ひとこと

  •  毎年の話だけれど、どうして成人式となると、ごくごく一部だけれど、イキってしまって暴れてしまうオノコが出てしまうのだろうか? たぶん、あれがカッコいいと思っているのだろうけれど、暴れるオノコは極めて少数で誤差の範囲程度しか存在しないんだよね。もしかすると、マスコミがいちいち暴れるオノコたちを報道するから、それに乗じて暴れているんじゃないかと、オッサンは勘ぐってます。マスコミが暴れるオノコたちを無視すると、案外数年で収まるんじゃないかと思っていたりします。
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2019年1月16日 (水)

ロイヤル・オペラ「ワルキューレ」を見てきました

 いわゆるライブビューイングです。いつものメトではなく、ロイヤル・オペラ(以前は、コヴェントガーデンと言ってました)の「ワルキューレ」です。今回は、日本橋ではなく、日比谷に見に行きました。そうです、東京ミッドタウン日比谷に新しくできた、TOHOシネマズ日比谷に行ってきました。

 このTOHOシネマズ日比谷は、有楽町マリオン(日劇)にあった TOHOシネマズ日劇の閉鎖に伴い、後継館として作られた映画館なのでした。それにしても、日比谷には東宝系の映画館が多いよね。今回作られたTOHOシネマズ日比谷のほぼ真向かいにTOHOシネマズシャンテがあって、合わせて16スクリーンもあるわけで、都会は違うなあ…。

 それにしても納得いかないのは、向かいにあるTOHOシネマズシャンテはTOHOシネマズ日比谷とは別の映画館扱いなのに、隣にあったTOHOシネマズスカラ座とTOHOシネマズみゆき座は、TOHOシネマズ日比谷になってしまった事です。だったら全部TOHOシネマズ日比谷にしちまうか、シャンテ同様に、スカラ座やみゆき座を残してくれればよかったのに…と思ってます。

 それにしても久しぶりの日比谷です。パリ・オペラ座のライブビューイングを見に、スカラ座(みゆき座だったかも)に行って以来の日比谷です。ああ、パリ・オペラ座のライブビューイングは日本じゃやらなくなったんだよね、やっている時は文句ブーブーな私でしたが、見れなくなると悲しくなります。

 で、ミッドタウン日比谷とシャンテの間の広場でビックリ! かつてそこにあった50cm程度のゴジラ像が無くなって、代わりに2mクラスの大きなゴジラ像がありました。それも以前のゴジラは昭和のフォルムだったのに、今度のゴジラは平成のフォルムをしていました。ううむ、かっこいい。

 なんでも、今度のゴジラ像は、平成のシン・ゴジラかと思ったら、初代ゴジラの当初のオリジナル設定図から作ったゴジラ像なんだそうです。つまり、今日比谷にいる奴がオリジナルのゴジラってわけです。ただし、オリジナルのゴジラは…どう考えても、着ぐるみでは再現できないので、映画化するさいに、昭和のデザインに変更になったのだろうと推測されます。それにしても、オリジナルゴジラ、かっこいい!

 で、以前あった昭和ゴジラ像が無くなってしまって残念…と思っていたら、TOHOシネマズ日比谷のロビーに移動していました(笑)。ああ、よかった…。私的にはゴジラと言えば昭和ゴジラですよん。ああ、懐かしい。

 さて、オペラの話にやっと入ります。

指揮 アントニオ・パッパーノ
演出 キース・ウォーナー

ジークムント:スチュアート・スケルトン(テノール)
ジークリンデ:エミリー・マギー(ソプラノ)
ヴォータン:ジョン・ランドグレン(バリトン)
ブリュンヒルデ:ニーナ・シュテンメ(ソプラノ)
フンディング:エイン・アンガー(フンディング)
フリッカ:サラ・コノリー(フリッカ)

 ワーグナーの作品は、見る側も体力勝負だね。今回の「ワルキューレ」の上映時間は、約5時間だよ。普通の映画なら3本見れます(笑)。

 演奏の出来は、映画で見ている限りにおいては十分に素晴らしかったと思います。劇場で生で聞いている人には、声量不足を感じさせる歌手もいたそうだけれど…まあ、我々には関係ないわな。

 今回の上演で頑張っていたのが、バリトンの二人です。ヴォータンを演じていたジョン・ランドグレンとフンディングを演じていたエイン・アンガーは歌唱・演技・容姿ともに満点を上げたくなるほどの出来栄えでした。特にヴォータンはほぼほぼ主役ですからね、そこにこれだけの歌手が演じてくれたのは、実にありがたい事でした。

 ジークムントを演じていたスチュアート・スケルトンと、ジークリンデを演じていたエミリー・マギーの頑張りは映画館のスクリーンを通して、とても強く感じられました。おそらく、この二人は、歌に特化した歌手で、演技はそんなに上手じゃないんだろうと思います。それでも、一生懸命に演じている事が感じられて、なんか「頑張れ!」とスクリーン越しに応援してあげたくなるほどでした。

 ワーグナーの楽劇って、歌うだけでも大変なんだろうと思います。作曲家のワーグナーの頭の中では、ジークリンデやブリュンヒルデは若くて美しい娘だろうし、ジークムントもジャニーズ体型の青年なんだろうなあと思います。でも、あれだけ歌うのが大変なので、実際に演じるのはビヤ樽体型のオッサンオバサン歌手なんだよね。ああ、残念。脳内補正をしながら鑑賞しないといけません。

 ブリュンヒルデなんて、おそらくは、ほぼほぼセーラームーンみたいな子だろうに、こうしてオペラにしちゃうと、ニーナ・シュテンメが演じる事になっちゃいます。まあ、シュテンメの良いところは、極端な肥満体ではないって事かな? あれだけ歌えて、極端な肥満体ではないというのは、ワーグナー歌手としては稀有な存在なのかもしれませんが…だからと言って、美しいわけではないので、そこは評価が分かれます。私はもう少し太っていてもいいので、かわいらしい人の方が好みだったりします(ごめんなさい)。

 まあ、なんだかんだ言っても、歌手の皆さんは、水準以上の歌唱をしていたと思うし、この曲をあれだけ歌っちゃうんだから、皆さん、超人レベルにすごい歌手なんだと思います。

 歌手と言えば、第三幕の冒頭部で歌われる「ワルキューレの騎行」は脇役ソプラノ8人で歌うのだけれど、ここに出てくるソプラノさんは、ほぼここでしか歌わないので、その一曲入魂さがすごかったです。いやあ、私達はこの一曲で燃え尽きてもかまわない!的な覚悟が感じられるほどに、迫力満点な歌唱でした。本日の白眉はここにあるって感じでした。

 さて、問題は演出かな? ほんと、この演出は好き嫌いが分かれそうです。

 私の個人の感想を一言で言えば「地味!」です。もうちょっと大道具や衣装にお金をかけられなかったのかな…って思います。だって、神様が出てくる話だよ。そこらの路地裏の庶民の話じゃないんだよ。もっと神々しい部分があってもいいし、舞台上も明暗のコントラストがあってもいいんじゃないかなって思います。とにかく、舞台が暗いし、大道具が地味だし、衣装も地味です。

 それでも、演出…とりわけ大道具に関しては、メトのルパージュの演出よりは、数段マシです。あれは…ヒドイよね。

 それでも、やっぱり地味だなあ…特に地味すぎて、こりゃダメだと思ったのが、ラストシーンで、眠るブリュンヒルデを取り囲むローゲの業火です。あまりに炎が地味すぎて、私でも容易に侵入できそうなくらいなんだもの。ありゃダメだよ。もっと派手に燃やさないと…。

 まあ、今回のロイヤル・オペラに限らず、最近のオペラ演出は(メトも含めて)地味で貧相になってきてます。全然、夢々しくないんだよね、そこが本当に残念だし、ワーグナーの楽劇なんて、夢々々々しいくらいでちょうどよいのにさ。本当に残念です。

 ワルキューレの演出は、20世紀のメトで行われていた、オットー・シェンクの演出が、今でも私の中ではベストな演出だと思ってます。

 と言うわけで、演出は好き好きがあるとは思うのものの、演奏&歌唱は水準以上だと思いますので、音楽が聞きたい方にはオススメなオペラ上演だと思います。

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2019年1月15日 (火)

なぜ現役世代にクラシック音楽は普及しなかったのか?

 クラシック系のコンサートに行くと、お客はたいていジジババばかりです。いわゆるシニア世代とかシルバー世代とかプラチナ世代とか言われる方々がブイブイ言わせているわけです。

 昔からこうだったのかと言えば、違います。私が若かった頃のコンサートは、現役世代の方々がひしめいていました。ジジババなんて、ほんのちょっとしかいなかったんですよ。ましてや、私のような若者世代なんて、ほとんどいませんでした。

 あれから30±α年。あの頃ブイブイ言わせていた現役世代がジジババになり、コンサートホールでブイブイ言わせています。当時ジジババだった人たちは、おそらく天国に召されていなくなり、若者世代だった私のような現役世代の終わりかけの半分シニアに足を突っ込んでいるような人は、相変わらずちょっとしかいません。

 で、我々よりも若い、いわゆる現役世代の人たちは、コンサート会場では、ほぼほぼ皆無と言って良い状態となっています。

 結局、今も昔もクラシック音楽を支えてきたのは、今のジジババ、つまりシニア世代の方々であって、その下の世代には、クラシック音楽は普及しなかった…と言えるんじゃないかなって思ってます。

 このままでは、ジジババのシニア世代の方々が死に絶えたら(ごめんなさい)、クラシック音楽を支える人がいなくて、日本のクラシック音楽も死に絶えてしまいます。

 冗談ではなく、かなりマジな話です。クラシック業界は、若い世代をファンとして取り込むのに失敗し続けた結果、現役世代をファンとして取り込むのに失敗してしまったと言えるのです。

 では、なぜ現役世代にクラシック音楽ファンは少ないのか?

 「現役世代は忙しくて音楽なんて聞いている暇ないから?」

 ならば、なぜ、昔の現役世代の方々はクラシック音楽を聞いたのでしょうか? 今の現役世代も忙しいけれど、昔の猛烈社員時代を経験した今のジジババたちの現役世代の忙しさは、我々の忙しさどころではないはずです。それでも彼らは音楽を嗜んだ。忙しいから音楽を聞かない…と言うのは、言い訳に過ぎません。

 昔の人はハングリーだった…と言うのは、言えると思います。彼らは、何事にもハングリーで、音楽だって、自分から食らいついて楽しんでいったわけです。当然、クラシック音楽だって、なんだかよく分からなくてもガツガツと貪っているうちに、楽しくなってしまったんだろうと思います。

 一方、今の現役世代は、ゆとり世代とかさとり世代とか言われる人たちが大半です。まあ、有り体に言えば“欲が無い”わけで、全くガツガツなんてしていなくて、ハングリーとは方向性が真逆な人たちです。よく知らないものには興味を示しませんし、欲しがりません。クラシック音楽のような、自分たちの生活の中には無いものには、特段の興味を示さないだろうし、欲しがりませんし、楽しもうとはしません。

 クラシック音楽は、学校の音楽の時間に勉強して、卒業したら、それでお終い…って感覚なんだろうと思います。終わったもの、つまり、クラシック音楽は彼らにとって“オワコン”なんだろうと思います。

 それじゃあ、聞くわけないよな。コンサートにも行かなきゃ、CDも買わないよね。

 別に私はクラシック業界の人ではないので、この業界が先細ってダメになっても、まあいいやと思ってます。この世の楽しみはクラシック音楽だけじゃないので、これがダメになったら、別の楽しみを見つければいいだけと思ってます。なので、現状をどうにかしようとかいう思いも特にありません。

 ただ、少しでも長く楽しめたらいいなあとは思ってます。そういう意味では、多少なりとも、若い世代にクラシック音楽が浸透してくれたらいいなあって思います。

 では、どうすれば、若い世代にクラシック音楽が浸透できるのか? それはまず、オワコンで無くなる事です。学校の音楽の授業で学ぶモノではなく、日常生活の中に普通にある音楽になればいいのです、今のポピュラー音楽のように…って、無理か?

 仮面ライダーもウルトラマンもガンダムも昔のコンテンツだし、スーパーマンやバットマンだって、昔のコンテンツです。でも今でも新作が作られ続けています。日本のヒーローたちは(並行世界が前提なんだろうね。前作までが全くなかったかのように)新作が作られ続けている(おそらく輪廻転生だ)し、ハリウッドのヒーローたちは、リブートというやり方(こちらはある意味、時間の巻き戻しです)で、何度も何度も再生産されつづけています。クラシック音楽も、新作が作られたり、リブートされて再生産されるならば良いのでしょうが、なぜ、特撮ヒーローには可能な事が、音楽だと無理なのか?

 鍵は、プロデューサーの不在…なのかもしれない。と私は考えます。

 それでもクラシック音楽は、ヨーロッパでは自分たちの文化だから細々と残るだろうけれど、少なくとも日本では壊滅状態になるんじゃないかしら? 当然、国内のクラシック音楽家のうち、相当数は廃業せざるをえないだろうし、私立の音大はバッタバッタ倒産するんだろうねえ…。まあ、そんな未来もありうるって話です。

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2019年1月14日 (月)

歌の歌い出しって、どうやって歌えばいいの?

 歌を歌うって、考えれば考える程、技術的に難しいです。

 もちろん、鼻歌レベルの話ではなく、音楽として、芸術として、歌うレベルの話です。

 まず、深めで響き豊かな美しい声で歌う事自体、めっちゃ難しいし、高音や低音をきれいに響かせて歌うのも難しい。おまけに滑舌良く歌うこととメロディーをなめらかに歌うのを両立させるのもは難しい。外国語で歌わにゃならんとくれば、さらにさらに難しさが増します。

 そんな、あれこれ難しさを感じている今日このごろの私ですが、特に難しさを感じているのが、歌い出しです。歌って、どうやって歌い始めたらいいのかなって…分からなくなっています。

 つかみは大切…なんです。それは歌も同様で、歌い出しがバッチリ決まれば、その後は案外スムーズに流れていくものなのです。でもそれが結構難しいんだな。

 私の場合歌い出しにおいて、声の響きやポジションがダメな場合が結構あります。つまり、声の響きが浅かったり、ボジションが低かったり…って事です。で、歌いながら、響きを増やしたり、ボジションを上げたりするわけですが、それって結構見苦しい事です。

 ブレスが足りなかったり、ロックのように歌い始めてしまったり、声を支えずに歌い始めてしまったりと、色々やらかす私です。

 テンポが安定しない…という事もあります。歌い始めてからテンポを探る…とでも言うのでしょうか? 伴奏者泣かせです。本当は、割と速いテンポで歌いたいのに、なぜか歌い出しは遅いテンポになってしまって、歌いながらテンポを上げていく事が往々にあって…ダメじゃん。丁寧に歌おうとして、テンポが遅くなってしまうのかもしれませんが、だったら最初から速いテンポで丁寧に歌えばいいだけなのに、それができない私でした。

 最近はだいぶ減りましたが、歌い出しの音程を間違えちゃうって事が続いた時期もありました。だいたい、3度低く歌いだしちゃうという不思議な事をしていたわけです。3度低くても、ちょっと聞いた感じ、うまく歌えているような気がするのですが、それはちょっと聞いた感じなだけで、当たり前ですが、きちんと聞けば、全然おかしいし、部分的に和音からはみ出して現代音楽みたいになっちゃっていますので、すぐに気づくのですが…ああ恥ずかしい。

 歌い出しが難しいから、きちんと注意して、心を落ち着けて歌いだしても、それでもあれこれやらかしてしまう私です。ああ、ほんと、歌い出しって難しい。

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2019年1月13日 (日)

年末は千葉に遊びに行ってきました その3 ドイツ村に行ったんだよ

 私達が乗ったバスは、千葉県袖ケ浦市にある東京ドイツ村に向かいました。千葉県にあるのに“東京”ドイツ村とはなぜ?と思ったのですが、同じく千葉県にあるのに“東京”ディズニーランドもあるわけで、千葉県には飛び地で東京があるようなのです(まさかね:笑)

 それはさておき、ドイツ村です。ドイツ村名物はイルミネーションです。2017年までは『関東三大イルミネーション』の一つとして、その名を轟かせていました。確かにLEDの物量はすごいです。ちなみに、2018年に、東京ドイツ村は関東三大イルミネーションから落選し、新しく関東三大イルミネーションには、さがみ湖イルミリオンが入りました。なので、現在の関東三大イルミネーションは“あしかがフラワーパーク”“さがみ湖イルミリオン”“江の島 湘南の宝石”の三施設なんだそうです。私は、あしかがフラワーパークは行った事ありませんが、さがみ湖と江ノ島は行ってますし、あの2つは、確かに半端ないですよ。

 それはともかく、元関東三大イルミネーションなだけあって、イルミネーションはなかなかのもので、そんなイルミネーションが売りのドイツ村に行ったわけです。

 今年のドイツ村は、二箇所でイルミネーションをやっていました。一つは無料ゾーンのイルミネーション(無料とは言っても、ドイツ村への入園料や駐車代は別途で掛かるんだよ)。もう一つは「チャイナランタン」と呼ばれる有料のイルミネーションでした。ちなみにお値段は2000円です。時間的な制限もあって、私は無料ゾーンのイルミネーションだけを楽しみました。でもね、有料の奴が一人1000円だったら、頑張って見に行ったかもしれません。しかし、一人2000円では家族三人で6000円…四捨五入すれば一万円になるので、パスしました。入場料が1000円なら見に行ったし、有料ゾーンでお土産も購入したろうけれど、2000円はいくらなんでも高すぎるかな? 価格設定、間違ってない?

 で、ドイツ村の無料イルミネーションの感想は…最初にも書きましたが、投入されているLEDの物量はすごいです。やはり先代の関東三大イルミネーションなだけあります。後は、趣味とかセンスとかの問題で、ドイツ村のイルミネーションはすごいんだけれど、私の趣味とはだいぶ違いました。残念。なんだろ、もっと3D感が欲しいし、動きや変化があってもいいかなって思いました。チラチラと見える有料イルミネーションの方が、たぶん私の趣味には近いんじゃないかと思ったけれど…一人2000円では見に行けませんよ。

 イルミネーション以外の話をします。

 観覧車がすっごい人気でした。確かにここのイルミネーションを眺めるなら、観覧車に乗って見るのが良いのでしょうね。ただし、本当に激混みなので、観覧車に並んでいるだけで、帰りの時刻になりそうだったので、我々は乗りませんでした(マザー牧場で観覧車には乗ったしね)。

 ドイツ村現地で生産しているわけではないでしょうが、お土産で売っているバームクーヘンの美味しいこと、いや本当に美味しいんだよ。これはかなりオススメです。

 逆にオススメではないのが、かきあげそば。ドイツ村内に一軒だけある、そばスタンドのそばは、オススメしません。高価なのは観光地なので仕方ないとして、そばは茹ですぎでグズグズだし、かきあげは揚げ過ぎで焦げ気味だし…。失敗してこうなったのではなく、どうやら狙ってやっているようです。つまり、ここの店は、グズグズの麺に焦げ気味のかき揚げという組み合わせがデフォルトってわけなのでしょう。確かにそういうのがお好きな方も大勢いらっしゃる事は理解しますが、少なくとも私の好みではありません。でもね、目の付け所はいいんだよね。冬のイルミネーションは寒いから、温かいうどんそばってのはカラダが温まるからね。これで味が趣味に合えば、超絶オススメなんだけれどなあ…。残念です。

 てなわけで、ドイツ村を満喫して、帰路につきました。海ほたるには寄らなかったので、あっという間に新宿到着です。

 ああ、面白かった。日帰りのバス旅行ってのは、楽しいね。

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2019年1月12日 (土)

年末は千葉に遊びに行ってきました その2 マザー牧場に行った

 浜焼きで、そこそこお腹を満たした私は(時間をかけて、白ハマグリをチマチマ焼いて食べても、そんなに腹は膨れないって)、再びバスに乗り込み、次の目的地、マザー牧場に向かいました。

 マザー牧場には入り口がふたつあって、そのうちの一つ、山の上ゲートにバスは到着しました。ガイドさんの案内では、マザー牧場は広く、マザー牧場で長居は出来ない(とは言え、2時間程度は遊べます)ので、山の上ゲート周辺の“山の上エリア”でマザー牧場を楽しんで頂き、離れている“まきばゲート”には行かないように言われました。

 まあ、確かにマザー牧場はめちゃくちゃ広く、私は足が悪いこともあって、そんなに長くは歩けないので、最初は我々も山の上エリアだけで楽しもうとしました。

 マザー牧場の山の上エリアって、実は浅草の花やしき的なノリの遊園地なんですよ。なので、我々的にはあまり楽しめる場所がないのです。唯一楽しそうなのが、バンジージャンプとファームジップ(いわゆるターザンロープです)なのですが、私は体重制限を軽くオーバーしているので、どちらも楽しめず、妻はそもそもこういうアトラクションが苦手なので、最初から敬遠し、息子くんがファームジップを1回しただけでした。まあ、どちらのアトラクションも別料金なので、そんなに何度も遊べないんですよね。

 その他のアトラクションだと、マザーファームツアーという牧場めぐりのツアーが楽しそうだけれど、予約がいっぱいで乗れなくて、アグロドームというショーをやっているシアターも、タイミング悪くて何も見れない。その他のアトラクションも、たいがいタイミングが悪くて、何も楽しめなくて、結局、お土産コーナーで買い物をするぐらいしかやる事がないのです。

 ああ、マザー牧場。つまんねえー。

 そこで、ガイドさんから止められていた、まきばエリアに行くことにしました。だって、まきばエリアの方が楽しめそうなんだもの。

 ただし、私の足が悪い上に、マザー牧場が広すぎる()ので、まきばエリアへの徒歩での移動は断念し、場内バスに乗って移動することにしました。

 バスに乗ってみたら…本当に、山の上エリアとまきばエリアって離れているし、高低差もあって、徒歩で移動していたら、確かに移動だけで終わってしまったかもしれません。ガイドさんがまきばエリアに行ってはいけないと言った事は正解かもしれないけれど…バスで移動すれば、さほどの時間はかかりません。

 まきばエリアは楽しかったですよ。いわゆる牧場系の動物たちがたくさんいて、彼らを眺めたり、なでたりして楽しみました。

 “ふれあい牧場”では、ヤギたちがいい味出してました。なんか、この子たち、自分たちの仕事を理解しているようで、気安く触らせてくれるし(ってか、こっちが遠慮していると、自分の方からグイグイ来るし…)、すぐにインスタ映えするようなポーズで写真を取らせてくれるし、いやあ、なかなかのタレントぶりでした。そこへ行くと、ヒツジやアヒルやカピバラは、まだまだ修行不足を感じました。

 最初は子どもだましと思っていた“うさモルハウス”もなかなか良かったよ。ここはうさぎとモルモットがたくさんいて、そのもふもふしたカラダをなでまわせる施設なんだけれど、うさぎは本当にマフラーにでもしてしまいたいくらいにもふもふでした。ま、リアルな獣皮&獣毛を衣服にするのは最近ではご法度なので、実際にはやりたくてもやれないのだけれどね。それにしても、うさぎって本当にもふもふなんです。もしかすると、うさぎは“キングオブもふもふ”なのかな?

 “こぶたスタジアム”で仔豚を見て“うしの牧場”に行きました。そこでは仔牛たちが我々を熱く歓迎してくれました。いやあ、うしを可愛いと思う日が来るなんて想定外でした。あの子たちは、やぎ以上に自分たちのタレント性を自覚しているようです。

 ああ、マザー牧場、たのしー。

 動物たちとひととおり遊んだら、牧場のアイスを食べて、バスに乗って、山の上エリアに戻りました。ちょうど観覧車の前にバスが到着したので、観覧車に乗って、それでマザー牧場はお終い。バスに乗って、次の目的地のドイツ村に向かいました。

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2019年1月11日 (金)

年末は千葉に遊びに行ってきました その1 浜焼きを食べた

 記録のために、年末に家族で千葉に遊びに行ってきた話を書きます。

 昨年の私は、年末付近に骨折してしまい(と言っても、軽症ですが)、それで遠出は出来ないなあ。今年の正月はおとなしくするしかないなあ…と諦めていたのですが、妻がバス旅行を提案してきました。バス旅行なら、ほぼバスに座ったままのはずなので、足に不安があっても平気かな?と思って、OKを出して、千葉方面に妻と息子君を連れて、家族でバス旅行をしてきました。

 バスの集合場所は…新宿でした。なんか、むちゃくちゃ朝が早かったです。普段の仕事の時のように、夜明け前に家を出発しました。で、行きの電車の中で日の出を拝み、新宿に到着です。

 特にトラブルもなく、バスに乗ったら、一番後ろの座席でした。それは良いのですが、私の前の先のオッサンがリクライニングシートを倒していて、なんか狭くて、嫌でした。一言「背もたれ倒していいですか?」と聞いてくれたら、快く受け入れたものを、無言で倒してくるわけで、なんか文句の一つも言いたい気分でしたが、そこはグッと文句を飲み込みました。日本人ですから(涙)。

 で、バスは新宿を出発し、アクアラインに入って、海ほたるで最初の休憩を取りました。海ほたるは…東京湾でした(笑)。土産物屋で売っていたワカメの試食をして、ワカメではなく、味付けをしているポン酢が美味しかったので、ポン酢を自家用に買いました。これで、お鍋が美味しくいただけます(実際、メッチャ美味しくなりました)。

 海ほたるを出て、房総半島に入って、しばらく南下し、途中でトイレ休憩と称して土産物屋に寄り、自家用の海苔餅と車内で食べる用のビワゼリーを買いました。海苔餅なんて、別に珍しくもなんともないと…私は思っていましたが、妻も息子君も見た事がないというので、購入しました。海苔餅というのは、海苔を練り込んだ、ただの餅です。普通に緑色をした餅で、湘南地方では昔から普通に食べてました(ま、海苔羊羹なんてお土産もあるくらいですから、海苔餅なんて、当たり前も当たり前なんです)。で、後日焼いて食べましたが…別に普通の海苔餅でした(笑)。ほんのり塩味が付いているし、海苔の風味もするので、ただ焼くだけで美味しくいただきました。

 閑話休題。トイレ休憩から、ほんの10分ぐらい走って、昼食会場に到着し、早めのお昼ご飯を食べました。どうやら、土産物屋と昼食会場は同じ業者さんで、土産物屋の方は、個人客向けの食事は提供しているけれど、団体さん向けは別の場所で行っていて、団体さん向けの食事場所は、食事場所に特化しているので土産物は販売していない…というわけで、先に土産物屋で買い物をさせてから、昼食という段取りになっていたようです。

 バス旅行とは(大人の事情もあるのでしょうが)土産物屋を巡るツアーでもあるわけです。

 昼食は11時ぐらいで(本当に早い昼飯です)、メニューは“浜焼き食べ放題”でした。
 バイキング形式になっていて、貝類と刺し身と魚類と肉類とスイーツ類を欲しいだけ取ってきて、食卓に設置してある焼き網で焼いて食べるというやり方でした。飲み物は、ソフトドリンク飲み放題(アルコールは別払いです)なので、私は冷たい緑茶をガッパガッパ飲みました。

 食べ放題の貝類は、ホタテとサザエと白ハマグリでした。白ハマグリってのは、ハマグリではなく、ホンビノス貝であって、最近は食品偽装にうるさいので、食堂の方から「この白ハマグリはハマグリではなく、ホンビノス貝ですよ」と最初にアナウンスがありました。で、この白ハマグリがめっちゃ美味しんですよ。

 好みもあるけれど、私は本物のハマグリよりも白ハマグリの方が好きだな。そもそも、ホタテはあまり好きではないし、サザエに関しては、むしろ嫌い(だって苦いじゃん)なので、白ハマグリばかりを焼いて食べました。たぶん、その数、20個前後(笑)。時間に余裕があったら、もっと食べていたなあ。白ハマグリは、ハマグリほど大きくなく食べやすいサイズです。味に関しては、ハマグリとはかなり違いますが、旨味そのものは濃い目で苦味は少なめだと思います。なので、見かけはハマグリに似てますが、味はハマグリとは全然違います。吸い物にするならハマグリだけれど、焼いて食べるなら、白ハマグリかなって個人的には思いました。ハマグリと名乗ってますが、味的には極上のアサリを食べているような感じです(分かるかな?)。

 刺し身の中に、クジラの刺し身があって、これが臭みが全く無くて、上等なクジラだったので、たらふくいただきました。それにしても、食べて感じるのは、クジラは魚類ではなく、やはり哺乳類だなって事です。食べた感じは、上等な馬肉って感じかな? そう言えば、馬肉も最近、食べてないなあ…。寿司飯がたくさん用意されていたので、刺し身は海鮮丼にしていただきました。

 魚類は、カマスとシシャモでした…とは言え、シシャモは普通にスーパーで“シシャモ”と言って売られているカペリンでした。本物のシシャモは北海道のむかわで食べましたが、カペリンとはかなり違う魚なんですよね。シシャモとカペリンは、顔が全然違うので、ちょっと見るだけで違いが分かります。だいたい、本物のシシャモは今や高級魚ですから、こんな食べ放題に出てくるはずもないし…ねえ。ちなみに、シシャモとカペリンは、味が違いますが、そこは好き好きですし、カペリンも十分に美味しい魚なので、私的には文句はありませんが、昨今食品偽装もあるので、カペリンをシシャモって呼んじゃあマズくないのかな…って感じかな。

 で、カペリンも良いのですが、私的はカマスが美味かったですよ。カマス、グッジョブっす。

 で、白ハマグリを食べて、海鮮丼を食べて、たまにカマスを食べて…とやっていましたので、肉類はほとんど食べませんでした。おそらく、この肉類は、魚介類が苦手なのに、うっかりこの食堂にやってきてしまった人のために用意されているものでしょうから、私は食べる必要はないなあ…と考えて手を出しませんでした。実際、ツアー客の中には、肉ばかり焼いて食べている人がいましたからね。おそらく、あの人は魚介が苦手なんでしょうね。

 スイーツに関しても、白ハマグリを食べるのに忙しかったので、杏仁豆腐を食べたくらいで、その他のモノには手が出せませんでした。ああ、食事時間が短いのが悔しいです。

 白ハマグリことホンビノス貝、サイコー!

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2019年1月10日 (木)

上より下が厄介かも…

 で、声楽のレッスンは曲の練習に入ったわけです。前回のレッスンでは、ベッリーニの「Per pieta, bell'idol mio/私の偶像よ」をやってタイムアップになってしまったので、今回は手付かずのビゼーの「Agnus Dei/神の子羊」をお願いしました。

 さて、毎度の事ですが、次の音を予感させるように歌っていきましょうと言われました。つまり、常に次の音の準備を早め早めにしながら歌っていきなさいって事ですね。特に、次の音が高く跳躍しなければならない時は、必ず、跳躍前に「次は高音に跳びますよ」という事を感じさせるように歌わないといけないわけで、次の音になって、ピョーンと高く飛ぶのは無しって言われました。

 具体的にはどうするのかと言えば、低い音のうちに、次の音の高さにふさわしい響きと息の量に、事前に持っていってから、高音に跳べというわけで、そういうのって、器楽では絶対にない(ってか出来ない)事ですね。そういうふうに頭を切り替えるというか、無意識にそれが出来ないと、歌は歌えないって事です。

 何事にも予備動作は大切です…というお話です。

 この曲の最高音はA♭の白玉音符なんだけれど、それは(音形的な都合もあって)さほど苦労はしません。まあ、たまに失敗はするけれど、基本的には普通に歌えます。まあたぶん、このA♭が現在の私の常用音域の上限なんだろうと思います。半音高いAだと、出せなくはないけれど、信頼度がA♭と比べると、かなり下がってしまい、ちょっと常用…とは言えなくなるかなって感じなのです。まあ、A♭に関しては、無理に出そうとして、ノドを締めてしまわなければOKです。ちゃんと肝を据えて、息を流し歌いさえすれば、なんとかあるんです。

 むしろこの曲で厄介なのは、低音Cの方です。つまり、曲の最低音だね。こっちの方が全然大変です。

 私の常用音域は、下の他は低音Aなので、Cは一応守備範囲の音なのだけれど、音形的に、高いところを歌っているところから、滑り込むようにズルズルと下がって低音Cになるので、音程はともかく、音色的になんとも不安定というか、ついつい声がノドに落ちてしまいます。まずはそれが第一の問題です。

 次に問題となるのが、低音を歌うのって、高音を歌うよりも、息の消費量が格段に増えるんだよね。なので、息が不足しがちなのですよ。特に低音Cの少し前に、それよりも三度高いEがあるのだけれど、このEを歌ってしまうと、かなり息を使ってしまい、Cにたどりついた時には、息がすっからかんで、それなのにしっかりCを歌わないといけないのが、実に大問題なのです。

 先生からは、他の人たちはここを高く歌っていないかと聞かれましたが、私が各種音源を聞いている限り、音程を上げて歌っている人(例えば、CをE♭あたりに高くするのは、和音的にはアリです)はテノールにはいませんでした(メゾソプラノの人は、曲全体を高く移調して歌っている人が幾人かいましたが)。ただ、どなたも低音Cを誤魔化しめ…と言うか、短めにあっさりと歌う人ばかりでした。楽譜を見ると、アラルガンドがしっかり掛かっている終着点近くの音なので、たっぷりゆったりと歌わないといけないのだけれど…この音形は、テノールには無理めな音形なのかもしれません。

 この曲に関しては、高音発声よりも低音発声の方が難しい…ような気がします。

 まあ、どちらにせよ、ガツンガツンと歌うのではなく、曲想的にもゆっくりと穏やかに歌っていきたい曲です。

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2019年1月 9日 (水)

要するに(やっぱり)ノドを伸ばしていかないといけないのです

 で、今度こそ、私の声楽のレッスンの話に入ります。

 まずはハミング練習から入りました。響きを常に頭の中に置くように、響きを高く高くしました。で、ハミング練習はそこそこに、さっそく発声練習に入りました。

 今回の発声練習は、

 1)高音Aをノドを鳴らさずに出すこと。
 2)高音Aを中音域と全く同じ音色で出すこと。

 以上の2点を目標にあれこれ繰り返しました。

 やり方は、そんなに難しくなく(でもなかなか出来ない)、まずは中声のDをノドを鳴らさずに出し、そこからポルタメントで高音Aまで、ノドを伸ばして出す…を繰り返して行い、カラダにこれを染み込ませるというやり方です。もちろん、いきなりDから始めてもうまくいきませんから、もっと低い音程から5度の上行音程をポルタメントで挙げていくというのを繰り返し行って、最終的にDからGへの跳躍音程を、ノドを鳴らさずに同じ音色で行うというのをやったわけです。

 ノドを伸ばす時に、声をしっかり支えて、強く息を吐き出す事。これがなかなか難しいです。そもそも、ノドを鳴らさないように歌う段階で、かなり息は弱く吐き出しているわけで、そこからノドを伸ばすと、弱い息がむしろ無くなってしまうのです。なので、ノドが伸びるよりも前から腹圧を強め息圧を高くして、ノドを伸ばしても息が弱くならないように(そして、過剰に強くならないように)して歌っていくのです。

 大切なのは、ブレスのコントロールという事です。

 で、これを何度も何度も繰り返して行ったわけです。と言うのも、このやり方ならば、実は声の消耗は最小限に抑えられるので、何度も何度も練習できるわけです。

 そして、これらの運動は、発声する以前の予備運動して完璧に行えないといけないのです。つまり、高音は発声するならば、それ以前にしっかりとノドを伸ばして、腹圧を強めて息をしっかりと強く吐き出せるように高めておき、それらの準備が整ってから、発声するわけです。こういう手順を短時間で自動的に行えるようになる事が、高音発声のテクニックであり、それがいまだ無意識で行えず、頭の中であれこれ考えながら、手順を一つ一つ確認しながらこなしているようでは、まだまだなのです。

 大切な事は、無意識で必要な事ができるようになる事。それを可能にするのは、反復した練習だけなのです。

 さて、これで本日の記事を終わりにすると、ちょっと短いので、もう一言書きます。

 実際は、レッスンが終わってから先生に相談したのですが、来年(この時点の話で、実際は2019年ですから、今年の話になります)は、某コンクールに出場してみようかなって思っているのだけれど、先生的にはどうですか?という話をしてみました。先生的には、問題は無いので、どうぞどうぞって話でした。で、私が出場を考えているコンクールは、以前同門の方で出場している人がいるので、どんな様子なのか聞いておいてあげましょうとまでおっしゃってくれました…ってわけで、まだ正式にはエントリーしていないのですが、今年は某コンクールに出場するかもしれないし、出場しないかもしれません。

 そんな感じなのです。

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2019年1月 8日 (火)

息子君が体験レッスンを受けたわけで…

 という訳で、ようやくレッスンの話に入ります。これは、2018年の年末のレッスンの話だったりします。

 で、表題の通り、私のレッスンの前に、実は息子君がY先生の声楽体験レッスンを受けたのです。息子君は、ご存知の通り、合唱団で歌っているのですが、声楽の個人レッスンに関しては、以前(変声前に)キング先生に数回レッスンを受けただけで、変声後は特に個人レッスンを受けていないので、声楽上の悩みも色々とあるようだし…というので、単発でレッスンを受けてみたのでした。

 息子君の合唱歴はかなり長いのですが、やはり合唱団で歌っていても、発声そのものは、あまり高いレベルにはなっていないようです。まあ合唱団では「男の子は、声を出して歌ってくれれば、それで良し」状態で、あまり発声に関する細かい指導はなされていないようなのです。まあ、それに関しては、オトナ対象の市民合唱団だとて、似たようなものです。発声練習と称する筋トレ的な練習はしても、合唱団で集団の一部として歌っているだけでは、なかなか細かな発声テクニックの指導はないし、発声テクニックも上達しません…と言うのも、結局、発声って個人的に細かく見てもらわないと上達しないんだよね。

 という訳で、息子君の場合、合唱歴の長さに比べて、ほぼ全然声楽的には学んでいないという事で、実に素直で手付かずの発声をしているというのが、Y先生の感想でした。なので、息子君の声に関しては、今後レッスンをしていく中で大きく変わっていく事が予想されるので、今の段階では、なんとも言えないのだそうです。

 とは言え、今の現状で言うならば、極めて声域の狭いバリトン…って事になるようです。息子君自身は、自分はバリトンからソプラノまでの音域で歌えると言ってますが、それはファルセット込みの話であって、すでに成人した男性であるので、歌う時にファルセットは使うべきではないというのが、Y先生の意見であって、ファルセットを使わないとなると、息子君は、極めて声域の狭いバリトンって事になるわけです。

 つまり息子君は(元ボーイソプラノという事もあって)今までファルセットを多用して歌っていたので、全然高音の発声が出来ない人になっています。具体的に言えば、E♭を超えると、無意識にファルセットになってしまうのです。ですから、まずはファルセットを封じて、高音発声の練習をしてみないと、どれだけ高音が伸びてくるのか、つまり、バリトンになるのか、テノールになるのか、その判別が付かないってわけです。

 でも、合唱団で歌うなら、息子君の発声って正解なんだよね。多くの合唱団では、どんな声域であっても、張りのある高音って、原則、ダメなんだよね。張った声は合唱を壊す…って言われちゃうわけで、高音は上品にファルセットで出すのが普通というか、奨励されている合唱団も多いわけで、そこらへんに合唱歌いと独唱歌手の発声の違いがあるのかもしれません。

 なので今後とも、高音はファルセットで…というやり方で、合唱バリトンとして歌っていくか、声楽修行をして、バリトンまたはテノールになるか、いっそファルセットを鍛えてカウンターテナーになるか…という道が彼には開けているのだそうです。

 私が息子君の年頃の時は、すでにテノール一択の道しかなくて、選択肢が無かった事を比べると、彼はなかなか恵まれているような気がします。ちなみに、親の欲目で見た場合、Y先生の指導で出した低音の声がかなり美声だったので、きちんと声楽修行をして、バリトンになるのが一番いいんじゃないかなって思ってますが、本人はどう考えているのかな? 親子と言えども、別人格なので、そこまでは分かりません。

 息子君の話を書いているうちに、記事が長くなってしまいました。私のレッスンの話は…ええい、やむをえない、次回まわしだ!

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2019年1月 7日 (月)

水車小屋は中声で決定(涙)!

 さて、本日より通常運転に戻ります。話は、昨年の最後の声楽レッスンの話になります。

 と言う訳で、声楽のレッスンに行ってきました。まずは懸案のシューベルトの『美しき水車小屋の娘』を学ぶ際の楽譜問題について、先生と相談して決定しました。

 そもそも、日本版の楽譜が絶版状態にあり、なんとか入手できた日本版の楽譜は原調版(つまり高声版)だった事もあり、私がそれで歌う事について、Y先生が少し悩まれた事もあり、使用楽譜の決定を先延ばしにしていたのですが、結局、楽譜は中声版を使うという事で決定しました。

 理由は2つ。一つは原調版は音程が高い事(そりゃそうだ)。二つ目は初めてまともにドイツリートを学ぶわけで、当初は音楽よりもドイツ語に苦労する事が見えているので、まずは言葉に注意が行き届くように、音楽的には苦労のない音域で歌ってもらいたいという事…です。

 実際、大抵の楽譜の場合、高声版と中声版の違いって、せいぜい全音程度(カラオケ的に言えば“-2”程度です)の違いしかありません。だから、本来、さほどそれらの違いを気にする必要はないのかもしれません。もちろん、曲によって3度ほど低くなっている曲(つまり“-4”)とか、もう少し低くなっている曲もたまにある一方で、まったく違わない(つまり原調のまま)の曲もあります。なので、本来的には、高声版であるとか中声版であるとか、こだわる事は間違っているのかもしれません。

 むしろ、その歌手の声質とか、歌う目的とかで、もっと柔軟に楽譜を選んでも良いのかもしれません。

 先生的には、高音A(高声版になると一曲だけ出てきます)を避けたかったので、高声版ではなく中声版を選択されたのだろうと思いますが、私的には、中声版になると低音Bが出てくるので、それがちょっと心配です。低音Bはテノールの音域よりも下の音だし、実際、私、低い音って、高い音以上に苦手だからなあ…。

 ま、それはともかく、先生が中声版でレッスンをしましょうと決めた以上、私はそれに従います。

 で、ここからはレッスン後の話になるのですが、じゃあ、楽譜を購入しましょうという事になりました。シューベルトの曲は、著作権がとっくの昔に切れているので、ネットに転がっている無料楽譜を使っても、全然問題はないのでしょうが、リアルな楽譜を購入することで、少しでも音楽業界にお金を落とせたらいいなあというオトナの気持ちで、楽譜を購入する事にしました。

 選択肢は3つになりました。

1)ベーレンライター社の最新版の『美しき水車小屋の娘』

 今、一番新しい楽譜なので、学術的にも最新だろうし、ベーレンライター社の楽譜はとても見やすいのが特徴です。欠点は、高価な点でしょう。3000円ほどして、水車小屋しか収録されていません。

2)ペータース社の新版の『シューベルト歌曲集1』

 これは、かの大歌手である、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウが編集した楽譜です。かなり彼の手が入っているそうで、私達がイメージするシューベルトの曲とは、あれこれ細かく違っているそうです。おそらく、彼の晩年の歌唱は、この楽譜に基づいて歌われているんでしょうね。内容的には、3大歌曲集がまとめられていて、お値段は4000円弱です。ベーレンライターの楽譜と比べると、かなりお得感があります。

3)ペータース社の通常版の『シューベルト歌曲集1』

 これはフリートレンダー氏の編集で、初版がいつかは明記されていないので分かりませんが、かなり古い楽譜です。Y先生曰く、プロの皆さんが使っているのは、たいていこの楽譜で、この楽譜は比較的、歌詞の間違い、音符の間違いが少ないのだそうです。ま、版を重ねるうちに、間違いも訂正され尽くしたって感じなのでしょうね。お値段的には5000円程度か…。私が買った時は8500円したのになあ(涙)。まあ、輸入本は時期で値段が変わるので仕方ないか。この楽譜は、3大歌曲集の他に、有名どころの単品の歌曲が33曲も収録されています。ある意味、一番コストパフォーマンスが高い楽譜と言えます。

 で、私がどれを購入したのかと言えば、すでにお分かりでしょうが、3)のペータース(フリートレンダー編集)です。一番、初期投資がかかるのだけれど(お財布的に痛いです:笑)。でも勉強するなら、業界的に標準的な楽譜で勉強するのが一番ですからね。

 うむ、楽譜の話をしていたら、レッスンの内容に入れませんでした。すいません。

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