ひとこと

  •  ついにヤマハがJASRACを訴えたようですね。ヤマハの心情は理解するけれど、果たして裁判は勝てるのか? まあ、ゆるゆると観察していきたいと思います。
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2008年11月19日 (水)

歌には瞬発力はいらない、必要なのは持久力

 レッスンで発声練習をしていると、当然お姉様方と一緒なわけで、私の限界を越えて、先生のピアノはどこまでも高く登って行きます。そりゃあね、かなり高いところまで出るソプラノの人がいるから当然と言っては当然。

 私も出来るかぎり喰らいついて行くわけサ。体中のあっちこっちを引っ張りまくってなんとか食らいついてゆくわけよ。でもどうしても高い方でキツくなってくると、力まかせ? そうなるわけね。

 当然、先生の注意が入ります。無理やりに歌っているから、聞き苦しいですって。そりゃそうだね。あんまり音をハズすのは良くない。それもそうだ。

 で、色々と注意されるのだけれど、スコーンと心に入った注意が「歌には瞬発力はいらない、必要なのは持久力。瞬発力でどうにかしようとしてはいけません」って言葉。

 なんか、すごく納得。それ以来、高い音を勢いつけて、エイヤ!と出すのを辞めました。瞬発力勝負じゃダメだもの。キツくなる前から、少しずつ少しずつ準備をして、あっちこっち開けていって、そのつらい所をじっと我慢して歌っていく。で、我慢できなくなったら、きれいに諦める。最近はそんな感じ。

 瞬発力でなく、持久力で勝負できるように、日々これ努めております。

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発声法のエッセイ」カテゴリの記事

コメント

To Ston
>歌には瞬発力はいらない、必要なのは持久力。
と云われて雰囲気は解っても、実際どうすれば良いか?どこを修正すれば良いか、が具体的に理解できないと実用的ではありませんね。

*声門閉鎖を行う。
 喉仏の辺りを後両外側へ引張るようにすると喉仏は下がります。この状態が全ての基本になります。

*ハミングで歌う。
 口の中に卵を縦に入れたように口をつむり、ハミングします。このとき鼻に抜けて綺麗に響く声ではなく、こもったモゴモゴしたハミングが頭の後側で響くこと。(声帯閉鎖が完全でないとこのような声は出ません)

*口を開く。
 ハミングがモゴモゴ後頭部で響いたら口を開ける。当然[ma]の発音になります。

*横隔膜の使い方。
 ブレスは引き下ろした横隔膜の戻り、つまり横隔膜が自然に上がって息が吐けるようにゆっくりと滑らかに。

*ブレスの流し方。
 ブレスは単に声帯を通り抜ける(スルーする)だけ、強く吐いたり大量に吐こうとしない。

*高音域。
 音程を上げるためには口蓋垂を引上げる(後頭部の皮が上に動くようにすると眉も上がり、耳の付け根にストレスを感じます)だけの操作で音程の上昇をはかること。

*注意事項。
 音程の跳躍や高音域を歌うためには口蓋垂の引上げだけで行い、決してブレスのスピードや量の変化に頼らない、また声門閉鎖で声帯の後まで閉じている状態を変えない事。

以上、お試しあれ。  松尾篤興

>松尾さん

 いつも、専門的な観点からのコメントをありがとうございます。

>音程の跳躍や高音域を歌うためには口蓋垂の引上げだけで行い、決してブレスのスピードや量の変化に頼らない。

 これですね。キング先生がおっしゃった“持久力”の本体は。つまり、ブレスの勢いで勝負するのでなく、きちんと口蓋垂をあげ続けて歌いなさいということです。

 普段の生活の中で、口蓋垂を上げっぱなしにすることがありません。そのためか、なかなか口蓋垂を引き上げる筋肉が育っていかないのが、実は悩みです。まあ、日々の地味な鍛練でしか、それを育てる方法がないのだろうと思って、短時間であれ、その辺に気をつけて練習をしてます。マラソン大会に備えて、自宅で筋トレをしている、日曜ランナーの気分です(笑)。

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