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2010年7月 6日 (火)

ヴァイオリンの初レッスンでした(右手の練習)

 長い前フリでしたが、構えとチューニングが終わったので、いよいよ、今回のレッスン内容に入ります。

 まずは右手というか、弓関係の練習からです。

 最初は弓の張り方のチェック。適切な張力で弓が張れているか? この張り方にも、奏者の個性というのがあるけれど、私の場合は、ひとまず許容範囲内なのでOK。

 次は松脂の塗り方。松脂に関しては、本当に奏者の好みが色濃く出るところなので、それぞれ好き好きで行うのだが、松脂を塗らないという選択肢はないので、適当な分量を適当な感覚で塗ることが必要。

 松脂を塗る時に、弓の両端までしっかりと塗る事を忘れずに。塗りすぎもダメだが、塗らなさ過ぎもダメ。先生は“松脂はなるべく塗りたくない派”らしいのですが、その人から見ても、私の松脂の塗り方は少ないようです。「もう少し、しっかり塗りましょう」と言われました。どんだけ塗らない人なんでしょうね、私。

 松脂は塗ることもそうだけれど、拭き取ることも大切です。ヴァイオリンや弓についた松脂を拭き取るのはもちろんだが、弦についた松脂もきれいに拭き取る事を忘れずに。

 次は弓の持ち方。弓は基本的に親指と小指で持つ感じ。親指は指先をフロッグ寄りのフロッグとゴムの間くらいの毛の下の位置に差し入れる感じ。ちょうど、鉄棒の順手の要領です。小指はバネ指にならないように気をつけて、しっかりと弓を上から押さえること。で、後の指は軽く添える程度。クラシックヴァイオリンの弓の持ち方とは、ちょっと違いますね。これは、おそらく、求める音色が違うからではないかと推測されます。この持ち方だと、弓のローリングがしやすく、音色が多彩になるでしょうが、音量はさほど望めないでしょうね。

 クラシック系が「弓を上からつまむ」感じで持つなら、こちらは「弓の下に指を入れ。親指を支点、小指を力点、弓先を作用点として、バランスを取りながら持つ」やり方かな? 横から手を差し入れるって感じです。

 で、弓を持ったら、ヴァイオリンを持たずに、弓を持った腕を自分の前に突き出し、腕を上下に動かす練習をしました。その際に、ヴァイオリンの毛の部分が常に下になるように、巧みに手首を動かし、親指をコントロールしました。この練習をしばらく毎日やること。これは宿題です。

 次にヴァイオリンを構えて、音出しをしました。まず、弓元で引っかくようにして音を出しました。その際の右手の動きは、円運動を意識すること。タッチ&アウェイで軽やかに音を出す事。この練習でも、目は弓やヴァイオリンを見ずに耳だけで判断すること。この練習を行う事で、まずは弓元での色々な感覚を覚える事が大切なんだそうです。この練習も毎日、各弦で行う事。宿題です。

 次は、弓先でも同じことをやりました。これは弓元での練習と比べて、格段に難しいので、丁寧に根気よく行う事。特に、弓先での演奏となると、どうしても弓がヴァイオリンの上で跳ねてしまいがちになるけれど、そこは気をつけて、なるべく弓が跳ねないように感覚で覚える事。それと、やはりタッチ&アウェイで音を出すのだけれど、弓元の時よりも、心持ち、タッチの時間を長くして、少ししっかりと弓をひいた方が良いみたいです。

 弓も100万円を越えるランクになると、弓先を使った演奏でも、弓が跳ねなくなるどころか、逆にヴァイオリンに吸い付く感じになるので、かなり演奏が楽になるのだそうです。しかし、そういう道具に頼った演奏は、今のところは考えないように言われました。まず大切な事は、練習をする事。道具に頼らずとも、練習で乗り越えられる事は練習で乗り越えられるようにする事、だそうです。…もっとも、私の場合、天地がひっくり返っても100万円クラスの弓なんて買うことはないので、最初から練習するしかないんですけれど(笑)。

 弓元と弓先が終わったら、同じことを弓の真ん中でもやります。目をつぶっていても、弓元、弓先、弓中の位置で演奏できるように、それぞれの感覚をしっかり体にたたき込むのです。

 次は、全弓の練習です。全弓の練習の時は、メトロノームが必須となります。まずは60の速さで、裏打ちを感じながら、四拍とか八拍とかの長さで弓を使い切る練習をします。これは、弓の長さを体に覚えさせるための練習だそうです。

 さらに全弓で音を出している間は、いわばロングトーンの練習でもあるので、必ず息を吐きながら弓を弾くように習慣づける事を言われました。

 ヴァイオリン演奏での体の使い方は、基本的に歌に準じるそうです。“歌に準ずる”とは、呼吸の事であったり、音の支えであったり、感情の入れ方であったり、そういう事です。

 具体的に言うと、ヴァイオリン演奏中は、必ず歌うように息を吐きながら演奏をしないといけないのだそうです。決して、息を止めてはいけないし、音楽の流れと無関係な呼吸もしてはいけないのです。高い音を出す時は、歌同様に、しっかりと音を体で支えないといけないのです。また、息は吐くだけでなく、フレーズの合間にすばやくブレスをしないといけません(そういう意味では、ヴァイオリン奏者も呼吸の練習が必要?)。

 ヴァイオリンは、呼吸と切り離しても演奏はできるけれど、それではエモーショナルな演奏は難しいので、きちんと呼吸と音楽の流れを合わせて、演奏できるように練習しましょう。

 と言うわけで、ひとまず、声を出しながら(ってか、軽く歌いながら)、全弓の練習をしました。もっとも、私の場合は、基本的に歌う人なので、細かい事を考えずに、ヴァイオリンで歌っているつもり演奏すれば、それでOKだそうです。やったね、ラッキー。

 で、全弓運動をやっていると、当然、私、まだまだヘタクソでございます。私の弓の軌跡は、やはりかなり円に近いので(妻にもそう指摘されています)、それではダメなので…というわけで、先生に二人羽織のようになって、動きを直に教わりました。あとは、教わった動きを日々、トレースして、自分の動きにするわけですが…難しいですね。当然、宿題です。

 長い棒をネックの下に(楽器を痛めないように注意しながら)入れて、弦に対して垂直に渡してヴァイオリンに縛りつけて、それをガイドにしながら練習するのが良いと言われました。そこで、フルートのロングクリーニング棒を使ってみましたが…よく分かりません。何か、別の方法でガイドしないと無理かもしれません。

 それと、弓を弦に当てる位置に注意してくださいとも言われました。

 私はついつい駒寄りの位置で弾きたくなるけれど、それはやめましょうとの事です。まずは普通に、ネックの終わりから駒までの間で弦を鳴らせばOKです。ネック側で演奏した方が音色が柔らかく、駒側で演奏すれば、音が硬くなるそうです。で、曲にもよるのだけれど、基本的には柔らかい音で演奏できると良いので、駒付近で弓を使うのは、あまり好ましくないそうです。ステファン・グラッペリ(ジャズヴァイオリンの大御所)は、かなりネック側で演奏するそうです。ま、グラッペリのマネをする必要はないけれど、ネック付近を弾くと、その方が音がうるさくなくて良いです。

 とにかく課題がたくさん出ていますが、これらはレッスンの中で消化するのではなく、あくまで宿題の提示なので、教わった事を、自宅でしっかりと復習してくださいという事です。それにしても、改めて書き出してみると、たくさん教わってますね。

 まだ、右手の事しか書いていないの、こんなに長くなってしまった。レッスンはこのあと、左手のレッスンに移ったのですが、それは、ごめんなさい、明日まわしにします。ご勘弁ください。

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