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2008年7月24日 (木)

今年もまたまた第九の季節がやってきました

 さあ、今年も第九の季節です。もちろん第九って「ベートーベン作曲 交響曲第九番合唱付」ってやつです。

 え? 第九って年末にやるアレでしょ? と思った方、正解。演奏するのは年末だけれど、練習は秋にやっているわけで、秋に練習するために、夏に入ると団員の募集を始めるわけで…それで今年も「年末に第九をやるけど、歌う?」ってお誘いのお手紙がやってきましたという話です。

 さあ、どうしようかな? ちなみに去年は歌いませんでした。その時のことは、こちらをご覧ください。

 第九を歌う…やりたいなあと思う点と、やめといた方が良いなあと思う点、両方があります。その二つを天秤にかけて、色々と悩むわけです。

 まず、第九って実際には指揮者の考える姿で音楽作りがなされ演奏されるけれど…私は誤解して欲しくないけれど…私の個人的な考えでは、本来、合唱部分をそんなに上手に歌う必要がないというか、上手に歌っては効果的ではないなあと思ってます。元々ベートーヴェンもこの曲の合唱は訓練されたプロではなく、アマチュアの合唱愛好者を前提に書いたという話をどこかで見たか聞いたか読んだかした記憶があります。実際に譜面を見ても、技巧的というよりも“勢い一発!”みたいなところもあるし…、とは言え、技巧的ではないとしても、実は結構難しかったりするのが不思議でたまらないところなんですが…。

 求められているのは、教会風のきれいなハーモニーというよりも、生活感あふれる雑多な声とみなぎる生命の力、って感じで、マスを感じさせる声が必要だと思ってます。役割的には、音楽におけるモブシーンなんだと思ってます。

 だから、うまい人、訓練された人も必要だけれど、初心者や下手の横好きタイプの人もいていいと思うし、いろんな人が気持ちを一つにして歌えれば、たとえ音楽的な響きとは遠くても、ベートーヴェンの求めた音楽の響きに近づくと思う。ま、そうは言っても、最低ラインというのは当然ありますが(笑)。

 だから、やる気があれば、少々歌に難があっても、第九の場合、参加しないという理由にはならないと思う。

 それに、練習とか本番の日程的には特に問題はありません。参加費だって、すごく安価。共演する指揮者やソリストさんたちに文句はない。オケは地元のアマオケだけれど、こっちもアマの合唱団(それも急造品)なんだから、贅沢は言っちゃいけない。おまけに合唱テノールは天地創造以来、常に不足だし…。つまり周辺環境的には、やらない理由はない。

 だから、やる、やらない、は専ら私の個人的な問題に起因しているわけだ。どーしよーかなー。

 去年の私は「無理せずに歌えるなら参加したいけれど、きっと行けば無理して歌ってしまうだろうから、今年はやめておく」って感じでした。さて、今年。この一年、キング先生の元で歌を勉強してきて、だいぶ楽に歌えるようになってきたけれど、第九でしょう…。どうかなあ…。

 悩んでいるだけでは解決できないので、試しに歌ってみました。伴奏は…そうだね、カラヤンさんにお願いしますかね…というわけで、CD入れてポチっとスイッチオン。

 第九を歌うのは、一昨年の年末以来だから、約1年半ぶり。でも体はきちんと覚えているから、不思議。いやあ、実に無理なくラクに歌えます。以前はあれだけ苦労したフレーズや音程やリズムも難なくバッチリ歌える。

 でも600小節を越えたあたり、ちょうどドッペルフーガのあたりから、高音がちょっと足りない感じになってきた。五線の上の「ソ」と「ラ」がキビシイ感じかな? 「ソ」はフレーズ次第って感じで、うまく無理なく出せるところと、ちょっと無理しないと届かないところがある。当然、無理して届かせた声は美しくない。しかし、この問題に関する限りは、まだ本番まで半年もあるわけだし、丁寧に練習を重ねてゆけば、何とかなるような気がする。

 問題はさらに高音の「ラ」だな。「ラ」に関してはファルセットなら問題なく楽勝だけれど、ファルセットを使用しないとなると、つぶれた感じの生声(つまり、叫び声だね)になってしまう。どうもまだ「ラ」だと頭の中がうまく開かない感じなんだな。いつになったら開くかは全く分からない。明日開くかもしれないし、来週かもしれないし、来月かもしれないし、もしかしたら死ぬまで開かないかもしれない。全く分からない。

 開かないのに、無理して叫んで歌っていたら、叫び声が癖になって、むしろ美しい「ラ」がドンドン出なくなってしまう…。だからと言ってファルセットで歌うのは個人的にイヤ。雄々しい声で高音を高らかに歌いたいという野望はやはり捨てられない。

 せっかくキング先生の元で、しっかり、発声の練習をしているのに、ここで無理な声を出してしまったら、やはり元の木阿弥になってしまうでしょう。それではこの一年間の努力が無駄になってしまうというもの。今、変えている発声方法がきちんと安定するまでは、無理に歌わない方が良いなあ…と思いました。

 と同時に、私、すごく進歩しているみたい。ボイトレは日々の努力の積み重ねなので、本人的にはどれだけ進歩しているかは、実はなかなか実感しずらいところがあるのですが、こうして一年以上前の自分と比べてみると、それはもう…まるで別人みたい。ただまだ変化をしている途中なので、まだ音域的には以前の音域を取り戻していないけれど、それは時間の問題でしょう。感動です。

 というわけで、今年の第九については、申し込み締め切り日までに「ラ」が上手く歌えるような兆しが見えたら(たぶん無いと思うけれど)申し込むことにしよう。そうでなければ、今年も辞めておこう。これが今年のひとまずの結論。

 まあ、第九に関して言えば、毎年色々なところで演奏会があるわけだから、歌いたいと思えば、いくらでもお座敷はあるわけだから、そんなにガッついても仕方無いしね。今年もサラっと辞めておきましょう。

 いやあ屋上屋を架しますが、本当に去年までとは大違い。もうちょっとって感じだな。「ファ」までなら(自分的には)お手本CDの歌唱並に歌えている気がする(笑)。気のせいかもしれないが、自分的には大いに満足。ここまで指導してくださったキング先生に大感謝。

 今年はまだ第九は無理だけど、何とか、来年は歌えるように歌が上達しているといいなあと思う。そうそう、たまには自宅練習で第九も取り上げて、なんとか歌えるようにしておこうかなっと。

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コメント

以前住んでいたところで毎年第9がありましたが、参加しませんでした。
理由は・・・①第9が嫌い②子供が小さかったので夜の練習がきつかった③地元の市民合唱団のメンバーが多く、特にソプラノに嫌な雰囲気の人が多かった←その人たちが幅をきかせている!
・・・という感じです。
①の理由が何よりも大きかったですが、それでも楽しく歌えるならよかったかもしれませんが、そういうことは考えられませんでした。

>①第9が嫌い

 そういう人は多いですね。最も、嫌いな理由は、人それぞれですけれど…。その一方で第九大好きで、第九だけしか歌わないという人もいます。

 味方も敵も大勢いるってところが、第九が天下の名曲であるという証なんでしょうね。

 私ですか? 私は中立ってところかな。特別に好きというわけでもないけれど、嫌いという程でもありません。まあ、地元で歌えるから歌ってみるか…程度なんです。第九好きの方から見れば、怒られてしまいそうな理由なんですが…。

 だから、好きな人の気持ちも、嫌いな人の気持ちも、察する事ができます。

 だいたい、大好きだったら「ラ」が出ない程度で「今年はパス」なんて言うわけないじゃない。

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