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2010年8月 7日 (土)

ヴァイオリンを作ってみよう! その4 指板とサドルを剥が…せませんでした(涙)

 今日は土曜日で、いつもなら金魚の日ですが、今週はお盆進行って事で、ヴァイオリン製作話を続けます。

 さあ、今回は、いよいよ前半のメインイベントである、指板&サドル剥がしに挑戦です。事前に、あっちこっちのサイトを読んで、指板やサドルの剥がし方を研究しました。そこで学んだやり方は以下のとおり。

 1)ヴァイオリンを始めとする弦楽器は、基本的に接着剤で作られている。
 2)ヴァイオリンに使われている接着剤は、ニカワである。
 3)バイオリン系以外の弦楽器に使われている接着剤は、タイトボンドである。
 4)ニカワはお湯に溶ける。お湯に溶けると簡単に粘着力を失う。つまり剥がれる。
 5)ニカワを剥がすのは簡単、接着されている部分にお湯を刷毛でかければ良い。
 6)接着されている部分にナイフやキリで刻みを入れて上げると、お湯が簡単に内部に染み込むので、さらに作業は簡単になる。

 どうやら、手順的に、それほど面倒でもないみたいです。そこで、熱湯と面相筆と大型カッターナイフを用意しました。

 ヴァイオリンのネックと指板が接着されている部分の、一番下側の接合部分(ちょうど指板とボディの間で、よく見えないところ)に、カッターで刻みを入れて、そこにお湯を注ぎながら(笑)たっぷりと染み込ませ、その部分から、カッターナイフを入れて、指板を剥がそうと頑張りました。
 
 
 
 
 結局、二時間頑張ったけれど、カッターの刃が、約5mm、入っただけでした。一度、力付くで剥がそうとやってみたけれど、なんか、剥がれる前に、指板が折れそうな雰囲気になったので、やめました(涙)。

 キラメキって、指板とネックの接着剤にニカワではなく、タイトボンドを使用していない? よくよくキラメキを観察したところ、接着剤がはみ出ている箇所を発見、ガラスのような透明な固まりでした。…つまり、これって、タイトボンドで接着されている? タイトボンドはギターとかウクレレとかの製作で普通に使われている接着剤です。半端なく強力で、接着剤を使用した箇所の方が、使用していない箇所よりも強くなってしまうというくらい強力な接着剤なんだよね(元々ギタリストなので、こういう事には詳しい…)。実際にキラメキに使われている接着剤の種類は不明だけれど、ひとまず、暫定的に「タイトボンドで接着されている」と判断しました。ううむ、残念だけど、タイトボンドで接着されているなら、人力で指板を剥がすのは無理です。指板とサドルをネックから剥がすのは諦めました。

 そこで、仕方がないので、ネックとサドルをマスキングテープで保護しました。

_2010_08_07  さて、次の工程です。次は出荷時に塗られていた塗装を剥がすことにしました。

 マニュアル(バイオリンキット 組立説明書)には「組み立てる前に着色面をグラスウール(#300以上のサンドペーパーでも可)で軽くまんべんなく研磨します」とあります。そこでグラスウールの代わりにスチールウールを使って研磨する(つまり表面を削り落とす)事にしました。

 え? なぜスチールウールを使ったのか? それは安価だからです。スチールウールなら、百均で山のように買えるでしょ? 私はこんなところでは迷いません(笑)。

 スーパーのレジ袋(大きい奴)にキラメキを入れて、袋の中に手を突っ込んで、テレビを見ながら、シャカシャカ削りました。だいたい2時間ほどで、キレイに塗装が落ちました。

 塗装を落としてみると、キラメキは3種類の木材で作られている事が分かりました。

_2010_08_07_2  表板。これはおそらく、普通のヴァイオリンと同じくスプロースでしょう。ただし、木材の品質レベルは保証されませんが…。

 側板&裏板も、普通のヴァイオリンと(たぶん)同じでメープルだと思います。これまた品質の保証はございません。

 分からないのが、ネックと指板。通常はネックは、側板&裏板と同じメープル製なんだけれど、キラメキの場合は、色が明らかに違うけれど、やっぱりメープル? 産地が違うのかな? ギターでたまに使われるアッシュにも似てます。

 あと、ヴァイオリンの場合、指板は通常ならエボニー、安物でもメープルを黒く着色したものが使われるようですが、キラメキは、どうやらネックと同じ木材(暫定メープル)を黒く着色したようです(実は一部、削ってしまって、木地がよく見えるんですわ:笑)。

 ちなみに、ペグは暫定メープルの黒塗りのようです。これは弦を通す穴の色で分かります。サドルはたぶん、ホンモノのローズウッド(の破片)です。エンドピンやテールピース、アゴ当ては、黒いのでエボニーで作られているような気もしますが、なんとなく雰囲気がペグと同じなんですよね。それに通常、ペグとエンドピンとテールピースとアゴ当ての四つは同じ材料で揃えるものらしいので、ならば全部、暫定メープルですね。ここがホンモノのエボニーだったら、よかったのにねえ。

 そういう風に考えていくと、キラメキって、材料の品質はともかくとして、一応、すべて木材を使って作られているみたいです。安易にプラスチックとかが使われていないのは感心しました。

 ちなみに、キラメキは側板と表板の接着も、ニカワではなくタイトボンドを使用している様子。と言うのも、塗装を剥がしたら、ネックについていたのと同じ、ガラス状のはみ出た接着剤の固まりが見えたから(笑)。ボンドで頑丈に作ってあるのはいいけれど、これじゃあ、メンテの勉強になりませんよ(涙)。

 とにかく、剥がすものを剥がしたので、次はいよいよ、ペイント工程だよ。ワクワクだね。

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コメント

写真入で具体的に書いてくださっているので、そのうち自分が作りたくなったときの為の参考になります。
これで作ってみようと思う人も多いかもしれません。
ついに完成したのですか!
最終記事も楽しみ!

>Ceciliaさん

 はい、リアルなタイムでは、完成しました。無事に…ではありませんが「終わり良ければすべて良し」と言ったところです。まあ、紆余曲折あったわけで、それは順次記事にしていきます。ま、私がハマったいくつかの落とし穴の話は、それを公開する事で、次に続く人たちの良き教訓となるはずです。いやあ、小さな落とし穴がいくつかあったんですわ(笑)。

 7000円のキットですが、私には7000円を大きく上回る価値あるキットでした。

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