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  •  もうすぐ選挙ですね。選挙は、それぞれがご自分の思想信条に従って投票すれば良いことですが、その際に、枝葉の小さな問題に捕らわれて、大切な事を見失わないようにしないといけません。選挙は人気投票でもなければ、誰かを懲らしめるための手段でもありません。我々の子どもたちに、日本という国を安心安全に譲り渡すために、今何をしなければいけないのか、そしてそれを目指しているのは誰なのか、そこらへんを見極めていくことが大切なのです。問題は今ではなく、未来なのです。
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2008年12月の記事

2008年12月31日 (水)

今年はフルートイヤーでした[2008年のまとめ]

 年末です、大晦日です。昨年に引き続き、今年の私を総括してみました。

1)フルート始めた

 やはり、誰が何と言っても、フルートを始めたことが、今年の最大イベントでしたね。去年の今頃、一年後の私が、高価なフルートを買って、毎日ピーヒャラしていると、想像できたでしょうか? ほんと、神様でもなければ無理ってもんです。

 それくらい、今年の私の音楽ライフは、ジェットコースター並にスリリングなものでした。フルート衝動買いして、笛先生と出会って、ジャズやボサノヴァを聞くようになって、アゲハを購入して、フルート・レッスンの回数が増えて、ライブにデビューして…。すごすぎるぜ、私。激動の一年だったね。2008年はフルートの年でした。いやはや。

2)金魚たちの入れ代わり

 今年の始めは、サクラ・アオイ・アカネ・カスミ・カエデの5匹が我が家の水槽にいました。それが、サクラとアオイとアカネが星になり、チヅル・ポニョ(旧名:フウカ)・ハヅキ・キッカが加わり、総勢6匹になりました。金魚は数が増えましたが、ドジョウは昨年末にウナが星になって以来、補充をしていませんので、数的にはトントンと言ったところでしょうね。

 金魚は長く飼っていたサクラやウナが居なくなり、金魚の最古参がカエデ(現王)になりました。カエデだって、ウチに来て、約1年半です。すっかり若返った金魚水槽でした。

3)職場が変わりました

 これはブログの方ではきちんと書いていませんでしたか、私の職場と仕事が変わりました。新しい環境に新しい仕事、新しい同僚。自分の仕事は自分で考えて、作っていくという職場環境。結果さえ出せば、何をしててもいいし、個人プレーも歓迎、という今度の職場環境は、時間に追われて働いたり、人とのアポをとるのが面倒な私にとっては、なかなか良い環境です。

 だから、太るんだよな…。

4)たぶんトータルで幸せ

 タイトルどおり、たぶん2008年の私は、幸せな一年だったと思います。来年も同じくらい幸せに生きられたら、文句ないっす。特に、歌にフルートにと、趣味三昧できたのは、ほんと幸せだったと思います。

 そうそう、今年の始めに、年頭の抱負(元記事はこちら)をアップしたんですよね。これらを振り返りながら、今年のまとめをしめてゆきたいと思います。

去年の抱負 1)体重をせめて10㎏くらい減らしたい

 前回のダイエットまとめ記事にもありましたように、無理でした(涙)。

 原因? やっぱり運動不足かな。人生のかなりの時間を音楽(歌とフルートの練習)に費やしているので、運動している暇など、全くありません。人生の選択肢として、音楽をすっぱりやめて、運動(お散歩→ジョギング→マラソン、へと進化していくコース)をするのもありですし、実際、歌の練習を始める前はそんな感じでしたが…、一日が24時間で、働かなければ生活できない事実を踏まえると、こんなものです。

去年の抱負 2)健康で暮らしたい

 これは結構いけたのではないでしょうか? ぎっくり腰で始まった2008年でしたが、その後は、少々の風邪と秋口のぎっくり腰だけで済みましたもの。

 確かに太りましたし、体も固くなりましたが、年齢を考えれば、まあ、こんなものでしょう。

 あと、明らかに腰が弱くなりました。と言うか、微妙に腰痛持ち? これは現在の仕事がほとんど一日、パソコンの前に座りっぱなしという座業なので、そうなってしまったみたいです。9 to 5、ほとんど動きませんもの。イスに座ってパソコンやって、ボリボリ、オヤツ食べてながら仕事しているだけだもん。それに仕事と言っても、ほとんどが考え事だからねえ…。体も弱くなるというものです。

去年の抱負 3-A)もっと歌がうまくなりたい…下一点イ音から二点ハ音まで[つまりテノールの音域]を充実した声で、過不足なく鳴らせるようになりたい。とりわけ、チェンジ付近はガッツリと!

 チェンジ付近はだいぶ危なげなくなりましたし、下の方の音(下一点イ音)も自分基準ではOKですが、上の方はどうもねえ…。一年かければ、二点ハ音(つまりHi-C)までいけるかなあと思ったのですが、実際は一点ト音(五線の上のソ)まででした。

 一年かけて、音域は上に全音一個分だけ広がりました。これは進歩としては、速いのでしょう? 遅いのでしょうか? でもまあ、全音一個分でも音域が広がったのだから、良しということにしましょう。

去年の抱負 3-B)もっと歌がうまくなりたい…音程が甘い!と言われない程度の相対音感を身につけたい。

 音程の甘さ(つまり“音痴度”)は自分では分からないものです。良くなったのかな? 良くなったつもりですが、果たしてどうでしょう。

 あと、自分一人で伴奏と一緒に歌う時の音程と、アカペラで歌う時のそれ、さらに合唱の中に入って歌う時のそれは、みんな違うと思いますが、おそらく“伴奏と一緒”の音程の精度は多少良くなったと思うのですが、他の二つの音程はたぶん、そんなに変わっていないと思います。ま、オジサンはなかなか成長しないのです。

去年の抱負 3-C)もっと歌がうまくなりたい…イタリア古典歌曲を10曲程度、レパートリーに増やしたい。

 (自分基準の)レパートリーは増えていると思いますが、数えていなかったので、何曲になったかは分かりません。途中から、月次のまとめに曲名を記載するようになったので、来年からは分かりますが、今年はどうだろ?

 おぼろげな記憶から、今年(自分基準で)レパートリーになった曲を列記していきます。

 Amarilli/アマリッリ(カッチーニ作曲)
 Lasciatemi, morire!/我を見捨てよ(モンティヴェルディ作曲)
 Le violette/すみれ(スカルラッティ作曲)
 O cessate di piagarmi/私を傷つけないで(スカルラッティ作曲)
 To lo sai/あなたを知る(トレッリ作曲)
 Sento nel core/胸の悲しみ(スカルラッティ作曲)
 Se Florindo e fedele/フロリンドが誠実なら(スカルラッティ作曲)
 Nel cor piu non mi sento/うつろの心(パイジェッロ作曲)
 Ombra mai fu/オンブラ・マイ・フ(ヘンデル作曲)
 Son tutta duolo/私は悩みに満ちて(スカルラッティ作曲)
 Deh Piu a me non v'ascondete/ああ、もうわたしから姿を隠さないで(ボノンチーニ作曲)」

 こんなものかな? 記憶違いで抜けている曲があるかもしれないし、実は昨年散々歌った曲が混ざっているかもしれないので、正確ではないけれどね。で、数えてみると…11曲! お、10曲を越えたよ。やったね。

 あと、イタリア古典歌曲以外の曲もレパートリーに入れたよ。

 O Sole mio/オー・ソレ・ミオ(ディ・カプア作曲)
 Torna a Surriento/帰れソレントへ(ディ・クルティス作曲)
 Ave Maria/アヴェ・マリア(カッチーニ作曲)
 Ave Maria/アヴェ・マリア(グノー作曲)
 Ave verum corpus/アヴェ・ヴェルム・コルプス(モーツァルト作曲)
 荒城の月(瀧廉太郎作曲)
 早春譜(中田章作曲)
 この道(山田耕筰作曲)
 鐘がなります(山田耕筰作曲)
 かやの木山の(山田耕筰作曲)
 砂山(山田耕筰作曲)
 平城山(平井康三郎作曲)
 通りゃんせ(日本古謡)

 ううむ、自分基準のレパートリーとは言え、頑張ったじゃん、私。全部合わせれば約20曲。趣味のレベルとしては、よくやったと思うよ。うんうん。

 フルートは始めたばかりなので、何かと話題にも取り上げやすくて、ブログの記事も多めで、最近、声楽の影が薄くなっているように思われるかもしれませんが、ところがどっこ、記事にしてないだけで、声楽は結構マジメにやってます。一応私の中では「声楽専科、フルート副科」ですからね。こうやって、歌った曲を列挙していくと、よく分かります。

去年の抱負 4)妻が笑顔で毎日暮らせるように支えたい

 さっきほど妻に「君は今年一年、毎日笑顔で暮らせましたか?」と尋ねたら、「うん」と即答したので、これもOKでしょう。

去年の抱負 5)息子君が人の道を外れず生きて行けるように、より一層厳しく接してゆきたい

 少なくとも、警察沙汰は起こしていないので、たぶんOKだったんじゃないかな?

去年の抱負 6)もう少しブログを続けたい

 どうやら、今日まで続けられました。アクセスカウンターの数も10万ヒットを越えました。ありがとうございます。これも皆様方の応援と私の頑張りのおかげです。皆様、ありがとう。私、ごくろうさま。

 これからもよろしくね。

 さあ、今年は金欠なので、大晦日なのに、毎年恒例のディズニーランドにも行けなければ、湯治の旅にもいけないので、しっかりテレビを見倒すつもりです。紅白? もちろん、見ますってばサ。国民の義務でしょ(違うの?)。

2008年12月30日 (火)

今月も長文ですよお[2008年12月の落ち穂拾い]

 2008年も残りあとわずか。今年は年末のまとめもしますので、いつもより早めの落ち穂拾いをいたします。今月も長文ですが、最後はいつもの「今月のひと言」なので、毎日サイドバーで読んで下さった方は、その前まで読めば十分ですよ(ああ、なんて親切な私なんだ)。

私の中ではすべての楽器ははデジタル楽器なんです

 家で、フルートの練習をしている時、階名を思い浮かべながら演奏する時と、歌詞を思い浮かべながら演奏する時の二つのパターンがあります。どちらのパターンの演奏の方がいいか…それは、自分で聞いても、歌詞を思い浮かべながらの方が良いと思います。

 それはなぜか。

 おそらく、そこに介在する歌の力、歌詞の力の影響でしょう。しかし、もう少し考えを深めていくと、この二つには、流れを重んじる世界と、on/offの世界との違いがあるような気がします。

 歌は流れです。メロディにしても、歌詞にしても、人の声にしても、流れがあって初めて成り立つものです。始点があって終点がある、強い流れもあれば弱い流れもある、山もあれば谷もある。そんな流れが歌なんだと思います。

 一方、階名を思い浮かべながら演奏する時の私は、デジタル思考。on/offの世界にいます。

 楽譜に示されたタイミングで、指定された音高の運指をして、決められた時間だけ、定められた圧力で息をフルートに吹き込む。その繰り返しを、手順どおりに順番どおりに上手に行なえると“フルートが吹けた”と感じます。

 無論、その作業手順がデジタルであっても、その幅をうんと細かく取ってゆけば、その積み重ねで十分“流れ”を感じられるようになるのでしょうが、私レベルだと、階名を思い浮かべて演奏すると、テキメン、ブツ切りのデジタルっぽい、ガタガタの演奏になってしまいます。“流れ”など到底そこには存在しません。

 ですから、階名を思い浮かべながらの演奏が、楽譜的には正しくても、いわゆる感情の入らない機械的な演奏のように感じ「これじゃあ、ダメだなあ」と吹いていて思うのです。ちなみにフルート業界では、そういう演奏を“棒吹き”と呼び、未熟な演奏と見なされます。

 楽譜の表記とは極めてデジタル的な表記方法だと思います。そのデジタル的な表記の楽譜を見ながら、楽器の演奏…大半の楽器はキイ操作で音楽を奏でますが、キイ操作が根本的にデジタル的だと思ってます…をするので、デジタル的×デジタル的で、流れとはほど遠いものが出来上がるのではないかと思います。

 しかし私たちの感性は、デジタル的なブツ切りのものを美しいとは感じられずに、流れを感じさせるものを美しいと思うのではないでしょうか。だから“音楽の基本は歌”という言葉が出てくるのではないかと思います。

首振りとかオクターブチェンジとか、について書いてみました

 まずは首振りから。

 これは音を出すためのテクニックではなく、微妙な音程変化をするためのテクニックです。つまり、ある音程とある音程(と言っても、せいぜい半音~全音程度まで)の間を無段階に自由にポルタメントするためのものです。つまり、音程の微調整のためにするとか、ギターで言うチョーキングやレバー操作のような音程変化をつけるためのものです。

 やり方は…よく分からない(笑)。すいません、先生のやっているのを見てたら、できました。私、フルートに関しては、この手の事が多くて、うまく説明できないのですよ、参ってます。

 分かる範囲で書きます。

 まず、顔を正面(目線を地面に対して水平な感じで)に向けてください。次にフルートを構えます。フルートの歌口は常に天井を向けるように心がけてください。フルートは下顎にきちんと付いていますか。その状態で、任意の音を吹いてください。

 そこからそのまま首を曲げて視線をやや下に向けると、自然と下アゴが引かれていき、フルートに吹き込む息の方向が前向きから下向きになり、音程が下がっていきます。

 次に正面からやや上に視線を向けると、自然と下アゴが前に押し出され、息の方向が前向きからやや上向きになり、音程が上がってゆきます。

 このように息を吹き込む方向を変えることで、運指や息のスピードを変えずに、無段階に音程を変えることができます。これを“首振り”と呼んだわけです。フルート関係の記事を読んでいただけると分かりますが、私はどうも音程関係に問題を抱えていますので、こういうテクニックを教えられたのだと思います。

 ちなみに、アゴの動作の説明に“自然と”という言葉を添えましたが、これは「アゴの動き」が柔らかいと“自然”にそうなります。アゴの動きが硬いと、そういう変化は現れません。だから笛先生は私に『毎日練習しなさい』と言ったわけですね。

 次にオクターブ・チェンジについて。

 オクターブチェンジの時の息の方向に関しては、首振りとはちょっと別の話になると思います。同じ運指でオクターブ違いの音がいくつかフルートにはありますが、あれの出し方のコツとして、息の方向を変えるというのを習いました。

 低いオクターブの時は、こころもち下方向に息を出し、高いオクターブに移るたびに、息の方向を前(上)向きにしていきます。ただし、これは首振りと異なり、高いオクターブに移動する時、フルートとクチビル関係がちょっと変わります。笛先生は「しっかりフルートをクチビルに付けなさい」と言います。これは、つまり『クチビルとフルートの距離を短めにすること』と『クチビルから出す息を細い息にしなさい』の両方を同時にしなさいということなのだろうと、勝手に解釈しています。

 あと、フルートを構えて息を吹き込んでも、音が出ないと言う時は…私の経験では、息がバラけていると出ないような気がします。息をしっかり集めて、フルートの歌口の任意の場所に、ビシっと吹き込んでやれば、ピーと音が出ますです、ハイ。

 音が出ないからと言って、たくさん息を吹き込んでも出ないものは出ないみたいです。と言うよりも、フルートはかなり少量の息でもコツさえつかめば、きれいに鳴るみたいです。まあ、私がこの段階で悩んでいる最中なんですが。

 ご参考になりましたでしょうか? 文字でのやりとりには限界がありますので、必ず、ご自分の先生やお仲間にご相談の上、進めてくださいね。変に誤解して、やっかいな癖をつけると、癖を取るのに大変な思いをすることになりますよ。

 でわでわ。

今月の高音事情

 高いソはだんだん苦手意識が薄くなってきたと思う。出ない時は諦めるのではなく、その少し前からチェックしていくと、たいてい歌えるようになってきたと思う。音色的にも、OKじゃないのかな? だけど、まだ丁寧な音取りも必要だし、無意識に歌える音ではない。そういう意味では、まだまだ手中に納めたとは言い難いかな。

 発声練習では、時折、楽に高いラとかシ♭まで行ける時がある。でもいつもじゃないし、歌では使えないので、まだまだだけれど、それでもここまで楽に行ける時があるので、いずれは、いつでも楽に歌えるようになるのではないかと、自分に期待してます。

 とにかく、ポイントは脱力だな。脱力がうまく行くと、高いところもスコーンって出るンだよ。

今月の歌曲

 コンコーネ50番(高声用)2番
 コンコーネ50番(高声用)3番
 コンコーネ50番(高声用)4番
 コンコーネ50番(高声用)5番
 グノー作曲「Ave maria:アヴェ・マリア」←その日の調子に合わせ、中声用を歌ったり、高声用を歌ったり…。
 本居長世作曲[日本古謡]「通りゃんせ」←レッスンでやっている曲です。
 トレッリ作曲「Tu lo sai:あなたは知っている」
 スカルラッティ作曲「Son tutta duolo:私は悩みに満ちて」
 ボノンチーニ作曲「Deh Piu a me non v'ascondete:ああ、もうわたしから姿を隠さないで」
 平井康三郎作曲「九十九里浜」
 ディ・カプア作曲「O sole mio:オ・ソレ・ミオ」
 デンツァ作曲「Funiculi-funicula:フニクリ・フニクラ」
 ヘンデル作曲「And The Glory Of The Lord:メサイア」
 ヘンデル作曲「And He Shall Purify:メサイア」

今月のフルートソロ(遊び吹き含む)

 ホワイト・ルーム(The White Room:クリーム)
 踊ろよベイビー(Do You Want to Dance?:ビーチ・ボーイズ他)
 夜のストレンジャー(Stranger in the Night:フランク・シナトラ他)
 愛のプレリュード(We've Only Just Begun:カーペンターズ)
 チム・チム・チェリー(Chim Chim Cher-ee:メリー・ポピンズ)
 メロディー・フェア(Melody Fair:ビージーズ)
 悲しき慕情(Breaking Up is Hard to Do:ニール・セダカ他)
 フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン(Fly Me to the Moon:みんな歌ってる)
 イパネマの娘(The Girl From Ipanema:ジョビン他)

今月のお気に入り

 ロングクリーニングロッド。つまり、フルート用の長めのお掃除棒。通常サイズの倍ありますので、フルートを分解しないで、組上がったまま、お掃除ができます。練習の最中に軽く内部の水気を取りたい時に最適。

 練習中に、なんか音がくぐもるというか、力を入れないと音が出なくなるというか、何かフルートの先にティッシュでも詰められたような感じというか、そんな時に、こいつで軽~く内部の水分を拭き取ってやると、不思議に楽に音が出るようになります。だから、私は結構これを使うことが多いです。

 さっと一拭きで、楽に音が出るようになるのですから不思議です。他の管楽器なら、スワブを使うところでしょうが、フルートにはスワブがないので、私はロングクリーニングロッドを使ってます。

今月の金魚

 今月は金魚界には大きな動きはありませんでした。みんな、元気。よかったよかった。強いて言えば、タニシが繁殖中です。たくさん稚貝が水槽の中にいます。金魚たちが食後のオヤツとして、バクバク食べてます。

今月のひとこと

手が痛いです(涙)。塩素系漂白剤の溶け込んだお湯に、素手を突っ込んでガチャガチャ作業をして、その後しばらく手も洗えない状態だったせいでしょうか…。手のひらが、ザラザラなのにヌルヌルするし、指先はヒリヒリするし、全体的にほのかに異臭はするし…。ヘコんでます(涙々)。手が痛いので、フルート、吹きたくない…。(2008年11月27~30日)

先日洗ったセーム皮(フルート拭きとして使用)が、ちょっと乾燥肌気味です。やはり洗って汚れと一緒に石鹸で油分を洗い流したのが失敗だったな? そこで、保湿成分入りのクリームを塗ることにしました。最初は人間と同じハンドクリームでいいかな? とも思いましたが、香料やら保存料やらを考えると何気に心配になったので、薬局行って「白色ワセリン」を買ってきました。セーム皮に塗り込んだところ、潤いタップリになっちゃいました。なんか、アゲハのピカピカ度が三割増量しそうです。よかったのかな? これで??(2008年11月30日~12月1日)

野鳥さんの「40歳からのフルート練習記」を『お気に入りのブログ』に入れました。よろしくお願いします。野鳥さんは、年は私より幾分お若いのですが、フルート歴がほぼ同じで、フルートメーカーも同じなんですよ。ちょっと親近感を抱いております。(2008年12月1~3日)

こしひかりさんの「フルートとバイオリン♪趣味で楽しく」をお気に入りブログに加えました。この方は、タイトルどおりフルートとバイオリンの両方をやっている人です。ある意味、歌と笛の二足の草鞋を履いている私と同じようなものかもしれません。腕前はだいぶ違いそうですが…(もちろん、あちらの方が色々な意味で先輩です)。よろしくお願いします。(2008年12月3~6日)

「ダブル・クォーター・パウンダー・チーズ」と言うのを食べました。マクドナルドの新メニューだそうですが、まあ何というか、始めて「満腹になれるハンバーガー」と出会えたというところでしょうか? やっぱり、ジャンクフードは味じゃなく量で勝負だよねえ、そういう点では、きちんと自分たちのことが分かってらっしゃる。さすがは世界のマックだね。(2008年12月6日)

 いやあ、最高でした。某合唱団のコンサートにチェリストの諸岡由美子さんがゲスト出演してました。諸岡さん、私の大好きなチェリストさんなんです。あんまり美しいチェロの響きに、私は魂が抜かれてしまいました。いや、本当の話です。結局、音楽って、美しい曲を、美しい音色の楽器で、素晴らしい奏者が演奏すれば、それで最終兵器になるわけで…。ラフマニノフ…よかった、至福です。(2008年12月6~8日)

今、気づいたこと。ソノリテを吹くと、必ず眠くなる。何をどーやっても眠くなる。睡眠時間タップリの元気ハツラツ状態であっても、すぐに眠くなる。つまり、ソノリテ練習は睡魔との戦いである。しかし、なぜに?(2008年12月8~9日)

速報! 急遽決定!! 次の日曜日に湘南某所のライブハウスにてデビューします。笛先生のライブにゲストフルーティストとして出演します。3曲もやります(あくまで予定)。いいのか、それで! 発表会じゃないんだぞ、ライブだぞ。当然、客前だぞ。ブログには来週あたり書くつもりです。でわでわ。(2008年12月9~13日)

久し振りにラーメン屋でラーメン食べた。なんか高くない? なぜラーメン一杯が1000円近くもする? 確かに不味くはないけれど、この不況の中、ラーメン一杯にそんなお金をとっていいの? ちなみに油ギタギタでした。もっとも油ギタギタラーメンは今の流行りらしいけれど…。ラーメンなんてB級料理の典型みたいなものなのに、こういう値段設定では、なんか中途半端な感じが却ってカッコ悪いとオジサンは思いました。(2008年12月13~16日)

キャロリングに行きました。1)たまたま歌った場所が喫煙所のすぐそばで、10名以上の方々がモクモクしてました。テキメンにノドをやられました。つらいです。2)軽~く歌っていたら、よく知らない人から「きれいな声ですね。合唱でもやってらっしゃるのですか」と尋ねられたよ。もちろん、今は合唱をやっていないので「いいえ」と答えておいた。だいだい、合唱の上手下手と声の美しさにはなんの関連性もないしね。それより、見知らぬ人から「きれいな声」と言われたのは、何よりもうれしかったね。「歌が上手いですね」と言われるよりも「きれいな声ですね」と言われる方が、絶対にうれしいですって。(2008年12月16~18日)

昨日(2008年12月17日)は、おそらく、このブログ始まって以来のアクセス数となりました。そこでこれを記録としてここに書いておきます。昨日は訪問者数(ユニーク・アクセス)267名。アクセス数(ページ・ビュー)が553ページでした。「え、こんだけ? 少な~い」と思われる方もいらっしゃるかと存じますが、一応、これが今のところの“一番にぎわった日”の記録となってます。思えばブログを立ち上げたばかりの時、何日も誰も来なくて「一カ月間、だれも来なかったら辞めよう」なんてところから始まった、このブログ。よくここまで来ました。これも、熱心にいらっしゃってくださる、みなさん読者のおかげです。実に感謝です。しかし、なぜ私の音痴自慢の記事にこれだけアクセスがあったのか? 不思議不思議。(2008年12月18~19日)

お気に入りのブログに、橘深雪さんの「Kleine Lilie フルート日記」を加えました。橘さんはフルートリペア関係の方です。おもしろそうでしょ、おもしろいんですよ。よろしくお願いします。(2008年12月19~21日)

どうやら忘年会に行って風邪をもらったようです。今年の風邪はお腹に来るみたいです。世間の風邪っぴきさんたちほど酷い状態にはなっていませんが、すこし不愉快な感じです。皆様もご自愛くださいませ。ところで、まきすますか?まきませんか? 私ならやっぱり、まいてみたいです。(2008年12月21~24日)

今日から、しばらくの間“お散歩強化週間”に決めました。年始年末をお散歩して過ごそう! ってわけで、がんばります。体重が、ちょびっとでも減ってくれるとうれしいな。(2008年12月24~25日)

 今、すごく楽しみにしていること。それは映画「マンマ・ミーア」が来年公開されること。このミュージカル、大好きなんだよね。劇団四季で見て以来、映画にならないかな…と思ってた(だって、映画になればいつでも見れるでしょう)。だから、楽しみ。映画も見に行くし、サントラ盤も買っちゃうし、きっとDVDだって買っちゃうだろうなあ。(2008年12月25~27日)

昨年の冬休みは、妻と「マジカル・サンザイ・ツアー」を行ないましたが、今年は「新宿・お茶の水・銀座~楽器屋三都物語ツアー」を行ないました。例によって1000万円以上のフルートの試奏をしてきました。もはやフルートの試奏は私の趣味ですな。年始年末にゆっくりとレポートを書きます。アップはお正月休みが明けたあたりに…と考えてます。乞ご期待。(2008年12月27~28日)

今月の落ち穂拾いは以上です。

2008年12月29日 (月)

アルタスという会社の、その姿勢が悲しい(涙)

 その姿勢とは“ウェブサイト(ホームページ)が貧弱”だという話。今はウェブで情報を収集して、商品選びをする人も増えているのだから、ウェブサイトはそれなりに充実して欲しいと思う。特にフルートなんて、高額商品なんだから、カタログ同様に充実した内容にして欲しいと、アルタス使いとしては強く思う。

 ちなみに今のウェブサイトはこれ。販売会社のグローバルの中にある、これが、なんと、公式ホームページ。やる気のなさがうかがわれる。売る気がないのだと勘違いされるし、フルート職人さんのフルート作りに対する気持ちもこの程度だと誤解されかねないほどの貧弱なホームページ。『お客様に見ていただこう』と気持ちはまずうかがえません。私はとても悲しいです。

 ちなみに、全世界版というか、アルタスの英語サイトがこれ。自分たちの作ったフルートを知ってもらいたい、使ってもらいたい、買ってもらいたいという気持ちが伝わる、今風のウェブサイト。せめて、このサイトの日本語訳を現行のウェブサイトに変えるだけでも、だいぶ印象が違うと思う。

 比較対象のために、他の会社のウェブサイトも見てみることにしましょう。

 まずはヤマハ。ウェブサイトはこちらです。言う事ありません。さすがは日本を代表する楽器メーカーです。ウェブサイトもそつなつ作ってます。一流企業は、何事にも抜かりというものがありません。

 フルート界の巨人、ムラマツフルートはここ。立派なものです。きちんとネットで商売してます。

 ムラマツと来れば、お次はサンキョウフルートです。世界に羽ばたくサンキョウって感じの、サンキョウユーザーなら胸を張れる、いい感じのウェブサイトはこちらです。

 ミヤザワフルートはここ。ここは紙のカタログは情報不足で「?」と思うけれど、ウェブサイトはなかなか良いです。英語サイトもあって、海外での商売もきちんと考えてますって感じです。

 パールフルートはこちら。とてもいいです。これくらいのウェブサイトなら、誰からも文句来ませんね。

 というわけで、日本の主なフルートメーカーさんのウェブサイトと比べて、アルタスのダメっぷり(フルートではなくウェブサイトの話ね)が良くわかるでしょ。そう、アルタスだけが、ダメダメなんですよ。これは別に私の偏見ではないと思う。誰もがそう思うのではないかと危惧します。

 アルタスフルートってどんなフルートなのかな…と思って、ググってみれば、公式ウェブサイトがこれでは、どん引きでしょ。よそのメーカーさんのウェブサイトを見た後なら、なおさら。もしかすると、アルタスを買うのを止めるかもしれない。それくらい、ダメージが大きいと思います。

 良いものを作っていれば黙っていても売れる…なんて時代はとっくの昔に終わりました。今は、良いものを作り、それを積極的に宣伝しなけれは売れない時代です。いわば、品質と宣伝の合わせ技で商売が成り立つ時代です。アルタスは…はっきり言って、品質だけじゃん。品質はいいよ。楽器はいいさ。でも、宣伝がダメダメ。

 これじゃあ、アルタスのフルート職人さんがかわいそうだよ。

 アルタスの営業さん、がんばってよ。宣伝しっかりしないと、アルタスに興味があっても、よそのメーカーさんにお客取られちゃうよ、しっかりしてね、お願い。お願い。

追記[2011年3月7日] 「人気記事ランキング」に、この古い記事が上がってきましたので、久しぶりに読んでみました。当時は独立して存在してなかったアルタスの公式ウェブサイトが2010年に製作されております事を、追記しておきます。そのサイトはこちらですが、トップページの表記が全部英語という不便さがイマイチですね。中に入っても日本語と英語が混在ですし、日本語ユーザーには優しくないサイトですが…それでも2008年当時よりは、アルタスもだいぶ頑張っているわけで、そういうアルタスの姿勢を、まずはみんなで評価しましょう。…ただし、このページ、検索エンジンなどではヒットしてくれないのが、たまにキズなんです(涙)。

2008年12月28日 (日)

2008年のダイエットを振り返って?[12月第4週・通算50週]

体重:103.4kg ->103.7kg [+0.3kg]
体脂肪率:30.5% -> 31.8% [+1.3%]
BMI: 33.0->33.1 [+0.1]
体脂肪質量:31.5kg ->33.3kg [+1.8kg]
腹囲:106cm -> 103.6cm [-2.4cm]
     (左側の数値:2008年当初 -> 左側の数値:今週 [その差])

 きゃあ~、なに、この数字は。この一年間の私の苦労は一体なんだったの!

 って言うほど苦労してないか…。

 数字が見事に語っているように、今年の私は、ご覧のとおり、ユルユルダイエットをしちゃいました。

 全然、減ってないじゃんと突っ込んでいる、そこのあなた。正解です。全然減ってません。まあ、基本的に横ばいっていう感じの数値です。でも、アラフィフ(Around fifty)ですから、これでも上々かもしれないと、自分で自分を慰めてます。

 そりゃあ、やせられればいいけれど、それに見合う努力を何もしてなかったんだから、これでも上々です。だって、毎日食べたいものを食べたいだけ食べて、甘いものをいっぱい食べて、そりゃ普通太るでしょうという食生活をしながらも、この数値だもん。立派なものよ。

 ガンガンやせていた時は、レコーディングダイエットをしていたり、必死で運動していたり、見事なくらい節食をしていたりと、それは涙ぐましい努力をしていたわけで、今の私の努力するエネルギーは、ほぼすべて音楽関係に振り分けられているので、ダイエットはじぇんじぇんできてません。仕方無いよね。

 では、なぜそれだけ食べていて、なおかつ運動不足なのに、これで済んでいたのかというと、やはりブログかな? 毎週毎週、体重をブログに書かなければいけなかった。ブログに書く以上、そんなにみっともないマネはできない。そんなわけで、現状維持になったのではないかなあと思ってます。

 そんな意味で、ブログにダイエットの記録をアップして、全世界に恥をさらすというのは、悪いことではないと思いました、これからも最低これだけは続けましょう。

 でもね、やっぱり体重が103㎏ってのは、いただけないね。100㎏は切りたいよね、何としても。医者にもデブって言われたし(涙)。せめて100㎏は切りたいと切実に思ってます。何の努力もしないで、3㎏ほどやせたいです。

2008年12月27日 (土)

底砂利は結構、汚い

 金魚水槽の水換えをだいたい毎週行なってます。毎回20リットルの水を取り替えているわけです(ほんと、大仕事です。愛情がなければできませんよ)が、以前は、水換えの時は、水だけを取り替えていました。

 水換えの時、水だけ取り替えていると、ドンドン底砂利が汚れてきます。ウチは白っぽいサンゴを主体にした底砂利を入れているのですが、これがいつの間にかヘドロ色になって、なんか見苦しくなりました。

 そこで、ある時から、底砂利の掃除もできるタイプの水換えポンプを用意して、水換えをするようになりました。

 おもしろいですよお~。水槽の水と一緒に、底砂利の汚れも捨てます。いやあ、底砂利は本当に汚い。特に最初の頃は、毎回ヘドロのようになりました。ああ、こんなに底砂利って汚かったんだ、金魚たちに申し訳なかったなあ…と思ったものです。

 最近は、ヘドロのようになることはありませんが、それでもやはり、汚いは汚い。人間もきれいなところが好きなように、金魚だって本当はきれいなところが好きなはずです。

 年末ですね、大掃除の時期ですが、金魚水槽もついでに大掃除してみてはいかがですか?

2008年12月26日 (金)

C管なのにCに苦労してます

 頭部菅の組み立てる向きを変えましたので、標準の位置に一日も早く慣れる意味もこめまして、低~中音域を、毎日丁寧に音出しをしています。『丁寧に』というのは、音色の美しさもそうですが、ピッチにも注意を払って、丁寧にやってます。

 楽器の人には今更当たり前でしょうが、練習の時に、チューナーとにらめっこしながら音出ししています。何しろ、先生からいつもいつもピッチの注意を受けてますので、へへへ。(笛先生は、ピッチにシビアな人です、って当たり前か)。

 頭部管の向きを変え、さらに頭部管の差し込む深さも変えましたので、いわばその辺のテクニックをリセットしたような状態なので、ちょうど良い機会と捕らえて、音を出しながら、自分のピッチの取り方のくせを把握し、矯正をかけています。

 で、チューナーを見ながら思うのは、1Cが低いなあ…ということと、2Cと3Cがかなり高いなあ…ということ。C管なのにCのピッチが安定しないというのは困ったものだと思ってました。

 もう少し書くと、私の場合、D~Aのスケールはまあまあ良いのですが、B♭とBとCとC#はどうもねえ…。

 …もしかすると、ベネット・スケールのせい?

 アルタスフルートは、スケール設計が他のメーカーとはちょっと違うのがウリ(具体的にはCisホールが他のメーカーより大きくて高め)なのですが、私の場合、そこがちょっと裏目に出ているのかな? って気がします。もっとも、アルタス・フルートはプロ奏者の方々も結構、使用しているので、楽器のせいというよりも、私の腕不足の方に問題が大いにありそうな気がします。

 ですから、先生からは「ドの時は、アゴを強く引いて吹きなさい」と言われてます。

 C管なんだから、Cの音をバシっと出したいよね。うんうん。

2008年12月25日 (木)

音質を変える

 もちろん、音質を変えると言っても、バスをテノールにするとか、リリコをドラマティコにするとかとは、もちろん別の話です。

 あ、メリークリスマスです(汗)。続けます。

 太い声、細い声とか、落ち着いた感じの声とか、甲高い声とかを、使い分ける。そういうことです。一般的な用語だと“声色”ということでしょうか。でも声色を変えるというと、なんか口先だけで変化をつけるようなイメージに感じません? また、声質と考えてくださってもいいのですが、声質と書くと、また違った意味に捉える方もいらっしゃると思われる。なので、用語としての適切さは、はなはだ疑問ですが、ひとまず“音質”としておきます。

 音質を変えるには、どうすればよいか。簡単に言っちゃうと、それは「響きのバランス」を変えることです。何の響き? それは「胸の響き」と「頭の響き」です。

 歌声は常にこの二つの響きがミックスされていますが、それぞれの声種や音域やその他もろもろで、そのミックスされる割合が変わってきます。

 例えば、五線の中のド(テノールにとっては、実はHi-C)を歌う時、テノールにとっては極限の高音ですから、声の大半が頭の響きになりますが、ソプラノにとって、どうということもない低い音ですし、簡単に出すぎて、却ってしっかり鳴らなかったするから、きちんと胸の響きを入れて歌わないと、説得力に欠ける声になるそうです。だから、同じ音高の音で歌っても、テノールだと「かなり高い音」に感じるし、ソプラノだと「低めの安定した音」に聞こえます。

 あるいは、同じ旋律を歌っても、テノールの人が歌うと、バスの人が歌うのとは、聴いていて明らかに違うわけで、これも響きのバランスの違いがかなりの影響を与えているようです。

 で、なぜこんな話をしているかと言うと“演じ分け”ということです。歌は、歌手が素のまま歌うものもありますが、キャラになりきって歌うものもあります。キャラになって歌う場合は、そのキャラにふさわしく演じながら歌うわけで、そのために、音質を変えて歌っていくこともあるわけですよ。

 つまり、年配者や地位のある人のキャラの時に、頭の響きが多いと、いかにも軽めの声になり、おかしいし、子どもや若者の歌を歌うときに、胸の響きが多いと重厚な感じがして、似つかわしくないということです。

 もちろん、演じ分けには、音質だけでなく、色々なものを動員して演じ分けないといけないのですが、やはり歌は耳で聴いてナンボのものですからね。音で演じ分けることは、とても大切なのです。

 おそらくどなたも無意識にやっていることでしょうが、無意識にやっていることを、改めて言語化して、心に刻むというのは大切なことだと思います。

2008年12月24日 (水)

クリスマス・イブだけど、フルートはひとまず標準的に組み立てましょう

 ええと、クリスマス・イブですね。本来なら、今日~明日とクリスマスネタの記事をアップすべきでしょう、昨年はそうしました。しかし…! 今年はびっくりするほど、ネタの山。声楽レッスンが月2回、フルートレッスン月3回。毎回毎回、レッスンでは多くのことを学んでいます。それらを忘れないうちに書かないと忘れてしまう(日本語変だけど勘弁)。というわけで、全く季節感なく、レッスン記録をアップします。

 さて、先日のセッションの時に先生が感じたことの一つに、私のフルートの音色はどうやらアンサンブルには不向きだということ。音が硬めでバンドの音とうまく溶けない。一体なぜだろうと悩まれたそうです。

 そして先生が思い当たったのは、私のフルートの組み立て方。

 私は実は、頭部管をかなり内向きにフルートを組み立てています。その理由は、前にも書いたとおりなのです。この件については、以前にも先生からやんわりと注意を受けていますが、その時は「あくまでその人の好みもあるけど…」ということだったので、我を通させてもらったのですが、さすがに実害があると考え直さないといけませんね。

 先生がおっしゃるには「少なくとも標準の位置にしてください。そこからどれだけ(内側じゃなくて)外側に向けるかは、好みです」「以前は内向きにしないと、音も出づらかったでしょうが、もう今ではそんな事はないはずですから、内向きはダメです」

 ダメ押しのセリフはこれ。「昔のクラシックの人たちは、フルートを内向きにするのが流行っていました。それはゴールウェイが極端な内向きだからです。しかし今は若手を中心に、外向きに組み立てる人が多いです。特にアンサンブルをする人はたいてい外向きです。パユは極端に外に向けてフルートを組み立てます」

 ううむ、金の斧、銀の斧じゃないけれど「あなたはゴールウェイとパユとどちらを選びますか」と言われりゃあ、そりゃあ考える事もなく、パユだよな。クラシックしかやらないゴールウェイよりも、ジャズもやっちゃうパユなら、目指すはパユだよね。

 演奏のノウハウ的な言い方をすると、頭部管の向きで出てくる音の音程の幅が変わるそうです。頭部管を外側に向けると、太めの音程(音質じゃないよ、音程ね)の音が出ますが、内側に向けると、細めの音程の音が出るそうです。

 細めの音程の音は、かなり音感のいい奏者(ゴールウェイのことかな)なら、パシッと決まってかっこいいそうですが、フルートのコントロールが難しく、なおかつバッキングには溶けないので、アンサンブル向きではないそうです。その点、太めの音程なら、音もやさしくまろやかで、バッキングにもよく溶けるし、フルート自体のコントロールも容易になるそうです。さらに今の世界のフルート界の流行りは、外向きの柔らかめの太い音程の音なんだそうです。

 先生は“音程の幅”と言いましたが、おそらくは、これは、同じ音程の音であっても、その音に含まれる倍音成分の分布の違いを、そのように表現したのだろうと推測します。

 とにかく、簡単に言うと「あなたの技術で、頭部管を内向きにしたまま吹いていると、下手くそに聞こえるからやめましょう」と言うことです。同じように吹いて、それで「まあまあ」と「下手くそ」に分かれるなら「まあまあ」の方向で行きたいです。

 と、そんなわけで、フルートの組み立て方を、とりあえず標準にすることにしました。標準だと、フルートがグラグラして、かなり持ちづらいんだけどなあ…。慣れないせいか、音もスカスカだし…。おまけに右手の小指がマムシ指になっちゃうし…。フルート自体のピッチも高くなって、音痴フルートになってまうし…。本音で言うと、標準的な組み立て方はイヤなんだけれど…これも、乗り越えるべき試練という奴かな?

 先生としては、頭部管を外向きに組み立てることをご推奨しているようですが、それこそ、それは「個人の好き好きですから」だそうです。ううむ、とにかく今は標準でいきたいと思います。どの程度外向きにするかは…また、次の機会ということで…。

2008年12月23日 (火)

頭の中からメトロノームは消しなさい

 先日の声楽レッスン終了後に、キング先生に言われました。

 「歌っている時に、頭の中にメトロノームが鳴っているのが見えます。メトロノームはフルートの時だけで、歌の時はメトロノームを忘れてください」

 ラジャー。

 とにかく歌の時は、旋律を横へ横へつなげるように、レガートに、流れるように、歌うことを心がけるように注意されました。

 おそらくは、フルートの時も本当はメトロノームは忘れた方がいいんだと思う。メトロノームに従いつつも、メトロノームに支配されない演奏。それが“歌うこと”につながっていくと思う。打ち込み系音楽に“歌心”がないのは、見事にメトロノーム(パソコンだからゲート信号というべきか)に支配されているからでしょうね。私はやりませんが、初音ミクをきれいに歌わせるには、楽譜どおりではなく、色々なノウハウで、ピッチやタイミングをずらして旋律を人間臭く歌わせるのだそうです。たぶん、それもきっと同じことだと思います。

 それにしても、なぜバレたのか、私の頭の中のメトロノーム。頭の中でメトロノームを鳴らしていた私はヘマだけれど、それを見抜いたキング先生はすごいなあと思います。

 …しかし、アカペラで歌っているんだよ。頭の中で、メトロノーム鳴らして、音叉叩いてないと、メロディーがどこに飛んで行くか不安でしょうがない…というのは、言い訳ですね、はい。

 餅は餅屋、蛇の道は蛇だね。

2008年12月22日 (月)

あなたは何がやりたいのですか?

 今年最後のフルートレッスンに行きました。いやあ、4週連続はキツかったです。おまけに途中でライブのデビューもあったし…。

 ひとまずアルテは6課が終了。新年は7課からです。半年で6課まで来ました。当初の私の目論見よりもだいぶ速いペースです。とは言え、これからはそんな速いペースではいけないだろうと思ってます。

 とにかく“スパルタ”(?)という噂の笛先生の今年のレッスンは無事終了です。ありがとうございました。

 鬼が笑う話ですが、笛先生とアルテ終了後の話をしました(え、もう?)。アルテ終了と言っても、1巻の話ね。つまりは、アルテ1巻が終わったら、次は何をする? という話。まだやっと6課が終わったばかりなのに…。

 ひとまずアルテの1巻は基礎だから、まずはこれをきちんとやる。ここまでは良し。その後は、私が何をやりたいかで変わってくるというのです。

 具体的に言えば、ジャズに行くのか、クラシックに行くのか、それともポピュラーに行くのか。それぞれで、勉強のやり方が変わってくるというのです。私などは気が多い人間ですから、実はあれもこれもやりたいと言う気分なのですが、人生の残り時間を考えると、そうも言ってられません。先生も同意見です。

 ジャズに行くなら、そっち方面の教則本などもあるので、アルテ1巻が終了したら、2巻に行かずに、ジャズの教則本をやるべきだろうというのです。もちろん、クラシックに行くなら、今やっている曲集もほどほどにして、さっさとアルテの1巻を終わらせて、すぐさま2巻に入っていく必要があるでしょうとのこと。ポピュラーなら、曲集をメインに楽しくやってゆきましょうとのことです。

 すとんさんは何がやりたいのですか? … さあ、なんでしょう?

 私は一体、何を願ってフルートを吹いているのしょうか? 実はわかりません。

 元々、フルートを始めた理由は『フルートを衝動買いしたから』です。その時のぼんやりとした思い(目標)は「フルートをリコーダー程度に吹けると、人生が楽しくなるだろうなあ」です。

 せっかくフルートを買ったので、まずはリコーダー程度の力量をつけようと独学を始めました。すぐにリコーダー程度に吹けるようになりました。そこまで行くと、今度は、やっぱり、きちんと吹けないと何となくイヤだと思い始めました。しかし独学なので、そこで行き詰まり。それを打破するには、やはり先生を探してお世話になっちゃうのが一番。そこで先生を探し出して、笛先生と出会って、フルートの練習を始めました。

 そう言えば、最初のレッスンの時に笛先生に、フルートを習って何がしたいのかって尋ねられたな。その時は「ちゃんとしたフルートを買いたいです。そのためにフルートの勉強をします」と答えたんだっけかな? あの時は、チャイナ娘だったし、いずれはきちんとしたフルートを買いたいと思っていたけれど、フルートのことをよく知らず、まともに吹けない状態で行くと、いいように楽器屋にカモられるから、そうならないように、フルートをきちんと吹けるようになっておこう。そして、そうなったら、さっそく、きちんとしたフルートを買いにいきます。こんな感じで返事したんだよね。これが二番目の目標だったわけだ。

 その願いは、わずか三カ月でかなって、今、私は、アゲハを所有しているわけだ。つまり、フルートを始めた当初の願いはすでに達成されているわけ。

 で、新しくフルートを買って、次は何がしたいの? ってわけだけれど、とりあえず「ローンの支払いが終わるまでは、フルートのレッスンを続けたい」と決めました。これが今の目標というか、心の支えというか、希望です。で、先生はその先を尋ねてきたわけだ。

 ローンを支払い終えたら、次は何を目標にしたいの?

 ああ、分からない。一体私は何がしたいのか? 何を目標にすべきなのか? 何を願っているのか? ウダウダ書いていても、何の解決にもならないし、結局は自分が決めることなんだけれど、今は、ブログに書くことで、心の整理ができないかなあ…という気分です。

 まあ、とりあえずポピュラーは無いかな?って感じ。ポピュラーフルートだったら、最初から個人の先生でなく、ヤマハ音楽教室(近くにたくさんある)に行ったと思うしね。だから、私の行く方向は、ジャズかクラシックかってところかな。

 クラシックは私にとってのデフォルトな音楽なんだよね。元々クラヲタだし。持っているフルート系のCDも圧倒的にクラシックだし、名前を知っているフルーティストも圧倒的にクラシック系だし…。だいたい住んでいる音楽世界がクラシック系だしね。もう、当たり前にクラシックなわけで、そんな私がクラシック系のフルートをやりたくなるのは、ある意味、当たり前。だいたい、ネットのフルート学習者さんもクラシック系の人にシンパシーを感じる私で、本来なら“クラシック系のフルートを極める!”で悩みはないはず。これはつまり『今の音楽趣味を深める』方向になります。

 だいたい「アルルの女メヌエット」とか「歌の翼による幻想曲」とかドビュッシーとかフォーレとか吹きたいじゃん。そうなると、やっぱりクラシックだよなあ…。でも、クラシックをやるとなると、やっぱり先生を変えた方がいいのかな? 笛先生との相性は結構バッチリなんだよね。

 あと、合奏方面、つまり、アマオケとかブラバンとかフルート・アンサンブルなんてのも、クラシック経由で行く方向だろうねえ。フルートを買った当初は「いずれ、アマオケで」なんて、大胆不敵な野望を持っておりましたが、いやあ、大望すぎて、最近では脳裏の片隅にすらなかったりします(だって、音大出ですら、これらに入れない状況なのよ。フルート界、演奏者多すぎ! 過当競争だよお~)。

 一方ジャズは、笛先生のホームグラウンド。餅は餅屋と言う言葉もあります。自分の先生の得意分野を学びたいという気持ちは、もちろんあります。それに笛先生は、この分野ではなかなかの名手らしく、笛先生にフルートを習いたいという人はかなりいるようなんです。そんな憧れの先生に師事している現在、その先生からジャズを習わずに、何を習うというのだという心の声もあります。

 しかし私は、ジャズとかボサノヴァとか、ほぼ知らない。笛先生について半年たったけれど、今だに無知蒙昧です。ジャズで「この曲がやりたい」と思える曲は皆無。それは別に嫌っているからではなく、知らないから。知らないから、興味がないだけの話。だから、もし私がジャズに行くなら、それは「新しい音楽趣味を広げる」方向になります。

 『深める』べきか『広げる』べきか、大いに悩みます。

 妻にこの事を相談したら「ポピュラーをやったら。その方が身の丈に合っているよ」だって。ううむ、つまり『深めたり広げたりするんじゃなくて、今のまま楽しめばいいじゃん』ってわけだ。まあ、そういう選択肢もあるにはあるな、望まないけれど。

 ううううううううーん。一体、私は何を望んでいるのだ。自分でも、皆目、検討がつかないぞ。困った困った。しかしアルテ第1巻が終わるまでは、まだまだ時間がある。ゆっくり悩もう。

2008年12月21日 (日)

タバコきらい[12月第3週・通算49週]

体重:103.7kg[+0.1kg:+0.3kg]
体脂肪率:31.8%[+0.1%:+0.9%]
BMI:33.1[+0.1:+1.4]
体脂肪質量:33.3kg[+0.5kg:+1.8kg]
腹囲:103.6cm[-0.6cm:-0.3cm]
     [先週との差:2008年当初との差]

 言い訳はしない! さあ、来週は、今年一年のダイエットを振り返るぞ(って、大丈夫か?)

 さてさて、タバコ税をあげるとかあげないとか言う話がありますが、私はこの際だから、ババンと値上げしちゃってくれないかな…と思ってます。タバコを値上げして、高級嗜好品にしてしまえば、多くの煙草飲みたちがタバコをやめるでしょ。そこが狙い目です。

 だって、私、タバコ、嫌いだもん。私のそばでタバコ吸って欲しくないんだな。結構、切実なお願いだったりします。

 私はなぜタバコが嫌いなのか。別にたいした理由はありません、嫌いなものはキライなの。その程度の、鉄壁な毛嫌いをしています。

 あえて理由をつけると「臭いからキライ」「タバコの煙で、ノドが痛くなるからキライ」「喘息発作が誘発されるからキライ(私は喘息持ちです)」「服や部屋にヤニが付くからキライ」…とまあ、たいした理由ではないですな。どっちかと言うと偏見に近いものがあるかもしれない、まあ、とにかくキライなんです。

 タバコ嫌いな私から見れば、なぜ世間の男女はタバコを吸うの? 不思議でたまりません。だって煙草飲みたちに「なんでタバコを吸うのサ?」と尋ねても明快な答えが返ってきた試しがありません。「何となく」とか「吸わないと落ち着かなくて」とかが多い。たまに「なんでだろ?」と質問に質問で返す人もいれば、「やめようと思っているけどサア」などという答えも。やめようと思っているなら、さっさとやめればいいのに…。

 たまに帰ってくる前向きな答えだって、せいぜいが「食後の一服がたまらない」とか「仕事の節目節目で一服するのがいい」とか。でもそのそばで、食後のひとときとか、仕事の節目節目で、嫌な思いをしている人がいることを、お忘れなく。

 タバコの健康被害をあげつらって『タバコをやめましょう』なんて言うつもりはサラサラない。煙草飲みたちは、タバコの健康被害なんて、十分に分かっているはず。分かっていてやめないんだから、タチが悪い。

 私にとって、特にイヤなのが、歌っているそばでタバコ吸われること。この前のキャロルの時がそうだったけど、あれをやられると、一発で私のノドがイカれます。困ったものです。

 フルート吹きのみなさんだって、フルート吹いているそばで、タバコ吸われたらイヤでしょ。あなたのフルートにヤニがついたら…ね、たまらないでしょ。で、そのヤニでフルートが壊れちゃったら…泣けないでしょ。同じことです。

 フルートを吹こうと思って構えたら、フルートからプーンとタバコのヤニの臭いがしたら…、私はフルートを床に叩きつけるかもしれない。そう考えると、音楽とタバコって、相性が悪いと思ってますが、偏見かな?

 あと、歌以外でも、食事中とか、そばでタバコを吸われると困るねえ。食欲がかなり減退します。気分が悪くなります。最近はファミレス(上等なレストランには行けません)なども、だいぶ禁煙席が増えてきて、それはそれでうれしいけれど、たとえ禁煙席に座っても、タバコゾーンから煙が流れてきて、オエッ!ってなることが結構ある。

 合唱団なんかでも、時折、メンバーにヘビースモーカーがいたりする。そういう人って、体臭がタバコ臭なんだよね。並び順でそういう人のそばで歌わないと行けないときは、もう最悪。その人の体臭がただよってくるだけで、私は咳き込んじゃって、歌にならないもの。もう、涙目で歌うはめになります。

 私は別に、煙草飲みの人たちに恨みはありません。ただ、あなたがたが何となく日々吸っているタバコを、積極的に毛嫌いしている人間もこの世に少なからずいることを、知ってほしいのです。

 大きなお世話だろうけれど、歌手や管楽器奏者にも、煙草飲みはいるんだよねえ…。私には、信じられないけれど。あきらかに、体にも音楽にも悪いのに、なぜ、そこまでタバコを愛するのだろうか? 私には分からない。

 あと、意外なことに、ジャズの世界では、アルコールとタバコはデフォルトなんだよね。タバコ吸いながら音楽を聞くんだよ。だから、ライブ会場が紫煙でモクモクなんてこともある。最初は「え!」と思ったし、今でも慣れないし、ちょっと嫌悪感もあります。でも「郷に入れば郷に従え」なので、ジャズ界の慣習については、どうこう言うつもりはありません。でも、クラシック界は基本、禁煙だよね。

 タバコを吸うとヤセると言うけれど、私もタバコを吸えば、やせるのかな?(ボソっ)

2008年12月20日 (土)

孤高のチヅル?

 カエデが王に即位し、他の金魚もみんなカエデの周りにいます。ただ一匹、チヅルを除いて。

 チヅルは孤高です。水槽の半分を我が物としています。それもエサ場を含んだ半分を実行支配しています。普段は他の金魚(と言っても、ハズキとかキッカとかのチビッコですが)が縄張りに入ってくると、追い出したりしてます。ちょっとだけ意地悪金魚です。

 でも、我が家で一番の美形金魚だったりします。

 元々チヅルは、先代アカネ王の腰巾着をやっていて、散々現王であるカエデをいじめていたので、カエデ王の治世である現在、カエデ王の支配下に入っている他の金魚たちと、今更、仲よくできないのかもしれません。いつも一人ぼっちのロンリーウルフです。

 で、チヅルさんの縄張りなのですが…その縄張りの中にエサ場もありまして、普通に考えると、エサ場を押さえている奴は強いはずなのですが、エサの投入が行なわれるやいなや、日頃のチヅルの主張は軽く無視され、他の金魚たちがチヅルの縄張りに侵入。時折、チヅルは体を張って、他の金魚の侵入を阻止しようとしてますが、悲しいかな、チヅルはおチビなので、キング&クイーンの体当たりを食らって、文字通り「きりきり舞い」をしております。

 で、キリキリしている間に、他のおチビさんも乱入して、エサを食べられてしまいます。エサ場を縄張りにしている割には、食いっぱぐれることの多いチヅルさんなのでした。

 アカネがいなくなって、他の金魚たちはみんなセイセイしたと思っているでしょうが、チヅルだけはきっと「アカネの兄貴~、帰って来てくれ~」と叫んでいるに違いないと思います。

 どんとはらい。

2008年12月19日 (金)

お隣のお隣さんは…(驚)

 灯台もと暗しと言うか、何と言うか。

 以前、散々、息子君のピアノの先生探しの話をしておりました。どこか近所で良いピアノの先生いないかしら? そのためにピアノ発表会のハシゴなんかもしておりました。その感想については、以前連載をしました(現在は「ピアノ」のカテゴリーにあります。また連載第1回の記事はこちら)。

 新しい先生も見つかり、日々レッスンに勤しんでいるかと思いきや、肝心の息子君は、めっきりピアノに向かわなくなりました(その代わり、ゲームばかりしています)。どうも練習もしないでレッスンに行くというか、テキストをお教室に置きっぱなしにして、家に持って帰ってこなくなりました。いやはや、何とも…。

 ピアノの先生は良い先生で満足してますが、肝心の息子君がこれではねえ…。あれだけ先生探しに手間隙かけたのは、一体なんだったのだという思いがフツフツとわき上がってきます。

 それはともかく。

 最近、よく息子君のクラスメートたち、それも女の子たちを、我が家の近所で妻が見かけるそうです。ん? ウチの息子君、目当て? まさか…と思っていたら、やっぱり違いまして、実は彼女たちが、なぜウチの近所に出没しているのかと言うと…、

 ウチのお隣のお隣さんが…ピアノの先生だったんです、驚き~! だって~、そのピアノの先生、昼間は近くのお店でパートしているんだよ。まさか、昼間はパート、夕方はピアノの先生、朝夜は主婦とは思わないじゃん。

 それでそれで、彼女たちがピアノのレッスンを終えると、わざわざウチの前まで来て「ここ、すとん息子の家だぜ~」「えー、ほんとー」「ギャー」なんて会話をしているんだそうです。

 ご近所が迷惑なので、玄関前で叫ばないでください>お嬢さん方。

 いやあ、そんな近所にピアノの先生がいるなんて、知りませんでした。ウチのすぐそばじゃん。看板の一つも出ていないから、全く気がつきませんでした。絶えずピアノの音がするので、あそこはピアノ熱心なお宅なんだなあ…と思ってましたが、そりゃピアノ教室なら、ピアノの音が絶えなくても当たり前だよねえ。

 灯台もと暗しとは、まさにこのこと。ピアノの先生探しの時に、このことを知っていたら、先生第一候補だったろうにねえ…。残念。

 ピアノ教室、やっているなら、看板ぐらい出してください(涙)。

2008年12月18日 (木)

アゲハは魔笛になれるか?

 今日は、全くのオカルト話です。オカルトな話が苦手な方は、また明日、お越しください。

 では参ります。

 いきなりで申し訳ないけれど、私は管楽器には魂が宿っていると固く信じているタイプの人間です。特に、リードなどを使わずに直接楽器に息を吹き込んでいるフルートは、かなり濃いめの魂が楽器に宿っていると信じている次第であります。

 「単なる道具でしかない楽器に魂が生まれるのか」と言われると、それは「生まれるわけないじゃん」と答えます。私はこれでも一応、理性の人なんです。そんな無茶苦茶なことは申し上げません。ただ、魂は“生まれる”わけではないけれど、魂は“宿る”ものだと思ってます。

 「え? 誰の魂が“宿る”の?」と聴かれると、「フルートを吹いている、あなたの魂が“宿る”のよ」と答えます。

 「どうやって、魂が宿るんだい?」と尋ねられれば「それは、あなたの息と一緒に魂が吹き込まれるんだよ」と答えます。

 聖書の中にある、人類誕生のくだりに、こういう文章があります。

 主なる神は、土(アダマ)の塵で人(アダム)を形づくり、その鼻に命の息を吹き入れられた。人はこうして生きる者となった。[新共同訳聖書 創世記2章7節]

 人が単なる土の固まりから、命を持った生き物になれたのは、その鼻に、神様からの命の“息”が吹き込まれたから。息は命…つまり魂を運ぶものなのです。

 私達が日々、フルートに息を吹き込んで曲を演奏してますが、実は息と一緒に私達の魂も吹き込んでいるのです。

 だからフルートは、吹き込むほどに、良い音を奏でてくれるようになると思います。そして、さぼっていると音が出なくなります。それはフルートが、人の魂を糧にして音楽を奏でる楽器だからです。

 フルートから良い音を出すには、フルートに良い魂を吹き込めばよいでしょう。毎日毎日、良い魂をたっぷり吹き込んであげてください。良い魂をたっぷり吹き込んでもらったフルートは、どんどん良い音色になり、やがて“魔笛”になるのだと信じてます。人の魂を揺さぶる音色の魔笛になるのです。なぜなら、フルートに宿った魂が、その音を聴いている人々の魂に語りかけ、共鳴するからです。

 私は日々、アゲハに良い魂を吹き込めているか? アゲハは魔笛になれるでしょうか?

 魔笛、魔笛と書いてますが、マテキじゃないよ、魔笛だよ。念のため。あ、モーツァルトとも関係ないからね。どっちかというと、魔鏡とか魔剣とかの類の話だよ。

 以上、オカルトな話でした。ちゃんちゃん。

2008年12月17日 (水)

音程をどう感じているか?

 今日の話は、ピッチをどう捕らえているかと言う、まあ、ちょっとした自己分析です。

 今や、プロアマ問わず、日本で音楽をやっている人の相当数は、子どもの頃からの英才教育(?)の賜物で、絶対音感を持っているそうですね。うらやましい限りです。そういう方は、周囲の状況に左右されずに、「これはド、今のはファ」とか、ばっちり分かるわけです。いいなあ。

 一方、絶対音感は持っていなくても、音楽をやっている人なら、多くの人が相対音階は持っているそうです。そういう人は基準音(ほとんどの場合、その調の主音)のイメージを与えられると、それを一時的に記憶し、そこから三度上だからミ、五度上だからソ…なんて感じで音程を弾き出しているそうです。これまた、うらやましいです。

 私は…と言うと、その両者のいづれにも該当しない“大体音感”なので、かなり不正確ですね。大体音感ってのは、前後の二音の関係のみに着目している音感です。つまり、ドミソというメロディを歌う場合、最初のドを出したから、その「ド」からイメージされるミを何となく出して、次に今出した「ミ」からイメージされるソを出す…という、相対音感に似ているけれど、実は全く違う、基準も何もない、バケツリレーというか、自転車操業と言うべきか、こんな屁の突っ張りのような音程の取り方をしています。

 だから、音程が跳躍するとダメだし、何より不正確だから、長いフレーズを歌うと、必ず後半になると、修正不可能なほどのピッチの狂いが生じるというわけだ。

 記憶力が日々減退している、人生の下り坂を歩いている身としては、絶対音感を入手することは諦めておりますが、せめて相対音感くらいは、今からでも身につかないものだろうかと考えるわけですが、その手段も方法も思いつかない。コールユーブンゲンもやってみたものの、今一つピンと来ないのよ。

 だいたい、手間隙(てまひま)かかる方法は、こんなオッサンには無理なわけだし、手間隙かけずには相対音感は身につきませんと言われれば、すごすごと引き下がるしかないわけで…。

 成長が日々新たに能力を身につけてゆくことなら、老いとは毎日自分の限界を思い知り諦めていくことなんだなあ、と思います。老いに抗うことは無理にしても、老いと成長は別に物事の表裏ではないはず。だから老いても成長することは可能なはずだが、現実はなかなか…ああ。

2008年12月16日 (火)

最近のメトロノーム練習

 「以前は…」と言うべきか「今でも…」と言った方が良いか。とにかくメトロノームは苦手です。メトロノームに合わせたつもりで練習していても、ふと気がつくとヅレています。悲しくなります。

 先生に「メトロノームをよく聞いて!」と言われるのだけれど…聞いているつもりなんだけれどなあ…。

 先日、何となく私のメトロノーム(チューナー兼用の電子メトロノームです)を見ていたら、何気に横腹にイヤホーンジャックがあることを発見。さっそくイヤホーンを差し込んでみたところ、なんとバッチリ。実によく、カチカチ聞こえる。耳元というか、頭の中でカチカチ鳴るので、フルートがどれだけの音であろうと、きちんとはっきりクリアに聞こえる。今まで何度やってもズレて悲しかった箇所も、簡単に合う。な、な、なんと、今までの苦労はなんだったのか?

 なあんだ、メトロノームと合わなかったところは、メトロノームがきちんと聞こえなかったからなんだね(爆)。きちんと聞こえれば、苦もなく合わせられるじゃん。

 ってことは、私の体内リズムって、結構不正確というか…。メトロノームと同じリズムを刻んでいるつもりでも、実は結構いいかげんだったということなんだよね。だからズレた。こりゃ、参ったね。

 ともかく、自宅練習の時は、イヤホーンを使えばいいのだろうけれど、先生とのレッスンの時は、そうもいかない。だって、イヤホーンを使うと、カチカチは外に聞こえなくなるから。レッスンの時はどうしようか…。ううむ、ま、いいか。何とかなるだろう(笑)。

 でも、イヤホーンを使うと、片耳塞がれて、なんか変な感じ。これはいっそ、もっと大きな音のするメトロノームを買えということなのかな? でも、電子音のメトロノームはみんな似たようなものでしょう。昔ながらのメトロノームは音が大きかったような気がするけれど、気のせいかな? まだ持っている人、昔のメトロノームの音量って、どうですか?

 と、ここまで書いて、ひらめいた! いやあ、イヤホーンの代わりに外部スピーカにつないだら、どうだろ? さっそくやってみた。接続先はパソコンちゃんのスピーカー。音量調節さえしっかりすれば、いい感じ。パソコンには、音楽用のスピーカーをつないでいるので、本来、この手の電子音は苦手。スピーカーの負担がちょっと大きいかな? という感じはするものの、ま、当分はこれでしのげそうです。

 これでメトロノームと合わなければ、私の腕のせいだねっと。

2008年12月15日 (月)

ライブで吹いてきました

 あー、昨日デビューしました、ジャズ・フルーティストのすとんです。

 くぅーーー! 文字にするとカッコいいねえ! 内容は、文字面ほどの事はなかったりするんだけど…。

 ええと、時間を追って、レポートします。

 連日の仕事の疲れもあり、たっぷり惰眠をむさぼっていた私は、宅急便の乱暴なチャイム&ドアドンドンで起こされてしまい、やむなく起床。妻も息子も、子供会の行事に参加しているので、ひとりで朝食兼昼食を食べながら、ブログなどを…。まきりんさんのコメントを見て「お、出かける前に少しは音出しをおこう」と急遽、軽めの練習をして、忘れものチェックなどをしているうちに、妻&息子が帰宅してきました。

 私の晴れ姿(?)をぜひ見たいと言ってた妻を同伴して、会場入り。

 本日の笛先生バンドは「年忘れ大セッション大会」でした。レギュラーメンバー(笛先生・ドラムス・ピアノ・ベースの4名。ギター氏は本日欠席でした)の他に、ゲストミュージシャンが4名(もちろん、私も含みます)。うおーっ!って感じです。

 ライブはいつものように三部構成でして、第一部が新曲披露、第二部が本日のメインイベントの“大セッション大会”で第三部がスタンダード曲のステージです。

 ま、第一部は私も観客側で、カシスソーダなどと言う、オシャレなカクテルをなめながら、ライブを拝見。「ボサノヴァって、やっぱりオシャレだよなあ…」と思いながら、うっとり聞いてました。妻はぐっすり聞いていたようでしたが…。

 第一部は一時間ほどで終了。いよいよ第二部です。笛先生から「スタンバイしてください」と言われて、さっそくフルートを組み立て、一生懸命楽器を温めてました。はい、温めてました、…温めてました。チューニングもしないで…。

 後で思えば、一緒にいた方々は、その時チューニングしていたんだよねえ。私はチューニングなんて、全然頭になくって(だって、歌とかコーラスって、チューニングしないじゃん)、のんびりフルートを温めてました、ダメじゃん。

 本日のゲストミュージシャンは、以前も演奏を拝見した凄腕フリューガーボーン氏(フリュガーボーンとはバルブ式のトロンボーンです)と、本当はベーシストだけど何となくメロディーを演奏したくなって趣味でフルートを始めちゃった女性フルートさんと、技巧派ジャズギター氏と、初めて半年の素人フルーティスト(もちろん私)の4名。

 やっぱ、場違いだよなあ~!

 ちなみに、フリュガーボーン氏とジャズギター氏は、ライブハウスのオーナーさんが、今日のために呼んだミュージシャン。女性フルートさんは、笛先生のお知り合いで、普段はベーシストとして笛先生とお付き合いをしているようです。先生から「フルートを始めたなら、遊びに来なさいよお~」のひと言で、本日参戦。で、残りの一名こと私は、笛先生のフルート教室の生徒さん(初めて半年)。…やっぱり変だよなあ。

 ステージは、ゲストミュージシャンが一曲ごとに交替して演奏する形式になりました。順番は、フリューガーボーン氏、私、女性フルートさん、ジャズギター氏という順番。私以外の方々の演奏は、もちろん素晴らしかったです。と言うか、人前で演奏するんだから、当然と言えば当然。

 とにかく、フリューガーボーン氏の一曲目が終わったので、私の出番となりました。曲は「踊ろよ、ベイビー(Do You Wanna Dance)」です。私がステージに上がってから、バンドの皆さんに楽譜配布。口々に「これ知らない」「どんな曲?」「Do You, Do You, Do You…、何これ?」といきなり不評。ま、ロックの名曲ですが、ジャズの方々のウケはイマイチでした。

 ステージに上がって先生が「まずはトークをしてください」と言うので、楽譜配布&マイクセッティングの間、グダグダとフリートークをする。「フルート初めて半年です。ミスがあっても勘弁してください」とか「ボサノヴァのライブなのに、空気も読まずに、ロックを持ってきてしまって申し訳ない」とか「アルコール入ってま~す」とかネ。後は何を話したかな? とりあえず、グダグダ話しているウチに準備完了。

 次に打ち合わせ(ステージ上なのに)。とりあえず、ピアノが適当にイントロ弾くから、入れるところで私が入る。私がワンコーラス吹いたところで、バンドの皆さんがアドリブをする。そして私のところに返ってくるので、そこで、もうワンコーラスやっておしまい。ラジャー…って、そんだけ?

 あたふたしているうちに、ピアノが弾き始める。さあ、どこで入ろうかなあ…と空気を読みながら、とりあえず飛び込んで演奏を始める。ひとまずワンコーラス終了。バンドの皆さんがアドリブを始める。笛先生すげー、とか、ピアノさんもすげー、とか、ベースが渋ーいとか、ドラムスがいいじゃーんとか、聞き惚れているうちに、空気一変、一瞬で事態を悟る。

 …あ、私のところに返ってきた…

 やっべー、リラックスしてたよ。舞台で演奏を聞き惚れてたよ、楽器を構えてもいないじゃん。

 いきなり飛び込む。当然、素っ頓狂な音で入る。自分を取り戻すのに、2小節かかりました(恥)。その後も、時折自分を見失い、たまに音をひっくり返す。二度目のテーマはちょいとバタバタでした。曲の終りまで行って、本当は終りなんだけれど、何となくバンドが物足りなさそうな雰囲気だったので、ちょっと様子を見ていたら(コーラスの最後のフレーズの終了後、サビ頭の音を出して待ってました。結果としてシンコペーションになりました)、やっぱりバンドがサビに戻ったので、もう一回サビを吹く。今度こそ、終り。最後の最後で、笛先生がアドリブフレーズを吹いたので、何となく私も応答してアドリブかます(と書くと、カッコいいけれど、実は“シードーー”って吹いただけ)。

 終り。時間にして約3分。気持ちよかったーーーーーー! 「すとんさんのデビューでしたー」と笛先生のトークと会場の皆さんの拍手をいただいて、次の方にステージを渡す。

 うへー、気分が高揚しているよ~。演奏は聞けたものじゃなかったと思うけど(失礼)。

 そうこうしているうち、舞台は、女性フルーティストさん、ジャズギター氏の演奏も終り、二巡目に突入。さあ、二曲目だ。

 二曲目は、予定では「ホワイト・ルーム」だったけれど、この流れだと三巡目は無いと踏んだ私は、急遽、「夜のストレンジャー(Stranger in the Night)」に曲目変更。これはシナトラも歌っているジャズナンバーだもん。バンドの方々のウケも良いはず。「ホワイト・ルーム」のようなバリバリのロックは、さすがにこの場の空気には合いません。

 二曲目のステージに上がって、楽譜を配布しながら「今度の曲はみなさんもご存じだから、大丈夫でしょ」と笛先生。バンドの皆さんも「あ、これね」みたいな感じ。今度は円滑にいけそうです。

 さあ、演奏だと身構えたところ、笛先生から「ラの音出して~」。いきなり公開チューニングです。「さっきは少し音が高かったから」だそうです。だってさっきは、チューニングもしないでステージに上がったんですから、音も違うって。グズグズしていたら、先生が私からフルートをとりあげて、サクッと頭部管を目分量で抜いて「はい、これで行きましょう」。私は思わず会場のお客さんに「まだ、自分でチューニングもできないレベルで申し訳ない」とコメント。会場の笑いを取る(ガッツ!)。

 打ち合わせ。ピアノで適当なイントロを弾くから、入れるところで入って私がワンコーラス。次のコーラスは笛先生がアドリブ。もう一度テーマを私が吹いて終りだそうです。ラジャー、今度のアドリブはワンコーラスだけね(実はさっきも、たぶん、そうだったはず(汗))。

 ピアノがイントロを始める。は、速い(汗)。私のいつもの速度(つまりシナトラの歌っている速さ)よりだいぶ速い。やっべー、対応できるかな。なんて思いつつ、演奏に入ろうとしたけれど、入れない。あれ? もう一回チャレンジ。やっぱり、入れない。隣で笛先生が心配しているオーラ全開。やべえよ、やべえよ…。エイヤーと三度目で曲に入りました。

 邪念(「速度、はえー」)があると、たかがイントロですが、曲に入れないものです。

 曲に入ってしまえば、こっちのもの。とにかくワンコーラス終了、先生のアドリブの間も気を抜かず、しっかり楽譜を追いながら、リラックスせずに待ってました。いよいよ私のところで返ってくる!という時の、笛先生の合図もちゃんと確認して、笛先生からフレーズをいただいて、テーマに戻りました。やったね、今度はバッチリよ。

 テーマの最後まで行ったところで、最後の最後で何かを感じたので、メインフレーズをもう一度吹きました。これは正解で、同時に笛先生はそのオクターブ上を吹き、思わずユニゾンをして曲、終了です。

 終了。やったねーーー、(世間的にいざ知らず、自分的には)バッチリだねーーー、気持ちいいーーー!

 「指もよくまわってました、ゴクロウサマー」という笛先生のコメントをいただいて、舞台から降りました。女性フルートさんとジャズギターさんの演奏も終わって、私の読みどおり、交替でセッションしていくのは、二巡で終了。そして、最後に(私以外の)出演ミュージシャン全員で「イパネマの娘」をセッション。みなさん、レパートリーに入っているらしく暗譜で交互にアドリブを交えて演奏。そんなところに、私が加われるわけないじゃん。大人しく、観客席で観戦してました、ははは。いかに私が場違いなところにいるか実感実感。妻は合唱団の練習があるというので、ここで退出。

 休憩をはさんで第三部。でも第二部でだいぶ時間が押してしまったので、第三部は二曲しかやれる時間がないというので「こうなればみんなでセッションだあー」となり、ふたたび私以外のミュージシャンはステージへ。「ジャズ・サンバ」と「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」をやることになりました。当然私は観客席で…と思っていたら、笛先生からマラカスを渡されました。急遽、パーカス奏者としてデビューです。

 ええ、一生懸命、マラカスやりましたとも。シャカシャカシャカシャカ…。

 ライブ終了。ミュージシャンの方々とよもやま話などをしました。この、よもやま話もなかなか楽しかったですよ。私は笛先生の生徒さんというので、バンドのみなさんから「どんなレッスン受けてる?」という質問殺到。説明すると、口々に「それは厳しいね」とか「スパルタだねえ」と返事。そうなの? 先生は先生で「私はこれでも優しい先生なのよ~」と応戦。「人間のタイプが似ているから、サクサク、レッスンが進むだけです」とな。

 笛先生は、生徒さんがある程度吹けるようになると、積極的にステージに誘うのだそうですが、なかなか来てくれないとこぼしてました。今までステージを見に来ていたのに、誘った途端来てくれなくなったとか、来ても楽器を持ってこないとか、誘った翌月にお教室をやめちゃうとか、そんなのばかりだそうです。私のように、ひょいひょい来ちゃう生徒さんは珍しいとか。

 ドラムス氏には「ステージ度胸がなかなかいいねえ」と誉められました。「普通は人前に出るまでが一苦労だし、出てからも慣れるまでに時間がかかるのに、実にいい感じで演奏していたね」とはベース氏。社交辞令であっても、誉められるとうれしいものです。

 ジャズギター氏にはギターを借りて、ちょっと弾いてみました(私も少しだけギターやります)。ううむ、今まで弾いたギターの中でも、とびきりに弾きやすいギターだったよ。やっぱり、プロは使っている楽器から違うね。

 女性フルートさんから、笛先生に師事している事をうらやましがられたよ。なかなか、このクラスの先生に師事できるチャンスはないそうです。へー、そうなんだ。何気に恵まれているのかな?

 ピアニストさんとは「来月は一緒にイパネマをしましょう」(おいおい)とか、フリュガーボーン氏には「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーンは、レパートリーに入れておかないと」(へ?)とか。

 笛先生からは「ステージで演奏すると、今の自分の課題がよく分かるでしょう」と言われました。確かに、痛いほど分かりました。課題山積、次のレッスンが待ち遠しいです。

 とにかく、デビューしました。技量に不足は多々あるけれど、これで私も立派な、アマチュア・“ジャズ・フルーティスト”になっちゃいました。いいのか、これで。

 とにかく、練習して、研鑽重ねて、経験積んで、もう少しマシなフルーティストにならないとね。でないと、いつまでも下手なままじゃあ、ステージに誘ってもらえなくなっちゃうから。

 とにかく、イパネマとフライ・ミーの譜面をコピーして練習はじめるか…。

 ああ、楽しかった。今日はいっぱい、遊んでもらいました。もう、癖になりそうなくらい、楽しかったよ、ボサノヴァ・セッション。クラシックもいいけれど、ポピュラーもまた良いね。

 本日のまとめ。『バンドとのセッションとは、阿吽の呼吸のようなものである』 以上。

2008年12月14日 (日)

冬の小さな病気(?)[12月第2週・通算48週]

体重:103.6kg[+0.6kg:+0.2kg]
体脂肪率:31.7%[+0.3%:+0.8%]
BMI:33.0[+0.1:+1.3]
体脂肪質量:32.8kg[+0.5kg:+1.3kg]
腹囲:104.2cm[+0.1cm:+0.3cm]
     [先週との差:2008年当初との差]

 最近は数字に関するコメントを避けている私(笑)なんですが、これではコメントのしようがないよねえ…。ダイエットしているはずなのに、確実に数字は“右肩上がり”。これが景気回復を表したグラフの線ならいいのですが、私の個人的な体脂肪の成長ぶりを表しているだけですので、ノーグッな数字です。いやはや。

 ところで冬ですね、言わずと知れた、冬ですね。誰が何と言っても“冬”ですね。冬と言えば、寒さと乾燥。人類の天敵です。

 私は肥満体なので、比較的寒さには強いのですが、やはり体の末端は寒さに負けます。手足の指先とか、クチビルとか鼻とか耳とか、冷たくなりますよね…。特に私は鼻が冷えるとつらいです。鼻の頭が冷えてしまうと、空気が鉄臭く(かなくさく)感じます。あれはなぜでしょうね。で、鉄臭い空気を吸っていると、ドンドン気分が悪くなります。

 寒い地方では、息をするだけで気分が悪くなります。北国では生活できない私です。

 寒さ以上に参るのが、実は乾燥。私の肌は基本的に乾燥肌なので、冬はつらいです。

 例えば、クチビル。油断すると、すぐに縦に割れます。痛いです。クチビルが割れると痛くて歌えなくなります(涙)。

 例えば、指先。特に爪の根元が冬になると、よくささくれだちます。ささくれ…痛いです。それに指先自体もガサガサになります。幸い、ヒビ・アカギレ・シモヤケにはなりませんので、助かってますが、もしその手のものになったらと思うと…寒くなくてもブルブルふるえが来ます。

 例えば、ノド。乾燥すると、ノドもやられます。ノドがやられると、炎症が起こり、やがて風邪をひきます。だから気をつけてます。私はノドが腫れると、てきめんに五線の上の方のミが出づらくなるので、すぐに分かります。ミがすんなり出なくなると「はは~ん、ノドが腫れているなあ」と思って、色々と自重することにしています。居間には金魚水槽、寝室には加湿器が必需品です。

 あと、なぜか冬になりやすいのが、口内炎。口内炎になると、色々とつらいですね。特にみかんを食べるとしみるのが、つらくて痛い。口内炎を馬鹿にしてはいけない、口内炎の痛みも長引くと、やがて頭痛を引き起し、発熱までし始めますからね。口内炎は万病の元です。

 口内炎の治療にはルゴールが一番なんだけれど、最近薬局でも見かけない。この前「ルゴールください」と言って買い求めたものが、いわゆる昔ながらのルゴールではなく、喉スプレーの原液みたいな奴。喉スプレーの方が何倍も美味しいのは知っているけれど、あれって口内炎には全く効かないのよね。昔ながらのルゴールは、マズかったけれど、あのルゴール液を綿棒に浸して、直接口内炎の患部に塗ると、ピタリと炎症が治ったもの(医者は“焼く”と言ってたっけ)だけどなあ…。

 結局、最近は口内炎になったら、ビタミン剤(B系)を飲んで治すようにしてます。治るまで2~3日かかるのが欠点だな。

 そう言えば、冷えはいかがですか? 昨年来、腰を冷やすとぎっくり腰になりそうで怖い私は、だいぶ前から腹巻着用人間です。腹巻というと、お腹を冷やさないためと思いがちですが、これが実は腰を冷やさないためにも使えます。昼間は腹巻だけ。夜はさらに冷えるので、カイロも貼ったりして、腰を冷やさないようにこころがけています。

 冬の小さな病気の話でした。

2008年12月13日 (土)

現在の王様と王妃様は…

 現在、我が家の水槽の王様は、チャコレートオランダのカエデ君です。王妃は、素赤オランダのポニョ(旧名:フウカ)です。

 いやあ、カエデは元々ナンバー2の存在だったので、アカネ王が亡くなった以上、即位は間違いないと踏んでいたので、それはいいのですが、驚いたのは、その相方。アカネの伴侶はカスミでしたし、当時はカエデもチヅルもオスたちはみな、カスミを追いかけていました。つまりモテモテのモテ子さんだったわけです、カスミさんは。

 だから、当然カエデもカスミを伴侶に選択すると思っていたのですが、それは間違い。どうやらカエデはポニョを選んだみたいです。

 カエデとポニョの関係は、アカネとカスミのような暴力的関係ではなく、穏やかでたおやかな関係です。いつも二匹が寄り添うようにしています。とても仲が良さそうです。

 カエデ王に選ばれたポニョはドンドン体が大きくなりました。一方、選ばれなかったカスミは…ご存じのとおり、奇病にかかってやせ衰えてしまいました。

 金魚界も『栄枯盛衰、夢の如し』というところなんでしょうね。

 なぜカエデはカスミではなくポニョを選んだろうねえ…と妻に問うたところ「若い女の方がよかったんでしょう」との返事。…真理かもしれない。

 しかし、カエデ王の治世になってから、水槽はいい感じで落ち着いています。飼い主的には、カエデ王はなかなか好ましい存在です。

2008年12月12日 (金)

ライブに出るので、音階練習をして首振りを習いました

 フルートレッスンに行ってきました。

 まずはソノリテの練習から…と言いたいけれど、ソノリテの練習は何となくうやむやになりました。宿題はきちんとやってきましたが「ソノリテは自分である程度やって、疑問が出たらレッスンで確認するという形にしましょう」「ソノリテは一つの課題を徹底的にやって納得したら次の課題に進むというもので、一生ものの練習なんです」「とにかく最初の課題を30日くらいやってみて、いい感じになったら、次の課題に進むでどうでしょう」とのこと。

 元々、自宅練習メインのつもりのソノリテなので、それでOKな私です。とりあえず、1番とそのバリエーション(つまり、半音下向進行と上向進行)の二つをワン・シーズンほどやってみますと返事。一日にあまり多くの課題をやらないように釘をさされる。二つの課題を日替わりくらいでやるのがちょうどいいのかな? とにかく、頑張って、ソノリテ毎日やってゆきま~す。

 だいたいソノリテの話が落ち着いたあたりで、世間話。

 実は次の日曜日に、近所のライブハウスで笛先生のライブが行なわれます。私もたぶんその日は予定があいているはずなので、先生に「次の〇〇のライブ、見に行くつもりです」と言ったところ「じゃあ、楽器を持ってきてください」と言われました。

 「楽器を持って行って、何をするんですか?」
 「それはもちろん、吹くんです」

 どっひゃー! なんすか? それ!

 急遽、先生のボサノヴァ・ライブに参加が決定。レッスンそっちのけで、ライブの打ち合わせが始まりました。

 「まず、何をやるか、決めないと…、ひとまず、今までレッスンでやった曲かな」
 「何をやると言っても、私はこれしかできませんよ(と言って、曲集のコピーを広げる)」
 「これ(愛のプレリュード)はどう?」
 「これは難しいので、できません(だいたい、まだ先生の前で披露すらしてないじゃないですか)。なんとかなるのは、こっちの三曲だけど、これ(夜のストレンジャー)は地味すぎるので、ライブ向きではないと思いますし、これ(ホワイト・ルーム)は変拍子なので、ボサノヴァ向けではないと思います。やるならこれ(踊ろよベイビー)くらいしかありません」
 「[笛先生、譜面をじっと眺めて]まず、これ(踊ろよベイビー)は決定。これ(ホワイト・ルーム)はどうかなあ…。当日、ドラムの人と相談しないと…。でも、たぶんこれ知っていると思うから、できると思う」
 「もし、難しかったら、変拍子をやめるという手は?」
 「そうね、全部をエイトビートにしてもおもしろいかもしれない。あと、この曲(夜のストレンジャー)は地味だけど、一応、用意しておいて。ライブにはこういう地味な曲も必要だから」
 「それはそうと、私は一体、何をやるんですか」
 「まず、テーマをやってもらいます。バリエーションは他の人が順番にやっていくから、気にしなくてもいいですよ。テーマをしっかり吹けるように練習しておいてください」
 「ところで本当に出演してもいいんですか?」
 「こういう機会でもないと、バンドと一緒に吹く経験はできないでしょう。経験を増やすというのは、良いことです。そうそう、譜面を人数分用意しておいてください。」
 「当日のバンドは…ピアノ、ベース、ドラムスですよね」
 「今回は、ギターも入りますので、4部ずつかな?」

 笛先生のライブはたいてい三部構成で、第1部は最近仕入れた新曲中心のステージ、第2部はゲストを交えてのセッションステージ、第3部はリクエスト&定番曲で構成したステージなんです。私も何度かライブを拝見しているので、何となく察しはつくものの、私が知っている第2部ゲストの皆さんは、ちゃんとしていたよ。たぶん今回も、きちんとしたゲストの方が私以外にも(当然)いるんだろうけれど、それにしてもねえ…、色々と不安ですわ。

 「ライブに出るとなると、音合わせが心配。音階練習をしましょう」とおっしゃって、先生、ピアノの前へ。まず低音ラでピアノに合わせてチューニングします。実は、これが今日初めての音出し(汗)。

 ピアノに合わせてロングトーン。低音ソから始めて半音進行で4Cまで行って、そこから低音ドまで降りて来る。4C以外はすんなり出る。やっぱり4Cは難しいね。

 「高いですねえ…フルートはどれくらい抜いてますか?」
 「ううん、1センチくらいかな?」
 先生、ピアノのラを叩き続ける。少しずつ頭部管を抜いて音を合わせていく。だいたいOKな感じになる。
 「今の状態で、どれくらい抜いてますか?」
 「1.5センチくらいですか…」
 先生、私のフルートを手にとって、ガコンと頭部管を根元まで一度入れて、ちょっとだけ抜く。たぶん3ミリくらい。
 「これでもう一回行きましょう」

 先生のピアノに合わせて低音ソを吹く。当然、高い。先生、目でもっと低い音を出せと合図。目一杯低めにコントロールする。先生、ひとまずOKという顔をして、上向進行開始。私は音程を気にしながら、吹き進めてゆく。やがてコントロールしきれなくなって、破綻するが、とにかく音楽はやめない。一巡して低音ソに戻る。

 「3オクターブ目が高いですねえ。フルートは元々高くなる傾向があるけれど、他の楽器と一緒の時には、そんな言い訳は通用しないから、音程もきちんとコントロールしないと。今、途中まではいい感じだったら、耳が悪いわけではなさそうだし…」と言って「これ、できますか」と言って、先生がフルートを吹きながら首を振り始める。

 私もそれを見ながらマネしてみる。

 「クチビルの形を変えるのではなく、アゴを引くんですよ」

 首を上下する事に、フルートの音が、まるでポルタメントをかけたように、無段階に上下していく。アゴと首の両方をいいバランスで動かしているようだ。まるで尺八を演奏しているみたい。尺八には“首振り”というテクニックがあるが、まさにアレ。マネをしてみるが、先生ほどスムーズにはいかない(当たり前)。

 「すとんさんは、アゴが硬いですねえ。毎日これ(首振り)を練習して、アゴを柔らかくしましょう。アゴが柔らかくなると、無意識で音程の調整をするようになりますから、音程について考えなくてもよくなりますよ」 ラジャー。

 「音程の問題は、本当は、毎日ピアノの伴奏でフルートが練習できれば、すぐに解決する事なんだけれどねえ…」と先生。それはちょっと私の場合、ムリよ。

 どうやらチューニングというものの考え方が、私の知っている、ギター(つまり弦楽器)とフルートでは少し違うのかもしれない。ギターは素の状態(つまり開放弦)でバッチリ音程を合わせていきます。楽器自体の音程をパーフェクトに合わせた上で、奏者が演奏効果を考えて色々と音程を変化させるので、最初のチューニングが肝心なわけだけれど、どうやらフルートの場合、楽器自体のチューニングはある程度大雑把でもいいらしい。楽器のチューニングは大雑把であっても、奏者の側がそれを演奏しながら、無意識に微調整して、バッチリの音程を作っていくものらしい。だからフルート奏者には良い耳が必要らしい。だからピアノ伴奏で練習した方が良いらしい。

 もっとも、フルートに限らず、音楽やるなら、良い耳は、程度の差こそあれ必要だけれどね。もし不幸にして、良い耳を持っていなかったら、音痴な演奏になるだけだし(…アイタタタ…)。

 これで今回のレッスンは終了。最後に先生がおっしゃいました。「フルートで何が難しいかというと、音の吹き始めと吹き終わり。指は練習すれば、すぐに動くようになるけれど、音の始めと終わりはいつでも神経を配らないといけません。そのための練習がソノリテですから、家で毎日きちんと練習してくださいね」 はい、練習だけは、いっぱいやらせていただきます。

 あれ、今日は一曲も吹いてないぞ。これで、次に笛先生と会うのは、ライブ会場だお。いやあ、本番前(それもいきなり直前)なのに、先生の曲チェック無しなんて、クラシック系のお教室じゃあ考えられませんよ。

 とにかく、次の日曜日はライブに初出演です。ま、小さな会場だし、そんなに肩肘をはる必要はないだろうけれど、一応、デビューです。目標はただ一つ「音楽を決して止めない(笑)」。ヘマをしようが、何をしようが、音楽さえ止めなければ、きっとバンドの人がどーにかしてくれるはず。(汗)背伸びしない、できるところを精一杯やる、力の限りを尽くす。この精神で行きたいと思ってます。

 祈っててください(願)。

 蛇足。ところで何気に選んだあの3曲、ボサノヴァになるの? だってライブは「ボサノヴァ・ライブ」よ。って、きっとボサノヴァにしちゃうんだろうなあ、先生のことだから。私はあの曲が急にボサノヴァになっても、対応できるかしら? 甚だ不安だわ…。

 蛇足2 来週のレッスンは何をやったらいいの、ライブの事に夢中になって、来週のレッスンの宿題をもらい忘れてしまいました。ダメじゃん。

2008年12月11日 (木)

「は」と書く「ワ」は「ウ」を強めに

 いわゆる助詞の発音のことです。「私は~」の「は」のことです。

 話し言葉では、助詞は強調しません。むしろ、軽く低く発音します。

 歌では、助詞の扱いをきちんとします。軽くなんてことはしません。なにしろ歌声ですから、話し声とはおのずとルールが違うわけで…。

 そこでキング先生のおっしゃるには「『は』と書く『ワ』は『ウ』を強めに発音してください」とのことです。ラジャー。

 『ウ』を強めとは、子音をしっかり立てろということでしょう。それはもちろん助詞の「は」を強調するという意味合いもあるのかもしれません。

 そう言えば、合唱をやっていた時によく「子音を立てろ」と言われたものです。ちなみに『子音を立てる』とは、子音をしっかり発音しましょうということです。

 例えば「か」なら、「か」の子音だけを強く発音です。ローマ字表記で考えるなら“KA”の“K”の部分を強く発音するのです。強くとは、思わず唾やら息やらが飛び出してしまってもOK!くらいの気持ちで“強く”発音です。

 日本語や英語にはないけれど、中国語には強い子音と弱い子音があります。前者を有気音、後者を無気音と呼びます。実は中国語では、この有気音と無気音で音声の弁別が行なわれるくらい大切な発音なんです。その点、日本語の子音は、たいていがあまり強くなく、いわばすべての子音が無気音のようなものと考えても構わないと思います。しかし、歌の時は、弱い無気的な子音ではなく、しっかりとして強い子音、つまり有気音の子音を使って発音しましょうというふうに解釈しています。あくまで私流の解釈なんですが…。

 話し声と歌声では、おのずと色々違うわけで、そこは日常生活のものと、舞台上のものの違いと割り切って考えています。

 あらあらかしこ。

2008年12月10日 (水)

すでに二度下で失敗してます

 キング先生がレッスンでおっしゃっていました。

 ある音がうまく出せない時は、その音の発声に失敗しているのはもちろん、その前の前の音、つまり二度下の音(長二度?)で、すでに失敗していることが多いとのこと。だから「この音苦手だな」と思ったなら、その苦手な音の二度下あたりから、体のあっちこっちを開いて、きちんと準備をしておくことが大切。準備が遅いから、失敗するのだそうです。

 経験的に納得です。

 私は今、落ち穂拾いでも書いていますが、高音ソを自分のものにしつつある段階です。つまり、裏を返せば、ソは勝ち目のある博打、ソ♯はかなりの博打、ラはとても分の悪い博打、シ♭はカモにされている博打という状況です。ああ、早く博打でなく、日常生活的にHi-Cが出せるようになりたいものです。

 高音ソとかソ♯の二度下というと、当然ファとかファ♯。ああ、これチェンジの箇所じゃん。乗り越えたと思っていたチェンジだけれど、ここの乗り越え方がたぶん失敗しているということなのかなあ…、ソで行き詰まっているというのは。

 焦っても仕方がないので、焦りません。パバロッティですら、このあたりの発声には苦労したそうだから、私が苦労するのは当たり前。別に誰かと競争しているわけでもなければ、テストがあるわけでもないので、気長に考えてゆけばいいのですが、…チェンジか。

 丁寧にファの周辺を確実に発声していくことが、ソをブレイクスルーするために必要なことなのかなあ…とうっすら思い始めています。できない時は少し前に戻って、ゆっくりと丁寧に練習する。まるで、フルートで指がまわらない箇所の練習と同じだね。

 少し前に戻って、ゆっくり丁寧に練習していく。これが音楽の練習の大切なやり方なんだろうなあ。とにかく二度下に戻って、丁寧にさらってきます。体のあっちこっちを開き続けるようにすること。それに高音になると気息音が混じるか、声が割れる。きっと声帯がきちんと閉じていないとか、無理やり声帯が振動しているとか、まあその辺のトラブルがらみの現象が起きているんだろうね。きちんと声帯が閉じていることを低い音域で確認しつつ、無理せずに、上に登っていくようにこころがけてみようっと。

 ただ、時折思うことは、きちんとソが出せている時は、ソの発声方法とファの発声方法がちょっと違っているような気もするのも確か。なんか、ソを出す時は、階段を一段上に登りながら、うなじに空いた穴から後ろに向かって、思いっきり叫ぶような感じがする時がままある。これが正しい感覚か、悪いは間違っているのかは分からないけれど、なんか、そのあたりで足踏みしている、今の私でした。

 松尾さんのブログの最近の連載(アクートの模範例)を見ながら、「高音ソってアクートの入り口?」とぼんやり考える私でした。

 焦らない、急がない、出来る範囲で少しずつ。 …声楽学習者の基本姿勢ですね。

2008年12月 9日 (火)

ソノリテは買うものではない(爆)

 フルートのレッスンに行きました。もちろん、ソノリテを持って(笑)。レッスンの開始時に笛先生に「この前、銀座に行って、これを買ってきました」と言ってソノリテを見せたところ「買っちゃったの? あら、もったいない」と言われちゃいました。「高かったでしょう。ソノリテなんて買うものじゃないわよ」とひと言。

 「ソノリテはみんな持っていて、やっている人もたくさんいるし、実際、ソノリテに書かれている内容は、とても大切な事だけれど、高すぎます。ソノリテは、その内容を暗記して、行なうもので、本を見ながらするものじゃありません。だから買う必要はないのです」とバッサリ。

 実際、先生自身はソノリテを持っていないし、今後も買うつもりはないそうです。でも、その内容はしっかり頭の中に入っているそうです。

 その理由を聞いたところ、どうも笛先生の先生(つまり、私からみれば大先生[おおせんせい:チビマッカーサーの「だいせんせい」じゃないよ])が、どうやら絡んでいるそうです。

 その大先生の教えで、笛先生はソノリテを買わないそうですし、そのお弟子さんたちにもソノリテを買わせないそうなのですが、その理由は…やっぱりネットには書けません。誰が見てるか分からないものなあ…。ヒントだけ書けば…人間関係って複雑なんですなあ…って事。それにしても、ここに書いて良いかの判断の難しいトークが満載でした。いやあ、大先生って豪傑だよ、ほんと。

 付け加えて書いておくと、笛先生も大先生もモイーズをエラく尊敬しているし、ソノリテの価値は認めているし、フルーティストは毎日ソノリテに書かれているような内容の練習しなければいけないと考えているそうですが…それとソノリテの日本語版を購入すべきかどうかは、また別の話だそうです。

 モイーズの音楽の素晴らしさは、彼のテクニックでもなければ、使用楽器の魅力でもなく、それは彼自身の人間性の魅力から来るものだそうです。そしてその魅力は、彼自身の不思議で不幸な身の上によって練られたものなので、モイーズの書いた教則本をいくらやっても、モイーズの音楽に近づく事はできないそうです。

 だから高価なソノリテを買う必要は全くなく、もっと安価な類書で練習しても十分足りるのだそうです。

 ま、そう言われりゃあ、そうなのかもしれまへんな。

 と、いうわけで、買ってはいけないものを、買っちゃった私でした(汗)。

「でも、せっかく高価(!)な楽譜を買ったんだから、それを使いましょう。何より、自分で選んだ楽譜を勉強することが一番いいのですから」と先生がおっしゃってくださいました。

 ので、さっそくソノリテのレッスンが開始されました。

 「いえいえ、先生。ソノリテは家での自宅練習で使うつもりで、今日は練習方法のヒントをいただければと思って持ってきたのですよ」とアルテを進めたい私が言えば、「もちろんソノリテは、これから家で毎日練習してもらうことになります。でも、間違ったやり方で練習していたらダメでしょう。だから、一度全体を通してレッスンしてみましょう。間違いがないかをここでチェックした上で、今度は家でゆっくりと練習すればいいと思います。どちらにしても、ソノリテはいずれやらなければいけないと思っていたので、ちょうどいいチャンスですよ」

 と言うわけで、とりあえずアルテは中断(アレアレ…)。レッスンはソノリテという脇道に突入となりました。ソノリテをやれるのはうれしいけれど、アルテが進まないのは、ちみっと残念な私でした。

 で、ソノリテ。今日は最初の1番。「音色と音の同質性」ってところ。6ページの1番の課題。私がいつも家でやっている課題です。

 さっそく訂正でした(汗)。どうやら指遣いを間違って覚えていたようです。それは中音のミ♭。いやあ、私、中音のミ♭の指遣いが標準的でなかったです(汗)。とりあえず左人指し指でキイを押さえていましたが、ここって開けるんですねえ…。なんか中音のミが出しづらいなあとは思っていたのですが…。以前も書いたと思うけれど、実は私、フルートの運指をきちんと確認しないまま(運指表と自分の指遣いの確認という事。一応、吹きながら耳では確認してますよ)吹いて、それが定着しちゃっているので、時々変な指遣いをしていたりしていなかったり…。

 いやあ、標準的なものをまずきちんと覚えておかないと…。

 それと息の使い方の注意も受けました。まずは「息使いすぎ」。もっと息を少なめに使ってくださいとのこと。次は「息のアタックが強すぎ」。もっと優しく吹き始めても十分フルートは鳴りますとのこと。さらに「息をもっと長持ちさせてください」。きちんと息を使えば、もっと長いフレーズも一息で吹けるようになりますとのこと。「息が無駄になってます」。息を吹き込んでから音が出るまで、時間がかかりすぎ。息を入れたら、すぐに音が出るようにしてくださいとのこと。

 息一つでも課題山積ですな。

 速度の件でもアドヴァイスをいただきました。当面はソノリテの指示どおり、60の速さでいいでしょうとのこと。ある程度できるようになったら、最初の方の課題は、一拍+三拍ではなく、一拍+七拍にして、メトロノームも30(つまり一番遅く)にして、練習してくださいとのことです。ラジャー。

 後半の長いフレーズの奴は、メトロノームは使わずに、自分のテンポでいいから、この課題をきちんと一息で吹けるようにすること。この長いフレーズをまるで一つの音のように考えて、一息で二往復してくださいとのことです。「二往復ですか? 50拍くらいありますよお~」と言ったら「50拍じゃなくて、一つの音です」とのこと。つまり、50拍もある長いフレーズとして考えずに、(いくら長いフレーズであっても)一つの音のように感じてレガートに吹きなさいとのことですな。これは声楽レッスンで毎回散々注意されている(汗)ことです。レガートは歌の基本。この練習方法も納得です。

 つまり、ソノリテのこのあたりの課題は、ロングトーンとレガートの練習の課題なんだな、実に。

 もちろん、今回のレッスンでやったところは、一つもまともにできませんでした。でも、それでいいのです。きちんと仕上げる目的のレッスンではなく、きちんとしたやり方を確認するのが目的のレッスンなので、自分の課題が分かれば、それでいいのです。

 てなわけで、次回は7ページの2番と3番が宿題になりました。しかし、このペースでやると、ソノリテ終了に何カ月かかるんだろ? その間、アルテは一歩も進まないのだろうか? 別に誰かと競争しているわけではないので、アルテの進度が遅くなってもいいのだけれど、自分的にはあまり長い足踏みは、気分的に焦るよね。

 そんなこんなで、レッスン時間ギリギリまでソノリテをやってましたので、曲の方は、新曲「夜のストレンジャー:Stranger in the Night」をサラっと一回やりました。なんか終わりだかなんだか、よく分からないまま、大過なく終了。まあ、私的には、ちょっと納得いってないので、もう一回やりたいと思ってますが…。懸案の「愛のプレリュード:We've Only Just Begun」の方は、次回ですね。

 愛のプレリュード…短い曲なのに転調しまくりなんだな。ヘ長調で始まって、ニ短調に動いて、そこからはニ長調を経由して嬰ヘ長調に行って、無理やりヘ長調に返ってくる。つまり転調バリバリなんだよ、イヤんな曲なんだ…。なんで選んだんだろ? この曲…。ジブンデ ジブンガ ワカラナイ…。

2008年12月 8日 (月)

毎日ソノリテをやっております

 先日、せっかく銀座まで行って買ってきた、マルセル・モイーズの「ソノリテについて 方法と技術」(輸入楽譜なので、アマゾンでは取り扱ってません。リンクが張れなくて悲しい…)。買ってきたのに使わないというのは、モッタイナイ。と言うわけで、毎日やっております。

 どうやっているかと言うと、6ページの1番の課題をメトロノーム60の速さで吹くだけ。

 そんだけです。

 指の動きはメカニカルなので、最初のうちは譜面とにらめっこしてましたが、まもなく指の動きを覚えてしまったので、頭の中で「シー、ベーー」「ベー、ラーー」「ラー、ギーー」「ギー、ソーー」などと階名を歌いながら、目をつぶって、ひたすらアゲハの音を聞いております。もちろん笛から出てくる音ではなく、部屋の壁から返って来る音をメインに聞いております。

 なるべくきれいな自分好みの音で鳴らせるように、そこにポイントをおいて練習してます。たぶん、このやり方で合っているよね?

 しかし、最初の中音シの音をきれいに出すのって、難しいね。たいていビビッた感じの固めの音になってしまう私。柔らかい優しい音で始めないとね。

 それに、いつもうっかり最初の中音シを低音シで出してしまって、そこから下がって行って、途中で指が足りなくなって「あれ、オクターブ低かった…」なんてザラ。オクターブの違いに無頓着な私です(ダメじゃん)。

 目下の悩みは、1番の課題、後の方に行くと、スラーが長くなってくるのよ。私、6拍くらいまでは対応できるけれど、10拍は無理。もちろん、その後の18拍とか25拍なんて、一息でできるわけがない。そのページの最後の行に「これらの最後の練習は長いので、速度を四分音符130から150へとしだいに近づけながら練習すること」って書いてあるけれど、何となく躊躇して、速度を上げられずにいます。

 と言うのも、速度を上げると、明らかにフルートの音が荒れるからねえ…。おまけに指が追いつかなくなるし…。速度をあげても音が荒れないようにするのも練習なんだろうけれど、目下のところ、少し速くするだけで、かなり音が荒れるので、困っております。

 ま、これも練習で乗り越えるしかない課題なんだろうけれどネ。

 そんな私は、普段は、1番の課題だけで精一杯なのですが、たまに時間があると、そのまま2番の課題に行くのだけれど、たいてい2番は途中で挫折してリタイアします。

 というのも、2番を吹いているうちに、クチビルやアゴがケイレンし始めるのよねえ…。ソノリテって、思ったよりも、シンドイって言うか、私は無駄な力が入れてフルート吹いているって言うか。

 とにかく、ソノリテ。見た目以上に難しい教則本です。やっぱり、フルート始めて半年で取りかかるのは早かったか? でも、買ったのに使わないのは、もったいないですからね(笑)。

 とにかくソノリテ。やっているけれど、正直、やり方がよく分からないし、このやり方でいいかも、ちょっと自信がありません。ググってみたけれど、私の求めるような感じで、分かりやすく書いてあるページを見つけられません。

 ああ、困ったなあ…と思っていましたが、そうだ、そのために先生に習っているんじゃない、と思い出しました(今更?)。さっそく、次のレッスンの時に、ソノリテを持っていて、どう使うのか、アドバイスをもらってこよう~っと。

 と決心をして、ソノリテ持って、レッスンに行きました。話の続きは、また明日。

 蛇足。ソノリテは銀座では約5500円でした。隣町の楽器屋さんでは7500円でした。輸入楽譜だから定価というのは無いにせよ、こんなに地域によって値段が違うって、アリなんですか? 地方をあんまりバカにするなよ。

2008年12月 7日 (日)

みんな大好き、カレーライス(太るけど)[12月第1週・通算47週]

体重:103.0kg[+0.3kg:-0.4kg]
体脂肪率:31.4%[-0.3%:+0.5%]
BMI:32.9[+0.1:+1.2]
体脂肪質量:32.3kg[-0.2kg:+0.8kg]
腹囲:104.1cm[-0.9cm:+0.2cm]
     [先週との差:2008年当初との差]

 あえて体重に触れないことにします(爆)。

 先週、玄米の話をしたところ、私が“無し”と思っていた『玄米カレー』が意外に愛されている事を 知りました。所変われば品変わる? 家にはその家ごとのルールーあり? とにかく、おもしろいなあと思いました。

 そこで今週はカレーライス。

 大好きです。カロリーが高いので、ダイエットの敵ですが、でも好きです。愛していると言っても過言ではないです。

 カレーは、近くのインド人が経営している現地風の本格カレーも好きだし、カレーチェーン店で食べるカレーも好きです。駅のスタンドカレーのチープな味も好きだし、まがいものっぽい喫茶店のカレーも好き。さらに言えば、和風な感じのそば屋のカレーは別格です。また近所だけでなく、わざわざ横須賀まで出かけて海軍カレーを食べたり、横浜でホテルのカレーを食べたりもします。

 無論、カレーライスも好きだし、カレーうどんも好き。スープカレーと言うのもなかなかだし、カレーのルウだけをシチューのようにしてパン食にして食べるのもグッド。カレーパンも好きだし、カレーコロッケも好き。某相撲部屋を見学した時にいただいた、カレー風味の鳥の唐揚げ(なぜか唐揚げなのに、チャンコと呼んでました)は今でも忘れられない味です。

 その中でも、やっぱり妻の作る家庭料理としてのカレーライスが、一番好きだな。

 ウチのカレーは、肥満体の私の体を気づかって、ハウス食品の「プライム・ジャワカレー」を使います。以前は、水牛食品のカレー(以前とはパッケージが変わりましたね)がラブだった私ですが、さすがにカロリーオフの魅力には勝てません。それに「プライム」シリーズって、カロリーオフであってもおいしいのです。

 このプライムカレーのルウに、豚バラ肉と豆とピーマンとタマネギを具に入れてもらいます。時々、豚バラ肉が合挽き肉に変わることもあります。たまにナスがコンニチハしている時もあります。いわゆるオーソドックスなニンジン・タマネギ・ジャガイモのカレーは…そう言えば、あんまり食べないなあ…。

 ご飯は基本的に白米。玄米は無しね。たまに黄色いサフランライスの時もあります。

 副菜は、山盛りのサラダ。福神漬けではなく、甘い甘い、花ラッキョウ。水も添えますが、ヨーグルト飲料(いわゆる“飲むヨーグルト”)をラッシーの代わりにいただきます。

 ご飯とカレーは分けずに、ご飯の上に直接カレーをたっぷりかける食べ方です。

 大切なことがありました。スプーンは普通のスプーンではなく、横須賀で買った、カレー専用スプーン(ここのページにででんと画像が載ってます)です。このスプーンでないと、カレーを食べた気がしないから不思議不思議。

 辛味が足りないなあ…って思った時は、カレーの上から、七味とうがらしとタバスコをかける時もあります、って言うか、たいていかけてるか…。

 実はここのところ、夕食がずっーとカレーライスなんですわ。いやあ、カレーって案外食べ飽きないものですね。食べ飽きないどころか、こんな記事まで書いているんだから、私って、本当にカレーが好きなんだなあ。

2008年12月 6日 (土)

息子さんと学校の金魚ちゃん

 今日の記事は、11月中にやっていた、息子さんとのコメントのやりとりをまとめてみました。息子さんの金魚たちに対する温かい気持ちがよく伝わるやりとりだったと思いますが、如何せん、コメント欄でのやりとりだったので、埋もれてしまっています。そこで、今回はそれらのコメントをサルベージしてまとめてみました。

 読みやすくするために、若干の編集を行なった上で、こちらにアップしてあります。オリジナルの発言とコメント集はこちらです。

 あ、長いですよ(笑)。覚悟して読み始めてください。では、どうぞ。

いきなりですが、でんでんが天に召されました。13ヶ月の命でした。

相談です。よろしくお願いします。

小学生の息子のクラスで、金魚を飼っています。先日、10匹のうちの3匹が死んだので、くみ置きの水で水替えをしたところ、また1匹が死に、水が真っ白に濁ってしまったといいます。もちろん、死んだ金魚はすぐに取り出したといいます。

何で水は濁ってしまったのでしょう。この水は、換えた方がいいですよね。金魚博士のすとんさん、よろしくお願いします。

投稿: chiko | 2008年10月25日 (土) 12時33分

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>chikoさん

 まずは、でんでんちゃんのご冥福をお祈りいたします。

 それと私は金魚博士ではありませんよ(笑)。ただ、子どもの頃から、案外、長いこと金魚を飼っているので、なんとなく経験があるだけです。

 クラスで金魚を飼っているなら、水槽の管理責任は担任教師にありますので、対応方法に関しては、先生のご判断に任せるのが一番良いと思います。

 その上で、もしも、私が担任教師だったら、こうするということを書きます。

 まず、状況から考えて、水は取り替えます。望ましい事ではありませんが、多くの子が死んでいる現状を考えるならば、一回に取り替える量を水槽の半分ぐらいにして、それを2~3日おきに3~5回程度繰り返します。無論、その際の水は、汲み置きのひなた水を用意しますが、少なくともカルキは抜いて、室温程度の温度の水にしたものを使います。

 水が濁った理由は、chikoさんの書き込みだけでは分かりませんが、まず最初に頭に浮かぶのは、死んだ子の体液と腐敗液がそのニゴリの原因かな? 金魚に限らず、動物は死ぬと体中の穴から色々な体液を出しますし、すぐに腐りだします。するとあっと言う間に雑菌が繁殖して、水が濁り、他の子の健康を奪います。

 大切なことは、メイン水槽で誰も死なせないということなのですが、うっかり死んじゃった場合は、すぐにその子を引き上げることと、水槽の水をなるべく早めに取り替えることです。

 水槽の水を取り替える時に、気をつけなければいけないのは、一気に全部の水を変えてはいけないということです。そんな事をしたら、水槽の子たちが全滅します。実は水槽の水換えって、金魚にとってかなりのストレスなので、乱暴に行なうと、金魚の寿命を縮めます。ですから、一回に替える水の量は少なめにするのがコツなのですが、緊急の場合は、そんなこと言ってられませんね。一度に半分ぐらい(これはかなり大量です)替えても仕方ないと思います。

 水槽の濾過剤も交換します。最初の水替えの時に、一緒に替えます。その後は、通常の交換サイクルに戻しますが…。

 それと新しく水を入れたら、塩を入れます。水槽の大きさにもよりますが、普通の30㎝水槽なら、小さじ一杯程度かな? 多少多めに入れても、金魚は塩には強いので、大丈夫ですが、何事も過ぎたるは及ばざるがごとしなので、加減しながら入れます。

 次に、生き残った子たちの体を観察します。特に変わった点がなければ、これでたぶんOKです。

 体表が傷ついていたり、膜のようなものがかかっていたり、ウロコがささくれ立っていたり、尾が切れ切れになっていたり、目が充血していたり、白点があったりしたら、ウィルス性の病気の可能性があるので、塩だけではダメかもしれません。その際は、金魚用の治療薬が必要になります。私なら自分の判断で薬を購入できますが、もしクラスの委員さんに任せる場合は、薬を購入する際に、店員に相談して、適切な薬とその使い方をしっかり教えてもらうように言いつけます。

 それからしばらくは毎日金魚たちを注意深く観察です。具合の悪そうな子を見つけたら、すぐに隔離して、別水槽で塩水漬けにします。元気になると良いのですが、おそらく、その子は死んでしまうでしょう。でも、それをしないと、水槽が全滅してしまう恐れがありますので、心を鬼にして隔離です。

 そんなところですかね。

投稿: すとん | 2008年10月25日 (土) 18時02分

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息子です。
ありがとうございました。
月曜日に学校に行ったら、さっそく対処したいと思います。

chikoです。
ありがとうございました。

投稿: chiko | 2008年10月25日 (土) 19時23分

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>chikoさん&息子さん

 金魚たち、元気になるといいですね。お祈りしています。

投稿: すとん | 2008年10月26日 (日) 14時03分

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現在の状態は、学校に行ったら1匹沈んで死んでいました。それは、はずしておきました。
そして水が透明っぽくなっていました。
水を7分目くらい抜いて、カルキが抜けた水を入れて塩をひとつまみ入れました。(小さじ1杯は、多すぎる感じがしたので・・)

投稿: 息子 | 2008年10月27日 (月) 18時53分

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>息子さん

 一匹死んでしまいましたか、残念でしたね。

 水槽の大きさが分かりませんが、塩は多めに感じるくらいでも大丈夫ですよ。金魚は塩に強い生き物です。塩を入れるのは、金魚にとりついている雑菌たちを殺すためです。まあ、塩の様子は、金魚の具合を見ながら加減してください。

 ちなみに、ウチの水槽では、普段から塩を入れてますし、病院水槽(昆虫採集で使うような、あの手のプラスチック水槽)には、2リットルの水が入ってますが、そこは、塩を小さじ一杯(ただし大盛り)で入れてます。そこは病院なので、少し濃いめですが、金魚は平気なものです。塩が濃すぎると、金魚がグルグルまわり出すので、観察していると分かります。一般的に、体の大きな金魚ほど塩に強い傾向があります。

 なんとか治まるといいですね。

投稿: すとん | 2008年10月27日 (月) 20時08分

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今日、金魚の水槽に塩を入れたら、金魚が暴れ出したので、それ以上入れることができませんでした。

金魚5匹のうち2匹は、底の方で静かにしています。2匹とも昔からいた、大きい金魚です。

投稿: 息子 | 2008年10月28日 (火) 17時15分

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>息子さん

 金魚が暴れるようなら、塩入れすぎかもしれませんね。その時は、塩入れをやめるのはもちろん、すこし水槽の水をすくって捨て、その分、真水を入れてあげるといいかもしれません。病気治療は大切ですが、せっかくの金魚を弱らせていけませんからね。

 ま、とにかく金魚を愛情を持って観察してあげてください。

 大きな金魚は、割と底の方で静かにしていることが多いです。エサの時などに、活発に動いているなら、問題ないでしょう。とは言え、元気な子は泳ぎ回るのが金魚の習性なので、弱っているのは確かですね。

 とにかく、病気の金魚は、一日二日でよくなるものではありません。少なくとも2~3週間は目が離せないと思いますよ。大切なのは、愛情をもって観察することです。観察をしていれば、金魚の容態も分かりますし、自然と次に何をするべきかも分かります。観察を続けてください。

投稿: すとん | 2008年10月28日 (火) 18時48分

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現在の状況は、白点病、尾腐れ病にかかっているから、ブルーを入れました。
そして見てみると、白点病を持ってきた4匹が、元からいた大きい金魚を襲っていました。

投稿: 息子 | 2008年10月29日 (水) 21時41分

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>息子さん

 白点病と尾ぐされ病のダブルパンチですか…。そりゃあ、かなりキツいなあ…。白点病は虫だからブルー+塩でいいけれど、尾ぐされはウィルスだから抗生物質を使わないと、ダメだよ。どちらも死につながる病気だから、安心できないね。

 それと仲の悪い子同志を同じ水槽にいれておくと、殺すまでイジメるから、可能なら水槽を分けないとダメだよ。水槽が分けられないときは、仕切りの板でもいれてあげるといいよ。

 色々と大変そうだけれど、最後まできちんと面倒みてあげてくださいね。

投稿: すとん | 2008年10月29日 (水) 23時44分

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今日学校に着くと、大きい金魚が1匹死んでいました。もちろん抜きました。残りは小さい金魚が4匹、大きい金魚が1匹です。のこりの大きい金魚も、横になったり復活したりを繰り返しています。もちろん、隔離しました。

投稿: 息子 | 2008年10月30日 (木) 17時32分

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>息子さん

 大きな金魚はだいぶつらい状況になっているようですね。でも、最後まで望みは捨てずに面倒をみてあげてください。

 小さな金魚たちもおそらく病気だろうと思いますが、完治できるように面倒を見てあげてください。

投稿: すとん | 2008年10月30日 (木) 18時09分

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土曜日に2匹死んだのは、先生が引き上げてくれました。残りは2匹です。水を換えて塩を多めに入れました。

そう言えば、白点病にかかっている金魚に、なんだかカビのように見える物が着いています。

投稿: 息子 | 2008年11月 4日 (火) 19時41分

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>息子さん

>白点病にかかっている金魚に、なんだかカビのように見える物が着いています。

 白点病が悪化して、白雲病になったのでしょう。間に合えばいいのですが、隔離をしないと、確実にもう一匹に伝染します。

 白点病で留まっているならばまだしも、白雲病の治療はかなり難しいです。毎日一時間程度限定で、2パーセントの塩水浴を3日連続で行なうのが定番の治療法ですが、金魚自体の体力がないと、治療行為で死んでしまいます。2パーセントの塩水とは、水1リットルに対して、塩20グラムの、とても濃い塩水です。

 あと、水温が低いと病気の原因となる虫が元気になるので、もしヒーターがあったら、熱帯魚並の温度にしてあげると、金魚が楽になると思います。

 白雲病は進行が速い病気です。ここ2~3日が勝負かもしれません。丁寧に金魚の観察を続けてください。お祈りしています。

投稿: すとん | 2008年11月 4日 (火) 23時37分

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白雲病にかかっている金魚が死にました。隔離しておいた金魚です。
残り1匹は元気にしています。

投稿: 息子 | 2008年11月 6日 (木) 15時57分

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>息子さん

 ついに一匹になってしまいましたか…、寂しいですね。でも、その一匹を大切に育ててあげてください。

 一匹だと寂しいというので、金魚を買い足すことがあると思いますが、新しい金魚はたいてい病気を持っているので、水槽に入れる前に、少し濃いめの塩水に2~3日入れて、雑菌などを消毒してから、メイン水槽に入れるといいですよ。

投稿: すとん | 2008年11月 6日 (木) 16時05分

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ご無沙汰していました。先週、週末と残った金魚は元気で、何とか切り抜けたようです。

いろいろなアドヴァイスを、ありがとうございました。すとんさんのおかげで、1匹残すことが出来ました。大事に育てていきたいと思います。
本当にありがとうございました。

投稿: 息子 | 2008年11月17日 (月) 16時16分

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>息子さん

 どうやら落ち着いたみたいで、良かったです。苦労をともにした、残った金魚はかわいい事でしょう。『残り物には福がある』と言います。きっと、その子には“福”が付いていると思います。大切にしてあげてください。

 最後まで礼儀正しくて、とても気持ちよくコメントのやりとりができました。その気持ちを、いつまでも忘れずにいてください。

投稿: すとん | 2008年11月17日 (月) 18時29分

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息子がお世話になりました。いえ、もともとは私が相談の礫を投げたことに答えて頂き、そのあとも直に息子に助言して頂き、本当に感謝しています。ありがとうございました。
実は、息子はキーボードのタイピングがものすごく遅いので、はじめは息子の話を聞きながら私がタイピングしていましたが、そのうちに遅いなりにも自分で打ってみたりするようになりました。

はじめは、息子は先生や親ではない大人の男の人と失礼なく話をすることが出来るのか心配でしたが、かみ砕くようなすとんさんの説明や、心配してくださるお気持ちに素直な気持ちで相談できたのが、良かったのだと思います。

本当は、息子は1学期の飼育係であって、2学期は違う人が係をしているのですが、1学期に心砕いた金魚たちが弱っていくのに居ても立てもいられなかったようです。現飼育係とはいちゃもんもなく、素直に息子の意見を聞き入れてくれた彼らにも感謝したいと思います。

結果を受け入れられるだけの努力をした彼らをほめてあげ、その努力をさせてくださったすとんさんに、感謝します。ありがとうございました。

投稿: chiko | 2008年11月18日 (火) 01時35分

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>chikoさん

 いえいえいえ、なかなか礼儀正しい、しっかりした息子さんではありませんか。ウチの息子君とさほど年も変わらないはずなのに、たいしたものです。将来が楽しみですね。

 金魚は小魚ということもあり、ペットの中ではどうしても命が軽く見られる傾向がないわけではありません。実際、私だって、飼っていた犬が死んでしまった時のショックは、金魚が死んでしまった時のそれとは比較になりませんでした。

 確かにそうなんですが、だからと言って、金魚の命なんかどうでもいいわけではないと思いたいです。人に軽く思われがちであれ、彼らにとって、たった一つの命であり、動物を飼うというのは、そのたった一つの命を預かるということなんだと思います。

 その辺のことを知ってか知らずか、病気の金魚と正面を向いて対応していった息子さんは立派だと思います。落ち着くまでしっかり気に留めていられたというのは、なかなかなものです。

 今回の件では、ぜひ誉めてあげてください。小さな命を大切にできる人は、きっと将来、大きなことをやりとげることができるはずですから、その時が来るまで、しっかり自分を磨き鍛えてゆけるようにしてあげてください。

投稿: すとん | 2008年11月18日 (火) 06時25分

 長い文章でしたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 息子さんの金魚たちに対する優しい気持ちが伝わり、私も真剣にコメントを返していました。結局、1匹しか残りませんでしたが、金魚を飼うというのは、実はかなり難しいことだということが、お分かりだと思います。

 実際に病気の生き物を飼うというのは、とても難しいと思います。ましてや、金魚のように病気の研究や治療法の研究など、ほとんど無いものは、飼い主の愛情だけで治療しているようなものです。一度病気にかかると、なかなか治癒することはありません。

 本来だったら、このケースは発病後、一週間程度で全滅であっても、不思議ではないケースだと思います。それをなんとか持ちこたえ、生還者(生還魚?)が出たのは、飼い主である、息子さんと飼育係さんと、そのクラスメートたちの愛情だと思います。

 子どもの時の優しい気持ちを、大人になっても忘れずに持ち続けていたい。そう思いました。

2008年12月 5日 (金)

美空ひばりのアヴェ・マリア

 私の母は、美空ひばりの大ファンでして、私も幼いころよりひばりの歌を、浴びるほど聴いてきました。いや、実際、美空ひばりって、上手な歌手だと思いますし、その歌に感情を込めるやり方は、芸として素晴らしいものと思います。

 私のiPODにはひばりの全シングルが入ってますので、ときおりヘビーローテーションしたりします。たぶん私も美空ひばりの(ゆるい)ファンなんだと思います。

 で、先日、美空ひばりの「LOVE! MISORA HIBARI JAZZ & STANDARD COMPLETE COLLECTION 1955-66」というアルバムを聴きました。

 ひばりと言うと、一般的には演歌歌手というイメージがある一方、「真っ赤な太陽」のようなジャズも歌うわけで、このアルバムはそういう、美空ひばりのジャズシンガーとしての側面をフィーチャーしたものです。

 これが結構いいんですよ。ひばりはジャズ方面の才能もあったようです。ま、曲によっては日本語の訳詩で歌われているのですが、それでも良いです。ま、英語詩の部分だって、当時としては、かなり立派な部類に入ると思いますよ。それくらい達者です。

 で、ジャズだけで止めておけばよかったのに、ついつい手を出しちゃったんだろうねえ…、クラシックに。

 最後の最後で「アヴェ・マリア」歌ってます。これが…。

 いや、楽譜的には正しい歌唱をしていると思いますよ。でもね、発声が演歌発声なのよ~。

 彼女の演歌発声は、意外にジャズに合います。ジャズの泥臭さを演歌の発声がより際立たせるといった相乗効果を生みます。そういう意味では、ひばりの歌声って黒いのかもしれません。

 しかしその声でクラシックは、いただけません。違和感バリバリなんです。歌唱そのものは正しいし、感情もよく表現されていて、そういう意味では上手なんですが、発声が音楽とミスマッチで、聴いていて落ち着きが悪いのです。

 発声って、大切なんだなあと思いました。いくら音程とリズムが合っていて、感情込めて歌いあげても、発声が違うと、違うジャンルの音楽になっちゃいます。

 ま、これはクラシック音楽でなく、ひばりの歌う「アヴェ・マリア」という曲として、受け止めれば、それはそれで余裕で『アリ』なんだと思います。クラシックとして聴いてはいけません。

 でも逆に考えるならば、演歌歌手なのに、クラシック音楽にチャレンジして、クラシック音楽とは違ってしまったけれど、歌としては一つの完成形を提示できるなんて、美空ひばりって歌手は、やはり昭和の不世出の大歌手なんだと思いました。

 というか、これでクラシックもイケてたら、おかしいでしょうって話ですね。

 I Love Hibari MISORA.

 重ねて書きますが、「アヴェ・マリア」以外のジャズやスタンダードナンバーは、みな絶品ですよ。つまり『美空ひばり=演歌』と限らない方がいいですよって話。美空ひばりって、素晴らしいポピュラー歌手だったのだと思います。昭和の偉大な歌手です、美空ひばり。

2008年12月 4日 (木)

息は止めない

 キング先生との声楽レッスンで「今日は息を止めないことを課題にして歌いましょう」と言われました。

 息を止めない…それは、息は常に吸っているか、吐いているのどちらかにして、息を止めた状態を作らないようにしましょうという意味です。(もちろん、休符の時は別です)

 それはなぜか。息を止めると、そのために体のどこかが閉じてしまうからです。体が閉じるのは歌にとって、とてもマズイことです。歌う時は、常に体は開いた状態でないといけないから。そのためにも、息を止めないようにしましょうということです。

 やってみました。

 すごく、疲れました(涙)。メチャ、疲れます。いやあ、それはつまり、今までは歌いながら、フレーズごとに、あるいはブレスごとに息を止めて、たとえ瞬間のことであれ、体を一度閉じて休憩していたということです。で、その瞬間が無くなって、ずーーーと開きっぱなしとなり、それですごく疲れてしまったというわけです。

 自分がいかに、休み休み歌っていたか、気づかされました。

 それに「息を止めない」ということは「息はフレーズの直前に吸う」ことを意味するし、それは同時に「フレーズの最後のギリギリまで歌っている」ことも意味します。

 これ、言葉で書くと簡単ですが、やってみると、すっごく大変です。

 「息は止めない」と、ひと言で言えることが、実際にやってみるとすごく大変。こういう大変なことがの積み重ねが、より良い声で歌うことにつながっていく。そう思うと、良い声を出すための秘訣みたいなものって、あっても無きがごとしなのではないかと思えるようになります。

 確かに、ちょっとしたヒントのようなものはたくさんあるけれど、そしてどれも言葉にすると簡単だけれど(例えば「ノドを大きく開く」とか「お腹から声を出す」とか)、実際にやってみると、簡単にはできない。ひと言で言える事だけれど、ちゃんとできるようになるまでは、かなりの訓練と時間が必要、なんて事ばかり。

 学問に王道なし、とは言うけれど、音楽にも王道はないな。地道な努力あるのみですな

2008年12月 3日 (水)

なぜ歌うの?(フルートの練習なのに)

 ポピュラーの練習の終わり頃、先生に、どうして最初に歌わせるのかと尋ねてみました。

 答えは、いくつか返ってきました。

 まずは、先生がその曲について、よく知っているとは限らないこと。むしろ今回の曲は二曲とも、よく知らなかったそうです。だから、まずはどんな曲なのか知りたいという、単純な理由。つまり、先生は全然知らない曲でも平気で伴奏しちゃうということね。

 次に、私がどういう感じで、その曲をやりたいのかを知りたいから。「こんな感じで…」と口で説明されるよりも、実際に歌ってもらった方が、よく分かるからだそうです。

 主な理由としては、そんなところ。まあ、歌ってもらった方が色々と手っとり早いので、歌ってもらいました、ってところでしょう。

 さらに先生は説明を付け足しました。「歌は音楽の基本です。フルートを上手に吹くためには、まずきちんと歌えないと…。歌えない人はフルートも上手になれません。だから…」

 聞き方によっては、ちょっとキビシイ言葉ですね。でも先生は深刻に言ったのではなく、サラっと言い流したので、特に悪意はないセリフだと思います。でも、やはりキビシイ一言かな。

 と言うのも、実際問題として、フルートに限らず、器楽の人の中で「歌って」と言われて躊躇なく歌っちゃう人って、一体どれくらいいるんだろ? プロやその卵はともかくとして、趣味レベルだと「私は歌えないから楽器をやりま~す」って人の方が多いような気がする。そうなら、この言葉は結構キツいなあと思います。

 でもね、笛先生に限らず、器楽系の先生って、皆さん口をそろえて「歌が基本」とか「楽器を持つ前に歌ってみよう」とか「歌うつもりで演奏する」とかおっしゃいます。ポピュラーの人のみならず、ラ・フェル・ジュルネのマスタークラスで見た、クラシック系の先生たちも、みなさん必ずこう言っていたよ。「楽器を演奏する前に、そのフレーズを歌ってごらん」 ちなみに昨日の記事のmegiさんのコメントでは、ウィーンでも状況は同じらしいです…「オーケストラや、オペラ歌手を想像しろ」だそうです。

 つまり、歌は音楽の基本。

 そうなんだろうね。そして、少なくとも「旋律を奏でる」ということに限るならば、やはり楽器は歌の延長線上にあるんだろうし、そうあるのが理想なんだろうね。

 しかし、レッスンの場で、いきなり実際に歌わされるとは思わなかったよ。おかげで、次のレッスンのために、フルートの練習にプラスして、歌の練習もしておかないといけなくなっちゃったじゃない…。

 というわけで、自宅で次のレッスンのための曲の練習をしてます(フルート&歌…です)。

 フルートと合わせて歌の練習もしてみて、分かったことがあります。それは…

 頭の中に階名唱を思い浮かべながらフルートを吹くのと、実際の歌詞をつけて頭の中で歌いながらフルートを吹くのでは、フルートの吹くフレーズが全然違ってしまうこと。もちろん、違うと言っても、譜面上では全く同じだけれど、アーティキュレーション? フレージング? なにしろ、その手の細かなニュアンスのようなものが違ってきます。もちろん、実際の歌詞をつけて頭の中で吹いた方が、より良い、より歌に近いニュアンスが出るような気がします。

 そう言えば、前回の「踊ろよ、ベイビー」にしても「ホワイト・ルーム」にしても、階名ではなくて歌詞を思い浮かべながら吹いていたなあ…。だから良かったのかな?

 実際に今練習している、次回持っていくつもりの「愛のプレリュード」は指がすごく難しいところがあります。「愛のプレリュード」は、基本的には歌詞を思い浮かべながら演奏しているのだけれど、どうしても、その難しい箇所だけは歌詞ではなく、階名を思い浮かべながら吹かないと上手くできなくてねえ…。

 と言うのも、歌詞でなく階名ならば、何とか指もまわって吹けるのですよ。でも、途端に演奏がつまらなくなるんだよね。歌詞で吹くと、いい感じでニュアンスのある演奏になるけれど、途端に指がまわらなくなる(涙)。両立できればいいのだけれど、両立できません。実際難しい指遣いでねえ…。

 いやはや、頭に階名を浮かべるか、歌詞を思い浮かべるかで、フルートの演奏が変わるんですよ、ホントのホントに。

 それにしても、とりあえず私、歌える人でよかったよ、決してうまくはないけれど、ネ、マジで。

2008年12月 2日 (火)

フルートで歌おう

 フルートのレッスンです。アルテのレッスンが10分で終了。残りの大半の時間が曲集「ポピュラー・ソングのすべて」を使った、例の宿題10曲の練習となりました。今後はこの練習のことを「ポピュラーの練習」と呼ぶ事にします。

 で、ポピュラーの練習ですが、まず一曲目は、ビーチ・ボーイズの「トゥデイ!」という名盤の冒頭を飾る、不朽のスタンダードナンバー「踊ろよ、ベイビー:Do You Wanna Dance」。オリジナルは1958年にボビー・フリーマンで、全米5位まで上がった曲だそうです。

 この曲を選択した理由は…曲集の一番最後の曲だったから(笑)。いやあ、だって、こんなに分厚い曲集から10曲選んで練習するなんて…選曲に時間をかけていられませんって。とにかく、ヘ長調だし、譜面は簡単そうだし、よく知っているし…という理由でチョイス。曲のテンポが速い(だいたいメトロノームで128くらいです)けれど、まあどーにかなるかな? って感じです。

 さっそくレッスン開始です。で、先生から「歌ってみて」と軽くひと言。

 へ?

 「どんな感じでやりたいのか、知りたいから、歌ってみてください」と、おっしゃるので、最初の音をもらって、歌い始めてみました。私の歌に合わせて、先生がピアノで若干の試行錯誤をしているうちに、1番終了。

 「それでは、フルートに持ち替えて下さい」とおっしゃるので、フルートに持ち替えて、ピアノの即席イントロ(この曲、本来はイントロが無い曲なのですが、先生が即席のイントロを作りました)を聞いて、「ここだ!」というポイントを見つけて、飛び込んで曲がスタート。

 あっちこっち、小さな事故(ミスタッチとか、譜面の誤読とか、落ちるとか、指がまわらないとか)を起こしながら、それらを誤魔化しながら演奏を終えました。ま、リハーサル無しのいきなりの演奏ですから、こんなものです。当然、もう一回となりました(汗)。

 気合を入れ直して、テイク2です。イントロ、違う感じになってました(汗)。最初よりも、もっとポップな感じでした。で、今度は大過なく演奏終了。先生が次のように論評してくれました。

 「フルートの演奏技術としてはマダマダですが、よく歌っている(<-誉めすぎですね)と思います。実はフルートで歌うと言うのは、とても難しいことで、フルートの技術が向上して、だいぶ上達した人でも、フルートで歌うという事で苦労する人がほとんどなんです。その一番苦労する部分が、うまくできていますね。そうなると、次はメロディーを装飾することを覚えていかないと…」とおっしゃって、先生が自ら、この曲を吹き始めました。

 ぶっ飛びました! テンポとコードとリズムは全く同じなのに、元のメロディーの面影を残しながらも、違うメロディーを吹き始めました。いわゆるクラシック用語でいう“変奏”、ポピュラー用語でいう“フェイク”、ジャズ用語なら“アド・リブ”って奴が満載の演奏です。すっごく、かっこいい~~~。

 吹き終わって「こういう感じで吹けるといいですね」って、先生、そりゃ無理ですよ。私、フルート始めて、ようやく半年のアルテ6課の人なんですよ(涙)。

 フレーズの頭で、(いっぱいやるとイヤらしくなるので)時折、半音下の音から入って、しゃくり上げる様にフレーズに入ると、かっこよくなりますよ、とアドバイス。確かにフルートでやると、カッコいいです。歌でやると、怒られますが…。

 あと「もう少し譜面から(音楽的に)離れて方がいいでしょう」とも言われました。つまり「少し譜面に忠実すぎない?」ってことだと思います。「楽譜どおりに吹いてもつまらないでしょ」とひと言。あの演奏を聞いた後なら、黙ってうなづくだけです。

 「この曲は、これでお終い。では、次の曲」

 本日2曲目は、クリームの「ホワイト・ルーム:White Room」です。これも曲集の最後のページに載っていた(大笑)ので、選択してみました。

 言わずとしれたクリームの名盤「素晴らしき世界:WHEELS OF FIRE」の冒頭曲です。バリバリのヘビーロックで、車などのCMでよく使われるので聞けば「アレアレ!」と思うでしょう。ちなみに1969年の曲、当時全米5位の曲だそうです。

 とてもヘビーな曲&メロディーなので、自宅で練習しながら「この曲はフルート向きではないなあ…」と思ってました。その事を先生に伝えると「そういう事は、やっているうちに分かりますよ」とひと言。そうなの?

 で、「歌ってください」です。2回目なので、もう驚きません。音域が広い曲ですが、とにかく歌いましたよ。オリジナルで、ヴォーカルのジャック・ブルースが声をひっくり返した高音部のフレーズも表声のまま優しくね。

 この曲は、メロディが有る部分は4拍子なのですが、メロディが無くなると5拍子になる曲なのです。そこで5拍子(つまり変拍子)の取り方のアドバイスをもらいました。

 5拍子を5拍子のまま感じるよりも、3拍子+2拍子で感じた方がいいでしょうとのこと。実際、譜面も5拍子のところは、そう読めるように書いてありました。自宅練習の時は、素直に5拍子で考えて、時折行方不明になってましたが、確かに3拍子+2拍子なら、迷子にならずに済みます。

 この曲はそういうわけで、5拍子のイントロ8小節から始まりますが「イントロのフレーズもフルートで吹いてください」とことで、カウント数えて、いきなり演奏開始です。

 オリジナルは、バリバリのパワフルなハードロックなのですが、先生のピアノは、ヘビーな感じのロック・バラードって奴です。とっても重たく演奏します。私は普段、アゲハを明るい音色で吹くようにこころがけているのですが、さすがにピアノがそれだけ重いと、フルートの音色もそれに合わせないと…って感じになって、アゲハさんには頑張ってもらって、フルート離れした重い音色を出してもらいました。

 なんかいい感じでした。ピアノとフルートだけで、明るい教室で演奏しているのに、なぜか、薄暗いライブハウスで、小さなバンドをバックに演奏しているような気分になりました。演奏中の記憶があまりありません。たぶん、我を忘れて演奏していたと思います。すごぶる、気分がよかったです。

 演奏が終わって、ちょっとした充実感が残りました。先生も「よかったです」とおっしゃいました。良い出来だったので、この曲はたった1回で終了です。レッスン時間はまだ余ってましたが、良い感じのままレッスンを終えることにしました(次の人ももう待っているしね)。

 レッスンの最後に先生が「すとんさんは、(フルートが)歌いだすと、ピッチがうわずる癖がありますね。最初のチューニングを少し低めに取るといい感じになるかもしれない」んだそうです。そういうもんなんですかね。

 自分でやっていて、よく分からないのですが『フルートで歌う』って、どういうことなんでしょうね。私は色々なこと(フルートで歌うこともそうだけれど、ヴィブラートとかタンギングとかスラーとかもね)が自覚無しにできている人らしいのだけれど、自覚無しに出来ているというのは、コントロールできていないというわけで、これはこれで困ったことです。

 いづれ絶対に壁にぶち当たるな…。

 それにしても、先生とのセッションは、楽しい。実に、楽しい。あんまり楽しいので、アルテをやる時間がもったいないくらいです。でも忘れちゃいけないのは、その楽しさは私のせいではなく、先生が私を遊ばせてくれているから。先生のピアノが楽しさを演出してくれるから、私のダメフルートでも、すごぶる楽しいということ。そこを勘違いとか錯覚とかしちゃあ、いけません。

 だから、私は私だけでも楽しい演奏ができるように、力をつけないといけないんだ。そのためには、アルテ? 教則本をこなしていく事は、とても大切なんだと思う。

 さあ、アルテをがんばろう。

2008年12月 1日 (月)

オクターブのチェンジは息の方向を変えて

 フルートのレッスンでした。今回から、4週連続の怒濤のレッスン月間が始まります(って、毎週レッスンの人には当たり前の頻度だけど)。

 アルテ6課は、6番と7番の間の、番号無しの部分が終了。二つ目の番号なしの方は、スタッカートがまだ甘いそうですが、お情けで合格にしてもらいました(汗)。

 しかし、7&8番は、まだダメってことで次回まわしです。当然、曲である9番までは進めませんでした。

 7番は、ハ長調のスケールにスタッカートとスラーが入っている課題です。

 最初にいきなりダメをいただきました。というのも「聞いていて、ただのスケールにしか聞こえない。きちんと曲として演奏してください」とのこと。スケールではなく曲? 分かるようで分かりません。何となく頭の中に???が浮かんだまま、もう一回吹いてみたところ「じゃあ、歌のつもりで吹いてみてください」とのこと。

 歌ね、歌。それなら何となく分かる。フルートでなく、歌のつもりで吹いてみたところ、今度は良しです。でもそれでも、課題としては、やっぱりダメでした。

 と言うのも、今度はスタッカートがさすがに長すぎるって注意です。私としては、八分音符のスタッカートと四分音符のスタッカートを吹き分けたつもりですが、「スタッカートはスタッカート。音符の長さには関係せず、とにかく“短く”」と言われ、次回持ち越し。次回までには、きちんと短いスタッカートで練習をしてくるように言われました。

 8番は、スラーでのオクターブチェンジの課題です。これは指的(音符的?)にはできているのですが「音が美しくない」という理由でダメです。特にチェンジの瞬間がダメということです。チェンジのタイミングが遅れたり、雑音が入ったりで、ダメなのは自分でもよく分かりました。

 そこで色々とトライしてみた結果、オクターブ上がる時に、フルートに対して、息を吹き込む方向を変えてみたらどうだろうかという事になりました。普段は割と、上から下という方向性の息を使っていますが、高くなる時は、奥から手前という方向で息を出してみたらどうだろうというので、やってみたら、すんなり行きます。これなら、なめらかにオクターブチェンジができます。

 家でもう少し練習してきてくださいという事になりました。

 ここまでのレッスン時間は、たぶん10分ないな。とにかく毎回思うけれど、時間の無駄のないレッスンです。残りの時間は何をしたかと言うと、ポピュラーの練習です。その話は長くなりそうなので、また明日ということで…。

 オクターブチェンジの練習を家に帰ってやっているうちに、ふと気づいたのは、息の方向を変えるというのは、実は下アゴをうまく使うことで、上手にできることなんだなあということ。クチビルだけを使って息の方向を変えようとすると、かなり無理があるけれど、アゴを前後することで、容易に息の方向が変わることに気づきました。

 次のレッスンまで、実は一週間しかありません。うわあ、自主練習の時間が足りないよお~。

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