな感じがします。オーケストラと共演が多い方向きの頭部管だと思いました。銀のハンドメイドにこのソロイストの組み合わせでは、私的にはちょっぴり背伸びをした感じになります。

 フィルハーモニー…リッププレートが大きめで、とても吹きやすい頭部管です。音色も優しく合奏向きのような気がします。銀のハンドメイドにフィルハーモニーの組み合わせは、私には一番しっくり来る組み合わせです。吹くのが楽しいだけでなく、音色的に好きです。

 ヴェンティ…フィルハーモニー同様、リッププレートが大きめで吹きやすいのですが、私は息が余る感じがしました。実に楽に鳴るのです、ちょっと楽に鳴りすぎるかもしれません。逆に息を節約して演奏できるので、ゆったりした曲にはこの頭部管は良いかもしれません。でも、私はこれを選ばないだろうなあ…。

 別にメーカー的には、これら四つはタイプが違うのであって、決して順番や序列があるわけではないそうですが、私の中では、フィジョーネ > ソロイスト > フィルハーモニー > ヴェンティ という順番で並んでいます。

 ハンドメイドはとろけるほどに良い楽器ですが、私が好きなのは、金銀貼り合わせ合金であるオーラマイトのコンセルバトリーなので、次はこれで頭部管を試してみました。

 銀のハンドメイドの時は、フィルハーモニーが一番いいかと思った私ですが、オーラマイトのコンセルバトリーでは、むしろソロイストの方が良かったです。おそらく、銀のハンドメイドよりも、オーラマイトの方が鳴り易く作られているのだろうと思います。あんまり良くって、クラクラしていたら、店員さんが見積もりを作ってくれました。さすがにこのクラスの楽器の衝動買いはありえないので、なんか申し訳なかったです。

 それにしても、オーラマイトのコンセルバトリーは私のツボです。基本的には銀のフルートの音がするんですが、銀にしては相当華やかですし、何と言っても、音が優しいくせに、ビュンビュン飛んで行くのがよく分かります。吹いた感じも9Kのゴールドくらいの抵抗感なので楽ですし、合金でできているという部分の心理的な抵抗さえ消えれば、これも十分アリな楽器です。


 最後はアルタスフルートに御挨拶に行きました。私はアルタス関係者に面が割れているので、素通りするわけにはいかないでしょう(笑)。

 PSを吹いて、とろけました。パウエルのオーラマイトのコンセルバトリーも良いフルートだけれど、私はやっぱりPSが好き。腰が砕けそうになりました。私は年々PSが好きになっているような気がします。

 今年の新製品を試させてもらいました。今年のアルタスはメッキに萌えているみたいで、プラチナメッキや金メッキのモデルが新しく出てます。

 最初に試したのが、PS-GPTというモデル。私の大好きなPSの管体にプラチナメッキを、メカの部分に18Kメッキしちゃったモデルです。これはもはやPSとは別物です。いやあ、メッキの威力をまざまざと感じさせられるモデルです。そして、メッキだけでは音が決まらないという事もよくよく知らされたモデルです。

 このPS-GPTは、メッキ部分だけなら、ノーマルGPTと同じですが、ノーマルGPTとも音が違います。ノーマルは1307がベースですから、メッキが同じでも、ベースモデルの違いが音に現れるのでしょう。

 PS-GPTの音は憂いがあるね、アルタスフルートは基本的に明るい音だけれど、こいつは薄曇りっぽい音です。これは十分アリだと思います。

 次の新製品は…型番を聞くのを忘れました。18KDⅡに22K金メッキをしちゃったモデルです。ゴールドフルートに金メッキだよ、ちょっと信じられない組み合わせです。次のカタログから、登場するモデルだそうですが、これは重いです。音もそうだけれ、リアルにフルートが重いです。メッキとは言え、22Kでコーティングされていると、ずっしりきますね。吹き心地もヘビーです。私では力不足を感じます。しかし音色は明るくて華やかで、音だけ聞いていると、そんなに大変には聞こえませんが、吹いてみるとパワーをすごく必要とします。

 当然、メッキをしていない、無垢な18KDⅡも吹きました。全然違いますね。18KDⅡは18Kとは思えないほど、軽やかで吹きやすいフルートですが、22Kをコーティングしたものは、まるで別物ですが…パワフルなフルーティストさんなら、これは魅力ですよ。と言うのも、音はかなりゴージャスですからね。

 しかし、何だかんだと言っても、アルタスフルートは吹きやすいし、鳴らし易いです。たとえ「重い…」とか言っても、他のメーカーのフルートと比べれば、実に軽い軽い。もっともこれは、私の口がアルタスになっているという理由が一番大きいでしょうが、アルタスは頭部管が一つしかないから、一つが吹ければ、すべてが吹けるわけです。私はこれは長所だと思いますが、いかがでしょうか?

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楽器屋巡りとフルート試奏」カテゴリの記事

コメント

パウエルのオーラマイトのコンセルバトリーは私も気に入っています。
ただ、見た目がゴールドなので、持っていると上級者と思われそうなので・・・(あとお値段的にも)
頭部管はほとんど試しましたが、何がよかったのか忘れちゃいました。

今は新しいフルート購入の計画が立っていなく、試奏をしても気持ちが入らないので、計画できそうになったらじっくりと試してみたいです。
ちなみにサンキョウはほとんど吹いたことないです。

>テツさん

 コンセルバトリーはいいですね。コンセルバトリーは二種類あって、お高いモデルと廉価なモデルの二種類があって、お高いモデルは、見かけがシルバーで、音がゴールド系。廉価な方は、見かけがゴールドで音がシルバー系です。渋い江戸っ子的には、お高いコンセルバトリーの方がオシャレなんですが、私は見かけがゴールドなコンセルバトリーの方が気に入ってます。要するに、私はシルバーな音が好きなんですね。

 廉価な方のコンセルバトリー(私が試奏したのもこっちです)の問題点は、テツさんのおっしゃるとおり「見かけがゴールドなので上級者と間違えられる」という点ですが、もうそんな事、全然気になりません。だって、私、オッサンですから、フルートを手にした段階で、フルートの上級者と間違えられる事が結構あります。で、演奏を聞いてもらって、明らかにガックリさせてます(笑)。

 年をとって、体力が落ちて、でも小銭を持っていたら、楽に吹ける9Kとかオーラマイトのフルートに行くだろうと思います。なにせ総銀はシンドイですからね、いつまでも吹いてはいられないと思います。その日のために、そのあたりのフルートの研究もおさおさ怠りなくしている私です。

 ところで…テツさん、総銀フルート購入計画は、どうなったんですか?

ほぉ~いろんな種類があるものですね。
私がフルートを吹いてたころは、なにしろコドモだったもので(^^;;
楽器を選ぶという視点はまったく持っていませんでした。

一本目は、親が「一番安いの」といって買ったヤマハ。
二本目は、頭部管が銀の、サンキョウ。先生のお奨め。
三本目は、総銀のムラマツ。友だちから安く譲ってもらった。

試奏をしたこともなかったです。財力がなかったからしょうがないけどね。

フルートワールドの記事みてたらワクワクしちゃいましたよ…もっとも、フルートを再開するあてはまったくないんですけどね。

フルートを吹かなくなったのは、高音のときの右耳のビビリがひどくて不快になったからです。今も直ってないみたいです。バイオリンならノープロブレムで、ピアノや和太鼓は稀にビビリます。

>アンダンテさん

 楽器を試奏して選ぶというのは、ある意味、贅沢な事であって「オトナだからこそ…」だと思いますよ。子どもはどうしたって、親の意向があるわけだし、学生は先生の意向があるわけですからね。それにしても、三本目のムラマツは、ちょっと前の、まだ親方がご存命だった頃のフルートですよね…。いいなあ、そのフルートは大切にした方がいいですよ。総銀フルート自体が一生ものですし、いずれ価値が生じてくると思いますよ。

 それにしても、耳のビビリって困りましたね。フルートとヴァイオリンは、音域はほぼ一緒ですし、音色的には、むしろフルートの方が“優しい”と思われていますが、フルートも第三オクターブになると、音量は大きくなり、音色的にも尖ってきますから、それがいけないのでしょうね。ヴァイオリンって、実は音量的にはかわいいものですし、高音になるほど、音量は減っていきますから、もしかすると、ヴァイオリンの方が耳に優しいのかもしれません。

 耳の健康について、普段はあまり考えない私ですが、フルートをやっている人で、耳のトラブルを抱えている人って、少なからずいるみたいなので、私も少し、そういう方面の勉強をした方が良いのかしらと、時々思います。

 音楽も大切だけれど、健康はもっと大切ですからね。

すとんさんの手に負えない頭部管があるんですねえ。
三社の違いがおもしろい記事でした。
外銀のオーラマイトのヘッドを他社につけるとどうなるんでしょう?

 うわ~、とってもおもしろかったです。
 
 サンキョウの頭部管の話はまったく私の印象と同じで、今使っている例の楽器の頭部管はFTです。FTはなめらかで、なかなかよいです。
 たまにキゲンが悪くなると、乾いた印象(しっとりと逆。パサパサしてしまう)になるのはやはりサンキョウなのですが。おおむね滑らかに鳴ります。
 馬力もあります。これは好みによっては、いやな人もいるでしょうね。鳴りすぎていやな人もいるのかもしれませんね。すとんさんはあまりお好きでないようなイメージがあります。 いかがでしょうか。私は体が小さいこともあるので、楽器に助けられたり、あるときは負けたりしていまが・・・。

 パウエルの頭部管も、私もフィルハーモニーが一番なじみました。(試したとき)
 でも、パウエルはどれもちゃんと出るので、実はあまり違いがわからないです。
 私が師事している現在の先生はパウエラー(笑)ですし、すばらしいメーカーですが、たぶん今後も求めないと思います。いい楽器だけど。
 音色はすばらしいが、外国産は値段が割高な上、パワフルすぎて、もてあましてしまいそうな予感があるからです。もった感じもずっしりと重たいので・・・。
 そこがよさでもありますが、やはり国産メーカーで、しっとりといきたいなと思っています。自分の身体能力というか、そういうものもたぶん影響しますよね、楽器は。

 どの楽器もいいのだけど、自分の方向性とあうものを選ぶということが一番なのでしょうね。「方向性」こそが難問なのですが。
 
 

>河童さん

>すとんさんの手に負えない頭部管があるんですねえ。

 そりゃあ、ありますよ。そんなに器用でもないので、緻密さを要求されるとダメですね。今回のサンキョウさんのは、まさにそう。サンキョウは、頭部管のコントロール能力が要求されますね。そういう点で奏者を鍛えてくれる楽器だと思います。

>外銀のオーラマイトのヘッドを他社につけるとどうなるんでしょう?

 それはおもしろそうですね。フルートの音色って、頭部管の影響が強いので、おそらく外銀のオーラマイトヘッドっぽい音がするんじゃないでしょうか? 問題は、このヘッドはよく鳴りますから、そのパワーを受け止められるボディじゃないと、変な響きになったり、ビビったり、くすんだりするかもしれません。

>かさん

>すとんさんはあまりお好きでないようなイメージがあります。

 バレてますね…。お察しのとおり、私は大音量系のフルートは苦手です。とは言え、大音量そのものがイヤなのではなく、その手のフルートは、音色が大味だったりするので、そういうところがちょっと…なんです。だから、音量があっても音色がクリーミーだったり、深みがあったりするなら、それはそれでヨシなんです。

 パウエルの音色は結構好きです。ここは大音量系ですが、こういう音色で大音量なら、私、OKなんですよ。でも、やっぱり、本当に好きなのはしっとり系ですね。

 あと「あばたもえくぼ」と言うか「情が移る」と言うのは、確実にありますね。やっぱり、自分の楽器が一番だし、自分の楽器のメーカーのフルートたちをヒイキにしたくなるものですね。なので、私の発言は「アルタス好き」のバイアスがかかっているものと、ご理解ください(笑)。

皆様方のご投稿楽しく拝見しました。勉強になります。私はムラマツのSRを愛用していますが、最近、YFL211を求めて手元にあったサンキョウの銀頭部管を繋ぎ吹いてみましたがうまく吹けません。サンキョウの頭部管はSRの管体に繋ぐとSRより吹きやすかったので、211でも使えるのではないかと思って211を買ったのですが。一つ一つの音とかスケールはそこそこ鳴るのですがアンサンブルの曲になるとSRなら吹けるのに、これでは
うまく出ない音があって、がっかりしていたところ、皆様のご投稿を拝見して教えを乞いたいとと思った次第です。 慣れもあると思うのですが、このフルートの使いこなし方を教えてください。

>アイクさん、いらっしゃいませ。

 つまり「ヤマハYFL211にサンキョウの銀製頭部管をつないでみたけれど、うまく吹けません。吹き方を教えてください」という事でしょうか?

 フルートの吹き方は、ひとぞれぞれに骨格も違えば筋力も違います。また、サンキョウの頭部管と言っても、色々なタイプがあり、それぞれの癖も違います。それらの違いがあるため、ネットで言葉だけで、フルートの吹き方を教えたり教えられたりというのは、おのずと限界があると思います。アイクさんが実際に演奏しているところを見て、そこでアドヴァイスするのでなければ、ちゃんとしたアドヴァイスは無理だと思います。

 なので、したり顔でネットでフルートの吹き方などを指導している記事は、信用しない方がいいです。

 と言うわけで、私が今ここで言えることは、以下のことくらいです。

1)サンキョウの頭部管とYFL-211はちゃんとつながってますか? 頭部管と胴部管の間に隙間はありませんか? 隙間があれば、当然チャンと鳴りません。本来、フルートの頭部管と胴部管は一対一の関係で調整されていて汎用性はないものと考えてください。もちろん、頭部管の使い回しはできないものと考えてください。ですから、頭部管を買った際に、ちゃんとしたお店なら、そのあたりを確認してくれ、場合によって、使用する予定の胴部管に合わせて、頭部管を広げたり絞ったりする調整を提案してくれるものです。

 きちんと頭部管と胴部管が調整ずみだとするならば…

2)サンキョウと言うフルートメーカーは、コンサートフルートを製作しているメーカーで、その頭部管は、いずれもパワフルです。対して、ヤマハのYFL-211はスチューデントモデルで、安価な価格を実現するために、色々な工夫がされている楽器です。楽器としては、決してパワフルな楽器とは言えません。ですから、サンキョウの頭部管をYFL-211というスチューデントモデルに差して使用するという事は、軽自動車にスポーツカーのエンジンを搭載するようなものです。決してエンジンをフル回転させてはいけません。それではボディが参ってしまいます。常に優しく柔らかに弱めに吹いてあげないと、YFL-211のボディが悲鳴をあげてしまいます。実はアイクさんが「うまく吹けない」というのは、この状況の事ではないでしょうか?

 ご存じの通り、私は単なるフルート愛好者です。フルートの奏法に関することは、きちんとした指導者の方に、直接師事されるのが、一番の近道だと思いますので、ぜひ、ご自分の先生なり先輩なりにご相談されるのが、賢明だと思います。

すとん さん 早速のご教授有難うございます。 ご指摘の 1)は購入先ですり合わせをしてもらいました。パッドもシリコンパッドに取替え済みです。2)はご指摘を参考に練習してみます。サンキョウの頭部管は10年以上前に購入したもので使用したことがありません。リッププレートはフラットです。サンキョウ頭部管より211のヤマハオリジナルの頭部管の方がバランスが良いのでしょうが、ちょっと音量、音色ともアンサンブルには物足りないのでサンキョウを利用しようと思ったのですが、もともと無理な注文なのかもしれませんね。211は音程がしっかりしているし、手抜きのオリジナルパッドを交換すれば、何とか使えるかなと淡い期待をもって、できればSRの代替機にしようと思ったのですが。 しばらくご指摘のボディが悲鳴を上げないような柔らかい優しい吹き方で慣らし運転を試みてみます。ご教授有難うございました。

>アイクさん

 ムラマツのSRをご愛用されていらっしゃるなら、アンサンブルでもムラマツSRで演奏されるのが賢明だと思いますが、それが何らかの理由でかなわないので、ヤマハYFL211を購入された、のだと推測します。でなければ、やはり素直にムラマツSRで使っていらっしゃるでしょうからね。

 私は頭部管を交換する事については特に頓着のない人間ですが、楽器側から見た時は、頭部管の交換はお薦めできない事なんだろうと理解しています。

 フルートはある種、特殊な構造をしている楽器なんだと思います。頭部管はあくまで頭部管であって、マウスピースではありません。管楽器一般は、マウスピースは楽器本体ではなく、あくまで別部品であり、だからこそ、マウスピースを交換する事が可能なんだと思います。しかしフルートの頭部管はあくまで頭部管であって、本来交換不可な楽器本体です。

 それを、本来交換不可な本体の一部を、他の楽器のマウスピース交換のノリで交換するわけですから、フルートの楽器全体としてのバランスは、メーカーの想定から大きく崩れるわけです。ま、そこのリスクを知った上で、みなさん、頭部管交換に手を染めてらっしゃるのだと思いますが。

 YFL211のボディをお使いになりたいのでしょうから、そのボディに元々の頭部管を差して、その上でお使いになることを私は薦めます。確かに音量・音色ともに不足を感じるでしょうが、それはそういう個性の楽器ですから、仕方がないと思います。ただ、アンサンブル(と書かれている以上、小編成であると勝手に解釈しています)であるならば、お互いに歩み寄って演奏するはずです。最初こそはYFL211で物足りなく感じていても、やがて他のメンバーがアイクさんに合わせてくるはずですから、YFL211で十分になってくるはずです。

 アンサンブル的には、楽器を取っかえ引っかえして、音が定まらない方がやっかいだと思いますから「このアンサンブルで演奏する時は、この楽器を使う!」と決めちゃった方が、アンサンブル的には安定して音楽を作りやすくなると思います。

 いらぬ、アドヴァイスで、すいません。

すとん さん
アドバイス有難うございます。 ご推察の通り音楽とは関係の無い事情で代替機を探しておりましてYFL211にたどり着いたところです。ソロではなく10人くらいのアンサンブルですから遠鳴りしなくても音程がしっかりしていてそこそこ音色も迷惑をかけないなら合奏に使えるかなとの淡い期待をもって購入したものです。すとんさんのアドバイスを念頭において曲を吹いてみましたら、今日は使えるかも知れないなと少し安堵感が増したというところです。明日は録音をとってみてSRと比較してみようと思っています。プロでも211を曲によって使い分けているということをこのブログで知りまして、本来の楽器である自分自信を磨くのが肝心ではと改めて思いました。アドバイス有難うございました。

>アイクさん

 YFL211は悪い楽器じゃないですよ。もちろん、211には211なりの個性なり癖なりがありますから、それをきちんと理解した上で、長所を生かせる様に使ってあげる事が肝心だと思います。

 せっかく縁があってアイクさんのところにやってきた211ですから、大切に使ってあげてください。よろしくお願いします。

ゴールドだとどんな音色?という妄想ばかりがふくらむので・・・
中古のゴールドの頭部管を買ってしまいました~!
しっかりとゴールドの音色が加わりました。

吹き込んで一番気がついたこと・・・
 いままで使っていた銀製のフォリジの音色のすばらしさ!!
銀は澄んだ伸びやかな音色で、金は金独特のやや柔らかな音色
これはどちらが良いと言うより好みの問題ですね。

気をつけないといけないのが、銀は無理矢理息を吹き込むと割れたきつい音色になりやすいのですが、金だと気がつきにくいことです。
つまり雑な吹き方をしたとき銀だとすぐ判るのですが、金だとかなりひどくなってから気がつくことになります。
まあ、まだ初級を卒業していない腕前だからだと思いますが・・・

とりあえず基礎練は銀で行い、金で音色を楽しむのがよさそうです。
ゴールド妄想は完全に払拭できました。これは大収穫・・・・でも出費がきつ~

>河童さん

 金を試してみましたか。金は金でいいし、銀もまた捨てがたいですよね。私は、音色的には圧倒的に銀の方が好きです。でも、河童さんも書いてらっしゃるように、金の方が息圧に関する許容量が大きいのが魅力です。銀なら割れてしまう息でも、金ならまだ割れずに音にしてくれるわけで、その分だけ、表現の幅が広くなると思います。

 美的な趣味なら銀ですが、実用的な側面で考えると金なんです。だから私は、金と銀のハイブリッド(?:どんな形になるかは具体的には分かりませんが)のフルートが欲しいなあと思います。

>とりあえず基礎練は銀で行い、金で音色を楽しむのがよさそうです。

 これはプロの方でもそうおっしゃいますね。修行中の身なら、銀が色々な意味でお似合いなんだろうと思います。

 ま、私は、まだまだ当分、銀の笛で遊びますよ。

まだまだ未熟な技量での比較ですが
銀も注意して強く息を吹き込めばダイナミックレンジは金と少ししか変わりません。
この注意してが難しく、金では楽なんです。しかし安易に頼っていると吹き方が雑になってしまいます。

>河童さん

>しかし安易に頼っていると吹き方が雑になってしまいます。

 おっ、上昇志向がまだまだありますね。私も上達する気持ちが満々ですから、しばらくは銀でいいと思ってます。でも、年をとって、体力気力が衰えて来た時、総銀の楽器って手強いだろうなあ…って思います。アマチュアでも、ある程度の年配になって来ると、9Kあたりに楽器を持ち替える方がかなりいますが、それも選択の一つだと私は思います。

 私自身、やがてやってくる将来に備えて、いずれは余生用のフルートを購入した方がいいだろうなあ…とぼんやり考えていますからね。

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