ひとこと

  •  いよいよG20大阪サミットが開催されますね。世界中の要人たちが日本にやってくるわけです。事故もテロも無い平穏なサミットが行われる事を祈っています。
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2019年6月27日 (木)

「アラジン」を見てきた

 ここで言う「アラジン」は、只今絶賛上映中のディズニーの実写版映画の「アラジン」の事です。ちなみに私は、劇団四季のミュージカル版「アラジン」は見たことがありますが、オリジナル(?)のディズニーアニメ版の「アラジン」は見たことが無い事を白状しておきます。

 というわけで、私の「アラジン」のイメージはミュージカルだし、ディズニーアニメって、ミュージカル仕立てのモノも多いので、当然、今回の実写版「アラジン」もミュージカル映画だと思って見に行きました。結果は…まあ、ミュージカルだったかな? ただ、あんまり歌っていなかった印象があります。ストレートプレイがかなり多いミュージカル?だったような気がします。

 なので、音楽に期待して見に行くと、ちょっぴりガッカリするかもね。

 ちなみに私が見たのは、字幕版だったので、話題のプレミアム吹替版についてはコメントできませんが…字幕版で思ったのは「ウィル・スミス、歌、上手~い」って事。アラジンとジャスミンの俳優さんは、そもそも歌える人をキャスティングしているだろうから、歌が上手くて当然だけれど、ジニー役のウィル・スミスは、ウィル・スミスありきのキャスティングだろうから、彼の歌の能力って、期待していなかったのだけれど、彼、歌がめっちゃ上手じゃない? すげーな。あんまり上手すぎて、歌はダブルの人が歌っているんじゃないかと邪推しちゃいます(ほんとはどーなんだろ?)

 キラーソングである「A Whole New World」は、普通に良かったですよ。まあ、この曲は「アラジン」の挿入歌と言うよりも、今や普通にスタンダード・ナンバーになってる曲だから良くて当然か。

 で、映画そのものにはあまり期待していなかったのですが、実際に見て、感心したのが、映画ならではのスケール感とか、アクションやダンスとか、特撮(CG)の部分です。

 いやあ、劇中の世界が広い広い。たぶん、オリジナルのアニメ版も世界が広いんだろうけれど、私が知っている「アラジン」はミュージカル版だから、所詮舞台の上なんだよ、そこと比べると、目がくらむばかりに世界が広いんです。

 ミュージカル映画だから、ダンスはフィーチャーされて当然だけれど、そのダンスが実にキレキレなんですよ。あれ、本当にリアルに踊っているの? と思ってしまうくらいに、みんなキレキレなダンスを踊るんです。実際、どうなんでしょうね? あれはリアルなダンスなの? それとも特撮仕掛けのダンスシーンなの?

 アクションシーンは、当然CG&スタント満載なんだろうけれど、実に手に汗握る迫力です。ほんと、目が喜びまくるアクションシーンの連続なんです。イアーゴと空飛ぶ絨毯の空中戦なんて、ほんと、すごいよ。

 そうそう、舞台が王宮だから、あれこれゴージャスでカラフルなんだけれど、実写だと、本当にゴージャスでカラフルに見えるからすごいよね。

 ちょっぴり残念だったのは、オウムのイヤーゴが年寄り鳥だった事かな? CGとリアルなオウムをダブルで使っていたんだろうけれど、オウムの年齢が分かる人なんて少ないんだから、もっと若くてキレイなオウムを使って欲しかったかな…。虎のラジャーは、実に見事で立派な虎だったけれど、あれはきっと100%完全にCGだったから、あれだけ立派になったんだと思う…ってか、リアルな虎を俳優さんたちと同じステージには立たせられないよね。

 アラジンとジャスミンの俳優さんは、実にアラジンとジャスミンでした。イメージどおりだよね。ウィル・スミスのジニーは…やっぱり、チャラ男バージョンのウィル・スミス…かな? ウィル・スミスってアクの強い役者さんだから、役が彼に引き寄せられちゃうんだよなあ。まあ、あのジニーに関しては、好き嫌いがあるかも?

 私、正直な話、あまり期待せずに見に行った「アラジン」だけれど、期待していなかった分、満足しました。うん、面白い映画でしたよ。ミュージカル映画としてみると、ちょっぴり寂しいけれど、普通のファンタジー映画として見るなら、まあ上質な映画だと思いました。

 なので、しばらくしたらまた実写版を見てもいいかなって思うけれど、だからと言ってアニメ版を見たいとは思わないんだよね。アニメ版のあの絵柄が、私を遠ざけるんだよね。だから、あの頃のディズニーアニメって、良作が多いという評判だけれど、どれもこれも実は見ていないんだよね。

 あ、「美女と野獣」だけは、仕事がらみでアニメ版を見たっけ。で、アニメ版を知っているから、実写版は期待しなさすぎて見なかったんだけれど、「アラジン」の実写版がこんなにおもしろいなら「美女と野獣」の実写版を見なかった事に、いまさら後悔している私なのでした。

 今年の夏休みは「ライオンキング」の実写版が公開されるんだよね。ふふふ…。

蛇足  やっぱり、アラジンという若者には共感できないなあ。主人公がコソドロってのが、この物語の大きな欠点だと私は思います。貧しい行商人とか、雇い止めされたばかりの青年とかじゃ、いけなかったのかしら?

 

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2019年6月26日 (水)

あと何回演奏できるだろうか?

 人生の後半戦を生きる私としては、常に頭のどこかで人生の残り時間を意識して行動している事に、しばしば気付かされます。

 残り時間って、案外、長くないんだよね。

 あと何回、ご飯を食べられるだろうか? あと何回旅行に行けるだろうか? あと何回桜を見ることができるだろうか? …あと何回本番で歌を歌ったり、笛を吹いたりできるだろうか?

 あと何回…って意識した時から、なるべく歌いたい歌から歌っておきたい、吹いてみたい曲から吹いておきたいと思うようになりました。もちろん、技量不足で演奏できないものは断念せざるを得ませんが、背伸びすれば手に届きそうな曲ならば、多少背伸びしても、今のうちに、元気なうちにやっておきたいと思うようになりました。なにしろ、生きていたって元気じゃなけりゃ、音楽なんてできないものね。元気なうちに出来る事はやっておきたいのですよ。

 フルートに関しては、発表会が合宿の最中で、その日程が仕事とよくぶつかるんですよ。今年もダメだし…、ほんと後何回できるのか、ジリジリしちゃいます。

 歌に関しては、今の声楽の先生であるY先生は、発表会等の本番では、なるべく生徒さんが歌いたい歌を優先して歌えるようにしてくれる先生なので、その点では助かっています。

 先生によって、発表会で歌う曲は、生徒本人が決めるのではなく、先生が与える…ところもあります。「今年の発表会のテーマは○○です」なんて言っているところは、たいていそうです。

 先生が、生徒さん一人一人の力量を見定めて選曲するのは、ある意味正しい事かもしれませんが、あと何回歌えるか不安な人間にとっては、とても迷惑だったりするわけです。

 残された数少ない本番のチャンスに、なぜ歌いたいとは到底思えない曲を歌わないといけないのか? それよりもこっちの曲の方が歌いたいのに…。もしかして、今、自分は、先生からいじめられているではないか…と思ってしまう事があるんだそうです。

 あ、これ、私の話じゃないですよ。私がグチとして聞いた話です。でも、かなり思いつめたグチでした。重い話です。

 アマチュアなのに、楽しさを横に置かされて、苦行を強いられるなんて、あってはならない話だと、今なら強く思いますが、当時はその人をなぐさめる事しかできませんでした。だって、私も不満足な曲を与えられて、いやいや歌っていた、いわば同類だったからです。まあ、私は歌いたくない曲でも、気持ちを切り替えて歌っちゃいますが、世の中、そんな人間ばかりじゃないのです。

 なるべく元気なうちに、歌っておきたい歌を歌ってしまいたいものです。で、人生の終わり近くでは、あの歌もこの歌も歌えてよかった…と言える人生であれば良いと思っています。

 問題は、人間って欲深いし、特に私は強欲であるって事かな? 1曲歌いたい歌を歌ってしまうと、さらに2曲歌いたい歌が増えてしまうので、歌いたい歌が全然減らないという事実が、私の目の前にあるんです、ああ困った困った。

蛇足  フルートは、本当によく仕事と発表会がぶつかるので、全然レパートリーが増えませんし、本番経験も増えません。なので、とても発表会以外のアウェーの舞台での演奏なんて無理無理無理状態なので、他所の舞台でも吹けません。なんか、悪循環に陥っているのかもなあ…。毎週のようにジャズ喫茶で吹いていた頃が懐かしいです(涙)。

 

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2019年6月25日 (火)

丁寧に歌っていきましょう

 さて、声楽のレッスンの続きです。ドニゼッティ作曲の「Una furtiva lagrima/人知れぬ涙」の練習です。

 まずはすべてのフレーズの出だしに、ちょっぴりずつハミングを入れて歌ってみました。これをやる事で、声の響きを高くするんですね。響きが高くないと、高い音の多いテノールアリアは歌いきれませんからね。とにかく、ハミングを入れて、響きと支えを入れていかないと…ね。

 ドニゼッティにも、今さっき歌ったヴェルディにも、曲中に普通に高いAが出てきます。ちょっと前の私なら、そのあたりで声がつまってうまく歌えなかったのですが、今では何の違和感もなく、ひゃらっと歌えます…ってか、何の違和感も無しでないと、歌えません。ちょっとでも違和感を感じたり感じさせたり…とにかく、そこまでとは別物として歌おうとすると、失敗してしまいます。高いAだからと意識しない事が肝心なんです。意識せずに、特別扱いもせずに、ただの高いAと思えれば、楽に歌えるのです。つまり、Aが歌えるかどうかは、テクニックの問題ではなく、メンタルの問題です。メンタルさえ大丈夫なら、Aは大丈夫。メンタルに不安があると、声にも支えにも不安が生じて、失敗してしまいます。

 これでようやく、高音Aが実用音域に入ってきたなあと感じています。Aが普通に歌えると、歌える曲が格段に増えるのがうれしいです。今まで、Aに自信がなくて、避けていた曲にチャレンジできるのがうれしいです。

 で、そんな感じで丁寧に丁寧に歌っていきました。それでも穴はあるわけで、高音が歌えるようになった私でも、まだまだ落ちてしまう穴は、下降音型ってヤツです。それも跳躍音型です。

 だいたい五度以上離れた下降音型があると…たいてい失敗してしまいます。音程が下がりすぎて、声が落ちてしまいます。これも支え不足が原因なんだそうです。支えが不足していて、跳躍した下降音型に耐えられなくて、ついつい声が行き過ぎてしまうのです。これを防ぐには、支えをしっかりするのは当然として、一番は、下がった先の音のイメージをしっかり持って、そこに目掛けて意識的に下げていく事です。イメージがいいかげんだと、声の落ち着く先もいいかげんになってしまうわけで、息とイメージの両方が大切なんですね。

 それにしても、この曲は、テノールのアリアの中では、格段に簡単なアリアとして有名だけれど、そもそもテノールアリアって、どの曲もどの曲も格段に激難なわけで、そういう曲と比べると、このアリアは簡単って感じられるだけで、このアリア単独で考えるなら、これはこれでやっぱり難しいアリアなんだな…って思います。だから、気を抜かずに丁寧に歌っていかないといけません。

 丁寧に歌えば、最後にカデンツァだって、きちんと決まるサ!

 

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2019年6月24日 (月)

最後の曲も決めました

 声楽のレッスンに行ってきました。まずは発表会の曲決めです。まだ歌曲を、何を歌うか決めていませんでしたからね。妻は選曲に難航しましたが、私はあっさり「Il pescatore canta!/漁夫は歌う」に決まりました。「これでいいの?」と言われたくらい問題のない曲選びです。単純に歌い飛ばし系の歌で、アリアを歌う前に声を温める感じで歌う歌です…って書くと、あんまり面白くなさそうに聞こえますが、いやいやそんな事は無く、実に痛快で爽快な曲です。

 知らない人のために音源貼っておきますね。歌っているのは、カルロ・ベルゴンツィです。たぶん、トスティのテノール音源としては、かなり有名な音源ですから、知る人ぞ知るといった名演です。いやあ、こんな感じに歌えたらいいですね。

 これで次の発表会で歌うのは…

 歌曲は、トスティ作曲の「Il pescatore canta!/漁夫は歌う」
 アリアは、ドニゼッティ作曲の「Una furtiva lagrima/人知れぬ涙」(愛の妙薬)
 二重唱が、ヴェルディ作曲の「Un di felice, eterea/思い出の日から」(椿姫)

 …の三曲です。ま、これでだいたい12分ぐらいですね。前に習っていたキング門下なら、発表会ではなく、ガラ・コンサートレベルの演奏時間です。とにかく、さっさと暗譜しないとね。頑張るぞっと。

 まずはハミング練習からです。声を後ろに回す事、後ろを大きく開ける事。耳の後ろの関節を開いて歌う事などを注意受けました。そうは言われても、日常生活で耳の後ろの関節なんて開かないから、なかなか上手に開けないんだよね。

 発声練習では“息で支えてから声を出す”の練習です。具体的に書けば、ド-レという音列を出す時に、まずドを出しているじゃない? で、ドを出したまま、息をレにするんですよ。で、息をレにしてから、声をレにします。つまり、

(息も声もド) -> (息はレ、声はド) -> (息も声もレ)

 というのをやっていきます。ドレの次は当然、レミだし、ミファだし、ファソだし…って感じです。これがね、コツを掴むとできるけれど、最初はなんのこっちゃって感じですね。でも、これが上行音型を歌う時の基本だから、ガンガン練習していかないとね。ちなみに、今回で言えば、ドニゼッティもヴェルディも、このテクニックをガンガン使って歌っていくのです。

 というわけで、さっそくヴェルディ作曲の「Un di felice, eterea/思い出の日から」を歌ってみました。今回は、難しい後半はやめて、ソロパートしかない前半部を歌ってみました。

 最初に歌った、先生の感想は「とにかく音痴!」だそうです。息の支えがないために、どの音も不安定で聞いていられなかった…というわけで、さっそく息の支えをしっかり入れて歌い直します。

 息の支えがあれば、間違えて覚えていない限り、音程はジャストになります。息の支え、とても大切です。

 音程は風船のようなモノなのだそうです。で、この風船には紐がついていて、その紐をコントロールする事で、音程を確かにしているのです。その紐は丹田のあたりの腹筋とつながっているので、そこでしっかりと風船の紐を握りながら歌っていくのです。音を下げる時は紐を下に引っ張るわけだし、上に上げる時は、紐をにぎりしめたまま、息を上に送って声を上げていくわけです。ちなみに風船の位置は、たいてい目線よりも上にあります。

 全くオカルトな話ですが、こんな感じです。

 

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2019年6月23日 (日)

ブラウザの検索窓で日本語変換ができなくなりました

 誰かの役に立つかもしれないので、書いておきます。ちなみに結論だけ知りたい方は、この記事の終わりの方に書いてあるので、そこまでスクロールして見てください。

 さて、このブログはパソコンで書いてアップをしています。私が、パソコンで使っている日本語入力システムは“Google 日本語入力 + やまぶきR”です。ちなみに、主に使っているブラウザは“Chrome”です。

 “Google 日本語入力 + やまぶきR”に“Chrome”…こういう組み合わせでパソコンを使っている人って、たぶんごくごく少数なんだろうなあって思います。おそらく大半のパソコンユーザーなら、日本語入力システムは、何も考えずに“Microsoft IME”だろうし、ブラウザだって何も考えなきゃ“Microsoft Edge”だもんな。この組み合わせで使っている人が、ほとんどでしょう。

 私が、そういう大正義な組み合わせのソフトを使っていない理由は、別に私が反骨心あふれる人間であるとか、他人と違っているのがカッコいいと勘違いしている坊やであるとか…そんな理由ではなく、単純に私が、今や化石にも等しい“親指シフトユーザー”だからです。親指シフトで快適に入力したいがために、このような組み合わせのソフトを使わざるをえない…って事情があるだけなのです。

 親指シフトおよび親指シフト入力と言うのは、特殊な入力方法で、多くの皆さんはローマ字入力をしていると思うのですが、私は、ローマ字入力ではなく、親指シフト入力という独自のルールに沿って入力作業をしています。なぜ、そんな独自ルールのモノを使っているのかと言うと…圧倒的に楽だからです。

 私も昔はローマ字入力をしていたのですが、入力の速さに手が追いつかずに、手を壊しかけてしまうといった状態になっていました。そこで、手に負担をかけずに、楽に速く入力できる方法を探していた時に、親指シフトと出会い、今に至るわけです。

 親指シフトに関する詳しい説明は、私がここであれこれ書くよりも、こちらのサイトをご覧になってください。上手に説明されていますよ。

 実は親指シフトを使用するなら、本来的には“Japanist”という、富士通が製作販売している日本語入力システムを使用するのが前提です。そもそも、親指シフトというのは、“Japanist”の前身である“OAK”で運用するのが前提として作られたモノだからです。私も以前は“OAK”や“Japanist”を使って日本語入力をしていました。

 ところが“Japanist”は2003年のバージョンアップを最後に、しばらく開発が止まってしまったのです。その間もWindowsのバージョンアップはドンドン進み、Windowsが8.1になった頃には、開発が止まってしまった“Japanist”での親指入力では、にっちもさっちも行かなくなり、多くの親指ユーザーが純正品である“Japanist”から離れ、その他のソフトに乗り換えだしたわけです。かく言う私も、その頃に“Japanist”を見限り“Google 日本語入力 + やまぶきR”に乗り換えました。

 “Google 日本語入力 + やまぶきR”…つまり、日本語入力システムの本体としては、“Google 日本語入力”を使い、“Google 日本語入力”で親指シフト入力をするための補助ソフトとして、個人の方が善意で作って公開してくださっている“やまぶきR”を使用しているわけです。

 “Google 日本語入力”はいいですよ。動作が軽いですし、新語や時事用語に強いし、口語表現にも強いです。動作が軽いは、入力の速い人間にとっては、とても大切な要素なんです。あと、無料ソフトというのも魅力ですね(安いは正義です)。無料ソフトなので、お試しで使っていたら、離れられなくなってしまった…って感じです。

 “やまぶきR”というのは、キーボードで入力した文字を“Google 日本語入力”に渡す前に文字を変換してくれるソフトです。本来、“Google 日本語入力”というソフトは、ローマ字変換しかできないソフトなのですが“やまぶきR”が、親指シフト入力したものをソフトウェア的にローマ字に変換して“Google 日本語入力”に渡しているので、“Google 日本語入力”を使って親指シフト入力ができるってわけなのです。

 スグレモノなのよ“やまぶきR”って。これが個人の善意で作られ配布されているわけで、本当に作者さんには感謝感激なのでした。

 しかし、この“Google 日本語入力 + やまぶきR”という組み合わせでは“Microsoft Edge”は使えません。文字化けしてしまうのです。まあ、“Microsoft Edge”に限らず、UWPアプリと呼ばれる、Windows10からの新しい規格に沿って作られたソフトには使えないのです(残念)。

 そこで、私はメインのブラウザを“Chrome”に、サブのブラウザを“Internet Explorer”にして、親指シフト入力のできるブラウザ環境をキープしているわけです。別に“Microsoft Edge”に対して反発しているわけではなく、使えないので仕方なく別のブラウザを使っているだけなのです。

 とまあ、“Google 日本語入力 + やまぶきR”と“Chrome”で、つい先日まで、幸せなインターネット生活を楽しんでいたわけです。

 さてさて、ここからが本題です。

 ところが、つい先日…2019年6月中旬頃から、メインブラウザである“Chrome”では親指シフト入力ができなくなり(ローマ字変換なら可能)サブブラウザである“Internet Explorer”では、日本語入力そのものができなくなってしまいました。

 これは実に由々しき問題です。おそらく、2019年5月22日から順次開始された“バージョン1903”に自動アップデートされた結果、このような問題をもたらしたのだろうと推測されます。

 うーむ、まずい。とにかく、ブラウザ上ではまともに日本語が使えなくなってしまったので、当面、エディタ上で書いた文章をブラウザに貼り付けるという、実にまどろっこしいやり方をしていましたが、ほんと、それって、とっても面倒くさいのよ。いい加減、どーにかしたくなってしまい、解決策を模索していたのですが…そんなことはググってもヒットせず、ほとほと困っていました。

 実は、私が“Google 日本語入力 + やまぶきR”に逃げ出した後、富士通はようやく重い腰を上げて“Japanist”の大幅バージョンアップを行い、現在ではWindows10に正式対応した“Japanist10”が発売されています。

 再び“Japanist”に戻る日が来たのか…と、そんな気分になった私ですが、なんか負けっぱなしみたいなまま“Japanist”に戻るのも、なんか卑屈な感じがするので、“Japanist”への帰還は最終手段として、どうにか“Google 日本語入力 + やまぶきR”で、再び快適日本語入力ができないものかと、さらに解決策を模索していた私です。

 で、ようやく私が見つけた解決策は“やまぶきR”を最新バージョンにアップグレードするという、とてつもなく平凡な解決策でした。

 当時の私が使っていた“やまぶきR”は、ver.1.10.0でした。最新バージョンは、ver.1.11.1です。ちなみに、ver.1.10.0は2013年リリース。最新版のver.1.11.1でも2015年リリース。もう4年も前の最新ソフトなんだな(涙)。で、古いバージョンを削除し、最新バージョンをインストールしたら“Chrome”でも“Internet Explorer”でも快適に日本語入力ができるようになりました。

 使っているソフトは、こまめに最新版にアップグレードしなきゃダメだよね。

 しかし“やまぶきR”の開発が2015年から止まっているのか…。次に日本語入力に支障が生じたら、いよいよ“Japanist10”への帰還を本気で考えないといけないかも。うーむ…。

 ああ、親指シフトという十字架は、重い重い。でも、もはや私は、ローマ字入力には戻れないカラダになってしまったのだから、これは仕方がないのです(涙)。

 

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2019年6月22日 (土)

今がかわいらしさの旬なのです

 何の話かと言うと、二匹いる緋ドジョウたちの話です。

 どんな動物であれ生長します。生まれたばかりの赤ん坊の状態から、幼子の段階を経て、若い成体になり、やがて成熟した成体になります。人間で言えば、赤ん坊、少年少女、青年、大人って段階を踏んで成長していくのと、同じです。

 我が家の緋ドジョウたちは、メダカ並の大きさだった赤ん坊の状態から、とても小さな(しかし金魚のクチには入らない程度の大きさの)緋ドジョウに生長しました。これでようやく、金魚たちに食べられる事はないだろうと、妻と二人で安堵しています。なにしろ、今までの緋ドジョウたちは、金魚たちに食べられてしまっていましたからね…。

 で、そんな緋ドジョウたちですが、この子たちの動きを見ていると、本当に幼子なんですよ。見るからに、動作が幼いのです。人間で言えば、幼稚園~小学校低学年ぐらいの感じなのです。なんとも不器用だし、怖いもの知らずだし、そのくせして疲れ知らずだし…。いやあ、可愛い~。

 そう言えば、ルデンも小さかった時は、動きが幼くて可愛かったなあ。まだまだ幼いはずだけれど、カラダが大きく育ってしまったので、同じ事をしても可愛らしさは半減です。そこへ行くと、緋ドジョウたちはまだまだ小さいので、彼らの幼い動作は可愛いのです。

 このままずっと、生長しないで、可愛いままならいいのになあ…。

 一方、真ドジョウ(普通のドジョウ)の方は…と言うと、めっきり老けていますねえ。最近では、カラダがボコボコになり(全身複雑骨折とその後遺症…なんだろうと思ってます)なんとも痛々しい限りです。

 また銀座に行くチャンスがあったら、緋ドジョウを買い足してこようかな?

 

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2019年6月21日 (金)

NUVOのプラスチック製フルート、良い点悪い点

 私はプラスチック製のフルートが大好きです。私が愛用しているのは、NUVO(ヌーボ)のフルートです。

 ほぼ毎日吹いています(笑)。そこで気づいた良い点悪い点を列挙していきたいと思います。まずは悪い点から。

【悪い点】

 1)安っぽい  実際、安っぽい外見をしています。プラ製だし、実際安物なので、どうしても安っぽいんですよね。正直、所有している喜びってのはあまりないし、他人に自慢もできません。

 2)演奏に息を多量に使う  私はこいつを“うわばみフルート”と呼んでいます。いやあ、本当に息をたくさん使うんですよ。総銀フルートなら一息でラクラク吹けるフレーズも、こいつだと絶対に息が不足します。逆に言うなら、こいつで息が足りるなら、総銀フルートでも余裕で演奏できます。ブレスコントールに厳しいコーチが付いているようなフルートです。勉強になります。そういった意味では、決して初心者向き楽器ではないと断言しましょう。

 3)メカキーの反応がやや鈍いかな  なにしろ材質がプラスチックで柔らかいのです。材質的にメカがたわむのかもしれません。金属製のメカと比べると、明らかに反応が遅いです。なので、速いフレーズの演奏には向かないかも…。

 4)レッスンに持っていくと…たぶん叱られます  おもちゃだと思われます。実はおもちゃではなく立派な楽器ですが、安っぽい外見なので、楽器だとは思われないようです。

 5)壊れても修理してくれる楽器店はたぶん無い  もしも壊れた場合は…使い捨てを覚悟しなければなりません。

 6)基本的に中級者以上が対象  値段が安いので、初心者の入門楽器に良いかも…と思われるかもしれませんが、楽器としては、だいぶ難しい部類になりますので、初心者には向きません。中級者以上の方のセカンドフルートが、この楽器にはふさわしい取扱だろうと思われます。

 では次に良い点を列挙していきましょう。


【良い点】

 1)安価  とにかく安いです。値段は時期によって違います(たぶん為替レートの影響だろうと思いますが)が、今はだいたい2万円前後です。安さは正義です。中国製の洋銀フルートとほぼ同じ値段ですが、中国製の洋銀フルートは、楽器の姿をしたオモチャである事が多いのに対し、こちらのフルートは、プラスチック製とは言え、きちんとした楽器です。きちんとした楽器がこの値段で買えるのは素晴らしい事です。

 2)音色は決して高価なフルートに劣らない  見かけは安っぽいですが、音は立派です。目をつぶって聞けば、プラスチックだとは分かりませんし、そんなに安いフルートだとも思われません。音色の傾向は、金属管よりもむしろ木管に近いかもしれません。

 3)扱いがザツでも全然オーケー  かなり丈夫な楽器です。扱いがかなりザツでも全然平気です。基本的にメンテナンスフリーで、お手入れは不要です。もしも壊れても、安価なので、修理せず、新品購入をした方が良いでしょう。また、壊れても惜しくない値段なので、野外演奏もオーケーだし、旅のお供に良いかもしれません。

 4)軽い  実に軽いです。また、楽器本体に滑り止めのゴムが貼ってあるので、とても持ちやすいです。

 良い点悪い点を数えてみると、悪い点の方が多くて残念ですが、良い点に価値を見いだせる方には、プラスチックフルートはオススメです。私は練習用フルートとして使ってます。組み立てたまま、フルートスタンドに挿していますので、吹きたい時にすぐに吹けて、止めたいときにすぐ止められるのがいいです。メンテナンスフリー、バンザイって感じです。

 

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2019年6月20日 (木)

自分の声は好きですか?

 以前の私は、自分の声が嫌いでした。なんか変だし…。だから録音された自分の歌を聞くのは、ちょっと嫌でした。

 今は…と言うと、まあまあ良しと思ってます。少なくとも嫌いじゃないし、こういう声もアリだよなあと思ってます。

 別に自己愛が深くなったからではありません。自己愛は、もともと深い人ですからね(笑)。では、何が変わったのかと言うと、私の声そのものが良い方向に変わっただけです。良い方向に変わり、自分の声に好感を持てるようになった…それだけの話です。

 好きにはなったものの、未だに「なんか変だな」という感覚は残っています。まだ、録音された自分の声には慣れません。でも、嫌じゃなくなった…んです。

 なぜ自分の声が、良い方向に変わったのかと言えば、もちろんY先生のご指導のおかげなのですが、自分でも、自分の声を美しい方向に変える努力をしてきたからでもあります。時間は掛かったけれど、少しずつ少しずつ変えていって、今の声があるし、今もまだ改善改良の途中ですから、将来的には、もっと自分の声が好きになっていくと思います。

 蛇足 Y先生の元で声楽を学ぶようになって7年になりました。声が良い方向にグングン変わり始めたのが、ここ1~2年なんです。キング先生時代がグループレッスンも含めて5年ですから、Y先生に習い始めて、最初の5年は足踏みだったわけです。5年掛けて作ったものを壊してスタートラインに立てるようになるまでに5年掛かったわけです。ああ、時間がもったいない! そういう意味で、先生選びって大切なんだなって切実に思うし、ちょっぴり後悔しています。

 蛇足2 実はフルートも同様かもしれません。フルートの音色は、楽器による違いももちろんあるけれど、奏者の違いって大きいです。自分のフルートの音色が気に入らない時は、確かにフルートを買い換える事も方法としてはアリだけれど、それよりも自分自身の音を変えていく方が、より効果的だと思います。地道に、ロングトーン練習を繰り返して、自分が理想とする音色に近づけていく…と言ったやり方が、実は理想の音色を求める王道ではないかと思います。そこまでやった上で、さらにより理想の音色に近付こうとした時に、初めて楽器の買い替えって選択肢が生まれてくるような気がします。

 

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2019年6月19日 (水)

練習は録音していますか?

 皆さんは、自分の練習を録音していますか? 私は、先生方の許可を得て、レッスンは録音していますが、日々の自宅練習は…以前はたまにやっていましたが、ここ数年はやってません(汗)。

 まず、レッスンを録音する事は良いことだと思います。もちろん、先生の許可は必要ですが、レッスンの最中にノートを取るのは難しいですし、習った事をすべて暗記できるわけではありません。レッスンを録音する事でノートを取る事の代わりになります。ですから、レッスンが終わったら、レッスンを振り返るために(私は要所要所ですが)その録音を聞くと良いでしょう。録音を聞き直す事で、レッスンで学んだ事が定着しやすくなります。

 また、レッスンでの演奏を、自宅練習の時の伴奏として使うことができます(私はしていません)し、レッスンの録音も溜まってくると、自分の成長記録になります。

 自宅での日々の練習も録音するとよいでしょう。と言うのも、自分の演奏って、自分ではよく分からないし、演奏に一生懸命になっていると、演奏の細かい部分の様子も分かりません。歌の場合は、どんな声が出ているか、なかなか分からないものです。なので、録音をして、それを再生しながら練習をしていくのは、良い事です。

 ただ、これを真面目にやっていると、あっという間に録音が溜まってしまい、大変な事になるので、録音しては消し、録音しては消し、を繰り返す必要があります。

 と言いつつ、私はやっていないんですよね(汗)。以前はやっていたのですが、今はやっていません。やっていない理由はいくつかあります。

 一番大きな理由としては「録音をしても録音を聞き返す時間がもったいない」です。仕事が忙しくて練習時間の捻出に困難を覚える昨今なので、せっかく作った練習時間を録音を聞く作業には、もったいなくて、使いたくないんですよ。練習時間中はひたすら練習したい…録音しても聞き返さないなら、録音する必要はないじゃん…って感じなのです。ですから、たっぷり練習時間がある環境ならば、しっかり練習を録音して、それを聞き直しながら練習を進めていくのが吉なのです。

 じゃあ、練習中の音は聞かない?って話ですが、なるべくリアルタイムで聞くようにしています。音楽の練習をしている書斎には、かなり大きな姿見の鏡があります。日頃はこの鏡に向かって練習をしています。自分の出した音がこの鏡に反響して、リアルタイムで自分の音が聞こえますので、今はそれを参考にしています。もちろん、これができるためには、自分の耳を開くという訓練を終えていないといけません。初心のうちは、なかなか耳を開くことはできませんので、これは難しいのですが、少しずつ上達してくると、耳を開いて演奏する事で出来るようになります(ってか、これが出来ないとアンサンブルは出来ません)ので、自分自身とアンサンブルをしているような感覚で練習していくわけです。

 ま、それでもフィードバックのしやすさという点では、姿見の鏡は、録音にはかなわないのですが…ね。ただ、鏡は鏡として、録音以外の点で十分に有用なので、ぜひ練習室には置いておいた方がいいですよ。自分の歌っている姿をチェックするのって、音を聞くのと同様に、大切な事だと思います。何しろ誰でも“無くて七癖”ですからね。

 

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2019年6月18日 (火)

ロイヤル・オペラ・ライブで「ファウスト」を見てきた

 グノー作曲の「ファウスト」を映画で見てきました。演奏していたのは、ロイヤル・オペラ(コヴェントガーデン)です。映画のオペラと言えば、今まではメト中心な私でしたが、今年は案外、ロイヤル・オペラを見る回数が多くて、自分でもビックリしています。

 さて、今回の上演のスタッフは、以下のような感じでした。

指揮 ダン・エッティンガー
演出 デイビット・マクヴィカー

ファウスト:マイケル・ファビアーノ(テノール)
メフィストフェレス:アーウィン・シュロット(バリトン)
マルグリート:イリーナ・ルング(ソプラノ)
ヴァランティン:ステファン・デグー(バリトン)

 ちなみに、マルグリートは、本来はディアナ・ダムラウが歌う予定でした。キャンセルされちゃって代役の歌手さんが歌ったわけですが…ダムラウを見たくないわけではありませんが、別にルングさんでも十分でした。そもそも、マルグリートって役は、そんなに主張の強い存在感のある役じゃないし、スターが演じなくても十分と言えるし…ねえ。

 で、ファウストというオペラそのもののの感想ですが、なんでしょう…まるで高級旅館の夕食のようなオペラでした。とにかく、ご馳走感あふれるオペラです。さすが、フランスグランドオペラですね。すべてのソリストにキラーソングのアリアはあるし、合唱も重唱も豊富にあるし、バレエもたくさんたくさんあるわけです。五幕にある「ワルプスギスの夜」なんて、独立したバレエ演目としてやれるレベルのバレエ曲だよね。

 で、どの曲も水準以上なので、オペラを見終わると、もう満腹です。19世紀に大流行した理由も分かります。

 このオペラの欠点は…あえて言えば…長い事かな? なにしろ五幕ものだからね、休憩抜きの演奏時間だけで3時間越え! 休憩時間を入れれば…なかなかの演奏時間になっちゃうでしょ? 普通に30分の休憩を4回入れれば、それだけで+2時間だもの。ほぼワーグナーオペラ並の時間になるわけで、忙しい現代人向けではないのかもしれません。その上演時間の長さ以外には目立って大きな欠点のない名作オペラなのでした。

 作曲家はグノーだし、ストーリーはゲーテだもん、悪いわけないよね。後は演出家次第だけれど、今回の上演のデイビット・マクヴィカーの演出って、ゴージャスで分かりやすくて私は好きです。彼の演出って、どことなくゼフィレッリの演出に通じる部分もあって、いいよね。

 歌手はみんな水準以上で良かったですが、特筆すべきは、ネトレプコの元旦那のシュロットですね。ヨーロッパで悪魔役をやるというのは、我々日本人には分からない“何か”があると思うのですが、なんとも肝の座った悪魔を演じていました。すげえよ。

 それにしても、ストーリーには救いがないねえ。メフィストフェレスは悪魔だからクズなのは当然として、主人公のファウストも陰キャの上にクズなんだよね。クズ二人組に食い物にされちゃうのが、世間知らずな小娘であるマルグリートなわけで、マルグリート可愛そう過ぎます。妊娠させられて、心を病んで、子どもを殺して、監獄入り…だよ。悪魔と関わると、ロクなことがないわけです。ま、そもそもカタルシスの開放なんて無いストーリーだからこそ、最後の最後に神様が登場してマルグリートを救っちゃうんだけれど、これって19世紀的にはアリなんだろうけれど、21世紀の日本人にとっては「???」なわけで、まあ無いよね。

 まあ、オペラのストーリーって、救いのないバッドエンドが多いんだけれど(それが悲劇ってヤツなんだろうね)その中でも、なかなかに後味の悪いのが、ファウストかもしれませんね。

 ちなみに、今年の9月に、ロイヤル・オペラが日本にやってきます。その時の上演演目が「オテロ」と「ファウスト」です。来日公演に持ってくるほどの自信演目ってわけですね。ちなみに、来日公演ではファウストを歌うのはグリゴーロです。グリゴーロが陰キャのクズを演じるのはどうかと思うけれど、声的には適役ですね。ま、私は行きませんが(笑)。だって、高いんだもの。S席が約6万円だよ。二人で行けば12万円。12万円支払うなら、オペラ鑑賞ではなく、女房と二人で温泉旅行に行きたいですって。

 

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