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2010年1月 5日 (火)

私が聞いたポピュラーフルート その3 ターニング・ポイント編

 昨日「もう少し深みにはまった」と書きましたが、クラシックからだいぶ離れた演奏(当社比)という意味です。私的には、こういう音楽がこの世に存在するとは思わなかった(おおげさでなく)というCDをご紹介します。

 まず最初はやはりハービー・マンです。「ベスト・オブ・ハービー・マン」の「メンフィス・アンダーグラウンド」がいいですね。

 本当はベスト盤ではなく、オリジナルアルバムをご紹介するところなのでしょうが、生憎とオリジナルの方は聴いたことがない(笑)ので、聴いたことないアルバムは、お薦めできませんわな。ほら、何しろ、フルート始めて2年目に私ですから、色々なところのキャリアが少ない少ない。ベスト盤で勘弁してくださいな。

 でも「メンフィス・アンダーグラウンド」という曲はいいですね。どれくらい良いかと言うと「油断すると勝手に頭の中でグルグル再生されてしまう」くらいに良い曲ですし、大好きです。ベスト盤ですから、他の曲もすごいんでしょうが、今の私では、残念な事にその良さが全然わかりません(悲)。今のところ、ハービー・マンのベスト盤は「メンフィス・アンダーグラウンド」を聞くためのアルバムと化してます。

 その代わりと言ってはなんですが、ハービー・マンは「ドゥ・ザ・ボサノヴァ」というアルバムがあるんですが、これが私は大好きです。

 後から知ったのですが、このアルバムの中でマンはカルロス・ジョビンやセルジオ・メンデスと共演しているんですねえ。へえーって感じです。軽快なリズムでノリノリでフルートを吹いてます。これがまたいいんですねえ。

 もしかすると、私は、フルートに関して言うと、重めのアフタービートよりも、こういう軽快なリズムの方が好きなのかもしれません。

 軽快なリズムと言うと、デイブ・ヴァレンティンの「ワールド・オン・ア・ストリング」も大好きです。これも、本当にリズムが軽快なんですね。このCDは、実はジャケ買いなんですが(笑)、サウンド的に当たりだったのでうれしいです。

 ちなみに、このジャケのどこに惹かれたかと言うと、彼が持っている“ゴールド”フルート。これ実は、彼の持っているフルートが光の加減でゴールドに見えただけで、他の写真だと、普通にシルバーなんですが、私はてっきりゴールドフルートだと勘違いしちゃって買いました。

 だって、ポピュラー系のフルート奏者でゴールド吹いている人なんて皆無でしょ。そんな変わったプレイヤーだから、きっと奇妙な演奏をするに違いないと思って買いました。

 買ってみて、よくよく写真を見たら、シルバーフルートだったので、ちょっぴりガッカリしたんですが、演奏を聴いてみて、大満足でした。いいよ、これ。

 ちなみに、本当にジャズやポピュラーのフルーティストさんは、ゴールドフルートを使いませんね。ゴールドを使うのは、一部のクラシック系のフルーティストさんばっかり。日本では、アマチュアですらゴールドを使うというのに…ね。なんででしょ。

 そうそう、CDのブックレットによると、ヴァレンティンさんは、ヤマハのフルートを使っているそうです。何使っているんだろ?

 本日の最後は、イアン・アンダーソンで「ルピのダンス」です。

 ええと、彼は世にも珍しいロック・フルーティストです。私の憧れのフルーティストは、ゴールウェイでもパユでもランパルでもなく、実はこのアンダーソンです。私はこの人を目指したいです。あ、音色的にはエミリー・バイノンを目指したいですが、演奏というか、スタイル的には、このアンダーソンを目指したいです。だって、すっごくかっこいいんだもん。

 ジェスロ・タルというロックバンド(本国イギリスではビックネームなバンドのようですが、日本では全然無名ですね:笑)で、作曲とヴォーカルとギターとフルートをやっているオッサンなんですが、ソロアルバムではフルートメインの曲をやってます。

 ああかっこいい、(アラフィフのオッサンの腰ですが)腰が抜けちゃうくらいに、サウンド的にかっこいいです。私は本当にイアン・アンダーソンになりたいです。ああ、彼のやっているような音楽をやってみたい。ついでに鯉の養殖もやってみたいです(意味不明)。

 明日は、さらにもっと、深みにハマります。

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コメント

「Memphis Underground」いいですね。
Herbieは録音がたくさんありますからね。

Herbie Mannは、アルバム「London Underground」で
Claptonの「Layla」や、
Rollin' Stonesの「Bitch」なんかも演奏してますよ。

家にあるLPのオリジナルジャケットは
真ん中の白いところだけで
タイトルも何もない、
Herbieの上から撮影した
かっこいいジャケットです。
録音は1974年になってますね。

(さすがにCDだと、
目立たないと思ったのでしょうか。)
HMVのリンク
http://www.hmv.co.jp/digital/product/detail/sku=2111814034

Dave Valentinのアルバム「Mind Time」の
「Feel like jazz」もお薦めです。
この人のイメージは明るい軽快さですね。
フルートなのに、ラテンパーカッションの様でもあるし。

ブラジル系だと「Tamba Trio/Tamba 4」も良いですよ。
最初3人だったのが、後に4人になり、
また3人になったグループですね。
ベースのBebeto(ベベート)がフルートも吹くのですね。
「Mas Que Nada」(マシュ・ケ・ナダ)あたりが
有名で、(フルートはなし)
冒頭「尾張屋よ...」で始まって...

Jethro Tullは...
お任せします。
金魚の養殖も(?!)。

オハーです。
ハービー・マンの「ドゥ・ザ・ボサノヴァ」を検索してたとこです。「メンフィス・アンダーグラウンド」は若きし頃、良くラジオ(FEN)で聞いてました。(笑)
ハービー・マンを購入したいとこですが、年末年始でCD、教本、Saxのマウスピース、リガチャー、飲み代と出費がかさんで、懐が寂しい!(泣)
実は、飲み代の出費が…(泣)、今月は、まだまだあります。
「Mas Que Nada」をフルートで演奏すると、結構いいすよ。!(笑)

>ひょっとこさん

 Herbie Mannの「London Underground」は確かにおもしろそう。とりあえず、心のお買い物リストに入れておきます(笑)。

 そうそう、Tamba Trioは初耳です。そうですか、ブラジル系のバンドですか。このグループも心のお買い物リストに…(笑)。ところで「マシュ・ケ・ナダ」と言うと、セルジオ・メンデスしか思い浮かびません(大笑)。

 金魚の養殖というか繁殖は、なかなかに難しいです。実は一度、失敗してます(汗)。

>はっチャンさん

 懐具合が寂しいのはどこも一緒です。私も色々と欲しいものだらけです。年を取って、色々な欲は枯れてきましたが、物欲は案外まだまだ枯れないものです。

 それにしても「マシュ・ケ・ナダ」は、私の中ではフルートっぽくない曲に分類されていますが、実はそうでもないのですか? へー、譜面は持っているので、今度、遊び吹きでやってみようかな? 色々やることが多くて、大変ですわ。

その3で、一気に「変態度」が増してきましたね。
ジャケットを見るだけでもおもしろいですね。

イアン・アンダーソンのパッセ(片足を膝につける)は、どこかでみたような気がします。
何かのパロディーでしょうか?

ハービー・マンの「メンフィス・アンダーグラウンド」は、元のアルバムの他の曲もいいので、機会があればお試しください。

この年代から70年代くらいの曲は、他の方も含めてまだ不明な人が多いので、開拓したいです。ロックとかディスコっぽいの。

デイブ・バレンティンも、いくつか聴いてますが、知らないCDがたくさんあります。このCDも聴いてみたいと思います。

>アリサさん

 意識していませんでしたが、確かに変態度が上がってる~。つまり、私は“変態好き”という事なんだなー、いや~、自覚しなくっちゃ。

 パッセのイアン・アンダーソンですが、彼のキャッチコピーは「狂気のフラミンゴ」なんだそうです。デビュー以来、一貫して、あのパッセのスタイルでフルートを吹きまくるという、筋金入りの変態なんです。デビュー以来と言うので、1968年からずっとと言うわけで、かれこれもう40年、パッセでフルート吹いているんですねえ…。変態も極めれば、立派な芸です。

 でも、このスタイル、日本人には「狂気のフラミンゴ」というよりも「おフランス帰りのイヤミ」でしょ、「おそ松君」の「シェー」でしょ(笑)。マンガ連載が1962年からで、最初のアニメ化が1966年だそうなので、私の中では、アンダーソンがイヤミのパクリをしたんじゃないかって疑ってます。

 違うか?

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