ひとこと

  •  ポケモンGOの仕様が大きく変わって戸惑ってます。たぶん改良されたのだろうと思うのだけれど、どう楽しめば良いのか、正直戸惑っています。年寄りは変化が苦手なんだよねえ。ああ、以前のゲームシステムが懐かしい…。
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2007年12月13日 (木)

紅白に中村中(なかむら・あたる)が出ますネ

 年末に紅白歌合戦見てますか? 私は結構毎年欠かさず見てます、それもリアルタイムで。もちろん、K-1もハッスルも芸能人社交ダンス部も無人島0円生活も(ビデオ録画で)見ます。でも紅白とテレビ東京の年越しジルベスターコンサートだけは、毎年リアルタイムで見ている私です。

 と言うわけで、紅白の出場歌手や曲目は、毎回注目している私です。今年も出場歌手の発表から一週間ほどたち、だいぶ落ち着いてきたので、そろそろ紅白の話題などを…。

 今年の注目の一つは、中村中(芸能人なので呼び捨てにします、失礼)が初出場することですね。世間的には『性同一性障害の歌手』とか『ゴリエ以来の男性なのに紅組での出場』とか、仕方がないにせよ、まあそっち方面のつかみが多かったかな。

 その辺は事実だし、その辺りも含めて、彼女(あえて“彼女”と呼んでみる)の紅白出場は意外だったなあ…、まさかこの人がNHKに、それも紅白に出てくるなんて、思ってもみなかったです。世の中、だいぶ捌けてきたものですね。

 私の場合、彼女には今年の春ぐらいから注目していました。『なんかすごい歌を歌っている人がいる、で、その人は見た目は女性だけれど、本当は男の人で…』 なんて、ワイドショー的な視点も入りつつ、なんか気になっていました。で、色々と調べてファーストアルバムを買って聞きました。

 ……痛かったなあ…、彼女の歌。詩の内容といい、曲調といい、歌声といい、なんか痛々しいのですよ、この人。歌に生きざまが現れるというと、まさにその通りなんだろうけれどネ。

 さて、本題。

 ここはクラシック声楽系のブログであって、そこでなんで歌謡曲の歌手である中村中を取り上げるのかと言うと、彼女の歌のすごさはもちろん、彼女の発声にすごく興味があったので取り上げてみました。

 もちろん、ポピュラー系の発声なんだけれど、彼女、肉体的には男性なんですよ。ちゃんと変声期も経過したそうです。なのに、あの歌声ってのが不思議。

 おそらく代表曲「友達の詩」で紅白出場となるでしょうから、まだ彼女の歌声を聴いた事のない方は、こちらで試聴してみてください。

 どうです? 男声に聞こえますか? アルバムで聞くと、テノールのような男声で歌っている曲もあるし、話し声は決して女性のそれではないので、この歌声は彼女の歌唱テクニックのなせる技でしょう。

 実は私『友達の詩』の譜面を買って練習してみた事があります。いい曲だということと、「所詮は同じ男声でしょ」という気持ちで、トライしました。

 結果は撃沈です。いやあ、高すぎて彼女のように自然な声で歌えません。一応すべての音は発声練習などでラクに出している音なので、無理すれば歌えますが、無理して歌った歌は歌じゃないです、騒音です。一人カラオケならOKでしょうが、他人には聞かせられません。

 発声練習で出せる音と、歌で使える音は、全く別物ってことです(涙)。

 結局、原曲はニ長調なのですが、ト長調まで下げて練習しました。カラオケ的に言えば、5つ上げて、それをオクターブ下で歌うという感じです。ま、ポピュラーだから移調もありってことで…。伴奏&カラオケはスコアメーカーで作りましたので、移調もラクラクだったし、いいんだけれどね。そこまで下げて、私の場合はやっと普通に歌うことができました。やっぱり彼女の声はかなり高いです。

 気になる方のために書きますと、最高音は原曲では二点ニ音(HiD)ですが、移調したので一点ト音(男声的には五線の上のソ・女声的には五線の真ん中のソ)になります。

 彼女は、クラシック的な用語で言うとカウンターテナーでしょう、でも音色はかなり女性的。ポピュラーの音域的には、小田和正(オフコースのヴォーカルだった人)とほぼ同じでしょう、でもテイストはだいぶ違いますな。小田和正は甲高い男声だけれど、中村中は低い女声って感じだし…。それに小田和正は変声期がとても軽くて本人にはその自覚がなかったそうですが、中村中は変声期に苦しんだそうですから、そこもかなり違う。彼女のハイトーンヴォイスは歌唱テクニックの賜物でしょう。

 その存在といい、発声といい、なんか不思議な人です。どうすれば、男性の肉体であんな高音がラクラク出せる? 不思議不思議。人知れぬ努力があったのだろうけれど、その秘密を知りたいです。

 それはともかく… ああ、今年の紅白は中村中が見れる。ああ、とても楽しみ。

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