ひとこと

  •  ついにヤマハがJASRACを訴えたようですね。ヤマハの心情は理解するけれど、果たして裁判は勝てるのか? まあ、ゆるゆると観察していきたいと思います。
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2008年5月 2日 (金)

力一杯歌えば、声量が増すと考えるのは、間違いです。私も割と最近、気づきました。

 力一杯歌うと、声量が増すと思うでしょう。でも、これ大きな間違い。だいたい、力一杯歌うって、どんな状況のことでしょう?

 息をたくさん使うって事がまず思い浮かびます。私もその傾向がありますが、息と声はあんまり関係ないです。少しの息でも声は出ます。たくさんの息だと、たくさんの声が出そうな感じだけれど、ノドって笛みたいなものだから、あんまりたくさん息を送ると、逆に鳴らなくなります。子どもの頃吹いたリコーダーを思い浮かべるといいでしょう。あんまりたくさん息を送ると、正しい音ではなく、ピーって感じの素っ頓狂な音が出てくるでしょ。声も同じこと。

 次はノドに力を込めて歌うってのが思いつくかな。熱唱系の歌い方だ。いかにも大きな声が出そうでしょう。実際に、のどを絞めて、息をたくさん送ると、確かに大きな声は出ます。でも、これは叫び声という奴です。格好良くいうと、シャウトね。で、シャウトし続けると、ノドをつぶします。ハスキーな歌声を望むなら、それもアリだけど、きれいな声で歌いたいなら、ノドに力を入れるのは御法度。特に声楽だと「のど声」って言われて、ダメな声の見本みたいな感じになってしまいます。

 息をたくさん送ってもダメ、ノドを絞めてもダメ。では、どうすればいいのって事だけれど、ポイントは2つ。しっかり声を支えること。よく響く声を出すこと。この2点で、声量はアップすると思う。

 まず、しっかり声を支えること。支えのないヘナヘナな声では、声量アップが望めないのは、説明不要でしょうね。まずはしっかり声を腰で支えましょう。

 次によく響く声だけれど、まず第一段階としては、共鳴腔と言われる部分を大きく開けましょう。解剖学的に言うと、口腔内とかノドの奥とか鼻腔とかのあたりをガバっと開く。感覚的に言うと、頭の中の空洞の容量を大きくする方向に筋肉を動かすってことだな。

 第二段階としては、日頃からを身体に声響かせるようにして、よく鳴る身体を作って置く事。楽器でも、毎日音を出さないと、音の鳴りが悪くなるでしょ。あれと一緒で、身体も毎日響かせておかないと、鳴らなくなります。良く鳴る身体で歌うと、声量豊かに聞こえます。

 というわけで、声量アップを狙うなら、しっかり声を支えることを覚え、頭の中を開く練習をし、毎日のように歌って、よく鳴る身体を作っておく事。そういうことだ。息をたくさん送ったり、ノドを絞めたりしても、声をつぶすだけで、声量は増えないので、注意注意。

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コメント

力いっぱい声を押出すと、声が出なくなる、ということを、少し前に身をもって学びました。
最近は、歌った後に声が枯れることがなくなり、ひそかに喜んでます。
しかし、送り込む空気の量を変えずに声量を上げるって、難しいですね。
今の深刻な問題はpとかppです。「音量を下げるんじゃなくって、響き方を変える」って言われても、全然意味が分からないんですが(汗)??

>もりさん

 ようやくブログを拝見することができました。(私自身が多忙のため)まだきちんと読むことができないのですが、なかなか素敵なブログですね。

 息の量にあまり頼らずにfやffを出すのは、まだ十分とは言えなくとも、なんとなく勘どころをつかみつつありますが、pやppは私もまだ分かりません。

 pやppはもりさんのおっしゃるように、音量ではなく響き方を変えるとは、よく言われる真実です。ではどんなふうに具体的に変えてゆくのかというと、試行錯誤です。

 おそらくイメージとしては、ホールや教会などの空間の力をうまく利用した声なんだろうと思います。でも日頃、そんな場所で歌わないから、イメージだけで具体が伴わないんですよ。

 fやffも難しいが、それ以上にpやppは難しいと思ってます。

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