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2008年3月 1日 (土)

金魚には手がありません

 実は先日来、水槽のタニシがボツボツと死に始めています。と言うか、1㎝前後の空の貝をよく見るようになりました。

 5㎜以下の稚貝は、よく金魚たちがバリバリと殻ごと食べています。2㎝以上の大きめな貝は、ドジョウたちが首を突っこんで食べています。しかし1㎝前後のタニシは、今まで食べる奴がいなかったので、比較的安定して生活していました。

 それが見てしまったのです。茶金のカエデさんが1㎝程度のタニシを食べるところを。どうやらカエデさんはタニシがお気に入りのようで、最近よく見かけるタニシの空の貝は、どうやらカエデさんの食べ散らかしだったようです。

 で、どうやって食べるかですが…

 さすがにこのサイズになると、殻ごとバリバリというわけにはいきません。そこで一度口の中に入れて、入れたまま、身だけを歯でかじり取って食べるのです。

 金魚の歯は、我々人間や一般の魚類とは違って、人でいうところの声帯付近にあります。そこからマジックハンド状態でグイっと前に伸びて、人でいうところの喉仏のあたりでアムアムかじります。おもしろいでしょ。

 だから、まず貝を口の中に入れて、貝の開口部に向かって歯が伸びてきて、アムアムかじって食べます。言わば、口というか、唇が、まるで人間の手のように食べ物を掴んだりする働きをします。

 だから金魚には手がありません。手がなくても、不自由なく食生活がおくれる…はずだったのですが…。

 先日もカエデさんが美味しそうにタニシを食べていました。ただいつもと違うのは、口からタニシがはみ出していたことです。ははあ、いつもより大きめの奴を食ってるなあ、食欲旺盛なやつだ…と見てたのです。

 1時間ほどして再び水槽を見ると、まだカエデさんの口の中にタニシがいます。ゆっくりと水槽の底に沈んだままでしたので、よほどタニシが大きくて食べきれないのかなあと思いました。

 さらに1時間ほどして見ると、まだカエデの口にタニシがいました。さすがにちょっと変だなあと思いました。じっと見てると、ヨロヨロとカエデがこちらにやってきて、何かを訴えています。それを見ていた妻が「もしかしたら、タニシが取れなくなっちゃったんじゃないの?」って言います。だって、自分で口に入れて食べているんだよ。自然界でそんな間抜けなことあったら、死んじゃうでしょう。そう思って静観していました。

 カエデは必死になって、何かを私にアピールしています。じっとカエデを見ている私。その時、ピンと来たのです。

 私は妻の言葉に従いました。

 まず、水槽のふたを開けて、カエデをつかみました。カエデは大人しく捕まってます。タニシを指で取ろうとしたところ、やはり口の中にしっかり入ってます。おそらく口よりもタニシの方が大きい? これはヤバいかも、と思い、ピンセットでタニシをつかみました。そのまま外へ取り出そうとすると、カエデの唇がムニョーーンと伸びて、ポンと外れました。タニシが取れました。

 取れたタニシは1㎝強でいつものやつより、ちょっと大きめ。やはり口に入れて食べたはいいけれど、吐き出せなくなっていたわけですね。

 もし金魚に手があれば、自分でタニシをつかんで吐き出せたろうに、手がないばかりに、ヤバいところだったのです。

 でも、たしかに、あの瞬間、カエデから何かを感じたのです。金魚と飼い主の間にも、愛は存在するのですか? まさかね。

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