ひとこと

  •  理解できない事。昨今の中国では「脚臭塩」と呼ばれる、足の臭いのする食塩が蔓延しているそうだ。分析してみると、亜硝酸塩という毒物さえ混入しているそうだ。また逆に健康に良いとされている短鎖脂肪酸が入っているケースもあったそうだ。どちらにせよ、食塩というものは、ほぼ純粋な“NaCl”じゃないの? 国際食品規格委員会で定められた食塩の品質に照らし合わせても、亜硝酸塩とか短鎖脂肪酸などが入り込む余地は無いんだけれどなあ。食塩というのは、人間が生きていく上で必要不可欠なものなのに、その食塩の品質すら危ういなんて、ああ理解できない。ちなみに、足の臭いのする食塩とか言うけれど、足の臭いって…どんなんだろ? 足って、そんなに臭いか?
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2010年7月の記事

2010年7月31日 (土)

弁当・伴奏・編曲・行政サービス・電子書籍…結構盛りだくさんだな[2010年7月の落ち穂拾い]

 今月の落ち穂拾いから「今月の歌曲」と「今月のフルート」をやめました。ううむ、だって、ここ数カ月、動きが全然なくて…これなら、毎月掲載している意味がないので、ひとまずやめてみました。だからと言って、新コーナーはすぐには思いつかない私でした。
 
 
私は弁当男子

 私は弁当男子でございます。毎日、愛妻弁当を照れずに食べているオッサンです。

 なぜ私が弁当男子なのかと言うと…いつも妻の手料理を食べていたいから…と書くとかっこ良すぎますね(笑)。実際のところ、実に単純な理由でして“外食を信用していないから(爆)”です。だってね、店屋物のカツ丼であれ、社員食堂のA定食であれ、あの手のモノを毎日食べて健康でいられるとは、私は到底考えられないんです。なので“楽しみとしての外食”は否定しませんが“日々の食事”としての外食はありえません。

 弁当はご飯が冷たいからイヤ? ノーノー。そんな事は私もまっぴらゴメンでございます。冷や飯ガッデームな私です。そんな私の強い味方は、保温ジャー式の弁当箱です。私はこいつを毎日持参です。こいつのおかげで、ご飯も味噌汁もホッカホッカです。社員食堂にも負けてません。

 弁当のいいところ。それは、いつでもどこでもすぐに食事ができるところ。お店を探す手間もなければ、店屋物の配達時間を気にしなくてもいいところ。食堂に行く手間も省けるし、財布すら持ってなくてもいいんです。お腹がすいたら、ササッとすぐに弁当を取り出して食べちゃえばいいんです。これって、すごくお気楽極楽ですよ。

 さらに弁当には“プチな”楽しみもあります…それは“ふりかけ”ですね。職場のマイデスクには、各種フリカケが揃っています。長いこと王者の地位を欲しいままにしていた「ゆかり」は最近、そのポジションを「手のりたま」に譲りました。今は「手のりたま」が一番のお気に入りです。

 私は声を大にして言いたい。色々あるけれど、弁当の最大のアドヴァンテージ、それは「好きなものしか食べなくてよい」のです。これです、これですよ、サイコーでしょ。弁当の中身は、いつでも私の好物しか入ってません。何も考えずに、いつでもどこでも、好きなものをたらふく食べられるのが、弁当の醍醐味です。どうだ、すごいだろ。
 
 
すべての楽器は、歌の伴奏のためにある!

 楽器演奏命の人にケンカを売っているわけではないので、その点は誤解して欲しくないのだけれど、楽器って何のためにあるのかと言うと「歌の伴奏のため」にあるのだと私は信じています。なので、純粋器楽曲と言うのは、私にとっては、常に何か物足りないモノなんです。

 そんな私なので、上手な器楽演奏よりも、たとえ下手くそでも情感のこもった歌の方が好きです。

 さて、私が良く見るテレビ番組に「おとたび」ってのがあるんですが、先日のその番組で、シューベルトの「セレナーデ」を弦楽四重奏で演奏していたのですが、私、それを聞いて「気持ち悪く」なってしまいました。だって、歌が入っていないんだもん。思わず、その演奏を聞きながら、頭の中で、フィッシャーディスカウ(シューベルト歌わせたらナンバーワンのバリトン歌手)に歌わせて、音楽を補完しました。でないと、本当に耐えられなくて…。

 「すべての楽器は、歌の伴奏のためにある!」と信じている私です(笑)。


編曲もの

 ときおり吹奏楽関係の人が「今度のステージではクラシックをやるんだよねえ…」など、吹奏楽用にアレンジされた曲を指して言いますが、それを耳にしながら「クラシック曲? クラシック曲のメロディーを吹奏楽用にアレンジした、編曲ものだろ!」と心の中で毒づいている私です。

 ちなみに、私の中では、吹奏楽用にアレンジされたクラシック曲は、たとえ元がクラシック曲であっても、アレンジされた段階で、それはすでにクラシック曲でなく、ポピュラー音楽だと思ってます。

 と言うのも、クラシックの音楽は、楽器編成だって、和音構成だって、調性だって「これしかない」という組み合わせで、作曲家たちが決め打ちで書いているわけで、そこがポピュラー音楽とは違うと思います。

 ポピュラー音楽は逆に、そんな堅苦しい事は抜きで、今いるメンバーの人数と楽器編成と力量に合わせて、その中でより良い音楽を演奏していくものだと思ってます。つまり、「作品至上主義」と「現場主義」の違いですかね。

 なので、私は「やさしくアレンジされた曲をクラシック曲と思うなよ」と言いたいです。だって、クラオタだもん。

 それにしても、編曲ものは苦手です。
 
 
iPADとiPhoneと行政サービス

 私の理解では、iPADとiPhoneの違いは、大きさだけです。ポケットに入れて持ち運べる大きさなのか、小脇に抱えて運べる大きさなのかって事だと思います。マシンの本質としは、同じものです。

 同じものであっても、その大きさの違いというのは、決定的です。分かりやすく旧メディアで例えるなら、iPhoneは手帳です。iPADはスケッチブックなんです。紙と鉛筆の組み合わせであっても、その大きさの違いで、使用目的が全然変わっちゃうでしょう。そういう違いなんです。

 私はこれらの器材そのものなんて、使えなくてもいいと思ってます。使えなくてもいいけれど、いつでも使えるように準備を怠っていては、いけないと思ってます。

 なぜなら、今の行政サービスのあり方を見ていると、情報機器について、知らないということ、使えないということ、これらが年をとった時に色々な足かせになると思うからです。

 経費節約のおかけでしょうか? 最近の行政サービスでは、なんでもかんでも、ネットに情報があげられる一方、印刷物による情報提供がドンドン減っています。ネットにアクセスできなければ、どんどん行政サービスの網の目からこぼれ落ちてしまうんですよ。それって、ネット弱者にとっては、おそろしいことです。

 今はネットに情報が上げられています、私がヨボヨボになった時、それがネットから何に変わっているのでしょうか? それに追いついていけないと、安心した老後も過ごせない、そんなふうに思ってます。
 
 
電子書籍

 ネット配信が普及してくれば、CDの売り上げは落ちるだろうけれど、だからと言って、簡単にCDが無くなるわけでもないし、歌手の立場からすれば、いままでCDだと買ってくれなかった層が、ネット配信だと(安価なため)に購入してくれるから、売り上げ的には多少減るだろうが、聞いてくれるユーザーはむしろ増えるので、歓迎している…と言うのと、電子書籍は同じ構造になるんじゃないかなって思ってます。

 ある作家さんが、ネットラジオで言ってたけれど、電子書籍だと、むりやり本にしなくていいので、中身を水増ししなくてもいいし、直売に近い形で販売すれば、中間搾取がなくなって、かなり安価な価格設定でもやっていけるような事を言ってました。それこそ、書籍にししたら、1200円のものが、電子書籍だと30円でも十分みたいな事を言ってましたね(ホントかよ!)。さらに、電子書籍で小出しにしたものを、まとめて書籍にして販売すれば、二度ウマーだそうですし(笑)。商売という観点では、電子書籍時代と言うのは、力のある作家にとっては、決して悪くない話なんだそうです。

 別の編集さんが、これまたネットラジオで言ってたけれど、電子書籍は本当に経費がかからないので、今までだとデビューさせられなかったような“不安要素満載な”ライターさん(すべての新人ライターは“不安要素満載”とも言えますが…)であっても、ひとまずデビューさせることができるので、なかなか良いのだそうです。「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」なんでしょうね。もっとも、当然の話だけれど、電子書籍時代になると、今まで以上にライター使い捨ての時代になるだろうとも言ってました。ああ、クワバラクワバラ。

 口の悪い人は、電子書籍なんて、同人誌の即売会を毎日ネットでやるようなものだと言いますね。言い得て妙だと思いました。なんか納得しちゃいました。

 私? うーむ、私は電子書籍で自分の文章を安売りしたくないなあ。少なくとも本職に関する文章は安売りしません(ブログの文章は逆にお遊び文章なので、販売するのは申し訳ないと思います。それにタダで読めるものを、パッケージにして売るなんて、詐欺だと思うし:笑)。書籍を作るなら、今までどおり、雑誌で一年くらい連載をして、それを加筆修正してまとめたものを書籍にしたいです。いきなり書き下ろしってのは、キツいからね。それに性格的にムリだし(笑)。

 つまり、私は、手にとれる書籍じゃないとイヤなのね。そういう点では、電子書籍には懐疑的な、オールドな人なんです。
 
 
今月のお気に入り イアン・アンダーソンの「ユーロロジー」

 かっこいいでしょ、この曲。私は大好きです。曲そのものも良いのだけれど、センスの良いフラッタリングがカッコいいでしょ。フラッタリングは、後半部の1分25秒あたりから、フレーズの頭のところに隠し味的に使ってます。それが、も~カッコいいんだよ。私も笛先生からフラッタリングを習って、時々使ってみるんだけれど、ここまでカッコよくはできません。(私がフラッタリングをやると「フラッタリングの練習ですか」って感じに聞こえるのだそうです) アドリブの中に、こんな感じの小粋なフラッタリングをチョロチョロって入れて演奏できたら、最高だよねえー。

 と言うわけで、今月の「お気に入りのフラッタリング」でした(笑)。

 
今月の金魚

 2010年7月1日(木) サツキ 星になる
 2010年7月3日(土) チグサ 来襲
 2010年7月13日(火) ブニョ、左胸ヒレ重傷
 2010年7月15日(木) ブニョ、左胸ヒレほぼ完治(はやっ!)

 
今月のひとこと

 ひとまずパソコンのハードウェア系の修理は終了しました。あとは、ソフトウェア系の修理というか、そっちをぼちぼちとやっていきます。詳しい話は、7/3(土)にアップする予定です。(2010年6月28日~7月2日)

 えーと、諸事情により、パソコンの修理の話は、7/3(土)ではなく、別の日にします。楽しみにしていた方がいらしたら、申し訳無いです。理由は、様々ありますが、実は一度書いた文章を飛ばしてしまったからです。せっかく書いた文章が消えてしまうと…徒労感で満たされますよね(涙)。少し間をおいてから、もう一度書きます、へへへ。(2010年7月2~4日)

 「踊る大捜査線3」を見ました。これはこれで面白かったけれど、ううむ、ケレン味が足りない。なんか物足りない。期待しすぎてガッカリしちゃったのかもしれない。(2010年7月4~5日)

 角界の野球賭博事件の報道が毎日忙しいですね。テレビも新聞も、この事件ばかりを報道しています。それを見聞きしていると、まるで報道したくないことが山積みなのかなって勘繰りたくなります。選挙も近いのに、各政党のマニフェストを報道しなくていいのでしょうか? 党首座談会とか党首討論などで政策談義をしなくて良いのでしょうか? 国民の皆さんの選挙に対する興味を喚起し、投票に行くように呼びかけなくていいのでしょうか? 政府与党は、マスコミは、一体何をたくらんでいるのでしょうか? ちなみに、現在の、民主党の支持率って、どれくらいだっけ? やっぱり、そのあたりが原因で、世間の目をごまかすために、お相撲さんたちの件が報道されているなら、相撲協会もたまったもんじゃないよね。だいたいさあ~、野球賭博なんて、昨日今日、始めたわけでもなかろうに(笑)。(2010年7月5~11日)

 しかし、夏ですね。金魚の食欲が俄然増しております。冬の間は見向きもしなかった水草をガンガン食べています。水草が全滅してしまいそうです(涙)。仕方がないので、エサの量&回数を増やしたところ…金魚ウンコの量も増え、フィルター掃除の回数も増えました。ああ、夏ですねえ(汗)。(2010年7月11~12日)

 ありがとうございます。我が老犬ブログの、2010年7月11日(日)の訪問者数が、590人となりました。今までの、一日の訪問者数の最高記録は、2009年12月2日の477人でしたから、たった一日でこれほどの大勢の方々に来ていただき、ただただ感謝感謝の気持ちでいっぱいです。皆様、選挙には行かれましたでしょうか? ひとまず日本も最悪の事態になる事は避けられました。これも皆様方の一票の力と信じています。しかし、油断は禁物です。これからも政府の行う事に注意し、日本を変な方向に持って行かれないように、注目し続けて参りましょう。(2010年7月12~13日)

 私だけ…ってわけはないだろうけれど、楽器店から私宛に「サックス入門セミナー」のお知らせが来た。日程的にはバッチグー。費用的にも軽微だし、楽器は貸し出してくれるし、ちゃんとした先生が指導してくれるらしい。そりゃあ、フルーティストとしては、サックスの一本や二本、嗜んでおくことは必要だろうが、だからと言って「なぜ今?」 神様、おしえてください(笑)。  …もちろん、参加しないけどサ。(2010年7月13~16日)

 ゲリラ豪雨と言うべきか、各地で激しい雨による被害が多発して、河川の氾濫や土砂災害などの大変なことになってます。被災した方のご無事と、亡くなられた方のご冥福をお祈りしています。しかし、これだけ被害が出て、人も亡くなられているのに、政府は何も手を打たず、総理は何の談話も発表しないって、ありえなくねえ? 災害救助よりも、宮崎の種牛を殺す方に熱心って、どういうこと? 歴史を見てみれば、時の権力者がいい加減だと、災害が起こります。村山内閣の時代に、阪神淡路大震災と地下鉄サリン事件が起こってます。このまま、管総理の時代が続くなら、どんな災害が起こるのか、私は不安でなりません。結局、国民の命や安全な生活よりも、自分たちの権力維持の方が大切なんだよね。だから、素人に政治をやらしちゃ、いけないんだよ。(2010年7月16~19日)

 どうやら、梅雨が開けたみたいです。そして学生とガッコのセンセは夏休みです。ああ、うらやましい。ところで、皆さんは夏と言うと、何を思い浮かべますか? 私はカナブンです(笑)。ここ、湘南地方は、夏になるとカナブンが大量発生するんです。それも“つや消し茶色”のカナブンです。カナブンの夏、湘南の夏…なんですね。あと、観光客ね。ほら、なにしろ、ここはリゾート地ですから、夏はたくさんの観光客のみなさんがやってくるんですわ。海って、人を惹きつける何かがあるんでしょうね。(2010年7月19~21日)

 アメーバブログって、なんなんだろうね? と、文句を言っている理由なんですが、最近、結構、おもしろそうなブログを見つけるんですが、それがたいていアメブロなんですよ。で、このアメブロって、結構閉鎖的で、コメントはアメブロ会員しかできないってブログが実にたくさんあるんです。つまり「私はアメブロ会員以外とはつきあいませんよ」ってブログがたくさんあります。「このブログはおもしろそうだな」と思って、コメント書いて、アップしようと思うと「アメブロ会員じゃない人はダメだよ」ってメッセージが出てお終いです。これは実に気持ちが萎えますね。私の時間を返せよって思います。いくら内容がおもしろくても、二度とそのブログには行くまいという気持ちになります。そんなに仲間うちだけでやりとりしたいなら、いっそSNSにでも行けばいいのに…とも思います。記事は見せるけれど、コメントさせないなんて、まるで美人局のようなブログなんだなって思います。もちろん、そうではないアメブロの人も大勢いらっしゃいますが…でも、アメブロ、なんか勘違いしているんじゃないの?(2010年7月21日)

 やっぱり、ニスは油性にするべきか。それとも便利さを取って水性にしておくのか無難か。さらに、水性ならば、無印にするべきか、ウレタンにするべきか…。つまらない悩みに悩む私です。(2010年7月21~26日)

 映画「インセプション」は視覚型映画というよりも、思考遊び的な映画でした。SFっぽいのがお好きな方にお薦めです。私は、一回見ただけでは十分には楽しめなかったかな? もう一回、見に行かないとダメだなって思ってます…というか、もう一回見に行きたいです!(2010年7月26~28日)

 私のアバターが消滅した~! ココログはニコットタウンと2010年7月28日をもって連携を辞めたんだけれど、その連携を辞めた途端に、私のアバターが消えた~! と思って、かなりガッカリしたけれど、ニコットタウンに飛んで行ったら、しっかり私のアバターがおりました。へへへ、連携を辞めたから、ココログにニコットタウンのアバターの表示がされなくなっただけの話でした。それはともかく、私ってば、アバターを作ったきり、一度もこいつで遊んだことないんだよね。遊んだことないくせに、無くなると騒ぐなんて、私は実に強欲だね。使っていないのに、無くなった途端に惜しくなるんだから、ほんと、欲深い性格です。(2010年7月28~29日)
 
 
 今月の「落ち穂拾い」は以上です。毎月毎月、長くてごめんね。

2010年7月30日 (金)

ヴァイオリンの試奏に行ってきました その7 「ヴァイオリンの弾き比べミニコンサート」というのに参加したよ

 先日、おもしろい企画を見つけたので、参加してきました。今回の記事は、そのちょっとした報告です。

 その企画とは、過日、銀座の山野楽器で行われた「ヴァイオリンの弾き比べミニコンサート」という奴です。300~400万円クラスのバイオリンを、ズラリと並べて、プロ奏者に弾き比べてもらって、その音の違いを楽しもうという企画です。おもしろそうでしょ。

 演奏の際は、二梃のヴァイオリンを取り上げ、その名称(作者名)と値段を伏せて、同じ曲を演奏し、その音を聞き比べるという形で行われました。ちなみに弓(サルトリ450万円)と肩当ては、不公平が無いように同じものが使用されていました。

 第一戦は、新作イタリアンヴァイオリン対決でした。当日は、楽器の名称は伏せられていましたが、ここでは(隠す理由もないので)書いちゃいます。ジョ・バッタ・モラッシー対フランチェスコ・ビソロッティの対決でした。曲はベートーヴェンの「メヌエット」でした。

 もちろんどちらも300万円超のヴァイオリンで、悪いはずはありません。ただ、個性はだいぶ違うので、音の好き嫌いは当然あると思います。演奏をしてくださったプロの方は、フランチェスコ・ビソロッティの方が好きだと、ちょっとヒイキにしていましたけれど(笑)。

 私が聞いた感じでは、どちらも“イタリアの音”がしてました。そういう意味では同じグループだなあと思いました。あえて言うと、ジョ・バッタ・モラッシーの方がソリッドな音で、フランチェスコ・ビソロッティの方は多少柔らかめな音でした。どちらも若い楽器って感じがして、これから音もドンドン変わっていくんじゃないかなって印象です。それにしても、イタリアの楽器って、えも言われぬ雰囲気を持ってますね。おそらく、そういう雰囲気が好きな人がイタリアの楽器を求めるのでしょうね。私は…柔らかい音が好きなので、ビソロッティの方に一票入れたい気分ですが、イキがいい音がお好みの方はモラッシーがいいと思いました。

 第二戦は、新作イタリアン対モダンフレンチ対決でした。新作イタリアンの方は、シメオネ・モラッシーで、第一戦で登場したジョ・バッタ・モラッシーの息子さんの作品だそうです。対戦相手は、1930年製のモダンフレンチ。名前は言ってましたが、ちゃんと聞き取れなかったし、この楽器だけ商札が出てなかったの正式名称は分かりません(申し訳ない)。新作イタリアンが300万円超に対して、こちらのモダンフレンチは150万円だそうです。演奏曲目は、サンサーンスの「白鳥」でした。

 値段的には約半額のオールドフレンチは、当日の会場ではかなりの人気でした。私も、実は、今回の6梃のヴァイオリンの中ではベストな楽器だなと思ったほどです。新作イタリアンはどれも高音のキレとノビが素晴らしいのだけれど、オールドフレンチは独得の響きがして良いです。演奏者の話では、オールドな楽器は、散々人に弾きこまれているせいか、よく手に馴染むそうです。

 第三戦は、お値段的にはちょっと下がって、170万円バイオリン対35万円ヴァイオリンでした。ま、みんなが買う楽器って、これくらいでしょ。という現実路線の対決ですね。170万円ヴァイオリンはサンドロ・アシナリ、35万円ヴァイオリンはヤコブ・フィッシャーでした。ちなみに、ヤコブ・フィッシャーには様々なグレードの楽器があり、今回出てきたのは、一番廉価なモデルだそうです。演奏曲目はフォーレの「夢のあと」でした。

 この対決は、値段の差がどれだけ楽器の差になるかという、ある意味、一番注目の決戦でした。まず、見た目ですが、ヴァイオリンの見た目と値段は全く関係ないですね。見た目じゃお値段は区別できません。じゃあ音は…と言われると、音は違うんだけれど、それは、それこそ好き好きのレベルかなって思いました。ただ、私は、どっちが35万円のヴァイオリンの音かって事は分かりましたよ。それくらい(一応、音の)違いは分かりやすいです。やはり、こう言っては身も蓋もないけれど、楽器ってやっぱり値段なりの音がしますが、安い楽器(と言ったって、あくまで比較対象の問題であって、やっぱり安い楽器も高価である事には違いないのだけれど)の音であっても、演奏目的を考えれば、むしろその方が良いという事もあります。実際、私、どっちの音が好き?って尋ねられたら、ヤコブ・フィッシャーって答えちゃうかもしれません。

 しかし、安価なヴァイオリン代表で35万円ってどうよ? 私に言わせれば、まだまだお高いセレブな楽器です。もっと安価な初心者向け、セットで20万円とか、ええい、セット10万円とかの楽器と、その店で一番高価な楽器の対決って奴が聞きたかったです。なぜやんなかったんだろ? 「さすが、お高いだけあるよね~」となったかもしれないし「値段の差ほど、音の差はないんだな…」となったかもしれないのに、残念無念です。

 さて、6梃弾いて、人気投票(挙手ですが)をしたところ、フランチェスコ・ビソロッティ(演奏者推薦)と1930年製モダンフレンチが人気だったので、最後にこの2梃のヴァイオリンでエルガーの「愛の挨拶」を演奏してくれました。よかったです。

 今日の収穫。やっぱりイタリアの楽器はイタリアの音がします。プロ奏者は手首がすんごく柔らかいです。

 あとチューニングの時、まだちょっとだけ音が低いんだけれど、ここでペグを回しちゃうと行き過ぎちゃう…って時あるでしょ。「でもでも…」と思いつつ、「ええい、ままよ!」とペグをちょっとだけ回して、ジャストな音程を行き過ぎちゃう事ってあるでしょ。あれの対策を、実はプロの方はやってました。どうやっていたと言うと、…「あとちょっとで合うんだけれど…」までペグで合わせたら、隠し味的にペグボックスに指を突っ込んで、ナットの向こう側の弦を指でちょいと押してました。そうすると、そのちょっと低かった弦の音程が、ジャストになるんだよね。不思議な魔法だよね。でも、ナイスな方法なので、さっそく日々のチューニングの時のテクとして盗んでみました。ちゃんちゃん。

 そう言えば、せっかく楽器屋に行ったのに、アジャスターを買い忘れた(呆)。キラメキ用にゴールドに輝くアジャスターを二つ購入するつもりだったのに、交通費が馬鹿にならないから、そんなに何度も出かけられないんだよねえ…。あああ、愚かだな、私。

2010年7月29日 (木)

高音は胃袋で歌う

 今日の記事は、自分のための覚書的な性格が強いです。予め書いておきます。

 最近、なんとなく分かりかけてきた高音の出し方。高音って言うか、もしかするとこれがアクートみたいなのかもしれないけれど、まあそれはとにかく、何となく高い声の出し方のコツのようなものをつかみ始めたような、でないような、そんな気がするので、書いておきます。間違っていたら、ごめんね。

 それは高い声は胃袋で歌うような気がするのです。…と書いても、実際には胃袋ではなく、胃袋のあるあたりの腹筋で歌う…そんな気がします。ま「みぞおちで歌う」と書いてもいいのだけれど、なんか“みぞおち”よりも、ちょっと広くて深い場所の気がするので、あえて“胃袋”と書いてみました。

 まず、歌う時は、高い音でも低い音でも、とにかくこの胃袋の前面の筋肉を、ギュ~ッと収縮させておきます(まず、この状態が私にとっては“新鮮”:笑)。感覚的には、胃袋をワシヅカミにして握りつぶすような感覚です。これが歌のデフォルトの状態。高い音でも低い音でも、まずはこの形にします。

 ちなみに、腹筋をギュ~ッと収縮させると、反動で、背中側の肋骨の下端部が広がります。まあ、腹をひっこめた分だけ、背中が飛び出るのでしょう(笑)。

 で、高い声を出す時は、そのギュ~ッとなった腹筋をさらに、カラダの中の方に引っ張ります。カラダの中と言うのは、方向的には…(汚くてゴメン)肛門に向かって引っ張ります。いや、正確には肛門ではなく、それよりももうちょっとカラダの中あたりです。たぶん女性なら「子宮に向かって」って感覚なのかもしれないけれど、私、残念な事に“子宮”持ってないんだよね(笑)。

 ちなみに、なぜ“肛門の方向”であって“肛門に向かって”ではないかと言うと、肛門は肛門として、お尻の筋肉をさらに肛門の中にひっぱるような、胃袋の筋肉とは別の動きを同時にするからです。

 つまり、胃袋をギュ~っとしたままカラダの中にひっぱり、同時にお尻の筋肉をカラダの中にギュ~っと引きこむんです。当然、背中は(イメージ的には)ノートルダムのせむし男のように、ぐんぐん飛び出しますが、それは気にしないことにします。だって、背中は自分にも客にも見えないから、どんな無様な形になっていても、気にしない気にしない(汗)。

 その状態で、思い切り喉仏を下げて、ノドの前面を前下斜め45度の方向に引っ張り、ついでに舌も下アゴも同じ方向に引っ張るわけよ。さらに背筋を下に向かって思い切って引っ張って、さらにさらに、口を大きく開いて、鼻の穴をドドンと広げて歌う(かっこ悪いなあ…)と、高い声がスパーーーンと出るような気がします。

 ま、正解かどうか分かりませんが、今の私は、こんな感じで高いところを歌おうと努力してます。この方法で、なんとかノドを締めつけられずに歌えると、Hi-Cも出せるんだけれど…どうしても、ノドが締まるんだよね。これはこれで、また別の問題なんだろうけれど、課題は多いです。

2010年7月28日 (水)

ヴァイオリンを作ってみよう! その1 キラメキです、よろしく

 ヴァイオリンのメンテナンス講習会を受講して以来、ヴァイオリンそのもの、と言うか、ヴァイオリンいじりに興味を持った私は、もっともっとヴァイオリンをイジッテみたいという気になりました。しかし、私の手元にあるヴァイオリンはスズキ君1梃だけ。これは借り物でから、さすがにイジくり廻すわけにはいきませんし、万が一、そんな事をして、壊しでもしたら大変です。安心してイジれて、壊れてもOKなヴァイオリンが欲しくなった私です。

 そんな気持ちを抱えて、ネットを徘徊していた私は、ある日、アマゾンでおもしろいものを見つけました。それは鈴木楽器(スズキバイオリンじゃないよ。主に教育用楽器とか教材を取り扱っている会社です)から発売されている「スズキものづくり教材 バイオリンキット」という、学校向けの、ヴァイオリンの組み立てキット(一応、教材)でした。おそらく、総合の授業の中で使われることを想定したモノなんだろうなあ。学校の授業でヴァイオリンを作ったなら、それはそれでカッコいいよね。

  さて、このキット、お値段は驚きの7000円! ま、楽器として考えると、破格に安いですが、個人向け学校納入教材としては、破格に高いですね(笑)。

 キットの中身は、いわゆる“ホワイトヴァイオリン”と言われる半完成品である未塗装なヴァイオリン(付属品の一切付いていない裸のヴァイオリン)で、これに弦とかペグと駒とかの部品がついていて(さらに弓までついてました!)、これらを組み立てて、ヴァイオリンを作ってみましょうってキットなんです。

 値段が値段なので、多くは期待してません。部材とか組立精度に文句は言いません。所詮は7000円の学校向けの教材キットなんですから。

 だってね、7000円と言えば、ヴァイオリン界の常識で考えると、楽器本体はおろか、弦すら買えないよ(笑)。その弦すら買えない値段なのに、ホワイトヴァイオリンとその付属物一式と弓と松脂までついているキットが買えちゃうんでしょ。実にデタラメな価格設定です。これでちゃんとした楽器が買えたら、ばちが当たるというものです。

 でも、この値段だからこそ、この前、メンテナンス講習会で習った事を復習するにはちょうどよいのです。だって、壊しても惜しくないし、どんなデタラメな事でも平気でできちゃいそう。そんな、自分で自由気ままにいじれるヴァイオリンとして購入しました。

 つまり、ヴァイオリンと言うよりも、ヴァイオリンの形をしたオモチャを買ったわけです。

 で、さっそく組み立ててみました。時間は約15分(笑)で完成です。

Photo_3

 ちなみに、当然ですが、中国製のチャイナなヴァイオリンです。組み立てた感じは、写真の通りです。遠目で見ると、未塗装ですから、白っぽいのは仕方ないけれど、全体の印象としては、しっかりしているでしょう。サイズ的には、あんまりいい加減な部分はなく、見た目は普通のヴァイオリンです。

 ただし、近寄って見ると、結構、細かいところがいい加減です。さすがチャイナクオリティです。穴という穴には、もれなくバリが付いてますし、ペグボックスの中なんか、刃物の跡までしっかり残っていますし、塗装のムラやはみ出し(白木に見えますが、よくよく見ると、ベージュ色の塗料がしっかり塗られています。って事は、本当はどんな色の木材を使っているのでしょうか?)もたっぷりあります。

 ペグもテールピースもアゴあても指板も、エボニーに見えますが、赤茶けた木に黒い塗料を塗ってごまかしたフェイクなエボニーでした。フェイクなエボニーとは言え、それでも一応木材を使っています。廉価なヴァイオリンって、ペグとかテールピースはプラスチック製のモノが大半ですから、安物とは言え、それらよりは、幾分マシな安物って事なんだと思います。

 組み立てが終わったので、さっそくチューニングをして、スズキ君の弓で弾いてみました(弦を切らずにチューニングできたよ:笑)。

 オモチャと思ってバカにしていましたが、一応、ちゃんと鳴りました。音もヴァイオリンの音がしました。曲も普通に弾けました。ちょっと弾きづらい感じがしますが、これは弦の高さが、どこの部分でも高いので、ナットと駒を調整すれば解決する問題だと思います。

 つまり、このキットのヴァイオリン。意外な事に、おもちゃではなく、ひとまず、楽器として扱ってもよさそうな感じがします(儲け物ですね)。

 ただし、楽器として扱うと言っても、そのランクは…かなり下の方です。ま、値段から見れば、それも仕方のないことですが…。

 まず、音量が気になりますね。というのも、この楽器の音量は、割と小さめです。いや、かなり小さめと言っていいでしょう。とにかく、消音器をつけたスズキ君よりは大きな音がしますが、ノーマルな状態のスズキ君とは勝負になりません。とにかく、音が小さいです。この楽器なら、消音器無しでも、夜中に弾けちゃかもしれません(笑)。

 それと、音量も小さいですが、響きもかなり少ないです。ほぼ、弦の音ばかりが聞こえるという印象です。と書くと、マイナスな印象になるかもしれませんが、これって実は、マイクに乗せやすい音かもしれません。

 肝心の音色ですが…かなり痩せています。おまけに、相当ノイジーな感じです。音色は極端に悪いです。「ザラッ」どころが「ザラザラザラっ!」って感じです。よく、美しい音を「ビロードのような肌触りの音」と形容しますが、このキットヴァイオリンの音は「紙やすりのような肌触りの音」というべき音でした。かなり、ハスキーな音色です。しかし、これだけハスキーの音のするヴァイオリンって、なかなか無いですよ。そういう意味では、かなり個性的な子です。

 まあ、クラシック系の演奏には絶対に使えません。ポピュラー系の音楽であっても、相当、曲を選ぶような気がします。はっきり言って、私はこの音、大嫌いです(笑)。お店で試奏した楽器がこんな音がしたら、即返却です。ま、もっとも、こんなひどい音のする楽器は、さすがにお店に並んでないけれどね。いやあ、実にひどい音色です。音色というよりも音濁だね。はっきり書きます。これ、ひどいよ。これだけノイジーでひずんだ音のヴァイオリンなんて、ヴァイオリンのうちに入れたくないね。総合の時間にこのヴァイオリンを組み立てて、喜んで弾いた子どもがこの音を聞いて、これがヴァイオリンの音だと認識したら…これは責任重いぞー。こんなひどい音は子どもに聞かせちゃいけません。このキットヴァイオリンって、とてもとてもダメな音色の楽器です。

 とにかく、この音を聞いた私の感想は(中国に他意はありませんが)「この子は、間違いなく中国の子だな。どこをどう切っても、安物チャイナヴァイオリンの見本のような音だな」です。今まで試奏してきた中で耳にした、安い中国楽器と共通する音がが聞こえます。いや、実際、この子は中国製なんだけれど(笑)。

 中国ヴァイオリンであっても、良い音のする子はいるんだけれど、この子は…ダメでした。

 ま、元々は、イジリ倒すために購入したヴァイオリンですから、音色の事を言っては、かわいそうというものです。ただ、音色にこだわらなければ(あるいは聞き分ける耳がなければ)特に問題はなさそうです。つまり、この子を受け入れるかどうかは、ひたすら、その人の美的センスって奴にかかっているわけです(大笑:だから子どもに聞かせちゃダメだって!)。

 とにかく、この子のデフォルトの状態と力量は、よく分かりました。

 この夏は、しっかりこの子と遊ぶつもりです。さあ、イジリ倒すぞぉ~。

 名前が無いと不便なので、このチャイナなホワイトヴァイオリンちゃんに名前を付けることにしました。「キラメキ(煌き)」と呼ぶことにしました。名は体を…全然あらわしていませんが、せめて名前だけでも良いものにしてあげようという、オーナー心です。もちろん「キラメキのサウンドを奏でてほしい」という無体な願いが込められています(爆笑)。

 とにかく、色々と手を加えて、なるべく普通のヴァイオリンに近づけてみようと思ってます。それもなるべくお金をかけずに(笑)。ま、オトナの夏の自由工作って感じかな? だから、失敗してもいいんです。妻とは、キラメキが完成したら、玄関の飾りにしましょうという事になってます(だって、玄関にヴァイオリンが飾ってある家ってのも、いい感じでしょ)。でも、うまい具合にそれなりの楽器になったら、使ってみてもいいかなって思ってます。

 なので、気楽に遊んでみるつもりです。

 おまけ。キラメキに付属していた弓を、先生に笑っていただこうと、前回のレッスンに持って行って、見てもらいました。そうしたら先生曰く「毛の取り付け方がちょっとアレだけれど、ちゃんとした(安い)弓じゃないですか」というお返事でした。「練習用として普通に使えるでしょう」とのお言葉。実際、先生がこの弓でヴァイオリン弾いても、普通に聞こえます。ううむ、どうやら価格以上の価値(7000円のヴァイオリンの付属品ですから、おそらく単品で買うと1000円程度?)がある弓のようです。もしかすると…儲け物?

2010年7月27日 (火)

本当にアドリブをしました(音源付き)

 フルートのレッスンに行ってきました…いやはや、ほんと、フルートはいいね。何がいいって、癒されるね。吹いていて、癒される。心にこびりついた色々なものがキレイに洗い流される感じ。心がささくれ立っている時はフルートが一番だね。優しいしね、なごむね、お母さんだね。

 さて、今回はセッションレッスンでした。まずは型通りに音出しから。…ちょっぴり音痴でした(汗)。体調が悪いわけではありませんが、ダイエットでちょっとばかり心に余裕が無くなっているみたいです。なんか、音の感覚が、ヌメ~っとしててね…。

 本日の一曲目は「ティル・セア・ワズ・ユー(Till there was you)」でした。ビートルズの歌唱で有名だけれど、私の持っている譜面は、オリジナルに準拠した楽譜でした。オリジナルって、実は古い古いミュージカルなのね。つまり、この曲はミュージカルナンバーだったわけで、本来、全くロックンロールしてない曲でした。で、そのオリジナルを意識して演奏したんだけれど、この曲は結構不思議で難しい曲でした。悪い曲ではないけれど、イジリ甲斐がない曲って感じでしょうか? ピアノと二度合わせて、お終いにしちゃいました。

 二曲目はフランシス・レイの「ある愛の詩(Where do I begin)」です。今回のレッスンでは、この曲にたっぷり時間を使いました。つまり、それだけ発展性のある曲だったというわけです。

 まず一回目はとりあえず合わせてみようという感じで、フルートとピアノでやってみました。ま、いつもの私のペースでやってみたわけです。

 で、一回目が終わったところで先生が「ところで、ヒューバート・ローズのバージョンは聞いたことありますか?」と質問。もちろん、あるわけありません。つまり、ヒューバート・ローズのバージョンを意識してやってみましょうと言うわけです。先生、その演奏を聞いたことない私に、色々と説明してくれました。

 で、それをふまえて(って聞いたことないんですが:汗)やってみましょう、という事で、実際の演奏方針としては「入りはテンポ・ルバートで、つまりフリーテンポで、しゃべるように演奏する事」「アドリブは元のメロディを忘れて、本当に自由に演奏をする。コード進行はAm-E7のループでいきますので、コードから外れなければ、なにをしてもOK」って事です。

 なので、Aメロの部分はテンポルバートでフルートに演奏の全権が任されました。で、その後、型通りテーマを吹いたら、アドリブはまず私からで、本当の本当に自由に吹いて「これでいいか」という気になったところで、先生に渡す事。先生は先生でピアノで自由にアドリブを弾くので、いい感じのところでフルートで乱入するように言われました。つまり、アドリブの始めと終わりと真ん中のすべてを阿吽の呼吸やりましょうって事です。楽譜のない音楽は、耳とか呼吸が大切なんです。

 で、やってみました。いやあ、テンポルバートはなんかダラダラになっちゃうし、フルートソロはまるで尺八ソロみたいになっちゃうし、実にグダグダ。さすがに、もう一回やりましょうという事になったけれど、テイク3は私が決定的な和音間違いをしちゃったので、途中で止まりました(ごめんなさい:汗)。

 で、テイク4です。この演奏を今回はアップします。別にこれがベストというわけではないし、ミスはあっちこっちあるし、イマイチ、迷っているのか間違っているのか、聞いていてちょっとイライラする演奏なんだけれど(すべて私のせいです)、これは記録ですから(汗)。おそらく私が自由にフルートでアドリブしたのは、これが始めてじゃないかと思います。今までのアドリブは、一見、自由で気ままに見えても、一応、コード進行とか、アドリブの長さとか決まっていた中でのアドリブでした。それが今回は、簡単なコード進行だけが決まっていて(それもループだよ)、アドリブの長さもメロディも任されちゃったのは始めてなので、まあ、出来の善し悪しよりも、記録というか、記念の演奏って感じです。

 一応、記事の下の方にリンク張っておきますが、演奏時間…長いよ(汗)。セッションナンバーってのは、どうしても一曲が長くなりがちだけれど、これも長いよ。約6分あります。聞く時は、演奏の下手くそさもそうだけれ゛曲の長さでも、覚悟決めてくださいね。

 さすがに4度もやれば、やりきった感が出たので、次の曲です。次はヘレン・メリルの歌唱で有名な「ユー・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ(You'd be so nice to come home to)」です。この曲は、私が持っているリード譜のコード進行が、一般的この曲のコード進行とは違うというので、コードを書き直すところから始めました。で、コードを書き直して、一回だけ合わせたところで、時間になったので、この曲は次回に持ち越しという事になりました。次回は「ユー・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ(You'd be so nice to come home to)」からです。この曲はジャズの定番ナンバーなので、またまた長くなりそうです。

 ところで、Bm7-5なんてコード、言われても、即座に音が展開しません(汗)。でも「ユー・ビー・ソー~」には、このコードが頻出するんだよね。イ短調の2度の和音なんだけれど「シ・レ・ファ・ラ」なんだよね。で、このBm7-5って、必ずE7に接続しやがるんだけれど、このE7ってのが5度の和音でしょ。ん?、つまり、2-5ってことか。なるほど…ね。

 さて、今回の音源はこちらです。

2010年7月26日 (月)

泣きたくなるくらい、自分がふがいない

 ヴァイオリンのレッスンに行ってきました。

 レッスン開始前に、先生と弓の話をしていたのですが、その話の流れで、「これを弾いてご覧」と言って、一本の弓を手渡されました。よく分からないけれど、なんか弾きやすくない、これ? 全然、弓が楽器の上で跳ねないんですけれど…。手渡された弓は、カーボン弓でした(ちなみに最高級品だそうです)。ジャズの人は案外、カーボン弓の使用者が多いのだそうです。なんでも、カーボン弓独特なメリハリのある音がジャズに似合うそうです。カーボン弓って、かなり良い品でも15万円前後でしょ。ヴァイオリンの弓って、上を見るとキリがないですが、カーボン弓にしようと割り切ってしまうと、15万~20万円出すと、かなり良いものが買えるので、なんか気持ちが楽になりますね。この金額なら、お金があれば(笑)、買ってもいいよねえ。

 さて、レッスンです。まずはチューニングから。ピアノのAの音でA線を合わせたら、あとは五度音程で各弦を合わせてみます。まずは自分でやってみます。で、自分で合わせたのを先生に確認してもらって…直してもらいます(汗)。ううむ、チューニング一つ、満足にできないのはなさけないですが、日頃は電子チューナーに頼ってばかりいるのが、こういう結果になるわけだな。とは言え、重音の演奏が満足にできないんだから、仕方ないよねと自分をなぐさめています。

 で、チューニングが終わったら、ボウイングの点検ですが、もちろんダメです。そこで、エアボウイングです。弓を持たずに、各弦をエアボウイングです。この段階で、右腕の使い方を散々チェックされます。何度も繰り返し練習をして、エアボウイングでOKが出たら、ちょっとヴァイオリン体操をやってから、実際に弓を持って、開放弦を弾いてみました。

 開放弦を弾く時の注意は「必ず歌いながら弾く事」です。黙ってヴァイオリンを弾くのは無しなんです。とにかくA線を弾くならAの音を歌いながら弾く。D線の時はDの音を歌いながら弾く。それも正しい音程で歌いながら弾く、これが大切なんです。

 歌わないでヴァイオリンの練習をすると、妙に弾けるけれど、全然、歌心のないプレイヤーになってしまうのだそうです。なので、最初の最初から、歌いながら練習する癖を付ける事が大切なんだそうです。

 この開放弦の練習を一通りやったら、次は先生と並んで、先生の演奏(と言っても開放弦を弾くだけですが)を耳で聞いて、即座にマネる練習をしました。先生は任意のリズムでランダムに開放弦を弾きますから、それを聞いて、すぐに反応するという練習です。

 で、開放弦の練習が一通り終わったら、今度は音当ての練習です。ヴァイオリンは置いて、先生はピアノに向かって、でたらめに任意の鍵盤を叩きます。それを聞いて、即座に歌うという練習。実は私、これ苦手です。だってね、和声の助けもなければ、音階の助けもなく、いきなりポーンと弾いて「これ歌え」ですからね。自慢じゃないけれど、絶対音感もなければ、相対音感だってかなり怪しい私に、それはオーバーワークというものでしょう。それでも白鍵だけならまだしも、黒鍵の音なんて「なに、これ?」って感じで面食らっちゃいますよ。

 と心の中でボヤきながらも、苦労しながら、苦手だけれど、何とかやりました。不十分な結果です。当然、宿題です。家でもたっぷり音当ての練習をして、きちんとできるようにしておいてくださいと言うわけです。ああ、聴音というか、ソルフェというか、、大の苦手なんです。

 で、次は先生がピアノでG、D、A、Eの各音(これ、ヴァイオリンの開放弦と同じ音です)をポーンと弾くので、それをドに見立てて「ド~ミ~」と歌う練習。和声も音階もない中で、これをやるのは、私には苦役です…。何度も何度もくり返して、やっとこ、なんとかクリアできたら、今度は、ヴァイオリンをもって、ド~ミ~と歌いながら弾くんです。つまり「ヴァイオリンを正しく弾くためには、正しく歌える事が前提条件」ってわけで、だからヴァイオリンよりも先に歌の練習をしたわけです。

 各弦でド~ミ~ができるようになったら、今度はそのド~ミ~を音楽的にやってくださいというわけで、ドとミだけを使って、アドリブをカマす練習です。

 ド~ミ~が終わったら、次は同様にド~レ~の練習です。歌ってから、ヴァイオリンです。ド~レ~が終わったら、次はド~ファ~です。これはかなり難しい。先生は「“蛍の光”の出だしがド~ファ~ファファだから、蛍の光を思い浮かべるといいですよ」とナイスなアドヴァイス。しかし、ド~ファ~はかなり難しかったです。で、その次はド~ソ~ですね。当然。

 ド~ソ~は歌の方は四苦八苦しながらクリアしましたが、ヴァイオリンは全然無理。ちなみに、ヴァイオリンではド~ソ~ではなく、ド~レ~ソ~でやりました。先にレを押さえないと、左手が変な動きをしてしまいがちだからだそうです。しかし、ヴァイオリンでソの音程はついに最後まで取れませんでした。うう、情けないです。私はいい年したオッサンですが、さすがにつらかったです。あんまり自分がふがいなくって、もう少しで泣いちゃうところでした。ま、泣いても何の解決にもならないので、泣きませんが…。

 小指、難しすぎます! 本来のレッスン時間は60分なのですが、小指で右往左往してしまったので、ふと気がつくと90分もレッスンをしてもらった事になります。小指を含めて、今日やったことはすべて宿題になります。ああ、つらかった。

 そうそう、左手は音程だけでなく、指の立て方も注意を受けました。しっかり各指を立てて弾くように言われました。「左手はヴァイオリン手にしてください」と言って、そのヴァイオリン手を見せてくれました。ラジャーです。分かりました。

 今日のレッスンで分かった私の癖。なんと、歌は音程がぶら下がり気味なんですが、ヴァイオリンは逆に音程がうわずる傾向があります。なので、歌とヴァイオリンの合わないこと、おびただしいですわ(笑)。

 そして、ヴァイオリンの音程がうわずる理由は、どうやら、手の大きさに問題がありそうです。つまり、私、ヴァイオリンには、ちょっと手が大きいみたいです。なので、考えもせずにヴァイオリンを弾いちゃうと、みんな音程が広めになってしまうんですね。困ったことです。

 実は今回のレッスンは、笛先生が途中から見学にいらっしゃった(驚:たまたま同じ建物の別の場所で演奏していたそうです)ので、レッスンの後は、笛先生とヒイロ先生のスペシャルライブが行われました。笛先生がピアノで、ヒイロ先生がヴァイオリンの組み合わせで、三曲もやってくれました。ジャズヴァイオリン、カッコよすぎです。

 先生方がやったので、私にも何かやれという事で、ううむと悩んで、歌詞はうろ覚えだったのだけれど「オー・ソレ・ミオ」を歌いました。やっぱり、歌詞はボロボロだった上に、音程はきちんと届きませんでした。ヒイロ先生に「いつでもどこでも歌えるように、レパートリーを用意しておくのは大切な事だよ」と言われました。確かにそうですね。聞いている人が楽しめるポピュラーな曲で、余裕をもってちゃんと歌える曲を数曲、暗譜しておく事は大切ですね。…今思えば、なぜ私は「オー・ソレ・ミオ」をチョイスしたんだろ。「千の風になって」とか「サンタ・ルチア」とかにすれば良かったのに…って、やっぱりちゃんと暗譜していないからダメか。

 いつでも歌えるように、「千の風になって」と「サンタ・ルチア」はきちんと暗譜しておくか…。

 とにかく、今の練習が一段落ついたら(つくのだろうか?)、ヴァイオリンも、いよいよ曲に入るそうです。ただし、曲の練習では…なんと、譜面は使わないそうです。「曲は耳で覚えるように」だそうです。耳で覚えて、ヴァイオリンで弾く。そんな事が私にできるのだろうか? メロディーはおろか、コードネームすら分からないのよ。正直、かなり無理っぽいですが、それがジャズの世界の常識なら、仕方ないです。下手くそながらチャレンジするしかないでしょうね。今から、ちょっと、ビビってます。

2010年7月25日 (日)

頭でっかち[2010年7月第4週・通算25週]

体重:96.0kg[-0.7kg:-12.5kg]
体脂肪率:28.7%[+-0.0%:-3.7%]
BMI:30.3[-0.2:-4.2]
体脂肪質量:27.5kg[-0.3kg:-8.2kg]
腹囲:94.9cm[-0.1cm:-10.4cm]
     [先週との差:2010年当初との差]

 おたびダイエットの10週目です。体重の減少が鈍化したと先週も書きましたが、よくよく考えてみると、今の鈍ったペースでも、一カ月に2kg程度は体重が落ちることに気付きました。…一カ月に2kg…、ダイエット本などでは、理想的な体重の落ち方のようですね。私的には「たった2kg?」って感じですが、まあ、我慢することにします(笑)。

 さあ、夏本番だ。体重を減らすぞぉ~! それでは今週のエッセイです。

 私は“頭でっかち”な人間です。でも別に、好き好んで“頭でっかち”をやっているわけじゃなくて、ぼーっとしているだけで、目から耳から各種五感から、たくさんの情報を無意識に取り込んでしまい、それら、取り込んでしまったバラバラな情報が、いつのまにか私の中で勝手に再構築されて体系化されてしまい、結果として「知らないはずの事を(いつの間にか)知っている」「実力はないのに、知識だけは立派に持っている」「言葉では説明しづらい事もなぜか分かっている」という“頭でっかち”な人になっている事が往々にしてあります(汗)。

 自分でも、知らないはずの事を知ってたりして、びっくりする事がたまにあります(笑)。まあ、私って、そういう奴なんです。

 まあ、これは私の持っている、ちょっとした能力であり、これがために、結構、世の中を楽して渡ってきた部分があり、私自身はこの能力が嫌いではありませんが「過ぎたるは及ばざるがごとし」であり、時々、そういう体質の自分に辟易します。

 さらには蛮勇な人でもありますから、しばしば「知恵と勇気の人」として、あちらこちらにご迷惑をおかけしてしまうことになりがちです。「知恵と勇気」があっても、実力がなければ、何の役にも立たないのよ(涙)。

 さて「無自覚性頭でっかち症候群」である私は、しばしば、その“見える世界”と“できる世界”のギャップに苦しめられる事になります。

 ちなみに、この「無自覚性頭でっかち症候群」の真逆な存在が、「空手バカ一代」に代表されるような、いわゆる「○○バカ」と言われる人々です。体系的な知識もなければ、正統的な歴史観もなく、効率とか戦略とかも考えず、ただただ愚直に、今必要とする事だけに邁進して、師匠と二人三脚で巨人の星を目指して、休むまもなく特訓特訓の日々を過ごして、いつのまにか頂点に立ってしまう人です。凄腕なのに、それを支える理論や理屈が全くなく、すべてを感覚だけでやっつけてしまい、それで大成功しちゃう人です。そういう人には、そういう人なりの悩み苦しみがあるのでしょうが、私は自分がそういう人ではないだけに、とてもうらやましいです。

 私も頭をカラッポにして、ただただ肉体的な修練に明け暮れてみたいものだと思いますが…若い時ならいざ知らず、今となっては、そんな体力も気力もないので、ただ憧れるだけの話です。ああ、無理とは分かっているけれど“○○バカ”になりたいものです。

 「無自覚性頭でっかち症候群」の人が悩む“見える世界”と“できる世界”のギャップってお分かりになりますか? それは「周りの状況がよく見え、グルーピングや序列がはっきり分かる事による弊害」です。つまり、意識するしないにかかわらず、全体の序列の中の自分の位置を感じてしまう事です。で、この序列が、それなりであって、その人のプライドを満たす位置であれば、ひとまず安心ですが、もしもそうでない場合は、日々劣等感にさいなまれるわけであって、これはつらいですよ。

 たとえ、非力で実力不足であっても、その現実が見えなければ、人はそれほど不幸ではなりません。なぜなら、人間の不幸は、たいていの場合、他人との比較によって生じるものであって、他人と自分を比較しなければ、不幸になりようがないからです。つまり「見えるがゆえ」「わかるがゆえ」の不幸だと言えます。

 ま、それはそれでいいのですが。

 元々“頭でっかち”な人間って、プレーヤーではないと思うんです。そういう人間の本質は、評論家であり、消費者なんだろうと思います。

 人にはそれぞれに分というものがあり、神様から与えられた才能と役割があります。…でもね~、せめて、音楽に関しては、多少でもプレーヤーとしての才能が欲しかったなあと思います、切実にね。

 だって、音楽って、聞いていてもおもしろけれど、演奏すると、もっとおもしろいもの。

2010年7月24日 (土)

やたらとサクラが成長していますと、タイガー君の話

 今年の新入り金魚のサクラとチグサなんですが、この子たちがメキメキと育っております。特にサクラの成長ぶりは、もう目を見張るばかりです。我が家に来て、やっと二カ月だと言うのに、すでに当初の倍以上の大きさになっています。この調子だと、半年もすれば、巨大金魚になってしまいそうです。まるで、いつかのキッカの姿を見ているかのようです。

 チグサも頑張っているようですし、当初から見れば二まわりほど大きくなっていますが、どうやら大きくなる加速度はサクラほどではないみたいです。

 とりあえず、金魚大三匹(カエデ、ブニョ、キッカ)に、金魚中(サクラ)、金魚小(チグサ)って感じです。もっとも、金魚は大きければそれで良いというわけでもなく、大きな三匹は、いつもタイガー君(スジエビです)に狙われております(と言うよりも、カジられています)。小回りが利かないし、スピードも遅いので狙われやすいのかもしれません。もっとも、チグサだとタイガー君の方が大きいので、襲う気にもならないのかもしれませんが(笑)。

 昔々、今の水槽に切り換えたばかりの頃に飼っていた、サラサなんて、当時は大きな金魚だなあと思っていましたが、たぶん、当時のサラサよりも、今の三匹の方が確実に大きい気がします。いや、すでにサクラも余所に持っていくと、大きな金魚と言われる大きさになってしまったかもしれない。なぜか、我が家の水槽の金魚たちは、すぐに大きくなってしまうんです。一体、なぜなんでしょう?

 で、タイガー君(スジエビ)です。確かスジエビは、高い温度は苦手なはずなのに、連日軽く30度を突破している高温水槽でヌクヌクと生活してます。で、なんでスジエビがタイガー君なのかと言うと「虎杢が美しいから(笑)」「猛獣のように獰猛だから」の二つの理由ですね。ちなみに、現在、キッカのお腹に大きな穴が開いてます。まるで切腹したかのようですが、おそらく、タイガー君に食べられてしまったのでしょう。そういう奴なんです、タイガー君って。

 そう言えば、この前、タイガー君が、なんかモゾモゾしていたので、見ていたら、脱皮しました。そして、自分の脱皮した殻を、とても美味しそうにモツモツ食べていました。動物性タンパク質ならなんでもいいみたいです、この子。

2010年7月23日 (金)

ヴァイオリンの試奏に行ってきました その6 新作イタリアンとかオールドとかモダンとかを弾いてきました

 ええと、近所の楽器屋さんからダイレクトメールがやってきました。「今度、ウチの店で弦楽器フェアをやります。新作のイタリアヴァイオリンとか、オールドヴァイオリンとか、モダンヴァイオリンとか、たくさん揃えちゃうから、ぜひ遊びに来て下さいませ(はぁと)」ってね。せっかくお知らせをいただいたので、ノコノコと試奏しに出かけてきました。

 行くと、いつも私の買い物の相談に載ってくれる店員さん(若くてカワイイ女性なんですが)がいて、ニコニコと対応してくれました。私はこの人からフルートバッグとか各種小物とか、色々細々したものを買っているんだよなあ。

 実はこの店員さん、ヴァイオリニストさんなんだそうで、私が最近ヴァイオリンに転んだと知って以来、接客態度もガラッと変わって、フルートの時よりも数段熱心になったのは、かわいくて微笑ましいなあと思っております。フルートの時は、ちょっと専門知識的に不安があったのですが、ヴァイオリンになったら、出るは出るは、色々な情報が垂れ流しで良い勉強になります。

 そう言えば、私、フルートのお客さんとしてお店に登録してあるのに、弦楽器フェアの案内が来るってのは、なぜかしら? ちなみに、弦楽器フェアの前にやっていた、管楽器フェアの案内は、私、いただいてませんよ(笑)。

 さて、お店には、たくさんのヴァイオリンが並んでいました。私はその中から、お薦めって事で、新作イタリアンは5梃、モダンは1梃、オールドは4梃、合わせて10梃のヴァイオリンの試奏をさせていただきました。ちなみに弓は、17万円のものを使いました。たぶん、今まで使った弓の中で一番高価な弓です(汗)。

 今回のヴァイオリンは、すべて一品ものという事で、お値段も展示されていなくて、御商談に入るまでは、あえて値段には触れないという商売のやり方なんだそうです(ちょっと怖いね…)が、それでもいくつかの楽器のお値段を教えてもらいました。フルートで言えば、ほとんどがゴールドフルートクラスのお値段でした(汗)。ああ、バブリーな世界だ…。

 とりあえず、今回は一品もののヴァイオリンということなので、具体的なモデル名(作者名)は伏せますが、私が今まで試奏してきたヴァイオリンとは、ひと味もふた味も違う、個性派揃いでしたよ。ううむ、ヴァイオリンも奥が深いです。

 まずは新作イタリアンの感想から。今回、5梃と言うちょっと多めの数のヴァイオリンを弾かせてもらったのは「イタリアの楽器の声」ってどんな感じなの? という疑問があったからです。私が弾いた5梃のヴァイオリンは、それぞれに個性豊かで音色も様々でしたが、共通する特徴と言うと、とにかく「元気が良い」事です。それと音色的には「クリアな中間色」って印象かな。声楽的か?と言われると、私が思っていたほど声楽っぽくはなかったです。とにかく、パンと張った音が良い感じで共通していました。あと、新作だからでしょうが、音がみずみずしくて若々しい感じがしました。でもこれは、裏返すと、まだ成熟していないかな?という物足りなさにもつながります。“+α”というものが足りない気がします。はっきり言っちゃうと「元気が良いのは良いけれど、落ち着きがちょっと足りないですねえ…」という印象でした。それこそ“若くて尻軽なイタリア男子”って感じです。なんか「パスタ~~」って叫んでいそうです(って、それじゃヘタリアだろ!)。

 今回、イタリアンは新作だけでした。イタリアンなオールドとかモダンは、お値段が跳ね上がってしまうので、なかなかお店で取り扱えないのだそうです。…ってか、この新作イタリアンだって、十分、取り扱えないのでは…と私は思うよ(笑)。

 一通りイタリアンと遊んだ後は、オールドとかモダンのヴァイオリンです。しかし、これらの楽器は…もう海千山千って感じで、個性派ぞろいでした。なんか、オールドを弾いちゃうと、路面店で売っている普通の廉価なヴァイオリンなんて「みんな一緒」って言えるくらいに、もう好き勝手な状態になってました。

 ちなみに、オールドとかモダンとかの違いってなんですかと尋ねたところ、色々と細かい定義はあるけれど、大雑把に言っちゃうと、最近作られた楽器が「新作」で、100年内外に作られたものが「モダン」で、ずっと昔に作られた楽器が「オールド」なんだそうです。なるほど、大雑把な説明だけれど、よく分かりました。お値段的には、同じレベルの楽器なら、古いものほど高価になる傾向があるそうです。

 値段が分からない事を良いことに、臆することなく、オールドヴァイオリンも試奏です。

 ちょっと弾いただけで「パス、これは無し」って断言できる楽器もあれば「おおっ!」とか「ひゃあ~!」とか、思わず感激の声が出ちゃう楽器まで、ホント、色々ありました。

 ってか、オールドって、どんな楽器を弾いても、何らかの“驚き”があります。いやあ、ヴァイオリンはオールドに限るかも。

 そんな中、一梃のヴァイオリンがとても気に入りました。どれくらい気に入ったかと言うと、弾いているだけで、ワクワクウキウキしちゃうんです。弾きながら自然と笑顔になっているのが、自分でもよく分かりました。こんな経験始めてです。すっごーく、私の好みです。

 この楽器、18世紀のドイツのヴァイオリンだそうです。形もストラディバリとかガルネリなどの有名なヴァイオリンのコピーではなく、それ以前の古い楽器の特徴を色濃く残した、かなり特徴的なフォルムをした楽器なんだそうです。…つまり古楽器?

 はっきり言って、見た目はとっても“汚い”楽器なんです。たぶん、あそこに並んでいたヴァイオリンの中でも、一番ルックス的にはダメなんじゃないかな? サイズも他のヴァイオリンよりも小振りだし…。さらに音量的には大したことないので、ソロ演奏には(音量的に)向かないのだそうです。せいぜい、オケの中で演奏するとか、室内楽を楽しむ程度の楽器で、お店的にはあまりお薦めではないそうですが…でもその音色は、あくまで甘美でソプラノっぽいんですよ。私は気に入りましたよ。ずっと弾いていたいと思いました。後先の事を考えずに買って帰ろうと思いましたよ。いや、ほんと。
 
 
 
 ………ほんと、連れて帰りたかったし、そのつもりでいたのですが…お値段を聞いて……あきらめました(汗)…ははは。

 今回の、ドイツ娘はとっても良かったです。お財布との相談で決裂してしまいましたが、それでも、今回の試奏で、私なりに私のヴァイオリンの好みが、よりはっきり分かったので、それはそれで良しです。

 どうやら、私はストラドモデルよりも、古楽っぽいヴァイオリンの方が好みのようです。表板が激しく隆起して、音量よりも音色優先に作られている方が好きみたいです。あと、新作よりもオールドの、枯れた木の音が好きみたいです。

 …って、完全に、骨董品なヴァイオリンが好きって事じゃん。ああ、そんなの、買えないよお~(涙)。

 でもまあ、イタリアンに対するこだわりはない事が分かった事と、音量重視というよりも、むしろ音量的には不利だけど…みたいな楽器の方が好きみたいな事が分かりました(そう言えば、フルートのチョイスもそんな感じだね:笑)。だから、今後は、ヴァイオリンの生産国にこだわらずに、古い楽器をチマチマと当たってみたり、アンティーク系の音を目指して作られた仕上げられた新作楽器の中に、好みの楽器があるんじゃないかなって思いました。

 とにかく、楽器選びは理屈じゃないし、楽器はスペックでは図れないという事がよく分かりました。とにかく、ちょっと弾くだけで“ビビ”って来るんですよ。この“ビビ”ってきた感じを、これからも大切にしていきたいと思います。

 「ヴァイオリンは、音色でなく、作りの丁寧さと美観が大切だ」と、なんかつい先日、書いたような気がしますが、あっさり引っ込めます。いや、やっぱり楽器なんだから、音色が一番だよ(笑)。

 とりあえず、今回の試奏では、私にとって、かなり理想に近いヴァイオリンを弾くことができました。感謝です。これからは、あのヴァイオリンの音が試奏の際の目安の一つになるかな。あんな感じの音のするヴァイオリンを探していけばいいんだろうと思いましたが…やっぱり、そうなると、予算20万円ってのは、キツいのかな? でも、お金も大切なので、予算の枠をなるべく守りながらも、良い楽器を探していきたいと思います。なにしろ、焦って楽器を買う必要はないのですから、ゆっくりと時間をかけて、ビビっとくる楽器を探していきたいと思ってます。

 しかし、ヴァイオリン選びって悩みますね。

2010年7月22日 (木)

タキシードを着ることになりました(ちょっと場違い?)

 歌劇団の練習に行ってきました。

 実は今回の私は、遅刻ギリギリでした。本当は団長さんなんだから、開始30分前には会場に着いて、練習場の鍵を開け、ピアノの準備をし、皆さんの使うイスの準備など、色々とやらないといけないのに、今回はなんと5分前に到着。ダメじゃん。幾人かの団員さんたちを待たせてしまいました。申し訳ない。

 とりあえず、時間ギリギリに会場準備OK。歌劇団の練習そのものは、時間どおりに始められたと思います。

 まずは、いつもどおりのストレッチと、今回からはブレスの練習も各自でこの時間にする事になりました。

 ストレッチとブレスの練習が終わったところで、先生が入って、いつものイヌの呼吸。これは速い呼吸を200回の1セットでした。

 「歌ってから筋トレをやるのと、筋トレやってから歌うのと、どっちがいい?」と尋ねられたので、筋トレを選択。イヤな事は、早めにクリアしておきたいんです。

 筋トレのメニューは。いつもどおりで、スクワット20回×2セット、腹筋20回×2セット、背筋10回×2セット。大切なことは、きちんと頭をつかって、鍛えるべき場所を意識しながら筋トレをすること。ただ、漫然と筋トレをするのではなく、今はここの筋肉を鍛えているだという目的意識を持ちながら筋トレをすることが大切なんだそうです。

 筋トレの次は発声練習です。いつもやっている「歩きながらの発声」は、今回からキャラを決めて、そのキャラになりきって演技をしながら発声練習、というのに変わりました。略して“キャラなりきり発声練習”です。たった今、私が命名しました(笑)。

 ちなみに、今回の私のキャラは『IT長者。六本木ヒルズに住んでいる、若くてやり手の社長さん』という設定でやりました。携帯電話とiPAD(に見立てた楽譜)を持って、忙しげにツカツカと歩きながら、多少切れ気味で電話をしたり、メールを打ったりという役(笑)。他の団員さんは、お姫様、奥方様、ウェイトレス、美人OL、コビトなどに挑戦してました。

 この練習は発声も大切だけれど、演技も大切。いかに、その役にふさわしい動きをしながら声を出すという練習なわけで、声は出しつつも、その役に見えるような演技をしないといけません。と言うわけで、キング先生による、案外細かい演技指導が入りました。例えば、扇子の動かし方一つで、お姫様と奥方様を演じ分けるとか、ね。私は携帯電話で話しばっかりしていたのでダメ出しをいただきました。「今どきの人は、電話よりもメールでしょ…」はい、そうですね(汗)。

 演技をする際に大切なのは、年齢設定なんだそうです。そして、自分の実年齢を忘れて演技をすることが肝心。ああ、確かにそうかもしれませんね。
 
 この練習は、とてもおもしろかったですよ。団を半分に分けてやったので、自分で演じながら声を出すのはもちろん、他の団員がやっているのを見れました。他人がやっていることを見るというのも、良い勉強になります。

 あと、演技をしながら発声をすると、声に気を取られないので、かえって素直に声が出たりして、それはそれでおもしろいと思いました。次回の練習では、一人二役を用意しておくように言われました。さて、次回はどんなキャラになろうかな。

 その後は通常の発声練習をしました。

 発声練習が終わったら、今回は早めの休憩でした。休憩時間は、我が団にとって幹部会議(幹部と言いながら全員参加ですが:笑)の時間でもあります。

 今回の会議は、まずは10月の本番の確認。本番は「仕事と育児と介護と病気と事故以外の欠席は認めない」事を確認しました。とにかく、みんなで参加すること。とは言え、舞台経験や合唱経験のない団員さんもいるわけなので、、今回は「経験値を高める」という方向で、ひとまず舞台経験をしてみるという方針で気軽に参加してみましょうという方針で臨むことになりました。

 だいたい、合唱関係のイベントに歌劇団が参加するんだから、あくまで私たちは彩りのようなもの。つまり“色モノ”なんですね。まあ、そういう意味では“目立てば勝ち”なので、必要以上に緊張する必要は全くないわけです。

 本番の出演順番の希望の固めたり、係を決めてみたりと相談しました。あと、当日の舞台の大雑把な立ち位置を考えたり、衣装を考えたりとかもしました。

 先生は指揮者なので黒の上下。私はソリストなのでタキシード(このあたりが、色モノっぽいでしょ。たぶん、当日、私以外の人でタキシードを着る人はいないでしょう:笑)。他の団員は合唱なので、結婚式に出席するような、フォーマルっぽい服装にしましょうとなりました。ちなみに、女声の衣装は、先生のファッションチェックが入る事になりましたので、次回の練習の時には、本番衣装を持ってきて、ファッションショーをやってください。

 さらに、当日は、先生とピアニストと女声陣は楽譜を持って舞台に上がります(本番まで練習はたったの三回しかありません)が、私はソリストなので暗譜でございます。ま、暗譜には苦労しないで済みそうな曲なので、私は結構気楽に考えております。

 さて、次回の練習は合宿代わりの親睦会をやることになってます。なので、練習も夜ではなく、午後の時間帯に行い、練習後に親睦会(つまり宴会)です。宴会幹事は、会場選び&予約はMさんが、当日の会計などはOさんがやる事になりました。よろしくお願いします。なお、次回は会費の納入月なので、それもよろしくお願いします。

 休憩後は歌の練習です。本日はピアニストさんが急病のため、お休みだったので、先生のピアノで練習でしたが、連絡をもらったのが、練習開始直前だったので、先生、初見でピアノ弾いてました。大変ですね…。

 歌は、まずはコンコーネの6番(合唱版)です。今月は先生がピアノを弾きながらなので、軽く流すことにしました。きちんとやるのは、また次回です。なので、次回8月は、コンコーネの6番&7番を、その次の9月は8番&10番を行い(9番は飛ばします)、10月は本番練習に集中し、11月からはいよいよ、ミュージカル「赤ずきんちゃん」の練習に入る事となりました。ミュージカルの方も、今年いっぱいは、譜読みと音取りに専念し、来年に入ってから役を決めて、演技をつけて…などの段取りとなりました。皆さん、頑張っていきましょう。

 「ふるさとの四季」は「朧月夜」です。いつのまにか、歌と季節がズレてしまいました(汗)。「朧月夜」は重唱で何度も歌いました。とにかく先生の指導は(私に向かっては)音程をしっかりと、(私以外の方には)たっぷりした音量で歌いましょうでした。あと、歌う時はテンポで歌うのではなく、お互いの息を感じて歌うように言われました。で、さらには息を感じて“合わせて歌う”のではなく意気を感じてお互いに“あおって歌う”くらいが良いと言われました。つまり「合唱じゃなく重唱なんだからね…」という事なのでしょう。で、「朧月夜」は今回でひとまず終わり。次回は「鯉のぼり」と「茶摘み」をやります。「鯉のぼり」はテノール中心、テノールソロバンバンなので、私はとっても待ち遠しいです。

 10月の本番で歌う「木綿のハンカチーフ」の練習は、今回は無し。次回から歌い始めるので、団員の皆さんはそのつもりで準備をお願いします。

 最後に、団員の皆さん、先生が散々おっしゃっていたように、楽典の勉強をしましょう。先生ご推薦の「黄色い楽典」はこちらですので、まだお持ちでない方は、ぜひ購入しておくといいです。もちろん「黄色い楽典」に限らず、なんであれ楽典は勉強しておきましょう。オンラインで楽典の勉強がしたい人は、洗足学園音楽大学のオンラインスクール(こちらです)がお薦めです。

 やることはたくさんありますが、一つ一つを丁寧に楽しくやっていきましょう。

2010年7月21日 (水)

「もう一度」はこれでお終い…、あ、音源あります

 声楽のレッスンに行ってきました。

 別に根拠はないし、今だって下手くそと言えば下手くそなんだけれど、何となく、歌が上達したようなしないような、でも上達したっぽい気がします。まあ、初老に入ってから始めたレイトスターターだし、スタートの位置も限りなく低かったわけだし、上達したと言っても、世間的には、まだまだ下手くその範疇だから、他人様にクソミソに言われたとしても仕方がないのだけれど、でも、ちょっとは上達したような気がします。

 …とでも思わないと、なんとなくやりきれない毎日であることも事実ですが(笑)。

 やっぱり、来る日も来る日もコンコーネばかり歌っているからかな? あの手の練習曲って、効率よく、色々な事が学習できるから、あればかりやる事で、何か色々と身についてきているのかもしれません。

 コンコーネ、あなどるなかれ!

 さて、肝心のレッスンの備忘録ですが。今回のレッスンから「音程をきちんと合わせよう」がテーマになりました。ははは、私は音程が激甘ちゃんだからねえ…。

 歌って、音程さえ合っていればいいと言うものではないし、音程も大切だけれど、それ以外の要素だって大切なので、レッスンとか、身内だけの発表会とかでは、音程の甘さも勘弁される事があるんだけれど、今度の10月の歌劇団が参加させていただく本番ステージでは、そういうわけには行きません。一応、入場無料の会だけど、観客はある意味同業者たち(アマチュア合唱団員さんたちです)なので、むしろその辺の評価は、音楽愛好家たちよりもシビアだったりするので「あのテノール、声ばっかり大きくて、音程ムチャクチャだな」とか言われかねません。まあ、いいけど。でも、できれば無様な姿をさらさずに済むなら、それに越したことはないわけで、だから、これから先は「音程をきちんと合わせよう」ってわけです。

 音程を合わせるのは大変だけれど、その一方で先生から「発声とか声の響きとかはひとまず横において…」と言われたのは、ちょびっとうれしかったです。もちろん、発声も声の響きもダメはダメなんだけれど、それでも「ひとまず横において」おけるレベルって事でしょ(良いように解釈しているかも:汗)、それってまあ、うれしいことです。

 とにかく、歌劇団の本番(10月末日)じゃあ、私がソロを歌うんです。大ホールでソロを歌うんです。ピアノと合唱団をバックにソロを歌うんです。だから、かっこよく歌えなきゃいけません。…音程が甘々な歌い方ではカッコよくないからね。

 音程をきちんと合わせよう…って、楽器だけで、歌わない人には、この大変さなんて、きっと分かってもらえないだろうなあ…。はあ…。

 さて、コンコーネは、6番から11番まで譜読みをしてきましたが、今回のレッスンではひとまず6番から9番(こいつが強敵)までやりました。

 コンコーネ6番は、途中で短調から長調へ転調するので、その区別をはっきりつけて歌うようにしましょうと言われました。そのためには、歌いながら、しっかり調性を感じること。それができてないから、長調短調の区別があいまいなのだと言われました。確かに、調性のことなど、考えもせずに歌ってますから…ね。ダメです。あ、音程がしっかりしていれば、調性が曖昧になることもないと言われました(汗)。色々と問題は山積みなままですが、ひとまず6番は、今回で終了となりました。

 コンコーネ7番はリズムに注意です。ピアノが三連符で、歌が付点音符のところは、しっかり、ピアノと歌がズレていないといけないのに、私ってば何となく歌っているので、歌とピアノが合ってしまっている(だって、その方が歌ってて気持ちいいし…)。これはダメダメ。ここは作曲家が意図的に歌とピアノをズラしているのだから、しっかりとズレて歌うこと。そのためには、しっかり音符の長さを気にすること。はい、そうですね。

 コンコーネ8番は、ブレスが要注意です。特にスラーの中のブレスは、瞬時にブレスをするように。ここのブレスに時間を使ってはいけません。そのためには、きちんと頭を使って、ブレスの直前に息を使い切ることと、その上で息をきちんとお腹を支えていれば、ブレスなど瞬時に終了するはずなのです。そしてそれはブレスの基礎なので、スラーの中のブレスだから言って、臆するのではなく、いつもどおり、いつもきちんとできていないといけないのです…ね(汗)。

 コンコーネ9番はAsがダメ。そしてそのAsにひっぱられて、他の曲では歌えているGまでダメになっている。Asが高いからと言って、そこに気が取られているのが原因。Asを意識しすぎて、その少し前からノドが絞まっているのだそうです。リラックスリラックス、脱力脱力。

 次回のレッスンでは、コンコーネは7番から、もう一度です。
 
 
 もう一度…と言えば、ただいま戦っているトスティの歌曲は「もう一度(Ancore!)」です。とにかく、この曲、自宅での練習が大変でした。とにかく…長い。6~7分もあるんです。体力もちません。歌詞、覚えきれません。何よりも集中力が続きません。本当に大変でした。

 でも、最後はきちんと楽譜を丸々暗譜したよ。歌詞やリズム音程だけでなく、楽譜のしみや落書きまで、しっかり暗記しました。…歌の楽譜はきちんと暗記できる私なんだけれど、これが器楽になると、全然暗記できないから、不思議。やっぱり、指を動かすために、脳味噌使うと、暗記ってできなくなるのかな?

 そう言えば、私は昔から、手を動かして暗記するのって苦手だったもんなあ。子どもの頃、漢字なんて、字を書いていたら全然覚えられなかったね。漢字は書いて覚えるのではなく、読んで覚えていたタイプです。だから、漢字書き取りって、難行苦行だったなあ。私、基本的に、フォトコピーなメモリーの人なんですね。

 とにかく「もう一度(Ancore!)」、今回で終了です。先生がおっしゃるには「音程以外は、まあまあ…かな? ギリギリ合格点って感じです」と言われました。誉められたみたいです。うれしいです。音程は…確かに、あっちこっちで暴れていますね。

 次のレッスンから、同じトスティの「夢(Sogno)」をやります。今度の曲は、曲は短めですが、高いところはGまで使うので、ちょっと心配です。Gは、現在の私の最高音ですから、ちょっとバクチっぽい歌い方になってしまうかも(汗)。

 最後に音源をアップします。レッスンの最後に歌った暗譜版の「もう一度(Ancore!)」です。良かったら聞いてください。ただし、長いよ。約6分もあります。聞く時は、よくよく考えて、しっかりと覚悟を決めてから聞いてください。

 歌詞と日本語訳(すとん訳:間違ってたらゴメン)を載せておきますので、歌詞を見ながら聞くと、飽きずに聞けるかもしれません。歌詞は…イタリア語です。

 音源はこちらです。

Ancora!  もう一度

Il mio pensier, vagando, ti ritrova in mezzo ai fiori,
 私の魂は体を離れ、彷徨い歩き、花々の真ん中であなたを見つけ出す
in un'ombrosa landa
 そこは日の当たらない荒れ地だったが、
del mite aprile a la carezza nova,
 今では穏やかな四月の日差しの中が差し込んでいる
ti fanno i rami una gentil ghirlanda:
 (その場所で)あなたは愛らしい花輪を作っている
Il mio pensier, vagando ti ritrova.
 私の魂は体を離れ、彷徨い歩き、あなたを見つけ出す

Ma la tua guancia e mesta e scolorita,
 しかしあなたの頬は悲しげで色あせている
han le tue labbra un languido sospir.
 あなたのクチビルは弱々しくため息をつく
Forse tu pure a la trascorsa vita
 おそらくあなたも過ぎ去った人生を思い出しているのだろう
rivolgi, stanca, il triste sovvenir!
 疲れ果て悲しく人生を思い出すのだろう
rivolgi, stanca, il triste sovvenir!
 疲れ果て悲しく人生を思い出すのだろう

O dolce tempo, o rapida stagione,
 甘い時よ、過ぎ去る季節よ
con i tuoi raggi a noi piu non ritorni!
 お前たちはその輝きを伴って、もはや私たちの元には帰って来ない
Si breve tacque l'ideal canzone,
 理想の歌はまたたくまに終わってしまった
fuggir veloce i nostri cari gioni!
 私たちの大切な日々は、あっと言う間に終わってしまった。
O dolce tempo, o rapida stagione.
 甘い時よ、過ぎ去る季節よ

Ah! vieni a me!
 ああ、私の元に来ておくれ
Ti stringi al petto ansante,
 あなたのあえぐ胸を私に押し当ててくれ
Fa ch'io m'inebri al caldo tuo sospir!
 あなたの熱いため息で私を酔わせておくれ
Baciar potessi ancora, un solo istante,
 もう一度くちづけを、ほんの一瞬でもいいから
la bocca tua soave, e poi morir!
 あなたの柔らかなクチビルにくちづけできたなら、私はきっと死んでしまうだろう
baciar la tua bocca, e poi morir!
 あなたにくちづけできたなら、私はきっと死んでしまうだろう
e poi morir! morir!
 きっと、きっと、死んでしまうだろう

2010年7月20日 (火)

つまらない演奏をしてはいけません

 フルートのレッスンに行ってきました。

 今回はアルテのレッスンの日でした。懸案の13課の8番のVer.2は、当然の事ですが、合格はもらえませんでした。次回まで、また練習を重ねてくるわけです。なにしろ、規定の速度の144はおろか、普段、自宅では110で練習しているのですが、それすら、実はママならぬ状態だったので、合格なんてムリムリムリ~ってわけです。

 それに問題は、演奏速度以外にもたくさんあります。

 例えば「出だしの三連符をいつも失敗する事」「決まったところ(15小節と31小節)を必ず間違える事」「演奏が平坦でつまらない事」などです。なので、速度うんぬんよりも先に、まず、これらをやっつけておかないと(汗)。たとえゆっくりめでも、まずは、きちんと演奏できるようにする事が優先事項であって、それができてから、速度をあげるようにするべきでしょうね。

 「出だしの三連符をいつも失敗する」とは、リズムではなく発音の面です。とにかく音が汚い。苦しげで無理やりに聞こえるそうです。その理由は、フルートを口先ばかりで吹いていて、しっかり体を使って吹いていないから、そうなるのだそうです。

 で、体の使い方なんですが「息をお腹でしっかり支える」「高音は胸を開く」「高音は目を見開く」「高音は口の奥の方をしっかり広げる」です。これに「下アゴをしっかり下げる」とか「声帯を前後に伸ばす」などが加われば、まるでアクートの発声方法です。

 ん? って事は、フルートの第三オクターブの発音は、声楽のアクートの発声での体の使い方を応用していけばいいのかな? …かな?…かな? とは言え、あの動きを口を開かずに(開いたら、アンブシュア壊れるからね)やるというのも、至難の業だよね。それにだいたい、まだアクートなんて、ちゃんとマスターしてないし(爆)。

 「決まったところを必ず間違える事」に対しては、練習をするしか方法はないですね。

 「演奏が平坦でつまらない事」とは、スラーやスタッカートが落ちた演奏をしているとの意味です。ま、棒吹き? ではなぜ、スラーやスタッカートが落ちているのかと言うと、それは“わざとそれらを落として練習しているから(笑)”です。いやいや“わざと落としている”と書くと誤解されますね。譜読み段階では“スラーやスタッカートをわざと落として、一つ一つの音符を確実に発音しながら譜読みをしている”と書いた方がいいでしょうね。そうなんですよ、私、譜読みの段階では、スラーやスタッカートはわざと落として、指練習をしているんです。で、表情などは後からゆっくり付ければいいと…ね。

 でも、それではダメだと、先生に以前にも注意を受けていたのに、つい、うっかり、またまた、やっちまったわけです。先生がおっしゃるには、たとえ譜読み段階であっても、スラーもスタッカートもその他の表情記号も、最初からしっかり付けて練習をするように言われていたのに…。そん時は「そうだそうだ、そうしょう」と固く決心したはずなのに…ダメな生徒だな、ワシ。

 これでまた、譜読みのやり直しです。今度はスラーもスタッカートもその他の記号も、全部付けて、ゆっくりと譜読みをしてきます。

 これだけ速い曲だと、ついつい速さに目を奪われがちですが、肝心なのは、速さではなく、曲としてのおもしろさなので、たとえ少々ゆっくりめでも、ワクワクするおもしろみのある演奏ができるようにこころがけていきたいものです。それに、その方が、力になるそうです。

 要するに、つまんない演奏はしちゃいかんとです。

 さあて、13課の8番のVer.2も、やんないといけませんが、次回のレッスンは、セッションレッスンの日です。13課の8番のVer.2は、13課の8番のVer.2として練習するとして、次回のレッスンに備えて、ポピュラーソングの方も、きちんと譜読みをしておかないと。ポピュラーソングは、きちんと譜読みなどしなくてもいいのですが、それなりに味のある、面白味のある演奏をしないといけないので、色々と考えながら練習をしないとなりません。なにしろ、私はそんなにアドリブの効く人じゃあないから、その場でどうにかなるって事はあんまりないんですね。

 それにまず、テーマがちゃんと吹けなきゃ、アドリブなんてありえないし(笑)。さあ、ガンバンないと。

2010年7月19日 (月)

ヴァイオリン「メンテナンス講習会」に行って、弦の事を[ちょっとだけ]学んできました

 「やっぱり、自分が使う楽器くらい、自分で調整できないとね!」と言うわけで、近所の楽器店で、ヴァイオリンのメンテナンス講習会が開かれたので、スズキ君を持って参加してきました。色々としっかり学んできましたよ。

 もっとも、メンテナンスと言っても、素人が道具なしでできる初歩の初歩の簡単な調整で、弦の張り替えとか、駒の調整とか、ペグの調整、魂柱の位置の確認方法とか、そういう事を職人さんから学んできました。先生役の職人さんに対して、生徒さんが私を含めて、たった二人だったので、フレンドリーな雰囲気で学べました。よかったです。実技として、実際に弦の張り替えに挑戦しました。

 弦の張り替えそのものは、ギターの経験があるので、楽勝でしたが、ペグ周りの事を学べたのは有益でした。

 せっかくヴァイオリン職人さんとフレンドリーに話せるチャンスなので、以前、最初のお買い物をした時に、そこの職人さんから色々と指摘された事を相談してみました。

 スズキ君のペグはたしかに磨耗しているそうです。ただし、ペグ穴の方は大丈夫だし、ペグにきちんとチョークを塗っておけば、まだまだいけるでしょうとの事でした。ただし、E線のペグはとりわけ磨耗が激しいので、E線に関しては、なるべくペグを回さずに、アジャスターでチューニングした方が良いでしょうとの事でした。

 アゴ当ては、たしかに壊れているそうです(驚)。なので、チャッチャッと直してくれました(笑)。これで大丈夫だって。

 魂柱はありえないくらい位置が違うそうです。これはズレているではなく、意図的にここに置いていると考えた方が良いでしょうとの事です。直すことは簡単にできるけれど、これは師匠の楽器(借り物だと伝えてあります)なんだから、下手にいじらない方がよいという見解でした。私も同意見です。

 駒は…これくらいが標準じゃないかって言われました。もちろん、もっと低くしてあげる事はできるし、そうした方が楽に演奏できるけれど、これくらいで十分じゃないかという事でした。

 とにかく、アゴ当てを修理してもらって、うれしかったです。

 さて、講習会の最後というかメインは「弦の違いでヴァイオリンの音がどう変わるか」というテーマの勉強会でした。結果は、私にとって、驚きというか、ギターなら当たり前というか、とにかく弦が違うと、同じ楽器であっても、まるで楽器が違ってしまったかのように、音が変わりました。いやあ、参加して良かったです。

 会場に用意されたのは、同じヤマハのV10というヴァイオリンに、トーマスティックインフェルド社の「ドミナント」「インフェルド赤」「インフェルド青」、ピラストロ社の「オブリガート」「エヴァピラツィ」「オリーブ」の六種類の弦を張って、それらの聞き比べをしました。私の感想を書いておきます。

 ドミナント ちょっとシャリシャリした感じの音です。高い倍音が出すぎるって感じかな? なので、シャリシャリしつつも、同時にイキの良さを感じさせます。なんでも、この弦がヴァイオリンの素の音を一番よく引き出せるのだそうです。お店に展示されているヴァイオリンは、たいていこの弦が張られているそうです。そういう意味では、定番中の定番って感じの弦なんでしょうね。とにかく値段が安いからね。しかし、V10には合わないような気がしました。高い成分の音が耳に突き刺さる感じがして、うるさいです。安い楽器にこの弦を張ってしまうと、楽器の安さが目立ってしまうような気がします。あ、だから、この弦がヴァイオリンの素の音をよく引き出すと言われるわけですね。つまり、この弦は、良い楽器向きの弦であって、お安い楽器は、少々、弦を奢った方が良ろしいのかと思いました。

 インフェルド赤 柔らかめの落ちついたしっとりした音がします。声楽っぽい響きになります。これはなかなか良いです。この音は、結構、好きかもしれません。ドミナントを張ったV10はザラっとした音がして、パスって感じがしましたが、V10にインフェルド赤を張ると、そういうザラっとした部分がなくなり、かなり良い感じになります。たかが、弦ですが、弦で音がだいぶ変わります。驚きですよ。V10くらいの楽器だと、素の音を引き出してしまうドミナントよりも、こういう弦の音そのものに味わいのある方が、結果的に良いのだろうと思いました。

 インフェルド青 ドミナントと赤の中間ぐらいの印象です。ほどほどに明るくて、ほどほどにしっとり。ほどほどにイキがいいです。もちろん、ドミナントにあった、シャリシャリした感じはありませんし、V10もザラっとはしません。赤ほど個性が強いわけでもないので、色々な曲に対応できて、かなり便利に使える弦かもしれません。ドミナントの音は好きだけれど、ちょっとザラとしているのがねえ…という人には、このあたりがお薦めかもしれませんね。

 オブリガート ここから弦のメーカーが変わります。オブリガートはインフェルド赤に似た印象のしっとり系の弦でした。しかし、赤よりも幾分ダークな音色かな? 深くて透明感があります。こういう音を好む人っているだろうなあ。私も嫌いじゃないです。ただし、この弦は楽器は選びそう。元々地味な音色の楽器にこの弦を張ったら、シブくなりすぎるんじゃないかな? でも、音色の明るい楽器なら、おもしろい組み合わせになると思いました。

 エヴァピラツィ オブリガートよりも、さらに柔らかくて深みのある音。ただし、深みはあるけれど、同時に明るくて切れもあって…って感じもします。上手な人向きの弦って印象で、きっと、この弦からは、色々な音色が出てくるんだろうなあ…って思いました。とても私の手には負えそうもないオーラがその音に漂ってました。なんかもう、ムリムリムリ~って感じです。

 オリーブ 柔らかいも柔らかい。音色の振り幅が広そうだし、一歩間違うと、すごく地味なところに落ち込んでしまいそうな感じ。V10って明るい音色の楽器だと思うし、だからこそ、この手の柔らか系の弦って合いそうなものですが、ドミナントとは別の意味で、V10には合わない弦だと思いました。何というのかな? 弦の音を楽器が受け止めきれていないような気がします。

 ちなみに、私が普段使っているのがトーマスインフェルド社の「ヴィジョン」なので、耳がトーマスティックインフェルド社の音に馴染んでいるというバイアスはご了解ください。

 なぜ私が「ヴィジョン」を使っているのかと言うと“安い”から(爆)。「ヴィジョン」は「ドミナント」よりも安いんです。とにかく、安さで「ヴィジョン」を選びました。

 職人さんが言うには「ヴィジョン」という弦は、はっきりくっきりした音の弦なので、音程が取りやすく、初心者には扱いやすい弦なんだそうです(初心者向け? だから値段が安いのかも)。だから、私の場合は、しばらくの間は「ヴィジョン」を使い、腕前が上がったら、好みの弦を探して、色々と弦を冒険するのがよいでしょうと言われました。でも「ヴィジョン」は好きですよ。安い弦ですが、シャリシャリせずに、良く楽器を鳴らしてくれます。初心者向けの弦ならば、おそらく廉価な楽器向けの弦なのかもしれません。

 ちなみに、私はE線だけは「ヴィジョン」ではなく「ゴールドブラカット」という弦を張ってます(これも安いからです)が、この弦は、ちょっと音がビビります。楽器と合わないのかな? それとも私がヘタクソすぎ(たぶん、これ)? E線だけ、色々と試したい気分です。

 しかし、弦が変わると、ヴァイオリンって、本当にガラっと音が変わります。ま、肩当て程度で音が変わるんだから、弦が変われば、そりゃあ、大きく変わるよね。弦選びって大切かもしれません。

 それと、ヤマハのV10と言う楽器は、なかなか元気の良い楽器で、あんまり優等生っぽくなくていい感じでした。なんでも、ヤマハのヴァイオリンは、V10は元気系で、V20がおとなしめで、V25がその中間なんだそうです。ああ、だから私はV20には惹かれなかったわけだな。

 さて、一緒にメンテナンス講習会を受けたお姉さんの楽器は、私がちょっと気になっている「フィレンツ・ベラ・バーチ」でした。でも、最初はそれに気づきませんでした。と言うのも、私が山野楽器で試奏したものとは、だいぶ印象が違ったからです。同じ工房の同じモデルでも、ヴァイオリンの場合、こんなに個体差があるんですね。いや、驚きです。お姉さんには申し訳ないけれど、彼女の持っていた楽器は、私の好みとは、かなり違いました。なんか、変な響きがするんですよ。なので…はい、音は好みとは違いましたが、外観は…好みでした。いやあ、とっても美しいヴァイオリンだったんですよ。

 で、その音は、私好みでなかっただけでなく、実はオーナーであるお姉さんの好みでもなかったそうです。なんでも、買った当初はいい感じだったそうですが、今はそうでもないそうなんですし、習っている先生からも「このヴァイオリンは…なんかねえ…」と言われていたそうなんです(高い買い物なのに、それって悲しくないですか?)。なので、弦を変えれば、その辺も変わるんじゃないかと思って、このメンテナンス講習会に参加したのだそうです。

 「見せてください」と言うわけで、職人さんがお姉さんのヴァイオリンをチャチャっと改めたところ「魂柱の位置は正しいですけれど…ちょっとズラしてみますねえ…」と言って、魂柱の位置をチョコチョコっていじってました。そうすると…変わりますねえ。変な響きがなくなって、普通のヴァイオリンになりました。「標準の位置とは違うけれど、この位置の方が、この楽器にはいいみたいですねえ」だそうです。たしかに響きは普通になりました。魂柱の位置でこんなに音って変わるんですねえ。また、楽器によっては、標準の位置がベストというわけでもないというのは…勉強になりますね。

 …ても、やはりノイジーな感じは変わりませんでした。

 で、弦を変える事になりました。元々張ってあったのはドミナントで、これ以外の弦は試した事ないのだそうです(って事は、ノイジーなのは楽器ではなく弦のせい?)。そこで色々と相談をした結果、弦をピラストロ系にした方が良いんじゃないかと言うわけで「オブリガート」に変えることになりました。

 オブリガートに変えたフィレンツ・ベラ・バーチは、実に別物のような音になりました。ノイジーな感じもなくなり、音もほどほどに柔らかく、楽器もよく鳴るようになりました。この音なら、私も好きになれます。

 弦は奥が深いね。弦を変えるだけで、楽器を買い換えたような効果があります。それくらい、弦が音に与える影響って大きいです。

 いや、もっと、はっきり言っちゃうと、音色に関してだけなら、楽器にこだわるよりも、弦にこだわった方が、良いのかも。おそらく音色に与える影響って、楽器よりも弦の方が大きそうな気がしました。特に、趣味のヴァイオリンだったら、安価に自分好みにできるという点から考えても、楽器よりも弦にこだわった方が良いかもしれない…そう思いました。

 考えてみれば、楽器って、単なる“箱”なんですよね。肝心の音を出している“発振体”は“弦”と“弓”なんですよね。弦と弓で作った音を駒を通じて伝えられ、それを増幅しているのが楽器なわけです。いわば、理科で使っている箱付き音叉で言えば、音叉に当たるのが弦で、それを叩くハンマーが弓、音叉が固定されている木箱が楽器ってわけです。ならば、箱よりも、音叉やハンマーにこだわった方が、よい音が出るのではないでしょうか?

 箱の役割とは、音の増幅ですから、良い箱であればあるほど、大きな音は出るでしょう。なので、良い楽器を使うほど、音量のダイナミクスは広がり、より表現力の増した演奏ができますが…それって、どこまで必要なのかな? 大ホールでオーケストラをバックにコンチェルトを演奏するならともかく、私のヴァイオリンは、自宅の練習と、たとえ人前で演奏するにしても、ジャズ喫茶のステージでしょ。ジャズ喫茶で演奏する時は、必ずマイクを使うわけで、素の楽器に音量などいらないです。

 もしも音色にこだわるにしても、ヴァイオリンの場合、楽器が音色に関与する割合って、フルートと比べると、とても小さいような気がします。もちろん、その楽器固有の音というのはあるでしょうし、その音色がベースになるにせよ、弦や弓、さらには、駒やアゴ当て、肩当て、ペグやテールピースでも音が大きく変わってしまいます。

 ヴァイオリンの購入に際しては、フルートほど、楽器の音色にこだわらなくても、良いような気がしてきました。音色にこだわるよりも、楽器としてのハードウェアの部分の性能にこだわった方が良いのではないかと思いました。楽器としてのハードウェアの性能とは、つまり“どれだけきちんと丁寧に作られているか”って事です。あと“美観”かな? キレイな虎杢には強く心が弾かれますからね。

 今後は、ヴァイオリンの試奏をする時、音色の事はちょっと横において、どれだけ細部まで丁寧に作られているか、どれだけ美しい美観を持っているか、この二点で色々検討してみようかな?

 それにしても、ヴァイオリン選びって、知れば知るほど、難しさを感じます。

2010年7月18日 (日)

だからジブリからは目が離せない[2010年7月第3週・通算24週]

体重:96.7kg[-0.3kg:-11.8kg]
体脂肪率:28.7%[-0.3%:-3.7%]
BMI:30.5[-0.1:-4.0]
体脂肪質量:27.8kg[-0.3kg:-7.9kg]
腹囲:95.0cm[-1.0cm:-10.3cm]
     [先週との差:2010年当初との差]

 おたびダイエットの9週目です。さすがに真剣ダイエットも三カ月目に入ると、色々と職の誘惑に負けちゃいます。おそらく、そういう時期なんでしょうね。今週は、声楽のレッスン後に「タンメン+チャーハン(つまり二人前だ)」なんて至福な組み合わせを食べちゃったし、昨日の夕食は、おたびじゃなくて、どーしても食べたかったのでカレーライス(それも三皿、つまり三人前)食べちゃいました。ダメじゃん(笑)。でもまあ、たまに羽目を外すのも必要だし、それ以外の日はきちんとおたびをやっているので、まあいいかと思ってます。

 …たぶん、おたびじゃ足りない栄養素を摂取したんだ…と解釈する事にしてます。それにしても、体重の減少が鈍化してます。梅雨も明けたし、さあこれからは“夏やせ”を目指すぞ!(笑)

 さて、今週のエッセイです。

 ネットのあちこちで、宮崎駿御大がiPadユーザーを批判したと言って(おおげさでなく)世界中で話題になっているようです。大元の御大が紙媒体(『熱風』7月号)で意見発表をしている事と、それに対する反応がツイッターで行われている事もあり、ちょっとブログでは引用しづらいのですが、まあ皆さん、こちらのブログの記事を一次ソース代わりに引用している方々が多いので、私もとりあえず張っておきます。まあ、御大が「iPad使ってるなんて、かっこ悪いよね」と言ったら、パソコンオタク&アニメオタクの方々が一斉に異を唱えた、と思ってください。

 元々、御大は[コンピューター]文明の発展にはアンチな立場の人だし(それは若い時から今に至るまで一貫していますし、彼の作品をみれば一目瞭然でしょ)、前世紀に功なり名をあげた世界的な成功者(つまり古い文明に属する人)でもあるし、まだ現役バリバリで枯れていなくて若い者に対抗意識をたくさん持っているし、単なる偏屈ジジイでもあるし、テクノフォビアでもあるし、って事で、私などは、その手の発言は彼らしいと思うものの、ツィッターの方々の反応は決してそうではないのが、おかしかったです。御大もツィッターの人たちも、人とメディアの距離を計り間違えているんだと思いま~す。

 それはともかく、iPadうんぬんは抜きにしても、御大がその文章の最後に結論として「あなたは消費者になってはいけない。生産するものになりなさい」と書いて結んでいることは、とても大切な事を示唆しているのではないかと思いました。

 20世紀も最後のあたりから、私たち日本の社会は、いつのまにか消費者が大手を振るって闊歩する世の中になりました。その最たるものがオタクと言われる種族の人々で、彼らは消費することが自己表現の高嶺にすらたどり着いちゃった種族なわけです。

 今回の宮崎御大のセリフは、今思えば、エヴァ終了後の庵野監督のオタク批判と通じるものがあるのかな? あるいは、前世紀に寺山修司が「書を捨てよ、町へ出よう」と言った事とも繋がるかな?

 振り返ると私は二十代の頃、自分の書斎を他人に見られるのを恥ずかしいと思っていた人間です。なぜなら、そこには私がかつて読んでいた本が並んでいるわけで、いわば私の思想信条のネタが並んでいたわけで、だから書斎を見られるのは、自分の頭の中を見られるような、ある種の気恥ずかしさを感じていました。

 あの頃の私は、知識の切り売りを生業としている方々から見れば上客であり、良き消費者であったわけです。つまり、私は知識のコレクターだったのだと思います。モノが、LDやフィギュアか、小難しい専門書かの違いこそあれ、その実態は、世に言うオタクの方々と、そう大きな違いは無かったと思います。

 私の場合は、知識を消費し、コレクトするだけで終わってしまいました。そこから新たの知識を生産することは叶いませんでした。いわば消費者に留まったまま、生産者になれなかったわけです。

 そんな私もオジサンになりました。後悔はしていませんが、力及ばずの人生だったなあと思うことしばしです。あと一歩、突き抜ける事ができたら、生産者の側に身を置くことができたかもしれないと思うと、ちょっぴり残念です。

 私自身は、どっぷりと消費者なんですが、だからこそ、若い人には消費者に留まってほしくないという思いがあります。だから、宮崎御大の「あなたは消費者になってはいけない。生産するものになりなさい」という言葉は胸に刺さります。それを言っているジイサンが立派な生産者であるからこそ、そっちの側に行けなかった者として胸が痛みます。

 (単なる)消費者じゃなくて、生産者になりたかったなあ。

 かつての日本人たちは、多かれ少なかれ、生産者集団だったのだと思います。それが第三次産業なるものが発達し、第三次産業どころか、第四次、第五次、第六次と、産業がドンドンと分岐し、それらに従事する人たちが増えていきました。今の日本には、私のように、何も生産せずに、消費するだけで生活を営んでいる人がたくさんいるでしょう。

 それって良いことなのかな? 文明って、結局、有形無形であれ、モノを作っていく事でしょう。モノを作り続けてきたから、文明の発展というのがあったのだと思います。モノを作るのを止め、モノを使う/消費するだけで終わってしまったら、文明の発展は止まり、やがてその文明は終焉を迎えざるを得ないのではないか?とも思います。

 そんな世の中に、ジイサンなりの警鐘を鳴らしたのが、先の発言ではなかったのかと、私は読み解きます。
 
 
 さて、私個人は、iPadは欲しいけれど、いらない。

 すごく欲しいけれど、いらない。

 涙を流して懇願してしまうほど欲しいけれど、いらない。
 
 
 別に消費者が…とか、生産者が…とか言うわけじゃなくて、iPadって、ユビキタスコンピュータでしょ。そこが怖いんだよねえ…。

 ユビキタスなんて、コンピュータを介して、人々が個体から群体へと変容する概念だし道具だし、と思ってます。私はまだ群れに取り込まれたくないんだよ。そんなものを手にした日には、群れとのシンクロ率が上がりすぎて、わたしゃ、コンピューターとその世界に取り込まれてシマウマ。それでは私の人生が無くなってしまうのでスマトラ。だから敬して避けるのが上策だと心得ておりマンモス。

 あ、壊れた(汗)。

2010年7月17日 (土)

ブニョの左手が重傷だったのよ

 ブニョは色々と大変な子です。尻ビレが最初から無かったり、左胸ヒレが折れて(開放骨折?)いつも体液が出ていたり、肉瘤が発達しすぎて全然見えなかったりとか、色々あります。

 今週の火曜日、ふとブニョを見たら、左胸ヒレが真っ赤、折れていた所から出血しているし、たぶん痛いんだろうね、ヒレを畳んで、体にピタっと付けたまま、動かさずにいます。

 ついにブニョの左手が折れた? そう思いました。

 そうでなくても、(肉瘤が発達しすぎて)目は見えないは、体が大きくなりすぎるはで、いつも水槽のあっちこっちに体をぶつけているので、きっと変なところに左手をぶつけて、大怪我をしてしまったのではないかと思いました。それくらい痛々しい事になっていました。

 翌水曜も同じ状態でした。

 しかし木曜になると、傷口はふさがり、血が引き、折れて曲がっていたところが、なぜか真っ直ぐになっているし…どうやら、治ったようです。

 一体、なにがあったのでしょうか?

 まあ、元気になったみたいだし、その事自体はうれしい事なので、良いのですが、一体、あの出血騒ぎはなんだったのでしょうか? しゃべれるならば、ブニョに直接「なにがあったの?」と尋ねてみたい心境です。

2010年7月16日 (金)

恋人にするなら、フルーティスト? ヴァイオリニスト?

 うまくはないけれど、フルートもヴァイオリンもやっている私です。そこで思った事は「フルートとヴァイオリン、異性にもてるのはどっち?」という単純な疑問。

 自問自答してみました。「恋人にするなら、フルーティスト? それとも、ヴァイオリニスト?」

 ううむ、悩みました。で、出た答えは「…ピアニスト(笑)」。いやあ、だって、やっぱり、恋人にするならピアニストだよね。だって、恋人とアンサンブルしたいじゃない、アンサンブルするなら、お相手はピアノが一番、でしょ。

 でも、それでは答えになっていないので、却下。再び考えてみました。で、よくよく考えた答えは「…ソプラノ(爆)」。いやあ、だって、やっぱり、恋人とデュエットしたいじゃない。デュエットするから、私はテノールだから、やっぱり相手はソプラノだよね…って、これも答えになっていないので、却下。

 今度こそ、フルートとヴァイオリンとに絞って考えてみました。
 
 
 難しいなあ…。フルートを吹く女の子と、ヴァイオリンを弾く女の子、どちらが私の好みなのか、どちらと親しくなったら、うれしいのか。
 
 
 ……ううう~む、何となく、恋人にするなら…フルートかな?

 理由ですか? それは、フルートってフェミニンな感じがするから。私は男勝りの女の子よりも、女の子らしい女の子が好きなんだな。だから、フェミニンな感じのフルートの方が好き。ヴァイオリンって気の強いイメージ(あくまでイメージです)があるんですよ。なんか「常に前へ前へ」と言うか「目立ってナンボ」と言うか「アタシを見て!」と言うか、そういうイメージなんですね。私は(草食系男子なので)気の強い女性は苦手です。だから、恋人にするなら、フルーティストかな?

 あ、あくまでもこれは私のイメージと言うか、偏見なので、世の女性ヴァイオリニストの皆様、お気を悪くしないでください(謝)。

 ただね、そういう何となくの雰囲気以外にも決め手はあるんですよ。例えば、ヴァイオリニストの真っ赤に腫れた首筋よりも、フルーティストのマウスピースの上にポッテリと乗っかったクチビルの方がセクシーかなって思うし、彼女から「楽器をプレゼントして(はぁと)」と言われたとしても、フルートなら何とかマジメに働いて、お金ためて、頑張ってプレゼントできそうだけれど、ヴァイオリンは……ね、最初からムリだから(汗)。少なくとも私にはムリだから。とまあ、色々考えた結果です。

 ま、本音で言えば、フルートやヴァイオリンが上手な事よりも、料理上手な事の方が、大切な条件だと思います。だから、料理下手なフルーティストよりも、料理上手なヴァイオリニストの方が良いです。やっぱり、うまいメシを食わせてくれる女が最高の女だよね。

2010年7月15日 (木)

声楽曲の移調

 …というタイトルの記事を、少し前にCeciliaさんが書かれていました。元の記事はこちらですが、私はその事について、色々と考えるうちに、コメントのタイミングを逸してしまった事と、言いたいことが分量的に多くなってしまったし、Ceciliaさんの話とは、論点がちょっとズレてしまったので、こっちに書くことにしました。

 声楽曲って、結構、移調しますよね。だいたい歌の場合、クラシック系の曲でも、楽譜屋に行くと「高声用」「中声用」「低声用」なんて感じで、すでに移調済みの楽譜が売られていたりしますし、そうでなくても、演奏の現場では、曲にもよるのでしょうが、割と転調して様々な調で歌われています。試しにCD屋のシューベルトの歌曲のコーナーにいけば、同じ曲でも、女声、男声、高声、低声、中声とさまざまな調で歌われたCDが販売されていたりします。

 だいたい、ポピュラー系の曲になると、元の調がなんだったのか分からないくらい、ごく普通に、移調されて歌は歌われるものですが…今回の話は、ひとまず、クラシック系に限定しておきます。

 私は基本的にはクラシック音楽に関しては「原理主義者」なので、本来的には、どんな曲であれ、作曲家が書いた調で歌うべきだと思ってます。…が、実際は、たとえ同じ曲であっても、慣習的に歌手によって移調され、色々な調で歌われている歌は多いです。おそらく、オペラとかオーケストラ付き歌曲や合唱曲でなければ、むしろ移調して歌うのが常識というべき状況なのかもしれません。

 なぜ、声楽曲は移調されて歌われやすいのか? 一番現実的な理由は「歌手の声域」に合わせるためでしょう。これは単純に「高すぎて/低すぎて、歌えない」といった理由もあるでしょうし、また「曲の盛り上がるところを、一番得意な音程で歌いたい」とか「不得意な音程を巧みに避けて歌いたい」と言う理由まで様々でしょう。

 声楽の場合、歌手によって声が(当たり前だけれど)違います。クラシック的な常識で言えば、声種の違いって奴になりますが、この声種の違いって奴が、実にやっかいなんだと思います。

 もちろん、音が高すぎて/低すぎて出ないという状況では、移調しなければ歌えないでしょう。

 そうでなくても、多少の程度の差こそあれ、歌手にはチェンジという、声の音色が変わってしまう/変わりやすい箇所があります。そして、作曲家も、そのチェンジ箇所を意図して/無意識に感じて、歌を書いています。このチェンジの箇所が歌手によって様々で、作曲家が想定したチェンジ箇所でチェンジできる歌手は良いのですが、そうでない場合、自分のチェンジ箇所に、その曲で作曲家が想定しているチェンジ箇所を移調して合わせるという作業をするでしょう。でなければ、まともにその曲が歌えないでしょうから。

 私は原理主義者だし、作曲家が定めた調で音楽は演奏されるべきだと考えています。少なくとも、器楽曲はそうであるべきだと、今でも思ってます。なぜなら、作曲家がその楽器の特性まで考えた上で、その調を指定しているのでしょうから、音楽が再現芸術である以上、そうすべきだと考えます。

 しかし、歌になると、どうも歯切れが悪いです。自分自身を原理主義者だと言い切る事ができません。理屈では、たとえ歌であっても、作曲家の意図した調で歌うべきだと思う一方、演奏現場では歌手の声の特性に合わせて、移調して歌うべきなのではないかと思います。いや、作曲家の意図した調で歌うよりも、作曲家が意図したチェンジ箇所が歌手のチェンジ箇所と一致するような調で歌った方が、チェンジ箇所を無視されて歌われるよりも、よっぽど作曲家の意図に近いかもしれません。

 ううむ、ダブルスタンダードですね。

 さらに、音域の問題を度外視しても、歌手って人種は、たとえ自分がどんな声種であっても、良い歌/好きな歌を歌いたがるという性質があるわけで、それを容認しちゃう私がここにいます。だいたい、私自身が良い曲なら、どんな曲でも歌いたい人ですから(笑)。

 なので、声楽曲になると、器楽曲とは違った基準でモノを考えてしまいがち、つまり、ダブルスタンダードになっちゃうんです。

 ダメじゃん(爆)。

2010年7月14日 (水)

柔道と剣道 声楽と器楽

 私は柔道マンです。ブラックベルト(黒帯)などを持っていたりします。ガタイもヘビー級ですから、リアルに殴り合いなどをすると、結構強いし野蛮です。

 それはさておき…

 柔道の潔いところは素手で戦うという点です。武器となるのは、鍛練された我が身と勇気だけです。だから、一生懸命、自分を鍛えます。

 重いバーベルやダンベルも喜んで上げ下げします。裸足でどこへでも行けます。殴られてもヘコたれません。首を絞められても動じません。関節が外れても驚きません。筋肉疲労でフラフラになると、なぜか喜びが湧き上がります。痛みの中に快感を感じます。無意識のうちに、人間の価値を筋肉の量でランキングしたりします。

 柔道では、自分を鍛え上げれば「柔よく剛を制する」という言葉どおり、自分よりも体格の大きな人であっても、戦うことができますし、勝つこともできます。

 柔道の快感、それは何よりも“体を鍛えて素手で戦う”という醍醐味でしょう。

 柔道と同じ、いや、それよりももっとメジャーな武道に、剣道というのがあります。こちらは刀という武器を持ちます。武器を使いますから、柔道ほどカラダを鍛えるわけではありません。しかし、武器である刀の使い方を徹底的にマスターします。刀が自分の体の一部であるかのように感じられるほどに、訓練をしていきます。剣道では、自分も武器を持ちますが、相手も武器を持ちます。武器を持った者同士のギリギリの戦いが、剣道の醍醐味かもしれません。

 剣道は武器を使うが故、その武器をどの程度使いこなせるかが、勝負の分かれ目と言えるでしょう。

 なんか、そんな柔道と剣道ですが、私はこれをしばしば、声楽と器楽に置き換えて考える事があります。

 声楽は我が身一つです。自分のカラダを楽器にして音楽をします。歌うこと、そのものが快感となります。

 対して器楽は、武器の代わりに楽器を使います。声楽ほどにはカラダを鍛える事はないかもしれませんが、楽器操作の習熟に熱を上げます。まるで楽器が自分の一部のように感じられるほどに訓練していきます。そして、演奏者の力量が同じ程度ならば、良い楽器を持っているほど、より良い演奏ができます。

 柔道と剣道で他流試合をする時、剣道の三倍の段を持っていないと柔道は相手にならないと聞いたことがあります。どういう事が言うと、剣道初段の相手には柔道三段の猛者でちょうど良く、同じ初段同士だと、柔道は剣道の相手にはならないというそうです。本当かどうか分かりませんが、確かに剣道には武器使用の威力ってのがありますので、それくらいのハンデで妥当なのかもしれません。

 音楽でも同じ事が言えるかもしれません。いわゆる無手勝流の声楽に対して、楽器に助けてもらえる器楽の妙です。実際、趣味レベルとは言え、両方やっている身で言えることは「器楽よりも声楽の方が苦労が多い」です。「苦労が多い」を単純に「難しい」と解釈しても、そう大きく外れないと思います。

 あと、武器もそうだけれど、楽器もより良いもの、より性能の素晴らしいものに買い換えていくことで、簡単にパワーアップできるのが(お財布はツラいかもしれませんが)うらやましいですね。歌では、自分の体を取り替える事など、まず不可能ですから。

 そして、楽器の入手がどうにもならない環境ならば、歌が唯一の音楽になっていくのでしょね。え、って事は、貧乏な地域ほど歌が盛んで、セレブな人々ほど器楽が盛ん? なわけ、ないよね(?)。

2010年7月13日 (火)

ヴァイオリンの試奏に行ってきました その5 ここまでの感想です

 ここまで、4軒のお店と、19梃のヴァイオリンと、9本の弓を見てきました。自分的には、ひとまず一段落つきましたので、ここまで試奏してみて、初心者なりに、分かったことや感じたことなど、つまり感想を、ひとまずまとめておきます。

 ヴァイオリンって、実に個性豊かですね。実に一本一本の性格がはっきりしています。それと、それぞれに音の違いはあるけれど、それは善し悪しと言うよりも、好き嫌いの世界だなあと思いました。実はここに書かなかったけれど、庶民的な値段の楽器も試奏してきました。おそらく廉価なモデルは造作に難があるのかもしれませんが、少なくとも、ちゃんとした店で販売されている楽器ならば、そんなに変なものはありませんでした。音は、もちろん、違いましたし、人によっては、それを「安い楽器の音」と表現するかもしれませんが、私はそういう音色の楽器もアリだなって思いましたし、合奏をするなら、個々の楽器の音色は問題になりませんから、そういう楽器も十分アリだなって思いました。

 もっとも、私は合奏はやりませんし、あくまでソロ志向な人間なので、何はさておき、音色中心主義なんですけれどね(笑)。

 で、ヴァイオリンの値付けについてですが、これは思い込みではなく、やはり皆、値段なりの品質と言うか風格と言うか、まあ、その手のものが保たれているような気がしました。それなりの値段の楽器は、やはりそれなりの値段としての風格が備わっていますし、丁寧に作られていると思います。

 ヴァイオリンの世界では、値付けにどれだけの意味があるかと悩みましたが、骨董品レベルまで行くと話は別かもしれませんが、素人向けのモデルについては、ほぼ妥当な順列で値付けがされているような気がします。とは言え、それは1万円単位の話ではなく、10万円レベルの話です。つまり、5万円と15万円と25万円のヴァイオリンには、値段なりの違いを感じるという話で、18万円と20万円と22万円のヴァイオリンには、差はないと思いました。

 しかし、それにしても、やっぱりヴァイオリンは高いです。フルートもセレブな楽器ですが、ヴァイオリンは、もっと、セレブな楽器です。

 生産国による音色の違いというか、チューニングの違いのようなものって、あるかもしれません。もっとも、予算20万円の楽器と言うと、圧倒的に、ドイツっぽい楽器と中国っぽい楽器ばかりですが、ドイツ娘にはドイツ娘に共通したオーケストラっぽさが、中国娘に中国娘に共通したセクシーでハスキーな音色があると思います。

 そして、悲しい事に、私はそのいずれも好みではないみたいです。おそらく私の好みは、もっと価格帯が上のヴァイオリンじゃないと持っていないモノなのかもしれません。

 そう言えば、どこに行っても、中国とドイツ、それに東ヨーロッパの娘さんばかりと出会いました。イタリア娘やフランス娘とは、全然会いませんでした。20万円という価格帯だと、イタリア娘やフランス娘と、おつきあいするのは難しいみたいですね。会わせてもらえませんでした。でも、きっと、私は、イタリア娘やフランス娘が好きなような気がします(笑)。

 日本の娘さんと言えば、ヤマハとピグマリウスは出てきましたが、スズキは出てきませんでした。スズキには20万円前後のモデルだってあるのですが、それでも出てこないと言うのは、何かあるのでしょうね。マーケッティング的なものだろうと思いますが…ちょっと残念です。

 今回、19梃弾いて、私が気になったのは、ルーマニアのグリガのガマ2と、ハンガリーのフィレンツ・ベラ・ヴァーチのCDM-Rと、日中合作のピグマリウスのデリウスのアドヴァンスでした。

 イタリアのヴァイオリンを弾いていないので、はっきり言えませんが、たぶん、この三つって、イタリアヴァイオリンの、フェイクなヴァイオリンなのではないかと思います。イタリアオペラが大好きで、イタリア歌曲が好きで、ヴィヴァルディとヴェルディとトスティが好物で、ベルカントな歌に惚れている私だもん。私のイタリア~ンな何かが、この子たちを好んでいるのではないかと思います。

 フェイクな楽器で我慢するか、オリジナルを入手するか。普通はここで悩むのでしょうが、私は全然悩みません。だって、おそらく、私が欲するオリジナルな子って、イタリアものでもヴィンテージものだろうから、そんなもの、天文学的なお値段なはずですから買えるはずがありません。素直に、フェイクにしておきます。

 東ヨーロッパ、要注意です。

 弓は皆さんが口をそろえて言うように、高いほど良いです。と言っても、私が試したのは、アンダー10万円クラスですけれどね。でも、このクラスの弓ですと、1万円の差って、結構大きいですね。

 弓は高くなるほど、弦に吸いつく感じで弾きやすいですし、無駄にはねることもないです。適度に柔らかく、適度に腰があります。おそらく、もっとお金を出せば、もっと良いものが手に入るのでしょう。しかし、上を見ればキリがありません。どこで手を打つかが問題ですね。

 とりあえず私が気に入った、三梃のヴァイオリンには、それぞれに問題があり、決定打に欠けます。

 ガマ2は音色は良いし、弾きやすいけれど、音量が小さめで表現の幅が狭いです。ポピュラー音楽を中心にやるなら、問題ないでしょうが、クラシック系の曲をやる時に、物足りなさを感じるでしょうね。人間に例えれば、心優しくて穏やかで控えめな女の子ってところでしょう。

 ピグマリウスのアドヴァンスは、見かけも音色も美しい楽器ですが、弓を選ぶ楽器で、演奏が難しいです。人間に例えば、美人で心優しいのですが、優等生っぽいところがあり、少々生真面目で融通が利かないタイプの女の子ってところでしょうね。

 フィレンツ・ベラ・ヴァーチCDM-Rは、よく分かりませんが、なんか惹かれます。人に例えると、不思議ちゃんで、コミュニケーション下手な子でしょ。慣れないうちは何を考えているのか、よく分からないタイプでしょ。ちょっと重たい性格の子かもしれません。それと、間違いなくツンデレです(笑)。

 予算の20万円と言うのが、中途半端なのかもしれません。もっと、ババンと予算をつぎ込めれば、それなりの楽器が購入できるのでしょうが、まだまだこの価格だと、満点ではなく、どの部分を重要視するかで、楽器のチョイスが変わってくるような気がします。いっそ、予算をグッと下げて、セットで10万円くらいの楽器にした方が、スパっと割り切れていいんじゃないかとすら思いましたが…そうすると、本当に気に入った音色の楽器がなくなってしまうかも…。

 今まで行ったお店はすべて路面店でしたが、ヴァイオリンの世界には、職人さんがやっている工房系の専門店というのがあります。雑居ビルの片隅とか、マンションの一室で営業しているタイプのお店です。そういうお店には入ったことのない私です。ううむ、そういう店にも行って、試奏ができないと、ヴァイオリニストとして、まだまだなのかもしれません(まだまだでいいじゃん:笑)。…ってか、そういう工房系専門店に予算20万円の品物がどれだけ置いてあるのか…。桁が一つ二つ違うような気がします(涙)。

 まあ、それはともかく、ヴァイオリンって、行く先々の店で、品揃えが違うんです。これもおもしろいところです。店によって、置いてある楽器も違って、それぞれ個性豊かで、試奏に行けば行くほど迷いが深まります。

 さあ、これで試奏の旅『入門編』は終えたつもりです。しばらくの小休止をはさんだら、次は試奏の旅『基礎編』を始めるつもりです。で『基礎編』の次が『初級編』で、その次が『若葉編』で(笑)…。つまり、ちょっと休んだら、また試奏に行きま~す。

2010年7月12日 (月)

ヴァイオリンの試奏に行ってきました その4 大好きな楽器屋さんに行ってきました

 いよいよ、ある意味、本命の大好きな楽器屋さん、銀座山野楽器にヴァイオリンの試奏に行ってきました。ここでは4梃のヴァイオリンを試しました。

 事情を話して、お薦めをお願いしたところ、真っ先に持ってきてくれたのが、ハンガリーのフィレンツ・ベラ・ヴァーチのCDM-Rという楽器。とてもキレイな楽器です。オープンスペースで、ポンと手渡されて「弾いてみてください」ってモンです。いやあ、私は全然平気だけれど、これって引く人は引くぞ~。だからかあ~。フルートサロンにいると、よくヴァイオリンの素晴らしい演奏音が聞こえたけれど、あれってこういう事だったのか~。何気にハードル高いぞ、山野楽器。

 それはともかく、フィレンツ・ベラ・ヴァーチのCDM-Rです。大柄な印象の楽器です。音が大きめで、音色も柔らかくて深くて、女声っぽい艶やかな音がして、実に私好みの楽器です。ただ、手に持った感じにちょっと違和感がありました。なんか???なんですよ。楽器に拒否されているというか、イヤイヤされていると言うか…。「私はあなたに弾かれたくない」って言われているような感じがしました。「ヤダ~、アタシをショーウィンドウに戻して~」って言われているような気がしました。こういう感覚は始めてです。…なんか悔しいです。

 拒否感たっぷりだったので、次の楽器です(涙)。次は、アントンプレルの#2というドイツの楽器でした。これは元気の良い音がしました。ドイツの楽器なのに、なんとなくアメリカっぽいです(このニュアンス、分かりますか?)。好みとは違うけれど、こういう音も嫌いじゃないです。手に持った感じは、人懐っこい感じがしました。この娘となら楽しくやれるかなって気になりました。

 日本の楽器も弾きたいですと言ったら「スズキはお取り寄せになります」って速攻で言われました。やはり、日本のヴァイオリンと言うと、スズキなんですね。そう言えば、今まで、どのお店でもスズキは出てこなかったです。20万の予算なら、スズキがお薦め楽器としてチョイスされていもいいのにねえ…、意外です。

 スズキの代わりに、ピグマリウスのシンフォニアという楽器が出てきました。おお、ピグマリウスかいって感じですね。アドヴァンスは気に入ってますからね。ピグマリウスには期待しちゃいます。

 このピグマリウスのシンフォニアという楽器、価格的にはアドヴァンスと同じくらいの楽器です。で、結果としては、悪くないです。すごく響きのよい楽器でした。音色は元気いっぱいだなあと思いました。ただ、音色は女声と言うよりも少年って感じですか。それも、変声期が近づいた円熟味の増した少年の声って感じで、いいですよ。持った感じも手になじむんですが…弓が難しいです。ヤマハでの試奏でも感じたけれど、ピグマリウスって、弓との相性が難しくねえ? こいつに合う弓って、どんな弓なんですか? 少なくとも、セットで付いている弓だと、かなり弾きづらいし、別売品と言っても、私が買える程度の値段の弓だと、弾きづらくってたまりません(涙)。

 これで終わりって思ったところで、ショーウィンドウの中に、憧れのカールヘフナーを発見。カールヘフナーですよ、カールヘフナー。あの、ポールマッカートニーが(ベースギターで)ご愛用のカールヘフナーですよ。もう、ワックワックです。

 お願いをして、#201という、完全に予算オーバーの楽器でしたが、憧れのメーカーなので、弾かせてもらいました。

 …シックで柔らかな音でした。なんか木っぽい音がします。これは…好き。でも、音の立ち上がりがやや柔らかすぎるような気もします。もう少し立ち上がりが鋭い方が私は好きだけれど、これは弾きこんでいくと変わるかな? そうそう、カールヘフナーはケースが標準装備なんだそうです。だから、お値段的には高く見えても、実はケース代分、お得なんですね。そりゃ知りませんでした。もしかして、予算内に下りて来る…かな?

 そう言えば、カールヘフナーって、量産品のヴァイオリンなんですよね。量産品と言うと、ちょっと格下に扱ってしまいますが、これ、そんなに悪くないですね。というか、量産品って、ソツがなくて、好ましいかもしれません。予算的に考えるなら、こういう良質な量産品にするというのも、一つの手段かもしれません。

 まとめ。ここで手にしたヴァイオリンは、みんな良いです。元気いっぱいです。…好きです。

 もしもここでヴァイオリンを購入したら、同じフロアにフルートサロンもあるので、フルートの調整とヴァイオリンの調整が同じフロアでできて、すごく便利です。そういう意味では、ここでヴァイオリン、買っちゃおうかな~なんて思っちゃいました(いや、決めたわけじゃないです)。

 ピグマリウスは、シンフォニアよりもアドヴァンスの方が私好みです。予算が許せば、カールヘフナーも捨てがたいですが、何と言っても気になるのは、あの、わがまま放題ので気位の高そうな、フィレンツ・ベラ・ヴァーチのCDM-Rという娘。ハンガリーのくせに、客を拒否するなんて、生意気です(笑)。私が思うに、この娘は…ツンデレだな。私はツンデレには弱いからなあ…。ああ、困った。

2010年7月11日 (日)

今日はみんなで投票に行こう![2010年7月第2週・通算23週]

体重:97.0kg[-0.6kg:-11.5kg]
体脂肪率:29.0%[-0.3%:-3.4%]
BMI:30.6[-0.2:-3.9]
体脂肪質量:28.1kg[-0.5kg:-7.6kg]
腹囲:96.0cm[+0.3cm:-9.3cm]
     [先週との差:2010年当初との差]

 おたびダイエットの8週目でございます。体重の減少が鈍化してます。最初は一週間で3kg減っていたのが、やがて2kgになり、1kgになり、ついに今週は約500gの減少となりました。まあ、減っているだけマシとは言えますが、ドンドン減り幅が少なくなっているのは、ちょっと気に入らないです。単に“停滞期”に入っているだけで、ここを辛抱すれば、またドカ~ンと減る…んだろうなあとは思ってますが…。

 まあ、真夏になれば“夏やせ”をするんじゃないか…って、ちょっと期待しているんですが(笑)… どうでしょうね?

 それはともかく、今週のエッセイです。

 日本人って、本当にうかつな民族だなあと思います。

 大相撲賭博問題で、NHKがテレビ中継を止めるかどうか判断に迷っていた時、大相撲を愛する大半の日本人たちは、何のアクションも起こさずに、ただ成り行きを眺めていました。その結果は、皆さんもご存じの通り、NHKに抗議の電話多数寄せられたという事で、大相撲のテレビ中継なしという判断が下されました。

 多くの日本人が、テレビ中継がなくなってから、大騒ぎしたんです。放っておけば、テレビ中継がなくなっちゃうって知っていながらも、何もせず、いざ中止が決まってから、騒いだんです。

 それじゃあ、遅いでしょう。なんで、声を上げなきゃいけない時に黙っていて、決まってから騒ぐわけ? 本当にうかつです。

 テレビ中継中止が決まってから、調査をしたところ、テレビ中継に反対の人よりも、テレビ中継を望んでいる人の方が多いという事が、改めて分かったそうです。でも、中継を望んでいる人たちは、いくら数が多くても、何のアクションも起こさなかったので、数的には少ないけれど、声の大きな、実際に熱心にアクションを起こした“テレビ中継反対派”の人々に押し切られてしまったわけです。

 私たちの生活って、こんな事が多すぎませんか? 日本という社会では、常に「多数派が馬鹿を見る」「大きな声の少数派が自分たちの好き勝手に暴れる」んですよ。

 だいたい、大相撲のテレビ中継に反対する人は、最初からテレビ中継なんて見ない人であって、そういう人の意見なんて、本当は聞いちゃいけないんだ、と私は思います。大切なのは、日頃から大相撲を愛し、支えてくれた、名もない大相撲ファンの意見なんだけれど、そういう草の根の人々の意見なんて、絶対にマスコミは取り上げないんだな。

 ま、テレビ中継する/しないというのを、何かの懲罰のように考えているNHKって、恐ろしい権力だなあって思います。

 NHKに放送局としての自覚があれば、通常通り、大相撲中継だって、淡々と報道/中継し、その是非を我々に委ねりゃよかったんですよ。大相撲が人々に支持されていなければ、中継しても視聴率は取れないし、今回の件はマズかったけれど、これからは頑張ってほしいと人々が思えば、視聴率はむしろ高く出るわけです。何もNHKが中継の有無を判断する必要なんて、何も無いのにね。大相撲のテレビ中継が中止になって困るのは、大相撲を愛しているけれど、テレビでしか応援できない、世界中にいる名もない相撲ファンなんだよ。

 それなのに、彼らの判断に任せず、NHKという放送局が恣意的に中継の有無を判断して、そういう人々に判断のチャンスすら与えないなんて、NHKって、本当に恐ろしい権力者だと思います。

 ぷんぷん。

 さて、それでもね、相撲程度ならいいんです。横綱白鳳が言う様に、これがきっかけで、大相撲がつぶされてしまうかもしれないし、つぶされないにせよ、国技としての威信というものは、相当傷ついたことは確かです。

 でもね、相撲だもん。いくら、日本人がうかつで、国技としての威信が傷ついても、だからと言って、民族が滅んだり、国家が滅亡したり、庶民である我々の生活が脅かされることはありませんから、大丈夫です。
 
 
 でも、選挙は“うかつ”ではいけません。ほんの数カ月前の衆議院選挙の時に「試しに民主党にやらせてみよう」なんて“うかつ”な判断をした結果、我々の生活はどうなったでしょうか?

 国際的な信頼は失われ、景気は低迷し、世情は不安が増大し、失業者が増え、国は借金が増え、政府は財政危機を叫び、ついには増税が俎上に上がるようになりました。元気が良いのは、日本に住んでいる一部の外国人ばかりで、肝心の日本人たちは、みな、元気を失い、自信を失っています。

 あの時、民主党が見せたバラ色の未来に、現在たどりついているでしょうか? 約束したマニフェストは、いくつ実行されたでしょうか? 私たちは幸せになりましたか? 生活は豊かになりましたか? …むしろ逆ですね。民主党に投票した人たちは、今日のこの状況を望んでいたのでしょうか?

 試しにやらせてみよう…なんて“うかつ”な判断をした結果が、これです。

 すでに衆議院の過半数は民主党が押さえています。おそらく彼らはどんな事が起こっても、一度つかんだ権力を手放すことはないでしょう。なのに、ここで参議院の過半数も民主党が押さえたら、日本は、そして私たちの暮らしは、一体どうなってしまうのでしょうか?

 参議院で民主党が過半数の議席を得たなら、たとえ国民が望まないどんな法案であっても、彼らの意のままに決定され施行されてしまいます。誰も合法的に民主党にストップをかける事ができず、なんでもかんでも民主党の意のままになってしまいます。参議院選挙の結果次第で、民主党による独裁政治が始まるのです。

 そんな中、私が恐れるのは「外国人参政権」「夫婦別姓」「人権擁護」の三つに関する法案です。これらの法案が国会を通過し決定されたら、私たちの生活は間違いなく破壊されます。もう二度と、幸せに安穏として暮らす事はできなくなります。

 これらの法案の恐ろしさは、ネットをググれば、いくらでも詳しく解説しているサイトが見つかるので、私が説明するよりも、そちらでご覧ください。ここでは、念のために、このサイトでも何度か説明してます「外国人参政権」の危険性についてだけ、簡単に触れますと…。

 「外国人参政権」が国会を通過すると、外国が合法的に日本を占領/併合する事が可能になります。人口1億しかいない日本に2億人の中国人がやってきて、彼らが中国共産党の指示どおりに行動すれば、来年の今頃には、日本という国はなくなっています。これは嘘や冗談ではありません。北京オリンピックの時の、長野の善光寺周辺での騒動を調べてみれば、分かることです。

 チベットやウイグルの惨状は、決して他人事ではないのです。

 大相撲のテレビ中継くらい、別にどうでもいいんです。でも、「外国人参政権」と「夫婦別姓」と「人権擁護」の三つは、絶対に国会を通してはいけません。この点が“うかつ”であってはいけません。

 民主党は、すぐれた野党かもしれません。しかし、彼らに日本国の政治と未来と希望をゆだねてはいけません。少なくとも、彼らの暴走にブレーキをかける事ができるようにしないといけません。今回の参議院選挙には、そういう意味があります。

 あなたは「外国人参政権」「夫婦別姓」「人権擁護」の三つの法案に賛成ですか? 賛成ならば、日本が滅び、あなた自身の命が危険にさらされ、あなたの家族が不幸になるかもしれませんが、民主党に投票してください。もしも、この三つの法案に反対であったり、あなたがあなたの生命とあなたの家族を大切に思っているならば、民主党以外の政党に投票をし、民主党の政治にブレーキをかけられるようにしてください。

 投票する先の政党が、たとえ現在、民主党が連立政権を組んでいる国民新党でもいいのです。たとえ政権与党であっても、国民新党は先の三つの法案には反対しています。きっと良心的なブレーキになってくれるはずです。もちろん、現在野党にいる政党ならば、確実に民主党のブレーキになってくれるはずです。

 私たちの一票は小さな一票ですが、この一票で、私たちの生活と生命と家族と社会が守れるならば、積極的に投票をしましょう。
 
 
 最後にご存じとは思いますが、民主党の代表である管総理大臣は、横田めぐみさんを拉致した、北朝鮮のスパイである、シン・ガンス(辛光洙)氏を応援している政治家です。日本人の生命よりも、北朝鮮のために働きたい政治家です。共産主義的な思考を強く持った政治家です。あなたは、北朝鮮の日本人拉致事件の解決を望みますか? それとも日本人が北朝鮮に拉致されるのが当然だと思いますか? 共産主義国家である、中国や北朝鮮のような国に、私たちの日本を作り替えたいと思っていますか?

 今、民主党に投票するというのは、そういう事でもあります。

 今回ばかりは“うかつ”であってはいけません。そのためにも、ぜひ、選挙に行って、投票しましょう。

 重ねて言います。あなたの一票で、日本は最悪にならずに済みます、ぜひ投票に行きましょう。

2010年7月10日 (土)

チヅルによく似たチグサがやってきました

 新しい子がやってきました。名前はチグサ(千草)、私ではなく、妻がセレクトしてきた子で、なんと…サラサ琉金です。

 いやあ、琉金は転覆になりやすいので、私的には反対なんですが、琉金好きな妻のたっての願いで、新しい子は琉金になりました。

 この前、星になったチヅルによく似た子です。瓜二つ…と言うと言い過ぎですが、本当にそっくりな子です。転覆にならないといいのですが…。

 で、チグサですが、本当に小さいです。ブニョやカエデと並ぶと、まるで「タンカーとタグボート」って感じです。

 で、このチビスケなんですが、ただいま、水槽中から嫌われまくっております。

 と言うのも、この子は、他の金魚を食べるんですよ。カエデもブニョも尾ビレや胸ビレを食べられました。また、イジワルをするんですよ。キッカやサクラにボディーアタックをするんです。他の子たちは、気が小さいせいか、こんなチビに襲われて水槽中を逃げ回っております。広い水槽の片隅に大きな金魚(と中くらいの金魚)がビクビクしながら固まり、残り半分を小さな金魚が占拠してます。で、小さな金魚が大きな金魚の方に行くと、大きな金魚たちは、サーっと逃げるわけです。

 困ったもんです。

 カエデやブニョはかわいそうなくらい、必死に逃げ回ってます。サクラは人に対しては、気が強いのですが、チグサには負けっぱなしです。キッカは…やられたらやりかえしてます。ボディアタックをやられると、チグサをガラスに押しつけてボディプレスをかけてます(笑)。「お姉さんをなめんじゃないわよ!」って感じですかね。

 チグサは、子どもらしくて元気が良いのはいいのですが、他人(他魚)との付き合い方をもうちょっと学んでほしいものだなあ…と飼い主としては思います。キッカあたりが教育係になって、きちんとしつけて欲しいものです。

 それにしても、水槽の王様&女王様は、カエデ&ブニョのはずなんですが…だらしないぞぉ~。

2010年7月 9日 (金)

パソコンが直って、うれしいです

 私の自宅のメインパソコンの修理が終わりましたので、今回はその報告です。

 まずパソコンが壊れて思った事は「マズいぞ…パソコン無しじゃ生きていけないのに、どうしよう。やっぱり買い換えしかないか…」と言うことと「ヴァイオリンを買いたいのに、こんなところで散財はできないぞ!」と言うこと。さらに「部分的に修理するのと、全面的にニューマシン導入では、どちらが安上がりだろうか?」という思惑です。

 とりあえず、ネットで市場調査をした結果、修理の方が安上がりという事になりました。よーい、それじゃあ、気合を入れて修理するぞー!

 今回の修理方針は二点。一つは、修理費用はヴァイオリン購入資金から出さざるを得ないので「なるべくお金をかけないで直す」こと。もう一つが、私は現在XPユーザーなのですが、これもやがてはサポートが打ち切られてしまいます。打ち切られたら、いやでもWindows7に乗り換えざるを得ないわけで、そんな「来るべきWindows7時代にも対応できるパソコンに仕様変更する事」。この二つの方針に沿って修理をしました。

 私の場合“パソコンの修理”と言っても、電器店に行って「直してください」と修理依頼を出すのではなく、修理に必要なパーツを購入して、自分でパーツ交換をして直すのです。なぜなら、私のパソコンは“自作パソコン”なので、パソコンメーカーとは私自身だったりします。つまり「メーカーに修理依頼を出す」とは「自分でパソコンを直す」と同義だったりします(笑)。

 さて、お店に行く前に色々と下調べをしました。その結果、以下の計画で行くことにしました。
 
 
【新しく購入しないといけないパーツ】

 マザーボード 今回はマザーボードが焼けてしまったので、仕方ないです。

 CPU 64ビットOS対応のモノにしないと…ね。

 メモリ CPUが変われば、当然…ね。
 
 
【この際だから、新調した方がいいパーツ】

 光学ディスクドライブ 現在使用中のものは、IDE接続でした。今の時代、SATA接続じゃないとマズいでしょう。ですから、新調します。

 データ用ハードディスク 実は現在使用しているデータディスクがパンパンなんです。例えパソコンが壊れなくても、データディスクだけは近日中に買い換えないといけないなあと思ってましたので、ええい一緒に新調しちゃえ!
 
 
【現状維持、使い続けるパーツや器具】

 内蔵フロッピーディスクドライブ いや、なんとなく…(笑)。

 システム用内蔵ハードディスク SATA接続だし、まだ空き容量も十分だし、何と言ってもシステムの入れ替えは面倒だし(笑)。

 ミドルタワーケースと電源 本来ならば買い換えても良いパーツ。だって、今どき事務機のようなホワイトボディだもんねえ…。流行りのスタイルではありません。それに搭載している電源だって400Wです。購入したときは大容量電源だったのですが、今日の基準で言うと最低限の電気容量しかないので、安定使用という点で考えると、本当は買い換えなんだと思います…が、今回は経済的な理由により、見送りです(笑)。

 ミニDV接続ボード もうほとんど使用しないけれど、ミニDVカメラ(つまりビデオカメラ)とパソコンを接続する時には、まだまだ必要でしょう。

 拡張IEEE1394&USBボード IEEE1394ポートはもう使いませんが、USBは結構使うので、ひとまず差しておきます。

 外付けカードリーダー デジカメ用ですが、これもほとんど使わないんですが…なんとなく(笑)。

 USB接続のスキャナ ごくごくたまに使うので(汗)…。

 USB接続のプリンタ 年賀状の季節は大活躍です…が、その時期以外はほとんど使いません。

 マウス&キーボード マウスもキーボードもお気に入りでーす。でも本当は、マウスは調子悪いので買い換えたいです(涙)。

 ペンタブレット 使わないようでいて、案外、使うんですよ。

 スピーカーシステム ソニーのメインスピーカーにヤマハのウーハーという組み合わせは、結構気に入ってます。

 ディスプレイ(縦型21型) 私はディスプレイを縦にして使う人です。
 
 
【廃棄決定、壊れていないけれど使用を取りやめるパーツ】

 PCI-Express x16規格のグラフィックボード 旧型のRADEONです。私はゲームをしないし、電気容量に余裕がないので、外すことにしました。パソコンを普通に使う分には、オンボードのグラフィックチップで十分な時代になりましたね。

 外付けMOドライブ もうMOの時代じゃないです。ちなみに、コイツはRS232C接続なのですが、アダプターをかましてIEEE1394接続で使用していました。

 外付けCD-Rドライブ CD-R焼きに使ってましたが、今後は内蔵光学ディスクドライブで焼くので不要です。それに遅いし(笑)。ちなみに、コイツはIEEE1394とUSB2.0両用タイプでしたが、IEEE1394で接続して使ってました。理由は…ありません。

 IDE接続のハードディスクドライブ バックアップドライブとして使ってましたが、IDE接続という以外にも、容量的にも小さいので引退です。

 IDE接続のDVD-ROMドライブ 安定して使えた良いドライブでしたが、今どきディスクの焼けない光学ドライブなんて、ありえませんね。

 インクリボン式のカラープリンタ 印刷品位は商業プリンタにも負けませんが、時代の流れに負けてます(笑)。ちなみにプリンタポート接続なんですね、ありえませんね。
 
 
 と言う方針で、これらを買いに、近所の電器店(アキバじゃないんですよ、ちょっと前なら必ずアキバに行ったのに…時代は変わりましたね)に出かけました。さて、実際に買ってきたものはと言うと…。
 
 
【新規購入パーツ】

 マザーボード[MSI…G41M-P33] チップセットはインテルのG41+ICH7。当初はASUSTekの「P5KPL-AM EPU」を買おうと思っていたけれど、どうやら「P5KPL-AM EPU」は内蔵フロッピィディスクドライブが使えないらしい(当然と言えば当然)ので、フロッピィが使えるMSIに急遽変更。もうほとんど使わないとは言え、何となくFDDが使える環境を残しておきたくって…こういう部分がオッサンなんだね。ちなみに、購入した「G41M-P33」って、いわゆる「激安マザーボード」として有名なボードです。

 CPU[Intel…Core 2 Duo E8500 3.16GHz] 当初は「Core 2 Quad Q8400 2.66GHz」を買おうと思っていました。やっぱり4コアって憧れるよね。だれど、やっぱり同じお値段を支払うなら、少しでも速いCPUの方がいいかなって思ったので、2コアのこれにしました。とにかく、職場のパソコンがCore 2 Duo E6750 2.66GHzなので、それよりも速くないとイヤだなとも思ったのが、決定打です。ちなみに、最新のCore iシリーズのものにしなかったのは、最新シリーズはまだまだパーツとしてこなれているとは言い難いし、何と言っても、金額的にちょっとお高くなってしまう(特にマザーボード関係)ので、ちょっと古目のCPUをチョイスしました。

 メモリ[バルク]DDR3-1066MHz 1GB×2 過不足なく動いてます。だいたい、メモリなんてメーカー品を購入した事ないです(笑)。いつもバルクです。

 内蔵光学ドライブ[LG…GH24NS50] SATA仕様のスーパーマルチドライブです。スーパーマルチドライブとは、ブルーレイディスク以外は全部OKというドライブの事です。これを選んだ理由は、私が使用しているパソコンケースは旧式の白いボディなのですが、最近のパーツって、みんな黒いんですよ。で、白いボディに黒いベゼルではかっこ悪いので、白いベゼルのドライブを探した結果、これが見つかりました。逆に言うと、これしかベゼルが白い光学ドライブってなかったんですよ。そういう意味で、選択の余地なく、これを購入しました。高速かつ静寂なドライブだったので、よかったです。

 内蔵ハードディスクドライブ[Western Digital…WD10EARS] SATA仕様の1TBの内蔵ハードディスクです。データディスク用に購入しました。動作速度はちょっと遅めですが、そのため動作音がとても静かです。本来は、もう一台買って、それをミラーにしてバックアップ体制を取りたかったのですが、お財布が厳しいので、やめました。
 
 
 以上、しめて、約4万5千円弱のお買い物でした。これで、パソコンが修理でき、若干のパワーアップもできたので、ホクホクです。

 で、組み立てたのですが、特に大きなトラブルもなく、あっさり完了。トホホの神様は私にはついていないようでした。…ただし、小さなトラブルが三点あったので、それについて書きます。

 まず一点目は、メインの電源プラグです。私の電源は最初のATX規格の電源なので、20ピン仕様なんですが、今どきのATX規格では、マザーボードへの電源供給は24ピンなんですね。これにはちょっとだけ、あせりました。「え、電源も買い換えないといけないの!」って感じです。だって、ちゃんとした電源って、安くても1万円近くするんだよ。

 ううむと思って、サクっとネットで検索したところ、増えた4ピンは拡張グラフィックボードの電源用という事が分かり、私の場合はなくてもなんとかなりそうだと判断しましたが、それでも思わぬエラーが起こるのも嫌なので、電器店に行って、20ピン -> 24ピンの変換プラグを購入して対応しました。これでOKです。

 二点目が電源LEDです。これも最初のATX規格と現行の規格で変更があった部分です。以前のものは、+と-のプラグの間に遊びのプラグが存在してました(おそらくアースだったんでしょうね)が、現行の規格では+と-のプラグは隣接しています。なので、私のケースの電源LEDのプラグをそのままマザーボードに差しても、当然点灯しません(笑)。さすがに電源LEDのためにケースを買い換えようとは思わず、電源LEDがつかなくてもいいかと思いましたが、やはりピカピカしていないのは寂しいので、1ピン用の延長コードを2本購入して、差してみました。問題…あるわけありません(笑)。

 三点目がパソコンとディスプレイの接続。今までは当然DVI接続だったのですが、新しいマザーボードのディスプレイプラグは…なんと、今どき、RGBプラグでした。つまり“アナログ接続”なんです。大笑いしました。今どき、アナログかい! ま、接続コードそのものは、腐るほど持っているので、一番高品位なコードでつなぎましたが…いやあ、脱力しました。
 
 
 こんな感じですかね。それにしても4万5千円弱もパソコンの修理に使ってしまいました。これだけあれば、ネット通販でヴァイオリンの3~4台は買えるのに(買わないけれど:笑)。あ、あと、金銭的な損害は4万5千円弱でしたが、時間的には5日間ほど、この件であたふたしてしまいました。その間、何の音楽の練習もできなかったのが、悔しいです。

 とりあえず、今回の修理で、今のパソコンをあと10年は持たせるつもりです(爆)。

 追記 文中の一部の用語を間違えていましたので、訂正をしました。「IEEE1394」 と「64ビット」が正しく、そのように訂正をしましたが、もし訂正漏れがあったら、勘弁してください。

2010年7月 8日 (木)

アルタスフルートはやっぱり特殊?

 試奏をしているのはヴァイオリンだけではありません。フルートの試奏も相変わらず、折に触れてやっております。目的は…サブフルート(軽くてよく鳴る洋銀系が欲しいです)の選択とか、いっそアゲハをサブフルートにして、新しいメインフルート(その対象は高級総銀フルートとかゴールドフルートとかです)を買っちゃおうかと妄想につかれて、試奏しています。

 とにかくフルートを一本しか持っていないので、何かのトラブルの時に困りますから、いつでも使えるフルートが二本欲しいんです。で、試奏の旅に出向くわけです。

 試奏をするたびに、新しい事に気付いたり、おもしろい情報などを仕入れていますが、なかなか一本の記事にするほどのネタにならない(笑)のが残念です。

 今日は、そんなチマチマとやっているフルート試奏で感じた事です。

 やはり私がフルートの試奏に行くと、吹かせていただくのは、高級総銀とかゴールドフルートが、やはり中心になります。このクラスになると、どのフルートもなかなか素晴らしいです。もう良い悪いではなく、好き嫌いの世界に突入しちゃいます。で、好き嫌いの世界に突入しちゃうと、どのフルートにも触手が動かないのが最近の私です。

 だって、今の私にとって、アゲハが世界で一番美しい音色のフルートなんだもん、そりゃあ、他のどんなフルートを持ってきても、心が動かないわけです。

 ノロケても仕方ないのですが、アゲハは、実に素晴らしいフルートです。基本的にはツンデレだし、じゃじゃ馬なので、その扱いには、未だに苦労させられていますが、こちらの調子さえ良ければ、実に美しい音色で鳴るんですよ。特に、演奏方法を田中会長ご推奨のやり方に変えて以来、ほぼ無敵状態です。一時はパウエルフルートに心を奪われかけていた私ですが、今は「やっぱりパウエルよりもアルタスの方が好きだな」って思ってます。今のアゲハに不満はありません。おそらく、もしも私の心をアゲハから奪えるフルートがあるとしたら、それはアルタスPSくらいでしょう。アルタスPSは、本当にいいフルートだと思いますよ。

 そんな私ですが、それでもまだ見ぬ名器との出会いを夢見て、試奏を重ねていくわけです。

 さて、それはさておき(笑)。本題に入ります。

 私はご存じの通り、アルタス使いなので、どうしても色々な基準がアルタスフルート(具体的にはアゲハ)に置かれます。で、ここに基準を置くと、何か色々なものが見えてきます。そして思う事は「アルタスフルートって、もしかすると特殊…なのかな?」って事です。

 特殊と言っても、もちろん“悪い”と言う意味ではないし、他のフルートと違っている事を選民意識的な発想で持ち上げているわけでもなく、また『人と違ったモノを持っている事を強調して悦に入りたい』わけではありません。そうではなく、単純に“違う”って事を感じるのです。

 特にこんな感覚になってきたのは、フルートの吹き方をアルタス風に変えて以来です。他のフルートをアルタス風に吹くと、すごく違和感があるんですね。

 違和感って言うかは、ずばりはっきり書いちゃえば、アルタスフルートはアルタス風に吹くと、実にまろやかでやさしげで芯の通った充実した太い音で鳴るのです。音色だけでなく、音程も良くなるし、反応も良くなります。でも、普通のフルートは、アルタス風に吹くと、スカスカでうつろな音になっちゃいますし、音程もかなり音痴になります。当然ですが、他のフルートは、いわゆる標準的な吹き方をした方が、ずっといい音になります。でも、アルタスフルートは、標準的な吹き方では、その良さが十分に発揮できないわけです。

 ま、設計が違うんだから仕方がない、と言ってしまえば、おそらく、その通りでしょうね。その楽器の持つ良さを十分に引き出すための吹き方が、アルタスフルートと、それ以外では、違うのだと思います。なので、時々ネットで見かける「アルタスを吹いていると他のフルートが吹けなくなる」という記述は、半分ぐらい合っているような気がしています。

 それで何か問題があるのか…と言うと、別にないと思います。だってね、普通のアマチュアのフルート愛好者ならば、コレクターでない限り、自分のフルートなんて、持っていても、せいぜい1~2本程度でしょ。それくらいの数なら、それぞれの楽器に応じた、適切な吹き方でフルートを吹けばいいわけですから、どんな個性的な吹き癖のあるフルートであれ、別に問題ないし、実際、困ることはないでしょう。

 ピアニストのように、演奏場所ごとに使用楽器が異なるわけではなりません。いつでもどこでも、自分の楽器を持ち運んで、自分の楽器を演奏するのがフルート吹きですから、自分のフルートさえキレイに吹ければ何の問題もないのです。だから、奏法が多少特殊でも問題ありません。

 それにアルタス使いの人は、次のフルートも同じアルタスを購入するケースが多いみたい(あくまで印象です)なので、やっぱり特に問題ないでしょう。

 なので、普通に演奏している分には、何の問題もありませんが、試奏を重ねていくと、やはり「アルタスって特殊なのかな?」って思うようになりました。

 ちなみに、アルタス風に吹いても、キレイに鳴る、他社フルートって皆無じゃないんです。実はヤマハのビジューは、普通に吹くよりも、アルタス風に吹いた時に、結構キレイに鳴るような気がします。ビジューって難しい楽器だと、一部のアマチュアフルート吹きさんたちに言われてますが、実は難しいのではなく、こいつも単純に癖の強い楽器に過ぎないのかもしれません。

 なので、ヤマハの高級フルートって言うと、以前はメルヴェイユにばかり心を奪われていた私ですし、今でもメルヴェイユは大好きなフルートなんですが、最近はビジューもなかなかに好きなフルートだなあと思うようになりました。

 ああ、それにしても、ビンテージ系のフルートを吹いてみたいなあ。ああいう古いフルートは、現代フルートとは色々と癖が違うはずなので、案外、アルタス風に吹くといいのではないかと推測しますが…こればかりはなかなか試せません。残念です。

 それにしても、アルタスフルートの音色って、私は大好きです。吹き方は多少コツがいるかもしれないし、音量的にちょっと寂しいのかもしれないけれど、多くのフルート吹きさんたちに、ぜひトライしてもらいたいなあ…なんて思います。別に、アルタスフルートの話をしているからと言って、オカネなんかもらってないからね(笑)。…くれるなら拒まないけれど(大笑)。

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2010年7月 7日 (水)

ヴァイオリン初レッスン…左手と命名と買い物と

 こんなに長くレッスン記録を書くつもりはなかったのですが、自分の備忘録として書いていたら…長くなっちゃいました(汗)。しかし、たった一回のレッスンで、実にたくさんの事を習っているんですね。道理でお腹いっぱいになるはずだ…。

 というわけで、まだ、ヴァイオリンの初回レッスンの話の続きです。構え方、右手の練習と来ましたので、次は左手の練習に移りました。

 まずネックをギターのように、ベターと握るのは無しです。ネックと左手の間には、玉子が入るくらいの空間が欲しいそうです。そうでないと、指の運動性が確保できないそうです。まあ、ヴァイオリンはギターほど張力があるわけではないので、それほど力を入れなくても、きちんと弦は押さえられますから、なるべく左手はネックから浮かせるようにしたいです。また、同様に、親指は基本的にネックに添えている程度で良いそうです。決して親指に力を入れて弦を押さえようとしてはいけません。つまり、何事も脱力が肝心ってわけです。

 左手の練習として、まず最初にやるべき練習は、1の指(開放弦から長二度)、2の指(長三度)、3の指(完全四度)、4の指(完全五度)の位置をしっかり覚える事です。他の音から類推するのではなく、いきなりその音が出せるように、指の絶対的な位置を覚えるのです。と言うのも、ジャズでは音階以外の音も多用するので、音階に頼っていては(つまり、相対音感的な音程の捕らえ方では)演奏できないからです。なので、この各指の位置をしっかり覚えることは宿題となりました。また、同時にしばらくは音階練習はしてはいけない事になりました。

 この練習の具体的なやり方は、まず、E線の開放弦を弾き、その後、いきなりE線の1の指(Fisですね)を押さえます。これを数回繰り返したら、A線に移動して、A線の開放弦と1の指で同じような事を繰り返します。そして、弦を変えながら、1の指の位置を一つずつ確認して覚えていきます。弦が変わると、左腕のヒジの入り方が変わるので、そういうところも意識しながらやります。

 各弦の1の指が終わったら、2の指、3の指と変えて行います。ただし、4の指の練習の時だけは、開放弦 -> 1の指(押さえたまま)-> 4の指、の順番で行う事を言われました。これは4の指の時に、左手が動いてしまう事を防ぐためだそうです。

 まずはこれが左手の基本です。この音の位置を指が徹底的に覚えるまで繰り返すのだそうです。

 さらにこの後、デイリートレーニングの方法を教えてくださろうとしたのですが、この段階でレッスン時間は1時間半を越えてしまったので、今回はひとまず、これで終了となりました。
 
 
 レッスン後は、ティータイムです。コーヒーを飲みながら、色々な話をしました。

 そこで、先生に改めて、ヴァイオリンの長期貸出しをお願いしましたところ、快く了承くださいました。「ゆっくりと、たくさんのヴァイオリンを試奏して、すとんさんのパートナーを探してください」と言われました。なので、もう少し、このヴァイオリンと付き合うことにしました。

 さて、この借りているヴァイオリンなんですが、まだしばらく私の手元にいる事になったので、さすがに名前を付けないと、色々と支障があるので、名前を付ける事にしました。それは…スズキ君です(笑)。はい、味も素っ気もない命名ですが、まあ、借り物ですから、愛着がなるべく移らないように、名前もわざとよそよそしいものにしてみました。スズキ君です、よろしくお願いします。

 で、練習後は、そのスズキ君の調整を先生にしていただきました。駒とペグの状態を改めて確認してもらいました。

 先生がスズキ君を演奏すると、実によく鳴りますね。とても、10万円以下の楽器とは思えない、なかなか立派な音がします。その音色を称して、先生は「本当に、このヴァイオリンは“赤い”音がしますね」とおっしゃいました。ああ、音色を色彩で例えるのもアリですね。たしかに、スズキ君は赤い音がします。私は赤い音が好きなのかもしれません。(ちなみに、スズキ君はレッドヴァイオリンではありません。琥珀色のヴァイオリンです、念のため)

 最初は私の使っている、KUNのオリジナル肩当てで弾いてくださったのですが、途中でご自身の肩当て(メーカー不明、紐でしばる布製の袋タイプの肩当て)に変えたら、ヴァイオリンの音がコロっと変わってしまいました。透明感のある派手めの音から、しっとりとした地味でオツな音になってしまいました。まるで別の楽器のようです。

 肩当て一つで、ヴァイオリンの音って、劇的に変わるんですね。なんか、一生懸命、ヴァイオリンの試奏を繰り返しているのが、一瞬、馬鹿らしく感じました。肩当て一つで、これだけ音が変わるなら、楽器なんて、どれ買っても同じじゃん(って、わけないですね。暴論でした)。

 先生がおっしゃるには、自分でチューニングをするようになると、E線はおもしろいように切れるから、予備が数本必要なのと、弦の張り替えごとに、スズキ君のペグには、たっぷりとチョークを塗ってあげた方がよいので、自分用のチョークを持っているとよいでしょうと言うことなので、 レッスン帰りに、E線の予備を三本ほどと、ペグチョークを買いに行く事にしました。

 ついでと言ってはなんですが、スズキ君が現在入っているケースは昔のものですから、背負えるタイプありませんし、肩当てが入りませんし、木製らしいので、ちょっと重かったりします。車で移動する人なら、大した問題ではないでしょうが、徒歩や電車バスを利用する私には、ちょっとした問題です。

 なので、先生に「ケースを新調します」宣言をしましたところ、行きつけの楽器店を教えていただきました。東京のお店なので、ちょっと遠いので、次の休みの時に電話一本入れて、試奏も兼ねて、そこにうかがってケースを買う事にしました。

 さて、レッスン帰りに、楽器屋に寄り道をしました。そしたら、なんと“弦楽器フェア”の真っ最中で、店内がヴァイオリンだらけでした。おまけに、弦楽器関係のモノが何でもかんでもが大安売り。

 たまたま見かけたヴァイオリンケースが激安でした。四角だし、軽いし、外ポケットは付いているし、背負えるし、肩当てが入るし、備品ポケットも大きいし、色も複数揃っているし…。ああ「ケースは東京に行って買います」と先生に宣言したばかりなのに…心が動く動く動く。

 試しに、そのケースを出してもらって、スズキ君を入れてみたら、あつらえた様にピッタリサイズ。(製作は中国だけど)日本メーカー製品だし、カラーバリエーションも私の好きな緑色があるし、こういう出会いも何かの縁と言うことで、衝動買い決定(笑)。E線三本と、チョークと雑誌「サラサーテ」と一緒に買っても、二万円でお釣りが来て、そのお釣りで晩御飯の材料が買えちゃうくらいに、安かったのです。おまけにポイントもたくさん付いたし(ホクホク)。いいの? こんなに安くって!って感じです。元々廉価なケースですが、それをこんなに値引きしたら、利益ないんじゃないの?

 ちなみに、これだけ廉価なので、ケースを開けると、濃厚な中国の香り(分かるかな? お線香を炊き込めたような臭いね)がします。スズキ君にも、お線香の香りが移っちゃうかな? まあ、それもまた良しって感じだね。

2010年7月 6日 (火)

ヴァイオリンの初レッスンでした(右手の練習)

 長い前フリでしたが、構えとチューニングが終わったので、いよいよ、今回のレッスン内容に入ります。

 まずは右手というか、弓関係の練習からです。

 最初は弓の張り方のチェック。適切な張力で弓が張れているか? この張り方にも、奏者の個性というのがあるけれど、私の場合は、ひとまず許容範囲内なのでOK。

 次は松脂の塗り方。松脂に関しては、本当に奏者の好みが色濃く出るところなので、それぞれ好き好きで行うのだが、松脂を塗らないという選択肢はないので、適当な分量を適当な感覚で塗ることが必要。

 松脂を塗る時に、弓の両端までしっかりと塗る事を忘れずに。塗りすぎもダメだが、塗らなさ過ぎもダメ。先生は“松脂はなるべく塗りたくない派”らしいのですが、その人から見ても、私の松脂の塗り方は少ないようです。「もう少し、しっかり塗りましょう」と言われました。どんだけ塗らない人なんでしょうね、私。

 松脂は塗ることもそうだけれど、拭き取ることも大切です。ヴァイオリンや弓についた松脂を拭き取るのはもちろんだが、弦についた松脂もきれいに拭き取る事を忘れずに。

 次は弓の持ち方。弓は基本的に親指と小指で持つ感じ。親指は指先をフロッグ寄りのフロッグとゴムの間くらいの毛の下の位置に差し入れる感じ。ちょうど、鉄棒の順手の要領です。小指はバネ指にならないように気をつけて、しっかりと弓を上から押さえること。で、後の指は軽く添える程度。クラシックヴァイオリンの弓の持ち方とは、ちょっと違いますね。これは、おそらく、求める音色が違うからではないかと推測されます。この持ち方だと、弓のローリングがしやすく、音色が多彩になるでしょうが、音量はさほど望めないでしょうね。

 クラシック系が「弓を上からつまむ」感じで持つなら、こちらは「弓の下に指を入れ。親指を支点、小指を力点、弓先を作用点として、バランスを取りながら持つ」やり方かな? 横から手を差し入れるって感じです。

 で、弓を持ったら、ヴァイオリンを持たずに、弓を持った腕を自分の前に突き出し、腕を上下に動かす練習をしました。その際に、ヴァイオリンの毛の部分が常に下になるように、巧みに手首を動かし、親指をコントロールしました。この練習をしばらく毎日やること。これは宿題です。

 次にヴァイオリンを構えて、音出しをしました。まず、弓元で引っかくようにして音を出しました。その際の右手の動きは、円運動を意識すること。タッチ&アウェイで軽やかに音を出す事。この練習でも、目は弓やヴァイオリンを見ずに耳だけで判断すること。この練習を行う事で、まずは弓元での色々な感覚を覚える事が大切なんだそうです。この練習も毎日、各弦で行う事。宿題です。

 次は、弓先でも同じことをやりました。これは弓元での練習と比べて、格段に難しいので、丁寧に根気よく行う事。特に、弓先での演奏となると、どうしても弓がヴァイオリンの上で跳ねてしまいがちになるけれど、そこは気をつけて、なるべく弓が跳ねないように感覚で覚える事。それと、やはりタッチ&アウェイで音を出すのだけれど、弓元の時よりも、心持ち、タッチの時間を長くして、少ししっかりと弓をひいた方が良いみたいです。

 弓も100万円を越えるランクになると、弓先を使った演奏でも、弓が跳ねなくなるどころか、逆にヴァイオリンに吸い付く感じになるので、かなり演奏が楽になるのだそうです。しかし、そういう道具に頼った演奏は、今のところは考えないように言われました。まず大切な事は、練習をする事。道具に頼らずとも、練習で乗り越えられる事は練習で乗り越えられるようにする事、だそうです。…もっとも、私の場合、天地がひっくり返っても100万円クラスの弓なんて買うことはないので、最初から練習するしかないんですけれど(笑)。

 弓元と弓先が終わったら、同じことを弓の真ん中でもやります。目をつぶっていても、弓元、弓先、弓中の位置で演奏できるように、それぞれの感覚をしっかり体にたたき込むのです。

 次は、全弓の練習です。全弓の練習の時は、メトロノームが必須となります。まずは60の速さで、裏打ちを感じながら、四拍とか八拍とかの長さで弓を使い切る練習をします。これは、弓の長さを体に覚えさせるための練習だそうです。

 さらに全弓で音を出している間は、いわばロングトーンの練習でもあるので、必ず息を吐きながら弓を弾くように習慣づける事を言われました。

 ヴァイオリン演奏での体の使い方は、基本的に歌に準じるそうです。“歌に準ずる”とは、呼吸の事であったり、音の支えであったり、感情の入れ方であったり、そういう事です。

 具体的に言うと、ヴァイオリン演奏中は、必ず歌うように息を吐きながら演奏をしないといけないのだそうです。決して、息を止めてはいけないし、音楽の流れと無関係な呼吸もしてはいけないのです。高い音を出す時は、歌同様に、しっかりと音を体で支えないといけないのです。また、息は吐くだけでなく、フレーズの合間にすばやくブレスをしないといけません(そういう意味では、ヴァイオリン奏者も呼吸の練習が必要?)。

 ヴァイオリンは、呼吸と切り離しても演奏はできるけれど、それではエモーショナルな演奏は難しいので、きちんと呼吸と音楽の流れを合わせて、演奏できるように練習しましょう。

 と言うわけで、ひとまず、声を出しながら(ってか、軽く歌いながら)、全弓の練習をしました。もっとも、私の場合は、基本的に歌う人なので、細かい事を考えずに、ヴァイオリンで歌っているつもり演奏すれば、それでOKだそうです。やったね、ラッキー。

 で、全弓運動をやっていると、当然、私、まだまだヘタクソでございます。私の弓の軌跡は、やはりかなり円に近いので(妻にもそう指摘されています)、それではダメなので…というわけで、先生に二人羽織のようになって、動きを直に教わりました。あとは、教わった動きを日々、トレースして、自分の動きにするわけですが…難しいですね。当然、宿題です。

 長い棒をネックの下に(楽器を痛めないように注意しながら)入れて、弦に対して垂直に渡してヴァイオリンに縛りつけて、それをガイドにしながら練習するのが良いと言われました。そこで、フルートのロングクリーニング棒を使ってみましたが…よく分かりません。何か、別の方法でガイドしないと無理かもしれません。

 それと、弓を弦に当てる位置に注意してくださいとも言われました。

 私はついつい駒寄りの位置で弾きたくなるけれど、それはやめましょうとの事です。まずは普通に、ネックの終わりから駒までの間で弦を鳴らせばOKです。ネック側で演奏した方が音色が柔らかく、駒側で演奏すれば、音が硬くなるそうです。で、曲にもよるのだけれど、基本的には柔らかい音で演奏できると良いので、駒付近で弓を使うのは、あまり好ましくないそうです。ステファン・グラッペリ(ジャズヴァイオリンの大御所)は、かなりネック側で演奏するそうです。ま、グラッペリのマネをする必要はないけれど、ネック付近を弾くと、その方が音がうるさくなくて良いです。

 とにかく課題がたくさん出ていますが、これらはレッスンの中で消化するのではなく、あくまで宿題の提示なので、教わった事を、自宅でしっかりと復習してくださいという事です。それにしても、改めて書き出してみると、たくさん教わってますね。

 まだ、右手の事しか書いていないの、こんなに長くなってしまった。レッスンはこのあと、左手のレッスンに移ったのですが、それは、ごめんなさい、明日まわしにします。ご勘弁ください。

2010年7月 5日 (月)

ヴァイオリンの初レッスンでした(構えとチューニング)

 私のヴァイオリンレッスンは、一回1時間(ぐらい)のレッスンを月二回(くらい)やると言う、かなりアバウトなレッスンです。もちろん日時や場所も、その都度、お互いのスケジュールを確認して決めていくという、かなりフリーダムなレッスンでもあります。

 なので、初回レッスンである今回も、当然1時間のレッスンの予定でしたが、結局レッスンそのものは1時間半やりました。その後、楽器の調整をしてもらって、世間話などもしたら、あっと言う間に、2時間が過ぎてしまいました。

 きっと普通のお教室では考えられない事なんだろうなあ…。これも、先生一人生徒一人という贅沢な環境ゆえのアバウトな時間の使い方って奴でしょうね。

 さて、初レッスンでどんな事を習ったのか、自分のために書いておきます。

 最初は当然“ヴァイオリンの構え方”からです。

 最初に先生から一言。「ヴァイオリンの構え方には正解はない。良い演奏ができれば何でもいいし、プロの一流奏者の構え方も、実に人それぞれだ。しかし、正解はないけれど、基本形はある。だから、まず最初はそこから入り、徐々に自分流に崩していけばよいでしょう」との事。最終的には自分のオリジナルの形になるにしても、入り口は基本形から入りましょうという事です。ラジャーです。

 で、ヴァイオリンの構えで一番大切な事は…カッコいいこと(笑)だそうです。カッコ悪い姿勢は、それだけでダメだそうです。なぜなら、どこかが間違っているからかっこ悪いのだそうです。かなり個性的な構えであっても、その人にとって正しい構えなら、それは見ていてカッコいいのだそうです。だから、ヴァイオリンはいつでも“カッコよく構える”事を忘れないように、との事です。

 カッコ良さから入るとは、さすがに、舞台経験の多い現役ミュージシャンは、最初に押さえる点がちょっと違います。

 で、具体的なヴァイオリンの構え方。まず直立不動の仁王立ちが基本形。背筋をピンの伸ばし、胸を張って、かっこ良く立つ。視線は正面を向いたまま、ちょいと体をひねって、左肩を前に入れていく。ヴァイオリンを左の鎖骨の上に乗せて、アゴを自然とヴァイオリンに落として、両手放しのまま、アゴでしっかりとヴァイオリンを挟んで固定する。視線は正面のまま、遠くを見つめる事。ヴァイオリンのヘッドの方向は視線の方向と同じ向きにする事。ヴァイオリンはやや上向きの前倒しになるように構える。

 こういう姿勢を取って、カッコ良ければ、それが正解。なんかカッコ悪いなら、どこかが違っているわけです。

 どんな個性的構えでも最終的に良いのだそうですが、それでも譲れないポイントとしては、とにかく楽器の保持のために手は使わないと言う事。それと、絶対にヴァイオリンを見ない事。この二つは譲れないのだそうです。そしてヴァイオリン操作のすべては、耳の感覚と体の感覚で覚える事が肝心なんだそうです。

 しっかりヴァイオリンを構えられるようになったら、まずは左手で、ペグの位置とアジャスターの位置をしっかり体に叩き込む事。そのために、最初は何度も、左手でペグの位置とアジャスターの位置を触って確認すること。…当然、これは宿題です。

 ヴァイオリンの構えができたら、次は、チューニングです。チューニングは電子チューナーではなく、音叉を使って、耳で合わせます。と言うのも、実際のライブの現場では、ヴァイオリンは他の楽器のピッチに合わせる事が多い(具体的にはピアノだね)ので、耳で正確なチューニングができないと使い物にならないそうです。電子チューナーの使用は禁止しないけれど、耳でチューニングをする練習もきちんとしましょうとの事。これも当然、宿題です(ただし、時間がある時だけでいいそうです)。

 で、チューニングのやり方。まず、正確なチューニングの前に大雑把にピッチカートで、まるでウクレレを弾くかのように、だいたいの音程を合わせます。その時に基準にするのが、音叉の音。ただし、この段階では音叉の音とヴァイオリンの音を実際に比較しながら音を合わせるのではなく、音叉の音を聞いて覚えて、その記憶の中の音叉のA音とヴァイオリンのA線の音を合わせます。

 A線が合ったら、A線音からEの音を推測して、その記憶の中のEの音とE線を合わせます。私の場合は、Aの音から頭の中で歌って、Eの音を想像して、そのEの音とE線を合わせました。もしも、その場にピアノがあれば、ピアノにEの音を出してもらって、その音を覚えてそれと合わせてもいいし、指のポジションをしっかり覚えた後なら、A線からEの音を出して、それを覚えて基準にしても良し。どちらにせよ、実際に何かの音を鳴らして合わせるのではなく、記憶の中の音と弦の音を『大雑把に』に合わせることが肝心なんです。そういう意味では、絶対音感を持っている人は、この段階で有利だよなあ…。

 で、同様な手口で、D線とG線も合わせておく。この大雑把な音合わせの時は、どの弦もペグを回して音を合わせます。

 大雑把に音が合ったら、ヴァイオリンをきちんと構えて、弓で弾いて、正確に音合わせを行います。その際は、G線とD線はペグで音合わせをしても良いが、A線とE線はアジャスターを使って、なるべく正確に短時間で合わせるようにする事。つまり、アジャスターはA線とE線の二カ所に入れるようにしようという事です。なぜ、A線にもアジャスターが必要なのかと言えば…A線の音をペグだけでもチューニングすることはできるけれど、それではちょっと時間がかかりすぎてしまうので、アジャスターを使って、チャッチャッとチューニングしちゃった方が現実的なんだそうです。

 チューニングは、いくら事前に合わせていても、やはりステージに上がってから、最終確認をするわけで、その時の客前でのチューニングに時間をかけるわけにはいかないでしょう、と言う事です。なので、今の私はまだA線にアジャスターはいらないけれど、人前で演奏するようになったら、A線にアジャスターを付けましょうという事です。ラジャーです。

 さて、正確にチューニングをする方法です。

 正確にチューニングするには、二つの音を耳で聞いて、音のうねりの有無を聞き分けます。音が違う状態から合っている状態に向かって、音のうねりって、ゆるやかなうねりから段々激しいうねりに変わり、激しいうねりから急にうねらなくなるポイントがあります。そのうねらないポイントが正しいチューニングポイントです。ですから、それを耳で聞き分けるわけです。

 最初は音叉とA線の音を同時に聞いてうねりを確認します。これはギターでも似たような事をやっていたので、音の聞き分けは楽勝ですが、右手で弓を左手で音叉を持って、うねりの状態を確認しながら、左手でペグを操作するので、確かに面倒な動作です。ペグを回すのだって、気を抜いて回すと、あっと言う間に音が下がっちゃいますので、一回一回きちんと気持ちを入れてペグを回さないとダメです。A線もアジャスターでチューニングしちゃえば楽というのも分かるような気がします。

 A線は音叉で合わせますが、残りの弦は、重音奏法で比較します。例えば、A線とE線ならば、それらの弦を同時に弾いて、その音のうねりを確認。うねっているうちは音が違うわけで、きれいに音程が五度違いになると、うねりが治まるのがおもしろいです。D線とA線、G線とD線も同様に行ってチューニングしていきます。

 私は重音がまだうまくないので、今回は先生にチューニングしてもらいました。そこで宿題…毎日重音の練習をする事。

 ここまでが、レッスンの前フリというか、下準備です。ここまでできて、いよいよレッスンが始まったわけですが…この続きはまた明日にします。だって、長くなっちゃったからねえ…。

2010年7月 4日 (日)

ワンコがやってきた…らしい[2010年7月第1週・通算22週]

体重:97.6kg[-1.2kg:-10.9kg]
体脂肪率:29.3%[-0.8%:-3.1%]
BMI:30.8[-0.4:-3.7]
体脂肪質量:28.6kg[-1.1kg:-7.1kg]
腹囲:95.7cm[-1.3cm:-9.6cm]
     [先週との差:2010年当初との差]

 おたびダイエットの7週目です。実は今週は、体重が増えているのではないかと心配してました。と言うのも、今週は“大宴会”に参加して、飲めや歌えのパラダイス状態だったので、これは太っても仕方ないと諦めていたのですが…何とかなるもんですねえ。

 それにしても、体重がきちんと減っているのはありがたいのですが、さすがにダイエットも7週目に入ると…飽きますね。そろそろ、色々なものを食べたいという欲求が出てきました。この欲求に負けると、リバウンドしてしまうのでしょうね。とにかく、100Kgをオーバーしたら、オペラアリアの話は立ち消えになってしまうので、リバウンドしても100Kgに届かない数値まで体重を落としておかない、安心して、昼も眠れません(眠んなよ!)。

 さて、今週のエッセイというか、ワンコ話の続きです。

 先週、実家の老夫婦のワンコが急死し、ジイサンが泣いて暮らしているところまで書いたと思います。今日は、その続き。

 先日、実家から連絡が入り、新しい事実が分かりました。それは…
 
 
 
 もう、実は、新しいワンコがいるらしいです!

 え? 確か、先週の段階で「次のワンコの事なんか考えられな~い」とか言って、毎日を泣いて暮らしていたはずなのに、一体どーしたの?

 どうやら、ジイサン。泣いて泣いて泣いたら、気持ちが吹っ切れたらしくて、プイと家を出ると、しばらくして、新しいワンコを連れて帰って来たのです。バアサン、びっくり!

 なんでもジイサン、前のワンコのブリーダーさんのところにフラっと行き、そこにいたワンコの中から「と~ってもかわいい子(あくまで、ジイサン基準)」を連れ帰ったらしいのですよ。

 行動、はやっ!

 ま、このままジイサン、泣いたままボケてしまうかと思われたので、結果オーライなんですが、バアサンはちょっと納得いかない様子でした。「なんで、アタシに一言の相談も無しで、次の子が来るのサア~」ってところなんでしょうね。

 今度の子も、前の子と同じヨークシャーテリアの女の子だそうです(って、同じブリーダーさんのワンコだから、そりゃ同じ犬種なのは当然だね)。前の子は仔犬でやってきましたが、今度の子は…実はすでに成犬です。もう、二歳なんだそうです。

 聞いてみると、色々と訳ありのワンコなんだそうです(で、バアサンはそこが気に入らないみたいなんですね)。

 どんな訳なのかと申しますと……、もちろん、このワンコも昔は仔犬だったわけです。仔犬の時には、世間並みの仔犬同様、一度は祝福されて、新しい家族の元に、もらわれていったそうなんですが、あちらさんで色々とトラブルを起して、ブリーダーさんのところに返却されて、別の子と交換されちゃったらしいのです。ま、いわば“出戻り娘”なんですね。

 で、一度、出戻ったワンコは、なかなか次の飼い主に巡り合えず(そりゃあまあ、出戻り犬を喜んでもらうウチも少ないだろうからね…)、そのままグズグズと暮らしているうちに、二歳になってしまったそうなんです。

 ま、そういうわけで、訳ありのかわいそうな子なんですが、ジイサンはその辺の事情を斟酌してもらってきたのかというと、そんなわけでもなく、単純に「かわいい子がいたんだよ~」って、それだけの理由でもらってきたそうです。ま、実際のところは値段に負けたのだと私は思ってますが(笑:なんでも安いものが大好きなジイサンなんです。二歳の出戻り犬ですから、そりゃあ、値段なんて無いに等しいはずですから)…。

 バアサン的には、色々と納得してないみたいです。なにしろ、すでに成犬ですから、かわいい仔犬時代は、とっくに終わっちゃっているわけだし、名前だって、前の飼い主が付けちゃってますし(バアサンは犬に名前をつけるのが大好き)、おまけに性格があんまりかわいくないのだそうです。

 今度のワンコは、犬なのに、かなり人見知りをするそうで、実家に来てから、すでに数日経っているのですが、いつも物陰に隠れてひっそりと暮らしているそうなのです。まあ、まだ新しい環境に慣れていないという事はあるでしょうが…ワンコのくせに物陰に隠れて生活? よっぽど遠慮深いんでしょうね。

 エサをあげても、すぐにはやってこないで、いつも人の気配を探っていて、周囲に人がいなくなってから、こっそりと出てきて、静かにエサを食べ、食べ終わると、また隠れてしまうそうなのです。

 バアサン曰く「まるで、ネコみたいな犬なんだよ」だそうですが……いや、いくらネコでもエサの時は遠慮しないと思うけれど…この子は大丈夫なのか?

 実はジイサン、元々、犬を見る目が全く無い人で、この人が犬を選ぶと、過去にも、かなり色々と問題のあるワンコを連れてきました。なので、バアサン的には「次のワンコを選ぶなら、必ずワタシを連れて行け」とジイサンに言ってたみたいなのですが、ジイサン、半分ボケてますから、そんな事は軽く無視なんですよね。

 今度の子は…バアサンの話を聞く限り、相当、変わったワンコなんだろうと思います。ま、変わっていても、老夫婦の手に負える程度の偏屈さなら良いのですが、体もあっちこっち不自由になってきている老夫婦なので、面倒くさいワンコだと、人もイヌも、お互いにかわいそうだろうなあと、心配しちゃいます。

 それにしても、なぜ、素直に、賢そうな仔犬をチョイスしなかったのが…! ジイサンの安物好きには、いつも家族は泣かされます(「安物買いの銭失い」という言葉は、この人のためにあるんだと思ってます)。物なら、代金は授業料として諦めて、さっさと廃棄処分にしちゃえばいいのですが、相手は生き物、ワンコですからね。いくらやっかいなワンコでも、一度飼った以上、飼い主として死ぬまで責任を持たないといけないのですが…ジイサン、気まぐれだからなあ。気に入らないと、すぐポイだし…。結局、ワンコの面倒はバアサンが見ることになるんだろうなあ。

 この時期のブリーダーさんなら、仔犬なんて、ワンサカいるだろうに…。よりによって…。

 とまあ、愚痴は色々とありますが、縁があってやってきたワンコでしょうから、うまくいくといいなあと、心の底から思います。

 とりあえず、今のところ、ジイサン、今日も物陰に隠れているワンコを探しては追いかけて捕まえて、無理やり抱っこして、毎日ニコニコなんだそうです。

 …今度のワンコは人が嫌いみたいだし、抱かれるもの嫌いみたいだし、だから、隠れているところを見つけられて、追いかけられて、抱かれるなんて、ワンコ的には、相当なストレスになっているんだろうに…。ほんと、人もイヌも大丈夫かしら?

2010年7月 3日 (土)

サツキ、星になる

 長く転覆をしていたサツキが、7月1日(木)の深夜、と言うか、2日に日付が変わってまもなくの頃、星になってしまいました。

 サツキに転覆の症状が現れ始めたのは、今年の1月あたりですから、かれこれ半年ほど転覆していたわけです。最初の三カ月は、引っくり返ったまま水面近くにいて、残りの半年ほどは、水底で沈んでいました。

 サツキが我が家に来たのは、去年の五月(2009年5月)ですから、我が家にやって来て、わずか1年と二カ月でした。そのうちの半分は転覆です。命短し、転覆長しです。

 死因は病気や怪我でなく、もちろん転覆でもなく、あえて言えば“スジエビ”です。スジエビ(こいつは肉食なんです)を入れて以来、転覆をしている金魚たちは、何度も何度も何度もスジエビに襲われていました。チヅルなどは、転覆した途端にエビに襲われて食べられてしまいました。

 その点、サツキはよく頑張ったと思います。エビに襲われても、何度も何度もエビを振り払ってきましたが、それも限界だったのでしょう。最近の水槽は、やたらと水温が高くて、金魚の体力を消耗させていたのでしょうね。二週間ほど前から、サツキがエビに負けて、食べられている様子が観察できるようになりました。

 エビは金魚のウロコのスキマから上手にその身を食べるんですね。あと、エラに手を入れて、エラの中身も食べちゃうんですよ。尾びれ胸びれはデザート代わりに気楽に食べていました。

 星になる二時間くらい前には、エビだけでなく、タニシもたくさんサツキにたかっていました。タニシがたくさんついて、そこにいるのは金魚なのか、タニシの塊なのか分からなくなってました。弱肉強食です。金魚的には残酷なようですが、裏を返せば、エビやタニシにとってはご馳走タイムなわけです。

 そして、死にかけたサツキをみんなで一斉に襲って食べていたくせに、サツキが死んだ途端に、全員、サツキから離れてしまいました。どうやら、死んだ魚の肉(つまり、腐肉ですね)は、エビも貝も食べないみたいです。

 生肉と腐肉では、何かアピールするものが違うのでしょうか?

 とにかく、サツキは星になりました。我が家には、ほんのちょっとの間しかいられませんでした。やはり、金魚は転覆しちゃダメですね。

 ちなみに、サツキが星になって、スジエビの次のターゲットは、ブニョになりました。今度はブニョのひれがスジエビに食べられるようになりました。…なにしろブニョは目が見えないからなあ…。肉食生物はきちんと弱い順に襲っていくんだなあ。

 しかし、スジエビは25度以上の水温では生きていけないはずなのに、すでに30度近い水温だと言うのに、一匹のスジエビだけは、元気に生き延びています。タフだなあ…。

2010年7月 2日 (金)

ヴァイオリンの試奏に行ってきました その3 ヤマハはやっぱり世界のヤマハ

 当面の間、ヴァイオリンはレンタルで腕を磨き、マイヴァイオリンはよっぽどの楽器と出会わない限り、買わない方向で心が固まりつつありますが、それでも、やがてやってくるXデイに備えて、試奏の旅はボチボチと続けていきたいと思ってます。と言うか、期待せずに理想の楽器と出会うことを期待して(笑)試奏を続けていこうと思ってます。

 楽器選びはよく結婚に例えられますが、ならば試奏の旅は、お見合いパーティーとか婚活パーティーみたいなものです。他人に何と言われようと、出会いがあるまで、やりつづけるしかないでしょう。

 もっとも、店頭に並んでいない趣味の悪い楽器を使いたいとか、音よりも外見重視で楽器を選びたいとか、そういう特殊なブツをお望みの方には、試奏の大切さなど、これっぽっちも分からない事でしょうね。

 楽器っておもしろいもので、一つ一つ違うんですよ。それぞれの個性があり、奏者との相性というものがあるんです。だから、試奏を重ねて、色々な楽器と出会ううちに、やがて赤い糸で結ばれた自分とピッタリの楽器と出会うわけです。ちゃんとした楽器店は、そこのところをきちんと理解してますから、試奏に際して、変な遠慮は不要ですし、むしろ試奏歓迎です。
 
 
 さて、今回はヤマハ銀座店に行きました。いわゆるヤマハの本店です。ビルを建て替えたばかりで、大盛況でした。大きなお店ですが、どこにもここにも人がたくさんいて、すごく混雑していました。私のイメージでは、楽器屋というのはスカスカな感じですが、ここはすごく混雑しています。さすがに世界のヤマハだなあと、変な感想を持っちゃいました。

 とにかくヴァイオリンのコーナーに行ってみました。ここは総合楽器販売店であり、弦楽器専門店ではないのですが、ヴァイオリンの品揃えはなかなか豊富で立派な感じでした。

 事情を話し、試奏をしたいと言ったら、今はどこの試奏室も塞がっているので、1時間ほど待って欲しいと言われました。ヴァイオリンの試奏をするために、1時間もここでボケーと待っていろと? さすがにそれは勘弁と思ったので「じゃあ、いいです。余所に行きます」と返事をしたら、ちょっと待ってくれと言われて「オープンスペースでの試奏でもかまいませんか」と言われました。その“オープンスペース”ってのが、レジ前のご商談スペースなんだけれど(笑)、まあ、私は人々が聞き耳をたてる中で、ヘタクソな演奏する事は、全然慣れっこで平気な人なのでOKしました。

 ま、これだけ人がいれば、試奏室の順番待ちが1時間というのも納得だし、試奏室じゃないとイヤだという人の気持ちも分からないではないです。実際、私のヘタクソな試奏でも、ギャラリーに囲まれてしまったもの(照)。

 ここでは、3梃のヴァイオリンと3本の弓を試しました。

 まずは、ヤマハのV20というヴァイオリンです。印象は、やっぱりヤマハだなあ~って感じです。大手メーカーの製品らしく、すごくしっかりとした造りだし、音色はいかにもヴァイオリンって感じで、およそこの価格帯の楽器としては、あきれるくらい、隙のない楽器です。たぶん長く弾いても飽きの来ない楽器だろうなあ。人間にたとえるなら、まるでクラスの優等生、メガネちゃんって感じのヴァイオリンなんです。でもね、元ロックンローラーである私的には、そういう優等生って好みじゃないのね(笑)。多少の欠点があっても個性的なモノが好きな私としては…残念ながら…パスです。

 次に店員さんが持ってきてくださったのが、ピグマリウスのデリウスのアドヴァンスという楽器。中国製の楽器だそうです。え? 中国なの? ゲゲ~って思いました。だって、私は中国ヴァイオリンのザラっとした音が苦手だもん。弾く前からテンションがダダ下がりになりました。

 ところが弾いてみたら、全然中国っぽくない。全体的な印象は、ヤマハにも通じるような優等生的な感じだけれど、でもなんか心にひっかかる音がします。なんか優しい音色だし、女声的な感じです。店員さんは、ピグマリウスとヤマハの二つの楽器を並べて、一生懸命、ヤマハの方を薦めたけれど(つまり、ピグマリウスは当て馬として用意されたのですね)、私的にはこのアドヴァンスという楽器は、いい楽器だなあと思いました。音色もいいけれど、ルックスがいいんです。音も容姿も、私好みの美人だよ。

 「この楽器は、中国の楽器だそうですが、それにしては、いい楽器ですね」と、やや差別的な問題発言的な問いかけをしたところ、「ピグマリウスは、製作は中国ですが、仕上げは日本でおこなっているので、細かい部分が丁寧に作られているのですよ」という答えでした。ふーん、中国生まれの日本育ちって感じなのかな? でも、それなら、中国ヴァイオリンではなく、日本ヴァイオリンとして、扱うべきなんじゃないの?

 これって思うに、こだわる人がいるのかな? トラブルを未然に防いでいるのかな? 日本ヴァイオリンと言って、その実際の製作が中国で行われたとなると、そこで文句を言う人がいて、そういう人のクレームを避けるために、最初から“中国の楽器です”てっ、言っちゃうのかな? 商売だから、無用なリスクは避けたいものね。…ちなみに、ヤマハの楽器はどこ製なんだろ? 値段から考えると、絶対に日本製じゃないよね。案外、こちらも中国製だったりして(笑)。

 とにかくアドヴァンス、気に入りました。でも、こいつは、お値段的にややお高いので、その下のモデルを試したいと言ったところ、スタンダードという、お財布に優しいピグマリウスを持ってきてくださいました。

 こちらのスタンダードは、アドヴァンスと違って、中国っぽいザラっとした音がしました。ううむ、ピグマリウスなら、アドヴァンスはアリだけど、スタンダードはナシだなと言うのが私の結論。ただし、誤解のないように書くと、あくまで私の好みの話です。私はザラっとした音の楽器は苦手なんです。

 弓は3万円と5万円と7万円を試しました。一番しっくりきたのは7万円でしたが、次はなんと3万円でした。へえ、値段順にならないものだなって思いました。ちなみに3万円の弓というのは、日本のアルシェというメーカーのものです。日本のメーカーも頑張っているんですね。今度からは、弓の生産国にも気をつけてみた方がよいかな?

 そうそう、この三種類の弓のいづれでも、ヤマハは弾きやすかったですが、アドヴァンスは弾きづらかったです。アドヴァンスを弾くには、もっといい弓が必要なのかもしれません。

 まとめ。ピグマリウスのアドヴァンスは私好みの楽器ですが、この楽器は弓を選びそうです。少なくとも、お店で出してくれた三本の弓のいずれとも合いませんでした。もしも、この楽器を自分のものにするなら、弓選びで苦労しそうですし、弓選びで予算オーバーしちゃうかも。しかし、この娘はツンデレですか? いやあ、楽器のツンデレは、嫌いじゃないです(笑)。

2010年7月 1日 (木)

結局、すとんさんは自分に甘いんですよ

 声楽のレッスンに行ってきました。一緒にレッスンに行っている妻の声帯結節の具合がちーとも良くならないので、その分、私はたっぷりめのレッスンを受けました。

 最近のキング先生(もちろん普段は優しい人なんです)は、ちいと要求が厳しいのです。「私は鬼になる!」と宣言されていますが、声のポジションのちょっとした違いや、音程やリズムの違い、イタリア語の発音の違いの細かいところに、一つ一つチェックが入ります。

 と言うのも、私が痩せてしまった(と言っても、100Kg切りをしただけですが)ので、マジメにオペラアリアに向けての練習が始まったからなんです。

 とにかく、今の私の状態では、オペラアリアなんざぁ、100年早いぜぇって状態なんですが、それを半年かけて、年が明けたらオペラアリアのレッスンを開始させるための基礎力アップをしてくださっているわけなんです。ありがたい事です。落ちこぼれないように、しっかりついていきます。

 さて、発声練習です。とにかく「常に、奥で上へ」を忘れないようにと言われました。
 とにかく、声は奥から出します。それも(ポジション的に)上の方から出します。だから「奥で上へ」なんです。

 一声出すごとに、その発声は正しいか、正しくないかと尋ねられます。正しい時もあれば、全然ダメな時もあるけれど、常に私は正しいつもりで自信満々にやっています。ところが、そういう態度ではダメなんだそうです。結果として、間違っている時があったり、正しい時があったりしても、常に気持ちとしては「まだまだ不十分」「ちゃんとできているとは言えない」「もっともっと良くなるはずだ」という気持ちでやらないとダメと言われました。

 私の欠点、それは「自分に甘いこと」です。確かに、そうですね。

 私は基本的に、常に自信満々な態度で生きている人間です。もちろん、自分が完璧だとは思ってませんが、それでも、まあまあいい線行ってるんじゃないかと思いつつ、生活しているわけです。ま、セルフイメージが良いんですよ。現状に幸せを見つけて、幸福感の中で、はんなりと生きているわけです。

 基本的に、私は満たされた人生を生きているつもりです。

 そういう人間性が、歌の時にも見えてしまうのだそうです。で、それは歌い手としては全然ダメなんだそうです。なぜなら、ちゃんとできてなくても、何となくできていればOKにしちゃったり、全然できてなくても方向が正しければ、それで満足してしまったりと、歌に対する向上心というモノが不足しているように見えるのだそうです。つまり「全然ハングリーじゃない」って事です。

 そんな現状に満足している人間に歌は歌えないのです。歌う人間は、常にハングリーでないとダメ。いつも不足感がないとダメ。常に更なる高嶺を目指していないとダメ。そうでなければ、歌など歌えないし、オペラアリアなんて、ムリムリムリ~の世界なんです。

 言われてみれば、そのとおりかもしれません。私の日々のライフスタイルは変える事はできませんが、歌に対する態度は、確かにこのままではいけません。もっと、貪欲に、もっとハングリーでないと。

 もっともっともっと…という気持ちがなければ、いつまでもハイトーンが出せないままなのも分かりますし、ハイトーンのないテノールなんて、存在価値ないです。

 もっと貪欲に歌に取り組まないと、オペラアリアは確かに歌えないでしょう。

 そのためにも、まず、声は「奥で上へ!」です。とにかく声のポジションの事だけを考えていればよいそうです。「奥で上へ!」です。大きな声を出そうとか、高い声を出そうとか、そういう欲は一度全部捨てて、ただひたすらにポジションキープだけを考えるように。それが今の私の課題です。

 それに先生がおっしゃるには、声の事は当面考えなくても、私の生まれ持った声とノドは十分強いので、しばらくの間、何もしなくても、すぐにどうにかなると言うものではないそうです。それよりも、今は声のポジションのことを常に考える。「奥で上へ」と意識すること。声の入り口と出口の距離をうんと取ること。ここがポイントなんだそうです。

 さて、次の私の欠点。それは音程が怪しい事(涙)。その原因の一つとして考えられるのが、舌根が高くなっていて、声が自分の頭の中で反響して側鳴りになってしまって、声が飽和してしまい、歌っている私自身が、肝心の音程が分からなくなっていると言うのがあります。つまり「自分の声がうるさくて、体の中で声が混じり合って、単なる騒音になってしまい、そこから音程を感じ取る事ができない」って事です。確かに、私は自分の声がうるさくてたまりません。歌い始めると、自分の声しか聞こえないもの。伴奏のピアノとか、本当に聞きづらくいですが、そういう状態で歌っているから、音程が怪しくなるのだそうです。

 まず、声は遠くに飛ばすこと。体の中に声を残さないこと。自分の声を自分の体の中から聞くのではなく、壁から跳ね返ってかえってきた声を聞くこと。そうやって音程を感じるようにすること。そのためにも、舌根を下げる必要があるのだそうです。

 そこで宿題その1です。毎日10分、鏡を見ながら、舌根を下げ続けること。ただし、舌の筋肉が釣ったら止めても良し。ちょっとやってみました。連続で舌根を下げられるのは、現在のところ、せいぜい15秒程度です。これを毎日10分ですか? 10分行く前に、絶対に舌が釣るなあ…。

 さて、コンコーネです。6番です。三回目に突入かな? 発音練習で指導されたのと同様に「ドミソ~」の部分(3~4小節など)の「ソ」は声を奥に置いたままで上を開けて歌うこと。上を開ける時に、上へ通じる道も一緒に開けること。そうしないと「ソ」は出ません。やってみると、実にしんどいです。腹筋地獄です。それに、へんなところ(奥の上…って場所なんでしょうね)から声が出る感覚が、結構気持ち悪いです。

 またフレーズには中程度の跳躍が頻発しているけれど、下の音程に飛んだからと言って、絶対にポジションは変えない。これも結構しんどい。腹筋がちぎれるかも?って思うほどです。

 ポジションキープを考えながら歌っていると、とにかくシンドイです。必ず途中でバテてしまって、最後まで声が持たないのです。ほんと、ダメだなあ。

 そこで、宿題その2。毎日、たっぷり歌ってくる事。私の場合、歌う体力が本当に少ないので、すぐにバテてしまう。合唱なら休み休みでもいいし、疲れて落ちてもどうにでもなるけれど、ソロはそうはいかない。まずは歌を最後まで歌いきる体力を身に付けないといけない。そのためにも、日々、たっぷり歌ってくる事。ラジャーです。

 それと、妻から「無駄に力が入っているんじゃないの? いかにも熱唱してますって感じに聞こえるけれど、もっと楽に自然に聞こえる歌い方の方が良いんじゃないの?」と言われました。 確かにそのとおりです。しっかりと支えを入れながらも、無駄な力を抜いて、楽に歌わないと、ダメですね。

 そんなこんな含めて、宿題その3です。コンコーネを可能な限り、ずっと先まで譜読みをして来ること。ちなみに、過去の例では、可能な限りずっと先まで譜読みをして来いと言ったら、10番先までやってきた生徒がいるそうです。はは、プレッシャーですね。

 つまり、宿題その2と合わせて考えれば、自宅でコンコーネをたっぷりやって来いってことですね。はい、そうさせていただきます。

 さてさて、トスティ歌曲で「もう一度(ancora)」です。

 まずは一回、通して歌ってみました。よく勉強していますねと、本日始めて誉められました(ぶいっ!) しかし、ブレス多すぎと注意されました。もっとブレスの回数を減らして歌うことと、ブレスの箇所をきちんと指定されてしまいました(かなり少ないです)。こんな少ないブレスで歌えるかと、表情に出したら、先生がやおら歌いだしました。「ほら、人間技でなんとかなるでしょ」 はい、そうですね。

 言葉の解釈で一カ所、指摘を受けました。二番の「Baciar(口づけをする)」はもっと優しく歌うべきでしょうとのこと。私の解釈では切望しているのだから、激しくBaciarなんですが、ここはBaciarではなく、その後の「Ancora(もう一度)」に歌のピークを持っていった方がいいでしょうとの事。「もう一度、口づけを」ではなく「もう一度、くちづけを」なのね。納得です。

 と言うわけで、宿題その4。次までに、この曲を暗譜してくること。次回のレッスンでの歌唱は、録音してブログにアップすること。そのつもりで練習してくること。

 この手の曲を暗譜するためには、まず、歌詞を詩としてきちんと暗記暗唱すること。何となく、口癖で覚えないようしてください、と言われました。

 それと、この歌は、きちんと仕上げたら、私のレパートリーになるそうです。どこかで「一曲歌ってください」と言われたら、この曲を歌うと良いそうです。それくらい、この曲は、今の私を生かせる曲なんだそうです。そうですか、がんばります。

 歌と直接関係ありませんが、服装の注意を受けました。やせてきた(約10Kg減)のだから、服装を変えて、もっとピチっしたものを着てくださいとの事。私は基本的にダブダブのルーズな服装が好きなので、痩せたのをこれ幸いって感じで、今までの服をだぶだぶにして着ていましたが、それはNGって言われました。普段から、体の線が見える服装にすることは大切だと言われました。なぜなら、体の線が見える服装だと、姿勢が悪いと格好悪く見えるから、常に姿勢に気をつけるし、お腹が出ていたらみっともないから、常にお腹を引っ込めているでしょ。それが歌にとって、大切なことなんだそうです。

 それと、ヴァイオリンに夢中になるのは結構だけれど、ヴァイオリンを練習する時間があったら、もっと歌の練習をしなさいと、歌の先生として、当然の注意を受けました。もっともっと歌の練習をしないと、いつまでたっても、オペラアリアが歌えるようにはならない。必死で歌の練習をして、なんとか今年中にオペラアリアが歌える体を作る事をこころがけてください。そのために、これからもビシビシやっていきますとおっしゃられました。

 大丈夫です。こっちもそのつもりですし、ヴァイオリンは、元々、声が出せない時間帯で練習するので、歌には支障が出ないはずですから。

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