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  •  今時、インターネットエクスプローラーを使っているヤツが悪いんだろうけれど、今日のインターネットエクスプローラーは動きが遅いし、挙動が不審だ。でも、インターネットエクスプローラーじゃないと困る事だってあるんだよね。最新ブラウザのエッジがすべての面で、旧式のインターネットエクスプローラーよりも優れているわけじゃないしね。ああ、困った困った。
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2009年1月の記事

2009年1月31日 (土)

カスミは転覆病…

 今までは水槽の奥の方に隠れてばかりいたカスミさんですが、最近は心を入れ換えたのか、よく水槽の前面に来るようになりました。それはいいのですが、どうやらカスミさん、転覆病のようです。

 水槽の前面に来始めた頃は、まだ転覆というよりも、直立不動?みたいな感じだったのですが、直立不動がそっくり返るようになり、今では完全に腹を上にして浮いています。

 今まで我が家の水槽では、大きくなりすぎた運動不足の琉金が、たまに転覆病になってましたが、オランダがなるとは始めてのケース。オランダは体型的に転覆病になりづらいはずなんだけれどなあ…。

 転覆病は、その原因がよく分かりません。私は個人的に運動不足の金魚がなる病気だと思ってますが、本当のところはどうなんでしょうね。カスミも転覆病になる前は、極端な運動不足だったからなあ…。

 転覆病になったからと言って、転覆病そのもので死ぬ金魚はいません。ただし、腹を上にしている状態は金魚にとって、かなりの苦痛なようで、体力はドンドン落ちます。結局、転覆病になった金魚は体力が尽きると死ぬようです。短い子で一週間くらい、長い子だと半年くらいで星になってしまいます。

 転覆病を治療する方法はありません。つまり、転覆病になったら、死へのカウントダウン始まったと言っていいでしょう。

 不幸中の幸いは、転覆病は伝染性のない病気だということです。ですから、最期の時が来るまで、カスミはメイン水槽にいれてやっておこうと思ってます。

2009年1月30日 (金)

何だかんだ言っても、ミクシィに入った事が、今月の一番大きな出来事かな?[2009年1月の落ち穂拾い]

というわけで、mixiに入りました

 表題のとおり、mixiに入りました。マイミクシィという概念には、未だに慣れない私です。しかしブログでコメントのやりとりをしている人に「マイミクシィ申請」をして断られると、すごくヘコみますね。人それぞれとは言うものの…やっぱりマイミクシィ制度は罪作りな制度だと思います。いや、ほんと。立ち直れないよ…。

 やっぱり知り合いを「マイミクシィな人」と「マイミクシィではない人」に二分するのは、心が痛いです。

 でも、もうすぐミクシィも公開制になり、アメブロのように、誰でも参加できるようになった時、誰一人としてマイミクシィがいない人が大勢発生するわけだけど、それってどうなの?

 そういう人は、ミクシィで見かけた、おそらくよく知らない人にマイミクシィ申請をするだろうけれど、たぶん断られるよね。断られ続けて、心が折れて、ミクシィを去っていく人も大勢出るんじゃないかな? それってミクシィにとって、良いことなのかなあ…。

 あと、足跡機能も、どーかなー?って思ってます。

ああ、書きたいのに書けない事が多すぎる

 私のブログ運営上のルールの一つに「1日1記事アップ」というのがあります。つまり、一週間で7記事しか書かないというシバリです。7記事のうち、二つは金魚とダイエット&一般エッセイなので、音楽系の記事は週に五つしか書けません。

 声楽しかやっていなかった時は、それでも良かったのです。声楽のレッスンだけで週5記事は無理ですから。だから、レッスン以外の音楽ネタも結構書けました。しかし今は、声楽とフルートの二足の草鞋状態なので、週5の音楽記事は、レッスンネタしか書けない現状。あとは書けても、自分の楽器のことや、自分の周辺の音楽話だけです。

 本当は以前のようにレビューを書きたいものです。

 実は結構コンサートに出かけています。ま、寝てしまうものもたくさんあるのですが、感動して帰ってくるものもあります。そういうコンサートレビューは書きたいのですが、余裕がないですねえ…。

 あと、音楽映画や音楽DVDも結構見ます。CDだって買わない買わないと言いつつも、毎月コンスタントに2~3枚程度は買ってます(汗)。テレビの音楽特番も当然見ます。感想、書きたいです。でもね、なかなかね…。

 あと、記事のネタになるような事って、集中して起こることがありますよね。でも1日1記事なので、優先順位をつけて書いてアップしていくと、優先順位の低い記事は、書きかけのままアップされずに、時期はずれになってしまい(つまり賞味期限切れって奴)、そのまま削除されたりして、もったいないです。

 ま、それだけ、私の音楽ライフが充実しているということなのですが、それにしても、書きたいことが賞味期限切れになってしまうというのは、いかがなものよと自分に問いかける毎日です。

♯と♭の違い

 異名同音(例えば、ソ♯とラ♭)は、ピアノ的に考えると同じ音ですが、厳密に考えると、実は違う音です。違う音なので、作曲家は書き分けるわけです。オーケストラやフルートアンサンブルなど、ピアノやオルガンなどの鍵盤楽器が入っていない合奏で確かめてみると、よく分かります。ばっちり正しい音にハマった時は、美しい倍音が生まれますので、理屈抜きで分かります。

 現代フルートでは、異名同音は同じ運指になっていますので、指や口で音程を微調整すると良いのでは?

 演奏する時は、一般的には、♯はピアノの音よりも高めに、♭はピアノの音よりも低めにとるつもりで演奏すると効果的だと思います。どれくらい高めとか低めにとるかは…耳でハーモニーを聞いて微調整をすると良いと思います。

 ピアノやオルガンなどの鍵盤楽器がアンサンブルに入っている場合は、異名同音は全く同じ音になってしまいますので、そこまでこだわる必要はないと思います。

 この件に関して勉強なさる時は、音律について勉強されるとより良いと思います。

ドレミ出版の「フルート名曲31選(衛藤幸雄編 )」を購入しました

 ドレミ楽譜出版社の「フルート名曲31選」。おそらく、多くの方は、レッスンで使用する曲集として、または発表会用の曲集として、お使いだろうと思われますが、私はこれが家での遊び吹き用の楽譜です。

 収録曲目は以下のとおり。見づらいかもしれないけれど、曲目に31行も使うのはどうかと思うので、連続的に表記してみました。

シチリアーノ(フォーレ)/子守歌(フォーレ)/アルルの女よりメヌエット(ビゼー)/カルメンより間奏曲(ビゼー)/春の歌(メンデルスゾーン)/アンダンテ(モーツァルト)/歌の翼による幻想曲(メンデルスゾーン)/ナイチンゲール(ドンジョン)/パン!(ドンジョン)/メロディ(作者未詳)/タイスの瞑想曲(マスネ)/ガボット(ゴセック)/妖精の踊り(グルック)/子守歌(ケーラー)/春の海(宮城道雄)/シチリアーノ(バッハ)/ポロネーズ(バッハ)/バディヌリ(バッハ)/小舟にて(ドビュッシー)/亜麻色の髪の乙女(ドビュッシー)/小さな羊飼い(ドビュッシー)/シューベルトのセレナーデ/アヴェ・マリア(グノー)/トロイメライ(シューマン)/ラルゴ(ヘンデル)/白鳥(サン・サーンス)/金婚式(マリー)/ユモレスク(ドボルザーク)/インドの歌(R・コルサコフ)/熊蜂の飛行(R・コルサコフ)/ハンガリー田園幻想曲(ドップラー)

 たしかに、フルートの演奏でよく聞く定番曲ばかりです。

 で、なぜこの楽譜が遊び吹き用の楽譜になったかというと、ある日のこと、笛先生から「フルート名曲31選、買っておいてね」というメールがあり、買ってレッスンに持っていたところ「もう、この中の曲も吹けるだろうから、時間がある時に家で吹いておくといいです」とのこと。それで遊び吹き用の楽譜になりましたが…遊びで吹けませんって、全然(涙)。

 どうやら、フルートが吹けるとバレてしまった時、必ず「何かフルートを吹いてみてよ」とリクエストされるそうですが(確かにありそうですね)、そんな時は、この中の曲を吹くと喜ばれますよ、ということで、ここから日常のレパートリーを増やしましょうということらしいのですね。

 さっそく吹いてみようと思って、ざっと見たところ、だいぶ収録曲にも難易度で差がありそうですね。かなり難しめの曲から、譜面は簡単そうな曲(こういうのが一番やっかいだったりするけれど)まで、色々ありますわな。

 ううむ、どこから取りかかったら良いのか、全く皆目検討つきません。この曲集の中で「年を取って始めた、ろくに指も回らなければ、息も続かない、大人の初心者でも、頑張れば何とか手の届きそうな曲はどれでしょうか?」言い換えると「初心者向けのお薦めの曲はどれ?」というヘルプ信号を発信したところ、収録曲の中に、ヤマハのフルートグレードが分かる曲がありますとの情報を、銀色猫さんが教えてくださったので、それを自分のために、ここに書いておきます。

8級 「017 Polonaise(ポロネーズ)」
      「023 Ave Maria(アベ・マリア)」
      「024 Traumerei(トロイメライ)」

7級 「001 Sicilienne (シチリアーノ)」※バッハではなくフォーレの方。
      「026 Le Cygne (白鳥)」

6級 「003 "Menuet de ""L'Arlesienne""(メヌエット(「アルルの女」より))" 」
      「004 "Intermezzo de ""Carmen""(間奏曲(「カルメン」より))" 」
      「005 Fruhlingslied(春の歌)」
      「013 Ballet des Champs-Elysees(妖精の踊り)」、
      「006 Andante(アンダンテ)」

 もちろん、8級が簡単で、6級が少し難しい曲です。私のような初心者は、まずは8級あたりを攻略していくことにします。で、とりあえず、今のところは「トロイメライ」と格闘中です。

みんな自分のことしか興味がない

 元々声楽曲として作曲された曲をアレンジして器楽曲にした場合、たいてい、元の曲のフレージングなどが無視されて、無味乾燥なあまり面白くない(失礼)演奏になりがちだという問題に対して、以下のようなコメントをつけました。

 …この手の問題は、声楽と器楽の対立として考えるとおもしろいけれど、私が思うに(多少の偏見を覚悟していうと)、単純に「みんな自分のことしか考えていない」だけじゃないのかな? って思います。

 確かにアマチュアの楽器演奏者のレベルだと、元が声楽曲である曲を演奏する時、歌詞を意識するかというと、たぶんしないでしょう。特に外国語の曲だとまず聞きもしないだろうと思う。でも、それは声楽曲だから興味がなくて聞かないのかというと、そういうわけではなくて、元が他の楽器の曲であっても、意識しないし、特に聞きもしないのだと思う。

 それは単純に、他の楽器や演奏に興味がないだけなのだと思う。

 例えば、フルートの場合。フルートはオリジナル曲が極めて少ない楽器なので、レパートリーとなるべき曲はみな、元来他の楽器のための作られた曲をアレンジして持ってきたものばかり。だから、元は声楽曲だったり、ピアノ曲だったり、バイオリンの曲だったりする。そして、それらの曲を演奏するとき、、オリジナルまで逆上って勉強する人は、アマチュアではごくごく少数だと思う。普通の人は、たとえアレンジものであっても、最初からその楽器のために作られた曲として演奏してしまうと思う。つまり目の前の楽譜がすべて(クラシックの世界では当然の事?)だと思ってしまうわけだ。

 それはフルートだけでなく、他の楽器でも同じようなことが行なわれていると思う。例えば、ピアノ。ピアノピースにあるような曲のいくつかは、元は声楽曲だったり、オーケストラ曲だったりするけれど、声楽曲の歌詞の譜割りやブレスの位置を演奏に生かすか? オーケストラの豊かな音色をピアノ演奏に反映させるか? ね、でしょう。多くの人はやらないし、だいたい考えもしない。

 もう少し分かりやすく、歌の世界に話を戻します。

 最近でいうと、NHKの合唱コンクールの中学生部門の「手紙~十五の君へ~」という曲。私は、テレビで本選の様子を見てました。中学生たちはがんばって歌っていたけれど、みんなあの曲を「合唱曲」として考えて、合唱曲としてしか歌っていなかったでしょ。

 たしかに、あの曲は合唱曲にアレンジされていたけれど、元々はポピュラー系の女性シンガーソングライターの歌であること、歌いながら語りながら声の魅力で聴かせる独唱用の曲であること。それらを演奏者もその指導者たちも、どこまで意識していたか、とても疑問な演奏ばかりでした。小綺麗にハモってまとめても、本来の曲の持つ良さがちっとも出てこないのだよ。

 だから、最後の最後で、作曲者のアンジェラ・アキが出てきて、ピアノ一台で弾き語りをして、全部持って行ってしまったのだと思う。

 それもこれもみんな同じことなんだと思う。 

肌身離さず

 お出かけの時、フルートはどうやって持ってますか? という事に関するコメント。

 私は荷物二つのパターンです。つまり、フルートバッグと普段使いの鞄。普段使いの鞄の方は、その日の気分で、リュックだったり、手提げだったり、まあ色々と。

 フルートは普通のフルートケースとちょっとした小物がはいるタイプの奴。革製のしっかりしているものを使ってます。

 基本的に手に荷物を持つのがイヤなので、鞄とフルートをそれぞれ逆に斜めがけしていたりします。自分の右側に鞄が、左側にフルートがというパターンが多いかな?

 荷物を二つにすると、カッコ悪いし、かさばるけれど、良いことも一つあります。それは“フルートを肌身離さず持っていられる”ということ。電車に乗った時、荷物は網棚へ上げるけれど、フルートは首に下げたままだし。部屋に入って、鞄を置いても、フルートは持ったままだし。外食中も…フルート首に下げたままだしって感じかな?

 結局外出中は、基本的にフルートは肌身離さずです。だってひったくりも怖いけど、ケースごと落ちたりしてもこわいでしょ。安全安心が最優先です。

今月の高音事情

 特に変化なし。声楽三年生に期待しましょう。

今月の歌曲

 新しい曲ばかりでなく、たまには以前歌っていた曲も、たまに歌っておくと、レパートリーの定着という意味でいいかなあと思うようになりました。試しに今月は「カロ・ミオ・ベン」を歌ってみました。こんな感じで、いけたらいいなあと思ってます。

 コンコーネ50番(高声用)3番
 コンコーネ50番(高声用)4番
 コンコーネ50番(高声用)5番
 グノー作曲「Ave maria:アヴェ・マリア」
 ジョルダーニ作曲「Caro mio ben:カロ・ミオ・ベン」
 スカルラッティ作曲「Son tutta duolo:私は悩みに満ちて」
 ボノンチーニ作曲「Deh Piu a me non v'ascondete:ああ、もうわたしから姿を隠さないで」
 石桁真礼生作曲「ふるさとの」
 デンツァ作曲「Funiculi-funicula:フニクリ・フニクラ」

今月のフルートソロ(遊び吹き含む)

 愛のプレリュード(We've Only Just Begun:カーペンターズ)
 チム・チム・チェリー(Chim Chim Cher-ee:メリー・ポピンズ)
 メロディー・フェア(Melody Fair:ビージーズ)
 悲しき慕情(Breaking Up is Hard to Do:ニール・セダカ他)
 フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン(Fly Me to the Moon:みんな歌ってる)
 イパネマの娘(The Girl From Ipanema:ジョビン他)
 トロイメライ(原曲はシューマンのピアノ曲)

今月のお気に入り その1  SANYO デジタルボイスレコーダー ICR-PS380RM(K)

 今までは録音機材が無いという事に何ら不便を感じていなかった私ですが、録音機材があると、やっぱり便利。これは供給が需要を喚起するの良い例かもしれない。とにかく、結構使ってます。

 録音をして、聞いて、始めて分かる事がたくさんあります。やはり音楽系の習い事には、この手の簡易な録音機は必須かもしれない。どうして今まで持っていなかったのだろうかと、悔やまれる事しきりです。すっかりお気に入りです。

 で、結論から言えば、録音できれば録音機材としてはそれで十分なわけですが、それでもこのボイスレコーダーならではの良さもあるで、多少、宣伝じみるけれど、こいつの良いところをちょっとだけ書いておきます。

 まず、テレコ(カセット・テープ・レコーダー)よりも音がクリアで良いこと。それだけで、テレコから乗り換える理由としては十分です。

 電池が充電池であるエネループを使用していること。エネループも単三形なので、もし充電切れを起こした時は市販の単三の乾電池の使用ができます。またボイスレコーダー自身が充電機能を備えているので、パソコンから充電できるので、電源周りの取り扱いがとても楽。

 軽くて小さい。パソコンのUSB端子に直挿し可能で、外部ストレージとして認識。これはかなり楽。また、パソコン上では単なる外部ストレージなので、ファイル操作などに特別な専用ソフトは全く不要。単なるUSBメモリーとしても使用可能。生成ファイルも普通のファイル(WAVやMP3)なので、全く普通のファイルとして扱えばいいので、その加工はいつものお気に入りのソフトで使えるのでこれも便利。

 パソコン使いには、気楽に使えるボイスレコーダーですよ、これ。逆に言うと、パソコンを使わない人には、あまり薦められないボイスレコーダーかな? パソコンでの併用が大前提になるボイスレコーダーですから。

今月のお気に入り その2  As Larangeiras

 なんて読むのかも分かりません。笛先生の最新アルバムのタイトルで、おそらくそのグループの名称も兼ねているような気がします。

 ボサノヴァのアルバムなんですが、ギター・ピアノ・フルートにボーカルだけの(おそらく)一発取りのアルバム。これがとても癒し系で良いのですよ。目下の私のヘビーローテーションアルバムなんですよ。本当に“お気に入り”です。

 アマゾンなどの一般流通には載ってませんので、ご購入の際は、笛先生に直接願い出るか、笛先生のライブ会場で発売されています。

今月の金魚

2009年1月24日 ヨサ(フタスジ君) 星になる
2009年1月下旬 カスミ 転覆病発病

  カスミの件に関しては、明日の記事に書きます。

今月のひとこと

あれは何ですか? え? あれって、今年のN響の第九演奏会のテノールですよ。あれを聞いた日本中のテノールが全員で「そこ違う!」とか「なぜ下がる!」と叫びまくっていると思います。ベートーヴェンの曲を勝手に作曲して歌ってはいけないでしょう。違う?それも一カ所じゃなく、あっちこっち、もう自由自在。ある意味、すごい大歌手さんでした。あれだけの歌は、なかなか歌えないです(もちろんイヤミです)。NHKには受信料払っているだよね、お金払ってアレなんだから、文句の一つも言いたくなります。(2008年12月28~30日)

近所のスーパーの営業時間は、31日が23時までで、元旦が8時からだってサ。つまり正月休み無しってわけだ。便利は便利だけど、働く人は大変だねえ。お手当てがたくさん付くにしても、世間はお正月でイチャイチャしてたり、飲んだくれてたりするんだよ。同情しちゃいます。(2008年12月30日~2009年1月1日)

あけましておめでとうございます。今年もブログ「老いた犬に芸は仕込めない?」と、すとんをよろしくお願いいたしますです、はい。(2009年1月1~5日)

お正月もとりあえず終りってわけで、歌い初めをしました。最初の発声練習で脇腹つりました(涙)。お休み明けのHi-Cは腹筋&背筋に悪いということだね。無理せず、ボチボチ行くことにします。(2009年1月5~6日)

mixiに入会しました。だからと言って、何が変わるわけではありませんが、風俗習慣マナーやルールの違うところでは、迷う事だらけです。全くもって、身動きがとれません。まあ、あちらはボチボチって感じですね。ちなみに、ここのブログをmixiの日記に設定してますので、mixiから来た人も、よろしくね。(2009年1月6~11日)

楽しみにしていた、オペラ「トスカ」が公演中止になってしまいました(涙)。呼び屋さんのムジークレーベンさんが破産してしまった(http://www.musikleben.co.jp/)からです。ペーター・ドヴォルスキー(テノール)を生で聞きたかったなあ…。チケットの払い戻しがあったら、その分をラフォルジュルネにつぎ込む事にします。でも、オペラ1回の費用で、ラフォルジュルネなら10回もコンサートが見れるぞ! オペラが高いのか、ラフォルジュルネが安いのか…、微妙。(2009年1月11~17日)

今私がはまっている「マイニチワワ」のブログパーツを右欄下側に貼ってみました。このブログパーツの「どうも、マイニチワ!」という文字部分をクリックすると「マイニチワワ」のページに飛びます。飛んだ先のビデオを見てやってください。おもしろいんですよ、これが。ま、私の個人的な楽しみのために貼った訳ですが、注意としては、音声の音量が大きいので、予め音量を絞っておいた方が良いところかな? それではお楽しみください。(2009年1月17~23日)

今年のラ・フォル・ジュルネは大幅に規模縮小のようですね。何があったのでしょうか? 東京国際フォーラムの開催日が6日間から3日間に半減。公演数も約400公演から300公演に25パーセント引き、バーゲンならウハウハだね。チケットは去年以上に入手困難になるのでしょうね。なんか尻つぼみ…、終わりの始まり…? 毎年楽しみにしていただけに、何か悲しいです。バッハじゃダメなのかな? 公式HPはこちら(http://www.lfj.jp/lfj_2009/)。(2009年1月23~25日)

今月の落ち穂拾いは以上です。

2009年1月29日 (木)

さようなら、また会う日まで

 声楽をきちんと学び始めて二年がたちました。この二年間、私はグループレッスンで声楽の勉強をしてきましたが、それも、今回で終わりです。今回のレッスンを最後に、私はグループレッスンをやめることにしました。今まで一緒に歌の勉強をしてくださった、お姉様方には、ただただ感謝感謝でございます。

 声楽のグループレッスンをやめて、どうするのか? 声楽レッスン、いや、声楽そのものをやめてしまうのか?

 そういうわけでは決してございません。それどころか、いやがうえにも「歌が上手くなりたい」という情熱は、今まで以上に燃え盛っております。

 今月、声楽を習い始めて、いよいよ三年目に突入です。いわゆる“声楽三年生”になるわけです。小学生なら中学年ですよ、中学年。いやあ、立派なもんです。

 今までの二年間はグループレッスンという形で、今までの独学でついた悪い癖を一つ一つ取り除き、正しい発声技術を基礎から丁寧にゆっくりと学んできましたが、そろそろ基礎から次の段階に…、そこで二月から新学年に突入するという事もあり、心機一転のクラス替えです。より一層の歌の上達のために、学びの場を変えることにしました。

 ま、本来ならば、グループレッスンにも、初級、中級…などとグレード別にいくつかのクラスがあれば理想的なのですが、ウチのところはそうではないので、私はグループレッスンから、プライベートレッスンに移ることにしました。

 プライベートレッスン…ま、大雑把に言えば、個人レッスンのようなものです。ただし、私の場合、先生とマンツーマンの“個人”レッスンと少し違います。と言うのも、プライベートレッスンですが、先生とはマンツーマンではないので、正確な意味での“個人”レッスンとは少し違います。

 マンツーマンではない…はい、今度のクラスにも同級生がいます。その同級生は誰かと言うと、私の妻です。そうです、新学年からは、妻と一緒にレッスンを受けることにしました。

 つまり、今まではグループレッスンという場があり、そこに私を含めた、歌の上達を願っている人々が生徒として参加するという形でしたが、今度は私達夫婦がいて、そこに先生をお呼びしてレッスンしていただくという形になります。

 ??と思われる方もいらっしゃるでしょうが、分かりやすく言うと、私と妻と、それぞれがキング先生の個人レッスンを受けるのです。そういう意味では個人レッスンなのですが、普通の個人レッスンと少し違うのは、それぞれが別々の時間場所でレッスンするのではなく、二人一緒に教室に入り、準備体操的なレッスンは一緒に行い、その後、交代で個人レッスンを受けて、一緒にレッスンから帰るというところが、ちょっと違います。もちろん、自分のレッスンはもちろん真面目に受けますが、相手のレッスンの時は、その様子を見学するという、少し変則的なレッスン形式で学びます。

 ま、ずばり言えば、二人まとめて一度に個人レッスンを受けちゃいましょうという感じです。

 レッスンのペースは今までと同じ一回1時間の月2回なのですが、今までとは違い、基本的に個人レッスンなので、私と妻とは、それぞれに別の課題が与えられ、別の指導を受けるという点が、グループレッスンとは違います(グループレッスンは、それぞれの指導ポイントは違ったとしても、基本的に全員同じ課題が与えられる)。さらに相手のレッスンが見学できるので、家に帰ってから、レッスンの反省会ができますし、互いにダメ出しができるという利点もあります。

 妻は、私よりも音楽歴の長い人間で、音楽の経験値も高い人間です。現在も二つの合唱団を掛け持ちしているくらいの歌好き人間(ただし楽器は全くダメ)なのですが、個人レッスンを受けたことはなく、発声は全くの我流です。あ、我流と言え、合唱団での“ボイトレ”程度はやってますが…。

 我流の発声テクニックに限界を常々感じていましたし、私が声楽の個人レッスンを受けていることに感心を持っていました。以前、キング先生の(私とは別のクラスの)グループレッスンも体験で参加したこともあるのですが、やはりグループよりは個人レッスンが受けたいと言ってました。でも、個人レッスンはなんとなく心細いし…というのが彼女なりの感想。それで今まではなかなかレッスンに踏み出せずにいました。

 そういう時に、私がそろそろグループから離れて個人レッスンをしたいなあと漏らしたので「じゃあ、一緒に…」という事になったわけです。二人一緒なら、いわゆるグループでのレッスンとは違いますし、心細くもないです。それに夫婦で一緒にレッスンを受ければ、それはそれで楽しいじゃありませんか。それに私にしても、今まではグループレッスンでしたし、グループレッスンには個人レッスンにはない良さも感じていたので、完全な個人レッスンになってしまうのがもったいないという気持ちもありました。そんなわけで、こんな形のレッスンになりました。

 てなわけで、この二月で声楽三年生になる私ですが、三年生からは、学友を変えて、新しいクラスで歌の勉強を始めます。

 さようなら、また会う日まで、お姉様方。
 これからよろしく、一緒にがんばりましょう、ウチの奥様。

 先生は今までと変わらずにキング先生です。これからもよろしくおねがいします。

2009年1月28日 (水)

ちゃんと上達していました

 声楽のレッスンは、発表会モードに突入しているようです。それぞれの個人の課題曲が決まるまでは、発声中心のレッスンです。声が良ければ良い歌が歌える、というわけではありませんが、良い歌を歌うためには良い声が必要なのは、自明の理ですから。

 今回のレッスンの最後に、ここ一年間のレッスンで取り上げた曲を、再び歌ってみました。「オンブラ・マイ・フ」「カロ・ミオ・ベン」「うつろの心」の三曲です。あと、今回は歌いませんでしたが「通りゃんせ」も最近歌った曲です。1年間で4曲。グループレッスンで内容を濃くしてやっていくと、どうしてもこのくらいの曲数になります。

 いきなり「歌ってみましょう」と言われて、(暗譜で)歌えるかな?と思ったものですが、案外覚えているものです。上手ヘタはともかく、とりあえずこの三曲はいつでも歌える大切なレパートリーになったようです。

 単に歌えるだけでなく、結構、楽に楽しんで歌えました。習っていた当時は、あっちこっち大変だった覚えがあるのですが、それらも今では何とかくぐり抜けられるようになってました。

 日々の練習こそは積み上げてきましたが、どうも上達している、うまくなっているという実感のないまま、過ごしてきましたが、こうやって、以前取り上げた曲をしばらく時間を置いてから歌うと、楽に歌えるようになっているということは、多少なりとも上達しているのでしょうね。

 器楽のように、教則本がある世界なら、教則本の進度で、今自分がどれくらい上達しているかが分かりますが、その手の教則本のない声楽では、なかなか自分のポジションがわかりづらいです。分からない中、上達への不安は常にあるものですが、こういう区切りに確かめをして、上達の確認をするもの、悪くはありません。

 最後にもう一曲だけ歌いましょうと、キング先生。カロ・ミオ・ベンをもう一度歌ったのですが、なんかシンドイ。私はてっきりテンポを遅くされてしまった(テンポが遅くなると、より体力を消耗します)と思っていたのですが、実は楽譜がすり変わっていました。最初に歌った時は中声用の譜面。今回は高声用の譜面。どうりで疲れるし、一番高いところは、いつもどおりに歌っているのに、音に届いていなかったので何かヘンと思っていたんですが…。

 絶対音感がないので、この手のイタズラにコロっとだまされてしまいます(笑)。

 この曲をやっていた頃は、この曲を高声用の譜面で歌うなぞ、考えられないことでした。今は、若干の問題はあるものの、概ね良い感じで歌えます。私は一番高いところが届かなくてガックリしました(だいたい、そんなところまで行くと思っていなかったし…)が、先生がおっしゃるには、たしかに一番高いところは届かなかったけれど、それでも他のところはなかなか良かったとおっしゃっていました。

 やっぱり上達しているのですね。それと同時に今後の課題も色々と見えたような気がします。

2009年1月27日 (火)

始めからトバさない

 キング先生は時折、過酷な(?)練習を課します。例えば、それこそまるでフルートでのソノリテのような、ロングトーンでの音階練習を声楽で行います。それもそれなりの長時間。当然、つらいです。そのつらさはフルートの比ではありません。正直、過酷な練習だし、今だに意識が飛びそうになるし、立っているのがやっとという感じです。

 でもこれは必要な練習なんです。こういうプチな修羅場を何度も経験しておくことで、本当の修羅場を乗り越える力が付くのだそうです。納得。

 歌を歌うには当然スタミナが必要です。たった3分間であっても、きちんとした発声で歌を歌い続けるというのは、趣味のオジサンにとって、なかなか難しいことです。自宅での練習なら、スタミナ切れを起こしても、途中でやめたり、やり直したりは自由です。でも、人前での演奏(具体的には発表会)では、それは無しです。スタミナ切れを起こして、苦しくなっても、最後まで平気な顔をしながら歌い続けなければいけない。当然のことです。

 そんな修羅場を乗り越えるために、今からプチな修羅場を数多く経験しておきましょうという事です。経験をして、経験値を上げると同時に、それに対応できるスタミナ作り(つまり体作り)をするわけです。

 ロングトーンは意味のないことではないのです。

 実際に、歌の中で、単音のロングトーンなんて、あまりありません。しかし、一つのフレーズをまるで一つの音のように感じながら、一息で歌い上げることは、とても大切なことです。息は常に流れていないといけません。息が止まることは、音楽が止まることです。そして息を流し続けるには、それなりのスタミナが必要です。

 でもね、私。すぐにスタミナ切れを起こしてしまうのです。スタミナ切れを起こして、呼吸が浅くなって、ついにはノドがしまって…はい、終了! となります(涙)。

 私のクラスはグループレッスンですから、数人で一緒に発声練習をするのですが、いつも一番最初に脱落するのは、私。一番、体が大きくて、一番声量もあるのですが、一番スタミナがありません。ま、発声練習ですから、一番上はB♭まで行きます。そんな高音、出るわけないのですが、それにしても、かなり手前でスタミナ切れのために脱落してます。せめて同じ脱落するにしても「高音だから出ません」と言ってみたいものです。

 先生がおっしゃるには「すとんさん、最初からトバしすぎ。いい声が出るから(当社比)と言って、最初からトバしているから、後半、声が出なくなるんです」とのこと。大いに心あたりがあります。それなりの時間歌い続けられるように、スタミナ配分も考えて歌わないといけないのですね。

 歌うためのスタミナは、歌うことの積み重ねでしか、獲得できないと思います。だから、歌うことで体を作り、歌うことで筋肉を鍛えていくしかないのです。だからと言って、頑張りすぎると、体を壊すのも声楽の怖いところ。ほどほどに頑張り、賢く知恵を使って歌っていかないといけない。練習量が勝負で、練習さえすれば良い器楽とはそこが違うので、面倒と言えば面倒です。

 あせりは禁物。ゆっくりと時間をかけて、楽器(=体)を作っていくことから始めないと。なにしろ“声”という楽器は、楽器店で売っていないし、リペアマンさんが調整することもできないのだから、自分でコツコツと作り上げ、常に自分で良い状態を保つようにこころがけていなければいけないのですから。ゆっくりと、着実にね。

2009年1月26日 (月)

チャイナ娘をひさしぶりに吹いてみた

 最近は、アゲハ(アルタス1307)と遊ぶのに忙しくて、めっきりチャイナ娘(中国フルート:別名一万円フルート)を吹いていなかったので、久し振りにチャイナ娘を組み立てて遊んでみました。

 久し振りに見るチャイナ娘にまずびっくり。いやあ、キレイなのよ。ピカピカなのよ。光り輝いているのよ、これが。

 メッキってすごいね。ピカピカよ。そばにアゲハを並べると、よく分かる。

 チャイナ娘はピカピカ。顔も映るくらいピカピカ。でもこれ、やっぱり銀メッキとは違うみたい。なんか黒っぽいのよ。黒っぽくピカピカに輝いてます。パッと見、プラチナメッキみたいなんですよ。プラチナメッキなはずはないけれど(笑)、普通の銀メッキとはかなり違う光沢になってます。いったいどんなメッキなのでしょうか? ミステリアス・チャイナ!

 一方アゲハは、買った当初こそはチャイナ娘同様にピカピカだったけれど、今ではだいぶ白くなりました。かなり曇ってます。まあ、毎日磨いているので光沢はありますが、チャイナ娘とはピカピカのレベルが違います。フルートピカピカコンテストがあったら、チャイナ娘の勝ちだな。

 ま、毎日少しずつの変化だったので、気がつきませんでしたか、アゲハはだいぶサビたようです。総銀フルートはサビた方が良いらしいので、ま、いい感じじゃないですか? (いぶしてはいませんが)着実に“いぶし銀”に近づいているアゲハさんです。

 並べてみると、黒く渋めに輝くチャイナ娘に、白くくすぶった感じに輝くアゲハさんです。黒チャイナに白アゲハってとこかな。

 この黒白、二つのフルートにはそれぞれの特徴があります。

 今は冬で、室内も寒めなんだけれど、この寒い環境に強いのが、チャイナ娘。この子は室温に関係なく、結構安定して音を出します。

 その点、アゲハは繊細なのか、室温で音程が簡単に変わります。今の時期のアゲハは、しっかり温めてあげないと、ちゃんと音が出ないし、息を吹き込んだ途端に、半音くらい変わります(少しおおげさ)。休憩を取ると、その間に温度が下がってしまうので、休憩中もしっかり手で温めてあげなければいけないし、吹き始める前に息を吹き込んで温度をあげてないといけません。当然、簡単に結露もします。ああ、面倒な娘だ!

 が、チャイナ娘はそういう心配はあまりありません。この子、寒さに強いよ。この子は温める必要は特になし。いきなり吹き始めても平気平気。そういう意味では便利なフルートです。

 その代わり、吹き込んでも、あんまり音が変わらないのがチャイナ娘です。安定していると言えばそうなのですが、アゲハは吹き込んであげればあげるほど、いい音を出してきます。吹いているうちに楽しくなって、なかなか手放せなくなって、いつまでも吹き続けてしまうのが、アゲハです。一方、チャイナ娘は、ほんの少しの時間だけ集中して吹くのにいいかもしれない。チャイナ娘は吹き始めはいいんだけれど、長く吹いていると、音に飽きちゃうんだよね。

 そうそう、音と言うと、両方とも私好みの、深くて柔らかい系の音(つまり私自身がそういう音の傾向なのかもしれない)なんだけれど、違うのは、華やかさと芯の強さかな。アゲハの方が華やかで鮮やかなだし、一本、芯が通った音がします。少し離れて聞くと、ツヤツヤで、いい感じに聞こえるのがアゲハだそうです。とは言え、チャイナ娘も決して捨てたものじゃないですよ。

 ま、やはり全体的にうっとりした音を出すのは、やはりアゲハ。特に低い音域だと、チャイナ娘はアゲハには全くかないません。低い方の音はアゲハの圧倒的な勝利です。ただ、高い音に来ると、チャイナ娘も頑張ってくるので、好き好きと言えるかもしれない。

 それに、チャイナ娘は低音がとても出しづらい。音に魅力がない上に出しづらいのだから、世話が焼ける。だから、チャイナ娘は低い音がある曲には向かないけれど、これは調整すれば治りそうな気がする。だけど、問題は、一万円のフルートをどこで調整するべきかという難問。このクラスだと、お店が嫌がって調整を引き受けてくれないという噂もあるし…、多少お金がかかってもいいから、近所の楽器店に出してみようかな。

 この三カ月で私がだいぶリングに慣れたせいか、チャイナ娘のカバードのキーが吹きづらいです。なんか、キーがすべるような気がして、落ち着かないです。その上、キーのバネが固くって…。クリック、クリックって感じよ。指のトレーニングにはちょうど良いね。

 以前はそれほど感じなかったのだけれど、久し振りだと、チャイナ娘の工作レベルの低さにびっくり。頭部管はユルユルだし、足部管はキツキツ。そのあたりは以前と同じだろうけれど、毎日、日本の職人さんが作ったアゲハに触っているので、チャイナクオリティにがっかりするようになりました。

 そうは言っても、チャイナ娘は貴重な真鍮製のフルート。ここがこの子のポイントだね。これはこれでなかなかおもしろいよ。だけど、なぜ真鍮製のフルートが廃れたかって、おぼろげに分かるような気がする。やはり管体の鳴り方に癖があります。まあ、癖はあっても、絶滅危惧種なので、これはこれで、楽器としてはそれなりの価値があると思います。クラシックには向かないかもしれないけれど、遊びで吹くには(私の音程のコントロールがもっと上手になれば)十分かもしれません。

 まあ、何だかんだ言っても、チャイナ娘も私のかわいいマイ・フルートには違いがありません。色々と不出来な部分はありますが、大切に所有してあげようと思ってます。それに真鍮フルートを持っているって、ある意味威張れるし(笑)。

おまけ チャイナ娘がアゲハのケースに入らないものか、実験したところ、余裕でダメでした。いやあ、チャイナ娘の足部管が長いこと長いこと。同じC管なんだけれど、チャイナの方が余裕で長かったです。あとは、入るに入ったけれど、胴体管も長くてね…ギリギリだったよ。やっぱりフルートケースって、それぞれの専用ケースに入れないとダメってすね。

2009年1月25日 (日)

ピンチ! 着れる服が無い![2009年1月第4週・通算3週]

体重:105.8kg[-0.9kg:+-0.0kg]
体脂肪率:32.1%[-0.4%:-0.2%]
BMI:33.8[-0.3:+-0.0]
体脂肪質量:34.0kg[-0.7kg:-0.2kg]
腹囲:107.0cm[-1.0cm:+0.7cm]
     [先週との差:2009年当初との差]

 ダイエットって、エゲレスでは議会のことを言うのよ。

 いやあ、毎日、そふくしダイエットに励んでおります。おかげさまで、体調劇悪。今週の後半は、ほとんど毎日寝込んでおりました。ダイエットとは、身を削ることなので、どうしても免疫力が低下して、病気になりやすくなります。健康を優先すると、太って不健康になり、健康のために減量を行うと、免疫力低下で風邪をひく。人生、ままならぬものです。

 しかし、そふくしダイエットは、まあ、それなりの効果はあるみたいですね。とにかく、何とか体重の増加を阻止しました。さて、これから減少の方向に向かって頑張ります。

 ひとまず、100Kgを切る事を目指します。つまりあと6Kgはやせたいです。

 おそらく、そこまでは、そふくしダイエットで行けると思ってます。100Kgを切ったら、そふくしダイエットについて、堂々とここにアップしたいと思ってます。ま、だいたい、年頭の抱負にも100Kg切りを目指すと書いたので、まずはそこをゴールとし、その下はあくまでも希望という形で考えたいと思います(健康面から考えると90Kgを切れるといいのだけれど…)。

 さあ、ダイエット、頑張るぞ!

 さて、今週のエッセイです。

 実は6月には声楽の発表会があります。ああ、楽しみ。発表会と言えば、衣裳が命(笑)。それも声楽の発表会と言えば、ド派手が基本。何しろ、舞台の主役ですから…。

 女性はドレスで衣裳が大変でしょうが、男の場合、たいてい式服(葬式の服装)に蝶ネクタイでもすれば十分なので、安心していたら、先生から「タキシード着用、カマーバンドも」と宣告されました。

 うへー、タキシードですか。マントとシルクハットとステッキと仮面は必須ですか? セーラームーンは来てくれますか?

 それはともかく、タキシード持ってません。てか、堅気のオジサンには不要な衣裳でしょう。式服程度なら、職業上の必要と言うか、社会人のマストアイテムなので持ってますが、タキシードは、日常生活のどんな場面で着るものですか?

 ま、そういう時は、普通は貸衣装でしょう。近所の大手チェーン系列の貸衣装屋に行ったところ、店の人、私の体を見るなり、けげんな顔をするわけよ。「タキシードを借りたいのだけれど…」とおずおずと言った所、速攻「ございません」でした。

 タキシードなら貸すほどあるけれど、お前に貸せるタキシードはない、という事です。別に嫌がらせを受けたわけではなくて、単純に私のサイズがないし、在庫にもないということです。

 てなわけで、こりゃ買ってくるしかないかな?と思って、洋服屋に行ったところ、私の着れるサイズなんて、そりゃないよね。仕方無いので、デブ服専門店に行ったところ、店頭には、やっぱりありませんでした。そりゃあ、タキシードなんて、右から左に売れるものではないので、店頭在庫がなくても当然だ。

 「お取り寄せになりますが…」と言うので、お値段聞いてみたら、吊るしで10万円からだって。

 1ステージ(約5分)で10万円の衣裳ですか? もちろん、この10万円は最低価格だし、おまけにスーツだけなので、その他もろもろを入れれば、プラス2+α万円くらいは考えないといけないでしょう。

 さすがに衣装代10万円は、キツすぎます。このままでは発表会に来ていく服がありません(涙)。

 ちなみに私の服のサイズはK8よ。そりゃ、なかなか無いよね。

 妻がインターネットで貸衣装屋さんを何軒か当たってます。安くて安心なお店が見つかるといいですね(って、なぜか他人事)。

 やっぱ、ダイエットして、平凡な体型にしないと、貸衣装も着れないのだろうなあ…。

2009年1月24日 (土)

三度、ヨサ登場[そして星になる]

 この記事には追記がありますので、一度ご覧になった方も追記部分をお読みいただければ、幸いです。

 まずは、こちらの写真をご覧ください。

P1000559  写真中央にかわいい緋ドジョウがいます。はい、ヨサです。この子の以前のお騒がせな話はこちらこちらをどうぞ。

 この子、一体何をしていると思いますか? 実は、また挟まりました(笑)。右側にブロックのようなオブジェがありますが、この角のところと水草の根との間に背びれがひっかかっております(笑)。私が気づいた時は、もう丸二日たっておりました。

 まさか、こんなところにひっかかっているとは、普通は思いませんよね。はい、私も思いませんでした。ちょうど、写真にとりやすいところに顔を出しておりましたので、撮影した写真なのですが、普通ならカメラを向けただけで真っ先に逃げ出す子なのに、多少は暴れるものの、大人しく写真に収まっておりました。

 考えてみれば、昨日から、ずっとこの態勢です。不思議に思って、水槽のフタを開けて、頭を突っ付いたところ、大暴れはするものの、ここから逃げ出しません。

 どうやら、また引っ掛かっているようです(悩)。

 試しに、ブロックを持ち上げたところ、脱兎の如くに逃げ出しました。やっぱり、引っ掛かっていたんだ(呆)。

 普通、緋ドジョウは個体識別が難しいのですが、このヨサは以前引っ掛かった時の大怪我の跡が背中に残っているので、よく分かるのですが、なぜかいつもトラブルを起こすのは、この子なんです。もしかすると、この子は、ちょっと頭が弱い子なのかもしれません。なぜ、こんなに何度もトラブルを起こすのでしょうか? ちょっと、めまいがします。はい。

ここから追記部分

 この記事を最初にアップしてから、まもなくのこと、ヨサが星になりました。はさまれた事が直接の原因ではなかったと思います。以前から、時折、体調の悪そうなところは見せていたので、ある程度の覚悟はしていました。

 ブログを始める前から飼っていた子なので、どれくらいウチにいたかは、覚えていませんが、色々とヘマな事もしていましたが、かわいい奴でした。馬鹿な子ほどかわいいと申しますから…。

 ドジョウという魚は仲間意識の強い愛情深い生き物です。今回、ヨサが星になって、残った子たちの精神状態が心配です。

 これで、我が家のドジョウ界は、マドジョウ一匹(セボネマガリ)、緋ドジョウ二匹(チビと名無し)、縞ドジョウ(名無し)の四匹になりました。

2009年1月23日 (金)

フルートのピッチについて

 アゲハのピッチはA=442Hzで設計されております。レッスン場にあるピアノもA=442Hzに調律されています。なので、レッスンの前に軽くチューニングする時は、当然A=442Hzで合わせます(ちなみに私が普段使っているチューナーもA=442Hzにしてます)。

 これがアルテの二重奏のレッスンをする時のネックでございまして…、実は、先生のフルートは440Hzなんです。

 なので、二重奏をする時は、先生がフルートをうんと縮めて442Hzに合わせてくれるのですが、ついに先日のレッスンではチューニングの限界を超えてしまって、先生のフルートで音を合わせることができなくなってしまいました。

 部屋にはしっかり暖房が入れてあったんですけれどね…。

 ひとまず、アゲハの首を引っ張って音を下げて対応しました。

 たった2Hz。本当に数字的には小さな数字なのですが、管楽器には、結構こたえます。

 「ついこの前まで、A=440Hzだったのに、あっと言う間にA=442Hzになってしまいました」とちょっぴりお嘆きな先生でした。

 そうは言っても、ポピュラー系の楽器は、まだまだA=440Hzで、ギターもベースもA=440Hzでチューニングします。エレピやシンセもA=440Hzですしね。なんか、クラシック系の世界ばかりが、基準音が高くなるようで…。

 基準のピッチが多少高くなっても、弦楽器(ヴァイオリンなど)はそれなりに対応できるだろうけれど、管楽器は基本的に無理だよね。本来なら、楽器の買換え? でもね、フルートって安くないし、先生クラスになるとお手頃価格な楽器は使えないからね。世界中の管楽器奏者たちは、みな、悩んでいるのではないかな?と思います。

 ん? 楽器メーカーの陰謀? フルーメーソンの企み? 話を広げすぎたって? そうかも(笑)。

 440Hzを442Hzに合わせるだけでも大変なんだから、もっと基準ピッチの低いオールドフルートの方々の苦労が忍ばれます。合奏の時、大変でしょうね。

 訂正 周波数の単位を間違えていたので訂正しました。sigmaさん、ご指摘感謝いたします。

2009年1月22日 (木)

マフラーと毛糸の帽子と手袋

 寒いですね。これからますます寒くなってくると思うと、ちょっとビビります。寒い中、レッスンに行って困るのは、寒くて体がこわばっている事。うまく動かなかったりするし、やっかいです。

 これがスポーツだったら、準備体操とかも出来ますが、レッスンでは時間の都合もあって、すぐに中身に入ることも多いので、なかなか困ります。やはり一番大切なのは、いくら寒くても体を冷やさないということなのでしょう。

 まず首を冷やしてはいけません。首が冷えると全身に冷えがまわります。それに首が固くなると、ノドが広がりづらくなりますし、呼吸が自由になりません。マフラーは必須です。

 耳を冷やしてはいけません。耳は冷えたから言って、音が聞こえなくなるということはありませんが、耳が冷えてしまうと、頭部及び顔面の筋肉がうまく動かなくなります。そうなると口腔内の空間をうまく広げられなくなります。キレイな声(&音)のためには、広い口腔は必要条件です。そうなると、毛糸の帽子は必須です。

 フルートの時は指も冷やしてはいけません。指が冷えてうまく動かなければ話になりません。手袋は必須です。

 ああ、あとは鼻を温められると完璧なんだけれど、鼻は外気の取り込み口。ここばかりは防寒するわけにはいかない。

 薄着は体を冷やしますからダメですが、かと言って、着すぎるのも問題。暑くなって汗をかいてしまうと、今度はその汗が冷えた時がよくありません。体はホカホカでも、汗はかかない程度の温度にキープしないと、風邪をひいちゃうかもね。そういう意味では、重ね着を上手にすることと、室内用と街頭での服装にきちんと差をつけるのも大切。

 あと、寒さとは直接関係ありませんが、血行を良くしておくことも大切。血の巡りが悪くては良い音楽は奏でられません。

 とにかく、冬の寒さに負けないようにして、レッスンに通うようにしましょう。体が冷えていたばかりに、家ではきちんと出来たことが、レッスンではうまくできなくて、×もらっては、悲しいものね。

2009年1月21日 (水)

よその声楽教室の発表会を見てきました

 先日、地元の別の声楽教室の発表会を見てきました。ま、毎年のように見に行っているおなじみ声楽教室の発表会なのですが…。

 ここのお教室は音大受験生のための声楽教室なので、当然、お弟子さんたちは中学生と高校生しかいません。みなさん若くてピチピチしてて、オジサンはうれしいです。

 生徒さんは一人を除いて、あとはみな女の子。こうして音大はますます女子大化してゆくのでしょうね。ま、それはともかく。

 おもしろかったですよ。一人当たりの持ち時間が15分程度ありますので、どの子も3曲ずつ歌いますし、かなり長めのアリアに挑戦する子いますので、演奏会としても、後半はかなりおもしろかったです。

 後半は…と書きましたが、そうなんです。見応えと言うか、聞き応えがあったのは、後半です。どういうことかと言うと、たぶん、入門順かな? それとも学年順かな? どちらにせよ、未熟な生徒 -> かなり完成に近い子 の順番で歌っていくからです。

 最初の子は、本当に「つい最近、声楽を始めたばかりで、まだまだ声は出ません。今はノドを開くことを学んでます」なんてレベルの子から始まるわけです。実に初々しいわけですよ。

 ここから始まって、段々と発声が上手になってゆき、最後はもう、プロの歌手ではないかと思われるくらいに立派な声の子が出てきます。伴奏のピアノも、最初はフタを閉じてますが、発表会が進むにしたがって、ドンドン大きく開けられていきます。声量が増していくのが目で分かります。

 まるで、声楽学習の色々な過程を一度に見れる、ショーケースのような発表会で、大変興味深く拝見させていただきました。いやあ、おもしろかったです。おそらく、終りの方の子たちは音大を受験するのでしょうが、みなさん、合格されるといいですね。

 そうそう、出てきた子の発声のレベルは様々でしたが、みな一応に、音程は良かったです。やはり真剣に勉強している子は違いますね。

 大人の趣味系の声楽教室だと、私も含め、音程が怪しい人というのが、必ず数人混ざっているのですが、そこはそういう人は皆無でした。ま、音程が怪しい人は音大受験など、端から無理ですけれどね。

 つまり、音程だのリズムだのは、できていて当たり前。問題は発声とか表現力とか、ま、そんなところなんでしょうね。

 がんばれ、日本!(意味不明)

2009年1月20日 (火)

落ちこぼれました(汗)

 アルテをささっと終え、たまには曲もやりましょうというわけで、フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン(Fly me to the moon)をやりました。古いジャズの名曲ですね。

 そうそう、演奏前に先生から「この楽譜のコードだとあまりかっこよくないので、コードを変えます」と言われて、コードを変更。見たこともないコードがたくさん付きました(笑)。それはともかく…。

 一応、テーマ部分は家でさらっておきましたので、多少怪しいところもありましたが、まあまあ、先生のピアノと合わせて、ウキウキな気分でした。

 この曲のオリジナルはワルツでして、私の見ている譜面もワルツで書かれています。まずはワルツのリズムで楽譜どおりに演奏。次にこの曲はよく四拍子で演奏されるので、フォービートで演奏。三拍子で書かれている楽譜を見ながら、四拍子で演奏するのって、おもしろいです。やればなんとかなるものです。だいたいテレビなどから流れる「フライ・ミー~」は大半が四拍子系なので、耳なじみがあるので出来ました。

 で、先生は「だいたい良いのだけれど、ところどころリズム変換が違っている」とおっしゃいます。

 そう、今回のお題は「リズム変換」なのでした。このリズム変換というのが、とても大切というか基礎なんだそうで、このテクニックが(ジャズの)入り口なんだそうです。

 で、先生は色々とレクチャーしてくれ、実演もしてくれましたが、残念なことに私、全然理解できませんでした。いやあ、全く歯がたちませんでした。落ちこぼれました(涙)。

 まず三拍子系を四拍子系に変換する理屈が分かりません。理屈が分からないので、何となく感覚でやっちゃってます。それはあまり良いことではありません。

 三拍子を四拍子にする際に、音を伸ばすなり足すなりして、不足している拍を補って四拍子にするわけで、この変換にはきちんとした法則があるようなのですが、全く分かりませんでした。

 さらに四拍子系に変換した後のアクセントのつけ方(例えば、フォービートで行くのか、ボサノヴァで行くのか、はたまたシャッフルで行くのか、など)がまた難しくて、そこでも落ちこぼれました。

 何も分からないまま、落ちこぼれてしまったので、ブログには何も書けません。申し訳ない。

 宿題が出ました。それは「チム・チム・チェリー(原曲はワルツ:ディズニー映画「メアリー・ポピンズ」の中の曲)」を自分なりにフォービートに変換して演奏できるようにしておく事。

 まずは理屈抜きで体でやってみましょうとの事。で、その具体的なやり方は…まず歌ってみること。うまく手拍子等を使ってカウントを取りながら、この曲をフォービートで歌えるようにする。そして歌えたら、その歌をフルートで吹いてみる。この方法が良いとのこと。まずはいつもの「フルートの前に歌ありき」をやりましょうということです。

 今回のレッスンが今までの中で一番、難しかったかもしれない。

 「チムチム~」はコルトレーンがジャズにしてますが、あれはモードジャズという奴で、今回の私のリズム変換とは、また違った技法なんだそうです。説明を聴いたけれど、これもちっとも分からんちんでした。

 そうそう、フォービートって、クラシックの四拍子とは全然違うのよ。クラシックの四拍子は強拍が一拍目になるけれど、フォービートの強拍は(私の理解では)三拍目にあるんだよ、おもしろいでしょう。間違ってたら、ゴメン。

2009年1月19日 (月)

メトロノームの表記に惑わされずに、きちんと三拍子を感じながら吹くこと

フルートのレッスンに行って参りました!

 再度リベンジのアルテ7課の4番と5番ですが、今回も不合格でした。結局「指がまわっていない」「なんか遅れる」「次のところで帳尻合わせをしている」ってのが主な理由です。

 どうも私の感覚というか、練習方法に若干の問題点がありそうです。両曲とも、3/8(符点八分音符=66)なんですが、この「符点八分音符=66」という速度から、メトロノームの数値を66にして、一小節単位で拍子をとって練習していたのですが、これがどうもダメみたい。3/8なんだから、きちんと3拍子を感じて演奏しましょうとのことです。

 どうも一小節単位で拍子をとっていると、その一小節内で帳尻合わせをしてしまい、きちんと三拍子になっていないので、聴いているとバタバタした感じになってしまうそうです。さらに、バタバタしているので、小節内にうまく納まらず、次の小節にもはみ出してしまい、そこで帳尻合わせを無理やりしている…とか。

 だから、きちんと三拍子をカウントしながら吹くと良いとのこと。実際には、カウントしながら吹くと、わけ分からなくなりますので、メトロノームのリズムを三連符にして演奏すると、きちんと三拍子になるので、それを利用することにしました。

 で、家に戻って、メトロノームを三連符にして吹いてみると…たしかに落ち着いた感じに聞こえます。一小節が66ということは、一拍は約200の速さなのですが、不思議と忙しい感じには聞こえません。リズムって大切なんですね。まずは、メトロノームのガイドに従って、このテンポで吹けるようにして、それからメトロノームの リズムを通常に戻すことにします。

 次のレッスンまで2週間あります。もう、毎日毎日このフレーズを吹いて、この速さに慣れるようにしたいと思います。ま、とにかく、私は色々と弱点や問題はあるけれど、指がまわらないのが、今一番大きな問題だと思ってます。指さえまわれば、アルテなんて、どんどん進んでやるのに(焦)。ま、アルテが進むのが目的ではなく、目的はフルート上達なんだから、アルテが進まなくても技術が向上すればよいのです…と自分に言い聞かせております。

 指は、練習してゆけば、必ず動くようになるから…、そうなぐさめられています。

 で、今回のレッスンがこれだけで終わるわけもなく、話は次回に続くのでありました。

2009年1月18日 (日)

パンにこだわる[2009年1月第3週・通算2週]

体重:106.7kg[+0.9kg]
体脂肪率:32.5%[+0.2%]
BMI:34.1[+0.3]
体脂肪質量:34.7kg[+0.5kg]
腹囲:108.0cm[+1.7cm]
     [先週との差]

 いやあ、実にやばい。数値はご覧のとおり。前回の数字が悪いのは「お正月太りでえ…」という言い訳をしましたが、今週は言い訳がたちません。それなのに、やせるどころか、むしろデブデブ。

 さすがにこれではやばいので、妻とも相談して、ちょっと本腰を入れてダイエットをすることにしました。どういう方法かと言うと…「そふくしダイエット」。どんなダイエット方法かって? それはまだ内緒。結果が出たら…というか、まずは体重が100Kgを切ったら、多少の効果ありということで、そのダイエット方法を公表します。効果も出ないのに、ダイエット方法をぶち上げるのは、かっこ悪いと思いますので。

 ああ、ちょっとでいいから、やせるといいな。

 さて、今週のエッセイです。相も変わらず食べ物ネタです(だからやせない)

 我が家は基本的に和食が多いのですが、たまに、スープとパンだけという、「貧しいヨーロッパの家庭料理」を食べる事があります。「」を付けたのは、スープも具だくさんだし、パンもおいしいものを食べるので、全然「貧しい」食事ではないからですが(笑)。
 スープについては、また今度語ることにして、今日はパンの話をします。

 私は子どもの頃、パン食というのがキライでした。キライと言っても、それほど積極的なものではなく、何となくキライ、できれば別のものが食べたい、程度のキライさ。まあ、朝食にパンが出されると「ゲロー~っ!」って気分が沈み、でもそれでもきちんと食べて、一日テンションが低いまま生活するって感じですかね。

 パンが食事に出されると、なんか、損をした気分になるんですよ。それでブルーになってヘコむのです。つまり「パンなんざぁ、オヤツで十分。こんなものが、食事になってたまるか!」と深層心理で考えていたっぽいのですね。

 それが変わって、パン食もしっかり食事として考えられるようになったのは、大人になってから。Ceciliaさんのこの記事に出てくる「ポンパドウル」のフランスパンを食べてからです。ここのフランスパンを始めて食べた時に「これこれこれ、これが食事の時に食べるパンなんだ!」と心の中でひとりで叫んだものです、いやあ、懐かしい。

 だってね、ポンパドウルのパンに出会う前は、我が家で入手できるパンと言えば、スーパーのパン売場に並んでいる、大手製パン会社の大量生産の食パンとかロールパンとかがせいぜい。どのパンもまるでケーキのように柔らかいものばかりだし、糖分も油分もタップリだから、やはり私の中では「パンはお菓子」という感覚でした。おまけに昔の製品は、今のよりもだいぶ味も劣っていたし…。

 パン売場には食パンやロールパン以外のフランスパンなども並んでいたけれど、大手のフランスパンって、なんかしっとりしていて、柔らかいパンでした。それは今でもあまり変わらないか。

 結局、甘くて柔らかいフカフカなパンがキライな私なのです。

 そこへいくと、ポンパドウルのフランスパンは一味違う。何しろ、歯ごたえしっかり。パンの中身はほんのり塩味。油分控えめな感じで、まさに食事にピッタリ。こういうパンが食べたかったのです。

 おそらくあの頃、ウチの地元付近では、ポンパドウルの進出が鏑矢となって、色々なベーカリーが商売を始めるようになりました。その手の店は自分のところで焼いたパンを売っているわけで、お店の数ほど色々なタイプのパン屋があり、今では選ぶのが困るほどあります。

 そんな中、現在の私のお気に入りのパン屋さんはここ。熊沢酒造がやっているモキチベーカー&スイーツ。

 ここは日本酒の蔵元なんですが、副業で地ビールも作っております。で、その地ビールを作っている部署のさらに副業でパンを焼いているっぽい(笑)のですが、ここのパンが、いわゆるドイツパンで、最高なんですよ。

 どのパンもどのパンも、見た目よりもずっしりと重い(笑)。おまけにパンの皮がしっかりしているどころか、パンの中身もしっかりしていて、噛み応え十分すぎ。食事をしながらアゴの筋肉を鍛えることもできるという、声楽勉強中の方々にはうってつけの、とても美味しいパン。私的には「パン・ア・ラ・ビエール」がお薦めです。こんなに美味しいパン屋が徒歩圏内にあるのだから、私は幸せもの。

 こういうパンと、具だくさんのスープ。たしかに食事としては「パンとスープだけの、貧しいヨーロッパの家庭料理」なんですが、並んでいるパンがただものではないので、実は見かけ以上に贅沢な食事なのです。

 と、ここに書いても、モキチベーカー&スイーツはローカルなお店なので、私の地元に来ない限り、食せないのがたまに傷。

 分かりやすく私のパンの好みの話をすると、モキチベーカー&スイーツの「パン・ア・ラ・ビエール」が東の横綱なら、西の横綱がアンデルセンの「赤ワインブレッド」です。アンデルセンなら全国展開しているチェーン店なので、食べたことのある方もいらっしゃるでしょう。そうそう、ああいうパンが私の好みなんですよ。

 偶然ですが、両方とも水でなく、酒でパンを作ってますね(笑)。別に私は飲んべえではありませんよ、念のため。

 蛇足 イオングループのカンテボーレのパンも好きです。ここはさっきの店たちよりもお財布に優しいので、実はここのバゲットが、我が家の食卓への登板回数がもっとも多かったりします(笑)。

2009年1月17日 (土)

カスミの食生活

 よく分かりません。とにかく食事は一週間に一度程度です。ふだんは全く食べません。他の金魚たちの貪欲さ、食事が人生最大の楽しみというか、エサが入ると人格が変わるように夢中になってエサを喰らう姿と比較しても、かなり変です。

 それどころか、普段は石のようになって、ピクリとも動きません。エサは食べないし、動かないし、時々「死んじゃったのかな?」と思って、突っ付いてやるとビックリして逃げるので、死んじゃったわけではありません。たぶん、ほとんどの時間は死んだように寝ているのでしょうね。

 金魚って、変温動物なので、確かに動かなければエネルギーをほとんど使わないんだよね。おそらく一週間くらい食べなくても、どってことはないのでしょう。

 その代わり、食べる時は、気が狂ったように、やたらと機敏な動きでむさぼりつきます。お行儀という面では全くダメダメです。

 とにかく、変な子なんです、カスミって。エサを食べるのが好きではない金魚なんて、始めてです。拒食症なのかな? でも金魚の拒食症ってなんか変だよね。それとも冬眠? または外見からは分からないけれど重病? とにかく分からない子なんです。分からないので、なんの手も打てません。

2009年1月16日 (金)

smilekumiさんと勝手にデュエットをしちゃいました

 と、まあ、こんなタイトルなんで、smilekumiさん、びっくりしてるだろうなあ、うひゃうひゃ。

 えっと、smilekumiさんのこの記事の「ネットでアンサンブル」をやっちゃいました。やったらおもしろかったので、録音しました。で、録音を聞き返して、一人でニタニタ笑ってても気持ち悪いので、アップしちゃうことにしました。もちろん、当人の了解は得ておりません(大笑)。こういうのは、アップしたモノ勝ちです。

 当然ですが、ボロボロのメロディの方が私で、しっかり下支えをしているのがsmilekumiさんです。え? テンポが規定の速度よりだいぶ遅い? それはsmilekumiさんに言ってください(笑)。

 例によって「これは商品ではなく学習記録」なので、完璧は求めないでくださいね。ダメ出しは、私のパートに関しては歓迎です。ジャカスカしてください。smilekumiさんのパートにダメ出しをしちゃダメよ。

 こうして録音を聴いてみると、私、だいぶ慎重になって、おっかなびっくり吹いていることが分かりますね。歌っているというよりも、音を置きにいっている感じがします、ダメじゃん。

 それと、音質をだいぶ落としているので、分かりづらいのですが、音色に注意を払っていませんね。実はかなり硬くてキンキンした音で吹いてます。『とにかく、公開する演奏だから、指は間違えないようにしよう!』の一点張りで、音色にまで気が回っていませんでした。もっとも気をつけていても、音色はそれほど良くならないのが悲しいのですが…。

 しかし、世の中便利になったものです。一度も会った事もない人と、こうしてデュエットできちゃうんだね。それも本人が知らないうちに。いやあ、不思議不思議。

2009年1月15日 (木)

口を大きく開くには…

 「声楽家とは、口を大きく開いてナンボの商売」とは、息子君の歌の師匠の言葉です。そう、きちんと歌うには、まず大きく口を開くことが最初です。声楽家と名乗る人は、どんな人であれ、みなさん大口です。口は声の大切な共鳴腔です。口をあまり開かずに歌っては、ボリュームも足らなければ、発声も不明瞭でボソボソした感じになり、それではあまりにダメダメです。

 だから、口は大きく開かないといけません。

 キング先生がおっしゃるには「ジェシー・ノーマンのように、口を開こう!」 確かにあれは、すごい口です(汗)。

 でも、世の中には、口が大きく開けない人もいます。口が大きく開けないのは、生まれつきで仕方がないので諦めないといけないのか…というと、そうではなく、口が大きく開けないのはアゴの筋力が不足しているためで、そのために十分に開くことができないだけなのだそうです。

 だから、アゴの筋肉を聞こえて、その人なりに十分に大きく口を開く事を目指す。これですよ、これこれ。

 では、どうしたら鍛えたら良いか? やみくもにやってはいけません。顎関節症などの病気が怖いです。きちんと手順を踏んで、無理なくできるところから、少しずつ鍛えるようにしましょう。

 まずは、基本中の基本。固い物を率先して食べる。まずはここから。私はゴボウも食べれば、フランスパンもガンガン食べます。サンマの背骨も軽くあぶっていただきますし、エビフライは尻尾もしっかり食べちゃいます。

 それに加えて、宿題が出されました。発表会まで、毎日口を大きく開くこと。やり方は、最初はゆっくりと開いて、しばらく開いたままで維持して、ゆっくりと閉じる。まあ、アゴのストレッチのような感じです。

 まずは軽く大きく開く。次は普通に大きめに開く。最後は限界近くまで大きく開くの三本立てで行う。これです。

 肝心なことは…絶対に無理をしないこと。無理したアゴが壊れたら、歌えなくなるからね。注意、注意。

2009年1月14日 (水)

発表会が決まりました

 はい、声楽の発表会が決まりました。6月に行ないます。うううううーん、楽しみ。キング先生になってから、始めての発表会だよーん。まだ参加申し込みしてませんが(笑)、みたいな(大笑)。

 2月の最初のレッスンのときに、参加申込書を提出して、もし希望の曲があれば、その申込書に書くと、(極端にレベルの違う曲は別として)その曲が発表会で歌う曲になります。希望の曲がなければ、先生が選曲してくださります。

 さあ、私はどうしようかな? 歌いたい曲がないわけではありません。いや、むしろ、たくさんあり過ぎるくらいです。これぞ!という一曲も実は胸に秘めていたりしますが…かなり今の自分には難しそうなんだよね。何しろ発表会ですからね。普段のレッスンなら、難しくて仕上がらなくて良い、と言ってはなんだけれど良いのですが、発表会の曲は少なくとも人前で披露できる程度に仕上げていかないといけないので、あまり背伸びはできません。あまり背伸びをしたら、背伸びしたところに縄があって、首にひっかかってぶら下がっちゃうことになりかねません。

 準備は2月からです。2月から6月まで約4カ月? その間は発表会モードになりますので(時間の関係もあるから、たぶん)たった1曲を徹底的にレッスんするんだよ。なんか、すごいことになりそう…。がんばります。

 何はともあれ、発表会です。ゾクゾクします、ワクワクします。今からとても楽しみです。

 本当は、一曲と言わず、二曲も三曲も歌いたい私でした。「発表会に出たくない」という人の気持ちは全く分かりません。ああ、楽しみ楽しみ。

2009年1月13日 (火)

背中をきちんと使いましょう

 新年一発目の声楽レッスンでは、呼吸だけをたっぷり1時間もやりました。

 いつも注意される、私の悪い癖。それは「立ち姿がよろしくないこと」。具体的に言う、ピンと背筋を伸ばして、胸を張り、そっくり返って立つ。立派なデブの立ち姿です。

 一見、立派そうに見えますが、実はこれ、背中が萎縮して上手に使えない立ち方です。ちなみにこの立ち方、かなり腰にきます(涙)。健康上の理由からも立ち方を変えないとダメですね。

 歌における理想の立ち方は、正面から見ると、何もしていないように笑顔で立っているけれど、背面から見ると、激しい息遣いが感じられるような姿勢。いわば、優雅に水面に漂う白鳥だけれど、水面下では必死で足で水を掻いているような、そんな感じ。

 まずは、お腹を軽く引いてスクッと立つ。重心をやや前に移して、背中を縦横に十分に広げて立つ。慣れないうちは、両肩&両手を前に少し出すような形で(最初は何かをつかむような感じ)立つと良いかも。この態勢になって始めて、背中を使うことができるようになります。

 背中が萎縮していたら、背中を使おうとしても使えるわけありません。腹式呼吸とは、腹筋を使うのではなく、胴体全体の筋肉を使う呼吸なわけで、気持ち的には「背筋を使う呼吸」と思っているくらいの方が良いかもしれない。

 背筋をきちんと使うと、声にエネルギーが加わり、楽に発声ができるようになります。逆に言うと、背中が上手に使えないと、声を出すのがつらく大変になります。つらく大変な思いをして出した声は、観客につらく大変に聞こえて不快です。楽に発声したものは、観客にも楽に聞こえるし、楽な声で歌われた歌は、聴いていて心地よいのです。

 だから、立ち姿はとても大切なのです。背中をきちんと使えることは大切なのです。

 宿題が出ました。この立ち方を体に染み込ませてくる事。それと、発声の開始の音(五線の中の)をドにして、そのドの響きを維持したまま、上も下も発声してくる。書くと簡単ですが、やるのは難しく、身に染み込ませるのは、大変難義な問題です。とにかく、まじめにやってきます。

2009年1月12日 (月)

たっぷりレッスンをしていただきました

 新年一発目のフルートのレッスンは、たっぷり一時間でございました。普段は30分なので、1時間もレッスン時間があると、それはうれしいうれしい。特にじっくり見てもらえるのが、何よりもうれしいことです。

 さて、肝心のレッスンですが、まずはいっぱいおしゃべりをしました。今日は1時間レッスンなので、伝えるべき事をきちん伝え、先生とちょっとしたコミュニケーションがとれました。本当は毎回、きちんと世間話(笑)をした方がよいのでしょうが、なにせ30分のレッスンでは、おしゃべりなんぞ、している暇ありませんから。

 先生の新譜CD(今度は、ボサノヴァのアルバムです)もゲットしました。やったね。

 おしゃべりも終り、フルート持っての練習は、音階練習からです。暮れの最後のレッスンで、頭部管の位置を標準にすることを約束しました。その成果をいよいよ発表(おおげさ)です。

 やっぱり頭部管は標準の位置の方がいいみたい。何がいいって、音程が良くなったようです。自分でもびっくりしましたが、音程的にピアノについていけるようになりました。頭部管が内向きよりも標準の方が、音程調整のための可動範囲が広いため、以前よりも容易に音程の微調整が可能になりました。へえーって感じです。

 あと、頭部管の抜く長さも最初こそはエラく抜いてましたが、標準の位置に慣れてきたら、音程の調整が楽になったためか、だんだん抜かずに済むようになり、今の段階では、大雑把に5mm程度抜いて、あとはフルートの構え方で音程の微調整するということできるようになりました。たぶん、これが正解なんだろうと思います。

 だてに標準は標準ではないのだなと思いました。

 アルタスフルートの使用説明書(フルートに付属してます)の記述[かなり極端な内向きにフルートを組み立てる事を推奨してます]はなんだったんだろ? あれは、アドヴァイザーのウィリアム・ベネット氏の趣味?なのかな。ま、あそこまで極端な内向きにはしてませんでしたが。

 音程は良くなりましたが、音質的には、実は自分では納得してません。とは言え、以前の内向きが良かったなどとは言いません。でも、以前とはちょっと音が変わってきたと思います。

 とにかく標準にしてから、クチビルから歌口までが遠い遠い。まとまる息もまとまりませんって。そういうわけでもないのでしょうが、今の音は、私的には「スカスカで聞いていて疲れる音」だと思ってます。あと、アゲハが暴れやすくなった気もします。ま、まだ先生について半年、この辺はこれからじっくりやっていきましょう。

 私が「スカスカな音でイヤ」と言うと、先生は「それでも以前よりはだいぶ良くなりましたよ」と励ましてくれます。良くなっているんだ、頑張ろう。

 音域的には、ロングトーンなら、一応三オクターブ制覇です(笑)。毎日、ソノリテをやっている甲斐というのがあったのだと思います。フルートの実用音域は三オクターブなので、ひとまずこの音域を着実に自分のものにしてゆきましょう。

 先生からロングトーンで「息が足りなくなっても音が下がらない」と誉められたよ。たぶん、つまらない事なんだろうけれど、良いところを見つけて、誉めて伸ばすということは大切だね。誉められた私もうれしいし。とにかく、ロングトーン、長く長く伸ばしていると、息が足りなくなりますが、足りなくなっても音程が下がらない。単に音が消えるだけ。ま、もっと長く伸ばせるといいのだけれど、贅沢は言わない。

 息が足りなくなると、音が下がる…この感覚は私には分からないのだけれど、先生がおっしゃるには、そういう人が多いそうなのです。私はこの手の罠にはまっていないので、何だかうれしいです。…って言うか、例によって「意識せずにできている」ってパターンですね。しっぺ返しが怖いです。

 音階練習の次はアルテです。年始年末は、イヤになるほどアルテを練習しました。なので、第7課の5番までOKいただくつもりでレッスンに臨んだのですが、結果、OKは3番まででした。

 OKはいただきましたが、1~3番では、スタッカート部分はOKだけれど、スラーは何度かやり直しをしました。というのも、問題はスラーの切れ目。スラーの切れ目はスラーが切れるだけで、音楽は続いているのだから、切れ目の部分はタンギングだけにして、音楽を切らないように吹くように言われました。それなのに、スラーを切らないで延々とスラーを続けたり、スラーとスラーの間でブレスをしたり、つまり、かなりいいかげんな吹き方をしていたわけです。細かいところも、きちんと譜面どおりに吹き分けてくださいという事です。

 特にスラーの切れ目で、ブレスをしているわけではないけれど、ブレスのように、口が開いてしまう癖(おもしろいでしょ)はダメと言われました。確かに、音を切る時にタンギングでなく、何やら不思議な動作(たぶん息を切る代わりに、クチビルを開放して結果として音を切る?動作。分かりづらいですね)で音を切る癖がある私は、その瞬間に口が開いてしまうのですよ。摩訶不思議な癖です。この摩訶不思議な癖はやめましょうと言うので、そこも注意をして吹きました。

 性格がアバウトな私は、少しばかりあっちこっちを自宅でアバウトに処理しすぎていました。はい、先生の前で、軌道修正をしたので、OKとなりました。

 4番は、ハ長調のスケールですが、やっぱりスケールは苦手な私です。指がまわらなくてねえ…。先生がおっしゃるに「(メトロノーム四分音符が)100くらいのところに、一つ壁があるみたいなんです。このあたりをじっくり練習した方がいいですね」と、4番を無限ループのように、何度も何度も(5分ほど)くり返して練習しました。これも1時間レッスンの効用ですね。だいぶ良くなりましたが、だいぶではいけませんので、自宅でもっと練習してくる約束をしました。

 5番の旋律練習は、やはり十六分音符のところが鬼門ですね。結局、指がまわらないのですよ。十六分音符以外のところはできているのですが、ここだけちょっと、指がまわらないので、少し遅れてしまうのです。符点四分音符が66の速さなので、四分音符換算ならちょうど100の速さですね。この速さの十六分音符の指がまわらないなんて、まともに吹ける曲が無くなっちゃいますね。

 とにかく、これも、この十六分音符だけを取り出して、何度も何度も練習です。こういうところは、理屈ではなく、練習練習練習練習なので、練習します。

 これで一時間です。長い長いと思っていても、やってしまえば、あっという間のレッスンです。

 次回は今回不合格だった4番と5番の再チャレンジをしたら、曲集の勉強をしたいと思ってます。

 そこで自宅で練習していて、困っている点を相談しました。それは「イパネマの娘」を自宅で練習しているのだけれど、どうも楽譜どおりに吹くとつまらないし、私が使っている楽譜は英語の歌詞が付いているのだけれど、オリジナルのポルトガル語の譜割りとは違うような気がする、そんなことを相談しました。

 先生は楽譜を一瞥して、確かにポルトガル語の譜割りとは違うことを確認しました。で、その解決策はと言うと「譜面は軽く無視して演奏する」。どうも、私は(堅物なので)譜面にこだわる癖があります。でも、譜面は譜面として参考程度に見て、実際の演奏はかっこ良く行ないましょうとの事です。そのためには、まず歌ってみること。歌った感じをフルートで再現するという方向で練習すると良いでしょうとのことです。

 問題はポルトガル語じゃ、私は歌えないってことだな。かと言って、英語でイパネマを歌うと、ちょっとメロディがダサくなる。ううむ、ポルトガル語は無理だけど、偽ポルトガル語で歌うかな? 別に誰に聞かせるわけじゃなし、それはそれでOKだよね。

2009年1月11日 (日)

芸者さんってキレイだなあ[2009年1月第2週・今年はここから開始します]

体重:105.8g
体脂肪率:32.3%
BMI:33.8
体脂肪質量:34.2kg
腹囲:106.3cm

 この数字は、去年のクリスマスあたりから昨日までの数値の平均です…はい、突っ込まれる前に自分で白状します。太りました。お正月太りです(涙)。

 言い訳をさせてください。

 なんか、年始年末ですか? たいしたことはなかったのだけれど、何となくお腹がグズグズしていて、体調が万全ではなかったので、ほとんど外にも出ずに、ずっと家で「フルート吹いて歌うたって…」という生活をしてました。それ以外の時間は、食べているか、寝てるか、食べているか、テレビ見てるか、食べているか、食べてるか、という生活をしてました。

 年が明けて、初出勤の日に、同僚達から「太ったねえ」と祝福の嵐を受けました。ダメじゃん。

 で、ダイエットです(汗)。年も改まりましたので、ダイエットの数値も一度リセットします。さあ、ここからどこまで細くなれるでしょうか? 一応、100㎏を切りたい私です(個人的な希望)。

 では、ここから週末エッセイに突入します。

 さて、みなさん、芸者さんって見たことありますか? 普通に暮らしていると、なかなか見ませんよね。はい、私もそうです。

 私の両親が現在住んでいる家(私が独立してから引っ越したので、実家とか故郷という感覚はありません)のすぐ近くには、芸者さんの置屋さんがあります。って言うか、普通に芸者さんが歩いていて、たまに見かけたりすれちがったりするような場所に、両親が住んでます。

 なので、両親の家に遊びに行くと、たまに芸者さんをお見かけしたりします。とは言え、見かけるだけです(笑)。珍しいからと言って「おお!」とジロジロと見回しては失礼というものなので、我慢してます。

 今年の正月は、駅前でイベントをやっていました。そのイベントに、お姐さん方がたくさんお出ましで、御神酒を配っておりました。

 普段はさすがに、しげしげと見るわけにもいかないのですが、そういうイベントとなると話は別。じっくりと目の保養などをしたわけですが…。

 改めてじっくりと観察しますと、芸者のみなさん、すごくキレイなんですよ。なんか、見ているだけでウットリするというか、心を持って行かれるような華やかさ。はっきり言ってしまえば、おそらく化粧を落とせば、そこらにいるお姉ちゃんなんでしょうが、きちんとお化粧をし、衣裳をつけ、身のこなしもきちんとしていると、まるで天女様…。

 ビバ! ゲイシャ・ガール!

 やはり和服は美しい! アジアンな体型の日本女性の美しさを引き立てる衣裳だし、なんと言っても、あの色使い。洋服には、ありそうでない、意外と派手で濃いめの色。夢見心地の気分にしてくれます。

 化粧も素晴らしい。素顔が全く分からなくなるという、現代的な基準で考えると?な化粧法ですが、単純に美を追求するなら、あれだけきちんと塗って描くというのは、ある意味、潔いです。また、平面的な日本人の顔だから、あの白塗りが生きるわけですよね。

 髪形もしかり、髪に差した飾りもしかり。ゴージャス&ビューティフル。

 ああ、写真にとればよかった。すごく残念。でも、正月早々、キレイどころが見れて、私は、幸せ、大満足でした。

2009年1月10日 (土)

何気にキッカ

 現在の水槽では、何気にチヅルがハブにされている事は以前書きました。なぜそうなっているかと言うと、チヅルは先代の王様のアカネの腰巾着であったわけで、その当時、現在の王様であるカエデをいじめていたので、カエデ王の時代である現在、その居場所がないというわけなのです。

 カエデ王の治世下である現在、水槽は何気に平和に見えます。カエデが王様で、ポニョが女王様。カスミは先の女王で現在は引退?の身。チヅルはハブ。…そう、残りは、キッカとハズキなんですが、この二匹はどうしているかなんですが…。

 どうやら、キッカはカエデ王のすぐそばで腰巾着をしているみたいなんですよ。もっとも、カエデの方は、腰巾着を目立ってかわいがったりはしないのですが、いつも何気にカエデのそばにキッカがいます。まるで、アカネのそばにいつも一緒にいたチヅルのようです。

 キッカは我が家で一番の新参者で、体も一番小さかったはずなのですが、今ではかなり大きくなってしまいました。同じような大きさだったハヅキよりも、うんと大きくなったどころか、チヅルさえ抜いてしまいました。今ではカスミとほぼ同じくらいの大きさになってしまいました。

 何気にキッカ、大きくなってます。

 カエデ > ポニョ(フウカ) > カスミ = キッカ > チヅル > ハヅキ

 こんな感じでしょうか。だいたい、金魚界では、体の大きさが地位の高さや力の大きさをストレートに表現しているので、これが我が家の水槽内の序列でしょうね。カスミとチヅルの地位低下とキッカの出世がよく分かります。

 ちなみに、第2位につけている女王様のポニョの大きさが、歴代の王様の大きさくらいです。つまり、カエデは歴代の王様の中でも、群を抜いて大きくなってしまいました。もはやカエデは単なる王様ではなく、金魚界の大王なのかもしれません。

 ハヅキは…実はこの子も地味にカエデ王の腰巾着をしてますが…いいポジションは常にキッカにとられています。ま、腰巾着【補欠】みたいな感じが、なかなかこの子らしくて良いです。

2009年1月 9日 (金)

ホワイト・ルーム(The White Room)を演奏してみました

 実は先日、ようやくですが、録音機材を買いました。自分にお年玉です。ステレオデジタルボイスレコーダーという、PCMステレオ録音のできる小さな機械です。サンヨーのICR-PS380RMという奴です。ま、いわゆるICレコーダーって奴です。初売りセールとやらで、通常よりもだいぶお安いお値段で買えました、ラッキー。

 いやあ、科学も進歩したものですね。これ、私が子どもの頃だったら、デカいオープンリールのデッキと、これまたデカいステレオマイクを使わないと、これだけのものは録音できなかったと思う。それがいまや胸ポケットに入って、当時のものよりも良い音質でとれるんだよ。いいねえ…。

 しかし、家電メーカーの人のネーミングセンスって悪いよねえ。もう少し気の利いたネーミングはできないものでしょうかね? せっかく「ディプリ」というシリーズ名があるのに、それを製品名に反映しないって、もったいないよ。これではお店に言っても「アレください」としか言えないよ。この製品だって「ICR-PS380RM」と言うよりも、例えば「ディプリ・ミニ 4GB」とか言った方が絶対に親しみやすいし、それで購入チャンスだって広がるだろうに。少なくとも「アレ」って呼ばれずに済むしね。

 それはともかく、なかなか良いのものを買ったので、うれしくて、さっそく録音してみました。とりあえず、すぐに演奏できる曲というので、数少ないレパートリーの中から、フルートで2曲演奏してみました。で、せっかく録音したので、アップしてみます。

 例によって、ココログにはアップロードの上限(1MB)があるので、今日は一曲だけ、それもワンコーラスだけで後半部分とかイントロとかはカットしましたし、さらに泣く泣く音質も落としています。

 フルートの音だけでは寂しいので、リズム隊代わりにメトロノームさんを鳴らしてみました。カットはしたけれど、音質の加工などは一切してませんので、これが私の音です。これは苦労もせず吹きました。最初のテイクがOKテイクです。

 ええと「曲がつまらない」という以外のダメ出しは歓迎です。曲自体はソロフルート向けの曲ではないので、つまらなくても勘弁してください。演奏技術とかなんやらのダメ出し中心にお願いします。自分ではなかなか気づかない欠点というのを、ひとつ知りたいものです。

 もちろん、お誉めの言葉と賛美と称賛は、多少の嘘や粉飾入りであっても、大歓迎です(笑)。

 あと、勘違いする人はいないと思いますが、これは「商品」じゃなくて、「個人の学習記録」ですからね。だから、ミスもヘマもあるまま、アップしてます。将来、もっとうまくなった時に「あの頃は、こんなヒョロヒョロの演奏してたなあ」と懐古するためです…なんてね。

 とりあえず、初録音記念です。これでお手軽な録音機材を入手したので、色々と活用できそうで、楽しみです。

2009年1月 8日 (木)

ラモサウンドさんに行って、マテキフルートで遊んだよ

 銀座に行きました。もちろん、ラモサウンドさんに行って、マテキフルートを吹き倒すためです。今度はきちんと営業日も確認して、電話予約まで入れました。もう、ばっちりです。

 ちょうどお店に着いたら、先客がいまして、いいとこのお嬢様(高校生かな?)がフルートをご選定中でした。学生さんが親のお金でマテキフルートです。お金はあるところにはあるわけです。あまりに私とは身分が違うので、うらやましいという気持ちすら湧きませんでした。

 お嬢様のご選定が終わったので、名前を呼ばれました。そう、ここのお店は一人ずつ対応するんですよ。で、いよいよ、次は私の番です。

 電話予約の時に、今吹いているフルートを尋ねられました。それでしょうね、私のためには、二本のフルートが用意されていました。Ag943ドロウーンとAg990ソルダードです。Ag943というのは、純度94.3パーセントの銀で作られている総銀のフルートという意味です。同様にAg990とは純度99.0パーセントの銀を使って作られていますという意味です。

 ちなみに普通の総銀フルートは、スターリングシルバーこと、Ag925です。つまり純度92.5パーセントの銀を使用しています。用意していただいたマテキフルートは、両方とも通常のものよりも、銀の純度が高いフルートです。Ag943という銀純度は、フルートの名器、オールドフレンチのルイロの総銀フルートが、この純度なのだそうで、それにならったそうです。Ag990は純銀に近いものをご用意してくださったとのことです。マテキさんには、Ag997という、もっと純銀に近いもの(メタライズドシルバー)があるので、本当はそちらを用意したかったそうですが、ただ今在庫切れということで、Ag990のご登場となったわけです。

 参考までにアゲハさんはAg958(ブリタニアシルバー)です。昔はマテキさんでもAg958のフルートを作っていたそうですが、今は止めたそうです。理由は単純で、昔はルイロの銀純度はAg958だと思われていたので、その純度の銀を利用していたそうですが、最新の研究でルイロはAg943だと分かったので、今はAg943で作っているそうです。

 アルタスのカタログによれば、オールドフレンチ(ルイロのこと?)の銀純度はAg946だそうで、だからアルタスALモデルはAg946(の巻管)なんですね。マテキさんとはちょっと数値が違いますが、似たようなものなんだろうと思います。

 そんなにオールドフレンチとかルイロのフルートって、すごいわけ? それなら、今度、現物を試奏してみたいものです。

 それはともかく、マテキフルートを吹きました。まずは、Ag943ドロウーンです。対応してくれた職人のオジサンは「リングで大丈夫ですか? ドロウーンで申し訳ない」と言いながら手渡してくれました。いえいえ、私はリングOKと言うか、リングの方が好きだし、ソルダードよりもドゥローン(マテキ用語ではドロウーン)の方が好きですから、お気になさらずに…。

 吹いてみました。あれ? これ、アゲハだっけ? なんか、出てくる音といい、キータッチといい、アゲハそっくりだよ。アゲハの生き別れの姉妹ですか? 持った印象が、アゲハよりもスリムだけれど、それ以外は本当にアゲハにそっくりです。細身のアゲハ? なんか自宅でアゲハと遊んでいるような気になりました。

 私の一吹きを聞いて、職人さんが「まだ余裕がありますね、巻管にしてみましょう」と言ってくれて、サクッと頭部管を通常の奴(イチョウ)から巻管タイプに変えてくれました。

 吹いてみました。途端に音出しにパワーが要るようになりました。音の印象が、アゲハから少し離れました。いい感じだけれど、これを鳴らすのは、かなり大変です。でも、ちゃんと鳴らしたけれどね。巻管を毎日吹いていたら、体力つくぞお~。

 でも、巻管もいいね。巻管って、管体そのものがソルダードなんだよね(って、分かる?)。音にすごくメリハリが付きます。

 で、この巻管を吹いていたら、職人さんが「お客さん、普段はEメカのないフルートを吹いているでしょう」と聞いてきました。「もちろん、Eメカ無しのインラインリング式です」「それなら、オールドフレンチがお似合いですね」と来たもんだ。やっぱりオールドフレンチはいいフルートなのかな? しかし吹いている様子を見るだけで、、普段吹いているフルートにEメカが付いているかどうか、分かるものなんですね。何か、へんな吹き癖でもあるのかしら?

 さっきのお嬢様が、自分の番が終わったにも関わらず、まだ残っていて、私の試奏を聴きながら、お母様やお祖母様と何やらひそひそ話しています。店内狭いから、結構気になるんだよねえ…。きっと「お母様、あそこでブタさんがフルート吹いているわ」「そんな失礼なことを言ってはいけません。あれはブタじゃなくて、カバです、カバ」「いいえ、あれはきっとゴリラに違いありませんよ」とお祖母様…って、わけないか。

 ひとまずAg943を吹き終えたので、次にAg990を吹いてみました。こんなに銀純度の高いフルートを吹くのは始めてです。なんか吹く前からワクワクします。いずれはこんなに純度の高い銀のフルートを自分のものにしてみたいなあ…。

 吹いてみました。感想…吹くのにパワー要ります。そんだけでした。すごく柔らかめのいい音になるかと思いきや、案外そうでもなく、平々凡々のフルートでした。はっきり言って拍子抜け。疲れ損。

 職人さんが「楽器店としては、本当は高価なこっち(Ag990)を薦めないといけないのだけれど、お客さんは安い方(Ag943。安いと言っても70万円以上します)がいいね。こっちの巻管の方がずっとお客さんに合っているよ」だって。正直な人だね。私は常に安い方と相性が良いフルーティストなのだ。

 Ag990よりAg943の方が私に合っているということは、アルタスで言えば、PSモデルよりALモデルの方が私に合っていそうだな。今度アルタスフェアがあったら、ぜひ確認しないと…。

 あと、巻管フルートは通常のパイプから作るフルートと比べて、吹くのにパワーが必要な気がする。今回は、頭部管だけ巻管を試したけれど、機会があれば、全部が巻管のフルートを試してみたい気もする。真剣に購入を考えるなら、今の力量ではちょっと難しい笛を買うのがコツだから、そういう意味で“今購入”なら巻管フルートは第一候補でしょうね。でも、巻管フルートは、音の粒立ちが良い分、なめらかさに欠けるような気がするんだよねえ…。あちらを立てれば、こちらが立たずみたいな?

 その後も、なんか職人さんと気が合って、色々と面白い話を聞いたり、フルートの作り方をおしえてもらったり、リペアの道具を見せてもらって説明してもらったり、なんかすごく勉強になったよ。ブログネタを一カ月分くらいもらっちゃった感じ。妻が言うには「オジサンふたりでヲタク話が花盛り」だったそうです。でもね、作りかけの巻管の頭部管なんて、なかなか素人さんは見れないよね。いやあ、楽しいオジサンだ。この人の魅力で、ここでフルートを買いたくなっちゃうね。

 神秘のベールに包まれたマテキフルートだけど、その実体というか、魅力は、オーダーメイドフルートだということに尽きると思う。もっとも、オーダーメイドと言っても、ゼロから作るフルオーダーではなく、型紙を利用してつくるイージーオーダーのイメージかな。

 だから、出来合いのマテキフルートそのものは、普通に丁寧に作られた高級フルート、単にそれだけだと思う。そういう意味では、出来上がったフルートとか、たとえ注文であれ、標準仕様のフルートを買うなら、マテキであれ、アルタスであれ、同じ事だと思う。だいたいマテキもアルタスも値段は同じようなものだし、常に品不足のマテキ(ただ今、ご注文より半年ほどお待ちいただくことになります、だって)よりも、山野楽器に行けば豊富に在庫が取り揃えてあるアルタスの方が、そこから自分に合ったフルートを選べるのだから、むしろアルタスの方がいいと思う。

 マテキフルートの魅力は、色々とオーダーをして、自分にしっくり来るフルートを作ってもらえる点にあると思う。だから、マテキが欲しければ、直接ラモサウンドさんに行って、ここのオジサンの前でフルートを吹きながら、会話をして、自分の癖を見てもらい、自分の希望を伝え、予算などといったケチくらい事は考えずに、色々と細々した調整を考えてもらって、自分にピタッとした、世界にただ一本しかないフルートを作ってもらう。これがマテキフルートの魅力だと思う。

 だってね、話をしていて思ったのは、ラモサウンドの職人さんは、凄腕のフルートソムリエだと思うよ。この人は正直な人だと思うし、信頼できそう。この人と一緒にフルート選びをしたら大丈夫だと思ったね。だから、ここに来て、この職人さんと話をしてからじゃないと、マテキフルートを買うべきではないと思ったよ。ま、私の個人的な意見ですが。

 職人さんが言うには「マテキフルートをお求めにやってこられたお客様でも、人によっては、他のメーカーさんのフルートを薦めることがあります」「ここでフルートをご注文なさる前に、必ずよそで色々とフルートを吹き比べて来て欲しいと思います。色々と吹いて、それでもマテキフルートがいいとおっしゃる方に売りたいです」「私は、フルートが好きで、フルートを愛している方に、マテキフルートを買っていただきたいんです」

 目を見て、そう言われました(汗)。

 「ここに来る前によそに行かれましたか?」と聞かれたので、素直に「ええ」と答えましたよ。「気に入ったフルートはありましたか」と尋ねられたので「パウエルの木管フルートのゴールドメカ」と即答したら、職人さん、アチャーって顔をしたのが、面白かった(笑)。そりゃあ、木管フルートが好きって答えたら、マテキの出番はないよね。

 でも、素直にマテキフルートはいいなあと思いました。キーはフェザータッチでいい感じ。音色は芯のある深い系だけれど、かなり華やかです。私が勘違いするほど、アルタスフルートと同じテイスト(同じ音…というわけではない)です。たぶん、目指す地点というか、理想とするフルート像が一緒なんでしょうね。

 あと、吹いていて、すごく良く手に馴染みます。この馴染み具合が、私をしてアゲハに勘違いさせた部分だと思います。例えると、靴ね。同じメーカーの同じサイズの靴でも、他人の靴と自分の靴では、履いてみるとどこか違って感じるじゃない。マテキフルートは、その手の違和感をあんまり感じないんだ。他人の靴なのに自分の靴と間違えてしまうくらいのフィット感。例えが変で申し訳ないけれど、それくらい自然に馴染んでいると言いたいわけよ。

 マテキは、試奏した二本のフルートとも、すごくよく手に馴染んで、最初から自分のフルートのような気がするくらいです。良くできた手工業品というか、職人技の光る楽器です。

 あと、マテキフルートは持った感じが、とても軽いです。実際は純度の高い銀を使っているから重いと思うけれど、バランスが良いので、とても軽く感じるし、あと細身で小振りに感じます。キーポストやチムニーが低く作られているから、そう感じるのではないかと言ってました。そこはアルタスとは逆ベクトルだね。アルタスはチムニーはともかく、キーポストはどっちかと言うと高めに作られているから、太くてゴツく感じると思う。私はアルタスの太く感じるところが好きだけれど、手の小さな人とかはマテキの細身のフルートはいいんじゃないかな?

 私が思うに、マテキフルートは、道具にほれ込むタイプの人向けのフルートだと思う。一本のフルートを徹底的に愛する人に良いフルートだと思う。はっきり言っちゃえば、フルートオタクというか、フルート偏愛者向けのフルートです。「このフルートが私の人生、最後にして最愛のフルート」と思える人が買うべきフルートでしょうね。

 だから、初級者にはマテキは薦められないと思う。それにだいたい、マテキフルートって、どちらかと言うと、鳴らしづらいタイプのフルートなので(職人さんが言うには、それでもカットを変えたので、昔のものよりもずっと鳴らしやすくなったそうです。)、今まで洋銀系のフルートを吹いていました、やっと憧れの総銀を買います…なんて人には受難のフルートだと思うよ。

 また、これを持っているとフルートが愛しくなるので、コレクターのように、たくさんフルートが欲しい人にも向かないと思う。

 さらに演奏家さんのように、道具としての安定性を重視する人にも厳しいと思う。マテキフルートは趣味性がかなり高くて、そういう意味では、ちょっと不安定というか、繊細なフルートです。人前の演奏で使うには、こちら側の技量が相当試されると思うので、失敗できない本番には向かないと思う。失敗できない本番には、マテキではなく、ムラマツフルートが絶対いいと思います。

 どちらにしても、マテキフルートは、奏者をとても選ぶタイプのフルートだよって事です。だって、オーダーメイドフルートだもん。注文者以外には合わなくても当たり前でしょ。

 私は……欲しいかも。アゲハの次の総銀のフルートを考えた時、その時の自分が、出来合いのフルートに満足できなかったら、ここに来るかも。マテキフルートはオーダーメイドだけれど、イージーオーダーだから、高級フルートにしては、お値段リーズナブルなのよね。

 そうこう話をしているうちに、次のお客さんが来たので、退散することにしました。

 ラモサウンドさんの次は、いつもの山野楽器に行きました。ちょうど「輸入フルートフェア」をやっていたのですが、もう、パウエル行って、ムラマツ行って、お茶の水でソナーレ吹いて、ラモサウンドさんでマテキを吹いたので、さすがにお腹いっぱい。たくさん、外国製のフルートがあって、試奏もお願いすればできただろうけれど、遠慮しました。一応、フルートサロンをサアっと見て、その足でCD売場に行って、メサイアの音取りCDを買って、玄関で福引をしてウェットティッシュをもらいました。隣の木村屋であんパンをいっぱい買って、いよいよ本日のメインイベントに行きました。

 え、メインイベントって何? それは、すみだトリフォニーホールで行なわれた、コール・クライネスの「カルミナ・ブラーナ」です。すごくよかったよ。去年、一番最後に見たコンサートだったけれど、一番感動したステージでした。細かいキズが無かったわけではないけれど、何よりも迫力のあるステージに感動。カルミナ・ブラーナのような、大規模な曲は、CDでは満足に再現できないと思いました。とにかく、楽器及び合唱団の数が半端なく多いし、ppとffの差が激しい激しい。いやーよかったですよ。

 巡り合わせが良くて、とても良い席で見れたので、満足満足。大人気のコンサートで、チケットを持っていたにも関わらず(全席自由だったので)入れなかった人もたくさんいたそうです。それくらいの人気コンサートだったと言うわけだし、人気にたがわぬ出来でした。

 すごく感激したので、帰りにラーメン食べて帰りました。別に関係ないか。

 パウエルフルートから始まって、カルミナ・ブラーナで終わった一日。とても音楽的に充実した一日を過ごせました。ちゃんちゃん。

2009年1月 7日 (水)

西新宿のムラマツフルートで遊んだよ

 パウエルフルートフェアの後は、そのまま西新宿をフラフラ歩いて、ムラマツフルートに行きました。

 お店はビルの4Fにありました。お店というよりも、どこかのホテルのロビーみたいな感じで、私は一歩中に入って「あ、ここは銀座の十字屋さんと同じ雰囲気だ」と思いました。扱っている商品が、フルートとハープの違いはあるけれど、同じような雰囲気です。ひと言でいうと「普段着では入室がちょっとためらわれる感じ」ってことね。ま、扱っている商品のお値段を考えると、そういう雰囲気であっても仕方のないですね。ある意味、宝石店なんかと同じだもんね。

 ここは、フルート吹きさんには、たまらなく楽しい場所でしょう。フルート関係限定だけれど、すごく沢山の楽譜と書籍がありました。CDも山のようにありました。余所では見た事のないものも、ワンサカありました。フルート関係で、何か欲しいものがあったら、ここに来れば、必ず手に入るような気がします。それくらい、立派な品揃えです。

 楽譜棚を見ているだけでワクワクします。CD棚を見ているだけで感心します。落ち着いた雰囲気の良いお店です。

 興味のあったDVD(アルタスのレッスンDVD)があったのですが、定価が書いてなく、会員価格しか書いてなかったので、てっきりムラマツユーザー以外には売ってくれないものと思って、あきらめてしまいました。今思えば、勇気を出して「これ売ってくれますか」と尋ねてみればよかったのに、と思いました。フルートの試奏は平気でできるくせに、こういうところで小心者を発揮しちゃう私です。

 楽譜やCD販売以外にも、ムラマツフルートなので、EXから9Kまでのフルートがテーブルの上に何気に置かれています。ご自由に試奏してくださいって感じです。

 ムラマツは、アゲハ購入の時にある程度吹いているので、何となく感触は覚えていますが、あれからしばらく経ったし、私も多少成長したし、何と言っても試奏自由なら試奏するしかないでしょうと思ったので、フロントの奥(笑)にいる人に声をかけて、試奏をお願いしたところ、防音室を用意してもらいました。私なんか、一見客のアルタス使いなのに、ありがたいことです。

 防音室にはDS、PTP、9Kの三本のフルートを持ち込んで吹いてきました。

 試奏の感想ですが、なぜムラマツを愛用するプロ奏者がたくさんいるのか、分かったような気がしました。

 それは、まず音出しがすごく楽なんです。楽な上にきれいに、すうっと音が出るんですよ。で、そんな楽にきれいに出た音が、すごく大きい。もうびっくりするくらいの大音量でフルートが鳴るんですよ。大きなステージで吹いたら、さぞ映えるだろうなあ…という感じです。

 これは人前で演奏するチャンスの多い人なら、何はともあれ、絶対欲しいフルートでしょう。ムラマツフルートは、安心安全なフルートなんです。音楽演奏のツールとして考えた場合、これほど信頼できるツールはないと思います。すごく良いと思いました。このフルートを持っていれば、確実に音楽が出来る。そんな気がしました。

 そして、それなのに欠点がない。ヘマな部分がない。これすごいね。やはり世界のムラマツ。別に何ももらっていないし、ヨイショもするつもりはないけれど、素直にすごいと思いました。

 しかし、長所ばかりで欠点がないムラマツフルートなんだけれど、やはり好き嫌いとか相性とかはあります。

 まず、キーがしっかりしていて、クリック感が強いかな。これは好き好きだけれど、私はフェザータッチの方が好みなので、しっかりクリック感のあるキーはちょっと苦手かな。

 あと、実は、私とムラマツフルートは、音的に、ちょっと相性が合わないのが残念。いや、ちょっとじゃなく、だいぶかな?

 だいたい、アゲハ購入の時にお世話になった選定プロの方からも、私とムラマツフルートの相性の悪さについては、太鼓判を押していただけたほど悪い。その相性の悪さは、三カ月たっても、ちっとも改善されないどころか、より悪くなっているのだから、とても悲しいです。

 私がムラマツフルートを吹くと、すごく暗い音になってしまいます。元々、ムラマツフルートの音色はダーク系なんだけれど、私が吹くとダークと言うよりも、薄墨色? くすんだ艶のない音で、くぐもった感じの音です。そんな音はイヤなので、色々と音色を変えようとしてみても、一向に音色が変わりません。いくら工夫をして吹き方を変えても、くすんだ感じのイヤな音しか出せません。

 吹き心地は最高なんだけど、出てくる音がかなりショボくて、吹いていて楽しくないんだな。

 『世界のムラマツに嫌われる男、すとん』

 ま、キャッチフレーズ的にはこんな感じ? いいけどサ。なんか、試奏したはいいけれど、相性の悪さを確認してしまって、ちょっとゲンナリしちゃいました。

 ムラマツフルートの名誉のために書き添えておくと、悪いのはフルートではなく、私との相性(つまり私サイドの問題)なので、この記事を読んで、ムラマツフルートをマイナス評価しないで欲しい。ムラマツフルートは、多くのプロ奏者に愛用される素晴らしいフルートです。ただ、私のように、たまに相性の悪い人もいるということです。

 なので、一本一本に対する、詳しいコメントは控えます。だって、私はムラマツフルートから楽しい音を引き出せない人間だもん、きちんとした事は何も言えないのさ。

 そうは言っても、ちょっとだけ書くと、PTPって面白いフルートだね。DSにプラチナメッキをしただけなのに、明らかにDSとは違う音を出すんだよ。DSよりも、腰の強い粘りのある音が出ます。このフルートから楽しい音が出せる人の演奏で聞いてみたいです。きっと、うっとりするようなフルートなんだろうなあ。

 あ、そうそう。アゲハ相手だと、ちっとも音を出せない妻ですが、ムラマツが相手だと、割と簡単に音を出せました。9Kなんか、ピーピー吹き鳴らしていましたよ。やっぱりムラマツって、音出しが楽なフルートなんだと、改めて思いました。

 妻が満足したところで(私はとうの昔に飽きちゃいました。だって吹いててつまんないんだもん)、試奏のお礼を言って、ちょっぴり残念な気持ちで、ムラマツを後にしました。300万円以上のフルートで遊ばせてもらったのに『残念』とは、私は全く罰当たりな野郎です。

 お昼ごはんとして、東京麺通団に行って、釜玉(大)と、ゲソ天とアジ天とキス天と豚天とイモ天を食べました(食べ過ぎ?)。それから、お茶の水に行って、ソナーレを吹いて、その足で神田神保町の音楽系古書店に行き、リリー・レーマンの「私の歌唱法」(これ、すごく欲しかった本なんです)と、シンフォニア編集部編の「フルート 名手の技法」というアンソロジー本(エヘン、冬休みに読破しました)を買いました。

 そして、ワクワクした気持ちで、次に私は銀座に向かったのです。銀座に行った話は、また明日。チャオ。

2009年1月 6日 (火)

パウエルフルートフェアで遊んできたよ

 最近は趣味の欄に「フルートの試奏」って書きたいくらい、フルートの試奏が大好きな私です。いやあ、フルートって、メーカーごとに製品ごとに、色々な個性があって、本当に吹いていて楽しいです。

 と言うわけで、今年の冬休みは妻をお供に連れて、東京でフルートの試奏三昧をして参りました。

 まずは西新宿に行って、パウエルフルートフェアで遊びました。

 会場に着いたら、人がそこそこいたのですが、みなさんフルートを前にして、遠巻き状態でした。『ややや』と思って、私も荷物を置いて、遠巻きにしておりましたら、店員さんが「試奏をどうぞ」と皆さんに薦めるではありませんか。どなたも顔を見合わせて、遠慮している様子。フルートフェアに来て試奏をしないとは何事ぞ! 「据え膳食わぬは男の恥」とか「毒を喰らわば皿まで」とか言葉が瞬時に思い浮かんだ私は、ツカツカと前に出て、店員さんに「それではフルートを吹かせてください」とお願いしました。

 店員さんは「どれをお試しになりますか?」と尋ねるので「まずは現実的な一番安いモデルを。次に、これぞパウエルというモデルを吹かせてください」とお願いしました。

 まず、店員さんに「安いと言えば、これが一番安いのですが…」と言いながら、消極的に渡されたのが、シグネチャーでした。持った感じはちょっとずっしり来る感じで、キーもやや固め。吹いてみたところ…申し訳ない、勘弁してください…そんな感じ。キンキンした音で、およそ音楽的ではない音を出してしまいました。私との相性は最悪。ここまで合わないフルートは始めて。私はシグネチャーに憎まれているかしらと思うほど、全然ソリが合いませんでした。

 シグネチャーの名誉のために書きますと、他の人がシグネチャーを吹くと、普通にフルートの音がしてましたので、これはあくまでも、私との相性問題です。しかし、ここまで合わない楽器もあるんですね。実は私、秘かにシグネチャーに憧れていました(次に買う?フルートはシグネチャーにしようかしらと思っていたくらい)のですが、これは試奏をしてみてよかったと思いました、私のためにも、シグネチャーのためにも。

 店員さんにも、相性の悪さは一度で分かったようで、すぐさま「シグネチャーだけがパウエルフルートではありません」とフォローが入りました。

 「実は一番良く出るフルートはシグネチャーではなく、こちらのフルートなんですよ。このフルートの音が、いわゆるパウエルフルートの音です」と言いながら手渡されたのは、ハンドメイド・ソルダードの総銀フルートでした。これが一番良く出るの? だって、これ、メッチャ高いフルートだよ。そうか…パウエルフルートを買おうとする人は、このクラスのフルートを買う人達なのか…私とはだいぶ棲む世界が違いそうだなあ。

 手にとってキーの感触を確かめてみました。実に柔らかいです。まるで抵抗感がありません。キーを押さえるという感覚は全くなく、フルートの穴を直に指で塞ぐような感じです。アゲハもキーの感触がかなり柔らかいのですが、アゲハ以上に柔らかい感じです。これが高級フルートの感触?

 持った感じも総銀だから、かなり重いはずですが、持っていても重くは感じません。ううむ、ありどれないぞ、このフルート。

 吹いてみました。なに、これ? いいじゃん。今まで吹いたフルートの中で、アゲハの次に好きなフルートかもしれない。同じパウエルでもシグネチャーとは全然違うじゃん(ちなみにお値段は、ハンドメイドの方が100万円もお高いので、違って当たり前です)。

 あんまり良い音がするので、うーんと唸ってしまいました。そうしたら店員さんが「今のはベンティという頭部管を差していますが、お客様ご自身の音はかなり柔らかめのようなので、こちらのフィルハーモニーという頭部管の方がよろしいかと存じます」と言って、頭部管をサクッと替えてくれました。

 当然、もう一度吹きました。心、奪われました。ピンと来ました。この音、アゲハの音と同じくらい好きかもしれない。いいね、実にいいね。音の方向性は、アゲハとは全く違う(アゲハが夏の青空なら、こちらは木蔭に吹き込む春風)けれど、この音はいいね。

 店員さんが言うには「やはりフィルハーモニーの方がお客様に合ってらっしゃいますね。実は今日は用意できないのですが、もう一つ、ソロイストという頭部管があります。おそらくそれだと、もっとお客様に合っていると思います」とニッコリ微笑みながら言われちゃいました。お客がちょっと試奏しただけで、頭部管との相性を判断している、この店員さん、何気にすごい人なんじゃないの。

 いやあ、パウエルフルートを二本も吹いちゃったよと、満足していたら、店員さんが次のフルート、ALL14Kを手渡してくれました。14金だよ、全部金だよ、すごくねえ。頼んでもいないのに14Kを吹かせてくれるの?

 「こちらのフルートもたくさん出ます。ある意味、このフルートの音でパウエルフルートを思い浮かべる方もいらっしゃいます」だって。14Kがたくさん出る? だってこれ、30代サラリーマンの平均年収よりも高いよ。コンサート用のグランドピアノが買えるよ。何か、私、場違いのところにいるんじゃないの?

 キーの感触を確認しました。羽のように軽いです。うっとりするようなキータッチ。この軽さが高級フルートの証なんだろうなあ…。

 吹いてみました。うん、普通に金のフルートの音がしたよ。店員さんが言うには「お客様は金よりも銀の方が合っているみたいですね」だって。私もそう思うよ。私は安上がりなフルーティストなのだよ、うんうん。

 「お客様がこれだけ銀がお似合いなら、きっと木管はいいと思います」と言って、予定外の木管フルートを手渡してくれました。ハンドメイド・木管フルート14KGoldというタイプです。ALL14Kほどではないにしても、かなり高価なフルートです。木でできた宝石だよな、これ。

 吹いてみました。…ごめん、アゲハ。私は君より、パウエルさんちの木管フルートの方か好きかもしれない。優しくて芯があって豊かな音色でした。深い森に暖かく差し込む一条の陽の光のような音です。見事にやられました。赤い糸は…つながってないの?

 店員さんは勝ち誇ったような笑顔で「そのフルートも頭部管はフィルハーモニーというカットなんですよ。お客様にはそのカットが良いみたいですね」とニッコリ。あんまりいい音がするので、しばらくこのフルートを吹いていました。

 この頃になると、下手ッピな私が堂々とフルートを吹いていて安心したのか、今まで遠巻きにしていた他のお客さんたちも、試奏を始めて…うるさいったらありゃしない。だいたい、そんなに難しい曲をサラサラ吹けるなら、さっさと試奏でも何でもすればいいのに。遠慮すんなよ、ブー。

 そうこうしているうちに、店員さんが(フェア用ではなく)お店の奥から、次のフルートを持ってきました。今度はキーがシルバーの木管フルートです。組み立てて、一生懸命温めています。「木管なので、いきなり暖かい息で吹くと管が割れるので、しばらくお待ちください」だって。はいはい、時間ならたっぷりあるので、金の木管で遊んで待ってますよ。

 準備ができたようで「お客様は銀がお似合いなので、同じ木管でも、こちらの方がより良いと思います」という言葉と一緒にシルバーキーの木管フルートを手渡されました。

 吹いてみました。かなり良いですが、木管ゴルードキーほどじゃないね。ハンドメイド・ソルダード総銀と同じくらいの良さかな? だからかなり良いのだけれど、木管ゴールドキーの後だと、なんだから色あせて感じるから不思議。

 店員さんもありゃありゃって顔をしてました。しかし、この店員さん、かなり耳がいいね。私が反応する前に、音を聞いて、ドンドン判断してます。さすがは、一流の楽器店の店員さんですね。お見立てが上手です。

 結論、私には、ハンドメイド・木管フルート14KGoldにフィルハーモニーというカットの頭部管が一番お似合いだそうです。パウエルフルートは、購入後、一度だけ頭部管の交換が可能なので、ひとまずフィルハーモニーで購入して、それからソロイストに交換することも可能ですよって、セールストークが始まりました。ここまで1000万円以上のフルート(家が建っちゃうよ)を吹かせていただいたのだから、じっくり腰を据えて、セールストークを聴きました。試奏だけして、セールスはお断りじゃあ、かわいそうだしね。

 でも、よかったなあ、ハンドメイド・木管フルート14KGold。絶対買えない値段のフルートだけど、次のフルート候補として、夢を見るならこれだね。夢…そう、まるでダウンタウンの少年が、一目見たアップタウンのお嬢様に憧れるような…まさに夢ですよ。

 そして分かったことは、パウエルってなかなかいい感じのフルートメーカーだね。日本のフルートとはかなり性格の違う音を出します。総じて“芯があるけれど柔らかい”音です。まさに癒しの音色。品のある音です。微塵もアメリカを感じさせない不思議なフルートメーカー。、アメリカ産なのに幻想のヨーロッパを感じるフルートです。まさに、高級フルートの鏡だね。ヨーロッパの貴族青年に似合いそうなフルートです。

 さらに分かった事は、そんなに良いパウエルフルートだけれど、総銀フルートに限って言うなら、私にとって、アゲハがやはり一番ピッタリだということ。パウエルさんは僅差で二番目です。なんかうれしいね。

 でも、木管フルートという選択肢が生まれました。木管いいね。他のメーカーの木管フルートも腰を据えて試奏してみたいと思いました。三本目のフルートは、木管もありだなあ…。

 一通りのセールストーク終了後、遊びでピッコロ(三本全部)も吹かせてもらいました。ピッコロって、難しいというイメージを持っていたので、おそるおそる吹いてみたら、いやあ、実に簡単。フルートよりも楽に音が出るね。軽いし、反応もいいし、吹いていて楽しいけれど…私が吹くピッコロの音は、全然ピッコロっぽくない。キラキラしてないのよ、しっとりしているのよ。しっとりしたピッコロの音って想像できる? 私は自分で吹いてみるまで、ピッコロからそんな音が出るなんて思わなかったよ。

 妻も「全然ピッコロっぽくないね。まるでフルートみたい」と言ってました。店員さんは「なかなかいいですね」だって。ほんと? だって音がキラキラしてないよ。ピッコロなんて、キラキラサウンドが身上でしょうが。

 ちなみに、別の人がピッコロを試奏したら、キラキラした音が出ていたので、これも楽器のせいではなく、私とピッコロという楽器の相性問題でしょうね。きっと私はピッコロには不向きな人間なんだと思います。

 色々な話をして、最後に店員さんとソナーレの話をしました。ソナーレフルートはシグネチャーと同じ頭部管というのは事実だそうですが、だからと言って、パウエルの音はしないと言ってました。フルートの音は頭部管だけで決まるわけではなく、頭部管と管体と合わせて、パウエルの音が作られるのだと言ってました。そりゃあ、そうだよね。

 それにシグネチャーの頭部管は、パウエルの刻印はあるけれど、シグネチャー以外のパウエルフルートの頭部管とは全く違うとも力説してました。それは確かに試奏をしてみて、よく分かりました。シグネチャーは確かに他のパウエルフルートとは別物ですね。でも、値段が極端に違うのだから、それはある意味仕方のないことです。

 しかし、パウエルフルートフェアにソナーレフルートが並んでいるわけもなく、でもでもソナーレフルートに興味シンシンな私は、その日の午後に、お茶の水の庶民的な楽器店に行って、ソナーレフルートを吹いてきました。実行力あるでしょ。

番外編 お茶の水に行って、ソナーレフルートを吹いてきたよ

 というわけで、お茶の水の楽器店街に行って、ソナーレフルートを吹いてきました。

 お茶の水の楽器店だと、フルート売場の景色も、銀座や西新宿とは大違いです。だいたい取り扱っているフルートのメーカーさんが違います。ジュピター、ケルントナー、ジェーマイケル…他にもよく知らないメーカーさんのフルートが並んでいます。ムラマツとかアルタスとか本家本元のパウエルとかは…当然ありません。そんなラインナップの中に、ソナーレフルートが並んでいました。

 「ソナーレフルートを吹いてみたいです」とお願いして出てきたのが、管体銀のC管のモデルでした。ソナーレは結構売れるので、これとあと2~3本しか在庫がないって言ってました。ふーん、ソナーレって売れているんだ。

 ソナーレには全然期待してませんでした。だって、頭部管を共用しているシグネチャーとは相性の悪い私だし、管体銀だよ。総銀やゴールドばっかり吹いている私の耳だもん。洋銀の音は…ねえ、本当に全然期待していなかったのです。でもね、ものは試しだし、実際にこの耳で聞いた上で判断しなければ、嘘だと思いましたので、わざわざお茶の水まで行って吹いてきました。

 まずは手に持ってみました。か、軽い。まるで紙筒みたい(ちょっとオーバー)。総銀フルートを持ち慣れた手には、管体銀ってまるで紙筒みたいに感じます。それだけ、フルートのメカ部分って、重量があるってことだね。キーのタッチは、ちょっと固め。全体の雰囲気は“軽量級のシグネチャー”って感じです。

 吹いてみたところ、やや、これは案外いける。期待に反して、なかなか面白いフルートでした。これはアリだと思いました。ただし、クラシック向きではないね。音は軽いし、深みに欠けるし、音量はありません。でも、ボサノヴァにはピッタリの音色です。渡辺貞夫さんの「モーニング・アイランド」のフルートの音をもう少し軽くしたみたいっていうと、イメージしやすいかな。

 ニコニコしていたら、店員さんが電卓を持ってきました。驚きの襲撃プライスでした。こんな値段で管体銀のフルートを売っていいの? バウエルフルートと比べたら、タダみたいお値段じゃない。思わず、衝動買いをしてしまおうと思いました。でもね、今度買うフルートは、H管リングキーと決めていますが、ちょうどそのタイプは品切れで、いつ入荷するか分からないそうです。ああ、フルートを衝動買いせずにすみました。

 パウエル木管は夢で終わりそうですが、ソナーレ管体銀は本当に私のボサノヴァ用フルートとして購入してしまうかもしれません。同じ頭部管なのに、シグネチャーとの相性は良くなかったけれど、ソナーレとはOKというのは、つくづく、安いフルート(失礼)と相性のいい私なんでしょうね。うれしいことです。

 蛇足。そう言えば、このパウエル系のフルートは、ソナーレフルートも含めて、すべてリング式だったよ。試奏を趣味にするなら、リング式OKというのは、もしかすると、最低条件かもしれないね。もしくは自分で、プラグを持ち歩くとか?

 パウエルフルートフェアの次は、同じ西新宿の、あのお店に行ったよ。乞ご期待。

2009年1月 5日 (月)

「クラヲタに100の質問」に答えてみたよ その4

 さあ、ラストスパートだ。がんばるぞ!

【音楽家編】

Q70. あなたのおすすめの演奏家(含む歌手)を教えてください。

 諸岡由美子さん。チェロ奏者さんです。いいよ、実に。

Q71. 世界一のオーケストラは、ずばりどこ?

 オーケストラには特別な興味がないなあ…。

 それにだいたい、世界一のオーケストラを決めるためには、世界中のオーケストラを生で一通り聞いてみないとね。そんな人、レコード会社のプロデューサーとか、プロの音楽評論家とかではない限り、無理だし不可能じゃないかな? 所詮素人であるクラヲタが「世界一のオーケストラ」なんて決められないでしょう。決められるとしても「私が一番好きなオーケストラ」程度のことサ、所詮。

Q72. 日本のオーケストラに何か物申すことあります?(一般的にでも、個別のオケに対してでも可

 いや、別に。皆さん、クラシック音楽の普及のために頑張ってください。

Q73. N響の次期音楽監督は誰になってほしいですか?

 すいません、興味ありません。

Q74. あの世から一日だけ生き返ってくれる音楽家がいたら、誰に生き返ってほしい?

 全盛期の状態で生き返って、私の目の前で無料コンサートをやってくれるという話なら、マリオ・デル・モナコさん。黄金のトランペットと言われた、テノールをぜひ生で聞いてみたいです。

Q75. 競演してみたい演奏家を教えてください。

 競演って…私はプロの演奏家じゃないよ。

Q76. 弟子に入ってみたい音楽家を教えてください。

 弟子って、内弟子という意味なら、本業がありますので、どなたであれ、ご遠慮申し上げます。単なる“生徒さん”程度の意味なら、現在のキング先生と笛先生の両先生に満足していますので、他の方は結構です。

Q77. あなたの知っている音楽家の笑い話を教えてください。また聞きでも可。

 名前は言いませんが、ある有名なテノール歌手が若い時に、リハーサルの時に素晴らしい歌唱を披露し、楽屋に戻っても、その美声で直前の練習に余念がなかったそうですが、そのせいか、本番は声を使い切ってしまい、ボロボロだったそうです。笑い話というよりも怪談話の類ですが…。この話は、ある指揮者の方から聞きました。本当かどうか分からないので、名前は伏せておきました。

Q78. あなたの知り合いに音楽を職業にしているプロの方はいますか?(名前はあげなくていいです)

 もちろん、数名おりますが…。

Q79. 音楽の教科書にのっている音楽家の肖像画に落書きしたことありますか?

 ありません。教科書に落書きなんて、授業に集中していない人間のすることですね。私は学生時代、結構真剣に授業を受けてました。授業で習った事はすべて授業中に理解するつもりでいましたので(だから、家での予習復習はほとんどしませんでした)。

Q80. J・S・バッハに何人子供がいたか知ってます?

 たくさん。その程度しか知りません。音楽家の子どもの数には興味ありませんので。

Q81. ブラインドテストで演奏家の違いを聞き分けることが出来(ると思い)ますか?

 生演奏で、よく知っている歌手なら、まず間違えないと思います。

【いろいろ編】

Q82. お宅のオーディオ環境を教えてください

 DVDプレイヤーを、普通にオーディオ用のプリメインアンプに接続しています。スピーカーは知り合いのバリトン歌手さんのお薦めのものにしました(声の再生は、スピーカーを選ぶそうなので…)。そんなに高価なシステムではありません。

Q83. CD以外の音楽メディアとしては何をお持ちですか?

 iPod。あと、昔ながらのLPレコードと、昔録音したカセットテープです。

Q84. CD・LP、楽譜、楽器以外に集めている音楽関連グッズって何かあります?

 コレクターではありませんので、特別に集めているものはありません。

Q85. ではここで一つ持ち物自慢をどうぞ!(誰それのサインを持ってるとか、幻のレコードを持ってるとか)

 コレクターではありませんので、特にありません。

Q86. 通勤通学時もクラシック聞いてます?

 はい、一応。

Q87. クラシックのMIDIについてどう思われますか?

 聞きたいことがよく分かりませんが、好き好きではないでしょうか? でも今時、MIDIですか? MP3ファイルぐらいにしておきましょうよ。

Q88. あなたの知っているクラシック替え歌を教えてください。

 アイ・ネ・クライ・ネ、ナ・ハ・ト・ム・ジーク(モーツァルト作曲、アイネクライネナハトムジークの冒頭の旋律に合わせて歌う)

Q89. あなたの印象に残っている音楽マンガ・小説・映画を教えてください。

 のだめ。たぶん日本人のほとんどが、まずこの作品をあげるんじゃないの? ここで別の作品をあげる人は、おそらく“へそ曲がり”か“あまのじゃく”だと思う。あるいは、モノを知らない、エセなクラヲタでしょ。

 落ち着いてじっくり考えてみると映画の「アマデウス」とか「カストラート」とか「永遠のマリア・カラス」とかも、やはり強い印象を残しています。

 通っぽいところで言えば、ゼッフィレッリ監督の一連のオペラ映画はいいね。個人的には「道化師」がやはりハズせないかな?

Q90. 突然ですが、日本人であるあなたが西洋の伝統音楽であるクラシック音楽を聴くということに、何か疑問を感じたことはありますか?

 いつも感じてますよ。でも好きなんだから仕方ないですね。

Q91. 学生時代(小中高大)の音楽の授業で印象に残っている出来事を教えてください。

 さっきも書きましたが、中学生の時に、お琴を習いました。

Q92. では学校時代の音楽の成績、良かったですか?正直にお答えキボンヌ

 音楽に限らず、学校の成績はいつも良かったですよ。

Q93. クラヲタなのにやってしまったこっ恥ずかしいエピソード、あったらここでカミングアウトしてください。

 すいません、恥ずかしいという感覚が少々希薄なので、思い当たりません。

Q94. それではクラヲタでよかったと思った体験はありますか?

 別に、クラヲタであることに、さほどのアイデンティティーを置いていないので、良くもなければ、悪くもないです。

Q95. 逆に最もひどかった体験は?

 Q94の回答と同じです。

Q96. 尊敬するクラヲタいたらどんな人か教えてください。

 クラヲタという人種は、同類を激しく嫌うものではないでしょうか?

Q97. 音楽がなくても生きていけますか、或いはその自信がありますか。

 音楽がなくても…という設定がよく分かりません。CDなどの音楽再生機がなく、コンサートにもいけないという状態であっても、気が向けば、自分で歌ってしまうので、音楽がない生活などありえませんね。

Q98. 奥様(彼女)/旦那様(彼氏)から「あたしとクラシック音楽と、どっちがだいじなのっ!」と迫られたら、なんと答えますか?

 その質問を口にした段階で、彼女に幻滅しますね。人への愛情と趣味を天秤にかけるという価値観が気に入りません。

Q99. ズバリあなたにとってクラシック音楽とは何ですか?

 趣味です。しかし「たかが趣味、されど趣味」です。趣味を馬鹿にしてはいけません。

Q100. お疲れさまでした。最後に一言物申してください。

 音楽は“美”であって“知識”ではありません。そこんところを勘違いしないように>若いクラヲタ諸君

 あ、あと、クラシック音楽って、交響曲しかないわけじゃないよ。クラヲタを自称するなら、交響曲や管弦楽曲などのオーケストラ曲以外にも、室内楽や宗教曲や声楽曲やオペラも楽しまないとね。特に作曲家たちは自分たちの最良の部分を宗教曲やオペラで表明しているわけだから、これらの分野を楽しまないと、本当の意味で、西洋古典音楽に触れたことにはならないと思います。

 ふへ~、やっと終わりました。100の質問。お疲れさまっす>自分。

 これで今年の年末年始進行は終りです。明日から、通常運転に戻ります。まずは、昨年末に行なった、フルート試奏レポートをアップする予定です。乞ご期待。

2009年1月 4日 (日)

「クラヲタに100の質問」に答えてみたよ その3

 三日目でーす。お正月も三が日が終わりました。みなさん、元気ですか? お餅はしっかり食べてますかー。今から、100の質問の後半に突入するよおー。

【コンサート編】

Q47. 月に何回くらいコンサート(オペラ)に行きますか?場所、ジャンルは?

 ううむ、考えたこともないけれど、たぶん月に2~3回だろうと思う。少なくとも毎週じゃないよ。場所は、原則近場です。ジャンルは、声楽&合唱系が大半ですが、笛先生関係のジャズ&ボサノヴァも最近、多いかな?

Q48. お薦めのホールと座席を教えてください。

 ホールのこだわりは別にありません。強いて言えば、大きくないホールが好みでしょうか。オーケストラの演奏であっても、客席数は1500席前後かな? この辺がワタシ的には限度です。大きなホールでも響きが良ければいいのですが、そうでもないホールが多いですからね。あと、座席は、基本的にセンター前方が好きです。

Q49. オーケストラの定期会員になってますか?または定期的に聴きに行くオケはありますか?どこのオケか、どれくらいの期間聴いているのか教えてください。

 オーケストラの定期会員になったことはありません。一時期、真剣に二期会の定期会員になろうと思ったことはありましたが。

 オーケストラ音楽はあまり趣味ではありません。特に交響曲は…飽きました(笑)。なので、定期的にオーケストラを聴きに行くことはありません。今はオペラと室内楽がいいなあと思ってます。両極端な奴ですね。

Q50. 忘れられないコンサート(オペラ)ってありますか?あれば一つ二つ挙げてください。

 1991年7月13日 神奈川県民ホールで行なわれた、二期会の「神々の黄昏」。音楽を聴いて、感動のあまり、腰を抜かしたのは、これが最初で最後(今のところの話だけれど)。

Q51. 一回のコンサート(オペラ)に最高いくらまで出したことありますか?

 あまり高いものには行かないからねえ…。たぶん、エヴァ・マルトンのトゥーランドットを聴いたのが、一番高かったと思うけれど、いくらだか覚えていないよ。たぶんS席2万円くらいじゃなかったかな?(もっとしたかな?)

Q52. コンサート会場に何か物申すことあります?(一般的にでも、個別のホールに対してでも可)

 もっとイスを大きく、ゆったりとしたものにしてほしい。デブにはつらいよ、日本のホールは。

Q53. では新国について、どう思いますか?

 新国って、新国立劇場のことだよね。行った事がないので、分かりません。ま、死ぬ前に一度くらいは行ってもいいかなあと思ってます。

Q54. 会場でマナーの悪い人に遭遇したことありますか?こいつは生かしておけん!というのがいたら教えてください

 演奏中に舞台の前を走り回る子ども。演奏中に感想を言い合うオバさん。演奏中に彼女にウンチクを垂れ流す若いクラオタの兄ちゃん。演奏中にいびきをかいて寝る私(恥)。

Q55. 演奏会にはどのようなファッションで行きますか?愛用ブランドとかあったら教えてください。

 オペラは基本的にネクタイに背広という通勤スタイル。他のジャンルだと、基本的に普段着。ジーパンにエリシャツのラフな恰好で行った事もあったな。ま、さすがにTシャツで行った事はないよ。まあ、クラシックと言えども、音楽のライブだし、気取っても仕方無いし、日本のコンサートホールは別段、社交場というわけでもないし…。清潔な服装さえしていれば、無問題でしょ。

Q56. 某オーケストラの事務局で働いているあなたは、来シーズン以下のようなビッグネーム指揮者を呼ぶことに成功しました。マエストロ達は次のような曲が振りたいと言っていますが、どれも意外な選曲で主催者としては困ってしまいました。
  どれか1つしか認められないとすれば、どれを選びますか?それは何故?
  1、 リッカルド・ムーティが、シベリウス/交響曲第4番
  2、 ゲンナジ・ロジェストヴェンスキーが、ワーグナー/ワルキューレ第一幕(演奏会形式)
  3、 クリスティアン・ティーレマンが、ラヴェル/ダフニスとクロエ
  4、 ニコラウス・アーノンクールが、ラフマニノフ/交響曲第2番
  5、 マイケル・ティルソン・トーマスが、バッハ/マタイ受難曲

 新境地開拓ってわけで、これはこれでいいのでは? まあ、どれか一つを選べと言うのなら、とりあえず「4」かな。

 理由? この中だと、今、一番集客力のあるのは、たぶんアーノンクールでしょう。それにラフマニノフは、のだめの影響もあるし、どうせそういう所に反応する人間はクラシックビギナーだから、ピアノ協奏曲の2番と交響曲の2番を勘違いして、来ちゃう人もいるだろうし(大笑)。

Q57. 外国でコンサート(オペラ)聴きにいったことはありますか?あれば少し聞かせてください。

 ない。だいたいパスポート持ってないし(大笑)。

Q58. コンサート帰りに寄れるような会場周辺のお薦め飲食店を教えてください。

 サントリーホールなら、出口を出て、すぐに左に折れれば、ファミレスがあるよ。あと、どの会場だって、すぐそばに飲食店くらいある。自分でさがせばいいじゃん。別にコンサート行くってのは、日常生活の一部だから、贅沢はしない。ラーメン屋でいいじゃん。コンサート帰りにかっこいいレストラン行って…なんて考えているうちは、まだコンサートゴーアーとしては、ケツが青いね。

【楽器編】

Q59. 楽器演奏できますか?できる方は楽器の種類と演奏歴を教えてください。出来ない人、てゆーか楽譜読めますか?

 楽器のできないクラオタなんて、格闘技経験のないプロレスファンみたいなもので、私は認めないよ。下手でもいいから、何かやってみると、音楽の味わいが深まるから、ぜひやるべきだと思う。

 楽器の演奏経験については、以前ブログに書いた覚えがあるけれど、学生時代に取り組んでいたフォークギターなら、今でも不自由ない程度に演奏できるよ。今は声楽とフルートをやっている。どちらもオジサンの手習いだけど、おもしろいよ。

 楽譜は…たどたどしいけれど、何とか読んでます。専門教育を受けたわけじゃないから、初見は利かないよ。

Q60. やってみたい楽器を教えてください。

 今やってます(声楽とフルート)。

Q61. 楽器ができる方が音楽をわかっていると言えると思いますか?

 音楽を「わかる」というのは、どういう意味ですか? 音楽って「楽しむ」ものでしょう。楽しみ方は人それぞれだから、その人の興味関心に応じた楽しみ方でいいと思うし、そこに理屈はいらないと思うんだけどね。

 所詮、音楽って娯楽だよ。教養とはき違えている人がいるらしいことは、知っているけどね。それじゃあ、音楽の神様に失礼というものサ。

 ただね、楽器ができる人は、できない人が感じられない事を感じているし、気づかない事に気づいている事のは、確か。だから、クラヲタなら、楽器はできた方が絶対にいいと思う。

Q62. 楽器レッスンでの先生・師匠の思い出を語って下さい。学校の音楽の先生の思い出でもOK。

 中学三年の時に、音楽の先生から、お琴の手ほどきを受けたことかな? 譜面の読み方から、簡単な演奏まで、結構、じっくり教わりました。たぶん今でも「さくらさくら」程度なら、たどたどしく弾けるんじゃないかな?

Q63. 合奏でやりたいパートを挙げてください。

 合奏? オーケストラとかブラバンとかで、どの楽器をやりたいかという質問なのかな? だとしたら、フルート以外ありえないでしょう。

Q64. ピアノ曲で弾いてみたい曲を教えてください。

 ピアノ、弾けません。もし不自由なく弾けるとしたら、やはり大好きな、モーツァルトピアノ協奏曲第20番を。会場は近所の市民会館で。指揮者やオーケストラは、知り合いのに頼みます。

Q65. オーケストラの一員とソリスト、どっちで舞台に上がりたいですか?

 ソリスト。聞くだけ野暮というものです。

Q66. どうしても好きになれない楽器があったら教えて下さい、またその理由も教えてください。

 楽器は音楽を奏でるための道具です。道具に対して、好き嫌いなんてあるわけないでしょう。

 私は、大工道具に対して「私はノコギリは好きだけど、ハンマーは嫌い」とか言う人を見た事ないです。ハンマーで木は切れないし、ノコギリでクギは打てません。そんなものです。

 楽器は所詮、音楽のための道具です。それぞれに役割があって演奏されるのです。それに対して好き嫌いってのはどういう感じなんでしょうね。

Q67. 右手で3拍子、左手で4拍子、振り分けること出来ますか?

 いきなりだと戸惑うけれど、まあ、練習すれば確実にできます。この程度の事ができないリズム感では、楽器の演奏はおぼつかないと思うよ。もっとも、こんなことと、クラオタであることに、何の関連性があるのか、全く分かりません。、

Q68. あなたの知っている楽器メーカーを挙げてください(国産、外国メーカーなんでもあり)

 ふう…この質問を作った人は、楽器を全くやらない人なんだろうなあ…。世界に楽器メーカーがどれだけあるか、想像もしないんだろうなあ。

Q69. バッハのBWV1013番の曲で使われている楽器は?

 フルートでしょ。「無伴奏フルートのためのパルティータイ短調」じゃん。私は、イレアナ・グラフェナウアのディスクで持っているよ。

 こういう質問がここにあるということは、一般的なクラヲタにとって、無伴奏フルート曲なんて、視野の外にある楽曲って事なんだろうなあ…。クラヲタさんたちにとって、フルートって、所詮この程度の扱いなのね、悲しいなあ…。

 三日目が終わりました。続きは明日ですが、明日は何としても最後までたどり着くつもりですよので、よろしくね。

2009年1月 3日 (土)

「クラヲタに100の質問」に答えてみたよ その2

 さあ、今日も頑張って、質問に答えるぞー、オー!

【曲目編(つづき)】

Q23. あなたが朝の目覚めに聴きたいと思うクラシックの曲を教えてください。

 ピアノ伴奏のフルートソロがいいかな。メロディアスな曲がいいので、フランス音楽のアレンジものになるかなあ…。例えば、サン・サーンスの「白鳥」とか、ラベルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」とか、フォーレの「子守歌」とか、その手の、穏やかな曲がいいですね。だって、朝だもん。穏やかに始めましょうよ。

Q24. あなたの知っているオペラの歌詞の一部を書いてください。

 ”Fazzoletto, fazzoletto”~オテロ

Q25. 三行程度でオペラのアリア(歌詞)を作ってみてください。

 つまり、内容のない言葉を並べろと? 日本語で良ければ、やってみます。

 この前の日曜日、道を歩いていたら、思いがけず見かけたよ
 焼き芋屋さん、石焼き芋さ、リヤカー引いて、調子よく言ってたサ
 「いーしーやきいもー、いも、おいしい、おいしい、おいもだよ」

Q26. 自分のリサイタル・コンサートが開けることになりました。プログラムを作ってください。

 前半 フルート演奏会
ドビュッシー/亡き王女のためのパヴァーヌ 他

 後半 声楽演奏会
ヘンデル/オンブラ・マイ・フ
トスティ/マレキアーレ
カッチーニ/アマリッリ
カルディッロ/カタリ・カタリ
グノー/アヴェ・マリア
スカルラッティ/陽はすでにガンジス川から
マルティーニ/愛のよろこびは
ヘンデル/私を泣かせてください
チレア/ 歌劇「アルルの女」より ありふれた話(フェデリーコの嘆き)

 アンコール
クリーム/ホワイト・ルーム[フルート]
シナトラ/夜のストレンジャー[フルート]
山田耕筰/からたちの花[声楽]
越谷達之助/初恋[声楽]

 前半がフルート、後半が声楽って、私っぽいでしょ。結構マジに考えてみました。前半のフルート演奏会が一曲しか書いてないのは、まだレパートリーと言えるものがないからです。もっとも書いたパヴァーヌだって怪しいものです。

 後半の声楽演奏会は、かなりマジです。出来はともかく、今やるならこれらの曲かな…って、感じです。もちろん、自分基準での選択ですが。最後の「フェデリーコの嘆き」をはじめとする数曲は“歌えるといいなあ”という希望の選択です(まだ歌えません)

Q27. オペラで演じてみたい演目や役柄を教えてください。

 ヴェルディ作曲の「オテロ」のタイトルロール? 絶対、無理だけど。あと、レオンカヴァッロ作曲の「道化師」のカニオ。これも無理だな。どうして、無理なものばかり、やりたいのだろう…。

Q28. 最近どうしても耳から離れない曲って、何?

 アラジンの「陽はまた昇る」。すいません、流行り歌です。

【CD編】

Q29. さて、CD(LP)何枚持ってますか?

 数えた事がないので、分かりません。家中に散らばっております。引っ越しの時にガサッと捨てたので、今残っているのは2000枚くらい? たぶんそんなもの。もう置く場所がないんです。案外持っていないものです。

Q30. そのなかからお気に入りベスト3を挙げてください。

 お気に入り…一番再生回数が多いディスクという意味とすると

1)モーツァルト「ピアノ協奏曲第20番」 ヘブラー盤(旧盤)
2)レオンカヴァッロ「道化師」 デル・モナコ盤
3)ヴェルディ「椿姫」 コトルバス盤

 クラシックに限定すると、こんな感じ。すべてのディスクとなると、カーペンターズとビートルズのアルバムになると思う。

Q31. 一番沢山の同曲異演盤を持っている曲と、その枚数を教えてください。

 たぶん、モーツァルトのレクイエム。今レコード棚に入っている奴だけで7枚。家の中で散逸しているのもきっとあるから、もう少しあると思う。

 もっとも、声楽曲とかオペラアリアなどの、そういう短めの奴なら、「誰も寝てはならない(オペラ:トゥーランドット)」が20枚。「星は光りぬ(オペラ:トスカ)」が17枚。「オー・ソレ・ミオ(イタリア民謡)」が16枚ありますが、何か。

Q32. 月に何枚くらいCD買いますか?どんなジャンルが多いですか?

 ほとんど買いません。だってもう置き場がないもの(涙)。

Q33. 買って本当に後悔した糞CDは何ですか?

 どこかの無名なDJがミックスした、ゴダイゴの「モンキーマジック」。音痴だったよ。

Q34. あなたが持っている名珍盤を教えてください。

 ペルゴレージ作曲「スタバト・マーテル」で、指揮がベズロードナヤ、オケがヴィヴェルディ室内管弦楽団の奴。ソプラノがメールソプラノのリャーベツで、アルトがカウンターテナーの当時カガン=バレイと名乗っていた若き日のスラヴァ、って奴。今ではまず手に入らないよ。

Q35. 最近買って当りだったCDは何ですか?

 高木綾子の「青春の輝き」かな? カーペンターズのカヴァーアルバムですが、いいっすよ、これ、マジで。

Q36. 懐に優しいメジャー廉価盤・ナクソスのお薦めを挙げてください。

 ナクソスにはあまり興味ありません。CD棚を漁ってみましたが、2枚しか持っていませんでした(ヒギンボトム指揮・ヘンデル作曲「メサイア[1751年版]」と、ジャンス歌唱・カントルーブ作曲「オーヴェルニュの歌)。ナクソスは確かに安いけれど、CDを買う時に値段なんて見ないから、私にとって、安さは全く訴求力を持ちません。

 ナクソスの演奏って、あっさりめというか、すっきりタイプのものが多いでしょう。あれが私の好みではありません。音楽は、こってりドロドロしてないと。その点、黄色いラベルのグラモフォンは、マッチョな演奏が多くて、大好きです。

 それよりナクソスって、なんであんなに安いのですか? 安い理由を知りたいです。

Q37. 日本のレーベルから出して欲しい曲を教えてください

 日本のレーベルにこだわるところがよく分からない。欲しけりゃ、輸入盤でもネット配信でもいいじゃん。考え方が古いよ。それじゃあまるで“20世紀のクラオタ”じゃん。

Q38, CD復刻・再発して欲しい名演奏を挙げてください。

 廃盤になったものは、それなりの理由があるんだから、興味ありません。それよりも、有能なのに世に出てこれない新人アーティストたちのCDを出して欲しいなあと思います。

Q39. 実在しないけど、こんな演奏者によるこんな曲目のCDあったらなあ、というのを挙げてください。

 CDは場所塞ぎなので、いりません。どっちかというと、近場で実力のあるアーティストがお手軽なお値段でコンサートをやってくれる方が、ずっといいです。

Q40. 人生で初めて買ったクラシックCD、LPは何でした?それって、まだ持ってます?

 さっきも書いたけど、ワルターとコロンビア交響楽団の「運命」だったかな? 裏は「未完成」だよ。ま、昔の定番レコードだよね。たぶんまだ持っていると思うけど。

Q41. どこでCDを購入する事が多いですか?行きつけのショップはありますか?

 だから、CDは滅多に買わない。買うとしてもアマゾンだよ。CD買うお金があったら、コンサートに行くって。

Q42. クラシック売場で、変な人見かけたりしたことありませんか?

 クラシック売場に限らず、CD屋に客なんか滅多にいないじゃん。たいてい、ガラガラだよ。そんなもんでしょ、今の時代は。

Q43. ヤフーオークションでCD(楽器も可)購入したことあります?

 ないっす。オークションはウリ専門です。

Q44. CD聴きながら何してますか?

 音楽聞いてますが、何か。落語のCDの時は、当然、落語聞いてますが、それが。

Q45. 図書館などでクラシックCDを借りることはありますか?

 あるよ。図書館でCDを借りると、返せるので、それがいいね。お店で買っちゃうと現物が残るから、イヤだな。

Q46. 通販でクラシックCD全集買ったことありますか?

 ない。全集よりも、気に入った奴を単品で揃えるのが趣味です。

 今日はここまで。二日間かけても、半分まで行かないよ。本当のほんとに、100の質問って多いな、すごいな、大変だなっと。じゃあ、この続きはまた明日ね。

2009年1月 2日 (金)

「クラヲタに100の質問」に答えてみたよ その1

 おおなみさんの「合唱ちゃんねるblog」にあった「クラヲタに100の質問」に、お正月だし、答えてみたよ。本物はこちらにあります。質問を制作したのは、2ちゃんねるクラシック板のみなさんだそうです。そりゃあどうも質問が濃いはずだね。とにかく100の質問だと、答えるのも大変。でもおもしろかったです。ありがとう、おおなみさん。

 では参ります。

【プロフィール編】

Q1. まずHN、職業と生息地を述べてください。

 ハンドルネームは、すとん。職業は、いわゆる“研究職”と言う奴です。生息地は湘南です。…が、あんまりこういう事をネットでズケズケ聞かれるのは、好きではないです。ハンドルネームはともかく、この質問を作成した2ちゃんの人たちは、職業とか生息地とかを正直に答えますか? なんか、あの人たちは絶対にはぐらかして答えないと思う。自分たちが答えない質問を、真っ先に問うてくるその姿勢に、少しイラってきますね。膝を交えて小一時間程度議論したい気分です。

Q2. クラヲタ歴何年ですか?

 数えたことありません。と言うか、どこを出発点として考えるべきか分かりません。ま、少なくともレコード時代からクラヲタという事で…。

Q3. クラヲタになったきっかけは?

 分かりません。気づいたらクラヲタでした。もちろん子どもの頃は普通にロックンローラーでしたが、なんとなくズルズルとクラヲタになってました。

 記憶をたどってみると、ワルター&コロンビア交響楽団の「運命」がたぶん、一番最初に買ったクラシックのレコードだと思う。小学校3年生くらいの時にお小遣いをためて買ったような記憶が…。

Q4. よく聴くジャンルはどのあたりですか?

 オペラ。すべてのクラシック音楽は、オペラに帰結すると思ってます。いや、ホント。

Q5. クラシック以外にどんな音楽を聴きますか?

 ロックと歌謡曲。ま、当たり前っちゃあ当たり前だね。あとジャズとボサノヴァと演歌を少々。

Q6. クラヲタであることは恥ずかしいですか?友人同僚にカミングアウトしてます?

 すべての趣味はある意味、恥ずかしいと思ってますし、恥ずかしいから趣味なんだと思ってます。恥ずかしくなるくらい、前のめりになってこその趣味でしょう。違いますか?

 友人同僚にカミングアウトしているか? いいえ、してません。してませんが、周知の事実です。なぜなら私の体からは、常にクラヲタのオーラが放たれているからです。

Q7. 最近はやりのライトクラシック系(ボチェッリやimage、Jクラ系など)をどう思う?

 これらをバカにするクラヲタはまだまだ“青い”と思う。「良いものは良い、悪いと感じるものは単に趣味が合わないだけ」でしょ。

Q8. U野コーホー師についてどう思う?(知らない人はパスして下さい)

 なぜ伏せ字にする? 宇野氏のことでしょ。好き嫌いはあるでしょうが、評論家はマスコミに露出し、専門雑誌に寄稿し、著作を店頭に並べてナンボでしょ。そういう意味では、熱心に仕事をしていると思いますが? 人気者に対するやっかみですか? それとも嫉妬ですか?

 若い頃は熱心に彼を始めとする、当時の音楽評論家の方々の文章を読みましたし、その多くを参考にさせてもらいました。しかしオッサンになった今は、別に評論家の助けなど無しでも音楽を楽しむことができるようになりました。なので、宇野氏についてどう思うと聞かれて「さあ?」としか返事のしようがありません。

 だいたい、直接会って話したこともない人について、批判はできないって。

Q9. 携帯の着メロは何ですか?

 マナーモードです。クラヲタなら当然でしょ。

Q10. クラシック音楽の雑誌を読んでいますか(有料無料不問)?よく読むものを挙げてください。

 20年ほど前は、レコード芸術とか音楽の友とか熱心に読んでました。今は「The Flute」くらいかな? そういう音楽を勉強する時期は終えたと思ってます。今は音楽を楽しむ毎日です。

Q11. クラシック音楽関連の情報を主にどこから入手しますか?

 友人知人などから。必要な情報は自然と耳に入ります。年を取ると、色々と人間関係も広くなってくるので、それで十分なんですね。

Q12. あなたはCDリスナー派?コンサートゴーアー派?

 演奏派です。人の演奏を聞くのも、もちろん勉強になるし、楽しいけれど、やはり音楽は、たとえ下手でも、下手なりに自分で歌って笛吹いて演奏して、それで始めてて味わえる楽しみがあります。大人になってから始める楽器もいいものですよ。

【曲目編】

Q13. 「食わず嫌い選手権~クラシックヴァージョン~」が開催されます。大好きな曲4つと実は苦手な曲1つを教えてください。

 好きな曲。
   その1、ヴェルディ作曲「ドン・カルロ」より、テノールとバリトンの二重唱「ああ、我らの魂に」
   その2、バッハ作曲「イタリア協奏曲」より、第1楽章(現代ピアノによる演奏)
   その3、プーランク作曲「グロリア」より、合唱「ラウダームス・テ」
   その4、ラベル作曲 オーケストラ版「亡き王女のためのパヴァーヌ」
 苦手な曲、ディーリアス作曲「春初めてのカッコウを聞いて」

 これじゃあ、バレバレですか?

Q14. お薦めの知られざる名曲ありませんか?

 知られざるというか、あまりポピュラーでない名曲という意味でしょ。ベッリーニ作曲の「ノルマ」なんか、いかが? マリア・カラスの名盤もあることだし、交響曲ばっかり聞いているクラヲタの人たちも、一度聞いてみるといいよ。いい意味で、あてられると思うよ。

Q15. あなたの知っている変なタイトルの曲を教えてください

 変なタイトルの曲と言えば、サティのピアノ曲でしょうね。とりあえず「犬のための本当にぶよぶよした前奏曲」をあげておきます。

Q16. 日本が世界に誇る名曲は何?

 いっぱいありすぎて困っちゃいます。とりあえずは「さくらさくら」かな。国歌にしたいくらいの名曲だと思います。

Q17. 自分が死んだ時の葬式で流してほしい曲を教えてください。

 モーツァルト作曲「ハ短調 ミサ曲」 いわゆる「グレート・ミサ」って奴です。もちろん、マッチョでロマンチックな演奏でお願いします。

Q18. メンデルスゾーン『無言歌集』全48曲の中から3曲選んでください。

 「ヴェネチアの舟歌第3番(第5巻第5曲)」、「春の歌(第5巻第6曲)」、「子どもの小品(第8巻第5曲)」 後ろの方の曲ばかりですいません。

Q19. クラシックビギナーの彼(彼女)ができました。最初に聞かせたい曲、CDは何?

 ヴェルディ作曲の「椿姫」。これを聞いて心が動かない女性はいないと思う。だって、純愛悲恋の曲だもん。まずはこいつで、ハートをわしづかみ! CDというか、DVDで鑑賞だね。ちょっと古くなるけれど、ゼッフィレッリが監督した映画版の「椿姫」がなんだかんだ言っても、ベストだと思いますが、いかが?

Q20. クラシック音楽が使われて印象的だったTVCMとその曲名を教えてください。

 ソフトバンクのホワイト家族のCM。曲は、プロコフィエフ作曲の「ロミオとジュリエット」から「モンタギュー家とキャピュレット家」。

Q21. 地図にも載らぬ小さな公国から御前演奏の依頼がありました、何の楽器で何の曲を演奏しますか?

 とりあえずは歌。歌手である私の国である日本語の歌を歌ってあげるのが、御前演奏にふさわしいと思います。まずは「この道(山田耕筰作曲)」あたりを歌いたいです。

Q22. 春夏秋冬、あなた的な感覚でそれぞれの季節にふさわしい選曲をお願いします。

 春…ヘンデル作曲「水上の音楽 第二組曲」より「アラ・ホーンパイプ」 春ってウキウキワクワクじゃないですか? そんな気分にぴったりなのは、やっぱりヘンデルでしょ。

 夏…ビーチ・ボーイズの「グッド・ヴァイブレーション」ですね。クラシックでなくて申し訳ない。ってか、夏のギラギラした太陽とクラシックって、どう考えても“ミスマッチ”じゃない?

 秋…モーツァルト作曲「交響曲第40番 第1楽章」 疾走する悲しみは、まさに秋ですな。

 冬…ベートーヴェン作曲「交響曲第九番 合唱付き 第4楽章」。「第九」はもはや冬の季語です。もう第九の演奏は、年末における、日本人の風俗習慣の一部になっているのではないでしょうか。

 今日はここまで。さすがに100の質問は長いね。続きはまた明日。

2009年1月 1日 (木)

今年(2009年)の抱負 & お年玉もあるよ

 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

 うーん、一年の計は元旦にありってわけで、今年もコメント付きで抱負をアップします。

1)イタリア古典歌曲に限らず、(自分基準の)レパートリー曲をさらに20曲増やしたい

 去年は、イタリア古典歌曲を10曲だったけれど、古典歌曲はもちろんだけれど、それ以外の曲も歌いたい気がする。だから、古典歌曲という枠をハズして20曲。去年と同じペースならいけそうだけれど、今年はどうだろ? それに取り上げる曲も少しずつグレードアップしてくるから、一曲をマスターするのに、今まで以上に余計な時間が必要になるしね。

 それに仕事次第ではどうにでもなっちゃうのが、社会人の趣味という奴なので、とりあえず、このあたりの曲数を目標にします。

2)近代イタリア歌曲(具体的にはトスティとかドナウディとか)にも手を広げたい

 これは1)の抱負とも関係するけれど、今年は近代イタリア歌曲にも挑戦したい。特にトスティは歌いたいなあ。イタリア系のテノールと言えば、カンツォーネとトスティはハズせませんものね。

3)音域を広げて、Hi-Cまでを常用音域にしたい

 これは抱負であると同時に、切実な願いでもあります。音域を広げたいです。Hi-Cまで普通に使えるようになりたいです。つまりテノールという楽器を完成させたい、これが私の今年の抱負です。今年一年かけて、F->Gだったことを考えると、甚だ厳しい願いですが、何とかしたいものです。

4)アルテの第1巻を終了したい

 1~3までは声楽系の抱負でしたので、ここらでフルート系の抱負を。フルートは、ひとまずアルテの第1巻を終了したいと思ってますが…難しいよね。

 半年で第6課まで来ましたので、そのペースなら、あと12カ月あれば、第18課まで行ける計算(つまり第2巻に突入している)になりますが、ページ数で考えると、半年で20ページしか進んでいません。そのペースで行くと、一年なら40ページということになりますが、それだと第15課の第4章の変ホ長調&ハ短調までとなります。

 実際は、課題がドンドン難しくなるので、今までと同じペースでは行けないでしょう。そういう意味では、この抱負はかなり実現が厳しいのですが、ま、抱負ですから、願いですから、希望ですから…ドーンと打ち上げておきます。

5)金魚が一匹も入れ代わることなく、元気な毎日を過ごさせたい

 鬼門は夏です。今年の夏はどれくらい暑くなるのでしょうか。昨年並ならいいのですが、一昨年のように暑いと、金魚も絶滅します。ああ、個人的には夏は暑い方が好きですが、金魚のためには冷夏の方がいいです。

 もちろん、夏以外でも気をつけて、みんな元気に過ごさせてやりたいです。

6)体重を100Kg以下にしたい

 今の生活のままでは、かなり厳しいです。具体的な方法は取らず、こころがけだけで、なんとか100Kg以下にしたいと思ってます。笑いながら見守っていてください。

7)妻が笑顔で毎日暮らせるように支えたい

 妻が幸せであること。これが私の人生の最重要課題です。

8)息子君が人の道を外れず生きて行けるように、より一層厳しく接してゆきたい

 息子の教育は、基本的に父親の責任だと思ってます。具体的な指導は、妻なり、学校なり、彼の師匠なりに任せていますが、トータルプロデューサーとして、彼の人生に指針を与え、一緒にその設計図を書いてやる責任は父親にあると思ってます。

9)もう少しブログを続けたい

 ブログは実は自分のためにやってます。ダイエットであり、音楽の習い事であり、その多くのモチベーションをブログからもらっている私です。こんなブログですが、のほほんと続けていられるうちは、私の人生は幸せということだろうと思います。幸せのバロメーターがブログなら、そのブログを続けてゆきたいです。それが幸せでありつづける秘訣のようなものだろうと思ってます。

 さあ、今年もほどほどに頑張るぞっと。

おまけ お年玉だよ

 先日のデビューライブ(大笑)から、「夜のストレンジャー(Stranger in the night)」です。言い訳はしません、ご笑納ください。あ、お誉めの言葉と賛美称賛の類は大歓迎ですが、ダメ出しはイヤだよ。もう、散々ヘコみましたので…。

 ココログは小さなファイルしかアップロードできないので、低ビットレートにしてあります。低音質なので七難隠れてますが、隠しきれないキズは目をつぶってください。間違えないと思いますが、低い音域でヘコヘコ鳴っているフルートが私です。フルートを習い始めてわずか半年、アルテの第6課で苦労している人の初舞台というキャリアを、これを聞いている方はお忘れなく!  何しろ、去年の今頃は、フルートに触った事すらなかった人の演奏だからね。

 キーワードは「自分に厳しく、他人に優しく」だよ。

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