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2007年8月19日 (日)

「自分らしく」についての追記

 前回「自分らしく歌えたらいい」という結論を出しましたが、書き終えてから「自分らしく」とは「今現在の自分を受け入れ、そのままの自分で良いのだ」というふうに誤解されるかなあ…と思ったので、もう少し書いておきます。

 「自分らしく」というのは現状肯定の言葉ではありません。むしろ私は現状否定派です、今よりももっと良くなりたいのです。

 じゃあ「自分らしく」って何?って感じですよね。

 私が考える「自分らしく」とは「(本来あるべき姿としての)自分らしく」という意味です。「本来あるべき姿としての」が分かりづらければ「体格的にも技術的にも持てる力をきちんと発揮した状態にある」としても結構です。

 今の自分には、とてもここに書き切れないほどの数多くの欠点があります。また学習不足のために習得していない技術技法もたくさんあります。これらの欠点を潰し、技術技法を身につけた先にある自分、「(歌を習ったことのある)自分」ではなく「(歌える)自分」です。これが「自分らしく」の「自分」であり、ここではそれを「一人前の自分」と表現しましょう。

 「一人前の自分」は完成形ではありませんが、一つのレベルをクリアしたものです。

 武道(剣道・柔道など)で言えば、白帯から黒帯になった状態とお考えください。白帯のまま終わってしまった人は「武道を学んだことがある」とは言えても「武道ができる」とは言えませんよね。さらには黒帯になったからと言って天下無敵になったわけでなく、黒帯を取得してもなお、日々の練習は続き、さらなる高みを目指していくわけです。そんな感じを私はイメージしています。

 そしてそんな一人前の黒帯の歌手になった私の声が、モナコとは似ても似つかなくても良い。いやモナコどころではなく、テノールですらなくても、か細かったり濁っていたりしておよそ美声とは程遠くても、それが私本来の歌声なら、その歌声を上手に使って歌ってゆきたいというのが「自分らしく歌えたらいい」というフレーズの意味です。

 まあ「劣化コピー製品」ではなく「品質に難があってもオリジナル製品」を目指したいといったところですね(笑)。

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