ひとこと

  •  理解できない事。昨今の中国では「脚臭塩」と呼ばれる、足の臭いのする食塩が蔓延しているそうだ。分析してみると、亜硝酸塩という毒物さえ混入しているそうだ。また逆に健康に良いとされている短鎖脂肪酸が入っているケースもあったそうだ。どちらにせよ、食塩というものは、ほぼ純粋な“NaCl”じゃないの? 国際食品規格委員会で定められた食塩の品質に照らし合わせても、亜硝酸塩とか短鎖脂肪酸などが入り込む余地は無いんだけれどなあ。食塩というのは、人間が生きていく上で必要不可欠なものなのに、その食塩の品質すら危ういなんて、ああ理解できない。ちなみに、足の臭いのする食塩とか言うけれど、足の臭いって…どんなんだろ? 足って、そんなに臭いか?
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2008年2月の記事

2008年2月29日 (金)

ちょっと立ち止まって、振り返ろう[2008年2月]

 自分の記録のために、その時点で考えている事や、思っている事を、ダラダラと書くのも、『ああ、あの頃はあんな事、考えていたんだ』とか『あんなつまらない事に悩んでいたんだ』って感じで、老後の楽しみになるのではないかと思いました。その手のものは、今までなら、一つの記事にまとめるには、質または量が、小ネタ過ぎるという理由で、後回しにしているうちに、書くタイミングを失っていました。このブログは、自分の記録のためにやっている、という側面もあるので、そういうものも残しておきたいのです。で、いっその事、それらをまとめてしまうのも良い手かもしれないと考えたわけです。では、さっそく始めます。

 小ネタばかりですが、おつきあい下さい。

背中がふくらまない

 呼吸関係はちょっと迷いの森にいます。腰の使い方は何となく分かって来たけれど、まだきちんと自分のものにはなっていない。これは毎日の練習の積み重ねで、自分のものにするしかないわけで、やるだけの話。悩んでいるのは、腰より上の背中の使い方がイマイチ、イメージすら沸かない。

 肋骨の一番下の部分がガバーっと広がるようになってきた。つまり、肺が下だけでなく、外側にも広がるようになってきたわけだ。でも、下の方だけ。キング先生は、肋骨全体が、特に肋骨の背面部が、それこれ何か別の動物がいるんじゃないかと思われるくらい、ガバーっと広がる。あの感覚が全く分からない。背中が固いですねえ…とキング先生に言われたけれど、まさにそうなんだろうな。

頭が筋肉痛

 チェンジを乗り越えるために、肝心なことは、どうやら「頭の中を開くこと」らしいと最近気づきました。で、毎日、頭の中を開いてます。でも頭の中を開くという動作は、今までの人生では経験してなかったことなので、とても苦労してます。結果、筋肉痛になります。筋肉痛になっても、頭の中なので、湿布が貼れないのが難点です。ああ、困った。

自分がうるさい

 話し声の話です。自分の話し声が自分の中で響いてうるさいです。特に練習した後は、うるさすぎて困ります。自分の話し声に思わず「オレ、うるさい!」と言っちゃいますもの。そのせいか、もう普段の話し声が、かなり小さくなりました。だって普通にしゃべるとうるさいんだもん。

 自分の声は自分ではうるさいと思ってますが、妻に言わせると、よく通るようになったと言います。なら良いけど。

どこでも風呂場

 中音域の声が、どうやら自分のものになりつつある感じで、どこで歌っても、まるで風呂場で歌っているように気持ちよく歌える感じです。と同時に、自分の歌声がドンドン太くなっている気がします。おそらく今までの声は、話し声も含めて、本当に喉を絞めていたのだと思います。喉が解放されて、本当の声が出始めているのだと思います。いい年したオッサンの声が、細くて甲高いってのが、おかしいわけで、オッサンはオッサンボイスでなきゃね。

骨盤をうまく倒せるかな?

 何となくだけれど、骨盤の倒し方が分かってきたような気がする。と言うか、チェンジをするには、骨盤をうまく倒さないといけないと思う。

 高音を出す時、以前は喉を絞めて、思いっきり息を送っていたけれど、そうではなく、喉は楽にしたまま、骨盤を倒してゆくと、うまく高音が出てくれる気がする。

 今月はこんな感じです。

2008年2月28日 (木)

チェンジの克服に挑んでます

 最近の私の、人生最大の難敵がこれ、チェンジです。

 とにかく、チェンジを克服するための理屈とか体の使い方などは、きちんとキング先生から、実に丁寧に、教わりました。後は、自分がやるだけ。

 先生からも「とりあえず歌ってください」と言われてます。チェンジの箇所は声が出しづらいけれど、歌って歌って歌う。歌うことで、チェンジを越えられる体にする。さあ歌え、やれ歌え、ほれ歌え、って感じ? 歌は理屈ではなく、体で歌うもの。音楽は文科系でなく体育系だとシミジミ思うこの頃です。

 いきなり閑話休題。

 しかし「理屈じゃないよ、歌いなさい」とは、さすがにキング先生も、テノールですわな。そして、それを納得しちゃう私もテノールなんだな。実にテノールな師弟の会話だなあと、しみじみ思います。

 本題に戻りま~す。

 F#~A♭が私のチェンジの箇所(たった音符3個)だけれど、とにかく毎日の練習の成果だろうか、F#とGは音が当たるようになってきた。当たるとは『正しい方向の発声で正しい音程が取れるけれど、それはほんの一瞬のこと』という意味。まだ響きもなければ、ロングトーンも出せない。もちろん当たる確率だって、まだ100%というわけでもない。

 だけど、最初は、それでいいとキング先生はおっしゃいます。「まずは音を当てて行きましょう。響きは、その次でいいです。」 まさにおっしゃるとおり。最初から上手になんて、考えちゃいけない、小さな一歩を少しずつ積み上げて行きましょう。

 後はA♭が当たるようになれば、早めのフレーズという限定付きだけど、色々なことができるようになる。ああ、楽しみ。頑張ろう。

 あのパバロッティですら、チェンジの克服とアクートの獲得だけで6年かかったと言われてます。私はパパロッティではないけれど、時代もパバロッティが勉強した20世紀ではない。もちろんそれなりの時間はかかるだろうけれど、6年もかけずにチェンジとアクートを何とかしたいと思ってます。

 さあ、ガンバガンバ。チェンジを越えられなければ、テノールじゃないってえの!>自分

2008年2月27日 (水)

歌の息は少めで

 私もかつてはそうでしたし、今でもうっかりするとやってしまうのですが、それはf[フォルテ]を出そうと思って、息をたくさん声帯に送ってしまうこと。結果はfではなく、単なる怒鳴り声になってしまいます。

 また同様に、高音を出そうと思って、声帯にたくさんの息を送ってしまうこともあります。結果はチェンジのところでうまく頭の中が開かずに、自分では音程を付けて歌っているつもりでも、実際は怒鳴り声になってしまい、音程も何もなくなってしまうだけの歌モドキになってしまうだけです。

 さらに息は、声帯を振動させ、声を生み出すエネルギーの元ですが、同時に声帯を負荷を与え、声帯を疲労させる原因でもあります。『大声で話し続けて声が枯れた』なんて、その典型例ですわな。

 私が思うに、歌う人は息をケチった方がいいと思います。特に歌の時は。

 まずは声帯保護の観点から息をケチりましょう。声帯、大事でしょ。大切に使って、長く使えるようにしましょうね。ハスキーな声では声楽はできませんから。

 それから、初心者が陥りやすい勘違いとして、fとかpとかの声量のコントロールを、息の強さでなんとかしようとすること。これはダメですね。声量のコントロールは息の多少でコントロールするのではなく、声と響きのバランスでコントロールするようにしなければ…。

 そうは言っても、初心者だと、息を少なめに使ってp、息をたくさん使ってfのつもりの人が多いですし、実際少し前の私もそんな感じでした。でも実際、息をほとんど使わなくても声は出るし、同じく響きも増やせる。ごく少量の息でfは出せる(これが声楽発声の理想形)し、逆にたくさんの息を使ったpも出る(そんなpは声楽では使わないけど)。

 さらにさらに言うと、高音を出そうとして、息をたくさん声帯に送りがちな人多いですね。高い音になると、グッと喉を締めつけ、そこに息を勢い良く送り込む。たしかにこのやり方で多少の高音は出ます。でもこれはロック系のシャウトという発声方法で、多少の高音は出るけれど、あくまで『多少』の高音ね。それにシャウト系のボーカリストの大半がそうだけれど、喉つぶして声がハスキーになります。ハスキーボイスはロックならありだけれど、声楽では無しです。だいたい、ジャンル違いな発声方法だし。

 では、喉を絞めずに息をたくさん送り込んで高音を出すなら、どうでしょう?

 実は以前習っていた(女性の)先生がこのタイプで「音が低くなるにつれ、息は少なめに、逆に高くなるにつれ、息を多めに使ってください」と指導され、実際高い声を出すときは「もっと、もっと、息をもっと!」とよく言われました。もしかすると、女声はそうなんですか?(追記:この記事に付けられたCeciliaさんのコメントから、女声であっても、どうやら息は少なめに指導される方もいらっしゃるようです…というよりも、女声も男声も同じく、息は少なめの方がよさそうですね)

 少なくとも男声の高音では息をたくさん使ってはいけません。息をたくさん使うと、実は息が多すぎて声帯がうまく振動できなくなるような気がします。「笛を吹く時に、必要以上に息を送ると、笛から変な音が出るでしょ」とは、キング先生の言葉です。何事にも適量というのがあって、私がチェンジをうまく越えられない原因の一つがこれだと思ってます。

 ちゃんと腰を引き締め、頭の中を思いっきり開き、良い按配の息を声帯に送ると、実の入った張りのある高音が出せます。良い按配の息の量とは、私の感覚では『かなり少なめで声帯を鳴らすほぼ最低量』です。

 というわけで、今日のまとめ。

 声楽では発声の際、息はなるべく使わない方が得策のような気がします。はい。

2008年2月26日 (火)

イル・ディーヴォ(IL DIVO)にノックアウトされました

 表題のとおりです(笑)。イル・ディーヴォ(IL DIVO)というイギリスのポップス系コーラスグループにノックアウトされました。

 どうノックアウトされたのかと言うと「声に撃ち抜かれた!」って感じです。

 以前からその存在は知っていましたし、気になっていましたが、積極的に聞こうとまでは思っていませんでした。だって「イケメン4人組の人気先行型の女子専門グループ」だと思ってましたもの。

 私、正直に言います。イル・ディーヴォを見くびっていました、ごめんなさい。

 私がノックアウトされたのは「ライヴ・アット・グリーク」というDVDです。これ、本当にすごいです。すでに1年前に発売になっているDVDで何をおっしゃる、とは言わないでくだざい。本当に見くびっていたのですから、私。

 イル・ディーヴォを知らない方のために、個人的な偏見(笑)も交えて紹介します。きちんとした事を知りたい人は、こちらの公式ホームページでご覧ください。

 まず、イル・ディーヴォはイケメン4人組のポップス系コーラスグループです。メンバーの国籍は色々ですが、イギリスのグループと考えて良いと思います。またポップス系と書きましたが、21世紀のポップス系ですので、そのサウンドにはロックもかなり入ってます。でもこんな書き方では、おそらく彼らを正しくイメージできないと思います。

 クラシック系の方にはこんな言い方をしましょう。30歳若返った3大テノールがロック・バラードを歌っている姿、これが彼らです。すごいでしょ。

 ロック系の方にはこんな言い方をしましょう。ロジャー・テイラーの容姿を持ったフレディー・マーキュリーが4人いるクイーン、これが彼らです。すごいでしょ。

 ロックは苦手だよ~っとおっしゃるポップス系の方にはこんな言い方をしましょう。4人のラッセル・ワトソンがコーラスをするグループ、これが彼らです。すごいでしょ。

 イル・ディーヴォは、テノール2人、バリトン、ポップスヴォーカルの男声4人組です。テノールとバリトンの3人はオペラ畑の歌手です。特にトップテナーのディヴィッド・ミラーはスカラ座で主役を歌った経歴の持ち主(日本盤デビューアルバムの解説より)だとか。またポップスヴォーカルのセバスチャンはミュージカルの人のようです。

 ポピュラー系の曲をオペラ風に歌うのが、彼らの持ち味です。CDを聴いても、彼らのすごさの片鱗は分かります。すごいなあとは、常々思ってました。でもノックアウトまでは行かなかった。音響の処理が違うのか、スタジオ収録とライブ録画の違いなのか、とにかくDVDを見て、ステージの彼らのパフォーマンスを見たら、やられてしまいました。とにかく、すごい。とにかく、やんちゃ。ロックコンサートとオペラガラコンサートを同時に楽しみました、みたいな感じです。

 彼らの歌唱スタイルは、まずポップスヴォーカルのセバスチャンが歌い出します。これがいわゆるツカミですね。そしてその歌声にバリトンのカルロスが絡んでいきます。

 このカルロスの歌声がとてもエロいのです。エロがダメならセクシーと言い換えますが、とにかくエロエロな声なのです。バリトンの声って、本当にエロいわ。

 セバスチャンが招き入れ、カルロスが腰砕けにします。十分準備が整ったところで、セバスチャンとウルスのテノール二人組が襲いかかります。テノールが二人がかりですよ、お姉さん、誰が抵抗できますか? だいたい、テノールのアクートは、もはや凶器とすら言えると思います。

 これで一曲終了。DVDには16曲入っているので、これが16回繰り返されます。これはもう、ノックアウトするしかないではありませんか!

 あ、アクートと言うのは声楽用語ですが、オペラ声でのシャウトだと思っていれば、ほぼ間違いないです。どの曲にもアクートの部分がありますので、普通のオペラなんかよりも、たくさんのアクートが満喫できます。

 すごいです、イル・ディーヴォ。ポップスグループですが、クラシックファン、とりわけオペラファンは、一度彼らのDVDを見た方がいいと思います。それくらいすごいグループです。

 そうそう、このイル・ディーヴォの日本版がエスコルタですね。この前の日曜日の「題名のない音楽会」に出演していましたが、公式ホームページはこちらです。

 イル・ディーヴォほどの固定客数はまだ掴んでいないようですが、せっかくテレビにも出演した事だし、この方々も本家に負けないようにがんばって欲しいと思います。何しろ日本人アーティストだし…。

 こちらの特徴は、本家よりオペラ度が低く設定されていますので、より一般の方々に親しみやすくなっている点でしょうか。ええと、私的には、エスコルタはイル・ディヴォと比べて『声が若い!』というイメージです。実際に本家より、若いのだろうしね。

 まあ、30分番組一つで彼らを評価するのもなんなので、機会があったら、また改めて、エスコルタについては記事にしたいと思います。

2008年2月25日 (月)

ラ・フォル・ジュルネのチケット購入に3時間もかかりました(涙)

 ラ・フォル・ジュルネの公式なチケット販売日は、3月15日(土)ですが、私の妻がフレンズ会員(ま、ファンクラブみたいなものです)なので、チケットの先行販売を利用しました。

 昨年は、のんびりしたもので、当日の朝、会場でチケットを買いましたが、実は私たちがみた演目以外は、すでにほとんど売り切れていたので、来年(つまり今年)は、きちんと事前にチケットを買わないとまずいなあ…と思ったものです。

 昨年、私たちが見た演目のチケットが、当日まで売れ残っていた理由は、5000人以上も入れるホールAの朝一番目のコンサートで、言ってはなんだけれど、地味な指揮者と地味なオーケストラの「0歳からのコンサート」って奴だったので、赤子の阿鼻叫喚の中でのオーケストラ鑑賞は、一般のクラオタ客から避けられていたので、売れ残っていたのでしょうね。でも、演奏自体は熱のこもったいい演奏でしたし、曲目もムソルグスキーの「展覧会の絵」とラベルの「ラ・ヴァルス」という、割とメジャーな曲だったので、うれしかったです。

 で、去年は有料ものは、これだけでした。まだ息子君がどれだけクラシック・コンサートを楽しめるかの見極めができてなかったので、仕方のないことです。ちなみに、昨年は昼間の時間に東京タワー(愛)にも登りました。

 今年はシューベルト、当然、我が家は『歌』中心のセレクトになります。会場も小さめになるだろうし、器楽と違って歌手は疲れるから、公演回数だって少なめだろうし、というわけで、チケット争奪戦に本格参入しました。

 実際に、電話を握って争奪戦に参加したのは、妻です。「インターネットで購入すれば…」と言ったのですが「インターネット購入は手数料が高いので却下!」との一言。まあ、実際に争奪戦に参加するのは、妻なので、それならそれでいいかなあ…と思って、任せました。

 10時の時報と同時にダイヤル! つながらない(涙)! すぐさまリダイヤル、つながらない(涙)! それを何度も繰り返すと、やっと回線がつながって…お話し中! 涙、涙! またリダイヤル、つながらない(涙)!

 これを3時間(ヘトヘトです)くり返して、やっと向こうのコンピュータにつながりました。

 すでに行きたかった演目のうち、2つは売り切れでした(涙)。そりゃ、3時間も立っちゃえば人気演目があるはずもなかろう。いいもん、最初からそんなコンサートなんか無かったと思えば、悔しくないもん! 全然、悔しくないもん!、全く、悔しくないもん!

 そんな、やっとの思いで購入できたのが、以下の4公演です。うふうふ、思わず笑顔になっちゃうね。

・5月4日のトマス・ウォーカー(テノール)とカペラ・アムステルダム(合唱)のシューベルトとブラームスの歌曲コンサート。「白鳥の歌」からたくさんやってくれます。

・同じく4日のシュテファン・ゲンツ(バリトン)のベートーヴェン、ウェーバー、シューベルトの歌曲リサイタル。「魔王」が楽しみ。

・5月6日のミシェル・コルボ指揮の「シューベルト:ミサ曲第6番」。良く知らない曲だけど、コルボ&ローザンヌ声楽アンサンブルというゴールデンコンビだよ。はずすわけないよね。

・同じく6日のコレギウム・ヴォカーレ(男声合唱)とフランク・ブラレイ(ピアノ)のコンサート。男声合唱も楽しみだけど、ブラレイ先生[我が家では、フランク・ブラレイ氏はブラレイ先生と呼ぶ決まりになってます]のピアノが大の楽しみ。我が家的には、このコンサートが一番聴きたいのです。

 見事なくらい、声楽曲オンリーという布陣。すごいチョイスでしょ。ちったあ、器楽曲も聴けよと説教されそうです(って、誰に説教くらうのかな?)。一応、私の読みとしては、無料コンサートの方で器楽曲はたくさん聴けるのではないかな(だって、あの会場では、声楽曲、特に独唱は絶対無理だもんな)という、淡い期待も込めての声楽曲セレクトです。弦楽四重奏曲は中庭のステージで、ピアノやオーケストラ系はサービスプログラム(チケット半券持っていれば見れる無料コンサート)で、と思ってます。

 4日は、息子君は爺婆に預けて、夫婦二人きりで音楽祭に行きます。6日は息子君も一緒に音楽祭です。

 有料プログラムは1日に2公演だけ。1つの公演が1時間程度だから、時間的にはスカスカなスケジュールになるけれど、これ以外にもワークショップやサービスプログラムもあるし、音楽映画やマスタークラスもあるし、有料プログラムをたくさん入れてしまうと、これらが入らなくなるのよ。それももったいない話で…。

 そうそう、4公演中、自由席が3つもあるから、席取りもしないとネ。

 ああ、ゴールデンウィークが待ちきれない感じです。

 買えなかったチケットは、一般向けのチケット発売日に、もう一回チケット争奪戦に参加して買っちゃおうかしら。

 うわ、うは、うひ。

2008年2月24日 (日)

おそるべし、横浜中華街![2月第4週・通算6週]

体重:99.7㎏[+0.5㎏:-3.7㎏]
体脂肪率:30.5%[-0.1%:+-0.0%]
BMI:31.8[+0.1:-1.2]
体脂肪質量:30.4㎏[-0.1㎏:-1.1㎏]
腹囲:102.0㎝[-0.5㎝:-4.6㎝]

 数字的には上のとおりで、まあ横ばい状態でしょうね。ところがこの数字、実は「よく持ち直しましたねえ…」と言ったところなのです。

 と言うのも、実は先週は、週の始めの3日間は、体重が軽く100㎏オーバー(驚)だったのです。なぜなぜ、そんなに重いの?って感じでした。

 まあ、たしかに今回のダイエットでは、お菓子が全くやめられません。はい、先週だって、お菓子食べ放題でした。でも、それはいつものこと。考えられることは、先週は、横浜中華街で、ちょっとばかりたくさん食べたことかな? だとすると…

 おそるべし、横浜中華街! 驚くばかりの高カロリー!

 ってことでしょうね。でもね、中華料理って、油がまみれで、これでもか~ってくらい油を使うけれど、すっごく美味しいんだよねえ…。食べ終わると、お肌どころか、内蔵まで、油でツルツルのテカテカって感じになるけれど、美味しいんだよねえ…。

 どうして美味しいものを食べると、太るのでしょう? 実に残念です。

 でも、また、行きたい中華街。ああ、食のアミューズメント・パークだよね、中華街って。デブの敵だけどサ。

2008年2月23日 (土)

水換えってどれくらいの頻度で行うの?

 金魚をはじめとして水生動物をペットにしていると避けられないのが「水換え」。金魚たちへのあふれる愛があるので、イヤではないのですが、面倒な事は事実です。忙しかったり具合が悪い時は正直サボろうと思ったこともしばしばあります(結局、やるんだけど)。

 私は基本的に週1回。水槽の7割程度の水を一気に取り替えます。なぜ100%でないかと言うと、水槽に金魚たちを入れたまま行うからです(ちょっと手抜き)。入れる水は浄水器を経由した水。一応カルキ(水道水に消毒薬として投入されている塩素のこと)はゼロになっているので、その手の中和剤は入れてません。浄水器の水を一度ペットボトルに入れて半日~一日程度さらして(室温になじませるため)から水槽に入れてます。

 水換えの時は、水草のメンテをしたり、底の砂利のゴミ[主に食べ残したエサ]も(水と一緒に)吸い上げてますので、水換えと一緒に水槽の掃除のような事もやってます。

 金魚を飼っているというより、水槽の水を飼っているのではないかと思うことも、たびたびあります。

 本当は、毎週ではなく、2週間に一遍とか、一月に一回とか、年に一度とか、いっそ交換しないとか…が理想だけどなあ。

 検査薬などをチェックすると、一週間程度で亜硝酸がそこそこの濃度になるし、水質もアルカリ性からやや中性って感じになっちゃいますので、まあ一週間が十日になっても問題ないだろうけれど、二週間だとどうなの?って感じかな。実際、水換えをちょっとサボると、テキメンに金魚たちに病気が発生するし…。

 ほんと、水換えは面倒。でも、これって金魚たちに対する愛情の証なんだろうね。金魚ラブな人としては、面倒でもやるよ、毎週! ガンバ、ガンバってところかな。

 でもね、ぎっくり腰になったのも、水換えの作業中だったんだよね(涙)。

2008年2月22日 (金)

私の発声練習[2008年2月現在]

 昨日の記事のコメント欄で、Ceciliaさんに「すとんさんはおうちではどのような発声練習をなさっていますか?」と尋ねられました。長文必至の内容だったので、コメント欄に書くことを躊躇した結果、本日の記事となりました。とは言え、別に昨日の記事と、関係のある話ではありません、あしからず。

 発声練習は、その時に抱えている課題などで変わりますので、とりあえず、2008年2月現在、私が自宅練習で行っている発声練習について書いてみたいと思います。

 あの時は、あんな練習をしていたんだなあ…と、将来、楽しく振り返るための記録として書きます。また、発声練習のバリエーションに行き詰まっている独学者の方々の参考になれば、うれしいなあとも思ってます。

 では、書きます。

 私の現在、発声練習を5段階に分けて行ってます。

1)立ち姿、背中の使い方の確認、ハミングで声を軽く通す

 体がまっすぐになるように立ち方を確認します。普段の背中は、人体として極めて自然な、ゆるやかにS字を描くように立ちますが、歌うときは別。ずばりIの字です。体を一本のまっすぐな筒と捕らえ、棒のようにまっすぐに立てる様に意識します。とりわけ、背中を使いやすい様に足元から、少しずつまっすぐになるように確認しながら、立ちます。

 立ったら、手を腹や腰に当てて、かるく呼吸して、背中がきちんと使えているか確認します。少なくとも、腰付近がきちんと膨らめばOKにしてます。

 で、ハミングをして、のどや頭の中を開けます。

2)自分に必要な音域(つまりテノールの音域)を全般に渡って発声する

 軽くAの音を発声してみます。Aの音とは、中央Cのすぐ下のラですね。男声的には「五線の中のラ」になります。私には絶対音感がないので、この音を楽器を使わずに正しい音程で出すことができる様に練習してます。

 声を出す前に、きちんと自分の中でイメージしてから、軽く発声。すぐさまキーボードで音高を確認。これを毎日やってます。やっているうちに、段々音が当たる様になってきたから、不思議。当然、絶対音感は身につきませんが、筋肉の感覚で覚えているようです。

 この音が中心音になります。私の音域のど真ん中の音です。

 このAの音から下のE♭までの音を1グループとして、レガートでゆっくりと半音ずつ「アー」と歌いながら、下がってゆきます。

 できるだけ遠くにいる人に向かって歌っていく感じで発声していきます。呼吸はもちろん、口の中や頭の中をきちんと開いたままで歌えるように注意します。自分の体の中から聞こえる音は軽く無視(笑)して、筋肉の感覚や、壁から反射して返って来る声を聞くようにします。

 E♭まで行ったら、ブレスをして、同様にE♭からAまでレガートで下がりながら、ゆっくりと歌ってゆく。Aまで来たらブレスをして、さらにAからE♭まで下がる。ここが私の一番下の音。もちろんE♭どころか、F♯あたりから、段々音ではなく、単なる振動になってしまうのだけれど、かまわずE♭まで降りる。

 このあたりは、もちろん中~低音の発声練習なのだけれど、同時に喉のマッサージも兼ねてます。このあたりを歌うことで、だいぶ痰が取れます。

 へ音五線の下にはみ出るE♭から、ゆっくりと、レガートで、途中ブレスを入れながら、ト音五線の一番上のE♭(男声的には、HiCの上のE♭)まで、3オクターブほど上がってゆきます。

 もちろん、途中にチェンジの箇所があって、うまく出せなかったりしますが、その辺は頑張って、なるべく声がひっくり返ったり、ファルセットにならないように気をつけながら、音程重視で高いE♭までゆきます。

 とにかく、上昇音型では、喉がしまらないよう、響きが薄くならないように、気をつけながら、ゆっくりとレガートで発声してゆきます。

 高いE♭まで行ったら、ゆっくりとレガートで最初のAまで降りていきます。

 本来のテノールの音域は、C~Cの2オクターヴだけれど、その音域を余裕を持って歌えるようになるために、テノールの音域よりも少し広めの音域で発声練習するように心がけています。

3)チェンジ周辺部を集中的に練習する

 私のチェンジ箇所はF#~A♭なので、そこを含む前後の音を丁寧にさらう。

 一音一音、丁寧に発声してみたり、E♭からCまでを上昇音型で、またAからCまでを下降音型で、半音ずつ、または長音階で発声してみる。また、当該音をロングトーンで発声してみたり、様々なことをやる。

 当然、体に強い負担がかかるので、休み休みやる。この休んでいる時間で、ブログの記事を書いたりしています。

4)中音域をコールユーブンゲンを使って発声する

 歌でよく使う中音域を、コールユーブンゲンを使って、無伴奏で歌う。正しく発声できていれば、正しい音程で歌えるけれど、どこか間違っていると、音がズレてしまうので、発声の調子を見るのに便利。合わせて、読譜の練習にもなるし…。

5)最後にまとめ

 まとめとして、、東敦子著「ベルカント・ヴォカリッツィ」(すでに絶版です)のヴォカリッツィNo.1とNo.2(初心者向けの課題)をやって、喉を整えて、発声練習のまとめにしてます。

 最近は、こんな感じです。チェンジの克服が現在の課題なので、そこを中心にやってます。なかなかカツーンとした、テノール声が出ないのが悩みです。

 ここまでの練習で、自宅練習のほとんどが費やされます。残った時間は、先生から課題としていただいている「オンブラ・マイ・フ」を歌って終わりです。

 以前は、アエイオウの母音の練習をしたり、各子音の練習をしたり、ドレミファソファミレド~や、ドミソミド~や、ドレミファソラシド~の音形を、半音ずつ上がったり下がったりしたものもやりました。鼻をつまみながら歌ったこともありますよ。

 そうそう、「奇跡のボイストレーニングBOOK」や「高い声を手に入れる奇跡のハイトーンボイストレーニング」などの弓場メソッドの本も、発声練習に取り入れていた時期もありました。

 何しろ、その時々に抱えている課題によって、発声練習の内容も変えるようにしています。同じことばかりやっていると、飽きてしまいますからね。

 というわけで、現在のところの発声練習メニューは、こんな感じです。おそらく一カ月後のメニューは、また違った感じになっていると思います。

 以上、自分の記録のために書きましたが、参考になりましたでしょうか?>全国の声楽独学者の皆様方。発声練習では、くれぐれも無理をしてはいけませんよ。喉をつぶしたり、体を壊してしまっては、元も子もありませんからね。

2008年2月21日 (木)

さあ、高い音で歌おう![後編]

 男性が高い音にチャレンジする時に、ついてまわるのがチェンジの問題です。

 何しろ、チェンジは難しいです。まるで眼前にそそり立つ巨大な壁のように感じられます。その壁の高さに恐れをなし、チェンジを諦めてバリトンとして生きるという選択肢だって、実際にありうると思います。

 かく言う私も、チェンジには苦労しています。なにしろ要注意箇所ですし、やはり高音と中音の音色の統一は今だ大きな課題であります。ですから、もう、まるでバカになったように「高音の一点突破」をめざして、日々、練習をしております。

 私のように、チェンジがうまくいかないアマチュア歌手は、音程の上昇に伴って「低い声(普段使っている声)→チェンジの箇所(うまく出ない)→高い声(ヘナヘナ声または裏声、叫び声、おかまヴォイス、まれに頭声)」って感じになりがちです。

 以前の私は、チェンジの箇所とそれより高いところは、すべて叫び声で歌っていたと思います(恥)。

 高音が出ないと言う人は、チェンジはもちろん、それよりも高いところが出せない、または出したことがないのではないかと推測します。

 では、なぜ出せないのか、出したことがないのか…それは「自分にはそんな高い音なんか出せるはずないじゃん」って思い込んでいるからではないかと思います。

 と言うのも、実際に高い音を出そうとしても、その手前のチェンジの箇所がうまく出せないし、頑張ってゆくと、なんかのどが絞まっていく感じがして苦しいし、声がかすれてくるし、ヒリヒリ痛むし…。そんなこんなで、高いところは最初から出すのを諦めてしまって「自分にはそんな高い音なんて…」と思い込んでしまうのです。

 なぜ思い込みかと言うと…どんな人でも悲鳴って大抵甲高いものでしょ。悲鳴が上げられるのに、高い声が出ないって変だよね。少なくとも、自分で上げられる悲鳴程度の高さの声は必ず出るわけだ。

 女性の場合、悲鳴は裏声だろうけれど、男性の悲鳴は、基本的に表声。歌の声と同じでしょ。ハードウェアの性能として、悲鳴程度の高音は出せるはずだよ。悲鳴が絶望的に低い人ならともかく、そうでなけりゃ高音はバッチグーってわけ。

 「女なら悲鳴もありだろうけれど、オレは男だし、悲鳴なんかあげないぜ」という男子諸君。本当にそうかな?

 実は私も、普段の生活の中では悲鳴なんてあげないけれど、やはり全く悲鳴をあげないってことはないわけで…。

 少し古い話になりますが「リング」って映画知ってます? ハリウッド製作の奴ではなく、日本映画の方で、貞子が出てくる「リング」。私はあの映画を最初の封切りの時、(間抜けな話ですが)ホラー映画だとは知らずに映画館で見てしまい、ラスト近くのシーンの(今思い出すだけでも身の毛がよだちますが)「白い布をかぶった人が指さすシーン」で思わす、悲鳴を上げてしまったという恥ずかしい過去があります。あと「テレビから出てきた貞子の顔がアップになったシーン」でも悲鳴。一本の映画で二度も悲鳴…。だって怖かったんだもん。

 あと、ぎっくり腰をやった時も思わず…悲鳴?…はい、あげました、ウオーーッてね。ははは。

 男子諸君、本当に君は悲鳴を上げたことはないかな? 恥ずかしくって隠しているだけじゃない??

 「いや、自分は絶対に悲鳴なんてあげた事はない!」と断言するならば、百歩譲りましょう。気分が高揚して、何やら分からぬ感情のままに、叫んだことはありませんか? 「ウオー」とか「ガオー」とか「オリャー」とか…。気合とか、雄叫びとかいう奴です。

 それはあるでしょ。では今度は、それを思いっきり高い声でやってみれば? BGMはB'Zなんかがいいと思いますよ。B'Zをバックに流して、思いっきり叫ぶ。

 J-POPは聞かないって。だったら、LED ZEPPELINはどう? もしくは、シャウト系のハードロックなら何とかなると思うよ。

 そうやって出した声は、悲鳴ではないかもしれないけれど、かなり悲鳴に近い感じになってくると思う。そこだよ、その声だよ。

 以前のレッスンでキング先生がボソッと「頭の固い人(頑固って意味ね)は高いところをうまく出せないんだよね」とおっしゃってました。頭の固さなら人後に落ちない私ですが、先生のおっしゃる事はなんとなく分かりました。

 高音がうまく出せないとお悩みの諸君、さあ、恥ずかしがらずに悲鳴をあげてみよう! それがダメでも、B'ZをBGMにして叫んでみよう。少なくとも、君は悲鳴や叫び声の高さまでは出せるはずだ! 後は、そこまでの音をきちんと『正しい方法』で『充実した声』で出せるように訓練あるのみ。

 お互いがんばってゆこうぜ!

 さあ、みんな揃って、高い音で歌おう

2008年2月20日 (水)

さあ、高い音で歌おう![中編]

 私のアマチュア・テノールの仲間と話をしていると、みんな高音が出ないっていう悩みは、大なり小なり持っているのだけれど、それは「全く出ない」という悩みではなく「安定して出せない」という悩みです。高音を出す人って、最初から高音を出しているのです。

 これがアマチュア・クオリティ?

 訓練して音域広げてテノールになりましたって人の事は、私は知りません。最高音を上にあげようとしたけれど、結局うまくいかなかったんだよねえ…と自嘲気味に話す人は何人か知ってます。最初はうまく高音がコントロールできなかったので、バリトンをやっていたけれど、歌っているうちに高音もうまく出せるようになったので、テノールに転向しましたという人なら、多くはないけれど、それなりに知っています。

 つまり最初から高い音が出せるかどうかが、高い音で歌えるかどうかの境目というわけです。

 じゃあ、自分には高い音は無理だな…とあきらめるのはまだ早い。明日の記事を読んでから諦めても遅くないよ。

 閑話休題。知り合いのアマチュア指揮者(団内指揮者って奴だね)は、歌声をちょっと聴いただけで、その人の声種を判断します。それは音域をチェックするのではなく、音色で、とくに高音の音色で判断しています。彼はそれを「この人はテノールの声を持っている」とか「~を持っていない」とか表現をします。それが正しいかどうかは別にせよ、経験から導き出した判別方法で、案外結果オーライなので、おもしろいなあと思ってます。

 で、彼によってテノールと判断された人は、たとえ最初は声域が低くても、いつのまにか、それらしくなるから不思議だね。高い音なんて、出しているうちに出るようになるみたいです。

 ちなみに私は彼に「すとんさんは話し声を聞いていると、バス~バリトンかなって思ったけれど、歌声は確かにテノールだねえ」と不思議がられていました。ははは、なんなんだかなあ…。

 話は戻りますが、今高い音が出せない人には二つのパターンがあるのではないかと私は思います。それは…

  1)訓練不足のために高音がうまく出せない人[キング先生はほとんどの日本人はこっちのパターンだとおっしゃいます]。イタリア人の言うところの「怠け者のテノール」。

  2)元々最初から高音が出しづらい人(あるいは適性は低音にある人。ナチュラル・ボーン・バスって人ね)

 この辺の見極めが本当は大切なんだろうと思います。でも、この見極めって、たぶん自分では無理だよね。きちんと声の分かる人に聴いてもらって判断してもらうしかないね。その判断基準については、以前の記事を参考にしてください。

 ちなみに高音が得意な人は低音が苦手というのは嘘です。ただ音域の広い人と狭い人がいるのは本当。音域の広い人なら高音も低音もバッチリでしょうが、音域の狭い人の場合は、低音を練習しすぎると高音がダメになるという話を聞いたことがあります。最も、テノールもバリトンも案外低い方の限界は同じくらいだね。まあ、バスの音域の話になると別ですが…。

 また明日へ続きます。

2008年2月19日 (火)

さあ、高い音で歌おう![前編]

 ここを読んでいる男子諸君に向かって書きます(笑)。

 えっと、高い音を出したいというのは、“ベース命”という人以外の男声にとって、おそらく永遠の願いでしょう。ネットをうろうろしていると、至る所で見かける定番の悩みです。それくらい、高い音を出すって、アマチュア歌手たちの切実な悩みなんだろうと思います。

 キング先生は日本男子のほとんどはテノールだとおっしゃいます。また、低い音には人によって限界があるけれど、高い音に関しては訓練次第でどこまでも出せるようになるとおっしゃいます。

 実際、日本人って白人たちと比べると小さいよね。楽器だって、小さい方が高音担当だったりするわけだし、そういう意味では、確かに日本男子はテノールがほとんどなのかもしれない。

 それに話し声だって、結構高めの男子って多いですね。私はテノールなのですが、私よりも高い話し声の人って、普通にたくさんいますしね。

 流行歌もやたら最高音が高目の曲が増えましたね。そんな曲は移調して自分の音域に合わせ歌えばいいとオジサンは思うけれど、やはり若い人たちはオリジナルキー、あるいはカラオケのデフォルトのキーで歌いたいのでしょう。そういうチャレンジ精神そのものはいいよね。がんばれ、日本男子!

 逆に合唱団などで、バスはともかく、バリトンって名乗っている人で、話し声も甲高く、歌声もか細い人ってたくさんいますよね。ああいう人って、たぶん本当はテノールなのでしょう。ただ、五線より高い音の出し方を知らないだけのテノール? チェンジのうまくできないテノール? 自分には高い音なんて出せないと最初から諦めているテノール?

 いいの? 低音でくすぶっていて…、なんて思ったりして。(他人が喜んでやっているのだから余計なお節介だ!>自分)

 でもね、スポーツだって最初からうまい人はいないよ。どんなスタープレイヤーだって、最初は下手くそでしょう。歌だって最初からうまい人なんていない。みんな最初は音程不安定だし、高い音だって出たり出なかったり。それなのに「自分には高い音なんて無理無理」と言って、あきらめちゃあ人生勿体ないよ。

 長くなりそうなので、続きはまた明日。

2008年2月18日 (月)

ああ、悩ましきかな、ラ・フォル・ジュルネ

 つい先日、『ラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭2008 シューベルトとウィーン』の有料公演タイムテーブルが発表になりました。今年は、どの演奏会に行こうか、実に迷っております。

 ラ・フォル・ジュルネをご存じない方は、こちらの公式ホームページへどうぞ。

 ラ・フォル・ジュルネは、ゴールデン・ウィーク中に東京国際フォーラムで行われる、クラシック系の音楽祭です。ゴールデン・ウィークはどこに行こうかとお悩みの方々、この音楽祭はお薦めですよお。実に安いお値段で、たくさんの公演を見ることができる、それは楽しい音楽祭です。子ども向けのプログラムも結構あるので、家族連れでも楽しめます。

 ちなみに今年はシューベルトがメイン作曲家ですので、当然、声楽関係のコンサートが目白押しとなります。

 公式ホームページで、すでに発表された「有料公演」だけでも楽しみなのに、これに加えて、メイン会場の中庭や周辺会場でやっている誰もが見れる無料公演、有料公演のチケットを持っている人だけが無料で見れる公演[これが実にすごい]、一流の演奏家によるマスタークラスや、音楽映画の上映、音楽関係者による講演会、音楽関係のワークショップなど、まだ内容が発表されていないプログラムもたくさんあります。これらのまだ発表されていないプログラムも念頭に置きながら、有料公演のどれをチョイスするべきか…、ああ、悩ましい。

 ちなみに私、ラ・フォル・ジュルネは、昨年からの参加です。昨年は、たった一日だけ、それも昼間の時間は東京タワーに行ったので(どうしても東京タワーに昇りたいというお子様がいたからなんだけれど…)、時間的には限られた中での参加でしたが、それでもたっぷりと音楽を満喫しました。今年は昨年の反省も踏まえ、色々と策を練りながら、どういう風に参加しようかと悩んでいます。

 今年のラ・フォル・ジュルネは5月2日から6日までです。

 2日は、息子君のピアノの発表会があります。当然、東京には行けません。

 3日は、[2008年5月14日 以下48文字削除]当然、東京には行けません[2008年5月14日 以下23文字削除]。

 となると、4~6日のいずれかに参加する事になります。ああ、悩ましい。

 さて、ここで昨年の反省を踏まえて、ラ・フォル・ジュルネの豆知識。

 電車で行く方は、東京駅がいいでしょう。東京駅の京葉線(ディズニーランドに行く時に乗る電車)改札口のすぐそばに、会場となる東京国際フォーラムへの直通通路があります。地図だと有楽町駅が近くに見えますが、天気が悪かったり、花粉が飛んでいたり、暑かったり、寒かったりすると、あまりお薦めできません。山手線の利用者はともかく、そうでない方は、山手線に乗り換えずに、直接、東京駅から行っちゃうのが、良いと思いますよ。

 お昼ごはん。会場付近にあるレストランは、オシャレでいい雰囲気のところがたくさんありますが、お値段が東京価格です。私などは、せっかく音楽祭に来たのだから、なるべくたくさん音楽を聴きたいと考えます。食事にお金を使う余裕があったら、一つでも多くの公演に行きたいので、食費は削りたいなあと思ってます。

 そんな人には、屋台村がお薦め。会場の中庭に屋台がたくさん出ますし、食事場所として、テーブルやベンチが解放されます。そこで、安価な無国籍な料理をいただくというのがおもしろいと思います。また、会場の地下にはコンビニもありますので、そこで弁当でも買って、中庭でいただくというのもありでしょう。

 また、東京駅がすぐそばにあるので、東京駅を利用するのもありです。最近の東京駅の『えきなか』は、デパ地下みたいで、すごいんですよお。もちろん、レストラン街としても充実してますしね。それに東京駅は駅なので(笑)、駅弁(最近の駅弁は実に美味しいのよ)を買ってもいいしね。

 有楽町駅付近にはサラリーマン向けの食堂がたくさんあります。それらのお店は、オシャレにはほど遠いけれど、その手の店を利用するのも手ですね。家族連れなら、いっそ行楽弁当持参とか…。

 一般向けのチケット発売が3月14日、フレンズ向けのチケット発売が2月23日から。

 私がどの公演に行くかは、チケットをゲットしてから書きます。だってチケット入手する前に言って、チケット買えなかったら恥ずかしいじゃない。でも、声楽関係を中心に狙ってますとだけは、言っておこう…。

 ああ、どの公演に行こうかな…。ああ、悩ましい。

 ゴールデン・ウィークが待ち遠しいなあ。

2008年2月17日 (日)

お菓子を食べすぎました。だって、バレンタインデーだったんですもの[2月第3週・通算5週]

体重:99.2㎏[+0.5㎏:-4.2㎏]
体脂肪率:30.6%[+-0.0%:+0.1%]
BMI:31.7[+0.2:-1.3]
体脂肪質量:30.5㎏[+0.3㎏:-1.0㎏]
腹囲:102.5㎝[+1.5㎝:-4.1㎝]

 ご覧の通り、今週は増加傾向です。別にこれは停滞期に入ったと言う訳ではなさそうです。単純に食べ過ぎでしょう、それもお菓子類の…。

 以前も書きましたが、今回のダイエットでは、お菓子が止まりません。本当に止まりません。今週はバレンタインデーがあったと言うこともありますが、一体どれだけのお菓子が私の胃袋に納まった事か! 自分でも自覚がありますが、これは絶対、お菓子の食べ過ぎです。

 いかんですねえ…。ここに「お菓子の食べ過ぎ」と書く度に「今週はお菓子を控えよう」と思うのですが、実際にお菓子を目にすると…。

 まだまだ、意志が弱い私です。しかし、どうして前回のダイエットではお菓子を食べなかったんだろう? 疑問です。

 蛇足。チョコレートって、本当に食べすぎると鼻血が出ますね。それも音も無く、タラタラ~リと…。いい年した大人が鼻血を垂らしながら、チョコを頬張っている姿って、なんかシュールだな。

2008年2月16日 (土)

ドジョウのおなら

 先週に引き続き、またもドジョウの話題です。

 ドジョウって、おかしいです。だって、水生動物なのに、おならするんです。ぷう、ぷう…って感じです。

 肛門からぷうぷう。あれあれって見ていると、ぷうぷう。エサを食べてて、ぷう。泳ぎながらぷう。ほんと、肛門ゆるいの?って聞きたくなるくらい、おならします。

 ドジョウはエラ呼吸をしますが、口から空気を吸って、肺呼吸ならぬ腸呼吸をします。腸呼吸した時は、排気ガスは口ではなく肛門からおならとして出します。へーんなの!

 ぷう、ぷう。ぷうー。

2008年2月15日 (金)

あなたが演奏できる楽器って何ですか? または 私の楽器遍歴

 初めて[自分レベルで]演奏できるようになった楽器ってなんでしょうか? 習い事をしていた人は、ピアノとかヴァイオリンとかでしょう。私の世代だと、電子オルガンという方も相当数いらっしゃると思います。

 私の場合、学校教育が音楽教育のすべてなので、当然、最初の楽器体験は、C調のハーモニカです。C調のハーモニカは小学校1年生の時だけだったし、演奏と言えるほどできたかどうかは、すでに本人にも分かりません。進級して2年生になると、授業では複音ハーモニカを使用することになりましたが、私の場合、家が貧乏だったので複音は買ってもらえませんでした。当然、演奏できません。子供の頃、ト長調の曲も、ヘ長調の曲も、全部、私は、♯も♭も無視をして、C調のハーモニカでこなしていましたので、ウチのクラスはきっと汚い音がしていたでしょうね。なんか、当時のクラスメートや先生に申し訳ない気持ちになります。

 次って考えると、ソプラノ・リコーダーかな? 小学3年生から始めましたが、小学生時代は、一本のリコーダーを弟たちと共有していた(この辺の話はいずれ記事にします)ので、小学生時代は、ほとんど吹けるようにはなりませんでした。

 小学4年生から、不定期に鼓笛隊(鼓笛隊そのものが不定期な存在)に所属してました。担当はスネア・ドラム。これは小学校の鼓笛隊レベルの話なら、きちんと叩けたと思いますので、これが始めて演奏できるようになった楽器かな? でも所詮、借り物の楽器だし、不定期な鼓笛隊の不定期な練習の時にしか叩けなかったので、自分の中では演奏できる楽器には入れたくないなあ…。

 次って考えると、中学2年から始めたブラバンのトラ経験でやった、バスドラとかシンバル? でもこれも小学校時代の鼓笛隊のスネア・ドラムと同じ感覚かな?

 さらに次って考えると、中学2年の冬ごろに少しだけやったウクレレ。でもこれも借り物だったしネ。

 自分の楽器で…という意味では、中学2~3年の春に始めたフォーク・ギターかな? これは自信を持って、演奏できるようになった楽器と言えます。

 フォーク・ギターからエレキ・ギターをやったり、ちょっぴりだけとクラシック・ギターもやったり(エレキもクラシックもフォークほど上達しなかった…)、後にバンド組んだ時も担当楽器はギターだったし。ま、ギターはなんとかなったという印象があります。

 またこの頃になると、弟が音楽を全くやらなくなったので、小学生の時は全く吹けなかったリコーダーを、独占して練習できるようになったので、かなり上達しました。ですから、今ではソプラノリコーダーも演奏できる楽器としてカウントして良いかな…って思います。ちなみにアルトリコーダーは、中学の時に必須でしたが、結局購入してもらえなかったので、未だに吹けません。

 大学生の時は、授業の関係でピアノに真剣に取り組みました。大学のピアノ練習室に連日通い、結構閉じこもって練習しましたが、単位を取れば、それもお終い。なにしろ授業は三カ月しかなかったので、私のピアノ練習も三カ月で終了。ピアノも結局弾けると言えるレベルにはならなかったな。

 社会人になって組んだバンドでは、ギターとベースの持ち替えもしたので、ベースギターも弾けるようになりました。ドラムスにもチャレンジした(元パーカス野郎だし)けど、これはリズムキープが精一杯で、とても叩けると言えるレベルにはなりませんでした。大学でやったピアノの経験は、バンドではシンセサイザーの演奏で役立ったので、無駄ではなかったな。

 バンドが解散して、40代に突入してから、突然、クロマチック・ハーモニカにチャレンジするも、あえなく挫折。結局、ハーモニカは憧れたままで手中に収めることが叶わなかった楽器になりました。

 結局、ちゃんと(自分レベルだけど)演奏できる楽器は、ソプラノ・リコーダーとフォーク・ギターだけだな。楽器のうちに入らないかもしれないけれど、今やっている歌(声楽)は、演奏できますって言えるレベルになりたいと思ってます。

 最近、妙に私の心にグイグイ来るのが、チェロとクラリネット。声楽やっているので、手を出しませんが、もしそうでなければ、これらのどちらかを始めてしまいそうなくらい、心が動いてます。

 ううむ、チェロは自分で音程を作る楽器で、そういう意味ではかなりの音感が必要とされそうだ。だったら音程を自分で作らずに済む管楽器、つまりクラリネットの方が自分向きかな…なんて、始めるつもりも無いのに、真剣に悩んじゃったりする自分がここにいます。

 ちゃん、ちゃん。

 ああ、アマオケに入りてーーー!(意味のない叫び)

2008年2月14日 (木)

パイプオルガンのような声で歌いたい

 いや実際、タイトル通り、私はパイプオルガンのような音色の声で歌いたい。それもちょっと尖った閉管系の音ではなく、まるで大型のフルートのような開管系の、あの音色が理想形。

 ヴァイオリンが楽器としては究極だという人もいるけれど、ヴァイオリンのような音色の声で歌いたいとは思わない。あ、音域から考えれば、ヴァイオリンというよりもチェロかな? だから、チェロのような音色の声で歌いたいと、あんまり思わない。

 なんで、パイプオルガンなのかを考えてみた。きっと、あの小細工抜きの「ヌボ~」とした感じが好きなんだな。あの優しく柔らかい感じのヌボ~ね。私はヌボ~とした声で歌いたいんだな、きっと。

 他人に緊張を強いるのではなく、安らぎを与えるような歌声で歌えるようになりたいです。

 とは言え、実際の私の歌声が、他人に安らぎを与えるような歌声かどうかは、また別。結局、音色って持って生まれたものだし、レッスンを重ねてゆくと、多少は声も変わるだろうけれど、所詮、どんなに変わっても自分の声にしかならないわけだしサ。

 自分は自分、結局のところ、自分自身の声でしか歌えない。

 私の歌声の理想がパイプオルガンのような音色であっても、実際のところ、ガマガエルのような声しか出せないかもしれない。そうであっても、私は、パイプオルガンの音色を感じさせるガマガエルの歌が歌いたいんだ。そう、現状は受け入れつつも、一歩でも理想に近づきたいのサ。

 ガマガエル、ガマガエル、と言うと、ガマガエルに失礼だって! そりゃ、大変な失礼をしました>ガマガエルさん。

2008年2月13日 (水)

新旧のプレイエル・ピアノを聴き比べて または サンソン・フランソワ讃

 ムコ殿さんからの情報で「Esquire (エスクァイア) 日本版 2008年 03月号」を買いました。書店で探す方は男性誌のところを探してくださいね(ウンチク系ダンディな大人の男性向け雑誌です)。2008年 03月の特集は「ピアノ300年 音楽の真相」で、付録に新旧のプレイエルピアノの弾き比べCDが付いていました。今回はそのCDを聴いての感想をアップします。

 で、聴き比べのCDなのですが、演奏者はイブ・アンリ(Yves henry)というパリ国立高等音楽院の教授をやっている現役のピアニストさん。私が聴いたのは、もちろん抜粋盤(だって雑誌の付録だもん)なのですが、完全盤はアマゾン等のオンラインショップではなく、こちらの会社に問い合わせをすれば入手可能なようです。

 つまり、雑誌を買わないと実際の音はほぼ聴けないというわけで、この記事を読んでいる方は、このCDの音を聴いていないという前提で書きます。

 さて…、

 オールド・プレイエルのピアノを聴く価値とは、ずばり、ショパンが求めたピアノ音を知るということ。生前のショパンは、19世紀(ショパンにとっては現代)に作られた[オールド・]プレイエルを愛し、実際に作曲する際は、この楽器を念頭において作曲したそうです。ですから、オールド・プレイエルの演奏でショパンの曲を聴くことは、彼の音楽によりいっそう近づける…かもしれないというわけです。

 そして、ニュー・プレイエルを聴く価値とは…おそらく確認作業でしょうね。ニュー・プレイエルは現代ピアノです。現代のピアノとして必要な条件は、きちんと満たしているはずです。その上で、どれだけショパンが愛したピアノ音を引き継いでいるかを確認することでしょう。確認した上で、現代ピアノでショパンを演奏するなら、ニュー・プレイエルを選択するべきか、それともスタンウェイにするか、ヤマハにするか、カワイにするかは、それこそ「自由だ~~!(少しネタが古くてすみません)」となるわけです。

 で、聞きました。

 ニュー・プレイエルは2004年製作のものだそうです。聴いた感じは…普通のピアノ。録音環境のせいか、ちょっと残響強めで音像がぼける感じです。でもきちんと芯のあるしっかりした音で好感もてますね。

 でも生演奏ならともかく、録音なら、ニュー・プレイエルを他のメーカーピアノに置き換えたところで、多くのリスナーには関係ないことです。それくらい普通のピアノの音。おそらくは出せる音色の幅も含めた演奏感(って言うの?)の問題で、演奏者がこのピアノでショパンを弾くか、他のメーカーピアノでショパンを弾くかを、選ぶことでしょう。

 対して、オールド・プレイエルの方は1838年製作のものだそうです。聴いた感じは、優しい音色です。調律も少し低めかもしれません(私は絶対音感が無いので、あくまで印象なのですが…)。優しく甘くせつない音色です。現代のピアノとはちょっと違った音がします。現代ピアノとフォルテピアノの中間的な音色と言うと分かりますか? まあ、製作年代を考えれば、そりゃそうですが…(笑)。

 オールド・プレイエルは明らかに現代ピアノではありません(当然ですね)。音色は優しいですが、おそらく音量は少なめで、それほど音も通らないと思います。現代の大きな演奏会場ではたぶん使えないのでは?と思います。でも、ショパンはこの音色を愛したんですよね(しみじみ…)。

 このオールド・プレイエルの録音を何度か聴いているうちに、私の中の回路が突然つながりました。「あれ、この音、どこかで聴いたことがある…?」

 頭の中のハードディスクを高速回転して検索をかけたところ、サンソン・フランソワが出てきました。どういうことかと言うと、オールド・プレイエルで弾くショパンの音色は、サンソン・フランソワが弾くショパンの音色に瓜二つだと言うことです。

 サンソン・フランソワは私の好きなピアニストの一人です。20世紀も中頃の人(すでに故人です)で、日本のピアノ弾きの方々には、なぜか、あまり支持されないピアニストですが、私は昔から、この人の弾くショパンが好きでした。

 もちろん、ポリーニの弾くショパンも好きだし、ルービンシュタインの弾くショパンも好きですし、アルゲリッチだって、ブーニンだって好きだし、東洋人初のショパンコンクール優勝者のダン・タイ・ソンだって好き。でもやっぱり私はフランソワが一番好き。本当に彼のショパンが好きなんです。

 そうそう自信をもって言い切りますが、私はピアノ弾きではありませんし、勉強不足でもあるので、コルトーやリパッティのショパンは聴いたことはありません(笑)。いくら評判の良い演奏でも、録音が古いと敬遠したくなるでしょ。ちなみに録音が鮮明であってもアシュケナージのショパンはかなり苦手です、ははは。

 いや、本当に、オールド・プレイエルの音色は、フランソワの音色にそっくりなんですよ。フランソワがどこのピアノメーカーのピアノを使っているかは知りませんが、もしプレイエルだったら笑っちゃいますね。それくらい似てます。

 エスクァイア2008年3月号の92~93ページのピアニストの系譜によれば、フランソワはショパン(ショパンは生まれこそポーランドだけれど、フランスのパリで活躍した、フランスの音楽家です)を元祖とする、フレンチ・ピアニストの末裔だそうです。なるほどね、彼がどこのメーカー品を使っているかは定かではないけれど、どこのメーカーであれ、あの音色を引き出してショパンを弾くのが、本場フランス風ってわけだな。

 と言うわけで、オールド・プレイエルを聴くことで、サンソン・フランソワのピアノ界での立ち位置を確認したと同時に、フランソワのショパンを愛する自分の音楽趣味にちょっとだけ自信を持ちました。

 もちろんフランソワの弾くショパンは音色だけでなく、その演奏も私にとっては極上ものです。残念なのは、どれもこれも録音がちょびっと古いこと。モノラルからステレオへの移行期の演奏家なんです。ステレオ録音もあるのですが、生きのいい演奏はモノラルなんですね。ピアノだからモノラルでもいいじゃん、とも思いますが、やはり音の広がりや味わいのようなものがステレオ録音の方が勝っているような気がします。そこだけが残念な部分ですが、その録音の古さを越えて、伝わってくる何かが彼の演奏にはあります。

 もっと愛されてもいいと思うなあ、サンソン・フランソワ。ちなみに彼の弾くCD10枚組のショパン選集(すでに廃盤、全集でないのが残念)は私の宝です、いいでしょ。

2008年2月12日 (火)

ppとは(声で歌うのではなく)響きで歌うこと

 学校の音楽の時間に「f[フォルテ]は強く、p[ピアノ]は弱く演奏する」と習いました。楽器の演奏はそれでいいと思いますが、歌の場合は、ちょっと違うんじゃないかな…と最近は思うようになりました。

 「fは声で歌い、pは響きで歌う」と思うようになりました。声って何? 響きって何?と改めて問われると困ってしまいます。それらしく実演するのは比較的簡単なんですが、言葉で書くのは難しいです。

 もちろん、声であれ、響きであれ、しっかりと息に乗せて歌わないと、遠くまで届きません。また、どんなfであっても、響きのない声はダメです。だから、fは「たっぷりの声+響き」、pは「極々少量の声+たっぷりの響き」というわけで、それを乱暴に書くと「fは声で歌い、pは響きで歌う」という表現になります。

 おそらく声と響きは、その操作ダイアル(そんなものがあればですが…)が違うんだと思います。

 ですから、たとえpになっても、力を抜いた声で弱々しく歌うのではなく、しっかり支えて響きを豊かに、少量の声でしっかり声を息に乗せて歌うイメージです。また、fも大きな声で張り上げれば良いのではなく、しっかり響かせた上で豊かな声で朗々と歌うべきなのです。

 pだからと言ってささやき声では観客には聞こえませんし、fだからと言って怒鳴っていては観客に失礼ですし、不愉快な気分にさせます。

 分かりづらい表現ですみません。

2008年2月11日 (月)

記事削除の依頼があったため、削除しました。

[2008年5月11日 記事削除の依頼があったため、削除しました。]

2008年2月10日 (日)

頭が極めて痛い…[2月第2週・通算4週]

体重:98.7㎏[-0.3㎏:-4.7㎏]
体脂肪率:30.6%[+0.2%:+0.1%]
BMI:31.5[-0.1:-1.5]
体脂肪質量:30.2㎏[+0.1㎏:-1.3㎏]
腹囲:101.0㎝[-0.3㎝:-5.6㎝]

 ダイエットは上記の通り、まあまあ順調に進んでいます。

 しかしダイエットを始めて一カ月しかたたないのに、約5㎏の体重減少とは、体に負担がかかり過ぎのようです。ダイエットを再開して以来、日に日に血圧が高くなり、頭痛がひどくなってきました。

 理想的なダイエットは、月に2~3㎏現象だそうですから、私のダイエットは、明らかにオーバーペースです。

 体重の減少で、体が少しずつ小さくなっていくのに、心臓はまだ以前のペースで鼓動しているので、どうしてもダイエットの最中は高血圧になります。これは仕方のないことです。ダイエットを止めて、体重が安定すれば、別に病気を持っているわけではないので、高血圧は改善されます。そんなわけで高血圧は、いわばダイエットの副作用とも言えます。

 一昨日の夜、かかりつけの医者に相談し、血圧を下げる薬を処方してもらい、やっと頭痛も治まりましたが、これは薬で抑えているだけなので、根本的な解決ではありませんが、当面はこれで乗り切るしかないでしょう。

 でもまあ、ダイエットもすぐに停滞期に入るでしょう。停滞期に入れば、色々と体も微調整してくるので、少しは楽になると思います。そう信じて、もう少しダイエットがんばるつもりです。

2008年2月 9日 (土)

ドジョウの鳴き声

 ドジョウの鳴き声って聞いたことあります? ドジョウはね、「キュ~」って感じで鳴きます。案外かわいい声です。

 もっとも意味は「Help me!」だと思うけど…。

 例えば、思わず水槽から飛び出てしまって、どうにもならない時に「キュ~、キュ~」って鳴きます。

 濾過装置の中に入り込んでしまって、どうにも出られなくなった時にも「キュ~」って鳴きます。

 イカリムシ退治で水槽から取り出して、体を押さえつけてムシを取る時、ムシをピンセットで掴んで「エイ!」と抜く瞬間、痛いんでしょうね、「キュ~」って鳴きます。

 ドジョウって、案外かわいい奴です。

2008年2月 8日 (金)

高音を出すための立ち方

 声楽2年生になると、レッスンの内容も段々難しくなってきます。今回の記事も、私自身の備忘録のつもりで書きます。独学者の方は、参考にする際、くれぐれも無理はしないようにしてください。無理をして体を壊してしまっては、元も子もありませんからね。

 それと、今回も、男性限定テクニックです。男性限定の高音の出し方って言えば、それはつまり、テノール限定テクニックというわけですが、やってみた感じ、ハードロック系の高音ヴォーカルにも応用できそうかなって思います。

 それでは始めます。

1)骨盤を倒す

 具体的には、尾てい骨付近を下げて、恥骨付近を上げる感じ。その状態できちんと立つのは難しいけれど、負けずに股関節あたりで踏ん張って立つ。肛門付近が絞まる感じなら、なお良いです。

 普通に立つと、ウエストの辺りって、くぼみますよね。背骨もS字の湾曲部分が腰にきますが、この立ち方で行くと、背骨が伸びてまっすぐになります。S字というよりもI字って感じかな? こうすると、背中の腰の部分に遊びができるので、より上手に背中が活用できそうです。

2)ややお辞儀をするような感じで高音を出す

 まだこのあたりがきちんと分かっていない私なのですが、背中の上半分を使うためみたいです。肩甲骨の付近が上手に使えればよいのですが…。

 こういう風に丁寧に教えていただいたのに、前回は調子が悪かったのでしょうか、一度も高音をきちんと出せませんでした。すぐに裏返っちゃいました。先生は全く出ないよりは、裏返っても声が出る方がいいとはおっしゃってくださいましたが、ちょっと悲しかったです。

 家での練習の時は、なんとか出せるのですが…やはり先生の前だと緊張してしまうのでしょうか? それじゃあダメじゃん。

 しかし、まだ体が慣れないせいか、高音を出すのは、かなりキツいです。喉には負担をかけていないので、痛くもかゆくもないのですが、腰回りが文字通り、腰がたたなくなりそうなくらい、キツいです。先生は「高音は腰で出す!」とおっしゃる意味がなんとなく分かってきたような気がします。

 その他、レッスン中に確認したことを書くと…

・頭の中を開こうとすると、耳の中の骨が音を立てて開く(驚)

 いやあ、そうなんですよ。頭を開こうとすると「ガポッ」って音をたてて、右耳が開きました。すごい違和感なので、思わずレッスンを止めてしまいましたが、頭を開けば、耳も開くのは当然と先生に言われました。ああ、そうなんだ。じゃあ、今度は両耳を開けてみようおっと。

・背中の上半分が全く使えていない

 2)のテクニックと関係するのですが、この辺でダメ出しをされました。実際のところ、背中の下半分だってまともに使えていない私ですが、上半分は岩山の岸壁のようにピクリとも動きません。それでは全然ダメだそうです。もっと柔らかく膨らまないといけないそうですが…課題ですね。

 いやいや、実際、声を出すことが、こんなに難しいとは。ファイト2~3発です(笑)。

2008年2月 7日 (木)

アゴの開け方、落とし方 または 男声と女声の違い

 最初に言っておきますが、今日の記事は私の観察なので、まちがっていたら、ごめんなさい。

 テレビでソプラノ歌手とテノール歌手が並んで歌っている、なんて風景はよく見ると思いますが、ある日、何気にそんな光景をテレビを見ていた時に、私はふと気づいてしまったのです。「もしかしたら男と女では、歌う時のアゴの開き方が違うのでは…」ということを。

 人によって、それぞれ癖はあるものの、女声はアゴの関節を中心にして、そこから円弧を描くようにして喉へ向かってアゴを開いてゆく人が多いようです。もちろん、そのまま開いてゆくとアゴで喉を潰してしまいますので、アゴを開いてゆくと同時に顔もやや上に向けて傾けてゆきます。ま、両手の手のひらを合わせて、手首のあたりを支点にして、指先を開いていくのと同じような感覚で、アゴ関節を中心にして、アゴ[下アゴ]と頭[上アゴ]を開いてゆくようです。

 対して男声は、頭は動かず、アゴを開くと言うよりも、重力にまかせて下へ落とすという感じに開く人が多いような気がします。その時、ガマガエル(失礼)のように、喉が膨らむ方もたくさんいます。

 ですので、女声は前方やや上に向かって声を出し、男声は前方やや下に向けて声を出しているような気がします。

 両者とも共鳴腔である口の中を大きくするためにアゴを大きく開くのですが、そのやり方の違いは、喉仏(声帯が入っている箱ですね)を下に下げるための、ストラテジーの違いではないかと思いました。

 女声のようにアゴを開くと、自然に喉仏が下がります。

 男声のようにアゴを落とすと、喉仏は全く動きません。しかし、口の中は女声のやり方よりも大きく広がります。では喉仏は…と言うと、アゴの動きとはまったく別に、下げる事になります。女声のように自然に下げるわけではありませんので、そのための筋力が必要になりますが、より大きく下がります。その結果が、ガマガエル(再度失礼)になってしまうのでしょう。

 喉仏の下がり方は、大きければ大きいほど口腔内の容積が大きくなるので、筋力さえあれば、あのガマガエル・フォームは、見た目はかなり悪い(三度の失礼)のですが、理に適っていると思います。

 喉を下げるのは大いに結構ですが、喉を絞めることは厳禁です。喉仏付近の筋肉は小さな筋肉ばかりで、その小さな筋肉を選択して、あれだけ大きく動かすには、かなりの筋力が必要です。筋力というのは男女を問わず、筋肉の断面積に比例します。つまり首が太い人は首の筋肉が発達しているわけで、筋力もあるけれど、首の細い人は筋肉が少ししかなく筋力の面で劣ることになります。

 女声だと、やはり首の細い人が多いですし、筋力の問題が壁となるので、アゴを円弧を描くように開いて自然と喉仏を下げる方法を選び、男声は筋力に余裕があるので、アゴはアゴとして落とし、喉仏は喉仏として下げるのだと思います。

 だから、どうと言うことはないのですが、テレビを見ていて気づいたものですので、記事に書いてみました。合っているのかなあ…。

2008年2月 6日 (水)

メーカーによる音色の違いにこだわりますか?

 考えてみれば、不思議でも何でもないのだろうけれど、ピアノ弾きの方々のピアノメーカーに対するこだわりについては、時々理解できないことがあります。

 あ、まず前提条件を提示しておきましょう。私の地元では、ピアノメーカーと言えば、圧倒的にヤマハさんです。だから大抵の家庭にあるピアノはヤマハですし、公的機関に何気に置いてあるピアノもほぼヤマハです。つまりヤマハがデフォルトの地域だというのが、まずは前提条件なのです。

 ええと、地元で演奏会場になるようなホールには、大抵何台かのピアノが置いてあったりします。実際の演奏会では、それらの中から一台を選んで、調律などの準備をして演奏会に臨む訳です。まあ、そこのピアノのラインアップは、大抵ヤマハのグランドを中心に揃えてあったりするわけですが、そのラインアップに、スタンウェイやベヒシュタインのピアノが加わっていたりすると、まず十中八九と言うより、十中十、いわば百発百中の割合(笑)、ピアノ弾きの方々はスタンウェイなりベヒシュタインなりの、外国ピアノを選択します。

 なぜでしょ?

 私に言わせれば、これらはレンタル料が案外高い。下手するとヤマハの倍のレンタル料では済まない。コンサートを主催する側にいる時は、正直「ゲゲッ!」と思ったりします。

 これがピアノリサイタル!なら、やむないかもしれないけれど、合唱コンクールとかで、ピアノが脇役に廻る時にコレってどうなの?って思います。

 普段、自宅で弾いているピアノはヤマハなんだから、手になじんだヤマハピアノを選択するのが当然だと思うのですが、そこで手になじんでいない、普段のピアノと癖の違うメーカーでいいのかと思うわけです。

 あるいは、実際にそのホールに行って、ピアノ達を弾き比べて「これにします」というなら、まあ分からんでもないけれど、大抵はレンタル料金表を見て「これ!」ってケースが多いと聞きます。ううむ、分からん。

 あんまり分からないので、身近なピアノ弾きに尋ねてみたら「音が違う」と即答。ああ、音(音色)が違うのね。

 確かに音は違うだろうけれど、それは異なるメーカーのピアノを横に並べて聞き比べをすれば、確かに音は違って聞こえるかもしれないけれど、そうでないなら、それらの違いって、たぶん分からないと思う。少なくとも、観客サイドには関係ない。

 ヤマハピアノの音がダメダメで、日頃はやむない状態の中、それで演奏しているけれど、人前での演奏会はきちんとしたピアノで弾きたい、というなら分かりますよ。でもね、ヤマハのピアノってダメダメではないよ。むしろ、すごく立派。外国産ピアノに一歩も引けをとらないと思います。確かに音は違うけれど、それは善し悪しの問題ではなく、単に趣味の問題だと思うけど、違う?

 それにお客は「今日は国産ピアノだからダメだ」とか「今日は外国産ピアノだから音が良かったね」などとは、絶対に言わない。言うのは「今日のピアニスト、無名だけれどなかなかやるじゃん」とか「難しいフレーズは軽く弾きこなすけれど、聞かせ所はまだまだだねえ」とか「さすが、歳を重ねるごとに心に沁みる演奏をするようになりましたねえ…」とか、ピアノじゃなくてピアニストに関する感想しか持たないと思うよ。

 さらに言っちゃうと、ピアノが伴奏にまわっている時は、観客は主役の方ばかり見ているわけで、ピアニストに関する感想すら無いこともあるしサ(これはさすがにピアニストさんには不憫ですが…)。

 確かに音は違うだろうけれど、客はそんなこと気にしてないわけ。つまりはピアノのメーカーによる音の違いにこだわるのは、ピアノ弾きの方々の単なるこだわりなんだね、これ。または外国産ピアノに対する憧れ?

 とは言え、ヴァイオリンやギターのように、自分の楽器を常に持ち込めるのなら、こんなこともないでしょうね。自分の演奏を、自分にとって最高の楽器で演奏したい、というのは、音楽をやっている人のいわばサガで、その気持ちは全く分からないではありません。所詮、音楽というか、美の世界って、こだわりなんだと思う。たとえ鑑賞者に分からなくても、表現者が表現にこだわる事って、大切なんだろうとは思うけど…やっぱ鑑賞者の立場だとよく分かんないや。

 本当なら、自分で最高のピアノを所有し、それを常に持ち運べれば良いのだろうけれど、ピアノを持ち運ぶピアニストって、外国の超一流のピアニスト以外いないじゃない。常にその場にある他人の楽器で演奏しなければならない、そんなピアニストって、演奏者として大きなハンデを負っているのかな? やっぱり

2008年2月 5日 (火)

声にヴィブラートが付くようになりました、うれしいです

 最近、私の歌声にヴィブラートが付いている事に気づきました。とは言え、オールウェーズってわけではなく、まだまたサムタイムスなんだな(なぜか、ルー大柴口調)。

 背中がうまく使えて、胸を中心とする下の響きと、顔面を中心とする上の響きのバランスがうまい具合になっていて、横隔膜のあたりをグンッと張った感じで発声すると、ヴィブラートが付きます。

 時期的にはハミングの練習を始めて、しばらくしたあたりからヴィブラートの存在を確認するようになったので、ハミングの練習がヴィブラートへつながっていったんだと思います。

 すごいじゃん、ハミング練習。ハミングなんて、なんの役にたつのかな?って思ってましたが、ヴィブラートにつながっていたんだね。へえーへえーへえーだな。

 声にヴィブラートが付くと、歌っているだけで、すごく楽しくなります。単なるスケール練習でも、名曲を歌っているような感じになるから、不思議。ま、自己満足の世界なんですけどね(まさかテノール・スイッチがオンになる?)、それでも、練習が楽しいって大切だよね。いい気になって、歌いすぎないようにしないと。

 まだ未熟なせいか、声にヴィブラートが付く時と付かない時があります。付かない時の状態を忘れないように心がけています。と言うのも、独唱する時は良いのですが、合唱などで棒のような声が必要な時、いつでもヴィブラート無しの声が出せるように、身体の感覚を忘れないようにしたいです。このあたりをきちんと記憶して、ヴィブラートのon/offを、自由に使えるようになれるといいなあ、と思います。

 ちなみに私の場合は、ヴィブラートのon/offのスイッチは、どうやら、みぞおちの辺りにありそうです(笑)。

 そう言えば、ヴィブラートが付いている声は、全体のバランスが良いのでしょう、かなりたくさん歌っても、かなり音量を上げて歌っても、ほとんど疲れません。年末のキャロリングに行った時あたりから、ヴィブラートを意識し始めていたのですが、キャロリングって、野外のオープンスペースで歌うってこともあって、無意識のうちに頑張って、限界以上の声量で歌ってしまい、たいてい後で後悔するものなのですが、これも不思議、去年(ほんの2カ月前の話ですが)は、全く疲れ知らずの不調知らずでした。「歌い足りないぞお~」って感じで、ウチに帰ってから「清らに星澄む今宵(オー・ホーリー・ナイトの日本語版)」を一人で高らかに3回ほど歌っちまったほどです。さぞ、ご近所迷惑だったことだろうと思います。

 もしかすると、単に限界に達するまで、疲れを感じていないだけなのかもしれません。おお、怖。歌いすぎにはくれぐれもご注意を…だね。

 あと、歌は他人に聞かせてナンボのもん。自己満足で終わっちゃ勿体ない、ヴィブラートのかけすぎで「声が揺れてる~、ゲロゲロ~」って言われないように節度あるヴィブラートを心がけてゆきましょう。

2008年2月 4日 (月)

映画「歓喜の歌」を見ました

 公式サイトはこちらです。音楽が鳴りますので注意してください。映画のストーリーやキャスト、その他の事はそちらを参考にしてください。

 いきなりでなんですが…

 最初に言っちゃうと、これ、音楽映画ではありません。コメディ映画です。音楽映画だと思って見に行くと、がっかりしちゃうかもしれませよ、と言うか、私はがっかりしました、プンスカ。

 がっかりしたので、ちょっとばかり、毒を吐きます(ごめんね)。

 結局、この映画はダブルブッキングの話で、合唱(「ママさんコーラス」と映画内では言ってますが、今風に言うなら「お母さんコーラス」、格好良く言うなら「レディース・コーラス」ですね)は単なる大道具の一つです。別に合唱団体のダブルブッキングでなくても、例えば、カラオケ教室の発表会とフラメンコ教室の発表会のダブルブッキングでも、映画そのものは全く変わらなかったと思います。

 所詮、この映画の中での合唱の役割って、そんなレベルです、はい。

 合唱はたしかに上手でした。でもね、出てくる二つの合唱団体の演奏スタイルや演奏レベルが、ほぼ同じってどうよ? ありえないでしょう。合唱って、たとえ同じ曲を演奏しても、団体が変われば、演奏レベルや音楽性も変わるので、その演奏は大きく違うもの。なのに同じって何よ、制作者さんたちは、合唱を甘く見てませんか?

 (音楽映画にはありがちな)終盤間近の演奏シーンだって、画面の中にオケなんかいないのに、オーケストラの演奏が最初から最後までバンバン鳴り響き、それをバックに、しかも曲を切り貼りして歌わせるって、どうよ? これって、ピアノ伴奏で行う合唱を低く見ているのでしょうか? ベートーベンの曲なんて、長いばっかりだから、切り貼りで十分と思ってらっしゃるのでしょうか?

 音楽を、とりわけ合唱を楽しみに映画を見に行った私は、大きな肩すかしを食らっちゃいました。だってタイトルが「歓喜の歌」だよ、公式サイトのトップページには、指揮棒持ってる女性(安田成美)や歌っている女性(由紀さおり!)のイラストが大きく載ってるんだよ、第九のメインフレーズだって鳴りっぱなしだよ、なのにこれだもん。

 絶対、ミスリードだと思う…。そこまでして、合唱人を映画館に呼びたいのですか! プンスカ、プンプンプン!

 以上、毒吐き、終了。以下は冷静モードに戻ります。

 ええと、上記では毒を吐きましたが、じゃあこの映画、映画としてダメかというと、そうではありません。少なくとも、入場料金分は楽しみました。コメディ映画としては、中の上って感じでしょう。

 おもしろかったです。私、コメディー好きなので、毒を吐いた割りには(すいません)満足しています。

 金魚(らいちゅう)がかわいかったです。もうラブラブって感じ。で、怪しげな飲み屋のオヤジが金魚好きってところが、いいよね。そうそう、金魚を愛する人に悪い人はいないって!

 主役の主任さんをやった小林薫(芸能人なので呼びすてます、すいません)、いい演技してるね。実際、彼のキャラがこの映画の肝だね。この映画を貫く、ほのぼのとしたテイストは彼の演技による部分が大だね。実に良い主役俳優さんでした。

 五十嵐先生役の安田成美は声がきれい。元音楽の先生って設定にも納得。きっと五十嵐先生は声楽科の卒業なのでしょう。そうそう小林薫や安田成美に限らず、俳優陣たちはみなさん良い味出している人ばかりでした。何と言っても、立川談志が無口な住職ってのがおもしろかった。

 音楽映画ではないと書きましたが、それでも印象的なコーラスシーンで歌われる合唱はなかなかよかったです。上手すぎてちょっとウソっぽいのが欠点かな?

 この映画、シネカノン製作です。しかしシネカノンっておもしろい映画作りますよね。有名どころだと「フラガール」や「パッチギ」がありますが、この映画もそれらほどではないにせよ、題材に対する着目がいい感じです。あとは合唱に対する愛さえあれば…。

 悪い人は一人もいない、みんなどこかひょうきんで、みんなどこか抜けてて、みんなどこかに愛すべき部分を持っている、そんな人々を描いた、心がじわーっと温かくなる、それこそ落語の世界そのまんまの、こじんまりしたコメディーがお好きな方には、お薦めです。

 後、意外な音楽的な喜びとしては、最後のエンドロールでクレイジーケンバンドが歌う「あの鐘を鳴らすのはあなた」は良いです。ジーンときます。劇中のどの合唱よりもいいかも…。それとその後に流れる合唱曲も良い感じです。この合唱曲(曲名知っている人がいたら教えてください)、劇中でも流れてましたが、あんまり良い演奏なので、どのシーンで流れたか忘れてしまいました。神経が全部耳に行ってしまったのですね。

 と言うわけで、よくエンドロールが出ると、そそくさと帰ってしまう人がいますが、この映画はエンドロールをしっかり聞いて(!)から退場するようにしましょう。

 ちょっとネタばれ。

 私、映画が終わると、とてもとてもタンメンとギョーザが食べたくて仕方なくなりました。たかがでタンメンとギョーザですが、映画の中では、とても大切な小道具として使われていました。だからじゃないけど、さっそく近所の中華屋で食べました。おいしかったあ…。

 毒ではありませんが、映画を見ていて残念だなあと思ったこと。

 実力派の女優さんたちがたくさん出演しているのに、彼女たちの芝居がほとんどないこと。あれだけの女優さんたちがチョイ役扱いって、もったいないなあ。かろうじてラーメン屋の女将さん役の藤田弓子の芝居が見れたのがよかったかな。そんなふうに出てくる一人一人のキャラをもっと掘り下げてゆけば、おもしろかったのになあと思いました。第二の「シャル・ウィー・ダンス」ってポジションも可能だったと思うと、本当に残念です。でもそんなことすれば、軽く3時間オーバーの大作映画になっちまうか…。

 二つの合唱団体が出ているだから、それらの団のキャラクター分けがもっとしっかり描かれていればよかったのに、もったいない。一つは有閑マダムの創立20年の団、もう一つはできたばかりの働くお母さんたちの団。絶対に実力も違えば音楽性も違うはず。なのに出てくる音が同じって、映画的リアリティーに欠けるよね。

 実際のお母さんコーラス団体って、ホントに個性的なところがたくさんあります。取り上げる曲だってみんな違うし、演奏スタイルや技術レベルも違う。音楽よりも衣装やダンスに力を入れてる団体だってあるし、それがまた、あの世界では受け入れられているのだから、おもしろい。そんな、個性豊かな世界の人々なのに、その違いをキャラクター作りに十分に生かせているとは言えないのが、本当に残念です。

 せっかく音楽映画のフリをしているのだから、もっとちゃんと音楽映画にしちゃえばよかったのに、もったいない。別に音楽や合唱の部分をきちんと表現しても、肝心のコメディー部分には影響ないどころか、かえってコメディー部分との対比で、もっと映画が味わい深いものになったろうにと思うと、ああ、残念。

 ああ、もったいな。本当に残念無念。

 この映画、すごく良い映画になるはずだったのに、ああ、残念! これでは平均点よりちょっとだけ上って感じ? ああ、もったいない、ああ、残念。

 劇場予告でやってた「うた魂(たま)」という映画、今年の春に上映予定なのです。これも合唱がメインで宣伝されておりますが…きっと、こんどこそは、音楽映画だよね…。期待しても…いいよねえ…。公式サイトはこちらです。

2008年2月 3日 (日)

今週は微減です[2月第1週・通算3週]

体重:99.0㎏[-0.3㎏:-4.4㎏]
体脂肪率:30.4%[+-0.0%:-0.1%]
BMI:31.6[-0.1:-1.4]
体脂肪質量:30.1㎏[-0.1㎏:-1.4㎏]
腹囲:101.3㎝[-0.3㎝:-5.3㎝]

 今週は微減です。いやあ、実際、微々たるものであっても、減っていて、うれしいです。と言うのも、今週は増えてしまったろうなあ…と覚悟決めていたからです。

 何しろ、ダイエットをしているはずなのに、なかなか食生活がダイエットぽくならないのです。なんかまだ、ダイエットを休止していた時の食生活をダラダラ続けてしまってます。反省。

 とは言え、それは妻のせいではありません、すべて私のせいです。だって、職場でたらふくお菓子の間食を続けているのは、妻のせいではありません。外食すると、必ず3人前の料理を注文し、それをたいらげるのも妻のせいではありません。ああ、すべて私がいけないの!

 今は減少期だから、少々食べても減っているのです。これが停滞期だと、本当に大変なことになります。だけど…お菓子や外食を減らすのは、私の心が「それはイヤ!」と叫んでます。どうしたらいいのでしょう(涙目)。

2008年2月 2日 (土)

個体識別できないと、愛情も薄くなるのよ

 たくさんいるくせに何となく愛情がわかないのはエビです。

 ウチの水槽に、ヤマトヌマエビがたくさんいます。たぶん10匹前後はいつもいると思います。もしいなければ購入してきますから(笑)。

 別にかわいいから購入するのではなく、単純にコケ対策のために買ってきます。

 どうして、エビたちはかわいくないのかと、つい先日、考えてしまいました。よくよく見ると、動きもキュートだし、その容貌だって捨てたものじゃない。エサを頬張っている姿だってイケてるし…。

 でもね、個体識別ができないんだよ、エビは。どれも同じに見える。まあ、身体の大きさの違いくらいはわかるけど、それ以外は区別できない。区別できないと愛情は生じない。不思議なものです。

 それは、ガンダムとかシャア専用の赤いザクにはファンがついても、量産型のザクが好きって人はなかなかいないのと一緒?

 蛇足 エビのキュートな技というと…それは脱皮です。一生懸命脱皮しているエビってなんかいいよね。

2008年2月 1日 (金)

テノールの血で歌え! または、高音の出し方

 今日から声楽2年生です(笑)。

 キング先生とのレッスンが全く新しい局面に突入しました。冗談ではなく、本当に進級したような気分です。

 まず、前回のレッスンでやったことを書くと、それは背中の使い方の確認と、高音の出し方でした。例によって内容を箇条書きにします。

 1)背中は、息や声が出るにつれ、しぼむではなく、むしろ膨らむようにする。

 案外、難しい。発声の最中、背中を外側に膨らんだままの状態でキープしろという事。自然の法則に従えば、声を出せば背中はしぼむ。だけど、それに抗い、声は出しても背中はしぼめない。むしろ背中をドンドン膨らませていくという感覚。

 ええと、つまり「声は出しても、息出すな」みたいな感覚です。あるいは「最小の息で最大の声を出せ」ということかな? 言葉で表現すると、なんのこっちゃって感じになる。やってみると、すごく大変。私、脇腹釣りました(涙)。

 2)腰のベルトを後ろ斜め下方向に引っ張られている感覚で歌う。

 とにかく腰のベルトを強くグイグイと後ろ斜め下に引っ張られるような感覚で歌う。実際に、私は先生に腰のベルトをグイグイ引っ張られながら、体の感覚をそんな感じに持っていって歌いました。

 特に高い音の時は、そりゃもうグイグイです。

 歌いながら、腰のベルトうんぬんよりも「尾てい骨を握られて、思いっきり真下に引っ張られる」と言った感じになった時に、先生からOKがでました。こ、これか…! この感覚か!! しかしこの感覚は、言葉じゃうまく表現できないよ。

 実際、1)のテクニックと合わせて行うと、息がほとんど出なくなります。声だけが出て行きます。そして何だか分からないエネルギーが体の中に生まれてくるような感覚になります。尾てい骨と背骨の繫がるあたりが、ギューっとなります。背中が背骨に沿って痛みます(涙)。

 そうそう、このテクニックは男声限定だそうです。女性は男性とは筋肉の付き方が違うので、女性の場合は、また別なテクニック…どうやら股関節を使うテクニックになるそうですが、私にはよく分かりません。

 3)お腹は軽くへこんだまま、支えるだけ。首も肩も脱力したまま。

 文字通りです。とにかく背中に意識を集中させ、お腹や首や肩には無用の力は決して入れない。とにかく、背中、背中、背中です。腹式呼吸だからと言って、お腹が動くのは厳禁です。

 4)喉と鼻腔の間の管を全開。

 背中のエネルギーを背骨づたいに頭まで持っていく時、私の場合、喉と鼻腔の間の管が狭くなりがちなので、そこを思いっきり、ガバーっと開く、これでもか言うくらい開く。パカーと開く。ここが肝心。感覚的には、パチンコのチューリップのように、頭の中をパッカーンと開きます。当然、頭の中は筋肉痛になります。こめかみのあたりが釣りました(涙)。

 5)声を鼻腔に当てる。

 頭の中が開いたら、そこをスルッと通して、声を鼻腔にカツーンと当てる。鼻腔に当てて、思いっきり響かせる。後は、テノールの血を燃やして歌うだけ。

 1)~3)をベースにして、4)と5)を行うと、抜けの良い、力強い高音が出ます。

 以上のような、具体的な体の使い方を、今回のレッスンで指導されました。その最中に、一瞬だけカツーンとした声が出ました。これがOKな声、OKな体の使い方だそうです。この一瞬の感覚を忘れずに、後は、常にこの感覚で歌えるようにすればいいとの事です。

 そして、この声の出し方が、いわゆるベルカント唱法の入り口だそうです。かなりの力業です。半端な覚悟じゃできません。確かに難しいです。日常にはない筋肉の使い方をします。この一年で学んだ事の、さらに一歩先に進んだって感じ。体のあっちこっちがマジで釣ります。

 久しぶりにハードなレッスンでした。冒頭に書きましたが、レッスンの内容が新しい局面に突入したって感じで、ますますファイトが沸きます、心が燃えます。

 レッスンの最後に先生から、ニッコリと言われました。

 「今まで習ったことは、すべて忘れてください」
 「これからは難しいことは抜きで、テノールの血でカツーンと歌ってください」

 ???、も、もしかすると、これは「四の五の言わず、テノールスイッチを連打せよ」ということですか? ぐふふ、むふふ。

 まるで新学年になって、同じ教科で同じ先生だけれど、教科書が変わったみたいな感じです。例えるならば「声楽の基礎を学ぼう」から「血で歌え!君も今日からテノール!」という教科書に持ち替えたような気分です。

 やったね、進級おめでとう~っサ。

蛇足 今日の記事は、本当に私のための備忘録として書きました。オカルト表現も多く、他人にはうまく伝わらないかな…と思ってますが、自分が思い出すには十分でしょう。分かりづらい文章で、すいません!

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